JP3075367B2 - 粒子分析方法及び装置 - Google Patents

粒子分析方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体から採取した尿等
の試料液を扁平流にして流し、画像処理により試料液中
の有形成分の分類や計数等を行なう粒子分析方法及び装
置、詳しくは、温度等の外部環境が変化しても分析でき
る、試料液量を一定に保つようにした高精度の分析を行
なうことができる粒子分析方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、フラットシースフロー(fl
at sheath flow)にして流した細胞など
の粒子をビデオカメラで撮像し、画像処理にて粒子を分
類したり計数したりする装置が知られている。なお、フ
ラットシースフローとは、粒子懸濁液の周囲を層流の液
で被覆して流し、その粒子懸濁液を縦横比の大きな扁平
流とした流れをいう。図3はそのような装置の要部概略
図であり、尿を試料とし尿中の有形成分(血球、上皮細
胞、円柱等)の分析を行なうものである。染色等の前処
理がなされた尿試料は試料液吐出手段18により一定流
量でノズル12から吐出されることにより、フラットシ
ースフローセル10内に導入される。同時にフローセル
10にはシース液供給手段21によりシース液も導入さ
れ、断面が縦横比の大きい矩形流路14において、極め
て扁平な(厚みが薄く幅の広い)試料液流が形成され
る。シース液の導入は、シース液チャンバ20を介して
ポンプ22にて行なわれる(シース液の導入をシリンジ
で行なう方法もあるが、コストアップになる)。試料液
吐出手段18は、例えばモータ19により駆動されるシ
リンジタイプのものである。
【0003】矩形流路14を挟んだ一方から(図3にお
いては紙面の裏側から)ストロボ光が照射され、他方に
配置されたビデオカメラ(図示せず)にて試料液の静止
画像が撮像される。16は対物レンズ(図示せず)が配
置される部分である。撮像された画像は画像処理装置に
て解析され、細胞像の抽出や分類・計数等の処理がなさ
れる。外部環境温度が変化すると、流体の粘度が変わ
り、液の流れに影響を及ぼす。シース液を一定圧力で供
給している系の場合には、流体抵抗の変化によりシース
液の流量が変化し、試料液とシース液の流量のバランス
が変化してしまう。流量は温度が高くなると急激に増加
する。図4〜図7は、フラットシースフローセル10に
おける試料液の流れを説明するための図である。図4、
図6は正面から見た図、図5は図4における5−5線断
面図、図7は図6における7−7線断面図である。26
は試料液流部分を示している。28はビデオカメラの撮
像エリアである。
【0004】低温状態では液(ここではシース液)の粘
度は高いので、シース液の流量が小さくなり、図4、図
5に示すように試料液は幅W1が広く、厚みD1の厚い流
れとなる。逆に高温状態では図6、図7に示すように試
料液は幅W2が狭く、厚みD2の薄い流れとなる。一方、
撮像エリア28の面積は変わらない。このため、試料液
全体に占める撮像可能な試料液の量に差が生じ、分析結
果に影響を及ぼすことになる。例えば、撮像される粒子
数が変わる。図2の縦軸は撮像された粒子数の変動率
を、横軸は液温を表わしている。なお、液温24℃を基
準としている。実線は従来の装置における撮像粒子数の
変化を示しており、低温では撮像された粒子数は多く、
高温では少なくなっている。
【0005】ところで、一般のフローサイトメータにお
いても、シース液を一定圧力で供給している場合には、
同様に試料液流の太さが変わる。しかし、図8に示すよ
うに、光30は試料液流32を完全に横切って照射さ
れ、試料液流全体が検出可能である。このため、温度が
変動しても、試料液の流速変化に起因して粒子信号の周
波数帯域が若干変わるだけで、検出対象の試料液量が変
わり、計数値が変わるような重大な問題は発生しない。
以上のように、試料液流全体ではなく、その一部分を検
出対象領域としている装置においては、温度変動による
流れの変動をなくすことは重要なことである。さて、こ
の問題を解決する方法としては、例えば、図3における
シース液配管部分24に、 (a) 恒温装置を設ける。 (b) 流量検出手段を設け、ポンプ圧をコントロール
する。 ことがあげられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】(a)においては、ヒ
ータやクーラ、そしてその温度制御手段が必要となり、
コストアップ、装置の大型化を招く。具体的には、流路
が形成された高熱伝導性のブロックが必要であり、ま
た、そのブロックを恒温に保つために、熱容量の大きな
ヒータ等が必要となる。 (b)においても流量検出手段、ポンプの出力圧コント
ロール手段が必要であり、同様にコストアップ等の問題
がある。また、ポンプの出力圧を精度良くコントロール
するのも難しい。 本発明は、上記の諸点に鑑みなされたもので、コストア
ップ、大型化することなく、外部環境の変化にかかわら
ず試料の流れの幅、厚みを一定にすることができる粒子
分析方法及び装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】図3(従来の装置のブロ
ック図)と図1(本発明のブロック図)を比べればわか
るように、本発明の粒子分析装置は、外部環境温度を検
知する温度センサ36と、温度センサ36の変化に基づ
き温度を計測する温度計測回路38と、が追加され、さ
らに、試料液吐出手段18の駆動回路34において、温
度計測回路38からの信号に基づき試料液吐出手段18
の駆動を制御するようにしたことを特徴とする。すなわ
ち、本発明の粒子分析装置は、シース液を外層とした極
めて扁平な流れの試料液に、ストロボ光を照射して静止
画像を得、画像処理により試料液中の有形成分の分析を
行なう粒子分析装置において、シース液は一定圧力で供
給されており、試料液吐出手段の吐出流量は可変であっ
て、外部環境温度を検知する温度センサ36と、温度セ
ンサ36の変化に基づき温度を計測する温度計測回路3
8と、温度計測回路38からの信号に応じて試料液吐出
手段18の吐出流量を所定の値にするように試料液吐出
手段18を駆動する駆動回路34とが備えられたことを
特徴とする。駆動回路34においては、温度情報と試料
液吐出手段の動作速度とを関係づけるデータが予め用意
されており、温度情報と上記データとから試料液吐出手
段18の動作速度が決定される。また、同一試料液に対
し、撮像倍率を途中で変えて撮像するようにした装置に
おいては、撮像エリアの面積等の条件が異なるので、同
一の補正は行なえない。つまり、低倍率用のデータと高
倍率用のデータとが用意されている。
【0008】請求項1の粒子分析方法は、シース液を外
層とした極めて扁平な流れの試料液に、ストロボ光を照
射して静止画像を得、画像処理により試料液中の有形成
分の分析を行なう粒子分析方法において、シース液を一
定圧力で供給し、外部環境温度によって、試料液吐出流
量を補正することを特徴としている。また、請求項2の
粒子分析方法は、シース液を外層とした極めて扁平な流
れの試料液に、ストロボ光を照射して静止画像を得、画
像処理により試料液中の有形成分の分析を行なう粒子分
析方法において、同一試料液に対し、(a)試料液が流
れる領域に照射する光の光量を少なくする状態、(c)
試料液の厚みを厚くして流す状態、(e)試料液の静止
画像を低倍率で撮像する状態、の以上(a)、(c)、
(e)の状態を同時に選択する低倍率撮像状態と、
(b)上記光量を多くする状態、(d)上記厚みを薄く
して流す状態、(f)上記画像を高倍率で撮像する状
態、の以上(b)、(d)、(f)の状態を同時に選択
する高倍率撮像状態とのいずれかを選択し、シース液を
一定圧力で供給し、試料液吐出手段の吐出流量を制御
し、外部環境温度に基づいて試料液吐出流量を補正する
際に、高倍率撮像状態と低倍率撮像状態とで、補正率を
異ならせることを特徴としている。そして、請求項3の
粒子分析装置は、図1を参照して説明すれば、シース液
を外層とした極めて扁平な流れの試料液に、ストロボ光
を照射して静止画像を得、画像処理により試料液中の有
形成分の分析を行なう粒子分析装置において、シース液
を一定圧力で供給するシース液供給手段21と、吐出流
量が制御可能な試料液吐出手段18と、外部環境温度を
検知する温度センサ36と、温度センサ36の変化に基
づき温度を計測する温度計測回路38と、温度計測回路
38からの信号に応じて試料液吐出手段18の吐出流量
を補正して試料液吐出手段18を駆動する駆動回路34
とを包含することを特徴としている。また、請求項4の
粒子分析装置は、図1及び図9を参照して説明すれば、
シース液を外層とした極めて扁平な流れの試料液に、ス
トロボ光を照射して静止画像を得、画像処理により試料
液中の有形成分の分析を行なう粒子分析装置において、
フローセル78の前に配置された開口絞り58と、開
口絞り58の開口面積を可変する可変手段66と、フロ
ーセル78の後で、撮像手段90の前に配置された、倍
率の異なったプロジェクションレンズ86、88と、プ
ロジェクションレンズ86、88を切り換える切換え手
段94とが設けられ、 同一試料液に対し、(a)試料
液が流れる領域に照射する光の光量を少なくする状態、
(c)試料液の厚みを厚くして流す状態、(e)試料液
の静止画像を低倍率で撮像する状態、の以上(a)、
(c)、(e)の状態を同時に選択する低倍率撮像状
態、又は、(b)上記光量を多くする状態、(d)上記
厚みを薄くして流す状態、(f)上記画像を高倍率で撮
像する状態、の以上(b)、(d)、(f)の状態を同
時に選択する高倍率撮像状態を有するように構成され、
シース液を一定圧力で供給するシース液供給手段21
と、吐出流量が制御可能な試料液吐出手段18と、外部
環境温度を検知する温度センサ36と、温度センサ36
の変化に基づき温度を計測する温度計測回路38と、温
度計測回路38からの信号に応じて試料液吐出手段18
の吐出流量を補正して試料液吐出手段18を駆動する駆
動回路34とを包含し、外部環境温度に基づいて試料液
吐出流量を補正する際に、高倍率撮像状態と低倍率撮像
状態とで、補正率が異なるように構成したことを特徴と
している。
【0009】
【作用】温度センサ36と温度計測回路38とにより外
部環境温度が計測され、その温度情報は駆動回路34に
送られる。駆動回路34ではその温度情報と、予め設定
されたデータとから試料液吐出手段18の動作速度が求
められ、試料液吐出手段18からは外部環境温度に対応
した流量で試料液が吐出される。すなわち、低温時には
試料液の流量が小さくなり、高温時には大きくなり、シ
ース液と試料液の流量バランスは温度に関係なく常に一
定となり、試料液の幅、厚みも一定となる。このため、
撮像される粒子数も一定となる。途中で倍率を変えて撮
像する場合は、低倍率用のデータ、高倍率用のデータに
基づいて、試料液の吐出量がそれぞれに対して最適に補
正されるので、高低いずれの倍率で撮像しても撮像粒子
数は一定となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器の形状、その相対配置などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。図
1は本発明の粒子分析装置の一実施例の流体ブロック図
である。36はシース液の温度を検知するための温度セ
ンサであり、シース液チャンバ20の外壁に取り付けら
れている。温度センサ36は、シース液そのものの温度
を検知しなくても、シース液自体の温度と対応のつく箇
所の温度が検知できればよい。温度センサ36の信号は
温度計測回路38にて増幅される。場合によっては、さ
らにA/D変換することもある。温度計測回路38から
駆動回路34に温度情報を含んだ信号が送られる。14
は矩形流路(扁平流路)で、その上部に縮小流路13が
接続される。試料液吐出手段18は、一例として、モー
タ19の正逆回転運動を往復直線運動に変換し、ピスト
ンの移動を行なうシリンジタイプのものである。駆動回
路34からの駆動信号により、吐出手段18の吐出流
量、吸引流量を所望の値にすることが可能である。流量
とモータ19の回転速度とは比例関係にある。21はシ
ース液供給手段で、シース液チャンバ20、ポンプ2
2、シース液配管部分24等から構成される。
【0011】図2において、実線40、42で示したよ
うに何の補正もしない場合には、液温が変わると撮像さ
れる粒子数が変わる。40、42はそれぞれ高倍率撮像
(HPF)、低倍率撮像(LPF)における撮像粒子数
の変化を示している。しかし、その撮像粒子数と試料液
吐出流量との間にはある一定の関係がある。このため、
図2の実線40、42によって各撮像粒子数と温度との
間の関係が明らかになれば、各倍率において、温度に関
係なく撮像粒子数を一定にするために試料液吐出手段1
8のモータ19を、いかなる速度で回転させればよいか
がわかる。つまり、温度とモータの回転速度の補正量と
の対応付けができる。駆動回路34にはこの対応付けデ
ータが記憶されている。温度計測回路38からの信号に
より、モータ19は計測された温度に応じた速度で回転
し、試料液吐出手段18も、温度に応じた吐出流量で試
料液を吐出することになる。温度計測回路38とモータ
駆動回路34との間にデータ処理用の回路を設け、その
回路で演算処理を行なってもよい。
【0012】具体的には、次のような関係式によって、
試料液吐出手段18の回転速度を決めている。 低倍率時の回転速度 QL(t)=QL24*[1+7.32*10-3*(t−2
4)+2.85*10-5*(t−24)2] 高倍率時の回転速度 QH(t)=QH24*[1+1.86*10-2*(t−2
4)+5.05*10-4*(t−24)2] ただし、 t :外部温度[℃] QL24:24[℃]時の回転速度(低倍率時) QH24:24[℃]時の回転速度(高倍率時) ところで、温度を変えながら所定時間内に流れたシース
液の体積を測定し、温度とシース液流量との関係を求め
ることからでも、上記対応付けデータを得ることができ
る。以上のようにして、温度によってモータ19の回転
速度を補正して変えることにより、高倍率、低倍率のい
ずれにおいても温度に関係なく撮像粒子数を一定にする
ことができる。図2の破線44、46はそれぞれ、補正
ありの場合の高倍率時、低倍率時における撮像粒子の変
動を示している。
【0013】つぎに、撮像倍率の切換えについて、図9
に基づいて説明する。なお、一点鎖線は光軸を示してい
る。50はストロボであり、例えば、1/30秒ごとに
約5μs間発光している。ストロボ50からの光はコレ
クタレンズ52にて集光される。そして、さらにフィー
ルドレンズ54にて平行光にされ、ミラー56にてほぼ
90度に反射された後、開口絞り58に入射する。本実
施例においてはコレクタレンズ52とフィールドレンズ
54との間に、拡散板56とその移動を行なう移動手段
57が設けられている。拡散板56は例えば、すりガラ
スであり、拡散板56は保持具60に保持されている。
保持具60はロータリーアクチュエータ62やモータ等
の回転可能な軸64に取り付けられ、軸64が回転する
ことにより、ストロボ50からのパルス光が、拡散板5
6を通過する状態と通過しない状態とをつくることがで
きるようになっている。拡散板56を通過することによ
り光は拡散され、光度むらが解消され均一な光になる。
開口絞り58は軸のまわりに回転させられることによ
り、光が通過する開口部の面積が変わり光量の調節が行
なわれる。開口絞り58は可変手段66により回転さ
れ、開口部の面積が変えられる。可変手段66は例え
ば、モータ68等の回転可能な軸に歯付きプーリ70を
取り付け、一方、開口絞り58の外周にも歯付きプーリ
72を取り付け、両歯付きプーリ72、70にタイミン
グベルト74を掛け渡すことにより構成されている。開
口絞り58の開口部を通過した光は、コンデンサレンズ
76にて集光され、フローセル78の扁平流路80の試
料液が流れる小領域に照射される。開口絞り58を絞る
程、光量は少なく焦点深度は深くなる。フローセル78
を通過した光は、例えば、倍率10倍の対物レンズ82
で拡大され、ミラー84で反射されてプロジェクション
レンズ86又は88を通り、ビデオカメラ等の撮像手段
90で撮像される。プロジェクションレンズ86、88
はそれぞれ例えば、倍率1倍、4倍である。プロジェク
ションレンズ86、88は保持具92に保持され、保持
具92は切換え手段94により往復直線運動される。切
換え手段94は例えば、エアシリンダ96のピストン9
8を保持具92に取り付けることにより実現できる。ガ
タなく保持具92を移動させるには、リニアスライダを
用いればよい。プロジェクションレンズ86を選択した
場合には倍率は例えば、計10倍となり、レンズ86を
通過した光はそのまま直接撮像手段90に入射し撮像面
上に像を結ぶ。プロジェクションレンズ88を選択した
場合には倍率は例えば、計40倍となり、レンズ88を
通過した光は反射ミラー100、102、104、10
6で反射され、光路をかせいで撮像手段90に入射し撮
像面上に像を結ぶ。対物レンズ82から撮像手段90ま
での光路は、外乱光の影響を受けないようにカバー等を
しておく必要がある。
【0014】図10〜図13はフローセル78の扁平流
路80の中心部分を流れる試料液108、110を示す
図である。図11、図13は試料液108、110の断
面図である。図10、図12において112、114は
それぞれ倍率を例えば、40倍、10倍としたときの視
野(撮像エリア)を示している。光学系は高倍率時にお
いて、0.61NA/λと2×ピクセル間隔/Mとが略等
しくなるように設計されている。NAはレンズの開口数、
λは光の波長、Mはレンズの倍率である。倍率40倍を
選択したときには、被写界深度は比較的浅い。このた
め、図11に示すように、試料液流の厚みを被写界深度
より少し薄くしておく必要がある。また、できるだけ多
くの粒子の像を撮像するためには、視野の全領域をカバ
ーするように試料液が流れている必要がある。倍率10
倍を選択したときには、被写界深度は比較的深い。この
ため、図11に示すように試料液流の厚みが薄い場合に
はピントが合う。しかし、試料液流の厚みが薄い分だけ
撮像される試料液が少なくなるので、得られる粒子数も
少なくなり、分析精度の低下を招く。尿試料は血液等と
比べると含有される粒子数は非常に少ない。よって、試
料液流の厚みは、レンズの被写界深度より少しだけ薄い
状態がより良好である。このため、倍率を低くした場合
には、図13に示すように、厚みが厚くなるように試料
液を流すのが良い。
【0015】試料液流の厚みを変えるには、シース液供
給量、試料液供給量のいずれか一方又は両方を変えれば
よい。しかし、シース液供給量を一定にしておき、試料
液供給量のみを変えるようにしておけば、構成が簡単で
ある。また、レンズを切り換える場合に、切り換えるご
とにレンズの位置が変動してしまっては、ピントがぼけ
たり撮像できなくなることがある。このため、レンズの
位置が微少量変動したぐらいでは、上記の不具合が起こ
らないようにしておく必要がある。そのためには、移動
させるレンズの倍率を低く抑えておくのがよい(ここで
はプロジェクションレンズの倍率は1倍と4倍)。その
分、静止している対物レンズ82の倍率を大きくしてお
く(ここでは対物レンズの倍率は10倍)。
【0016】図9に示す装置において、低倍率で試料液
を撮像する場合には、レンズの被写界深度は深い。この
ため、試料液流の厚みが厚くても、その範囲内でピント
を合わすことができる。また、低倍率の場合には試料流
の撮像される領域、つまり視野は広い。よって、撮像手
段には充分な光信号が到達するので、照射光量は少なく
ても明るい画像が得られる。高倍率で試料液を撮像する
場合には、レンズの被写界深度は浅い。このため、試料
流の厚みを薄くしないと、ピントの合わない部分が生じ
る。そこで、試料流の厚みを薄くする。また、高倍率の
場合、視野は狭い。このため、照射光量が低倍率の場合
と同じでは、撮像手段にとどく光量は少なくなる。そこ
で、高倍率の場合には、低倍率の場合より照射光量を多
くし、撮像手段にとどく光量をほぼ同じにする。このよ
うにして、低倍率の場合でも、高倍率の場合でも、明る
さに変化がなくピントの合った、鮮明な画像を得ること
ができる。撮像する視野の中に、照射光の光度むらが発
生している場合には、光を拡散させることにより光度を
均一にすることができ、その均一な光を試料流に照射す
ることにより、背景の均一な画像が得られる。光度むら
は視野が広い低倍率の場合に、視野中に現われる可能性
がある。血球や上皮細胞は染色液に染まりやすい。一
方、円柱は小型の上皮細胞、クリスタル、白血球、バク
テリアと比べて大きく、染まりにくい。そこで、まず、
高倍率にて比較的小さなこれら血球や上皮細胞を撮像
し、次に、低倍率にて比較的大きな円柱、扁平上皮、白
血球塊等をターゲットとすることにより、円柱等に対
し、少しでも染色時間を延ばすことができるので、より
良く染色された円柱を撮像することができる。また、シ
ース液供給量を変化させずに、試料液の供給量を変化さ
せることにより、試料液とシース液との流量比を変化さ
せることができるので、フラットシースフロー中の試料
液が流れる量を変化させることができる。
【0017】また、図9に示す装置においては、試料液
供給手段によりノズルの先端から試料液が押し出され、
フローセル78の縮小流路を流れる。一方、シース液供
給手段からフローセル78の縮小流路にシース液が供給
される。試料液は周囲をシース液に包まれ、フローセル
78の縮小流路、さらにそれに連なった扁平流路80を
流れる。扁平流路80は、幅に比べて厚みが薄いので、
試料もこの扁平流路80の形状に従い、幅に比べて厚み
の薄い、極めて扁平な流れにされる。ストロボ50から
発光時間の短い光が連続的に発せられる。この光は開口
絞り58を通過する。開口絞り58は可変手段66によ
り開口面積が変えられ、通過光量が変えられる。開口絞
り58を通過した光はコンデンサレンズ76により集光
され、扁平流路80の、試料液が流れる計測部分に照射
される。フローセル78の扁平流路80を通過した光
は、対物レンズ82、プロジェクションレンズ86又は
88により所定倍率に拡大され、撮像手段90により撮
像される。プロジェクションレンズ86、88は保持具
92に保持され、この保持具92は切換え手段94によ
り移動され、プロジェクションレンズの切り換えが行な
われる。試料液供給手段の試料供給速度、可変手段66
による開口絞り58の開口面積及び切換え手段94によ
るプロジェクションレンズ86又は88を適宜選択し、
同期させることにより、低倍率の状態と高倍率の状態が
作り出せる。また、移動手段57により、ストロボ50
と開口絞り58との間に、拡散板56を配置する状態と
配置しない状態とを発生させることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) シース液を一定圧力で供給し、試料液の一部し
か分析対象としない方法や装置において、試料吐出流量
を温度に応じて補正して変えているので、外部環境温度
が変動しても試料液の幅、厚みを一定にすることがで
き、撮像粒子数は変わらず、分析精度も一定に保つこと
ができる。 (2) 「従来の技術」の項における(a)や(b)の
方法と比べると、コスト、小型化の面等で有利である。 (3) 測定の途中で倍率を切り換えて撮像する場合に
は、低倍率時と高倍率時とで試料液吐出流量の補正量を
変えており、いずれにおいても温度にかかわらず一定数
の粒子が撮像できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粒子分析装置の一実施例を示す流体ブ
ロック図である。
【図2】液の温度と検出粒子数の変動率との関係を示す
グラフである。
【図3】従来の粒子分析装置の一例を示すブロック図で
ある。
【図4】フラットシースフローセルにおける試料液の流
れを説明するための図で、低温時の状態を示す説明図で
ある。
【図5】図4における5−5線断面図である。
【図6】フラットシースフローセルにおける試料液の流
れを説明するための図で、高温時の状態を示す説明図で
ある。
【図7】図6における7−7線断面図である。
【図8】一般のフローサイトメータにおける試料液流と
照射光との関係を示す説明図である。
【図9】本発明における撮像倍率の切換えについて説明
するためのブロック図である。
【図10】扁平な試料液の流れの一例を示す説明図であ
る。
【図11】図10における扁平な試料液の断面図であ
る。
【図12】扁平な試料液の流れの他の例を示す説明図で
ある。
【図13】図12における扁平な試料液の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 フラットシースフローセル 18 試料液吐出手段 21 シース液供給手段 34 駆動回路 36 温度センサ 38 温度測定回路 58 開口絞り 66 可変手段 78 フローセル 86 プロジェクションレンズ 88 プロジェクションレンズ 90 撮像手段 94 切換え手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−105235(JP,A) 特開 昭63−94156(JP,A) 特開 昭64−47950(JP,A) 特開 昭63−307332(JP,A) 実開 平2−150552(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 15/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シース液を外層とした極めて扁平な流れ
    の試料液に、ストロボ光を照射して静止画像を得、画像
    処理により試料液中の有形成分の分析を行なう粒子分析
    方法において、シース液を一定圧力で供給し、外部環境
    温度によって、試料液吐出流量を補正することを特徴と
    する粒子分析方法。
  2. 【請求項2】 シース液を外層とした極めて扁平な流れ
    の試料液に、ストロボ光を照射して静止画像を得、画像
    処理により試料液中の有形成分の分析を行なう粒子分析
    方法において、同一試料液に対し、(a)試料液が流れ
    る領域に照射する光の光量を少なくする状態、(c)試
    料液の厚みを厚くして流す状態、(e)試料液の静止画
    像を低倍率で撮像する状態、の以上(a)、(c)、
    (e)の状態を同時に選択する低倍率撮像状態と、
    (b)上記光量を多くする状態、(d)上記厚みを薄く
    して流す状態、(f)上記画像を高倍率で撮像する状
    態、の以上(b)、(d)、(f)の状態を同時に選択
    する高倍率撮像状態とのいずれかを選択し、シース液を
    一定圧力で供給し、試料液吐出手段の吐出流量を制御
    し、外部環境温度に基づいて試料液吐出流量を補正する
    際に、高倍率撮像状態と低倍率撮像状態とで、補正率を
    異ならせることを特徴とする粒子分析方法。
  3. 【請求項3】 シース液を外層とした極めて扁平な流れ
    の試料液に、ストロボ光を照射して静止画像を得、画像
    処理により試料液中の有形成分の分析を行なう粒子分析
    装置において、シース液を一定圧力で供給するシース液
    供給手段(21)と、吐出流量が制御可能な試料液吐出
    手段(18)と、外部環境温度を検知する温度センサ
    (36)と、温度センサ(36)の変化に基づき温度を
    計測する温度計測回路(38)と、温度計測回路(3
    8)からの信号に応じて試料液吐出手段(18)の吐出
    流量を補正して試料液吐出手段(18)を駆動する駆動
    回路(34)とを包含することを特徴とする粒子分析装
    置。
  4. 【請求項4】 シース液を外層とした極めて扁平な流れ
    の試料液に、ストロボ光を照射して静止画像を得、画像
    処理により試料液中の有形成分の分析を行なう粒子分析
    装置において、フローセル(78)の前に配置された開
    口絞り(58)と、開口絞り(58)の開口面積を可変
    する可変手段(66)と、フローセル(78)の後で、
    撮像手段(90)の前に配置された、倍率の異なったプ
    ロジェクションレンズ(86)、(88)と、プロジェ
    クションレンズ(86)、(88)を切り換える切換え
    手段(94)とが設けられ、同一試料液に対し、(a)
    試料液が流れる領域に照射する光の光量を少なくする状
    態、(c)試料液の厚みを厚くして流す状態、(e)試
    料液の静止画像を低倍率で撮像する状態、の以上
    (a)、(c)、(e)の状態を同時に選択する低倍率
    撮像状態、又は、(b)上記光量を多くする状態、
    (d)上記厚みを薄くして流す状態、(f)上記画像を
    高倍率で撮像する状態、の以上(b)、(d)、(f)
    の状態を同時に選択する高倍率撮像状態を有するように
    構成され、シース液を一定圧力で供給するシース液供給
    手段(21)と、吐出流量が制御可能な試料液吐出手段
    (18)と、外部環境温度を検知する温度センサ(3
    6)と、温度センサ(36)の変化に基づき温度を計測
    する温度計測回路(38)と、温度計測回路(38)か
    らの信号に応じて試料液吐出手段(18)の吐出流量を
    補正して試料液吐出手段(18)を駆動する駆動回路
    (34)とを包含し、外部環境温度に基づいて試料液吐
    出流量を補正する際に、高倍率撮像状態と低倍率撮像状
    態とで、補正率が異なるように構成したことを特徴とす
    る粒子分析装置。
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