JPH05123204A - カツプソール形状を有する靴底及びその製造方法 - Google Patents
カツプソール形状を有する靴底及びその製造方法Info
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- JPH05123204A JPH05123204A JP3290285A JP29028591A JPH05123204A JP H05123204 A JPH05123204 A JP H05123204A JP 3290285 A JP3290285 A JP 3290285A JP 29028591 A JP29028591 A JP 29028591A JP H05123204 A JPH05123204 A JP H05123204A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】立体曲面を備えたカップソール形状を有する運
動靴の靴底及びその製造法に関するものであって、軽量
性、耐摩耗性、耐久性に優れた靴底を提供する。 【構成】靴底形の外形を有し、かつ靴底周側縁沿いにカ
ップソールの立ち上がり側縁４に対応する薄層部を形成
したミッドソール部２、該ミッドソール部２の裏面から
これを完全に被覆する不織布シート１からなり、これら
ミッドソール部２と不織布シート１間にホットメルトシ
ートもしくは接着剤層５を介在させ、これら靴底材料を
金型内に納入し加熱加圧して一体的に接着してカップソ
ール形状を有する運動靴の靴底を製造する。
動靴の靴底及びその製造法に関するものであって、軽量
性、耐摩耗性、耐久性に優れた靴底を提供する。 【構成】靴底形の外形を有し、かつ靴底周側縁沿いにカ
ップソールの立ち上がり側縁４に対応する薄層部を形成
したミッドソール部２、該ミッドソール部２の裏面から
これを完全に被覆する不織布シート１からなり、これら
ミッドソール部２と不織布シート１間にホットメルトシ
ートもしくは接着剤層５を介在させ、これら靴底材料を
金型内に納入し加熱加圧して一体的に接着してカップソ
ール形状を有する運動靴の靴底を製造する。
Description
【産業上の利用分野】本発明は立体曲面を備えた所謂カ
ップソール形状を有する運動靴の靴底及びその製造方法
に係るものであり、特にレスリングシューズ、ボクシン
グシューズのように足裏と床面との接地感覚を重視する
運動靴であって、軽量性、耐摩耗性に優れ、且つ耐久性
に優れた運動靴の靴底及びその製造方法に関する。
ップソール形状を有する運動靴の靴底及びその製造方法
に係るものであり、特にレスリングシューズ、ボクシン
グシューズのように足裏と床面との接地感覚を重視する
運動靴であって、軽量性、耐摩耗性に優れ、且つ耐久性
に優れた運動靴の靴底及びその製造方法に関する。
【従来の技術】従来より、レスリングシューズ、ボクシ
ングシューズはその競技目的に適合するように床面への
着地状態を敏感に捉え、且つ軽快なフットワークを追求
して、接地面底を薄層の充実ゴム、若しくは高密度ゴム
を靴底面に接着するか或いは、縫着結合するものであっ
た。
ングシューズはその競技目的に適合するように床面への
着地状態を敏感に捉え、且つ軽快なフットワークを追求
して、接地面底を薄層の充実ゴム、若しくは高密度ゴム
を靴底面に接着するか或いは、縫着結合するものであっ
た。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、殊に接
地面側に設けた充実ゴム、若しくは高密度ゴムは例え極
薄に形成したとしても、素材の有する特性より比重が高
く、軽量化には自ずから限界があった。加えてレスリン
グ競技においては、多様なフットワークに備えて特に靴
底の周側縁から甲被の接合部にかけて、接地面を湾曲状
に巻き上げた構成となし、靴底の広範囲にわたって充実
ゴム、若しくは高密度ゴムが使用されるため、重量にな
り易くその軽量化が課題とされていた。且つ又このよう
な形状のため甲被との接合に際し、熟練した縫製技術、
接着技術が不可欠であり技術の熟練度の差異により製品
にバラツキが生ずる等の欠陥があった。加えて生産効率
が極めて低いという欠陥があった。本発明は、前述した
従来品の欠陥に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、作業者の熟練を要せず、生産効率の高
い、軽量で且つ耐摩耗性に優れた接地面底を有する靴底
及びその製造法を提供しようとするものである。
地面側に設けた充実ゴム、若しくは高密度ゴムは例え極
薄に形成したとしても、素材の有する特性より比重が高
く、軽量化には自ずから限界があった。加えてレスリン
グ競技においては、多様なフットワークに備えて特に靴
底の周側縁から甲被の接合部にかけて、接地面を湾曲状
に巻き上げた構成となし、靴底の広範囲にわたって充実
ゴム、若しくは高密度ゴムが使用されるため、重量にな
り易くその軽量化が課題とされていた。且つ又このよう
な形状のため甲被との接合に際し、熟練した縫製技術、
接着技術が不可欠であり技術の熟練度の差異により製品
にバラツキが生ずる等の欠陥があった。加えて生産効率
が極めて低いという欠陥があった。本発明は、前述した
従来品の欠陥に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、作業者の熟練を要せず、生産効率の高
い、軽量で且つ耐摩耗性に優れた接地面底を有する靴底
及びその製造法を提供しようとするものである。
【課題を解決しようとするための手段】上記目的を達成
するために本発明は、上面側に立体曲面を備えたミッド
ソール部と、該ミッドソール部の裏面側からこれを完全
に被覆する不織布シート材を接合形成したカップソール
形状を有する靴底に形成してある。そして、本発明は靴
底形の外形を有し、かつ靴底周側縁沿いにカップソール
の立ち上がり側縁に対応する薄層部を形成したミッドソ
ール部、該ミッドソール部の裏面側からこれを完全に被
覆する大きさに裁断形成した不織布シート材とからな
り、これらミッドソール部と不織布シート材間にホット
メルトシート若しくは接着剤層を介在させ、上記靴底材
料を下金型の凹嵌部内に納入し、靴底の上面湾曲部を形
成する凸型を有する蓋金型により密閉して所定の温度圧
力で加熱加圧して一体的に接着成型してなるカップソー
ル形状を有する靴底を製造するものである。
するために本発明は、上面側に立体曲面を備えたミッド
ソール部と、該ミッドソール部の裏面側からこれを完全
に被覆する不織布シート材を接合形成したカップソール
形状を有する靴底に形成してある。そして、本発明は靴
底形の外形を有し、かつ靴底周側縁沿いにカップソール
の立ち上がり側縁に対応する薄層部を形成したミッドソ
ール部、該ミッドソール部の裏面側からこれを完全に被
覆する大きさに裁断形成した不織布シート材とからな
り、これらミッドソール部と不織布シート材間にホット
メルトシート若しくは接着剤層を介在させ、上記靴底材
料を下金型の凹嵌部内に納入し、靴底の上面湾曲部を形
成する凸型を有する蓋金型により密閉して所定の温度圧
力で加熱加圧して一体的に接着成型してなるカップソー
ル形状を有する靴底を製造するものである。
【作用】上記のように構成された靴底によると、接地面
底を形成する不織布シートを、ミッドソール部の裏面側
から完全に被覆する構成であるため、不織布シートの有
する軽量性、耐久性、耐摩耗性が発揮されるとともに且
つ又不織布シートがミッドソール部の裏面側から完全に
被覆する構成であるため、該部分に充分な耐摩耗性、耐
久性が付与され、殊に靴底の周側縁に力が加わり易く、
かつ床面の接地感覚を重視する靴底に極めて好適であ
る。また両者は結合工程において、金型内で同時圧着す
るものであるから、両者の結合力を最大限に発揮すると
同時に湾曲面のミッドソールに不織布シートが緊密に密
着し、不織布シートによる皺の発生を最小限に抑制する
ことができ、外観形状に優れた靴底を提供することがで
きる。
底を形成する不織布シートを、ミッドソール部の裏面側
から完全に被覆する構成であるため、不織布シートの有
する軽量性、耐久性、耐摩耗性が発揮されるとともに且
つ又不織布シートがミッドソール部の裏面側から完全に
被覆する構成であるため、該部分に充分な耐摩耗性、耐
久性が付与され、殊に靴底の周側縁に力が加わり易く、
かつ床面の接地感覚を重視する靴底に極めて好適であ
る。また両者は結合工程において、金型内で同時圧着す
るものであるから、両者の結合力を最大限に発揮すると
同時に湾曲面のミッドソールに不織布シートが緊密に密
着し、不織布シートによる皺の発生を最小限に抑制する
ことができ、外観形状に優れた靴底を提供することがで
きる。
【実施例】本発明の実施例を図面に従って以下のとおり
説明する。図１は靴底の接地面底を形成する不織布シー
ト材１を示し、該不織布シート１としては、軽量で柔軟
性に富む素材として、例えばエクセーヌ〔商標〕、クラ
リーノ〔商標〕、コードレ〔商標〕等のシート状の不織
布が使用されるが、その他の人工皮革、合成皮革、で耐
摩耗性の優れた素材を使用することができる。図２は、
靴底型の外形を有し、かつ靴底周側縁沿いにカップソー
ルの立ち上がり側縁４に対応する薄層部３を形成したミ
ッドソール部２を示すものであって、該ミッドソール部
２としては、低比重であって、熱成型が可能で軽量な素
材が使用される。ここではＥＶＡ等の合成樹脂の単体、
或いはこれらと他の軽量な素材とを積層したシートも使
用することができる。次に不織布シート材１とミッドソ
ール部２との結合部材としては、図３に示すようなホッ
トメルトシ−ト５を用いるか、或いは通常一般に糊引き
作業で用いられるＰＵ系接着材を接着材層として使用す
ることができる。これより本発明は、立体曲面８を有す
るミッドソール部２と、該ミッドソール部２に被覆する
不織布シート材１とから形成されており、該不織布シー
ト材１はミッドソール部２の裏面側からこれを完全に被
覆するように形成されている。尚ミッドソ−ル部２に不
織布シート材１を被覆する際には、不織布シート材１を
ミッドソ−ル部２より幾分大きく裁断形成し、金型によ
り成型した後ミッドソ−ル部２の側周縁から突出する余
剰のものを切り取りすることが望ましい。更に接地面底
の滑り止めを強化するには、図８に示すように凹凸意匠
を刻設した防滑性の高いエラストマー等の靴底意匠部材
９を接合することもできる。この際には耐久性の高い不
織布シート材１に接合するものであるから、靴底意匠部
材９は極薄のものにて充分にその目的を達成できる。次
に、本発明に係る靴底の製造方法について、説明する
と、図４乃至図６は本発明の靴底の成型金型であって、
６は靴底材料を収納する凹嵌部を備えた下金型である。
７は前記下金型を密閉する蓋金型であり該蓋金型７には
ミッドソール部２の立体曲面８を形成する凸型が突設さ
れている。従って本発明によれば、図２に示すように、
まづ靴底形の外形を有し、かつ靴底周側縁沿いにカップ
ソールの立ち上がり側縁４に対応する薄層部３を形成し
たミッドソール部２を準備し、次に図１のように該ミッ
ドソール部２よりやや大きくミッドソール部の裏面側か
らこれを完全に被覆する大きさに裁断形成した不織布シ
ート材１を準備し、これらミッドソール部２と織布シー
ト材１の間にホットメルトシート若しくは接着剤層５を
介在させ、次に図４乃至６に示すようにこれら靴底材料
を金型の凹嵌部内に納入し、靴底の上面湾曲部を形成す
る凸型を有する蓋金型８により密閉して所定の温度、圧
力で加熱加圧することによりミッドソール部２と不織布
シート材１が接着一体化した所望の靴底が得られる。こ
の際更に接地面底の滑り止めを強化するために防滑性の
高いエラストマー等の靴底意匠部材９を接合する場合
は、図８に示すように予め接地面底にゴム、合ゴム等に
滑り止め匠を刻設した靴底意匠部材９を接着剤若しくは
ホットメルトシートにて接合し、これを成型金型内で加
熱加圧することにより所望の靴底を得ることができる。
説明する。図１は靴底の接地面底を形成する不織布シー
ト材１を示し、該不織布シート１としては、軽量で柔軟
性に富む素材として、例えばエクセーヌ〔商標〕、クラ
リーノ〔商標〕、コードレ〔商標〕等のシート状の不織
布が使用されるが、その他の人工皮革、合成皮革、で耐
摩耗性の優れた素材を使用することができる。図２は、
靴底型の外形を有し、かつ靴底周側縁沿いにカップソー
ルの立ち上がり側縁４に対応する薄層部３を形成したミ
ッドソール部２を示すものであって、該ミッドソール部
２としては、低比重であって、熱成型が可能で軽量な素
材が使用される。ここではＥＶＡ等の合成樹脂の単体、
或いはこれらと他の軽量な素材とを積層したシートも使
用することができる。次に不織布シート材１とミッドソ
ール部２との結合部材としては、図３に示すようなホッ
トメルトシ−ト５を用いるか、或いは通常一般に糊引き
作業で用いられるＰＵ系接着材を接着材層として使用す
ることができる。これより本発明は、立体曲面８を有す
るミッドソール部２と、該ミッドソール部２に被覆する
不織布シート材１とから形成されており、該不織布シー
ト材１はミッドソール部２の裏面側からこれを完全に被
覆するように形成されている。尚ミッドソ−ル部２に不
織布シート材１を被覆する際には、不織布シート材１を
ミッドソ−ル部２より幾分大きく裁断形成し、金型によ
り成型した後ミッドソ−ル部２の側周縁から突出する余
剰のものを切り取りすることが望ましい。更に接地面底
の滑り止めを強化するには、図８に示すように凹凸意匠
を刻設した防滑性の高いエラストマー等の靴底意匠部材
９を接合することもできる。この際には耐久性の高い不
織布シート材１に接合するものであるから、靴底意匠部
材９は極薄のものにて充分にその目的を達成できる。次
に、本発明に係る靴底の製造方法について、説明する
と、図４乃至図６は本発明の靴底の成型金型であって、
６は靴底材料を収納する凹嵌部を備えた下金型である。
７は前記下金型を密閉する蓋金型であり該蓋金型７には
ミッドソール部２の立体曲面８を形成する凸型が突設さ
れている。従って本発明によれば、図２に示すように、
まづ靴底形の外形を有し、かつ靴底周側縁沿いにカップ
ソールの立ち上がり側縁４に対応する薄層部３を形成し
たミッドソール部２を準備し、次に図１のように該ミッ
ドソール部２よりやや大きくミッドソール部の裏面側か
らこれを完全に被覆する大きさに裁断形成した不織布シ
ート材１を準備し、これらミッドソール部２と織布シー
ト材１の間にホットメルトシート若しくは接着剤層５を
介在させ、次に図４乃至６に示すようにこれら靴底材料
を金型の凹嵌部内に納入し、靴底の上面湾曲部を形成す
る凸型を有する蓋金型８により密閉して所定の温度、圧
力で加熱加圧することによりミッドソール部２と不織布
シート材１が接着一体化した所望の靴底が得られる。こ
の際更に接地面底の滑り止めを強化するために防滑性の
高いエラストマー等の靴底意匠部材９を接合する場合
は、図８に示すように予め接地面底にゴム、合ゴム等に
滑り止め匠を刻設した靴底意匠部材９を接着剤若しくは
ホットメルトシートにて接合し、これを成型金型内で加
熱加圧することにより所望の靴底を得ることができる。
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下のような効果を奏効する。上記のよう
に構成された靴底によると、接地面底を形成する不織布
シートを、ミッドソール部の裏面側から完全に被覆する
構成であるため、不織布シート、の有する軽量性、耐久
性を最大限に発揮できる。且つ又不織布シートが立体曲
面を有する靴底面を完全に被覆する構成であるため該部
分に充分な耐摩耗性、耐久性が付与され、殊にレスリン
グのように靴底の周側縁に力が加わる競技には靴底の周
縁部分が完全に保護され靴の使用寿命を永く維持でき
る。また不織布シートの使用により、多色で多彩な色
彩、模様のものの使用が容易となるため更にデザイン感
覚の優れた靴底を提供できるという利点がある。また本
発明の製造方法においては、ミッドソール部２と不織布
シート材をホットメルトシート若しくは接着剤にて接着
し、これら靴底材料を金型の凹嵌部内に加熱加圧して両
者を接着一体化して所望の靴底が得るものであるから、
両者の結合力の強化がはかられると同時に皺の発生を最
大限に抑制できる。従って技術の熟練度の差異により製
品にバラツキが生ずるおそれがないため生産効率が高
く、しかも外観体裁に優れた靴底を提供することができ
る。また殊に該ミッドソール部２は図２に示すように、
予めカップソールの立ち上がり側縁４を形成すべく、靴
底の周縁に沿って薄く削りとり薄層部３を形成してある
ため、成型時においては図５及び図６に示すように該薄
層部３が成型金型の加熱加圧により無理なく自然に成型
が行われ極めて容易にカップソールの立ち上がり側縁を
形成できる。
ているので、以下のような効果を奏効する。上記のよう
に構成された靴底によると、接地面底を形成する不織布
シートを、ミッドソール部の裏面側から完全に被覆する
構成であるため、不織布シート、の有する軽量性、耐久
性を最大限に発揮できる。且つ又不織布シートが立体曲
面を有する靴底面を完全に被覆する構成であるため該部
分に充分な耐摩耗性、耐久性が付与され、殊にレスリン
グのように靴底の周側縁に力が加わる競技には靴底の周
縁部分が完全に保護され靴の使用寿命を永く維持でき
る。また不織布シートの使用により、多色で多彩な色
彩、模様のものの使用が容易となるため更にデザイン感
覚の優れた靴底を提供できるという利点がある。また本
発明の製造方法においては、ミッドソール部２と不織布
シート材をホットメルトシート若しくは接着剤にて接着
し、これら靴底材料を金型の凹嵌部内に加熱加圧して両
者を接着一体化して所望の靴底が得るものであるから、
両者の結合力の強化がはかられると同時に皺の発生を最
大限に抑制できる。従って技術の熟練度の差異により製
品にバラツキが生ずるおそれがないため生産効率が高
く、しかも外観体裁に優れた靴底を提供することができ
る。また殊に該ミッドソール部２は図２に示すように、
予めカップソールの立ち上がり側縁４を形成すべく、靴
底の周縁に沿って薄く削りとり薄層部３を形成してある
ため、成型時においては図５及び図６に示すように該薄
層部３が成型金型の加熱加圧により無理なく自然に成型
が行われ極めて容易にカップソールの立ち上がり側縁を
形成できる。
【図１】靴底型に裁断した不織布シート材を示す斜視図
である。
である。
【図２】〔Ａ〕はミッドソール部を示す斜視図、〔Ｂ〕
はそのＸ−Ｘ線に沿う断面図である。
はそのＸ−Ｘ線に沿う断面図である。
【図３】金型内に収納する靴底材料を示す断面図であ
る。
る。
【図４】製造工程を示す金型の断面図である。
【図５】靴底材料を金型内に収納する状態を示す断面図
である。
である。
【図６】靴底材料の成型状態を示す断面図である。
【図７】〔Ａ〕本発明の靴底を示す斜視図〔Ｂ〕はその
Ｙ−Ｙ線に沿う断面図である。
Ｙ−Ｙ線に沿う断面図である。
【図８】他の実施例を示す靴底の断面図である。
１ 不織布シート材 ２ ミッドソール部 ３ 薄層部 ４ 立ち上がり側縁 ５ ホットメルトシ−ト若しくは接着剤層 ６ 下金型 ７ 蓋金型 ８ 立体曲面 ９ 靴底意匠部材
Claims (2)
- 【請求項１】靴底形の外形を有し、かつ靴底周側縁沿い
にカップソールの立ち上がり側縁４に対応する薄層部３
を形成したミッドソール部２、該ミッドソール部２の裏
面側からこれを完全に被覆する大きさに裁断形成した不
織布シート材１とからなり、これらミッドソール部２と
不織布シート材１間にホットメルトシート若しくは接着
剤層５を介在させ、上記靴底材料を下金型６の凹嵌部内
に納入し、ミッドソール部２の上面側に立体曲面８を形
成する凸型を有する蓋金型７により密閉して所定の温度
圧力で加熱加圧し、これらミッドソール部２と不織布シ
ート材１を一体的に接着成型したことを特徴とするカッ
プソール形状を有する靴底の製造方法。 - 【請求項２】柔軟で軽量性に富み、その上面側に立体曲
面８を有するミッドソール部２と、該ミッドソール部２
の裏面側からこれを完全に被覆結合する不織布シート材
１とから形成したカップソール形状を有する靴底。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3290285A JPH0720442B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | カップソール形状を有する靴底及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3290285A JPH0720442B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | カップソール形状を有する靴底及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05123204A true JPH05123204A (ja) | 1993-05-21 |
| JPH0720442B2 JPH0720442B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=17754166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3290285A Expired - Fee Related JPH0720442B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | カップソール形状を有する靴底及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720442B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996039060A1 (en) * | 1995-06-05 | 1996-12-12 | Frampton Erroll Ellis, Iii | Shoe sole structures |
| KR100446018B1 (ko) * | 2001-09-19 | 2004-08-30 | 김창희 | 신발의 제조방법 |
| US7322131B2 (en) | 2003-11-27 | 2008-01-29 | Asics Corp. | Shoe with slip preventive member |
| US20100031535A1 (en) * | 2008-08-05 | 2010-02-11 | Gregory Ross Leedy | Printed sole for a shoe and method of making |
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| US9568946B2 (en) | 2007-11-21 | 2017-02-14 | Frampton E. Ellis | Microchip with faraday cages and internal flexibility sipes |
| US11273094B2 (en) | 2017-04-10 | 2022-03-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Cupsole, walking assistance apparatus, index member, and cupsole attaching method |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP3290285A patent/JPH0720442B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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