JPS6135769Y2 - - Google Patents

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JPS6135769Y2
JPS6135769Y2 JP1981095450U JP9545081U JPS6135769Y2 JP S6135769 Y2 JPS6135769 Y2 JP S6135769Y2 JP 1981095450 U JP1981095450 U JP 1981095450U JP 9545081 U JP9545081 U JP 9545081U JP S6135769 Y2 JPS6135769 Y2 JP S6135769Y2
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JP
Japan
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piece
molding
door
clip
holding
Prior art date
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JP1981095450U
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English (en)
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JPS581813U (ja
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車ドアの窓枠部に交換可能に
装着されるウエザストリツプモールデイング(便
宜上ドア用モールともいう。)を固定するための
クリツプに関する。単にモールクリツプとも呼ば
れているこの種クリツプについては、従前よりド
アにおけるモール装着部さらには対象とするドア
用モールの形状に適合するものが多種用意され、
夫々に見合つたものが選定使用されている。しか
し既存するいずれのクリツプについても、ドア側
に対する離脱の簡易化、ドア用モールに対する結
合力の強化等にかかる技術面に至つては未だ改善
されていないため、ドア用モールの新旧交換の際
にはドライバーや挾持具等を以つて既設のドア用
モールを強引に取外しているのが実状であり、こ
のため未だ充分使用し得るクリツプの破損、モー
ル装着部位の変形や塗装面の損傷さらにはドア用
モールからのクリツプの脱落や紛失等を招く問題
があつた。
本考案は上述の問題を解消するために案出した
もので、その目的はドア側及びドア用モールに対
する組付けの強化並びに簡易化を図る一方、ドア
用モールの交換(取外し)におけるドア側からの
離脱の簡易化を図るとともにドア用モールからの
脱落を防止するように工夫した、モール先付け形
態の着脱式のクリツプを提供することにある。
以下本考案の実施例に基いて説明する。本例に
おいてまずドア用モールMは、一般にアウタベル
トモールデイングとも呼ばれるもので、フランジ
f下端に係合縁rを有する本体M′とウエザース
トリツプSとの結合部分の基部mに、鈎部hを形
成してなるものを例示する。斯るモールMに着脱
可能に内嵌めセツトされる本例のクリツプCは、
防錆そして塗装面の損傷防止を考慮して適度の弾
性変形が可能な合成樹脂製とされ、モール装着部
における第1、第2のパネルすなわちアウタパネ
ルP1とリンホースメントパネルP2に着脱可能に
セツトされる型式を例示する。
斯るクリツプCは、本体M′内に当嵌し得る
形の本体1に把持片2、押圧片7を形成し、両片
2,7間に適宜長い保持片9を形成している。把
持片2は、モール基部m及び第2パネルP2に対
して弾性的に当接し得るもので、その下端から係
合片3をU形に折返して基部m用の差込み口4を
形成している。この係合片3は、その内面の下端
に鈎部hに対する係止部5を、上部に基部mに対
する喰込み係合用の複数の歯6を夫々形成してお
り、そして自由時では把持片2との近接状態(差
込み口4の狭閉状態)に保持されている。一方上
記押圧片7は、フランジfと弾性的に当接し得る
もので、その下端に係合縁rに対する係止部8を
形成している。
前記保持片9は、両パネルP1,P2間に弾性
的に挿入係合されるもので、その中央部に第2パ
ネルP2に対する圧接部10を形成しており、そ
して下端からV形状に折曲した弾性片11の上端
に、第1パネルP1の係合段部pに対する係止部
12を形成している。この係止部12は第1パネ
ルの係合段部Pの曲面に沿つた状態で係脱自在に
係合し得るように、弾性片11の撓み方向(内向
きの撓み方向)に向けて湾曲状に延出されてい
る。斯る保持片9は自由時において、圧接部10
を前記把持片2下部に当接又は近接した状態に保
持されて両者10,2間で形成した第2パネルP
2用の挿入口13を閉鎖状にしており、また弾性
片11を両パネルP1,P2の内法間隔より適宜
拡開してその係止部12を前記押圧片7の係止部
8に近接した状態に保持されて両者12,8間で
形成した第1パネルP1用の挿入口14を狭閉状
にしている。
従つて本例のクリツプCは、第2図に例示する
ようにドア用モールMに対する嵌込み、モール装
着部に対する押込みの手順に基いて簡単に実施で
きる。すなわちまずドア用モールMに対しては図
イのように本体1をモール内側の所定部位に合せ
て押込むことにより、把持片2及び押圧片7が弾
性変形しつつ基部m、フランジfに夫々密着し係
止部8を係合縁rに係合する。斯る本体1の押込
み過程で基部mが、係合片3を押し開きつつ差込
み口4内に圧入してその鈎部hを係合部5にロツ
クする一方、係合片3の歯6が基部mに係合す
る。これによりクリツプCは、ドア用モールMに
密に嵌合し位置ずれ等が防止された状態で強固に
結合される。(図ロ参照) 次いで前述のようにドア用モールMに先付けセ
ツトしたクリツプCの保持片9を、図ロのように
モール装着部に合せてモールを押下げながら比較
的軽く押込む。この過程で双方のパネルP1,P
2が当該の挿入口13,14から各片2,9,
7,9間に相対的に挿入することに伴ない、保持
片9が第2パネルP2で押圧されて外側へ針状変
形する一方、弾性片11が第1パネルP1で押圧
されて内側へ狭閉変形しつつ圧入される。そうし
てモールを押込み終えたもとではクリツプCは、
図ハのように把持片2と保持片9の圧接部10と
の間で第2パネルP2を挾持し、弾性片11の係
止部12を第1パネルP1の係合段部pに係合し
た状態で強固にロツクセツトされる。これにより
ドア用モールMは、モール装着部に対してそのフ
ランジfを第1パネルP1に整合して上下、内
外、左右の各方向への変動が阻止された正姿状態
で長く安定に固定化保持し得る。なおモール装着
部に対するクリツプCのセツトに際しては予じめ
ドアガラスGを引下げておくとより簡単に実施で
きる。
そうしてモールの新旧交換にあたり前述のよう
にモール装着部にクリツプCを介してセツトした
ドア用モールMを取外す場合では、同モールの一
端を押上げて第3図のように斜状にして引上げ
る。これによりクリツプCは傾動状に引上げられ
る過程において、保持片9の弾性片11が係合段
部pで押圧されて狭閉変形しつつ上傾して係止部
12を段部pに対して上傾端側から解離する。そ
して係止部12が段部pから離脱した頃には把持
片2、保持片9の圧接部10及び弾性片11が、
双方のパネルP1,P2に圧接するだけの状態と
なるから、(第2図ロ参照)以降クリツプCはモ
ールの引上げに伴ないモールからの脱落、すれ等
を生ずることなく両パネルP1,P2間から何な
く抜き脱し得る。
そして上述のドア用モールMからクリツプCを
取外す場合では、例えばへら状の治具又はドライ
バー等を以つて第2図イ想像線のように押圧片7
を内側に押すことにより同片7がフランジfから
解離し、また係合片3を外側へ押開くことにより
基部mに対する歯6、鈎部hに対する係止部5が
順次解れるので、以降は本体1を図中下方へ抜き
脱すことによりクリツプCは破損することなくモ
ールから取外し得る。前述のようにモール装着
部、ドア用モールから取外したクリツプCは、そ
の機能、性能において何ら損失されないことか
ら、新たなドア用モールMに対して新品同様な保
持具として前述と同様な手順で再実施し得る。
なお本案の対象とするクリツプについてては、
適宜変更してもよく、例えば把持片2の一部に、
鈎部hに対する係止部5及び第2パネルP2に対
する圧接部10を形成してもよい。
このように本考案のクリツプは、ドア用モール
Mに押込むだけで弾性的に内嵌めセツトし得、ま
たドアのモール装着部にドア用モールMとともに
軽く押込むだけで弾性的に係合セツトし得るもの
で、その取扱いが容易でかつ簡単に実施し得、ド
ア用モールを適確に装着保持できる。斯るクリツ
プは、ドア用モールMに対して本体を密嵌し把持
片と係合片とを基部mに、押圧片をフランジf
に、夫々係合して強固に結合し得るので、ドア用
モールMの装着時及び取外し時において常に適正
なセツト状態を維持してモールからの脱落やずれ
等をなくし得る。また上記係合片、押圧片の変形
を利用して基部m、フランジfから解離すること
によりドア用モールMから安全に取外し得る。一
方モール装着部に対しては、保持片と把持片とで
リンホースメントパネルP2を弾性的に挾持し、
保持片の弾性片をアウタパネルP1に係合して適
確に結合し得、そしてドア用モールMの取外し時
には弾性片の変形を利用してアウタパネルP1か
ら、解離することによりドア用モールとともにモ
ール装着部から簡単かつ安全に取外し得る。
特に本案クリツプでは、保持片の弾性片をアウ
タパネルP1の係合段部pに係合することによ
り、モール装着部に対する必要な保持力(係合
力)を維持した上で、設定した取外し力を安定化
でき、クリツプを破損することなく離脱し得る。
しかもモール装着部の両パネルP1,P2間に対
して保持片が弾性片を利用して低荷重(軽荷重)
で容易に挿入係合し得、そしてセツト状態では必
要な保持力を実現して適切に係合し得る。従つて
本考案クリツプによれば、ドア側、ドア用モール
Mに対する組付けの強化、簡易化を図り得る一
方、離脱や取外しを容易にしてクリツプの破損、
モール装着部ろの変形や塗装面の損傷等を回避で
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
本例クリツプの斜視図、第2図イ,ロ,ハは夫々
クリツプの実施手順を段階的に示す説明図、第3
図はクリツプの取外し状態を示す説明図である。 1……本体、2……把持片、3……係合片、4
……差込み口、7……押圧片、9……保持片、1
1……弾性片、C……クリツプ、M……ドア用モ
ール、m……基部、f……フランジ、P1……ア
ウタパネル、P2……リンホースメントパネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドア用モールMに着脱可能に内嵌めセツトし
    得、かつドアのモール装着部に着脱可能に係合セ
    ツトしうる合成樹脂製のクリツプにあつて、ドア
    用モールMの内側に弾性的に嵌合し得る本体に、
    ドア用モールMの基部m及びモール装着部のリン
    ホースメントパネルP2に夫々圧接し得る把持片
    と、ドア用モールMのフランジfに係合し得る押
    圧片と、を形成する一方、この両平間にモール装
    着部のアウタパネルP1とリンホースメントパネ
    ルP2との間に弾性的に圧入し得る保持片を形成
    し、上記把持片には基部mに係合し得る係合片と
    ともに差込み口を形成し、上記保持片の下端には
    内側への弾性変形が許容された弾性片を略V字状
    に折曲し、かつこの弾性片の上端部にはアウタパ
    ネルの係合段部Pに対しこの段部の曲面に沿つた
    状態で係脱自在に係合し得る係止部12を、弾性
    片の撓み方向へ向けて湾曲状に延出し、さらに上
    記把持片と保持片との間、弾性片と押圧片との間
    に、各々のパネルP1,P2用の挿入口を夫々形
    成し、双方の挿入口及び上記差込み口を自由時で
    は狭閉状態に保持してなるを特徴とする自動車の
    ドア用モールのクリツプ。
JP1981095450U 1981-06-26 1981-06-26 自動車のドア用モ−ルのクリップ Granted JPS581813U (ja)

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JPS581813U JPS581813U (ja) 1983-01-07
JPS6135769Y2 true JPS6135769Y2 (ja) 1986-10-17

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