JPS6157642A - 耐熱性樹脂組成物 - Google Patents

耐熱性樹脂組成物

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JPS6157642A
JPS6157642A JP16372084A JP16372084A JPS6157642A JP S6157642 A JPS6157642 A JP S6157642A JP 16372084 A JP16372084 A JP 16372084A JP 16372084 A JP16372084 A JP 16372084A JP S6157642 A JPS6157642 A JP S6157642A
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polymer
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Kiyotaka Saito
清高 斉藤
Tetsuji Miura
三浦 哲二
Koichi Sato
孝一 佐藤
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は耐熱性、耐衝撃性かつ剛性にすぐれた熱可塑性
樹脂組成物に関するものであシ、本発明組成物は自動車
部品、電気、電子部品、事務用機器等に好ましく用いる
ことができる。
(従来の技術) 従来から芳香族ビニル単量体、不飽和ジカルボン酸無水
物、およびその他のビニル単量体からなる共重合体とガ
ラス繊維からなる組成物が知られている(特開昭48−
88189)。
これら不飽和ジカルボン酸無水物を共重合した共重合体
とガラス繊維との組成物は、共重合体連鎖中に不飽和ジ
カルボン酸無水物に起因する酸無水物基が存在するため
に、高温時の水に対しては勿論のこと、熱に対しても化
学変化を起こし分解しやすく射出又は押出加工する際に
著しい制約を受け、また加工品を水又は水蒸気に接触さ
せたフ、高温下にさらしたシする場合、機械的物性、特
に衝撃強度の低下を引き起す欠点があ′つた。
また、米国特許第3.632.791号明細書には芳香
族ビニル単量体40〜95Tfc量係、マレイミド5〜
25重3%およびその他の単量体O〜35″M量チの共
重合体とガラス繊維との組成物が開示されている。しか
しながらこのような組成物にあってはマレイミド含量が
低いためガラス繊維表面における共重合体との親和量が
低いためガラス繊維表面における共重合体との親和性が
十分でなく、耐熱性および耐衝撃性が不足する欠点があ
る。
(発明が解決しようとする間層点) 本発明はかかる欠点を解決すべく研究を重ねた結果、不
飽和ジカルボン酸イミド誘導体及びグラフト共重合体を
必須成分とする熱可塑性樹脂にガラス繊維を混合するこ
とにより、耐熱性、剛性にすぐれた組成物が得られしか
も イミド化共重合体中に不飽和ジカルがン酸無水物単量体
残基2〜20重i%含有させることによシ広い範囲のマ
レイミド含量においてガラス繊維との親和性が著しく向
上し耐衝撃性、耐熱水性にすぐれたガラス繊維強化熱可
塑性樹脂組成物を見出すことに成功した。また、ガラス
繊維以外にもカーボン繊維、アラミド繊維についても同
様の効果がみられさらに予期しなかつ本発明は 、 A成分:ゴム状重合体0〜40重it ’X’ 、
芳香族ビニル単量体残基30〜80重量%、不飽和ジカ
ルぎン酸イミド誘導体残基10〜70重量%、不飽和シ
カルーCン酸無水物単量体残基2〜20を量%、及びこ
れらと共重合可能なビニル単量体残基0〜40!:tt
sからなるイミド化共重合体10〜80重量部と ↓ B成分:コ°ム状重合体10〜70重量%、芳香族ビニ
ル単量体残基30〜80重量%、シアン化ビニル単量体
残基0〜40重fIkチ及びこれらと共重合可能なビニ
ル単量体残基0〜40重量%からなるグラフト共重合体
10〜90ii量部と゛ C成分:A成分及びB成分以外の熱可塑性樹脂0〜80
重量部を含有してなる熱可塑性樹脂50〜97重量%と D成分ニガラス繊維3〜50it’%からなるがラス繊
維強化熱可塑性樹脂組成物である。
ますA成分のイミド化共重合体およびその製法を説明す
る。
A成分共重合体の製法としては、第1の製法として必要
ならゴム状重合体の存在下、芳香族ビニル単f#、、不
飽和ジカル?ン酸イミド誘導体、不飽和ジカルぎン酸無
水物単量体、及びこれらと共重合可能なビニル単量体混
合物を共重合させる方法、第2の製法として必要ならゴ
ム状重合体の存在下、芳香族ビニル単量体、不飽和ジカ
ルボン酸無水物及びこれらと共重合可能なビニル単量体
混合物を共重合させた重合体に該重合体中の酸無水物基
に対し0.98〜0.80モル・当量のアンモニア及び
/又は第1級アミン−6−反応させて酸無水物基の一部
をイミド基に変換させる方法が挙げられ、いずれの方法
によってもイミド化共重合体を得ることができる。
A成分共重合体第1の製法に使用される芳香族ビニル単
量体としてはスチレン、α−メチルスチνン、ビニルト
ルエン、t−プチルス4チレン、クロロスチレン等のス
チレン単量体およびその置換単量体であシ、これらの中
でスチレンが特に好ましい。
不飽和ジカル?ン酸イミド誘導体としてはマレイミド、
N−メチルマレイミド、N−プチルマレイミ ド、N−
フェニルマレイミド、N−メチルフェニルマレイミド、
N−ヒドロキシフェニルマレイミド、N−メトキシフェ
ニルマレイミド、N−クロロフェニルマレイミド、N−
カルボキシフェニルマレイミド、N−ニトロフェニルマ
レイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−イング
ロビルマレイミド等のマレイミド誘導体、N−メチルイ
タコン酸イミド、N−フェニルイタコン酸イミド等のイ
タコン酸イミド誘導体等が挙げられ、これらの中でN−
フェニルマレイミドが特に好ましい。
不飽和ジカルボン酸無水物としては、マレイン酸、イタ
コン酸、シトラコン酸、アコニット酸等の無水物があ)
、マレイン酸無水物が蝉に好ましい。
またこれらと共重合可能なビニル単量体としては、アク
リロニトリル、メタクリロニトリル、α−クロロアクリ
ロニトリル等のシアン化ビニル単量体、メチルアクリル
酸エステル、エチルアクリル酸エステル等のアクリル酸
エステル単量体、メチルメタクリル酸エステル、エチル
メタクリル酸エステル等のメタクリル酸エステル単量体
、アクリル酸、メタクリル酸等のビニルカルボン酸型量
体、アクリル酸アミド、メタクリル酸アミド等があって
これらの中でアクリロニトリル、メタクリル酸エステル
、アクリル酸、メタクリル酸などの単量体が好ましい。
・ また第2の製法に使用される芳香族ビニル単量体、
不飽和ジカルがン酸無水物及びこれらと共重合可能なビ
ニル単量体は前記の第1の製法に使用されるものが使用
できる。
また、イミド化反応に用いるアンモニアや第1級アミン
は無水又は水溶液のいずれの状態であってもよく、また
第1級アミンの例としてメチルアミン、エチルアミン、
ブチルアミン、−シクロヘキシルアミン等のアルキルア
ミン、およびこれらのクロル又はブロム置換アルキルア
ミン、アニリン、トリルアミン、ナフチルアミン等の芳
香族アミンおよびクロル又はブロム置換アニリン等のハ
ロゲン置換芳香族アミンがあげられる。
さらに、イミド化反応を溶液状態又は懸濁状態で行なう
場合は、通常の反応容器、例えばオートクレーブなどを
用いるのが好ましく、塊状溶融状態で行なう場合は脱揮
装置の付いた押出機を用いてもよい。またイミド化する
際に触媒を存在させてもよく、例えば第3級アミン等が
好ましく用いられる。
イミド化反応の温度は、約80〜350℃であシ、好ま
しくは100〜300℃である。
80C未満の場合には反応速度が遅\、反応に長時間を
要し実用的でない。一方350℃を越える場合には重合
体の熱分解による物性低下釜き、たす。
酸無水物残基量の調整は酸無水物基に対して添加するア
ンモニア及び/又は第1級アミンのモル当量によって行
われる。
溶液状態でイミド化する場合の溶剤としては、アセトン
、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセ
トフェノン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミ
ド等が1)これらの中でメチルエチルケトン、メチルイ
ンブチルケトンが好ましい。非水性媒体中での懸濁状態
でイミド化する時の非水性媒体にはへブタン、ヘキサン
、ペンタン、オクタン、2−メチルペンタン、シクロ4
ンタン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素がある。
さらに第1ないし2の製法に用いられるがム状重合体と
してはブタジェン重合体、ブタジェンと共重合可能なビ
ニル単量体との共重合体、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、ブタジェ
ンと芳香族ビニルとのブロック共重合体、アクリル酸エ
ステル重合体およびアクリル酸エステルとこれと共重合
可能なビニル単量体との共重合体等が用いられる。
A成分共重合体は、コ゛ム状重合体O〜40重f%好ま
しくはO〜30重i%、芳香族ビニル単量体残基30〜
80重量%好ましくは40〜70重量%、不飽和ジカル
?ン酸イミド誘導体残基10〜70重i−チ好ましくは
3〜60ii量%、不飽和ジカルボン酸無水物単量体残
基2〜20”ttチ好ましくは2〜15重量%、および
これらと共重合可能なビニル単量体残基0〜40重量%
好ましくは0〜30重量%からなるイミド化共重合体で
あシ、ゴム状重合体の量が40]ii−%を超えると耐
熱性、成形性及び寸法安定性が損われる。芳香族ビニル
単量体残基の量が30重量%未満であると成形性及び寸
法安定性が損わ几、80重量%を超えると、衝撃強度及
び耐熱性が損われる。不飽和ジカル?ン酸イミド誘導体
残基の量が10重i′チ未満の場合は耐熱性改良の効果
が十分でなく、一方70重量%を越えると樹脂組成物が
もろくなシ成形性も著しく悪くなる。
不飽和ジカルボン酸無水物単量体残基の量が・2重tチ
未満の場合はガラス繊維との親和性に効果がみられず2
0重量%を越えると熱安定性及び耐熱水性が低下し好ま
しくない。これらと共重合可能なビニル単量体残基の量
が40重量%を超えると、寸法安定性及び耐熱性が損わ
れる。
次にB成分およびその製法について説明する。
B成分に用いられるデム状重合体は、ブタジェン単独又
はこれと共重合可能なビニル単量体よ)なる重合体、エ
チレン−プロピレン共重合体、エチレンーグロビレンー
ジエン共重合体おるいは、アクリル酸エステル単独又は
これと共重合可能ナビニル単量体よυなる重合体がある
B成分に用いられる芳香族ビニル単量体としてハ、スチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、t−ブチ
ルスチレン、クロロスチレン等のスチレン単量体および
その置換単量体でアシ、これらの中でスチレンおよびα
−メチルスチレンなどの単量体が特に好ましい。
シアン化ビニル単量体としては、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、α−クロロアクリロニトリル等があ
シ、特にアクリロニトリルが好ましい。またこれらと共
重合可能なビール単量体としては、メチルアクリル酸エ
ステル、エチルアクリル酸エステル、ブチルアクリル酸
エステル等のアクリル酸エステル、メチルメタクリル酸
エステル、エチルメタクリル酸エステル等のメタクリル
酸エステル単量体、アクリル酸、メタクリル酸等のビニ
ルカ酸型ン酸単量体、  1アクリル酸アミド、メタク
リル酸アミド等があげられる。これらの中でメチルメタ
クリル酸エステル、アクリル酸、メタクリル酸が特に好
ましい。
B成分のグラフト共重合体の製法は、ゴム状重合体10
〜70を量−存在下に芳香族ビニル単量体30〜80重
量%、シアン化ビニル単量体O〜40重i′チおよびこ
れらと共重合可能なビニル単量体0〜40重量係からな
る単量体混合物30〜90重量%をグラフト共重合して
得られる。重合は、公知のいずれの重合技術も採用可能
であって、例えば、懸濁重合、乳化重合の如き水性不均
一重合、塊状重合、溶液賞金および生成重合体の非溶媒
中での沈澱重合等がある。
ゴム粒径を制御しやすいという点から、特に乳化重合が
好ましい。
ざらにC成分として使用しうる熱可塑性樹脂は、A成分
であるイミド化共重合体及びB成分のグラフト共重合体
と相溶性の良好な樹脂であシ、例えば芳香族ビニル単量
体30〜90重量%、シアン化ビニル単量体O〜50M
*f6及びこれらと共重合可能なビニル単量体0〜50
重量%とからなる単量体混合物を共重合させた共重合体
、プリカーdeネート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリエチレンテレフタレート、6゜6−ナイロン、6−
ナイロン、12−ナイロン、ポリフェニレンオキシド、
スチレンをグラフト重合させたポリフェニレンオキシド
、及びポリフェニレンオキシド等が挙げられ、これら樹
脂の1種類以上の樹脂を使用することができる。
C成分に用いられる芳香族ビニル単量体としてはスチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、t−ブチル
スチレン、クロロスチレン等のスチレン単量体およびそ
の置換単量体であシ、これらの中でスチレンおよびα−
メチルスチレンが特に好゛ましい。
シアン化ビニル単量体としては、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、α−クロロアクリロニトリル等がメ
ジ、特にアクリロニトリルが好ましい。
これらと共重合可能なビニル単量体としては、メチルア
クリル酸エステル、エチルアクリル酸エステル、ブチル
アクリル酸エステル等のアクリル酸エステル単量体、メ
チルメタクリル酸エステル、エチルメタクリル酸エステ
ル等のメタクリル欲エステル単量体、アクリル酸、メタ
クリル酸等のビニルカルボン酸型量体、アクリル酸アミ
ド、メタクリル酸アミド、アセナフチレン、N−ビニル
カルバゾール、N−フルキル置換マレイミド、N−芳香
族置換マレイミド等があげられる。
また本発FAK、おいて人成分、B成分及びC成分の割
合は、A成分10〜80を1部、好ましくは20〜70
重量部、B成分10〜90重量部好ま・しくは20〜6
0ii部、C成分0〜80重量部好ましくは0〜60重
量部の範囲が採られる。人成分の割合が1011i一部
未満であると耐熱性向上の効果が十分でない。−万人成
分が5oft部を越えると衝撃強度が低下し成形性も悪
くなる。
またB成分の割合が10x量部未満であるとグラフト共
重合体による衝撃に対する補強効果が不足するため満足
な衝撃強度が得られない。
一方B成分の割合が90重量部を越えると耐熱性及び成
形性が損われる。
C成分の割合が80重量部を越えるとイミド化共重合体
の特徴である耐熱性がうすれる。
また本発明のD成分であるガラス繊維の含有量はA成分
、B成分及びC成分よシなる熱可塑性樹脂50〜97重
量−に対しD成分は3〜50を量%、好ましくは10〜
40iiiチである。D成分が3重量襲未満では得られ
る成形品の剛性及び寸法安定性が十分に改良されず50
重i%を越えると成形性が著しく損われる。
通常がラスta維強化組成物はガラス繊維の形状、表面
処理状態等によって物性が大きく変動する。本発明組成
物のガラス繊維にあっても繊維長は0,3瓢以上が好ま
しく、またアミノシラン、エポキシシラン等のシラン系
カップリング剤やチタン系カップリング剤等を使用する
こと     ゛ができる。
本発明の組成物は不飽和ジカルボン酸無水物単量体残基
を含有した不飽和ジカル?ン酸イミド誘導体を含む共重
合体が必須成分でちる熱可塑性相゛脂とガラス繊維を混
合したものであるが、その混合方法は特に制限がなく、
公知の手段を使用することができる。その手段として例
えばバンバリーミキサ−、タンブラ−ミキサー、混合ロ
ール、1軸又は2軸押出機等があげられる。
混合形態としては通常の溶融混合、マスターベレット等
を用いる多段階溶融混線、溶液中でのブレンド等により
組成物を得る方法がある。
また本発明の組成物にさらに安定剤、難燃剤、可塑剤、
滑剤、紫外線吸収剤、着色剤およびタルク、シリカ、ク
レー、マイカ、炭酸カルシウム等の充填剤などを添加す
ることも可能である。
(実施例) 実施例中の部、チはいずれも重量基準で表わした。
を重合させた共重合体をイミド化した 重合体の製造 攪拌機を備えたオートクレーブ中にスチレン100部、
及びメチルイソブチルケトン50部、小片状に切断し喪
ポリツタジエン24部を仕込み、系内を窒素ガスで置換
した後、室温で一昼夜攪拌しゴムをτ溶解させた。温度
を83℃に昇温後無水マレイン酸67部とベンゾイルパ
ーオキサイド0.2部、アゾビスイソブチロニトリル0
、2部をメチルイソブチルケトン400部に溶解した溶
液を8時間で添加した。添加後さらに3時間83℃に保
ち重合を完了させた。ここで得られた共重合体溶液に含
まれている無水マレイン酸に対し0.85モル轟重量ア
ニリン54.0部およびトリエチルアミン2部を加え1
40℃で7時間反応させた。脱気処理し得られたイミ酉
踵錨陀寵擲囚どす、る。重合体(4)の組成を第1表に
示した。
せた共重合体をイミド化した重合体 の製造 実験例(1)のスチレン100部の代わシにスチレン1
00部とアクリロニトリル17部を用い、無水マレイン
酸67部を50部にし、アニリン5’4.0部に代え4
0.3部用いた以外は実験例(1)と全く同じ操作を行
ないイミド化重合体を得た。
これを重合体(B)とする。
化した重合体の製造 実験例(1)のポリブタジェン及びアゾビスイソブチロ
ニトリルを使用しなかつ次以外は実験例(1)と全く同
じ操作を行ないイミド化重合体を得た。これを重合体(
Qとする。
攪拌機を備えたオートクレーブ中にスチレン100部、
及びメチルイソブチルケトン50部、小片状に切断した
ポリブタジェン24部を仕込み、系内を窒素ガスで置換
した後、室温で一昼夜攪拌しゴムを溶解させた。温度8
3℃に昇温後N−フェニルマレイミド85部、無水マレ
イン酸15部、ベンゾイルパーオキサイド0.2部及び
アゾビスイソブチロニトリル0,2部をメチルイソブチ
ルケトン400部に溶解した溶液を8時間で添加した以
外は実験例(1)と同じ操作を行ないイミド化重合体を
得た。これを重合体(至)とする。
2リプタジ工ンラテツクス80部(固形分50%、平均
粒径0.35 p、l”k含率90俤)、ステアリン酸
ソーダ1部、ソジウムホルムアルデヒドスルホキシレー
ト0.1部、テトラソジウムエチレンジアミンテトラア
セチックアシツド   l0603部、硫酸第1鉄0.
003部及び水200部を65℃に加熱し、これにアク
リロニトリル30%及びスチレン70チよりなる単量体
混合物60、部、t−ドデシルメルカグクン0.3部、
キュメンハイドロ/イーオキサイド0.2部を4時間で
連続添加し、さらに添加終了後65℃で2時間重合した
。重合率は96チであつ九。得られたラテックスに酸化
防止剤を添加した後、塩化カルシウムで凝固し、水洗、
乾燥後白色粉末状の重合体を得た。これをABSと表示
する。
実施例1 、  実験例(1)で得られた重合体(A)35部、実
験例(5)で得られたABS樹脂35部、5lIIII
長のガラス繊維30部をブレンドしこのブレンド物を3
0謀/脱揮装置スクリ5ニ一押出機によシ押出しペレッ
ト化した。
ブレンド物には0.2部のオクタデシル3−(3,5−
ジターシャリブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロ
ピオネート(酸化防止剤)を含有させた。このようにし
て得られた組成物の物性を測定し第2表に示し′;町−
0 実施例1において重合体囚に代え重合体(B)〜(ロ)
を用いた以外は実施例1と同様に行なった。
比較例1 実験例(1)で得られたスチレン−無水マレイン酸共重
合体をイミド化せずに用いた以外は同様ニ行すいN−フ
ェニルマレイミド残基を含有しない重合体を得た。この
重合体を■とする。
比較例2 実験例(1)で0.85モル機量のアニリン54,0部
に代え等当量のアニリン63.6部加えイミド化した以
外は同様に行ない無水マレイン酸残基を含有しない重合
体を得た。この重合体を(7)とする。
実施例5〜6 A成分として重合体A、B成分としてABS樹脂、C成
分としてAS樹脂(電気化学工業■製AS−8)、もし
くはポリカーボネート(奇人化成■製パンライ)K−1
300W)、D成分として5μs長のガラス繊維を用い
て実施例1と同様にして第2表の結果を得た。
なお物性の測定は下記の方法によった。
(1)ピカット軟化点(vsp):5Kf荷重テAsT
M’D−1525に準じた。
(2)衝撃強度:ノツチ付アイゾツト衝撃強度。
ASTMD−256に準じた。
(3)引張強度:人STMD−651に準じた。
(発明の効果) 本発明は前記のA成分とB成分及びC成分の混合した樹
脂とD成分であるガラスpRmとの組成物を用いること
によシ、耐熱性、剛性、耐熱水性、にすぐれ、しかも人
成分中に含まれる不飽和ソカル?ン酸無水物単量体残基
によるガラス繊維との親和性の向上により耐衝撃性にす
ぐれ、しかも成形加工性が良好なガラス繊維強化樹脂組
成物である。
特許出願人 電気化学工業株式会社 手続補正書 昭和60年 9月24日 特許庁長官  宇 賀 道 部 殿 1事件の表示 昭和59年特許願第163720号 2発明の名称 耐熱性樹脂組成物 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所  東京都千代田区有楽町1丁目4番1号明細書
の特許請求の範囲の栖及び発明の詳細な説明の榴 5補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙ゆとおり訂正する。
(2)  明細書第3頁第14行の「′(発明が解決し
だめの手段)」と訂正する。
(3)  明細薔第4頁第9行から第5頁第8行までの
記載を次のとおり訂正する。
「すなわち、本発明は、 A成分:ゴム状重合体0〜40重世%、芳香族ビニル単
量体残基30〜80重量%、不飽和ジカルゲ/酸イミド
誘導体残基10〜%からなるイミド化共重合体10〜8
0重量部、 B成分:ゴム状重合体10〜70重童%、芳香族ビニル
単量体残基30〜80重量%、シアン化ビニル単量体残
基0〜40重量%およびこれらの残基以外のビニル単量
体残基0〜40]ii−%からなるグラフト共重合体1
0〜90重量部および C成分:A成分及びB成分以外の熱可塑性樹脂0〜80
重量部 を含有してなる熱可塑性樹脂50〜97重量%と D成分ニガラス繊維3〜50重i% からなるガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物である。」 (4)  明m書第12頁第11〜12行の「これらと
共重合可能なビニル単量体としては」を「芳香族ビニル
単量体残基およびシアン化ビニル単量体残基以外のビニ
ル単量体残基を形成させるビニル単量体としては」と訂
正する。
特許請求の範囲 A成分:ゴム状重合体O〜40置火%、芳香族ビニル単
量体残基30〜80重量%、不飽和ジカルボン酸イミド
誘導体残基10〜70重it%、不飽和ジカルがン酸無
水物単量体残基2〜20重量%およびこれらの残基以外
のビニル単量体残基0〜40重量%からなるイミド化共
重合体10〜80重量部、 B成分:ゴム状重合体10〜70tft%、芳香族ビニ
ル単量体残基30〜80重量%、シアン化ビニル単量体
残基0〜40重量%およびこれらの残基以外のビニル単
量体残基O〜40iifr%からなるグラフト共重合体
10〜90重量部および C成分:A成分及びB成分以外の熱可塑性樹脂O〜80
重量°部 を含有してなる熱可塑性樹脂50〜97mfft%とD
成分ニガラス繊維3〜50重置火 からなるガラス繊維強化熱可塑性樹脂組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 A成分:ゴム状重合体0〜40重量%、芳香族ビニル単
    量体残基30〜80重量%、不飽和ジカルボン酸イミド
    誘導体残基10〜70重量%、不飽和ジカルボン酸無水
    物単量体残基2〜20重量%及びこれらと共重合可能な
    ビニル単量体残基0〜40重量%からなるイミド化共重
    合体10〜80重量部と B成分:ゴム状重合体10〜70重量%、芳香族ビニル
    単量体残基30〜80重量%、シアン化ビニル単量体残
    基0〜40重量%及びこれらと共重合可能なビニル単量
    体残基0〜40重量%からなるグラフト共重合体10〜
    90重量部と C成分:A成分及びB成分以外の熱可塑性樹脂0〜80
    重量部を含有してなる熱可塑性樹脂50〜97重量%と D成分:ガラス繊維3〜50重量%からなるガラス繊維
    強化熱可塑性樹脂組成物。
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