JPS6145802A - 物流制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕　　　゛ 本発明は、部品等の物品の発注、納品及び入出庫の物流
を制御する物流制御方式の改良に関する。

自動車等の組立工場においては、組立ラインへの部品供
給が重要課題であり、部品発注の迅速化、誤発注の防止
等、物流制御の改善が望壕れている。

〔従来の技術〕

自動車等の組立工場における部品の物流制御の従来例を
図によって説明する。第３図は従来例を説明するブロッ
ク図である。

第３図における、１はＡ社の組立工場、２は部品メーカ
（Ｂ社）である。第３図において、Ａ社がＢ社に対し部
品を発注する場合、タイグライタ３のキー操作により、
発注伝票４及び明細書５を作成し、これを部品メーカ（
Ｂ社）２へ送付して発注する。

部品メーカ２は、この発注書類で指定された部品６を、
納品伝票７と共に組立工場１へ納品する。

組立工場１において、納品を受付けた担当者は、キーボ
ード８のキー操作によシ、納品伝票７に記載されたデー
タ（部品コード、部品名、数量等）を入力すると、この
人力データＤ、は制御部９へ送られる。

制御部９は、入力データＤ＋Ｔｈ管理ファイル１０の（
例えば）棚番号Ｎ、の項に、書込んだのち、部品６を棚
番号Ｎ、の格納棚（図示していない）に格納する制御指
令Ｃ１全自動倉庫部１１へ発する。これにより部品６は
自動倉庫部１１内に格納され納品を終了する。

この自動倉庫部１１からの部品の出庫は、組立現場１２
から発行された出庫要求伝票１３に基いて行われる。出
庫要求を受付けた担当者は、出庫要求伝票１３に記載さ
れたデータ（部品コード。

部品名、数量）Ｄｔを、キーボード１４のキー操作によ
シ入力する。

制御部９け、この入力データに基づき、管理テーブル１
０を参照し、例えば棚番号Ｎ、の部品の出庫を指示する
制御指令Ｃ３全自動倉庫部１１へ送出する。これによυ
部品６の出庫が行われる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のように従来は、物品の発注、納品及び出庫の何れ
の場合にも、担当者によるキー人力操作を必要とするの
で入力誤シを生じやすく、このため誤発注等を生じ、物
品の調達・補充を速やかに行い得ないという問題点があ
った。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の問題点は、物品を発注し、納入物品を倉庫に入庫
したのち該倉庫から物品を出庫して用いるシステムにお
いて、前記物品に関する情報が記録された記録媒体と、
該記録媒体が添付される物品格納箱と、読取装置と、プ
リンタと、記憶部と、入出庫制御手段とを備え、発注元
が前記物品全発注するとき、前記読取装置に前記記憶媒
体を読取らせ、読取られた情報を用いて前記プリンタか
ら発注伝票を出力し、該発注元の納品受入れの際、前記
物品格納箱に添付された記録媒体の情報を前記読取装置
で読取らせて前記記憶部に記憶せしめ、前記記録媒体が
添付され且つ物品が格納された物品格納箱を前記倉庫に
入庫する手段及び前記読取装置から読取られた記録媒体
情報と、前記記憶部の記憶情報とを用いて、前記倉庫に
格納された前記物品格納箱を出庫せしめる制御手段を備
えた本発明の物流制御方式によって解決される。

〔作用〕

本発明は、部品等の物品の入出庫及び倉庫保管を格納箱
毎行うように図ったものである。即ち物品が格納された
格納箱には、物品情報が記録され−たカード（例えば磁
気カード）を添付しておく。

現場には、この格納箱毎、物品を支給し、物品の補充を
必要とするときは、該格納箱に添付されたカード情報を
読取装置に読取らせたのち、物品の払出（出庫）シラ行
うと共に、物品の補充発注を行う。

また発注先は、納入物品を格納箱に入れ、これにカード
を添付して納品する。入庫の際には該カ−ド情報を読取
装置に読取らせたのち前記格納箱毎、物品を入庫せしめ
る。

以上のように本発明は、物品の発注及び入出庫の何れの
場合に本、格納箱に添付されたカードを読取装置に読取
らせて行うので、人手操作による入力誤シを防止できる
。

〔実施例〕

以下、本発明を図面によって説明する。第１図　゛は本
発明の一実施例を説明するブロック図、第２図は本発明
の一実施例を説明するブロック図である０ 第１図における磁気カード（以下カードと呼ぶ）発行セ
ンタ１５のカード１６には、第２図に示すデータが記録
されている。

第２図（ａ）はカード１６を示し、このカード１６には
同図（ｂ）に示す如く、メーカ情報、部品情報及び出庫
光情報が記録されている。即ちＧ欄に納入会社コード（
Ｂ１００２）、■欄に品番（Ｂ１０２）及び数量（３０
０）、そしてＩ欄に工場コード（Ｆ４）、ライン番号（
Ｌ７）及び工程番号（Ｑ５）が、それぞれ記録されてい
る。

第１図において、部品メーカ（Ｂ社）２に対する部品の
発注と、その納品は次の手順により行われる。

■　カード１６をリーダー７に読取らせる。

■　読取ったデータを、プリンタ１８から出力する。こ
れにより発注伝票４及び明細書５が得られる。

■　発注伝票４．明細書５及びカード１６を、部品メー
カ２へ送付する（発注依頼）。

■　部品メーカ２は、指定された部品６をケース（格納
箱）１９に格納したのち、Ａ社から送付さデ れてきたカード１６を、ケース１君に添付する。

即ち、このカード１６は、ケース１９の側部に設けられ
た透明なカードホルダ（図示していない）に挿入される
。

■　部品６が収納され、且つカード１６が添付されたケ
ース１９は、納品伝票７と共に、組立工場（Ａ社）の受
入センタ２０に納入される。

受入センタ２０において、 ■　受入れ担当者は、納入されたケース１９からカード
１６を抜き取って、これをリーダ２１に読取らせたのち
、このカード１６を再びケース１６に添付（カードホル
ダに挿入）する。

■　制御部９は、リーダ２１によって読取られたデータ
Ｄ、を、管理テーブル１０の棚番号Ｎ、の項に書込む。

■　制御部９は、ケース１９を、棚番号Ｎ１の格納棚に
格納する制御指令Ｃ３を、自動倉庫部１１へ送出する。

■　自動倉庫部１１の搬送機構（図示していない）によ
り、部品６が収納されたケース（カード１６が添付）１
９が、入庫（格納棚Ｎ１に格納）される。

以上のように、発注、納品はカード１６の情報に基いて
行われる。

部品の出庫は、次の手順により行われる。組立現場１２
において、部品よ６はケース１９から取出され、組立ラ
イン２２へ送られて組立てが行われる。部品６の補充を
必要とするとき、■　現場担当者はケース１９からカー
ド１６を抜き取り、これを、リーダ２２に読取らせる。

■　制御部９は、リーダ２２からの読取データ（品番、
数量等）Ｄ、を基に、管理テーブル１０を検索し、品番
で指定される部品（即ちケース）が格納された棚番号Ｎ
ａｋ索出する。

０　制御部９は、格納棚Ｎｌ　（図示していない）のケ
ース１９の出庫を指示する制御指令Ｃ２全自動倉庫部１
１へ送出する。

０　自動倉庫部１１において、搬送機構（図示していな
い）により、指定された格納棚Ｎ２からケース１９の出
庫が行われる。

０　リーダ２２によって読取られたカード１６は、カー
ド発行上ンタ１５へ送付され、再び部品発注に用いられ
る。

以上のように出庫の処理も、ケース１９に添付されたカ
ード１６の情報に基いて行われる。

〔発明の効果〕

本発明は、物品の発注、納品及び出庫の何れの過程にお
いても、物品情報が記録された１枚の記録媒体（磁気カ
ード等）を共通に用いるので、発注手配、納品管理及び
出庫とその欠品補充が円滑と々る許りでなく、人手操作
による入力誤シも防止する効果をもたらすものである。

【図面の簡単な説明】

第１０は本発明の一実施例を説明するブロック図。 第２図は本発明の一実施例を説明するデータブロック図
、　　・ 第３図は従来例を説明するブロック図。 図において、１はＡ社の組立工場、２は部品メーカ、３
はタイプライタ、４は発注伝票、５は明細書、６は部品
、７は納品伝票、８．１４はギーボード、９は制御部、
１０は管理テーブル、１１は自動倉庫部、１２は組立現
場、１３は出庫要求蒙

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）物品を発注し、納入物品を倉庫に入庫したのち該
   倉庫から物品を出庫して用いるシステムにおいて、前記
   物品に関する情報が記録された記録媒体と、該記録媒体
   が添付される物品格納箱と、該記録媒体の読取装置と、
   発注伝票を印字するプリンタと、記憶部と、入出庫制御
   手段とを備え、前記物品を発注するとき、前記読取装置
   に物品格納箱に添付された前記記憶媒体を読取らせ、読
   取られた情報を用いて前記プリンタから発注伝票を出力
   し、納品受入れの際、発注物品の格納された前記物品格
   納箱に添付の記録媒体の情報を前記読取装置で読取らせ
   て前記記憶部に記憶せしめ、前記記録媒体が添付され且
   つ物品が格納された物品格納箱を前記倉庫に入庫するこ
   とを特徴とする物流制御方式。
2. （２）前記入出庫制御手段は前記読取装置から読取られ
   た記録媒体情報と、前記記憶部の記憶情報とを用いて、
   前記倉庫に格納された前記物品格納箱を出庫せしめる前
   記入出庫制御手段を備えた特許請求の範囲第１項記載の
   物流制御方式。