JPH0566290B2 - - Google Patents

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JPH0566290B2
JPH0566290B2 JP9077186A JP9077186A JPH0566290B2 JP H0566290 B2 JPH0566290 B2 JP H0566290B2 JP 9077186 A JP9077186 A JP 9077186A JP 9077186 A JP9077186 A JP 9077186A JP H0566290 B2 JPH0566290 B2 JP H0566290B2
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JP9077186A
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Yozo Toda
Hiroyuki Endo
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Mitsubishi Petrochemicals Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemicals Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemicals Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemicals Engineering Co Ltd
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同種の出荷品目毎に区分して多数の
貯蔵棚に貯蔵された多数種の出荷品目を、伝票、
ラベル等によりピツキング指示に基づいてピツカ
ーがピツキングを行うようにした物流システムに
おけるピツキング指示システムに係り、特に顧客
の注文情報を、ホストコンピユータを用いて作成
して外部記憶装置に記憶し、これよりピツキング
指示情報を出力するピツキング指示システムに関
する。
〔従来の技術〕
配送センターや倉庫等で顧客等の注文に応じ出
荷品目を各顧客毎に梱包し発送する作業の際、大
量の貯蔵品の中から顧客の注文する品物を必要数
量抜き出し取りまとめるいわゆるピツキング作業
が行われる。
普通、この作業は多数の品目をコード番号等で
整理し、整然と棚に配置し、客先別に注文品の数
量を整理した伝票、ラベル等に従い人手や手押
車、重量物にあつては動力付きの車両等の助けを
借りて棚の間を移動しつつピツキングを行う方法
や、逆に顧客別の棚やスペースを設定し各品目毎
にどこの顧客に何個送付すべきかを整理したリス
トに基づき単品目毎にそれぞれの顧客用の棚やス
ペースへ投入することを繰り返すことによりピツ
キングを行う方法等が用いられている。
近年、取り扱い物量の増大に合わせこれらの作
業の内ピツキング作業に使用される伝票やリスト
類の作成にコンピユータが利用される様になると
共にピツキング作業そのものを機械化する傾向も
出て来ている。
しかし化粧品等の様にそれぞれの品目が比較的
定形的で単価の高いものでは経済的にも機械化は
可能であるが、配送センターや倉庫で取り扱われ
るほとんどの品目についてはその性状や価格面か
ら技術的、経済的に制約され、システム構成が複
雑になり高価になるため機械化はむずかしく、い
ぜんとして人手による作業が主流である。
この様なピツキングのための人手作業におい
て、作業速度の向上、正確さの向上、省力化を行
う補助手段としてピツキング指示システムが各種
開発され実用化されている。例えば特開昭57−
137203号のピツキング指示システムがある。
このピツキング指示システムの機能や構成を簡
単に説明すると、フローラツクの様な貯蔵棚を複
数のゾーンに区分し、この各ゾーンを複数のベイ
区域に分け、各ベイ区域にベイ表示器を設置し、
更にこの各ベイ区域を、ピツキングされる多数の
品目を品目別に貯蔵するアイテム区分に分け、こ
の各アイテム区分には各品目別にピツキング数量
を表示するアイテム表示器を設け、あらかじめコ
ンピユータで顧客または出荷品目を受け取る注文
先(以下単に顧客という)毎に品目のピツキング
数量を整理し、制御操作卓より出力するピツキン
グ指示情報によりピツキング作業に合わせ顧客単
位でピツキング数量をアイテム表示器に表示させ
ることによりピツカーは伝票やラベルに頼ること
なく単純にアイテム表示器に表示された数量をピ
ツキングすれば正確にピツキング作業を行うこと
が出来る様になつている。また、アイテム表示器
にはリセツトスイツチが設けられてあり、1つの
顧客に対する作業が終了すると次の顧客に対する
ピツキング指示が表示されることにより連続して
ピツキング作業が行えるものである。
即ち、各ゾーンに配置されたピツカーは、まず
ピツキングすべき品目がどのベイ区域内にあるか
をベイ表示器の表示により知り、次いで当該ベイ
区域内のアイテム表示器の表示によりピツキング
すべき品目を知り、以下ベイ表示器及びアイテム
表示器を順次表示させ、当該表示に従つて複数の
顧客の注文品目を同時進行的に順次ピツキングで
きるようにし、より効率的にピツキング作業が行
えるようになつている。更にベルトコンベア等の
連続搬送装置と連動させれば、作業効率を一層高
めることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしこのような従来のピツキング指示システ
ムは全体の品目数に対し1つの顧客に対するピツ
キング品目数の比率が高い時には非常に効率の良
いピツキングが期待出来るが、この比率が下がる
と効率が悪くなり実用に耐えなくなる。このこと
は次の様な例で考えれば明らかである。
第5図は従来システムの一例におけるピツキン
グ作業の事例を説明するための説明図である。
いま、貯蔵棚5を10個のゾーンZ1〜Z10に区分
し、各ゾーンZ1〜Z10のベイ区域を1つとし(説
明を容易にするため1つとしているが複数の場合
も同様)、各ベイ区域(この説明ではゾーン)の
アイテム区分を10(一人のピツカーPが担当する
品目数)とし、ピツキングされる総品目数を100
とする。
各品目の配置は全てのピツカーが均等にピツキ
ング作業を行える様あらかじめコンピユータで分
析し配置を決めてある。現状では顧客aの注文品
はZ1からZ9迄のゾーンに貯蔵された品目のピツキ
ングを完了し、Z10のゾーンの品目のピツキング
にかかるところである。また顧客iの注文品につ
いてはZ1のゾーンのピツキングを完了し、Z2のゾ
ーンのピツキングを開始するところである。Z1
Z10のゾーンを担当するそれぞれのピツカーがそ
れぞれの品目に取り付けた表示器に示された数量
のピツキングを行い、コンテナCNに投入を完了
するとベルトコンベヤBYは一ゾーン分移動し、
顧客aの注文品のピツキング作業は完了し、顧客
bからjの注文品を搬送するコンテナはそれぞれ
次のゾーンのピツキング作業に入る。また、新た
に顧客kの注文品を入れるコンテナがZ1のゾーン
に入りピツキングが開始される。
この様にして10の顧客の注文品が並列的にピツ
キングされる。
前に述べた通り各ゾーンへの品目の配置はあら
かじめコンピユータにより全てのピツカーのピツ
キング作業が均等に行われる様決められている
が、一つ一つの顧客の注文を見ると必ずしも全て
のゾーンから均等にピツキングが行われると限ら
ず、従つて例えばcの顧客の注文品がZ8のゾーン
にない場合、Z8のゾーンのピツカーは他の9つの
ゾーンのピツカーがそれぞれの担当の品目のピツ
キングを完了し、コンベヤBYが一ゾーン分移動
し次の顧客のピツキング表示が表示される迄手待
ちとなる。この様な手持ちは各顧客の注文が倉庫
や配送センターの品目の配列には全く関係なく
個々の顧客の意志で決められることから避けるこ
とはできない。まして、各顧客の注文品目数がゾ
ーン数、第5図の例では10より少ない場合には必
然的に手待ちが発生することとなる。この手待ち
を避けるためゾーン数を減らすことは同時進行的
に行われるピツキング対象の顧客が減少すると共
に、一人のピツカーの作業範囲が大きくなり、ピ
ツキングする品目へ近づくための歩行時間が増加
し、手待ち時間の減少を上回る効率低下が発生す
る。
また、例示システムの場合で手待ちが発生した
場合、その次の顧客のコンテナが定作業位置に到
着する前に次のピツキング数量を表示することに
より、いくらかでも効率の向上を計る為の方法が
試みられているが、全体的に見て10人のピツカー
の内最も作業の遅いピツカーの作業速度に同調し
て働くシステムである限りその効果は限定された
ものである。
近年、消費者の商品に対する要求の多様化に伴
い、商品も多様化しており、例えば通信販売の物
流センター等では10000、20000と云う品目をかか
え、1日に数千の顧客から2、3品目ずつの注文
を受け発送するセンターもあり、前述の通り1つ
の顧客当たりの注文品目数が全体の品目数に対し
て少なくなると1品目当たりのピツキング所要時
間が長くなり、効率が低下するばかりでなく、商
品の品目数と同じ数だけ表示器が必要となるため
設備コストが高くなり、既存のピツキング指示シ
ステムの利用が出来ないという問題点がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたも
ので、多品目の中から小数品目をピツキングする
場合にも効率よくピツキングでき、かつ表示式シ
ステムのメリツトであるピツキングの正確さや表
示器の指示によるピツキング作業の単純化等の良
さをもつた安価なピツキング指示システムを提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明システムは上記の問題点を解決し、上記
の目的を達成するため、第1図〜第3図示のよう
に出荷品目毎に区分して多数の貯蔵棚5に貯蔵さ
れた多数種の出荷品目を伝票、ラベル等によるピ
ツキング指示に基づいてピツカーがピツキングを
行うようにしたピツキング指示システムにおい
て、多数の貯蔵棚5を複数のブロツクA,B,…
に区画し、各ブロツクを多数のグループA−1,
A−2,…、B−1,B−2…に分け、更に各グ
ループを出荷品目毎の枠に細区分し、各グループ
の貯蔵棚5に棚番号を、各グループの枠に枠番号
または出荷品目のコード番号を規則正しく表示せ
しめ、多数の顧客の注文情報を一人のピツカーが
ピツキングしピツキングカート4を用いて搬送で
きる複数の顧客分の情報に分割し、この各分割情
報毎に棚番、枠番または出荷品目のコード番号及
び出荷品目の数量等のピツキング指示情報を最適
なピツキング順序に整理し取りまとめるためのホ
ストコンピユータ1と、このホストコンピユータ
1を用いて各分割情報毎にピツキング指示情報を
最適なピツキング順序で記憶した複数の小型外部
記憶装置3と、この小型外部記憶装置3のセツト
でこれより供給されるピツキングすべき出荷品目
の棚番、枠番または出荷品目のコード番号及び数
量等のピツキング指示情報をピツキング順序に従
つて読み出し、かつピツキング品目の欠品、数量
不足等の時にその情報を小型外部記憶装置3に書
き込ませるための制御装置17、この制御装置1
7によりピツキング順序に従つて読み出されたピ
ツキング指示情報が与えられる表示器18、この
表示器18と制御装置17を駆動するための電源
装置19及び顧客毎にピツキング品目を収容する
複数のピツキング用コンテナ20a,20b…を
載置した複数のピツキングカート4と、小型外部
記憶装置3に欠品、数量不足等の時に書き込まれ
た情報を読み取る入力装置9を有し、この入力装
置9の出力情報を処理しそのピツキング内容を顧
客毎に付属のデイスプレイ7に表示させて検品を
行つたり、顧客別の納品書、出荷ラベル等を付属
のプリンタ8からプリントアウトさせたり、出荷
品目毎の出荷実績、欠品状況、在庫引き落とし等
の情報をホストコンピユータ1に出力するための
コンピユータ6を備え、上記各ピツキングカート
4に載置した表示器10は制御装置17より与え
られるピツキング指示情報により顧客を区別して
表示する顧客識別表示部22と、この顧客識別表
示部22に表示された顧客の出荷品目が貯蔵され
た貯蔵棚5の棚番、枠番または出荷品目のコード
番号及び数量をそれぞれ表示する表示部23〜2
5と、ピツキング完了時に操作され制御装置17
にピツキング完了を知らせて作業の進行を図るた
めのリセツトスイツチ26と、欠品時に操作され
制御装置17に欠品であることを知らせ、その欠
品情報を小型外部記憶装置3に書き込ませるため
の欠品スイツチ27の操作端を有する構成とした
ものである。
〔作用〕
ピツカーは担当する複数の顧客に係る情報を記
憶した1枚の小型外部記憶装置3をピツキングカ
ート4の制御装置17にセツトして当該外部記憶
装置3の情報を読み取り、最初にピツキングすべ
き出荷品目の棚番、枠番または出荷品目のコード
番号及び数量をそれぞれ棚番表示部23、枠番ま
たは出荷品目のコード番号表示部24及び数量表
示部25に表示させると共に、ピツキングする出
荷品目が複数の顧客のうち、どの顧客のものかを
顧客識別表示部22に表示させる。
ピツカーは棚番表示部23に表示された棚番の
所へカート4を移動し、枠番またはコード番号表
示部24に表示された枠番またはコード番号の出
荷品目を数量表示部25に表示された数量だけピ
ツキングし、この数量の出荷品目を顧客識別表示
部22に表示された顧客のピツキング用コンテナ
20aに収容する。
このようにして最初の顧客に対する1つの出荷
品目のピツキングが完了したら、ピツカーがリセ
ツトスイツチ26を操作することにより当該出荷
品目の数量がピツキングされたことが外部記憶装
置3に書き込まれると共に顧客識別表示部22の
表示が変わり、この表示された顧客に対するピツ
キング数量が数量表示部25に表示される。この
場合、同じ出荷品目のピツキング指示がない場合
は自動的に次の枠番または次の棚番、枠番へ表示
が変わつて行く。ピツカーは表示された枠番の出
荷品目を表示数量だけピツキングし、顧客識別表
示部22に表示された顧客のピツキング用コンテ
ナ20bに収容することになる。
もし、表示された出荷品目の数量に対し、貯蔵
されている出荷品目が不足している場合は、これ
を欠品していると判断して欠品スイツチ27を操
作し、制御装置17により数量表示部25の表示
数量に対して欠品していることが外部記憶装置3
に書き込まれる。また出荷品目が欠品している
(枠に出荷品目がない)場合には、欠品スイツチ
27を操作し、制御装置17により欠品している
ことが外部記憶装置3に書き込まれる。
このようにして1人のピツカーが担当する複数
の顧客に対する出荷品目のピツキングが全て終了
し、他のピツカーについても担当する複数の顧客
に対する出荷品目のピツキングが同様にして同時
進行的に行われて全て終了する。しかる後、ピツ
カーはピツキングした出荷品目を顧客毎に収容し
たピツキング用コンテナ20a,20b…を載置
したピツキングカート4を梱包作業所へ移動し、
外部記憶装置3をここに設置した入力装置9にセ
ツトしてその内容を読み取り、コンピユータ6で
処理し、デイスプレイ7にピツキング内容を顧客
毎に表示させて検品を行い、かつプリンタ8から
顧客別の納品書、出荷ラベル等をプリントアウト
する。また同時に出荷品目毎の出荷実績、欠品状
況などの情報をコンピユータ6よりホストコンピ
ユータ1に出力し、在庫引き落とし、在庫管理、
受注残管理、売掛管理等に利用する。
以上の全ての作業を完了した後、外部記憶装置
3はその内容を消去し次のピツキング作業のため
に再利用される。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面により詳細に説明
する。
第1図は本発明システムの一実施例の構成を示
す説明図、第2図は本実施例で使用するピツキン
グカートの説明図、第3図は同じく本実施例で使
用する表示器の斜視図である。
本実施例はホストコンピユータ1、カード発行
機2、ダイナミツクラムを有するICカード3、
ピツキングカート4、貯蔵棚5、キードリーダ9
付きマイクロコンピユータ6、デイスプレイ7及
びプリンタ8から構成されている。
顧客の注文に応じて出荷されるべき出荷品目は
細かく区分した貯蔵棚5に品目毎に区分して貯蔵
されている。多数の貯蔵棚5は複数のブロツクに
区画され、各ブロツクは複数のグループに分けら
れ、各グループは出荷品目毎の枠に細区分されて
おり、各グループの貯蔵棚5に棚番号を、各グル
ープの枠に枠番号または出荷品目のコード番号を
表示してある。本実施例では多数の貯蔵棚5は
A,B,Cの3つのブロツクに区画され、各ブロ
ツクA,B,Cは20グループに分けられて各グル
ープの貯蔵棚5にはA−1〜A−20,B−1〜
B−20,C−1〜C−20等の棚番が表示され
整然と配置されている。各グループの貯蔵棚A−
1〜A−10,B−1〜B−20,C−1〜C−
20は10段以内に分割され、各段は出荷品目を貯
蔵する10個以内の枠に区分されており、各グルー
プの枠には例えば2段目右から6番目の枠に2−
6の如く枠番が表示されている。
ホストコンピユータ1は多数の顧客の注文情報
を一人のピツカーがピツキングしピツキングカー
ト4を用いて搬送できる複数の顧客分、例えば3
顧客分の情報に分割し、この3顧客分の情報毎に
棚番、枠番及び出荷品目の数量等のピツキング指
示情報を最適なピツキング順序に整理し取りまと
めるためのものである。
ICカード3はホストコンピユータ1の出力情
報を各ピツカーが担当する3顧客分毎にカード発
行機2を用いて記憶するもので、複数枚作成され
る。
ピツキングカート4は第2図示のようにICカ
ード3のセツトでこれより供給されるピツキング
すべき出荷品目の棚番、枠番または出荷品目のコ
ード番号、数量等のピツキング指示情報をピツキ
ング順序に従つて読み出し、かつピツキング品目
の欠品、数量不足等の時にその情報をICカード
3に書き込ませるためのカードリーダーライター
17と、このカードリーダーライター17により
ピツキング順序に従つて読み出されたピツキング
指示情報が信号線21a〜21dを介して与えら
れる表示器18と、この表示器18とカードリー
ダーライター17を駆動するための電源装置19
と、顧客毎にピツキング品目を収容する複数(一
人のピツカーが担当する顧客数と同じ数)の、こ
の実施例では3個のピツキング用コンテナ20a
〜20cをカート本体に載置してなるもので、自
由に移動できるものであり、複数台用意されてい
る。
表示器18は第3図示のようにカードリーダー
ライター17より与えられるピツキング指示情報
により複数の顧客、この例では3つの顧客を区別
して表示する3つの顧客指示灯L1〜L3よりなる
顧客識別表示部22と、この顧客識別表示部22
に表示された顧客の出荷品目が貯蔵された貯蔵棚
5の棚番、枠番及び出荷品目の数量をそれぞれ表
示する表示部23〜25と、ピツキング完了時に
操作されカードリーダーライター17にピツキン
グ完了を知らせて作業の進行を図るためのリセツ
トスイツチ26と、欠品時に操作されカードリー
ダーライター17に欠品であることを知らせ、そ
の欠品情報をICカード3に書き込ませるための
欠品スイツチ27と、数量不足時に操作されカー
ドリーダーライター17にピツキングした数量を
指示し数量表示部25の表示数量に対して不足し
ていることをICカード3に書き込ませるための
テンキー28と、在庫チエツク時に使用され出荷
品目別のバーコードを読み取るためのハンデイス
キヤナ29とよりなる。
本実施例で使用する表示器18の内部回路は、
例えば第4図示のようになつている。
第4図において21a〜21dは当該表示器1
8とカードリーダーライター17を接続する信号
線である。信号線21b,21cは電源装置19
の24ボルトの電圧が与えられる。この24ボルトの
電圧は電圧レギユレータを含む電圧変換回路10
に供給されて5〜8ボルトの電圧Vに変換され、
表示器18を構成する各回路に供給される。
信号線21aを通して入力されるシリアル信号
は、インバータI1をて判別部12の端子t7に与え
られる。このシリアル入力信号は本実施例では3
つの顧客を区別するための2ビツト、棚番表示用
の2桁12ビツト、枠番表示用の2桁8ビツト及び
数量表示用の2桁8ビツトの合計30ビツトにチエ
ツクビツトを加えたデイジタル信号であり、カー
ドリーダーライター17から送られてくる。この
シリアル信号は本実施例の場合、同一棚番、同一
枠番毎に3顧客分同時に端子t7より判別部12の
メモリに読み込まれる。判別部12のメモリにシ
リアル信号が読み込まれると、端子t8からインバ
ータI2及び信号線21aを経てカードリーダーラ
イター17に受信確認信号を送る。この受信確認
信号の送信は、端子X1,X2に接続した発振回路
13から発振信号を送り出すことにより行う。
また出荷品目の数量信号、棚番信号、棚枠信号
及び顧客識別信号は最大3顧客分を一旦判別部1
2のメモリに記憶し、顧客の順番に従つて出荷品
目の数量、棚番、枠番等を表すデイジタル信号は
端子t3から、3顧客を区別するデイジタル信号は
端子t1から送り出す。判別部12は端子t3から出
力されたデイジタル信号を10進法の数字に変換す
るための制御信号を端子t2より出力する。
判別部12の端子t3から出力されたデイジタル
信号は、コード変換回路14によつて10進法の数
字に変換し、棚番表示部23、枠番表示部24及
び数量表示部25は、その入力で出荷品目の貯蔵
されている貯蔵棚の棚番、枠番及び数量を10進法
の数字で表示する。本実施例の場合、棚番、枠番
及び数量を表示する表示部23〜25に液晶表示
部を用いているので、コード変換回路14には液
晶点灯用の発振回路15が含まれている。
また、判別部12の端子t3からデイジタル信号
が出力すると同時に端子t6より低電位が出力し、
この低電位でトランジスタTR2がオフになり、そ
のコレクタに高電位が発生する。この高電位はダ
イオードD2を経てノア回路11のトランジスタ
TR1をオンにする。このオンによりダイオード
D1を介して信号線21dを低電位にし、カード
リーダーライター17にピツキングが未完了であ
ることを知らせる。
いま、ピツカーが数量表示部25に示された1
番目の顧客に対する出荷品目の数量をピツキング
し、ピツキングの完了によりリセツト回路中のリ
セツトスイツチ26を操作し、これによつて判別
部12の端子t5にリセツト信号が与えられたとす
ると、数量表示部25は2番目の顧客に対する出
荷品目の数量を表示すると共に、顧客識別表示部
22の顧客指示灯はL1からL2の点灯に変わり、
以下同様にしてピツキングの完了毎に指示灯の点
灯が順に変わる。3番目の顧客に対する出荷品目
のピツキングが完了したときには、判別部12の
端子t6より高電位が出力し、この高電位でトラン
ジスタTR2がオンになり、そのコレクタに低電位
が発生する。この低電位はダイオードD2を経て
トランジスタTR1をオフにする。このオフにより
ダイオードD2を経て信号線21dを高電位にし、
カードリーダーライター17にピツキングが完了
したことを知らせる。
判別部12の端子t1から出力された3顧客分を
区別するデイジタル信号はランプ駆動回路16を
経て顧客を区別する顧客識別表示部22の3つの
顧客指示灯L1〜L3を顧客の順番に従つて点灯さ
れる。即ち、第1の信号で指示灯L1を、第2の
信号で指示灯L2を、第3の信号で指示灯L3を点
灯させる。
なお、この指示灯L1〜L3はそれぞれダイオー
ドD3〜D5を経て接続したノア回路11のランプ
点灯確認スイツチS1を閉じることにより電圧V
による電流を各指示灯L1〜L3、各ダイオードD3
〜D5、スイツチS1及び信号線(接続線)21
bの回路に流して各指示灯L1〜L3を点灯させ、
ランプ切れのチエツクを行えるようになつてい
る。
また、3つの顧客のシリアル信号のうち、数量
信号が零の場合は自動的に判別部12の端子t6
高電位となり、信号線21dに高電位を与えるも
のである。
第1図中のカードリーダ9、マイクロコンピユ
ータ6、デイスプレイ17及びプリンタ8は梱包
作業場所の近くに配置する。
マイクロコンピユータ6はICカード3に欠品、
数量不足等の時に書き込まれた情報をカードリー
ダ9により読み取り、このカードリーダ9の出力
情報を処理しそのピツキング内容を顧客毎に付属
のデイスプレイ7に表示させて検品を行つたり、
顧客別の納品書、出荷ラベル等を付属のプリンタ
8からプリントアウトさせたり、出荷品目毎の出
荷実績、欠品状況、在庫引き落とし等の情報をホ
ストコンピユータ1に出力するものである。
以上の構成において本実施例の動作を説明す
る。
ホストコンピユータ1により多数の顧客の注文
情報を一人のピツカーがピツキングしたピツキン
グカート4を用いて搬送できる3顧客分の量の情
報に分割し、その分割情報毎にピツキング指示情
報を最適なピツキング順序に整理し、カード発行
機2により分割枚数のICカード3に記憶する。
ICカード3には少なくとも顧客の名称、住所、
出荷品目の名前、数量、価格、貯蔵されている貯
蔵棚の棚番、枠番を記憶させる。記憶の内容はそ
れぞれコード化されているものでも良い。
全顧客の注文情報の分割は作業効率に大きな影
響を与えるので、注文情報毎に熟慮する必要があ
り、一般に次の点を考慮して行う。即ち、1枚の
ICカード3にまとめる顧客に対する情報は極力、
ピツキングを行う棚番が重複するように組み合わ
せることである。
ピツカーは担当する3つの顧客に係る情報を記
憶した1枚のICカード3をピツキングカート4
のカードリーダーライター17にセツトして当該
ICカード3の情報を読み取り、最初にピツキン
グすべき出荷品目の棚番、枠番及び数量をそれぞ
れ棚番表示部23、枠番表示部24及び数量表示
部25に表示させると共に、ピツキングする出荷
品目が3顧客のうち、どの顧客のものかを顧客識
別表示部22の3つの顧客指示灯L1〜L3の1つ
L1を点灯することにより表示させる。
ピツカーは棚番表示部23に表示された棚番の
所へカート4を移動し、枠番表示部24に表示さ
れた枠番の出荷品目を数量表示部25に表示され
た数量だけピツキングし、この数量の出荷品目を
顧客表示灯L1により指示された顧客のピツキン
グ用コンテナ20aに収容する。
3つの顧客指示灯L1〜L3を赤、青、黄の色灯
とし、3つのピツキング用コンテナ20a〜20
cも赤、青、黄のものとすれば、ピツキング時の
品目収容ミスを防止できる。
このようにして最初の顧客に対する1つの出荷
品目のピツキングが完了したら、ピツキングがリ
セツトスイツチ26を押すことにより当該出荷品
目の数量がピツキングされたことがICカード3
に書き込まれると共に、顧客指示灯の点灯がL1
からL2に変わり、この顧客指示灯L2の点灯によ
り表示された顧客に対するピツキング数量が数量
表示部25に表示される。この場合、同じ出荷品
目のピツキング指示がなければ、自動的に次の枠
番または次の棚番、枠番へ表示が変わつて行く。
ピツカーは表示された枠番の出荷品目を表示数量
だけピツキングし、顧客指示灯L2により表示さ
れた顧客のピツキング用コンテナ20bに収容す
ることになる。
もし表示された出荷品目の数量に対し貯蔵され
ている出荷品目が不足している場合はピツキング
した数量(収容数量)をテンキー28により打ち
込み、カードリーダーライター17により数量表
示部25の表示数量に対して不足していることが
ICカード3に書き込まれる。この数量不足の場
合、これを欠品していると判断して欠品スイツチ
17により欠品していることをICカード3に書
き込ませてもよい。また出荷品目が欠品している
(枠に出荷品目がない)場合には、欠品スイツチ
27を押し、カードリーダーライター17により
欠品していることがICカード3に書き込まれる。
このようにして一人のピツカーが担当する3顧
客に対する出荷品目のピツキングが全て終了し、
他のピツカーについても担当する3顧客に対する
出荷品目のピツキングが同様にして同時進行的に
行われて全て終了する。しかる後、ピツカーはピ
ツキングした出荷品目を顧客毎に収容したピツキ
ング用コンテナ20a〜20cを載置したピツキ
ングカート4を梱包作業所へ移動し、ICカード
3をここに載置したカードリーダ9にセツトして
その内容を読み取り、マイクロコンピユータ6で
処理し、デイスプレイ7にピツキング内容を顧客
毎に表示させて検品を行い、かつプリンタ8から
顧客別の納品書、出荷ラベル等をプリントアウト
する。また同時に出荷品目毎の出荷実績、欠品状
況などの情報をマイクロコンピユータ6よりホス
トコンピユータ1に出力し、在庫引き落とし、在
庫管理、受注残管理、売掛管理等に利用する。
以上の全ての作業を完了した後、ICカード3
はその内容を消去し、次のピツキング作業のため
に再利用される。
ピツキング作業においてリアルタイムでピツキ
ングを行いたい場合には多数の顧客の注文情報を
ホストコンピユータ1により最適ピツキング順序
に整理し、ICカード3を発行すれば極めて簡単
なプログラムでリアルタイムピツキングが可能で
ある。
またこのシステムは出荷品目の在庫棚卸し作業
に極めて効果的に使用できる。
棚卸しに際しては多数の貯蔵棚5を複数のブロ
ツクA,B,Cに区画し、このブロツクA,B,
C毎にICカード3にホストコンピユータ1を用
いてカード発行機2を介して出荷品目別の在庫数
を書き込み、このICカード3に書き込んだブロ
ツク毎の在庫数をカードリーダーライター17よ
り読み出して実在庫数と比較し、在庫数が正けれ
ばリセツトスイツチ26を押し、もし差があれ
ば、実在庫数をテンキー28で打ち込で欠品スイ
ツチ27を押すことにより実在庫数をICカード
3に書き込む。
特定の出荷品目のみの在庫チエツクを行いたい
時は、枠番または出荷品目のコード番号をテンキ
ー28で打ち込んだりまたは枠毎に出荷品目別の
バーコードを貼付けておき、このバーコードをハ
ンデイスキヤナ29により読み取ることにより
ICカード3に書き込んで在庫数を呼び出して実
在庫数と比較し、実在庫数と一致するときはリセ
ツトスイツチ26を押し、実在庫数と異なるとき
は実在庫数をテンキー28により打ち込み、欠品
スイツチ27を押すことによりICカード3に実
在庫数を書き込む。
全ての出荷品目のチエツクが終了したら、IC
カード3をカードリーダ9にセツトしてその内容
を読み取つてマイクロコンピユータ6で処理し、
デイスプレイ7に在庫のチエツク状況を表示さ
せ、プリンタ8からプリントアウトすると共に、
そのデータをホストコンピユータ1へ送り出し
ICカード3に書き込まれた在庫数の修正に供す
る。
更に貯蔵棚5に対する商品補充作業において
ICカード3に商品コード番号と棚番、枠番の対
称リストを記憶しておき、商品や伝票に付けた商
品コード番号をテンキー28により打ち込んだ
り、バーコードをハンデイスキヤナ29により読
み取ることによりその商品の補充すべき場所を表
示させて商品補充に役立てたり、あるいはパトロ
ールにより補充すべき商品のコード番号をテンキ
ー28により打ち込んだり、枠に貼り付けたバー
コードをハンデイスキヤナ29により読み取るこ
とにより補充すべき出荷品目リストを作成して商
品補充に役立てることに利用することができる。
また、ピツキングとは逆に出荷品目1つずつを
顧客毎に指定した棚の枠内にいわゆる種まき方式
で分配する際には出荷品目をピツキングカート4
に乗せ、顧客毎に指定された棚番、棚枠番及び配
分数を表示器23,24,25に表示させ、この
指示に従つて配分を行うと供に配分する出荷品目
に不足を生じた時は実際に配分した数量をテンキ
ー28により打ち込み、欠品スイツチ27を押す
ことにより小型外部記憶装置3に実配分数を書き
込むことができる。
本実施例では小型外部記憶装置としてICカー
ドを使用した場合を説明したが、ICカード3に
代えてカード面にレーザー光線により信号を書き
込んだり、消去したりすることができる部分を備
えたレーザーカードや、磁気メモリを備えたカー
ドあるいはミニフロツピーデイスク等を使用する
ことができる。
ピツキングカート4としては、手押式、自走式
あるいはフオークリフトのような荷物のハンドリ
ング機能をもつものなどを使用することができ
る。
ハンデイスキヤナ29としては、自動スキヤン
式のハンデイスキヤナなどを使用することが出来
る。
〔発明の効果〕
以上の説明より明らかなように本発明によれ
ば、多数の貯蔵棚5(全顧客の注文品目が全て貯
蔵されている)を複数のブロツクA,B,…に区
画し、各ブロツクを多数のグループA−1,A−
2,…、B−1,B−2,…に分け、更に各グル
ープを出荷品目毎の枠に細区分し、ホストコンピ
ユータ1により多数の顧客の注文情報を一人のピ
ツカーがピツキングしたピツキングカート4を用
いて搬送できる複数の顧客分の情報に分割し、こ
の各分割情報毎に各グループの貯蔵棚5に表示し
た棚番、更に各グループを出荷品目毎に細分書し
た枠に表示した枠番または出荷品目のコード番号
及び出荷品目の数量等のピツキング指示情報を最
適なピツキング順序で記憶した複数の小型外部記
憶装置3を用い、各ピツカーがピツキングカート
4に載置した制御装置17に小型外部記憶装置3
をセツトすることにより棚番表示部23に表示さ
れた棚番の所に当該ピツキングカート4を移動
し、顧客識別表示部22に表示された顧客と枠番
または出荷品目のコード番号表示部24に表示さ
れた枠番または出荷品目のコード番号及び数量表
示部25に表示された出荷品目の数量に基づいて
当該顧客の注文する数量の出荷品目を同時にピツ
キングし、ピツキングした出荷品目を顧客別にピ
ツキング用コンテナ20a,20b…に収容し、
ピツキングカート4により移動できるように構成
したので、1つの顧客当たりの注文品目数が全体
の品目数に対して少なくても、言い換えれば多品
目の中から少数品目をピツキングする場合にも1
品目当たりのピツキング所要時間を短くでき、効
率よくピツキングできると共に、表示式のシステ
ムのメリツトであるピツキングの正確さや表示器
の指示によるピツキング作業の単純化等の良さを
もつた安価なピツキング指示システムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明システムの一実施例の構成を示
す説明図、第2図は本実施例で使用するピツキン
グカートの説明図、第3図は同じく本実施例で使
用する表示器の斜視図、第4図は第3図の表示器
の内部回路図、第5図は従来システムの一例にお
けるピツキング作業の事例を説明するための説明
図である。 1……ホストコンピユータ、2……カード発行
機、3……小型外部記憶装置(ICカード)、4…
…ピツキングカート、5……貯蔵棚、6……コン
ピユータ(マイクロコンピユータ)、7……デイ
スプレイ、8……プリンタ、9……入力装置(カ
ードリーダ)、17……制御装置(カードリーダ
ーライター)、18……表示器、19……電源装
置、20a〜20c……ピツキング用コンテナ、
21a〜21d……信号線、22……顧客識別表
示部、23……棚番表示部、24……枠番(出荷
品目のコード番号)表示部、25……数量表示
部、26……リセツトスイツチ、27……欠品ス
イツチ、28……テンキー、29……ハンデイス
キヤナ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 出荷品目毎に区分して多数の貯蔵棚5に貯蔵
    された多数種の出荷品目を伝票、ラベル等による
    ピツキング指示に基づいてピツカーがピツキング
    を行うようにしたピツキング指示システムにおい
    て、多数の貯蔵棚5を複数のブロツクA,B,…
    に区画し、各ブロツクを多数のグループA−1,
    A−2,…、B−1,B−2…に分け、更に各グ
    ループを出荷品目毎の枠に細区分し、各グループ
    の貯蔵棚5に棚番号を、各グループの枠に枠番号
    または出荷品目のコード番号を規則正しく表示せ
    しめ、多数の顧客の注文情報を一人のピツカーが
    ピツキングしピツキングカート4を用いて搬送で
    きる複数の顧客分の情報に分割し、この各分割情
    報毎に棚番、枠番または出荷品目のコード番号及
    び出荷品目の数量等のピツキング指示順序を最適
    なピツキング情報に整理し取りまとめるためのホ
    ストコンピユータ1と、このホストコンピユータ
    1を用いて各分割情報毎にピツキング指示情報を
    最適なピツキング順序で記憶した複数の小型外部
    記憶装置3と、この小型外部記憶装置3のセツト
    でこれより供給されるピツキングすべき出荷品目
    の棚番、枠番または出荷品目のコード番号及び数
    量等のピツキング指示情報をピツキング順序に従
    つて読み出し、かつピツキング品目の欠品、数量
    不足等の時にその情報を小型外部記憶装置3に書
    き込ませるための制御装置17、この制御装置1
    7によりピツキング順序に従つて読み出されたピ
    ツキング指示情報が与えられる表示器18、この
    表示器18と制御装置17を駆動するための電源
    装置19及び顧客毎にピツキング品目を収容する
    複数のピツキング用コンテナ20a,20b…を
    載置した複数のピツキングカート4と、小型外部
    記憶装置3に欠品、数量不足等の時に書き込まれ
    た情報を読み取る入力装置9を有し、この入力装
    置9の出力情報を処理しそのピツキング内容を顧
    客毎に付属のデイスプレイ7に表示させて検品を
    行つたり、顧客別の納品書、出荷ラベル等を付属
    のプリンタ8からプリントアウトさせたり、出荷
    品目毎の出荷実績、欠品状況、在庫引き落とし等
    の情報をホストコンピユータ1に出力するための
    コンピユータ6を備え、上記各ピツキングカート
    4に載置した表示器10は制御装置17より与え
    られるピツキング指示情報により顧客を区別して
    表示する顧客識別表示部22と、この顧客識別表
    示部22に表示された顧客の出荷品目が貯蔵され
    た貯蔵棚5の棚番、枠番または出荷品目のコード
    番号及び数量をそれぞれ表示する表示部23〜2
    5と、ピツキング完了時に操作され制御装置17
    にピツキング完了を知らせて作業の進行を図るた
    めのリセツトスイツチ26と、欠品時に操作され
    制御装置17に欠品であることを知らせ、その欠
    品情報を小型外部記憶装置3に書き込ませるため
    の欠品スイツチ27の操作端を有する構成とした
    物流システムにおけるピツキング指示システム。 2 上記各ピツキングカート4に載置した表示器
    18は、ピツキング作業を行う際、数量不足時に
    操作され制御装置17にピツキングした数量を指
    示し、数量表示部25の表示に対して不足してい
    ることを小型外部記憶装置3に書き込ませるため
    のテンキー28と、在庫チエツク時に使用され出
    荷品目別バーコードを読みとるためのハンデイス
    キヤナ29を含む操作端を有する構成とした特許
    請求の範囲第1項記載の物流システムにおけるピ
    ツキング指示システム。 3 各ブロツクA,B,…毎に小型外部記憶装置
    3にホストコンピユータ1を用いて出荷品目別の
    在庫数を書き込み、この小型外部記憶装置3に書
    き込んだブロツク毎の在庫数を制御装置17によ
    り読み出して実在庫数と比較し、実在庫数と一致
    するときはリセツトスイツチ26を操作し、実在
    庫数と異なるときは実在庫数をテンキー28によ
    り打ち込み、欠品スイツチ27を操作することに
    より小型外部記憶装置3に実在庫数を書き込むこ
    とができる特許請求の範囲第2項記載の物流シス
    テムにおけるピツキング指示システム。 4 特定の出荷品目の枠番または当該出荷品目の
    コード番号をテンキー28により打ち込んだり、
    または出荷品目別のバーコードをハンデイスキヤ
    ナ29により読み取ることにより小型外部記憶装
    置3に書き込んだ在庫数を呼び出して実在庫数と
    比較し、実在庫数と一致するときはリセツトスイ
    ツチ26を押し、実在庫数と異なるときは実在庫
    数をテンキー28により打ち込み、欠品スイツチ
    27を押すことにより小型外部記憶装置3に実在
    庫数を書き込むことができる特許請求の範囲第2
    項及び第3項のいずれか1つに記載の物流システ
    ムにおけるピツキング指示システム。 5 小型外部記憶装置3に商品コード番号と棚
    番、枠番の対称リストを記憶しておき、商品や伝
    票に付した商品コード番号をテンキー28により
    打ち込んだり、バーコードをハンデイスキヤナ2
    9により読み取ることによりその商品の補充すべ
    き場所を表示させて商品補充に役立てたり、ある
    いはパトロールにより補充すべき商品のコード番
    号をテンキー28により打ち込んだり、バーコー
    ドをハンデイスキヤナ29により読み取ることに
    より補充すべき出荷品目リストを作成して商品補
    充に役立てることができる特許請求の範囲第2項
    記載の物流システムにおけるピツキング指示シス
    テム。 6 ピツキングとは逆に出荷品目1つずつを顧客
    毎に指定した棚の枠内にいわゆる種まき方式で分
    配する際には出荷品目をピツキングカート4に乗
    せ、顧客毎に指定された棚番、棚枠番及び配分数
    を表示器23,24,25に表示させ、この指示
    に従つて配分を行うと共に配分する出荷品目に不
    足を生じた時は実際に配分した数量をテンキー2
    8により打ち込み、欠品スイツチ27を押すこと
    により小型外部記憶装置3に実配分数を書き込む
    ことができる特許請求の範囲第2項記載の物流シ
    ステムにおけるピツキング指示システム。
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