JPH0534262A - 粒子分析用のサンプル扁平流形成装置 - Google Patents

粒子分析用のサンプル扁平流形成装置

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JPH0534262A
JPH0534262A JP3210054A JP21005491A JPH0534262A JP H0534262 A JPH0534262 A JP H0534262A JP 3210054 A JP3210054 A JP 3210054A JP 21005491 A JP21005491 A JP 21005491A JP H0534262 A JPH0534262 A JP H0534262A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 血液や尿等の粒子成分を含むサンプル(試料
液)を、流路の縦横比が1〜数倍のフローセルを用いな
がら、幅が広く厚みの薄い扁平な流れにして流す。 【構成】 フローセル10の測定用流路16の横断面
を、辺の比が1〜数倍の矩形とし、サンプルノズルの吐
出口上流にシース液を対称に2つに分流するシース液分
流手段13を設け、シース液の合流領域に吐出口が位置
するようにサンプルノズルを配置する。また、サンプル
流の扁平度をさらに向上させるために、扁平状の吐出
口、又は複数の小吐出口を横一列に有するサンプルノズ
ルを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液や尿等の粒子成分
を含むサンプル(試料液)を、幅が広く厚みの薄い扁平
な流れにして流すためのサンプル扁平流形成装置にに関
するものである。本発明の装置は、そのサンプル扁平流
にストロボ光を照射し、粒子成分の静止画像を撮像する
粒子画像分析装置において好適に使用される。
【0002】
【従来の技術】扁平な流れにして流した粒子成分の画像
を撮像し、画像処理により粒子の分析をする装置は、特
開昭57−500995号公報あるいは米国特許第4,
338,024号公報に開示されている。フローセル
は、測定領域において縦横比が大きな(数十倍にも及
ぶ)流路を有し、その流路においてサンプルの平面(フ
ラット)シースフローを形成させ、ビデオカメラでその
サンプル扁平流の静止画像を撮像している。撮像領域に
おける流路寸法は横100μm、縦5000μm(縦横比
は50倍)と記載されている。なお、シースフロー(s
heath flow)とは、粒子を液流れの中央部に
精度良く一列に整列させて通過させるために、粒子の懸
濁液の周囲を層流のシース液で被覆した流れをいう。
【0003】一方、実開平3−44626号公報には、
半導体製造時等に使用されるクリンルームの洗浄度計測
用として、先端部が扁平状になり、その扁平方向に沿っ
て複数のノズル孔に分割されたノズル、及び吐出孔自体
が扁平になっているノズルが開示されている。確かに、
これらのノズルはサンプル流を扁平にするためのもので
あるが、シースフローは用いておらず、単に大量の試料
流体を流すためのものである。また、米国特許第4,9
88,619号公報には、フローチャンバを平面的に横
切ってフィンを設けること、及びフローチャンバを横切
って円筒ロッドを設けることが記載されている。しか
し、これはフローサイトメトリー(flow cyto
metry)装置において、扁平粒子の配向性(向きを
揃えること)を向上させるために設けられたものであ
り、これだけでは、本発明において必要とする充分な扁
平度(10μm×900μm程度)は実現できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の特開昭57−5
00995号公報、米国特許第4,338,024号公
報などに記載された従来のフローセルにおいて、流路の
厚みは被分析粒子の大きさ程度であり、またその寸法に
おいても精度が要求される。このため、製造が難しく、
高価であるという問題があった。また、厚みが薄いため
破損し易く、取り扱い難いという問題もあった。通常の
フローサイトメータでは、流路の縦横比がほぼ1倍のフ
ローセルが用いられている。そのようなフローセルを用
いれば、上記のような問題はないが、そのままではサン
プル扁平流は形成できない。また、実開平3−4462
6号公報又は米国特許第4,988,619号公報に記
載された装置においても、充分な扁平流は形成できな
い。本発明は、上記の諸点に鑑みなされたもので、流路
の縦横比が1〜数倍のフローセルを用いながら、サンプ
ル扁平流を形成することができる装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、サンプルノズルの吐出口上流にシース液を2つに
分流するシース液分流手段を設け、シース液の合流領域
に吐出口が位置するようにサンプルノズルを配置する。
サンプル流の扁平度をさらに向上させるために、サンプ
ルノズルの吐出口は、例えば扁平状(略楕円状)であっ
たり、又は小さな吐出口が横一列に複数設けられたりし
ている。その場合には、吐出口の長方向又は小吐出口の
並び方向とシース液分流手段の横突出方向とが同一にな
るように配置する。また、別の手段として、導入用流路
を横切るようにサンプルノズルを設ける。そして、サン
プルノズルの測定用流路側、すなわち下流側の面に複数
の小吐出口をノズルの軸方向に沿って一列に複数設け、
サンプルノズルの上流側に、サンプルノズルの軸方向と
同一方向でシース液を分流する分流手段を設ける。
【0006】本発明の請求項1の粒子分析用のサンプル
扁平流形成装置は、図1〜図3に示すように、流路が次
第に狭められた導入用流路14と、導入用流路14に連
なる狭い測定用流路16と、導入用流路14に設けられ
たシース液供給口18と、測定用流路16の下流に設け
られた排出口20とを備えたフローセル10と、フロー
セルの導入用流路14内に、先端が測定用流路16に向
かうように配置された、サンプル吐出用のサンプルノズ
ル12と、からなる粒子分析用のサンプル流形成装置に
おいて、フローセル10の測定用流路16の横断面は、
辺の比が1〜数倍の矩形であり、 シース液を対称に2
分流する、横方向に突出したシース液分流手段13がサ
ンプルノズル12に接するように設けられ、シース液分
流手段13より下流のシース液合流領域に、サンプルノ
ズル12の吐出口が位置していることを特徴としてい
る。
【0007】この場合、図4〜図8に示すように、先端
の吐出口22が、扁平状に開口しているサンプルノズル
12を用い、吐出口22の長方向と、シース液分流手段
13の横突出方向とが同一になるように、サンプルノズ
ル12を配置するのが望ましい。さらに、図9に示すよ
うに、サンプルノズルの吐出口22が、中心部分の幅よ
りも端部分28の幅の方が広い形状を有しているように
構成するのが望ましい。また、吐出口形状が扁平状であ
るサンプルノズルの代わりに、図10に示すように、小
吐出口30が横一列に複数個設けられたサンプルノズル
12aを用い、小吐出口30の配列方向とシース液分流
手段13の横突出方向とが同一になるように、サンプル
ノズル12aを配置することもある。この場合の一例と
して、図11〜図14に示すように、サンプルノズル他
端のサンプル流入口26は一つであり、サンプルノズル
内部で複数の小流路36に分岐させ、各小吐出口30を
一列に並べるように構成される。図11〜図14に示す
場合は、サンプルノズルの小吐出口30の数が偶数で、
これらの小吐出口30がサンプルノズルの中心の対称位
置に設けるのが望ましい。そして、さらに、端部分に配
置された小吐出口の径が、中心部分に配置された小吐出
口の径よりも大きくなるようにするのが望ましい。
【0008】また、請求項8の粒子分析用のサンプル扁
平流形成装置は、図20〜図25に示すように、流路が
次第に狭められた導入用流路14と、導入用流路14に
連なる狭い測定用流路16と、導入用流路14に設けら
れたシース液供給口18と、測定用流路16の下流に設
けられた排出口20とを備えたフローセル10と、フロ
ーセル10の導入用流路14内に、先端が測定用流路1
6に向かうように配置された、サンプル吐出用のサンプ
ルノズル12と、からなる粒子分析用のサンプル流形成
装置において、フローセル10の測定用流路16の横断
面は、辺の比が1〜数倍の矩形であり、サンプルノズル
40は導入用流路14内においてシース液の流れを横切
るように設けられ、複数個の小吐出口42が測定用流路
16に向かって開口するように、サンプルノズル40に
横一列に設けられ、サンプルノズル40の小吐出口42
の上流に、シース液を対称に2分流する、横方向に突出
したシース液分流手段13がサンプルノズル40に接す
るように設けられ、シース液分流手段13の横突出方向
とサンプルノズル40の軸方向とが同一になるように、
シース液分流手段13を配置したことを特徴としてい
る。この場合、サンプルノズル40に複数個の小吐出口
42を設ける代わりに、図26〜図28に示すように、
サンプルノズル40に扁平状(スリット状)の吐出口4
4を設けることも可能である。
【0009】
【作用】シース液は、横方向に突出したシース液分流手
段13により2分される。そして、シース液の合流時
に、サンプルノズル12の吐出口から吐出されたサンプ
ル液をサンドイッチ状に挟み込むことにより、扁平なサ
ンプル流が形成される。サンプルノズルの吐出口を扁平
状にしたり、複数個の小吐出口を横一列に設ける場合
は、さらに良好なサンプル扁平流が形成される。また、
導入用流路14を横切るようにサンプルノズル40を設
ける場合、まず、サンプル液は、ノズルの一端からノズ
ル内に導入され、ノズルの他端から排出される。複数の
小吐出口42又は扁平状の吐出口44は、サンプルノズ
ルの一端から他端までの間に設けられているので、導入
されたサンプル液は、複数の小吐出口又は扁平状の吐出
口から吐出され、シース液分流手段13の作用と相まっ
て、良好な扁平サンプル流が形成される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器の寸法、材質、形状、その相対配置などは、
とくに特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれ
らのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例に
すぎない。図1〜図3は、本発明のサンプル扁平流形成
装置を示している。この装置は、シースフローを形成さ
せるためのフローセル10と、試料を吐出させる細管で
あるサンプルノズル12と、シース液を対称に2分流す
るシース液分流手段13とによって構成されている。フ
ローセル10は、ガラス、アクリル樹脂等の樹脂などの
透明体からなり、流路が次第に狭められた導入用流路1
4と、導入用流路14に連なる狭い測定用流路16と、
導入用流路14に設けられたシース液供給口18と、測
定用流路16の下流に設けられた排出口20とを備えて
いる。aは測定領域である。そして、測定用流路16の
横断面は、辺の比が1〜数倍、具体的には1〜10倍、
望ましくは3〜5倍の矩形となっている。なお、辺の比
が20倍を超える場合は、従来のフローセルに近づき、
製作が難しく、かつ破損し易くなる。図3において、C
1はシリンジなどのサンプル吐出手段、C2はサンプル
液槽である。シース液分流手段13は、一例として、サ
ンプルノズル12に密着し、かつ横方向に突出した板状
体15と、この板状体15の上部に連設されたくさび形
部17とから形成されている。
【0011】本発明の装置においては、例えば、図4〜
図14に示すようなサンプルノズルを使用することによ
って、フローセル10の測定用流路16を流れるサンプ
ル流の厚みを、さらに薄い扁平流にすることができる。
図4〜図8に示すサンプルノズル12においては、ノズ
ル12の先端からある一定の長さだけテーパ状部24を
設けて、略楕円形の吐出口22を作製しているが、テー
パ状部の代わりに、段階状部を設けても支障はない。2
6はサンプル流入口である。図8に示すように、略楕円
形の吐出口22の中心部と、サンプル流入口26とが同
一直線状に存在すると、流れが均等に分岐し難いので、
吐出口の形状を、図9に示すように、端部分28の幅
が、中心部分の幅よりも少し広くなるようにするのが望
ましい。なお、図8における略楕円形の吐出口22の短
い方の径dは、例えば、0.2mm前後である。
【0012】図10〜図14は、サンプルノズル12a
の他の例を示している。本例のサンプルノズル12aで
は、ノズル先端に、一例として0.2mm前後の孔を一列
に数個並べることによって、単位時間当たりの流量を増
加させる。しかしながら、図11に示すように、多数の
孔を櫛歯状に並べた場合に、流路の分岐部で、元のサン
プル流入口26と同一直線状に吐出口が存在すると、流
れが均等に分岐し難いため、元のサンプル流入口26に
対して対称に4個又は6個の小吐出口30をあけること
が望ましい。さらに、各々の小吐出口30からの流量を
均一化するために、中心の孔は小さく(例えば0.15
mm前後)し、外側の孔は大きく(例えば0.25mm前
後)することも可能である。ただし、この方法はノズル
先端にあける孔の数によって異なり、孔径は必ずしもこ
の大きさとはならない。図11においては、サンプルノ
ズル12aは一例として、本体部材32と先端部材34
とで構成されている。本体部材32には一つのサンプル
流入口26が設けられ、先端部材34には、一例として
6つの小流路36が横一列に設けられている。本体部材
32と先端部材34とは、互いの流路が相通ずるように
接合され、一体化されている。複数の小吐出口をサンプ
ルノズルの先端に設けるために、上記の構成とする以外
に、図4に示す略楕円形の吐出口22内に、複数の小パ
イプを挿入したり、吐出口22内に複数の仕切板を設け
たりする構成などとすることも可能である。また、小吐
出口の形状は、円形の外に、四角形、多角形など他の形
状としても差し支えない。
【0013】フローセル10内において、図3に示すよ
うに、シース液を制御する部分、すなわち、シース流安
定部A、シース流分流部B及びシース流合流部Cが形成
されている。シース液はフローセル上部のシース液供給
口18から流入した後、シース流安定部Aにおいて減速
され、層流化される。例えば、シース流安定部Aの内径
を10mm、流速を6.3mm/sec、粘度μ=1.002、
密度ρ=998kg/m3とすると、レイノルズ数Reは約
0.063となり、層流条件を満たしている。このとき
の流速分布は図15のように放物線状になる。その後、
シース流は分流部Bによって2つの平面流に分割され
る。この分流部Bにおいて、シース液分流手段13の前
部の形状を適当な形(例えば、くさび形)とすることに
よって、シース液は流れを層流状態に保ったまま、図1
6に示すように、2つの平面流に分割される。
【0014】その後、シース液分流手段13の後部にお
いて、2つの平面流を合流することによって、図17に
示すように、中心部の流速が遅く、両側面の流れが速い
3層の流速分布が形成される。この流れは図17に示す
ように、最終的には放物線形状の流速分布を持った1つ
の流れに変化しながら、測定用流路16へ流入して行
く。そこで、シース液分流手段13の後部、すなわち、
流速が最低となっている部分にノズル12のサンプル吐
出口を配置し、サンプルを吐出してやれば、サンプルが
シース液の2枚の平面流によって挟み込まれたサンドイ
ッチ構造の流れを形成することができる。このサンドイ
ッチ流は、その後導入用流路14のテーパ部分によって
圧縮されて、3層のサンドイッチ構造のまま測定領域へ
流れて行くことになる。
【0015】シース液分流手段を用いない従来の方法で
は、図15に示すように、流れの向きに対して回転対称
な放物線状の流速分布となるので、ノズル12先端から
吐出されたサンプルは、図18に示すように、流れの向
きに垂直な方向すべてから、圧縮圧Fを受けることにな
り、平面流は次第に1点に収束して行くことになる。こ
れに対し、シース液分流手段13を設ける本発明の装置
では、ノズル12先端から吐出されたサンプルは、2枚
のシース液の平面流によって挟み込まれるため、図19
に示すように、上下方向(又は左右方向)の一方からの
み圧縮力Fを受けることになり、安定な平面シース流が
得られる。また、シース液分流手段13を挿入すること
によって、2枚の平面流の合流位置が一義的に決定され
るため、ノズル12の先端が流れの方向に対して若干ず
れた位置に置かれても、測定領域におけるサンプル流の
厚さへの影響は少なく、シース液分流手段13の先端位
置がノズル取付の際の目安となるため、ノズルの取付も
容易になる。以上のように、フローセル10にシース流
安定部Aと分流部B、さらには2枚の平面流を結合する
合流部Cを形成させることによって、安定した平面シー
スフローを形成することができる。なお、シース液分流
手段13は、導入用流路14においてサンプルノズル1
2をほぼ密着して挟むように設けられていてもよく、ま
た、サンプルノズル12に直接取り付けられていてもよ
い。
【0016】つぎに、本発明の他の実施例を図20〜図
28に基づいて説明する。本実施例では、サンプルノズ
ル40をシース液分流手段13の後端に配置し、サンプ
ルノズル40をシース液の流れの方向に垂直に位置させ
たものである。平面的シース流を形成する方法は、前述
の実施例と同様であるので、説明を省略する。図1〜図
3に示す装置においては、測定開始前に引き込まれて保
持されるサンプル液の位置、すなわちノズル上部の分岐
点18から、ノズル12の先端までの距離が長く、測定
開始前はノズル内部を洗浄液が満たしているため、ノズ
ルの吐出口から吐出されるサンプル濃度が安定した濃度
(正常なサンプル濃度)に達するまでに、ノズルから多
量のサンプルを吐出する必要があった(測定サンプル量
の10倍程度)。このため、ノズルにサンプルを送り込
み始めてから、実際に測定を開始するまでに5〜10秒
の待ち時間が必要であった。本実施例では、測定に使用
するサンプル液の保持部と、ノズルのサンプル吐出口と
の距離を短くするために、測定前の段階においてサンプ
ルを満たす際に、ノズル内をサンプルで満たし、ノズル
のサンプル吐出口からサンプルを流出させると同時に、
測定を開始できるようにするものである。
【0017】具体的には、図20〜図23に示すよう
に、導入用流路14内においてサンプルノズル40をシ
ース液の流れを横切るように設ける。そして、このサン
プルノズル40の下面に、図23〜図25に示すよう
に、複数個の小吐出口42が測定用流路16に向かって
開口するように設けられる。各小吐出口42は、サンプ
ルノズルのサンプル流入口26と通じている。サンプル
ノズル40の小吐出口42の上流に、シース液を対称に
2分流する、横方向に突出したシース液分流手段13
が、サンプルノズル40に接するように設けられる。そ
して、このシース液分流手段13の横突出方向と、サン
プルノズル40の軸方向とは同一になっている。また、
サンプルノズル40に複数個の小吐出口42を設ける代
わりに、図26〜図28に示すように、サンプルノズル
40に扁平状の吐出口44を設けても差し支えない。他
の構成、作用は前述の実施例の場合と同様である。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) サンプル吐出口の上流に、横方向に突出するシ
ース液分流手段を設け、シース液を一旦2分し再び合流
させることにより、サンプルをシース液でサンドイッチ
状に両側から挟み込んでいるので、従来のように縦横比
の大きな流路を用いずとも、サンプル扁平流を形成させ
ることができる。このように正方形に近い流路でよいの
で、製造コストの低減ができ、破損の心配がなくなる。 (2) サンプルノズルの吐出口を扁平状にしたり、横
一列に複数設けることにより、さらに良好なサンプル扁
平流を形成することができる。 (3) 導入用流路を横切るようにサンプルノズルを設
ける場合には、吐出口までの経路を短くすることができ
るので、サンプルの吐出準備時間を短縮することができ
る。また、サンプル同士間の汚染を少なくすることがで
き、準備すべきサンプル量も少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粒子分析用のサンプル扁平流形成装置
の一実施例を示す正面断面図である。
【図2】図1に示す装置の右側面断面図である。
【図3】図1に示す装置周りの斜視図である。
【図4】本発明の装置において用いられるサンプルノズ
ルの一例を示す斜視図である。
【図5】図4に示すノズルにおいて、略楕円形の吐出口
の長手方向に沿って切断した状態を示す断面図である。
【図6】図5に示すノズルを90度回転させた状態の正
面図である。
【図7】図5に示すノズルの右側面図である。
【図8】図5に示すノズルの左側面図である。
【図9】図8に示すノズルの吐出口の他の例を示す説明
図である。
【図10】本発明の装置において用いられるサンプルノ
ズルの他の例を示す斜視図である。
【図11】図10に示すノズルにおいて、複数の小吐出
口の配列方向に沿って切断した状態を示す断面図であ
る。
【図12】図11に示すノズルを90度回転させた状態
の一部切欠正面図である。
【図13】図11に示すノズルの右側面図である。
【図14】図11に示すノズルの左側面図である。
【図15】本発明の装置におけるシース流安定部での流
速分布を示す説明図である。
【図16】本発明の装置におけるシース流分流部での流
速分布を示す説明図である。
【図17】本発明の装置におけるシース流合流部での流
速分布を示す説明図である。
【図18】従来のフローセルにおいて、シース流がサン
プル流に与える力の方向を示す説明図で、シース流の流
れの向きから見た平面図である。
【図19】本発明の装置におけるフローセルにおいて、
シース流がサンプル流に与える力の方向を示す説明図
で、シース流の流れの向きから見た平面図である。
【図20】本発明の装置の他の実施例を示す正面断面図
である。
【図21】図20に示す装置の右側面断面図である。
【図22】図20に示す装置周りの斜視図である。
【図23】図20に示すサンプルノズルの一例を示す拡
大図である。
【図24】図23に示すサンプルノズルの底面図であ
る。
【図25】図23におけるD−D線断面図である。
【図26】図20に示すサンプルノズルの他の例を示す
拡大図である。
【図27】図26に示すサンプルノズルの底面図であ
る。
【図28】図26におけるE−E線断面図である。
【符号の説明】
10 フローセル 12 サンプルノズル 12a サンプルノズル 13 シース液分流手段 14 導入用流路 16 測定用流路 18 シース液供給口 20 排出口 22 吐出口 26 サンプル流入口 28 端部分 30 小吐出口 36 小流路 40 サンプルノズル 42 小吐出口 44 扁平状の吐出口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】 本発明は、血液や尿等の粒子成分を含む
サンプル(試料液)を、幅が広く厚みの薄い扁平な流れ
にして流すためのサンプル扁平流形成装置に関するもの
である。本発明の装置は、そのサンプル扁平流にストロ
ボ光を照射し、粒子成分の静止画像を撮像する粒子画像
分折装置において好適に使用される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 以下、図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載され
ている構成機器の寸法、材質、形状、その相対配置など
は、とくに特定的な記載がない限りは、本発明の範囲を
それらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明
例にすぎない。図1〜図3は、本発明のサンプル扁平流
形成装置を示している。この装置は、シースフローを形
成させるためのフローセル10と、試料を吐出させる細
管であるサンプルノズル12と、シース液を対称に2分
流するシース液分流手段13とによって構成されてい
る。フローセル10は、ガラス、アクリル樹脂等の樹脂
などの透明体からなり、流路が次第に狭められた導入用
流路14と、導入用流路14に連なる狭い測定用流路1
6と、導入用流路14に設けられたシース液供給口18
と、測定用流路16の下流に設けられた排出口20とを
備えている。aは測定領域である。そして、測定用流路
16の横断面は、辺の比が1〜数倍、具体的には1〜1
0倍、望ましくは3〜5倍の矩形となっている。なお、
辺の比が20倍を超える場合は、従来のフローセルに近
づき、製作が難しく、かつ破損し易くなる。図3におい
て、C1はシリンジなどのサンプル吐出手段、C2はサ
ンプル液槽である。V1、V2は弁である。測定に際し
ては、まず、弁V1、V2を開き、サンプル液をノズル
12近傍まで導く。次に、弁V1、V2を閉じ、シリン
ジC1を動作させることにより、サンプルがノズル12
から一定量吐出される。シース液分流手段13は、一例
として、サンプルノズル12に密着し、かつ横方向に突
出した板状体15と、この板状体15の上部に連設され
たくさび形部17とから形成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 つぎに、本発明の他の実施例を図20〜
図28に基づいて説明する。本実施例では、サンプルノ
ズル40をシース液分流手段13の後端に配置し、サン
プルノズル40をシース液の流れの方向に垂直に位置さ
せたものである。平面的シース流を形成する方法は、前
述の実施例と同様であるので、説明を省略する。図1〜
図3に示す装置においては、測定開始前に引き込まれて
保持されるサンプル液の位置、すなわちノズル上部の分
岐点18から、ノズル12の先端までの距離が長く、測
定開始前はノズル内部を洗浄液が満たしているため、ノ
ズルの吐出口から吐出されるサンプル濃度が安定した濃
度(正常なサンプル濃度)に達するまでに、ノズルから
多量のサンプルを吐出する必要があった(測定サンプル
量の10倍程度)。このため、ノズルにサンプルを送り
込み始めてから、実際に測定を開始するまでに5〜10
秒の待ち時間が必要であった。本実施例では、測定に使
用するサンプル液の保持部と、ノズルのサンプル吐出口
との距離を短くするために、測定前の段階においてサン
プルを満たす際に、ノズル内をサンプルで満たし、ノズ
ルのサンプル吐出口からサンプルを流出させると同時
に、測定を開始できるようにするものである。測定に際
しては、まず、弁V1、V2を開き、サンプル液をノズ
ル12近傍まで導く。次に、弁V1、V2を閉じ、シリ
ンジC1を動作させることにより、サンプルがノズル1
2から一定量吐出される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路が次第に狭められた導入用流路(1
    4)と、導入用流路(14)に連なる狭い測定用流路
    (16)と、導入用流路(14)に設けられたシース液
    供給口(18)と、測定用流路(16)の下流に設けら
    れた排出口(20)とを備えたフローセル(10)と、 フローセル(10)の導入用流路(14)内に、先端が
    測定用流路(16)に向かうように配置された、サンプ
    ル吐出用のサンプルノズル(12)と、からなる粒子分
    析用のサンプル流形成装置において、 フローセル(10)の測定用流路(16)の横断面は、
    辺の比が1〜数倍の矩形であり、 シース液を対称に2分流する、横方向に突出したシース
    液分流手段(13)がサンプルノズル(12)に接する
    ように設けられ、 シース液分流手段(13)より下流のシース液合流領域
    に、サンプルノズル(12)の吐出口が位置しているこ
    とを特徴とする粒子分析用のサンプル扁平流形成装置。
  2. 【請求項2】 サンプルノズル(12)先端の吐出口
    (22)は、扁平状に開口しており、吐出口(22)の
    長方向と、シース液分流手段(13)の横突出方向とが
    同一になるように、サンプルノズル(12)を配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の粒子分析用のサンプル
    扁平流形成装置。
  3. 【請求項3】 サンプルノズルの吐出口(22)が、中
    心部分の幅よりも端部分(28)の幅の方が広い形状を
    有していることを特徴とする請求項2記載の粒子分析用
    のサンプル扁平流形成装置。
  4. 【請求項4】 吐出口形状が扁平状であるサンプルノズ
    ルの代わりに、小吐出口(30)が横一列に複数個設け
    られたサンプルノズル(12a)を用い、小吐出口(3
    0)の配列方向とシース液分流手段(13)の横突出方
    向とが同一になるように、サンプルノズル(12a)を
    配置したことを特徴とする請求項2記載の粒子分析用の
    サンプル扁平流形成装置。
  5. 【請求項5】 サンプルノズル他端のサンプル流入口
    (26)は一つであり、サンプルノズル内部で複数の小
    流路(36)に分岐させ、各小吐出口(30)を一列に
    並べたことを特徴とする請求項4記載の粒子分析用のサ
    ンプル扁平流形成装置。
  6. 【請求項6】 サンプルノズルの小吐出口(30)の数
    が偶数で、これらの小吐出口(30)がサンプルノズル
    の中心の対称位置に設けられたことを特徴とする請求項
    5記載の粒子分析用のサンプル扁平流形成装置。
  7. 【請求項7】 端部分に配置された小吐出口の径が、中
    心部分に配置された小吐出口の径よりも大きいことを特
    徴とする請求項6記載の粒子分析用のサンプル扁平流形
    成装置。
  8. 【請求項8】 流路が次第に狭められた導入用流路(1
    4)と、導入用流路(14)に連なる狭い測定用流路
    (16)と、導入用流路(14)に設けられたシース液
    供給口(18)と、測定用流路(16)の下流に設けら
    れた排出口(20)とを備えたフローセル(10)と、 フローセル(10)の導入用流路(14)内に、先端が
    測定用流路(16)に向かうように配置された、サンプ
    ル吐出用のサンプルノズル(12)と、からなる粒子分
    析用のサンプル流形成装置において、 フローセル(10)の測定用流路(16)の横断面は、
    辺の比が1〜数倍の矩形であり、 サンプルノズル(40)は導入用流路(14)内におい
    てシース液の流れを横切るように設けられ、 複数個の小吐出口(42)が測定用流路(16)に向か
    って開口するように、サンプルノズル(40)に横一列
    に設けられ、 サンプルノズル(40)の小吐出口(42)の上流に、
    シース液を対称に2分流する、横方向に突出したシース
    液分流手段(13)がサンプルノズル(40)に接する
    ように設けられ、 シース液分流手段(13)の横突出方向とサンプルノズ
    ル(40)の軸方向とが同一になるように、シース液分
    流手段(13)を配置したことを特徴とする粒子分析用
    のサンプル扁平流形成装置。
  9. 【請求項9】 サンプルノズル(40)に複数個の小吐
    出口(42)を設ける代わりに、サンプルノズル(4
    0)に扁平状の吐出口(44)を設けたことを特徴とす
    る請求項8記載の粒子分析用のサンプル扁平流形成装
    置。
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