JPS6140541A - 担持媒体内の懸濁粒子の一定の特性の測定装置 - Google Patents

担持媒体内の懸濁粒子の一定の特性の測定装置

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JPS6140541A
JPS6140541A JP11519385A JP11519385A JPS6140541A JP S6140541 A JPS6140541 A JP S6140541A JP 11519385 A JP11519385 A JP 11519385A JP 11519385 A JP11519385 A JP 11519385A JP S6140541 A JPS6140541 A JP S6140541A
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ヴオルケル カーヘル
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N15/1404Handling flow, e.g. hydrodynamic focusing

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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Optical Measuring Cells (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粒子を含まない液体が入っている測 、。
宗家を備え、粒子を含まない液体が測定室から測定ゾー
ンを通って流出し、粒子懸濁液が供給装置の出口から測
定ゾーンの範囲に流出する、担持媒体内で懸濁している
粒子の一定の特性の測定装置に関する。
〔従来の技術〕
このような貫流型粒子測定装置は公知である。
この装置は、医学的および生物学的測定技術において細
胞の特性を分析するために使用される。化学的および薬
学的測定技術では、この装置は粒子状重合製品の粉塵粒
子の分布を検出するために役立つ。この場合、粉砕プロ
セスの効果も測定することができる。
その際一般的には、測定すべき粒子が担持媒体(粒子を
含まない液体)の中で懸濁し、この担持媒体によって測
定口または測定ゾーンの中を運ばれる。例えば電気的な
方法で粒子の大きさを測定する測定装置の場合には、粒
子が測定ゾーンである測定口の中で粒子の大きさに比例
した電気的な抵抗変化を発生する(米国特許第2656
508号明細書)。光学的な貫流型測定装置の場合には
、測定ゾーンである所定の個所で、螢光または散乱光が
測定される(***間特許第26’ 56654号明細書
参照)。このすべての装置に共通することは、粒子の正
確な軌道制御を行わなければならないということである
。なぜなら、粒子の軌道がパラメータとして測定結果に
非常に強い影響を及ぼすからである。軌道制御を行わな
いと、大きな測定エラーが生ずる。広い範囲にわたって
完全に均質な励起照明を行うことができず、従っている
いろな軌道の粒子が、螢光する色素の■が同じでも、異
なる螢光信号を生ずるということが軌道制御を行う理由
である。電気的な装置の場合には、電界の不均質化の結
果として、異なる粒子軌道が測定口によって影響を受け
る。
すなわち、測定を正確に行うには、正確に定められた軌
道に沿って粒子を測定ゾーンの中を案内しなければなら
ない。これは水力学的な集束の原理を用いて行われる(
例えば***国特許第2013799号明細書参照)。こ
の場合、粒子懸濁液は粒子を含まない液体−この液体の
流れは測定ゾ−ンの方へ向かって狭められる−の水力学
的な力によって狭い軌道に制限され、それによって上述
の測定エラーが回避される。その際、粒子懸濁液は測定
口の手前の範囲において、供給細管から直径が0.1〜
0.2mの出口を通って、粒子を含まない測定ゾーンの
方へ縮少した層流に流入する。
例えば細胞試料の臨床診断において連続する多数の試料
を定期的に測定する場合には、供給装置例えば細管−粒
子懸濁液がこの細管を通って測定ゾーンの手前の範囲に
流入する−の中を、非常に異なる細胞が次々に流過する
。きちんとした測定結果を得たいときには細胞は互いに
混ざってはいけない。このような“混合遷延”を回避す
るために、異なる試料(粒子懸濁液)の間で供給装置を
洗浄しなければならない。異なる測定の間で装置を洗浄
するためのいろいろな装置が知られているが(***間特
許第2422129号明細書および***国特許公開第2
750447号明細書参照)、この洗浄過程は非常に面
倒であり、臨床の一連の検査のために充分迅速に行うこ
とができない。公知のこの装置の場合には、所定の量の
洗浄液を充てんするために、高圧によって洗浄を加速す
ることはできない。なぜなら、供給装置の出口または測
定室の固有の測定ゾーン(測定口)が洗浄流れの強力な
絞りを生じるからである。従って、公知の装置の場合に
は、洗浄液の必要量が前方または後方へ向かっているい
ろな開口(出口、測定口)を通過するまでに、比較的に
長い時間がかかる。
この絞りは測定試料と洗浄液の前方へ連続的な導入を妨
害する。短い間隔で異なる多数の試料を交互に測定する
ことはできない。なぜなら、各々の試料を常に新たに全
供給装置の中を案内しなければならないからである。
〔発明の目的〕
従って本発明の課題は、種々の細胞を有する種々の試料
の間で迅速かつ簡単な洗浄を可能にする冒頭に述べた種
の装置を提供することである。それによって特に一連の
臨床検査のための測定を迅速に行うことができる。この
場合、構造的なコストはできるだけ少なくすべきである
。すなわち、装置の製作と操作は簡単でなければならな
い。電気的な測定にも光学的な測定にも同じことが言え
るので、電気的な測定と光学的な測定の精度について普
通の要求を同じように満たすべきである。
そのためには、前記の軌道制御のほかに、螢光測定また
は散乱光測定における対物レンズによる監視のために、
測定口に容易に接近できるようにする必要がある。
〔発明の概要〕
この課題は本発明に従い、供給装置が、少なくとも2つ
の通路を備えた複数導路型ブンゼクタによって形成され
、この複数の通路がそれらにとって共通の室に注ぎ、粒
子懸濁液ケ室から前記の出口を通つて測定ゾーンの範囲
に流出することによって解決される。
従って本発明の本質は、粒子懸濁液の供給装置が公知の
如く通路を1つではなく2つ備えていることにある。こ
の通路はそれらの端部で合流し、それらにとって共通の
室を形成する。そして、粒子懸濁液はこの室から測定室
、すなわち測定シーンまたは測定口(電気的な装置の場
合)の手前の範囲に流出する。そこで粒子懸濁液は水力
学的に集束され、測定ゾーンを通って案内される。この
測定ゾーンにおいて電気的または光学的測定が行われる
。。2つの通路の合流によって、一方の通路を負圧源に
接続することができ、かつ洗浄のために洗浄液が管路装
置全体をきわめて迅速に流過することができる。そして
その際、供給装置の小口または測定ゾーンの狭い絞り個
所の中を洗浄液を通過させる必要がない。これは米国特
許第3,793.587号明細書との重要な違いである
。、粒子を含まない液体が測定室から管路系へ1.すな
わち“後方へ”流入することによって、洗浄過程が更に
改善される。通路←接続された管路の1つに吸引/吐出
ポンプが設けられ、そして複数通路型インゼクタが先ず
粒子懸濁液を収容するために粒子懸濁液の容器に浸漬さ
れ、その後で測定室に浸漬されるように全装置を形成す
ると、粒子と接触する金管路系の部分を非常に少なくす
ることができる更に、正確な配置がきわめて簡単かつ迅
速に達成される。
〔発明の実施例〕
以下、添付の回を参照して本発明の実施例と他の特徴を
詳しく説明する。
第1図では複数通路型インゼクタすなわち注水器lが測
定室2の中に浸漬されている。この測定室2には、粒子
すなわち細片を含まない液体が通路3から供給される。
測定室2の底には測定口4が設けられている。粒子を含
まない液体がこの測定口4を通って流出することができ
る。本実施例において測定口4は冒頭に述べた測定ゾー
ンを形成する。測定口4の両側には電極5,7が設けら
れている。通路6は測定室2の下側に形成され、かつ透
明なカバー8によって覆われている。従って、測定口4
を対物レンズ9によって観察し、直接照明原理すなわち
エビスコピック原理に従って螢光または散乱光(戻り制
御)を測定することができる。
公知の如く、通路6内の圧力よりも高い圧力が測定室2
内に発生するようにすると、粒子を含まない液体が測定
口4を通って流れる。この流れは測定ロイに基づいて測
定口の手前で細くなる。従って、複数通路型インゼクク
1の出口13がら測定口4の手前の範囲に流出した粒子
懸濁液は、測定口の方へ”集束゛する。粒子を含まない
液体が電解物質である場合には、粒子が測定口4を通過
するときに、電極5.7間で抵抗の変化が発生し、従っ
て電気を印加すると電圧ピークが発生ずる。
この電圧ピークの高さレベルは、通過した粒子の容積を
表す。
本実施例において複数通路型インゼクタ1は互いに平行
な2つの通路1o、11によって形成される。通路10
.11の横断面は円形(第5回(a)参照)でも半径形
、楕円形等でもよい。これは製作の方法に依存する。製
作は例えば、2木のガラス小管を互いに溶着することに
よって行われる。
複数通路型インゼクタ1の下方部分にとっては特に次の
ことが大切である。すなわち、通路10   。
11の下端が共通の室12に注いでいて、この室が測定
時に流れ方向に見て出口13の手前に位置することが大
切である。
通路10は容器15内に浸漬された管路14に接続され
ている。この容器15は試料懸濁液を含んでいる。すな
わち、測定口4を通るときに測定される粒子を懸濁液の
中に含んでいる。粒子は一般的には担持媒体例えば液体
の中で懸濁している。
容器15は支脚エフに沿って高さ調節可能なプラットホ
ーム16上にある。通路11は管路18を介して弁19
に接続されている。この弁の他の側には負圧源20が接
続されている。
弁19を開くと、負圧源20によって発生した負圧が管
路18、通路11、室12、通路1oおよび管路14を
介して容器15から粒子懸濁液を吸込む。これは負圧の
大きさく例えば0.1〜0゜2バール)に応じてきわめ
て迅速に行われる。粒子懸濁液は複数通路型インゼクタ
1の下方部分に達する。これが達成されると、弁19が
閉鎖され、プラットホーム16の高さが調節される。こ
の高さ調節によって、複数通路型インゼクタ内の粒子懸
濁液の圧力は測定室2内の粒子を含まない液体の圧力よ
りも大きくなる。そして、粒子懸濁液が室12から出口
13を通って測定口4の手前の範囲へ流出し、そこで粒
子を含まない溶液によって捕捉されて測定口4を通過す
る。
測定が終わった後で、粒子懸濁液を入れた容器を除去し
、洗浄液を入れた容器と交換する。管路14は洗浄液に
浸漬される。そして、弁19が充分な時間にわたって再
び開放されるので、洗浄液が管路14、通路10、室1
2、通路11および管路18を通って吸込まれ、その結
果複数通路型インゼクタ1の出口13を含めた管路系全
体が洗浄される。洗浄過程は比較的に短い時間で終了す
る。なぜなら、上記の管路系が強い絞り部を備えていな
いため、負正によって力強い洗浄流れが発生するからで
ある。その際、粒子を含まない液体が測定室2から出口
13を通って室12に吸込まれる。すなわち、測定時の
流れとは”反対向き”の流れを生じる。短時間後、通路
系は再び次の試料の測定の準備がなされる。
第3図の実施例は、自動化のその他の段が第1.2図の
実施例と異なる。先ず、第1.2図の場合と同様に、管
路18が弁19を介して負圧源2゜に接続されている。
管路14は他の弁21を介して容器25に接続されてい
る。この容器には粒子を含まない液体が充填されている
。更に、小容量の吸引−または吐出装置として作動する
吸引/吐出−ポンプ22が管路14に接続されている。
このポンプは最も簡単な場合には例えば、モータで操作
される、粒子配置用注入器として形成されている。
複数通路型インゼクタすなわち複式インゼクタ1と、通
路10.11に接続された管路14.18は、第1.2
図の場合と異なり、揺動アーム23上に設けられている
。この揺動アーム23は矢印24によって示すように昇
降可能であり、かつ上昇運動後、軸線Aを中心に揺動可
能である。複数通路型インゼクタ1がもはや測定室2の
中に浸漬しないように、揺動アーム23を持上げた後で
、前記の揺動を行うことができる。複数通路型イン1 
 ζ ゼクタ1が粒子懸濁液を含む容器26の上方に達するま
で、前記の揺動が行われる。そして、複数通路型インゼ
クタが容器内に浸漬するまで、揺動アーム23が再び下
降する。この位置において測定過程が始まる。この測定
過程では、(弁19.21が閉じ)、吸込ポンプとして
の吸引/吐出−ポンプ22が作動し、そしてミリリット
ルまたはマイクロリットルの範囲の正確で一定の測定量
の粒子懸濁液を゛逆方向に”、すなわち出口13を通っ
て室12、通路10内に吸込む。すなわち、この吸込過
程は複数通路型インゼクタlの尖端で行われる。次に、
揺動アーム23が持上げられ、揺動しそして再び測定室
2の中に沈められる。吸引/吐出−ポンプ22が極を切
り換えられて吹出ポンプとして作動し、前もって吸い込
まれた測定量の粒子懸濁液を、出口13から測定室の?
l1ll定口40手前の範囲へ押出す。その際、測定が
行われる。
測定が終了した後で、両弁19.21が開放さ   ”
1れる。そして、負圧源20の負圧が容器25から管路
14、通路10、出口13を備えた室12、通路11お
よび管路18を経て、粒子を含まない液体を吸込み、そ
れによってこの管路系全体の強力な洗浄を行う。これと
同時に吸引/吐出−ポンプ22がその中立位置に移行す
る。この位置でポンプは次の測定過程の準備をする。
第1.2図の実施例に対する、第3.4図の本発明の実
施例の重要な利点は、通路系または管路系全体のごく一
部だけが粒子懸濁液と接触し、従ってこの一部だけしか
汚れないということにある。
これにより洗浄が迅速に行われる。洗浄を終了した後で
揺動アーム23は再び容器26の上へ揺動し、そこで次
の試料を受取る。弁19.21は再び閉鎖される。
第5図の(a)、(b)及び(c)は複数通路型インゼ
クタのいろいろな横断面を示している。
(a)において示した横断面は、第1.2図または第3
.4図の実施例の場合のような2つの通路を有する複数
通路型インゼクタの横断面である。
(b)の場合は3通路型、(C)の場合は4通路型のイ
ンゼクタである。例えば校正懸濁液測定を他の通路を介
して固有の粒子測定の間に挿入することができる。その
際、主通路をそのために使用しなくてもよい。いろいろ
なm人個所から適当な管路を経て懸濁液を供給可能なす
べての通路は、それぞれ共通の室(第2図の室12)に
注いでいる。出口がこの室から測定室の測定口または測
定ゾーンの手前の範囲に通じている。この室は幾何学的
な見地から、迅速な洗浄を妨害する凹所や角が内部に存
在しないように形成されている。
第6.7図と第8.9図はいわゆる”平面化技術”によ
る複数通路型インゼクタの実施を示している。重要な範
囲、すなわちいろいろな通路を合流させる範囲および(
水力学的な集中化のために)粒子懸濁液を粒子を含まな
い電解室の流れに合流させる範囲における室と管路の本
質的な構造と、更に測定口または測定ゾーンは、ガラス
または合成樹脂(例えばプレキシガラス)製の平らな−
に形成されている、すなわちフライス加工またはエツチ
ング加工されている。加工された管路と室を有する面は
ガラス板で覆われている。このガラス板はフレームによ
って押しつけられるかまたは適当な接着剤によって接着
されている。この平面的な構造は、すべての管路を外か
ら見ることができるという重要な利点がある。それによ
って、光学的な測定のための理想的な状態が得られる。
流動する粒子のすぐ近くに対物レンズを置くことができ
る。平面化技術は更に、製作技術上の利点がある。なぜ
なら、フライス加工、鋸挽き、穴あけまたはエツチング
によって平面内に管路と室を精密に形成することができ
るからである。
第6.7図はプレキシガラス製のブロック28を示して
いる。このブロックの面29内に管路と室が形成されて
いる。面29内はガラス板30によって覆われている。
通路31.32および33はブロック28を通って斜め
に延び(第7図参照)、面29のすぐ手前で室12に注
いでいる。
室12は出口13を介して環状通路34と連通している
。この環状通路は室12内の通路31.32.33の開
口を取り囲み(第6図参照)、そして粒子を含まない液
体を供給するために通路3につながっている。すなわち
、粒子を含まない流れはJ路3から環状通路34に達す
る。その際、粒子懸濁液は室12から出口13を通って
環状通路34に流入する。出口13の一方の側はガラス
板30によって区画されている。測定口4は環状通路3
4と流出通路6との間の狭い通過個所として形成されて
いる。環状通路は出口13から出る粒子懸濁液の対称的
な流出と集束化を行う。出口13と測定口4との間の環
状通路34の範囲はこの場合も、粒子を含まない液体の
水力学的に集束する流れを生じる測定口の範囲である。
測定口はここでは場合によっては、容器の”開口”とし
ての明白な特性を失い、一般的に言えば通過する粒子の
観察と測定とを行う測定ゾーンとなる。この測定口の定
義は、水力学的な集束化の結果としてその内部で粒子流
線の合流によって明白な軌道制御を行う部分である。
第8.9図は他の実施例を示している。この実施例の場
合には、通路35.36.37.38、39がブロック
28の中で斜めに形成され、そして面29内で室12に
星状に注いで合流している。
この室12は出口13を介して範囲40と連通している
。この範囲には更に、粒子を含まない液体の通路10が
注いでいる。この通路はガラス板30に斜めに当たって
いる。従って、室12内への”後方”の流れ成分が発生
しないで、粒子を含まない液体が測定口4を経て流出通
路6へ直接的に流れる。出口13のそばを流れるときに
、粒子懸濁液が連行され、水力学的に集束される。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く構成されているので、試料測定後の
洗浄が迅速かつ簡単に行われることができるので、種々
の試料を一連で処理する場合は、一層迅速に行うことが
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例を示す図、第2図は第1図の一部
の拡大図、第3図は第2の実施例を示す図、第4図は第
3図の実施例の平面図、第5図は複数通路型インゼクタ
のいろいろな横断面形状を示す図、第6図は第3の実施
例の平面図、第7図は第6図の■−■線に沿った断面図
、第8図は第4の実施例を示す図、第9図はIX−IX
線に沿った断面図である。 1・・・複数通路型インゼクタ、 2・・・測定室、 4・・・測定ゾーン、 10.11.31.32.33.35.36.37.3
8.39・・・通路、 12・・・室、 13・・・出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粒子を含まない液体が入っている測定室を備え、粒
    子を含まない液体が測定室から測定ゾーンを通って流出
    し、粒子懸濁液が供給装置の出口から測定ゾーン(4)
    の範囲に流出する、担持媒体内で懸濁している粒子の一
    定の特性を測定するための装置において、供給装置が、
    少なくとも2つの通路(10、11;31〜33;35
    〜39)を備えた複数通路型インゼクタ(1)によって
    形成され、この複数の通路がそれらにとって共通の室(
    12)に注ぎ、粒子懸濁液が室(12)から前記の出口
    (13)を通って測定ゾーンの範囲に流出することを特
    徴とする担持媒体内の懸濁粒子の一定の特性の測定装置
    。 2、複数通路型をインゼクタ(1)が平行な通路(10
    、11)によって形成され、測定室(2)内に浸漬して
    いる通路(10、11)の端部が出口(13)を備えた
    共通の室(12)に注いでいることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の担持媒体内の懸濁粒子の一定の特
    性の測定装置。 3、複数通路型インゼクタ(1)が揺動アーム(23)
    に固定され、この揺動アームが上下に移動可能であり、
    かつ昇降運動に対して垂直な平面内で揺動可能であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の担持媒体内の懸濁粒子の一定の特性の測定装置。 4、複数通路型のインゼクタ(1)の揺動範囲内にもう
    1つの容器(26)が設けられ、この容器の中に粒子懸
    濁液が入っていることを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載の担持媒体内の懸濁粒子の一定の特性の測定装置
    。 5、複数通路型インゼクタ(1)の出口(13)の手前
    の室(12)が、特にガラスまたは合成樹脂で形成され
    たブロック(28)の表面(29)に形成され、出口(
    13)がブロック(28)の材料とブロック(28)を
    覆う板(30)の通路によって形成され、出口(13)
    がブロック(28)の表面(29)に形成されかつ板(
    30)によって覆われた他の範囲(34、37)と連通
    し、この範囲に粒子を含まない液体が供給され、更にこ
    の範囲が測定ゾーン(4)と連通し、この測定ゾーンが
    同様にブロック(28)の材料と板(30)の間の通路
    によって形成され、測定ゾーン(4)の他の側に、流出
    通路(6)が接続されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の担持媒体内の懸濁粒子の一定の特性
    の測定装置。 6、板(30)が透明な材料によって形成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の担持媒体内
    の懸濁粒子の一定の特性の測定装置。 7、複数通路型インゼクタの通路(11)が弁(19)
    を介して負圧源(20)に接続され、他の通路が粒子を
    含まない液体の容器(15)に接続され、弁(19)を
    開放したときに負圧源(20)によって粒子を含まない
    液体が容器(15)から両通路(10、11)を通って
    吸込まれ、この通路が出口(13)を備えた室(12)
    を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第7
    項までのいずれか1つに記載の担持媒体内の懸濁粒子の
    一定の特性の測定装置。 8、通路(10)が吸引/吐出ポンプ(22)に接続さ
    れ、粒子懸濁液の容器(26)の中に複数通路型インゼ
    クタ(1)を浸漬するときは前記ポンプが吸引ポンプと
    して所定の測定容量の粒子懸濁液を吸込み、複数通路型
    インゼクタ(1)を測定室(2)の中に浸漬するときは
    吐出ポンプとして測定容量の懸濁液を測定室(2)に導
    入することを特徴とする特許請求の範囲第1項から第7
    項までのいずれか1つに記載の担持媒体内の懸濁粒子の
    一定の特性の測定装置。
JP11519385A 1984-05-29 1985-05-28 担持媒体内の懸濁粒子の一定の特性の測定装置 Pending JPS6140541A (ja)

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DE3420018.5 1984-05-29

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