JPS6138808B2 - - Google Patents

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JPS6138808B2
JPS6138808B2 JP10515879A JP10515879A JPS6138808B2 JP S6138808 B2 JPS6138808 B2 JP S6138808B2 JP 10515879 A JP10515879 A JP 10515879A JP 10515879 A JP10515879 A JP 10515879A JP S6138808 B2 JPS6138808 B2 JP S6138808B2
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JP
Japan
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signal
temperature
road surface
output
circuit
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JP10515879A
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JPS5629129A (en
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Kenji Tamaki
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Publication date
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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/52Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using comparison with reference sources, e.g. disappearing-filament pyrometer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Road Repair (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は路面温度の測定方法に関する。 従来、交通安全用の道路情報として用いる道路
表面温度を測定するには、測定対象の道路の表面
近傍に埋設した温度センサにより自動的におこな
う方法がある。 この方法では、(i)道路の表面自体の温度を直接
測定することができない、(ii)道路に温度センサを
セツトする場合に交通規制等をおこなう必要があ
り厄介であること、(iii)道路に埋設する温度センサ
が通行車両の重量により破損する危険性がある等
の不具合があつた。 これ等の不具合を除く測定方法として路面温度
の測定を、第1図に示すように、赤外線放射温度
を用いて自動的におこなう方式が知られてい
る。すなわち、この種の赤外線放射温度計は、
道路2の近傍で所定高さ位置に設置され、この赤
外線放射温度計の受光部が路面2a上の所定領
域S0を視野F0とするようにセツトされ、この領
域F0から放射される赤外線を検知することによ
り路面温度を測定するようにしたものである。 しかしながら、第1図に示すように、赤外線放
射温度計の視野F0、すなわち、領域S0には自
動車5等が進入すると、赤外線放射温度計は自
動車5等の上面の温度を測定することになる。し
かるに、自動車5の屋根の上面温度は、一般に、
路面温度と相異した高いものになりがちであり、
このため、上記方法によつては、上述のように自
動車の上面温度を路面温度として誤認するので正
確な路面温度の測定結果を得ることができないと
いう欠点がある。 この発明は、上記欠点を解消するためになされ
たもので、少なくとも2つの赤外線検知器により
路面上の互いに離隔した2つの所定領域を視野と
して、各視野内の温度を表わす信号を得、これ等
の各視野の温度信号の差が、上記路面に応じて予
め設定した基準値の範囲外にあるときに、その差
が生じた直前の上記視野のうちのいずれか1つの
温度を、路面温度として記録もしくは表示するよ
うにしたものであり、赤外線放射温度計としての
利点を損うことなく、正確な路面温度の測定をお
こなうことができる路面温度の測定方法を提供す
ることを目的とする。 以下、この発明の一実施例を添付図面にしたが
つて説明する。 第2図ないし第4図において、赤外線放射温度
20は、道路2の近傍に垂設した支柱21の所
定の高さ位置に固定された支持台22に装着され
ている。この赤外線温度計20には、路面2a上
の互いに離れた2つの領域S1,S2から放射される
赤外線を、それぞれ独立して受光するように設け
られた2つのレンズ24−1,24−2と、各レ
ンズ24−1,24−2の後側でそれぞれ領域
S1,S2からの赤外線を検知する赤外線検知器23
−1,23−2とが設けられている。 各領域S1とS2とは、いいかえると、赤外線検知
器23−1と23−2とが、それぞれ、領域S1
S2を視る視野F1,F2は、第2図に示すように、
一方の赤外線検知器(たとえば23−1)の視野
F1に自動車5が入るが、他方の赤外線検知器2
3−2の視野F2には入らないように設定されて
いる。 各レンズ24−1,24−2の前方には、モー
タ25により回転駆動される円板式のチヨツパ2
6が配設され、このチヨツパ26に開口された領
域S1,S2を透視する大きさの窓26−1,26−
2を通して、各領域S1,S2から放射された赤外線
6−1,6−2が、所定の周期で断続的に各レン
ズ24−1,24−2に入射され、さらに、赤外
線検知器23−1,23−2に投射されるように
なつている。このようにして、赤外線検知器23
−1,23−2からは、各領域S1,S2の表面温度
に対応し、かつ、互いに同期してパルス列状の電
気信号が出力されるようになつている。これ等の
各赤外線検知器23−1,23−2の出力信号
は、第4図に示す回路に印加されて処理される。 第4図中に示すように、は、それぞれ、
領域S1,S2の温度信号を各別に処理する測定系路
である。 27−1,27−2は、それぞれ、赤外線検知
器23−1,23−2と接続され、各赤外線検知
器23−1,23−2の出力信号を増幅するプリ
アンプ、28−1,28−2は、それぞれ、各プ
リアンプ27−1,27−2から生じる出力信号
から雑音成分を除去して、受光した赤外線に対応
する温度信号成分を増幅するフイルタアンプ、2
9−1,29−2は、それぞれ、各フイルタアン
プ28−1,28−2から生じるパルス列状の出
力信号を整流する整流回路である。 30−1,30−2は、それぞれ、各整流回路
29−1,29−2から出力される直流信号を増
幅する直流アンプである。各直流アンプ30−
1,30−2の出力信号は領域S1,S2の温度を表
わす。 31は温度補正用の赤外線検知器で、赤外線放
射温度計20のケース内の所定位置に配設され、
チヨツパ26、その他の構成部品から発せられる
赤外線を検知し、この検知量に比例した電気信号
を出力するものである。この赤外線検知器31の
出力信号は、赤外線放射温度計20のケース32
の内部温度に対応した直流信号である。33は赤
外線検知器31と接続され、赤外線検知器31の
出力信号を増幅する直流アンプである。この直流
アンプ33の出力端子は上記直流アンプ30−1
および30−2に接続され、各直流アンプ30−
1,30−2の直流出力がケース32の内部温度
を表わす信号によつて補正され、正確な路面温度
の測定結果が得られるようになつている。 35は領域S1の温度と領域S2の温度との差を検
出する判定回路である。この判定回路35の2つ
の入力端子は、それぞれ、抵抗減衰器34−1,
34−2を介して直流アンプ30−1,30−2
と接続されている。このようにして、両直流アン
プ30−1,30−2の出力信号は、それぞれ、
抵抗減衰器34−1,34−2により調整され、
領域S1の温度を示す信号v1、領域S2の温度を示す
信号v2として判定回路35に入力されるようにな
つている。そして、判定回路35は、上記信号
v1,v2のレベル差の絶対値を演算し、この差|v1
−v2|が所定の範囲vcにあるかどうかを判定す
る。判定回路35は、差|v1−v2|が基準値vc
の範囲内であれば信号“H”を出力し、差|v1
v2|が基準値vcの範囲外であれば、信号“L”
を出力する。この判定回路35の詳細を第5図に
示す。 36は2つの領域S1とS2との温度差が所定値以
上になつたとき、その直前の温度信号を生じるよ
うに制御する出力制御回路で、その詳細を第5図
に示す。 37は記録回路で、出力制御回路36と接続さ
れ、出力制御回路36の出力信号により路面2a
の測定温度を記録しもしくは表示する。 なお、上記判定回路35の基準電圧信号vc
設定は、 (i) 両領域S1,S2の表面温度T1,T2は、両領域
S1,S2の路面2a上における位置の相違によ
り、互いに若干相違していること、および、 (ii) 両表面温度T1,T2の差値T1−T2は、両領域
S1,S2が同一の路面2a上に存在することから
して、時間の経過に対してほぼ一定の範囲内に
存在すること、 との路面温度の特性を有効に利用して以下のよう
に決定したものである。すなわち、路面2aの領
域S1,S2から赤外線検知器23−1,23−2の
視野F1,F2内に、自動車等の障害物が存在しな
いときに判定回路35に入力される2つの電圧信
号v1,v2の差の絶対値信号|v1−v2|より若干大
きい電圧値が基準電圧信号vcとして設定され
る。 第5図は、半定回路35および出力制御回路3
6の具体的な回路例を示す。 図面において、判定回路35は、3個の演算増
幅器41,42,43を用いて構成した直線検波
回路61、絶対値演算回路62、および比較回路
63を備えている。 演算増幅器41の負入力端子は、抵抗44と抵
抗減衰器34−2を介して直流アンプ30−2と
接続されるとともに、抵抗44、ダイオード4
5,46を介して、演算増幅器41の出力端子と
接続され、直線検波回路61が構成されている。
この直線検波回路61では、抵抗減衰器34−2
から抵抗44に信号v2が入力として印加され、こ
の信号v2の反転信号−v2が抵抗45の一端子48
に出力される。 演算増幅器42の負入力端子は、抵抗49と抵
抗減衰器34−1とを介して直流アンプ30−1
と接続されるとともに、抵抗50を介して、直線
検波回路61の出力端子48と接続され、絶対値
演算回路62が構成されている。この演算回路
2では、抵抗減衰器34−1から抵抗49に信号
v1が入力として印加され、かつ直線検波回路61
の出力端子48から抵抗50に信号−v2が入力と
して印加され、演算増幅器42の出力端子51に
演算した絶対値信号|v1−v2|が出力される。 演算増幅器43の負入力端子は、抵抗52を介
して演算回路62の出力端子と接続されるととも
に、抵抗53を介して、ポテンシヨメータ54の
出力端子と接続され、比較回路63が構成されて
いる。そして、ポテンシヨメータ54の一端に
は、適宜な一定電圧−vccが印加され、このポテ
ンシヨメータ54によつて前述の基準電圧信号v
cが設定され、この基準電圧信号vcが演算増幅器
43に印加される。また、基準電圧信号vcは、
路面2aの材質、形態、および路面温度を測定す
る際の季節、路面温度の測定をおこなう時期が
朝、夕もしくは昼である等の周囲条件等に応じ
て、ポテンシヨメータ54を調整することによ
り、適宜に調整可能となつている。 上記比較回路63において、演算回路62の出
力端子51から抵抗52に印加される信号|v1
v2|と、ポテンシヨメータ54から抵抗53に印
加される基準電圧信号vcとの大小判別がおこな
われ、演算増幅器43の出力端子55から判定結
果信号が出力されるようになつている。 すなわち、信号|v1−v2|が信号vcより小さ
いときには出力端子55に信号“H”が出力さ
れ、信号|v1−v2|が信号vcより大きいかもし
くは同等であるときには、出力端子55に信号
“L”が出力されるようになつている。このよう
に、出力端子55に信号“H”が出力されたとき
には、路面2aの領域S1とS2との温度差T1−T2
が所定の範囲内にあり、一方出力端子55に信号
“L”が出力されたときには、両領域S1とS2との
温度差T1−T2が所定の範囲外にあると自動的に
判定される。 出力制御回路36において、71はスイツチ
で、スイツチ71はインバータ74を介して判定
回路35に接続されている。スイツチ71は判定
回路35から信号“H”が出力されたときにオン
する。 72は演算増幅器で、その正入力端子はスイツ
チ71の接点71bを介して直流アンプ30−1
の出力端子に接続されており、2つの赤外線検知
器23−1,23−2の出力差が基準値vcより
も小さいとき、直流アンプ23−1の出力、すな
わち、赤外線検知器23−1の測定温度を表示回
路37に印加する。一方、演算増幅器72の正入
力端子はサンプルホールド回路のコンデンサ73
と接続され、上記赤外線検知器23−1と23−
2との出力の差が基準値vcよりも大きいときに
はコンデンサ73の充電電圧を表示回路37に印
加するようになつている。 以下に、上記のように構成した赤外線放射温度
20の動作について説明する。 いま、路面2aの両領域S1,S2、すなわち、赤
外線検知器23−1,23−2の両視野F1,F2
には、道路2を走行する自動車5等が何ら存在し
ない状態にあるものとする。この場合には、領域
S1から放射される赤外線はレンズ24−1を介し
て赤外線検知器23−1に、領域S2から放射され
る赤外線はレンズ24−2を介して赤外線検知器
23−2に集束され、各赤外線検知器23−1,
23−2は、路面2a上の領域S1,S2の温度に対
応したパルス信号を生じる。そして、各赤外線検
知器23−1,23−2の出力信号は、それぞ
れ、第1測定系路、第2測定系路に印加さ
れ、各直流アンプ30−1,30−2からは各領
域S1,S2の温度を表わす信号vx1,vx2が出力さ
れる。 さらに、上記信号vx1は、出力制御回路36に
入力されるとともに、抵抗減衰器24−1を介し
て所定レベルに減衰されて信号v1として判定回路
35の抵抗49に印加され、かつ、信号vx2は、
抵抗減衰器24−2を介して所定レベルに減衰さ
れて信号v2として判定回路35の抵抗44に印加
される。この判定回路35では、抵抗49に印加
された信号v2は、直線検波回路61により反転さ
れて直線検波回路61の出力端子48に信号−v1
として出力され、さらに、この信号−v1は抵抗5
0を介して絶対値演算回路62に入力される。そ
して、絶対値演算回路62は、信号−v2と、抵抗
49を介して入力された信号v1とで演算処理して
出力端子51に、信号|v1−v2|を出力し、さら
にこの信号|v1−v2|を比較回路63に入力す
る。この比較回路63は、信号|v1−v2|がポテ
ンシヨメータ54により予め所望に設定された基
準値信号vcの範囲内にあるかどうかを判定し
て、判定結果信号を出力端子55に出力する。 上述のように、路面2aの両領域S1,S2、すな
わち、赤外線検知器23−1,23−2の視野
F1,F2に何も存在しないときには、赤外線検知
器23−1,23−2で検知される信号はほぼ等
しく、したがつて、直流アンプ30−1,30−
2から出力される信号vx1,vx2は、第6図aに
示すように、ほぼ同じである。よつて、判定回路
35に、抵抗減衰器34−1,34−2を介して
入力された信号v1,v2の絶対値の差|v1−v2|は
基準値vcより小さく、したがつて、第6図bに
示すように、判定回路35はハイレベルの信号
“H”を出力する。この信号“H”は、出力制御
回路36のインバータ74で反転され、ローレベ
ルとされる。この結果、スイツチ71の常閉接点
71bは閉成されたままで、直流アンプ30−1
から出力された信号vx1はサンプルホールド回路
のコンデンサ73に充電されるとともに演算増幅
器72に入力される。さらに、この演算増幅器7
2の出力信号は記録回路37に入力され、第6図
cに示すように、時点txにおける路面2aの測
定温度として記録もしくは表示される。 つぎに、第3図に示すように、路面2aの領域
S1を自動車5が通過した場合、赤外線検知器23
−1の視野F1にその自動車5が進入した状態に
おける赤外線放射温度計20の動作について説明
する。なお、自動車5が赤外線検知器23−1の
視野F1に進入した時点をt1、その視野F1から退出
した時点をt2とする。 上記時点t1からt2までの期間Tにおいては、赤
外線検知器23−1は、自動車の上面から放射さ
れる赤外線を検知する。通常、自動車5の屋根の
上面は路面2aの温度より高く、赤外線検知器2
3−1の出力信号vx1のレベルも高くなる。この
ことにより、直流アンプ30−1の出力信号vx1
は、第6図aに示すように、期間Tにおいては、
高レベルとなつている。 一方、赤外線検知器23−2は、路面2aの領
域S2から放射される赤外線を検出しており、すな
わち、路面2aの領域S2の温度に対応した電圧信
号を出力する。この期間Tにおける直流アンプ3
0−2の出力信号vx2は直流アンプ30−1の出
力信号vx1より大幅に小さくなる。そして、抵抗
減衰器34−1,34−2を介して、上記両信号
x1,vx2が、それぞれ、所定のレベルに減衰さ
れて、信号v1,v2として判定回路35の抵抗4
9,44に印加され、さらに、絶対値演算回路
2において演算処理され、この演算回路62の出
力信号|v1−v2|が比較回路63に入力される。
そして、この比較回路63においては、出力信号
|v1−v2|が基準信号vcより大きいと判定さ
れ、よつて、この判定回路35は、第6図bで示
すように、ローレベルの信号“L”を出力し、こ
の信号“L”が出力制御回路36に入力される。
さらに、この信号“L”は、出力制御回路36の
インバータ74により反転されて高レベルの信号
とされ、スイツチ71に入力される。この結果、
スイツチ71の常閉接点71bは開成され、直流
アンプ30−1から出力された高レベルの信号v
x1の演算増幅器72への入力が阻止される。 一方、上記スイツチ71の常閉接点71bが開
成されたとき、すなわち、時点t1において、演算
増幅器72には、常閉接点71bが開成される直
前にコンデンサ73にホールドされた信号、すな
わち、直流アンプ30−1から入力された路面2
aの領域S1の温度を表わす信号vx1が入力され
る。 このように、時点t1からt2までは、記録回路3
7は、路面2aの測定温度として、上記コンデン
サ73にホールドされた信号にもとずいて、第6
図cに示すように、記録もしくは表示する。そし
て、時点t2においては、上述した時点txと同じ
状態、すなわち、赤外線検知器23−1は、再
び、路面2aの領域S1の温度を検知する状態とな
る。よつて、両赤外線検知器23−1,23−2
から出力される信号、したがつて両直流アンプ3
0−1,30−2から出力される信号vx1,vx2
は互いにほぼ同じとなり、この結果、記録回路3
7は、第6図cに示すように、時点t2以降におい
ては領域S1の温度を記録しもしくは表示する。 なお、赤外線検知器23−1の視野F1に進入
した自動車5等の温度が、路面2aの領域S1およ
びS2の温度とほぼ同等であつた場合には、上記時
点txにおける場合と同様に、判定回路35と出
力制御回路36とが動作し、よつて、記録回路3
7は、路面2aの温度として、上記自動車5等の
表面温度を記録しもしくは表示する。 以上のように、上記した赤外線放射温度計20
により、たとえ、自動車5等が赤外線検知器23
−1,23−2の視野F1,F2を通過した場合で
も、常に、記録回路37は路面2aの温度を記録
しもしくは表示することができる。 なお、出力制御回路36の入力端子は、第1測
定系路の直流アンプ30−1の出力端子と接続
したものであるが、第2測定系路の直流アンプ
30−2の出力端子と接続したものであつてもよ
い。 また、測定系路は、第1測定系路および第2
測定系路の2つの測定系路に限らず、3個以上
設けるようにしてもよい。 以上のように、この発明によれば、少なくとも
2つの赤外線検知器により路面上の互いに離隔し
た複数の領域を視野とし、これ等の視野からそれ
ぞれ放射される赤外線を各別に検知して各視野内
の温度を表わす信号を得、これ等の温度信号間の
差が、測定対象の路面に応じて予め設定した基準
値内にあるかどうかを判定し、その差が基準値外
であると判定されたとき、その差が生じた直前の
温度を記録もしくは表示するようにしたのでたと
え、路面上を走行する自動車等が赤外線検知器の
視野に進入した状態になつたとしても、常に、自
動的に路面の温度を記録もしくは表示することが
できる。したがつて、従来のこの種の方法におけ
るように、道路を通行する車両に路面温度を誤ま
つて測定するような誤つた記録もしくは表示する
ことを確実に防止し、正確な路面温度を検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の路面温度の測定方法の説明図、
第2図はこの発明に係る測定方法の基本原理の説
明図、第3図はこの発明に適用できる赤外線放射
温度計の要部拡大説明図、4図はこの発明に適用
できる赤外線放射温度計のブロツク回路図、第5
図は第4図の回路ブロツクのうち、判定回路およ
び出力制御回路の具体的な一例を示す回路図、第
6図a,b,cは、それぞれ、第4図の赤外線放
射温度計の要部の動作説明用のグラフである。 2……道路、2a……路面、6−1,6−2…
…赤外線、20……赤外線放射温度計、23−
1,23−2……赤外線検知器、30−1,30
−2……直流アンプ、34−1,34−2……抵
抗減衰器、35……判定回路、36……出力制御
回路、37……記録回路、……第1測定系路、
……第2測定系路、S1,S2……領域、F1,F2
……視野、vx1……S1の温度信号、vx2……S2
温度信号、vc……基準値信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個の赤外線検知器により路面上の互いに
    離隔した少なくとも2つの領域を視野とし、各視
    野からそれぞれ放射される赤外線を各別に検知し
    て各視野内の温度を表す信号を出力し、判定回路
    により上記複数個の赤外線検知器の各出力信号間
    の差と上記路面に応じて予め設定した基準値とを
    比較して、その差が基準値内にあるかどうかを判
    定し、その差が基準値外であると判定されたと
    き、その差が生じた直前の温度を記録もしくは表
    示するようにしたことを特徴とする路面温度の測
    定方法。
JP10515879A 1979-08-17 1979-08-17 Measuring system of road surface temperature Granted JPS5629129A (en)

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