JPS6147081B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6147081B2
JPS6147081B2 JP58026727A JP2672783A JPS6147081B2 JP S6147081 B2 JPS6147081 B2 JP S6147081B2 JP 58026727 A JP58026727 A JP 58026727A JP 2672783 A JP2672783 A JP 2672783A JP S6147081 B2 JPS6147081 B2 JP S6147081B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
sole
shoe sole
design
resin material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58026727A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59151903A (ja
Inventor
Toshio Suma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASHITSUKUSU KK
Original Assignee
ASHITSUKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASHITSUKUSU KK filed Critical ASHITSUKUSU KK
Priority to JP58026727A priority Critical patent/JPS59151903A/ja
Publication of JPS59151903A publication Critical patent/JPS59151903A/ja
Publication of JPS6147081B2 publication Critical patent/JPS6147081B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 従来から製造されている、靴底殊に運動靴底
は、地面や床面等と接するその接地面等側が耐摩
耗性及び滑り止め作用がよく、かつまたその上面
側は軽量であつてかつ弾性が良好であることが要
請されていた。
従来の靴底は前述の要請を充足するために、既
発泡であつてかつ軽量で弾性の良好な気泡ゴム体
若しくは気泡樹脂体と既架橋であつてかつ耐摩耗
性のよい充実ゴム体を接着剤で結合した靴底、或
いは未加橋未発泡であつて軽量かつ弾性の良好な
気泡性ゴム若しくは樹脂材と未加橋の充実ゴム若
しくは未加橋未発泡であつて耐摩耗性が良好とな
る気泡性ゴム材を、靴底用の成形型内で加熱・加
圧・加硫若しくは加圧反応等して一体的に成形し
た靴底を製造しようと試みられた。前述の従来の
靴底の製造法例えば既発泡の気泡体と既加硫の充
実ゴム体を接着結合した靴底は、それぞれ別個に
加熱加圧・発泡成形した後これらの結合面を接着
剤で塗布した後加圧結合し、その後所望の靴底形
状に切削成形するものであるから手数がかかりコ
スト高となつていた。同じく未加硫のゴム体材と
未加硫未発泡の気泡性ゴム材若しくは異質(異な
る発泡率の配合でなる)の複数個の未加硫未発泡
性ゴム材を同じく成形型内に納入して密閉し一体
的に加熱加圧加硫発泡若しくは加熱発泡等して、
一体的に結合成形しようとするものである、然る
にそれぞれの底部材はその発泡率、発泡圧等の発
泡条件が異なるので発泡後は所望靴底形状と異な
り極めて外観体裁の劣るものに成形され、或いは
複数個の層が入り乱れて外観体裁の劣るものに成
形されいずれも商品価値の劣るものでありかつま
た前述の従来品の靴底はいずれも靴底の側面に意
匠を施すこともできず、附加価値の高い靴の提供
に寄与することができなかつた。
更に前記述の靴底の製造法に代えて、所望の靴
底形状及び底面意匠を備えた凹みを備えた下型と
上型等内に未加硫未発泡のゴム材とその上に既発
泡の熱可塑性の気泡樹脂体材を納め入れ、加熱及
び加圧を伴う成形型によつて、前記未加硫のゴム
材が前記凹みの底面の凹凸に意匠に対応して前記
ゴム材がその上方の前記気泡樹脂体材に喰い込み
結合しかつ該気泡樹脂体材がEVA気泡体の如き
熱可塑性の良好なものであることによつてその上
面、底面及び側面が熱と圧力によつて所望の靴底
形状及び意匠模様等を備えた靴底を製造しようと
試みられた。(例えば昭和56年特許願第205816号
の発明)前記の靴底の製造法によれば靴底の成形
型内に薄い未架橋のゴム材若しくは未加橋、未発
泡の気泡性ゴム若しくは気泡性樹脂材及びその上
に厚い既発泡の既架橋の気泡樹脂材を供給した
後、一挙にこれら供給材料を一体的に成形するも
のであるから手数は著しく軽減されかつ外側の一
部に装飾模様が表現され外観体裁を向上た靴底を
得ることができるが、成形型内で上方の既架橋部
材が気泡性であるため下方の未架橋の部材を充分
強く押圧できずに上型の凹部にならつて中間底形
に成形されるに過ぎないので、下方の未加橋の部
材はその底面(接地面)側に所望の靴底の意匠
(特に滑りの凹凸意匠)を鮮明に彫刻できないし
また上方の部材と下方の部材が所定の厚味となら
ずかつ両部材の結合面が入り乱られて即ちこれら
の外観体裁を損うのみならず特に上方の部材の所
定部位が充分な緩衝作用を奏効しないし靴底の可
撓性をよく果し得ないおそれがある。
本発明の靴底の製造方法は前述の靴底の製造法
の欠陥である上部底と下部底が特に上部底の厚味
がより広大に占有せしめて充分な緩衝作用を奏す
るのみならず、靴底の可撓性をよくしかつ靴底の
接地面の意匠を明確にできるように、下底の上面
若しくは上面側の凹部内に靴底の接地面の意匠
(凹部と凸部)を形成しかつ著型の下面側に前記
下型の接地面の意匠(凹部と凸部)に対応しかつ
噛み合う意匠(凸部と凹部)を設け該下蓋両型の
意匠の間に靴底の下部底となる未架橋の下部底材
を納入して下部底材を加熱加圧して架橋し述しく
は、架橋前の未だ幾分粘着性を帯びている状態に
した後、上部底となる既架橋の上部底材を納入し
上部底形の凹部をもつ上型と下型間に上部底材と
下部底材とを一体的に結合するものであつて、極
めて外観体裁が良好であり緩衝作用及び可撓性も
よいので覆心地も良好な運動靴用の靴底の提供に
寄与することができる。
前述の的を達成することができる本発明の靴底
の製造法を図面に従つて説明するとつぎのとおり
である。
先ず本発明の靴底の製造法は、第1図乃至
で示すようにやや厚層の上部底材としての既発泡
のEVAやRBの如き熱可塑性の気泡樹脂体材aや
第1図で示されているようにやや薄層の下部底
材としての未加橋のゴム材若しくは熱可塑性樹脂
材または未架橋、未発泡の気泡性ゴム材若しくは
気泡性樹脂材b′を準備する。これら上部底材とし
ての既発泡の熱可塑性気泡樹脂体材a′及び未架橋
の気泡性樹脂材b′は靴底の外側周形状に截断形成
する。
本発明の靴底の製造法は、第2図,及び第
3図,で示すような上型3、蓄型2及び下型
1或いは下型1、蓄型2、左右の中型4,4及び
上型3からなる成形型Aを用いる。先づ第2図
及び第3図Iで示すように、下方より上面5若し
くは上面側の凹部5′内に靴底Bの下部底12の
接地面状の意匠13に対応する意匠7を靴底Bの
外側周形状に配列形成した下型1、略平坦状であ
つて下面側に該下型1の上面5若しくは上面側の
凹部5′内に形成した意匠7に対応して該意匠7
に噛み合う意匠7′を靴底Bの外側周形状に配列
形成した蓋型2、及び靴底Bの上面底11部材状
でかつ靴底Bの外側周形状に形成にした凹部6を
備えた上型3を有している。
従つて先ず前記成形型Aを用いる本実施例の靴
底Bの製造法は、第6図I乃至Vで示しているよ
うに、先ず前記成形型Aの下型1の上面5の若し
くは上面側の凹部5′内の靴底Bの接地面状の意
匠13にならう意匠7上に、同じく靴底Bの下部
底12部材である。やや薄層の未架橋のゴム材若
しくは熱可塑性樹脂材または未架橋未発泡の気泡
性ゴム材若しくは気泡性の熱可塑性樹脂材等b′を
納入し、該気泡性の熱可塑性樹脂材を納入した下
型1を蓋型2で覆閉し、加熱加圧し、これら下型
1と蓋型2で密閉された前記気泡性の熱可塑性樹
脂材等b′を前記蓋型2の下面側の意匠7′とこれ
に対応する下型1の意匠7等の凹凸部で挾圧され
て靴底Bの下部底12の接地面状の意匠13の凹
凸部状に架橋し若しくは架橋前の未だ幾分粘着性
を帯びている状態となし、その状態となし、その
状態等の後に前記蓋型2を上型1上から除去す
る。このようにし架橋し若しくは架橋前の未だ幾
分粘着性を帯びている気泡性の熱可塑性樹脂材等
b′は、対応する下型1の意匠7と蓋型2の意匠
7′によつて加熱されながら挟圧されることによ
つてその上下両面殊に下面側に所望の靴底Bの接
地面状の意匠13の凹凸部を確実かつ鮮明に形成
することができるので靴底Bの外観体裁を損わな
いのみならず靴底Bの下部底11の接地面側の滑
り止め作用を有効に奏する接地面状の意匠を形成
できる。この場合該下型1は、その上面側の凹武
5′に設けた意匠7の配列部位以外の一隅に透孔
若しくは不透孔10′を形成し、他方蓋型2は前
記下型1の透孔若しくは不透孔10′内に挿嵌す
るノツク10を突設している、従つて蓋型2で下
型1を覆閉するとき蓋型2のノツク10を下型1
の透孔若しくは不透孔10′内に挿嵌して蓋型2
と下型1の結合を緊密にできる。また更に前記蓋
型2と下型1は、第4図で示すように、それぞ
れの長手方向(靴底Bの前後方向に添う方向)の
端部に設けた低位段状部9′,9′に別個に設けた
断面コ字状の挟持部品9,9でもつて嵌合結合さ
れれば前述の両型1,2の結合をより強固にし前
述の未架橋未発泡の気泡性の熱可塑性樹脂材bを
所望の架橋若しくは架橋前に未だ幾分粘着性を帯
びている状態をよりスムーズにでき得る。
次に前下型1とこれを覆閉している蓋型2の結
合を強化していた挟持部品9,9をこれら蓋型2
の下型1から取り除きかつ次に蓋型2を前記下型
1上から取り除き、前記下型1上の気泡性の熱可
塑性樹脂材等b′上に予め該気泡性の熱可塑性樹脂
材b′との結合面に接着剤等を塗布付着せしめた靴
底Bの上部底11となるやや厚層の既架橋既発泡
のEVA若しくはRBの如き熱可塑性樹脂材aを納
入し、これら下型1と気泡性の熱可塑性の樹脂材
b′及び熱可塑性樹脂体材aを上型3で覆閉して加
熱加圧する。この場合加熱温度は最初の靴底Bの
下部材12となる気泡性の熱可塑性樹脂材等b′を
加熱する温度と略同じ程度の摂氏100度乃至200度
でもよいが加熱時間は気泡性の熱可塑性樹脂材等
b′を加熱する時間約5分乃至10分より少ない約5
分以下時間で加圧すればよい。このとき上型3と
下型1で密閉され加熱し加圧されている前述の熱
可塑性樹脂材aは、EVA若しくはRBの如き熱で
軟化し易いものであるから既発泡既架橋のもので
あつて前記上型3の下面側に形成している靴底B
の上部底11の外周形状にしたがつて成形される
と共に下方に押圧されて前述の気泡性の熱可塑性
樹脂材b′の上面側の凹み14内にも嵌入しかつ結
合面に塗布付着せしめている接着剤及び/または
気泡性の熱可塑性樹脂材bが架橋前の未だ幾分粘
着性を帯びている状態であつたこと相まつて、該
気泡性の熱可塑性樹脂材b′と強固かつ一体的に結
合する。その後、上型3と下型1内において既架
橋発泡の熱可塑性樹脂材aが靴底Bにおける厚い
層となる上面底11部を成形し同じく気泡性の熱可
塑性樹脂材bが靴底Bにおける薄い層であつてか
つ接地面状の意匠13をもつ下部底12部を形成
しかつこれら上部底11部と下部底12が一体的
に結合しかつ下部底12の接地面側に接地面状の
意匠13を備えた靴底Bが架橋成形される。その
後前記成形型Aの下型1及び上型3を冷却し、そ
の後に前記下型1を覆閉している上型3を取り除
き下型1内より第8図及びで示されているよ
うな前記靴底Bを型出しする。このとき成形型A
の下型1とこれを覆閉した上型3は第2図及び
第3図で示されているように前記蓋型2と同様
に前記下型1の上面側における意匠7の形成部辺
を除く一隅に設けた透孔若しくは不透孔10′:
10′内に嵌入されるノツク10,10を設けて
おり、前記下型1の透孔若しくは不透孔9′,
9′内に前記上型3のノツク10,10を嵌入し
上下両型1と3を強固に結合できる。更に前記上
型3は、第4図及びで示されているように、
それぞれの長手方向(靴底Bの前後方向に添う方
向)の両端部辺に前記下型1及び蓋型2に設けた
底位段状部9′,9と同様の低位段状部9′,9′
を設けているので、同じく別個に形成しているコ
字状の挾持部品9,9でもつて、これら上型3と
下型1のそれぞれの低位段状部9,9を嵌合固定
し前記上下両型1と3の結合をより強化できる。
前記成形型Aの上型3、蓋型2、下型1及び挾持
部品9,9では、例えば下型1の凹部5′若しく
は上型3の凹部6の内側壁等に記号若しくは文字
の如き商標或いは装飾意匠14を形成するための
凹凸のある彫刻8を設けると下型1を覆閉した上
型3を取り除く場合該上型3の彫刻8の凸部によ
り若しくは凹部内に入つた気泡性の熱可塑性樹脂
材等bの成型物により前記上型3を取り除き難い
場合がある。
このため、上型3は、第2図、第3図、第5
図乃至及び第7図で示すように、靴底Bにお
ける商標若しくは装飾模様14を表示すべき部位
と対応する部辺例えば後方の踵部辺若しくは踵後
方部から土踏まず部に達する外側辺をカツト
3′,3′し該カツト3′,3′に相当するスペース
と凹部6の一部6′と該凹部6の一部の内側壁に
前記靴底Bの装飾模様14を形成する凹凸の意匠
8を形成した側型4,4と組合せ形成して用いれ
ばよい。該上型3とこれに組合される側型4,4
は、最初の実施例において、下型1の上面5上若
しくは上面側の凹部5′内の架橋若しくは架橋前
の未だ幾分粘着性を帯びている気泡性の熱可塑性
樹脂材bを上型3で覆開した後、更に側型4,4
を横方向にスライドさせて上型8に合致せしめれ
ばよい。このとき該側型4,4は最初の上型3と
同じようにノツク10をその下面側における凹部
6の一部b′を設けて該側型4,4のノツク10,
10を下型1の透孔若しくは不透孔10′内に嵌
入しまた一方前記上型3の低位段状部9に連なる
低位段状部9′,9を設けこれら低位段状部9′,
9′を前記挾持部品9,9で嵌合固定した後、最
初の実施例の靴底Bの製造法と略同一の加熱温度
で略同一時間加圧すればよい、その加熱加圧後に
挾持部品9,9を取り除き側型4,4を横方向に
スライドさせて取り除く、この場合側型4,4は
上型3と同じ上方に取り除かないので靴底Bの装
飾模様等14の凸部若しくは凹部によつて取外し
損われることがない。次に上型3を取り除き下型
1の上面5若しくは上面側の凹部内から上部底1
1部分と下部底2部分が一体的成型しかつ上部底
部11の踵部辺若しくは踵部から不踏部に至る部
辺の外側辺所望装飾模様14を表現した靴底Bを
型出しすることができる。前記靴底Aは従来品の
靴底と異なり靴底の表地面の凹凸の意匠13が鮮
明かつ適確に表現され外観体裁がすこぶる良好で
あるのみならず運動靴底として最も重要な一つで
ある滑り止めが充分作用できるのみならず下部底
12部分の上面側の凹部内にも緩衝性のよい
EVA若しくはRB等でなる上面底11部品が喰込
み結合するので緩衝性を高めかつ両部品の結合が
より強固となる等数多く効果作用を備えた靴底の
提供寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至は本発明の製造法で使用される
靴底部材であつて、及至は既架橋の熱可塑性
気泡樹脂体材の横断面略図の例示であり、は同
じく未架橋未発泡の気泡性の熱可塑性樹脂材の横
断略図である。第2図及びは本発明の製造法
で使用する成形型の横断面略図の例示であつて、
は最初の実施例に用いられる上型、蓋型及び下
型の略図であり、は同じく他の実施例に用いら
れる上型、側型及び下型の略図である。第3図
及びは同じく成形型の平面略図の例示であつ
て、は最初の実施例に用いられる下面側を示す
上型と蓄型及び上面側を示す下型であり、は同
じく他の実施例に用いられる下面側を示す上型と
側型及び上面側を示す下型である。第4図乃至
は、最初の実施例で用いられる成形型の全体略
図の例示であつてかつ下型上に上下両底部材を納
入しこれを上型で覆閉した状態の略図の例示であ
つてはその斜面略図であり、及びは同じく
下型上に下部底用の底部材を納付し、これを蓋型
で覆閉した状態のものの正面略図の例示である。
第5図乃至は他の実施例で用いられる成形型
の全体略図の例示であつて、は下型上に上下両
底部材を納入しこれを上型と両側型で覆閉した状
態の斜面略図であり、及びは同じ正面略図の
例示である。第6図乃至は本発明の製造法に
係る最初の実施例の工程を示す横断面略図の例示
である第7図は本発明の製造法に係る他の実施例
の横断面略図である。第8図乃至は本発明の
製造法で製造された靴底の例示であつて、及び
は最初の実施に係るものであり、及びは他
の実施例に係るものである。 図面の符号 A…成形型、B…靴底、a…既架
橋の熱可塑性樹脂体材、b,b′…未架橋の気泡性
の熱可塑性樹脂材等、1…下型、2…蓋型、3…
上型、4…側型、5…上面、5,6,14…凹
部、7,7′,8,13…意匠、9…挾持品、
9′…低位段状部、10…ノツク、10′…透孔若
しくは不透孔、11…上部底、12…下部底。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上部底と下部底とを靴底用の成形型内で一体
    的な靴底に成形する靴底の製造法に係り、下部底
    形でかつ上面5に靴底Bの接地面状の意匠13に
    対応する意匠7を形成した下型1の前記上面5上
    にやや薄層の未架橋のゴム材若しくは熱可塑性樹
    脂材或いは未加橋未発泡の気泡性のゴム材若しく
    は気泡性の熱可塑性樹脂材b′等を納入し、該気泡
    性の熱可塑性樹脂材等b′を納入した下型1を該下
    型1の上面5に形成した靴底Bの接地面状の意匠
    13に対応する意匠7に噛合する意匠7′を形成
    した蓋型2で覆型2で覆閉した後に加熱加圧し、
    前記気泡性の熱可塑性樹脂材等b′を架橋し若しく
    は架橋前の未だ幾分粘着性を帯びている状態とな
    しかつ下面に靴底Bの下部底12の接地面状の意
    匠13を形成し、その後に前記下型1の上面5上
    の架橋若しくは架橋前の未だ幾分粘着性を帯びて
    いる状態でかつ上面側に凹部15を形成した気泡
    性の熱可塑性樹脂材等b上に予め該気泡性の熱可
    塑性樹脂材等b′との結合面に適宜の接着剤を塗布
    した既架橋既発泡のEVA若しくはRBの如き熱可
    塑性のやや厚層の気泡樹脂体材aを載置し、これ
    ら下型1等を前記靴底Bの上部底11状に形成し
    た凹部6をもつた上型3で被覆し、再び加熱加圧
    し、前記気泡性の熱可塑性樹脂材等bの上面側の
    凹部15内に気泡樹脂体材aの下面の一部が喰い
    込むようにしてこれら熱可塑性樹脂材等bと気泡
    樹脂体材aとが一体的に結合した後、前記上型3
    と下型1を冷却し、その後上型3を除却し、下型
    1の上面5上から上部底11と下部底12が一体
    的に結合しかつ該下部底12の下面側に接地面状
    の意匠13を形成して成る靴底Bを成形すること
    を特徴とする靴底の製造法。 2 成形型Aの前記上型3は、その凹部6の内面
    側に靴底の外側面側における記号若しくは文字等
    の如き商標または模様等の装飾意匠を表示すべき
    個所と対応する部位に彫刻8を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の靴底の製造
    法。 3 前記成形型Aの上型3は、靴底Bの側面側と
    対応する内面側における主として踵部辺若しくは
    不踏部から踵部にわたる部辺を横方向にスライド
    して取着取外しできかつ深い凹部6の一部6′を
    形成しかつその内面壁に靴底Bの商標若しく装飾
    意匠14を形成する彫刻8を備えた別部材でなる
    側壁4,4を組合せてなることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項または2項記載の靴底の製造
    法。 4 前記成形型Aの各型1,2,3及び4,4は
    その靴底の前後方向即ちその長手方向の端部辺に
    低位段状部9′を成形したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の
    靴底の製造法。 5 前記下型1、蓋型2、上型3及び左右の側型
    4,4はその長手方向の端部辺に設け各低位段状
    部9′を嵌合する別部材の固定枠9,9で嵌合さ
    れることを特徴とする、特許請求の範囲第1項乃
    至第4項のいずれかに記載の靴底の製造法。 6 前記下型1はその上面側の凹部5′内に靴底
    Bの下部底12の接地面状の意匠13と対応する
    意匠7を形成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の靴底の製
    造法。
JP58026727A 1983-02-19 1983-02-19 靴底の製造法 Granted JPS59151903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58026727A JPS59151903A (ja) 1983-02-19 1983-02-19 靴底の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58026727A JPS59151903A (ja) 1983-02-19 1983-02-19 靴底の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59151903A JPS59151903A (ja) 1984-08-30
JPS6147081B2 true JPS6147081B2 (ja) 1986-10-17

Family

ID=12201350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58026727A Granted JPS59151903A (ja) 1983-02-19 1983-02-19 靴底の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59151903A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1204662B (it) * 1987-05-29 1989-03-10 Armenak Moumdjian Soletta a camera pneumatica per calzature,stampo e metodo di formatura relativi
JPH07163407A (ja) * 1993-12-14 1995-06-27 Asics Corp 運動靴底の製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59151903A (ja) 1984-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4694589A (en) Elastomeric shoe innersole
US2383117A (en) Treaded shoe sole and heel
JP2007275275A (ja) 靴及び靴の製造方法。
GB2057964A (en) Producing padded wearable articles
JPS6147081B2 (ja)
JPS6057843B2 (ja) 靴底の製造法
US20020178612A1 (en) Shoe
JPH05123204A (ja) カツプソール形状を有する靴底及びその製造方法
JPH0810006A (ja) 靴の中敷及びその製造方法
TWI779857B (zh) 鞋底製作方法及其模具
KR102607525B1 (ko) 두개의 상부금형을 갖는 성형장치를 이용한 일체형 신발창 제조방법
CN213820073U (zh) 一种鞋底及鞋
KR200317603Y1 (ko) 에어쿠션층을 갖는 신발창
CN214207371U (zh) 一种半包膜鞋及其制造模具
US2983643A (en) Rubber lamina, with surface adapted to be adhered to another surface by adhesive
JPH0636725Y2 (ja) 安全靴
JPS634402Y2 (ja)
JP2935265B2 (ja) 靴底、該靴底を用いた靴及び靴底の取付方法
US20040262819A1 (en) Method for forming patterns on shoe sole
GB2443383A (en) Method for making a shoe
JPH037101A (ja) 靴用ゴム底の成型方法
JP3009651U (ja) インソール
JP2541971Y2 (ja) 靴 底
JP4001252B2 (ja) 靴底
CN112385928A (zh) 一种半包膜鞋及其制造模具