JPH07107717B2 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

Info

Publication number
JPH07107717B2
JPH07107717B2 JP18373987A JP18373987A JPH07107717B2 JP H07107717 B2 JPH07107717 B2 JP H07107717B2 JP 18373987 A JP18373987 A JP 18373987A JP 18373987 A JP18373987 A JP 18373987A JP H07107717 B2 JPH07107717 B2 JP H07107717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
storage
stored
storage shelf
shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP18373987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6428798A (en
Inventor
準市 林
Original Assignee
シ−ケ−ディ株式会社
株式会社クレディックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シ−ケ−ディ株式会社, 株式会社クレディックス filed Critical シ−ケ−ディ株式会社
Priority to JP18373987A priority Critical patent/JPH07107717B2/ja
Publication of JPS6428798A publication Critical patent/JPS6428798A/ja
Publication of JPH07107717B2 publication Critical patent/JPH07107717B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 自動取引装置において、空いている格納棚に補充すべき
商品を適宜収納した後、制御手段によって、複数の格納
棚から順次商品を取出して識別手段に搬送するととも
に、この識別手段により識別された商品の種類に応じた
格納棚に空きがあればこの商品をこの空き格納棚に搬送
・格納し、また、この商品を格納すべき格納棚に空きが
ないときにはこの商品を一時収納棚に一旦収納し、この
商品の種類に応じた格納棚が空くのを待ってこの空いた
格納棚に一時収納棚にある商品を搬送・格納するように
自動移送手段を制御して、これら商品の種類に対応して
割当てられた格納棚に商品が自動的に格納されるように
する。
これによって、自動取引装置における商品の収納スペー
スを有効に利用しながら、商品の格納位置の誤りによっ
て生じる取引商品の誤放出を防止するとともに商品を補
充する際に商品の収納位置を考慮する必要がなくなる。
〔産業上の利用分野〕
商品の販売あるいは貸出を行う自動販売機、自動貸出機
などの自動取引装置に関する。
〔従来の技術〕
この種自動取引装置においては多くの種類の商品を扱う
ものであり、この取引される商品はその種類毎に予め定
められた格納棚に収納されていて、販売あるいは貸出を
行うための商品取出し手段は顧客が指定した商品の種類
に応じた格納棚から商品を取出して放出することにより
取引を行っている。
したがって、商品を補充する際には商品をその種類に応
じて予め定められた格納棚に格納する必要があるが、商
品の種類が多くなると商品を補充する際などに誤った格
納棚に商品を格納する可能性が著しく増大する。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、自動取引装置における商品の格納スペースを
有効に利用しながら、商品の格納位置の誤りによって生
じる取引商品の誤放出を防止するとともに、商品の補充
を行う作業者の負担を軽減することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
自動取引装置に、商品を格納する複数の格納棚(#1,#
2,……#n)と、一時的に商品を収納する少なくとも2
つの一時収納棚(X1,X2)と、これらの格納棚および一
時収納棚から取出した商品を識別手段(4)あるいはこ
れらの格納棚および一時収納棚に搬送・格納し、かつ、
この識別手段から取出した商品をこれら格納棚および一
時収納棚に搬送・格納し得る自動移送手段(3)と、こ
の自動移送手段により格納棚より取出された商品の種類
を識別する識別手段(4)と、上記複数の格納棚から順
次商品を取出して上記識別手段に搬送するとともに、こ
の識別手段により識別された商品の種類に応じた格納棚
に空きがあればこの商品をこの空き格納側に搬送・格納
し、また、この商品を格納すべき格納棚に空きがないと
きにはこの商品を一時収納棚に一旦収納し、この商品の
種類に応じた格納棚が空くのを待ってこの空いた格納棚
に一時収納棚にある商品を搬送・格納するように上記自
動移動手段を制御する制御手段(6)とを設けた。
〔作 用〕
本発明は、自動取引装置における商品の格納スペースを
有効に利用するために、サービスマンなどが商品を補充
する際に補充する商品を収納する棚として空いている格
納棚を兼用するようにしたものであり、商品の補充を行
うサービスマンなどは自動取引装置の空いている格納棚
に補充する商品を適当に収納する。
なお、本願の明細書および図面においては、仮の位置
(棚)に置いてある商品に関しては「収納」という語
を、また、所定の格納棚に格納された商品に関しては
「格納」という語を用いている。
この補充商品の収納後、この自動取引装置では、この格
納棚に収納されている商品を自動移送手段によって順次
取出し、この取出された商品に付された例えばバーコー
ドなどの商品の種類を示すコードをコードリーダにより
読取ることなどによって当該商品の種類を識別手段にお
いて識別し、自動移送手段はこの識別手段によって識別
されたその商品の種類に対して割当てられた格納棚に格
納するようにした。
この際、格納すべき格納棚に既に商品が格納されていて
所定の棚に商品を格納するのが不可能であればこの商品
を一時収納棚に一旦収納しておき、この商品の格納すべ
き収納棚が空くのを待って、この一時収納棚に収納され
ていた商品をこの空いた所定の格納棚に搬送・格納する
ように自動移送手段を制御手段によって制御する。
第1図は、本発明の原理を説明するためのもので、それ
ぞれ1つずつの商品を格納する#1〜#300の300個の格
納棚と、2つの一時収納棚#x1、#x2とが設けられてい
る。
なお、以下の説明では、便宜上それぞれの商品には格納
すべき格納棚の番号が例えばバーコードとして記入され
ているものとして説明するが、実際に商品が付されるコ
ードとしては商品の内容を示す名称、番号などが用いら
れるものであり、後述する実施例で説明するように、格
納すべき格納棚の番号はこれら名称あるいは番号をキー
として格納棚に対応して格納すべき商品の種類(名称あ
るいは番号など)を記憶している記憶装置を検索するこ
とによって得られるものである。
第1図(a)はサービスマンなどが商品を適当に自動取
引装置に収納した状態を示すもので、格納棚に収納され
ている商品が必ずしも所定の商品とはなっておらず、例
えば#1の格納棚には本来この格納棚に格納されるべき
“001"の商品が格納されているが、#2の格納棚には、
“013"の商品が、また#3の格納棚には“299"の商品が
それぞれ収納されている。
いま、プロセッサを含む制御手段に対して商品を所定の
格納棚に格納するように指令すると、この制御手段は予
め定めた順序にしたがって格納棚#1に収納されている
商品を識別手段に給送してその商品に付されているコー
ドを読取らせ、それが“001"であることからこの商品を
元の#1の格納棚に戻して格納する。
次に、予め定められた順序によって上記同様に格納棚#
2に収納されている商品を取出してこの商品に付されて
いるコードを識別するとこのコードが“103"であるの
で、制御手段はこのコードで指示されている#13の格納
棚の空き状態をチェックし、この格納棚#13が空き状態
にあるのでこの格納棚に格納棚#2に収納されていた商
品を格納する。
次で、上記同様に予め定められた順序によって格納棚#
3に収納されている商品を取出してこの商品に付されて
いるコードを識別すると、このコードが“299"であるの
で制御手段はこのコードで指示されている#299の格納
棚の空き状態をチェックするとそこには商品が収納され
ているので、この“299"のコードが付された商品を一時
収納棚#x1に一時的に収納する。
そして#299の格納棚に収納されている商品を取出して
そのコードを識別すると“011"であるので、制御手段は
このコードで指示されている#011の格納棚の空き状態
をチェックするとそこには商品が収納されているので、
この“011"のコードが付された商品を一時収納棚#x2に
収納し、継いで一時収納#x1に一時的に収納されている
格納棚#3に収納されていた“299"の商品を取出して所
定の#299格納棚に格納する。
次に、一時収納棚#x2に一時的に収納されている物品が
収納さるべき格納棚#011の商品を取出しそのコードを
識別すると、“300"であるので#300の格納棚の空き状
態を検査するとこの格納棚は空いているので、この商品
#300格納棚に直ちに格納する。
これによって一時収納棚#x1、#x2はともに空き状態と
なったので、予め定められた順序にしたがって#4格納
棚の処理に移り、この格納棚に収納されている商品に
“002"が付されていることから先の処理で空き状態にな
った#2の格納棚にこの商品を自動移送手段により格納
する。
このような処理を続けることによって、第1図(b)に
示すように、全ての商品は所定の格納棚に格納されるこ
とになる。なお、処理すべき格納棚に商品が収納されて
いない場合には、この格納棚についての処理を行うこと
なく次の格納棚の処理を行えばよいことは明らかであろ
う。
なお、特許請求の範囲における「順次取出し」は前記の
ように各格納棚の予め定めた順序によって取出す場合
と、誤った格納棚に格納されていた商品を一時収納棚か
ら取出す場合とを含むものである。
〔実施例〕
第3図および第4図は本発明を適用することができる自
動取引装置の1つの例として、本出願人が先に出願した
特願昭61−272983号に、より以前に本出願人が出願した
特願昭60−212625号、特願昭60−222679号を引用して記
載した自動取引装置を示すもので、先ずこの自動取引装
置の概略を説明する。
販売あるいは貸出を行う例えばビデオテープのごとき商
品1はこれら商品を格納する多数の格納棚2にそれぞれ
格納されており、垂直方向のガイドレール31およひ横方
向の案内軸32により上記格納された商品1に対向する位
置に移動可能であって商品係合用の爪34を備える移送ヘ
ッド33およびこの移送ヘッドを180度回転させるための
モータ35を含む自動移送機構3は、上記格納棚2に格納
されている商品1をこの移送ヘッド33の突出状態にある
爪34に係合させてからこの爪に引込むことによって商品
1をこの移送ヘッド33上に載置し、この移送ヘッドおよ
びモータ35などを図に点線で示した位置から移動してか
らモータ35によって180度回転した後に上記爪34を再び
突出させることにより商品を商品放出口7から顧客に対
して放出する。
顧客が先に借出した商品を返却するときは、商品放出口
7から挿入された商品を上記移送ヘッド33上に受取り、
この移送ヘッドは貸出しの際とは逆に180度回転して商
品を載置したままこの商品を格納すべき棚の位置まで移
動した後、上記爪34により商品1を格納棚2に押し込ん
で格納する。なお、貸出した商品が補充されたりして貸
出時の格納棚に他の商品が格納されているような場合に
は予備の格納場所を用意しておいてそこに返却された商
品を格納することができる。
この装置は自動的な販売・貸出・返却の制御を行うため
に、顧客が挿入したクレジットカードのような顧客カー
ドから顧客情報を読取るカードリーダ8、顧客が希望す
る商品を指定するために商品コード、暗証番号さらには
VHS、βなどのビデオテープの規格などの商品情報を入
力するための操作パネル9、顧客に対する案内を表示す
るディスプレイ10およびこの装置の動作を制御するため
の制御装置6を備えている。
そして、上記商品放出口7から放出あるいは受入れた商
品に付されたバーコードなどの機械的読取可能な商品コ
ードを読取るためのコード読取機構4をこの商品放出口
7の内側に備え、商品を取引する際にはその商品のコー
ドをこの読取機構によって読取って商品の内容を検出
し、顧客により指定された商品と一致していることを確
認して商品を放出し、あるいは顧客から返却された商品
を確認して受け入れるようにしている。
一方、その格納棚2と対応してこの棚に格納される商品
1の内容を記憶するための記憶装置5が上記制御装置6
に接続されており、格納棚とその格納棚に格納されてい
る商品との対応を記憶するのは例えば次のように行われ
る。
販売あるいは貸出す商品を格納する際に、自動商品取引
装置の設置場所に適合するように格納棚ごとに予め格納
すべき商品を指定した複数の商品格納パターンを用意し
ておき、上記記憶装置5の記憶内容がこの格納パターン
が一致するように、例えば上記操作パネル9から入力す
る。
また、この自動商品取引装置の制御装置6がオンライン
によりホストプロセッサに接続されている場合には、上
記の商品パターンをホストプロセッサからこの自動商品
取引装置の制御装置6に伝送してその記憶内容を上記商
品パターンにしたがって更新する。
なお、前記特願昭61−272983号に記載した発明は、上記
制御装置6に、商品を格納棚から取出して上記移送機構
3により上記コード読取機構4に移送してこの商品に付
されたコードを読取り、上記記憶装置に記憶されている
格納棚と商品の対応を検査するような制御を行う機能を
持たせるようにし、さらに、上記検査の結果に基づいて
記憶装置5に記憶されている格納棚とそこに格納されて
いる商品との対応を更新し、あるいは上記制御装置6を
通信回線を介してホストプロセッサに接続して、この制
御装置がホストプロセッサからの指令によって上記検査
を開始し、またその検査結果をホストプロセッサに返送
し得るようにしたものである。
第4図は第3図について説明した自動商品取引装置T
が、上記のように通信回線を介してホストプロセッサP
に接続されている場合の制御系の構成の実施例を示すブ
ロック図であって、ホストプロセッサPについては本発
明に関連する構成要素であるプロセッサ21、システムデ
ータ記憶装置22、通信制御装置23、表示装置24およびキ
ーボード25のみを示してあり、自動商品取引装置Tにつ
いては第3図の構成要素に対応する構成要素には第3図
と同一の符号を付して示した。なお、自動商品取引装置
Tのプロセッサ6−1、移送機構制御装置6−2および
移送機構駆動装置6−3については第3図に制御装置6
として一括して示したのでそれぞれ枝番号で示した。
顧客がクレジットカードのごとき顧客カードをカードリ
ーダ8に挿入した後、操作パネル9のような顧客入力手
段により借出しを希望する商品の商品コードを入力して
商品を指定すると、上記顧客カードからカードリーダ8
により読取った顧客情報をホストプロセッサPに送って
その顧客の信用を確認した後、この商品コードにより記
憶装置5をアクセスして前記のようにしてこの記憶装置
に記憶されている商品コードと格納位置との対応により
顧客が希望した商品の格納位置を識別し、その格納棚か
らバーコードによってその内容が示されている商品を移
送ヘッド33により取出して移送機構3によって商品放出
口7に向けて移送し、バーコードリーダ4によって商品
を確認してから顧客に対して商品を放出口7から放出す
るとともに、記憶装置5のこの商品が取出された格納棚
についての格納商品についての情報を貸出済あるいは販
売済として更新する。
顧客が商品を返却するときには、顧客カードをカードリ
ーダ8に挿入し操作パネル9から返却を行う旨を入力し
た後、商品を商品放出口7から挿入するとコードリーダ
4によりこの商品に付された商品コードが読取られ、こ
の商品コードと上記顧客カードからカードリーダ8によ
り読取られた顧客コードとによって記憶装置5を検索し
てこの商品が適正に貸出されたものであることを確認し
てからこの商品を格納すべき格納棚の位置を読出し、返
却された商品を移送ヘッド33によりこの格納位置に格納
してからこの記憶装置5に記憶されていた貸出情報をク
リアする。
以上に説明したような自動取引装置においては取引する
商品の誤りを防止する手段を備えてはいるけれども、誤
って格納されていた商品を顧客に対して販売・貸出する
ことができなかったり、また無用な動作を行うことにな
るので、それぞれの格納棚に予め定められた商品が正確
に格納されていることが必要であるが、格納棚の数およ
び格納される商品の種類が多くなるとそれぞれの格納棚
に所定の商品をサービスマンなどが誤りなく格納するこ
とは極めて困難になる。
第2図は本発明による自動取引装置の動作の1実施例を
示すフローチャートであって、以下の説明における丸数
字はこのフローチャートの各ステップに付した丸数字で
ある。また、Sは格納棚、Xは一時収納棚、Fは各格納
棚に対応した処理フラグで、これら符号に付した添字は
収納あるいは格納されている格納棚の符号であり、Gは
商品、Mは商品に付されたコードで、これら符号に付し
た添字は商品が収納されていた格納棚の符号である。
サービスマンなどが各格納棚に適宜収納した商品を所定
の格納棚に格納するように制御装置6に操作キーなどに
よって指令すると、記憶装置5に記憶されているz個の
格納棚S1〜Szのそれぞれについての格納情報中の処理フ
ラグF1〜Fzをすべて未処理を示す“0"にセットし、ま
た処理すべき格納棚番号の初期値として“0"をセット
する。
次のステップにおいて処理すべき格納棚番号の初期値
に1を加えて“1"として格納棚S1の処理を行うように
し、ステップにおいてこの処理すべき格納棚番号が処
理すべき格納棚の数、すなわち最大値zを超えていない
ことをチェックするが、最初の格納棚S1を処理する場合
には1<zであるからのステップの処理に移り、処理
される格納棚の処理フラグFをチェックしてこの格納棚
の処理が既に行われているか否かを識別するが、最初の
処理対象である格納棚S1に収納されていた商品G1の処理
の際にはステップですべての格納棚S1〜SzのフラグF1
〜Szを“0"にセットしているためにこの格納棚S1のフラ
グF1は必ず“0"であり、次のステップに移る。
こののステップにおいては、移送機構3によって処理
中の格納棚S1からそこに収納されている商品G1を取出す
とともにこの格納棚の処理フラグF1を空き状態にあるこ
とを示す“1"にセットする。このとき、ステップにお
いてこの格納棚S1に商品が収納されていないことが移送
機構などによって検出されるとこの格納棚の商品につい
ての処理を行う必要がないので(a)に戻り、処理すべ
き格納棚の番号に+1して次の格納棚S2の処理に移る。
この格納棚S1に商品G1が収納されていればステップに
おいてこの商品G1は移送機構によって取出されてコード
リーダ4に移送され、このコードリーダによってこの商
品に付されたコードM1が読取られるとともに、このコー
ドによって記憶装置にアクセスして格納すべき格納棚S
n′の番号N′を認識する。
次のステップにおいては、上記のようにして認識され
た格納すべき格納棚Sn′の処理フラグFn′をチェック
し、このフラグFn′が空き状態を示す“1"であればステ
ップに移って商品G1をこの所定の格納棚Sn′に格納す
るとともに、この格納棚Sn′の処理フラグFn′を処理済
であることを示す“2"にセットして、次の格納棚S2の処
理を行うために(a)に戻るが、最初の処理対象である
格納棚S1に収納されていた商品G1の処理の際にはステッ
プのすべての格納棚S1〜SzのフラグF1〜Fzを“0"にセ
ットしているために未処理の格納棚の処理フラグFはす
べて“0"となっており、この商品G1格納すべき所定の格
納棚Sn′のフラグFn′も必ず“0"であるからステップ
に移る。
このステップにおいては、上記商品G1を一時収納棚X1
に一旦収納する。なお、このステップにおいて商品G1
が一時収納棚X1に収納された後ば、以後のループ処理の
説明に混乱を生ずることのないように、この一時収納棚
X1に収納された商品G1をGx1と呼び替え、またこの商品G
x1の格納されるべき前記格納棚Sn′をSx1′と呼び替え
るものとする。
そして、ステップで前記のようにして認識された格納
すべき格納棚Sx1′に収納されている商品を移送機構に
よって取出すとともにその処理フラグFx1′を空き状態
を示す“1"にセットするが、この格納棚Sx1に商品が収
納されていないことがステップにおいて前記移送機構
によって検出された場合にはステップによって上記商
品Gx1を一時収納棚X1から取出して所定の格納棚Sx1′に
商品を格納するとともに格納棚Sx1′に所定の商品Gx1
格納されたことを示すためにこの格納棚Sx1′の処理フ
ラグFx1′を“2"にセットする。
この格納棚Sx1′に商品Gx1′が収納されていることがス
テップにおいて上記移送機構によって検出された場合
には、ステップにおいてこの商品Gx1′を取出してコ
ードリーダ4に移送してこの商品Gx1′に付されたコー
ドMx1′を読取るとともに、このコードによって記憶装
置にアクセスして格納すべき格納棚Sx1″の番号x1″を
認識する。
次のステップにおいて、この格納棚Sx1″の処理フラ
グFx1″をチェックし、このフラグが“1"であればこの
格納棚Sx1″は空き状態にあるから、ステップにおい
てこの商品Gx1′を格納棚Sx1″に格納してこの格納棚の
処理フラグFx1″を所定の格納が完了したことを示す
“2"にセットし、続く上記ステップにおいて一時収納
棚X1に収納されていた商品Gx1を所定の格納棚Sx1′に格
納するとともにこの格納棚の処理フラグFx1′を所定の
格納が完了したことを示す“2"にセットする。この場合
には格納棚S1についての処理が終了したことになるか
ら、上記(a)に戻って次の格納棚、例えばS2に収納さ
れている商品G2についての処理を行う。
上記ステップにおいて、商品G1を格納すべき格納棚Sx
1′にあった商品Gx1′を格納すべき格納棚Sx1″に他の
商品があった場合には、ステップにおいてこの商品Gx
1′をもう1つの一時収納棚X2に一旦収納する。なお、
以後、この一時収納棚X2に収納された商品Gx1′をGx2
呼び替え、またこの商品Gx2の格納されるべき前記格納
棚Sx1″をSx2′と呼び替える。続くスエップにおいて
先に一時収納棚X1に収納されていた商品Gx1を所定の格
納棚Sx1′に格納するとともにこの格納棚の処理フラグF
x1′を所定の格納が完了したことを示す“2"にセットす
る。
続くステップにおいては一時収納棚X2に収納されてい
る商品Gx2を格納するために、この商品Gx2を格納する格
納棚Sx2′にあった商品Gx2′を取出してその格納フラグ
Fx2′を空き状態を示す“1"にセットするが、この格納
棚Sx2′に商品Gx2′が格納されていないことがステップ
′において確認された場合には、ステップによって
上記商品Gx2を一時収納棚X2から取出して格納棚Sx2′に
格納するとともに、この格納棚Sx2′の処理フラグFx2
を所定の格納が完了したことを示す“2"にセットし、上
記(a)の位置に戻って次の処理を行う。
上記ステップ′において格納棚Sx2′に商品Gx2′が格
納されていないことが移送機構によって検出された場合
には、ステップにおいて取出した商品Gx2′に付され
ているコードMx2′を読取ってこのコードにより記憶装
置にアクセスしてこの商品を格納する格納棚Sx2″を認
識する。
ステップにおいてこの格納棚Sx2″のフラグFx2″をチ
ェックし、このフラグが“1"であれば格納棚Sx2″が空
いているので、上記商品Gx2′をこの格納棚に格納し、
次いで一時収納棚X2にある商品Gx2を格納棚Sx2′に格納
して、これら格納棚と処理フラグFx2″,Fx2′を処理終
了を示す“2"にセットする,。
ステップにおいて上記フラグFx2″が“1"でなけれ
ば、ステップで取出した商品Gx2′を空いている一時
収納棚X1に収納して他方の一時収納棚X2に収納されて
いる商品Gx2を格納棚Sx2′に格納する。なお、上記ス
テップにおいて商品Gx2′を一時収納棚X1に収納した
後は、この一時収納棚X1に収納された商品Gx2′はGx1
呼び替え、またこの商品Gx1の格納されるべき格納棚S
x2″をSx1′と呼び替える。
この状態では、一時収納棚X1に商品Gx1が収容されてい
るので(b)の処理に戻り、前述と同様にして、上記一
時収納棚X1に収納された商品Gx1をその格納すべき格納
棚Sx′に格納するように処理を繰り返す。
上記のようにして一時収納棚X1とX2に交互に収納される
商品の格納側への格納処理をすべての格納棚の処理が終
了するまで繰り返す。
そして、すべての格納棚の処理が終了するとステップ
の条件が成立しなくなり、第1図について説明したよう
に、収納されていた商品はすべて所定の格納棚に格納さ
れる。
以上の説明は、1種類のコードを付された商品および1
時間のコードを付された商品を格納する格納棚がそれぞ
れ1つずつの場合について説明したが、商品および格納
棚の一方、あるいはそれぞれの複数ある場合にも本発明
を適用することができ、例えば格納棚が複数ある場合に
は、上記第2図図示のフローチャートについていえば商
品を格納すべき格納棚に商品が収納されたときには同種
類の商品を格納すべき他の格納棚の状態をチェックして
空いている格納棚があればその格納棚に格納し、もし空
いている格納棚がないときに第2図のフローチャートに
したがって処理を行うようにすることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、自動取引装置における商品の格納スペ
ースを有効に利用しながら、商品の格納位置の誤りを防
止することができるので、取引商品の誤放出が防止され
るとともに顧客に対する商品の貸出・販売に要する時間
も短縮され、また、商品の補充を行う作業者は補充商品
の収納位置を考慮する必要がないので作業が容易かつ迅
速に行なえるようになるので負担が軽減されるという格
別の効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を説明するための図、 第2図は本発明の実施例を説明するフローチャート、 第3図は本発明が適用できる自動取引装置の例を示す
図、 第4図は第3図図示の自動取引装置の制御装置の構成例
を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品を格納する複数の格納棚(#1,#2,…
    …#n)と、 一時的に商品を収納する少なくとも2つの一時収納棚
    (X1,X2)と、 これらの格納棚および一時収納棚から取出した商品を識
    別手段(4)あるいはこれらの格納棚および一時収納棚
    に搬送・格納し、かつ、この識別手段から取出した商品
    をこれら格納棚および一時収納棚に搬送・格納し得る自
    動移送手段(3)と、 この自動移送手段により格納棚から取出された商品の種
    類を識別する識別手段(4)と、 上記複数の格納棚から順次商品を取出して上記識別手段
    に搬送するとともに、この識別手段により識別された商
    品の種類に応じた格納棚に空きがあればこの商品をこの
    空き格納側に搬送・格納し、また、この商品を格納すべ
    き格納棚に空きがないときにはこの商品を一時収納棚に
    一旦収納し、この商品の種類に応じた格納棚が空くのを
    待ってこの空いた格納棚に一時収納棚にある商品を搬送
    ・格納するように上記自動移送手段を制御する制御手段
    (6)と を備えることを特徴とする自動取引装置。
JP18373987A 1987-07-24 1987-07-24 自動取引装置 Expired - Lifetime JPH07107717B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18373987A JPH07107717B2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24 自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18373987A JPH07107717B2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24 自動取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6428798A JPS6428798A (en) 1989-01-31
JPH07107717B2 true JPH07107717B2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=16141128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18373987A Expired - Lifetime JPH07107717B2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24 自動取引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07107717B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02247796A (ja) * 1989-03-22 1990-10-03 Nec Corp 貸出し物品自動返却用装置
JP4024908B2 (ja) * 1997-10-09 2007-12-19 サンデン株式会社 物品収納管理システム
JP6845661B2 (ja) * 2016-10-31 2021-03-24 日本たばこ産業株式会社 払出装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60184175U (ja) * 1984-05-10 1985-12-06 富士電機株式会社 ストアの商品販売システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6428798A (en) 1989-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH033071A (ja) 運送中における商品の管理装置および運送方法
JPH0711806B2 (ja) 電子注文配達受取システム
JP2610374B2 (ja) 図書入出庫管理装置
JPH0816672A (ja) 納品検品装置
JPH07107717B2 (ja) 自動取引装置
JP2001213502A (ja) 商品の入出荷管理システム
JPS5925261B2 (ja) 自動販売装置
JPS59182103A (ja) 入庫棚の検索方式
JP2008030948A (ja) 図書保管管理装置
JP4713221B2 (ja) 図書保管管理装置
JPH0784245B2 (ja) 物流設備
JPS6364195A (ja) 自動貸出・返却装置における商品貸出・返却方式
JPH0423704A (ja) 入庫管理システム
JPS63171702A (ja) 自動商品取引装置における商品格納方式
JPH11338930A (ja) 新規バーコード利用のチェックシステム
JPS6145802A (ja) 物流制御装置
JPH0690709B2 (ja) 在庫管理方式
JP2748124B2 (ja) レンタル契約処理装置
JPH05108683A (ja) 出庫管理方式
JPH04268994A (ja) Pos端末装置
JPS63116270A (ja) 商品販売管理システム
JPH10297722A (ja) ピッキングシステムおよび記録媒体
JP2567141B2 (ja) 回転棚空コンテナスライド入庫方式
WO2001063494A2 (en) Computerized and networked distribution system
JPH06104499B2 (ja) 仕分け設備