JPS6125960Y2 - - Google Patents

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JPS6125960Y2
JPS6125960Y2 JP14032483U JP14032483U JPS6125960Y2 JP S6125960 Y2 JPS6125960 Y2 JP S6125960Y2 JP 14032483 U JP14032483 U JP 14032483U JP 14032483 U JP14032483 U JP 14032483U JP S6125960 Y2 JPS6125960 Y2 JP S6125960Y2
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clamping
abutting
screwed
stopper
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JP14032483U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はストツパー付挾持治具に係り、主と
して実願昭58−069733号にて提案したクランプ装
置において挾持体を有する基台を複数個横に並べ
て使用する際に、固定挾持体を有する基台の代り
に使用することにより、被加工物の位置決めとク
ランプとを容易にできるようにしたストツパー付
挾持治具に関するものである。
従来、被加工物を工作機械のテーブル上に挾持
固定する場合には、通常テーブル上にバイスを載
置固定し、このバイスに被加工物を固定するよう
にしている。ところが、薄い板金等を挾持する場
合、その板厚等によりいちいち治具を交換して挾
持しなければならなかつた。そのため、治具の製
作に手数がかかり、交換作業を手作業で行なうの
で非能率的であつた。
そこで、実公昭57−11720号公報にて挾持治具
が提案されている。
この挾持治具は、固定部と可動部とにてなるバ
イスの挾持場所に配置可能で且つ前面に凹部を穿
設したブロツク本体と、この凹部内に移動可能に
収納され取付ネジにより上記ブロツク本体に取付
けられた可動ブロツクと、凹部の奥壁と可動ブロ
ツクの背面との間に挾入して、被加工部材の厚さ
と等しいかそれより薄い調整板とからなり、可動
ブロツクの前面をブロツク本体の前面より前方に
位置するように形成したものである。
そのため、特に薄板金の挾持の際に非常に能率
的にそれを行ない得るものである。
ところが、工作機械にて実際に加工する際に
は、バイスを使用する場合とそうでない場合とが
あり、その都度重いバイスをテーブルに載置した
り降ろしたりしなければならないからその作業は
重労働且つ手間のかかるものであつた。
そこで、実願昭58−069733号にてクランプ装置
を提案した。このクランプ装置は、非常に簡単な
構造のもので工作機械のテーブル上に直接、或い
は基台上に被加工物を容易に且つ確実に挾持固定
できるものである。
ところが、このクランプ装置の欠点は、小さい
被加工物を複数個並べて切削加工等を行なう場合
の位置決めや、大型の被加工物のクランプに際し
ての位置決め等を行なうにクランプのための当接
基準がないので常に一定の位置にクランプするこ
とができない。従つて、単品物加工であれば問題
はないが、作業能率を向上させるために繰返して
同じ位置で多数の被加工物を取付け取外しして設
置時間の短縮を図る場合等には不向きである。
又、実公昭57−11720号公報にて提案されている
挾持治具にあつても同様の欠点を有するものであ
つた。
そこでこの考案は、上述した点に鑑みクランプ
装置を前記設置時間の短縮を図る場合の使用に適
するようにすべく案出されたもので、その要旨と
する処は、工作機械のテーブル上へこのテーブル
面と上面とが平行となるように設置可能とした基
台の上面に、平行な2つの当接挾持面を共に垂直
に立設して断面略凸形状に形成した適宜長さの挾
持台と、平行な2面を有し且つこの2面にて形成
する板厚を当接挾持面から基台端までの幅よりも
厚くしたスペーサーと、ねじ棒とこのねじ棒より
も太い棒とを同心にて連結した複数のストツパー
ピンとからなり、前記2つの当接挾持面における
横方向には、ストツパーピンと螺合し、且つスト
ツパーピンを螺合させた際に当接挾持面に対して
前記太い棒が垂直となるように、それぞれ適宜間
隔で複数個のねじ穴を螺刻し、前記2枚のスペー
サーの平行な2面には前記ねじ穴と同じ間隔で、
且つ前記ねじ棒の径よりも大きく前記太い棒より
は小さい複数個の貫通孔を開孔し、この貫通孔に
ストツパーピンを貫通させて前記ねじ穴に螺着し
或いは、取外すことで2枚のスペーサーを当接挾
持面に着脱自在とすべく形成したことに存するも
のである。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を示
すと次の通りである。
すなわち、図に示す符号1は挾持台であり、こ
の挟持台1は、上面2と下面3とが平行な基台4
のその上面2上に平行な2つの当接挾持面5を共
に垂直に立設して断面略凸形状を呈しており、そ
の長さは、例えばフライス盤の如き工作機械のテ
ーブル6の場合であればその長手方向に設けてあ
る取付けT形溝7を複数本横切る程度のものとす
る。基台4の下面3には少なくとも2個以上係止
突起8を挾持台1の長さ方向に配設し、この係止
突起8をそれぞれ取付けたT形溝7に嵌入可能と
なるように間隔を設定する。そして、取付けT形
溝7は係止突起8を嵌入することで当接挾持面5
と取付けT形溝7とが直交するように係止突起8
と当接挾持面5との関係を設定するものである。
尚、当接挾持面5には、挾持台1の長手方向に数
本の平行な細溝を刻設して挾着を確実なものとす
べく形成してあり、基台4の高さは、後述するク
ランプ装置における基台21と同じ高さとする。
又、この挾持台1には、前記取付けT形溝7の間
隔で縦にねじ用の貫通孔9を開穿し、取付けT形
溝7内に配した断面T形の固定具10に形成され
たねじ孔に貫通孔9を貫通した固定ボルト11を
螺合締付けることにより前記テーブル6上にその
面と挾持台1の上面2とが平行となるように挾持
台1を設置するものである。
一方、前記当接挾持面5とほぼ同じ形状の2つ
の当接面19を平行に有するスペーサー12を2
枚形成し、この2面にて形成する板厚を、挟挾台
1の断面略凸状における当接挾持面5から基台4
端までの幅よりも若干厚く形成する。
又、これとは別に、ねじ棒とこのねじ棒よりも
太い棒とを同心にて連結すると共に、その連結部
分をテーパー状にして順にねじ部13、テーパー
部14そして当接部15を形成してストツパーピ
ン16を形成する。
そして、このストツパーピン16を複数本形成
し、前記挾持台1の2つの当接挾持面5にはねじ
部13と螺合するねじ穴17をそれぞれ複数個、
例えば前記貫通孔9と貫通孔9との中間に位置す
るように螺刻配するものである。又、スペーサー
12にもねじ穴17と同じ間隔で前記平行な当接
面19に貫通孔18を開穿し、この貫通孔18の
径をストツパーピン16の当接部15の径よりも
小さくねじ部13よりも大きいものとする。そし
て、当接挾持面5各々にスペーサー12の当接面
19を当接させ、貫通孔18を介してストツパー
ピン16を前記ねじ穴17に螺合締付ける。そう
すれば、ストツパーピン16のテーパー部14に
よつてそれぞれの当接挾持面5に1枚ずつスペー
サー12を固定することができ、ストツパーピン
16を取外せばスペーサー12を取除くことがで
きるように形成されているものである。
又、ねじ穴17にストツパーピン16を螺合締
付けた際に、ストツパーピン16の当接部15が
前記当接挾持面5に対して垂直に螺着されるよう
にねじ穴17を形成しておく。そうすると、前述
の如くスペーサー12をストツパーピン16によ
つて固定すると、ストツパーピン16の当接部1
5は、スペーサー12の当接面19に対して垂直
に立設された状態となる。そして、この当接部1
5に被加工物23を当接させれば、被加工物23
の位置決めのためのストツパーの役目を果すもの
である。
次に、これが使用を説明すると、第2図乃至第
5図に示すように、先ず最初に実願昭58−069733
号にて提案してクランプ装置のうち挟挾体20を
有する基台21の方だけをテーブル6の取付けT
形溝7にその挾持面22同士が対峙するるように
2台ずつ配し、これらを取付けT形溝7の直角方
向に並ぶようにして固定する。
そして、基台21同士の略中間部分に挾持台1
を取付けT形溝7に対して直角方向に配し固定す
る。そこで、被加工物23をテーブル6上へ直置
きする場合には、第2図、第3図に示すようにス
ペーサー12を当接挾持面5にそれぞれ当接さ
せ、被加工物23をクランプする場所の側方に当
たる当接挾持面5のねじ穴17にストツパーピン
16を螺合させスペーサー12を固定する。そし
て、被加工物23はテーブル6上に直置し、その
側面をストツパーピン16に当接させると共に、
この被加工物23をスペーサー12の当接面19
と挾持体20の挾持面22とによつて挾持しクラ
ンプするものである。
又、テーブル6上から被加工物23を浮かして
クランプする場合には、第4図に示すように、ス
ペーサー12は取外し、ストツパーピン16のみ
を前述の如く当接挾持面5のねじ穴17に螺合し
て位置決めのストツパーのみとして使用する。そ
して、被加工物23を基台21の上面24と基台
4の上面とに載置して前述の如く被加工物23の
側面をストツパーピン16に当接させると共に、
当接挾持面5と挾持体20の挾持面22とによつ
て挾持しクランプする。又、ストツパーピン16
同士の間に入る程度の大きさの被加工物23であ
れば、第5図に示すように、それぞれのストツパ
ーピン16に被加工物23を各々当接させ、複数
個の被加工物23を並べて同時にクランプするこ
とができる。
従つて、量産加工をする場合等に、テーブル6
上に多数の被加工物23を同じ位置に繰返し取付
け取外しする作業を、いちいちストツパーを取付
けなくとも前述したクランプ装置と併用すること
で容易に行なうことができる。
すなわち、工作機械のテーブル6上へこのテー
ブル6面と上面2とが平行となるように設置可能
とした基台4の上面2に、平行な2つの当接挾持
面5を共に垂直に立設して断面略凸形状に形成し
た適宜長さの挾持台1を設けたから、前記クラン
プ装置の基台21と上記基台4とを同じ高さとす
れば、基台21と基台4とに被加工物23をかけ
わたして載置すれば、テーブル6に被加工物23
を平行にセツトすることができる。そして、断面
略凸状で適宜長さに形成されているので、使用例
にて示したように前記クランプ装置における挾持
体20を有する基台21と共に使用することによ
り、容易に多数の被加工物23を挾持することが
できる。
そして、平行な2面を有し且つこの2面にて形
成する板厚を当接挾持面5から基台4端までの幅
よりも厚くしたスペーサー12と、ねじ棒とこの
ねじ棒よりも太い棒とを同心にて連結した複数の
ストツパーピン16とからなり、前記2つの当接
挾持面5における横方向には、ストツパーピン1
6と螺合し、且つストツパーピン16を螺合させ
た際に当接挾持面5に対して前記太い棒が垂直と
なるように、それぞれ適宜間隔で複数個のねじ穴
17を螺刻し、前記2枚のスペーサー12の平行
な2面には前記ねじ穴17と同じ間隔で、且つ前
記ねじ棒の径よりも大きく前記太い棒よりも小さ
い複数個の貫通孔18を開穿し、この貫通孔18
にストツパーピン16を貫通させて前記ねじ穴1
7に螺着し或いは、取外すことで2枚のスペーサ
ー12を当接挾持面5に着脱自在とすべく形成し
たから、ストツパーピン16をねじ穴17に螺合
することでねじ棒よりも太い棒の部分を位置決め
用のストツパーとして使用することができる。
又、スペーサー12を当接挾持面5に取付けるこ
とにより被加工物23をテーブル6上に直置きで
クランプすることができ、スペーサー12を取外
せばテーブル6上から浮かしてクランプすること
ができる。更に、スペーサー12を当接挾持面5
に取付ける際にストツパーピン16にて取付ける
ことができるので、その時にスペーサー12の平
行な2面に前記太い棒の部分が垂直に立設された
状態となり得るから、ストツパーピン16がスペ
ーサー12の取付けと被加工物23の位置決めの
ためのストツパーとを兼用した機能を果すので非
常に便利であり、作業能率を向上することができ
る。
以上説明したように、この考案によれば、実願
昭58−069733号にて提案したクランプ装置と共に
使用することにより、ストツパーの役目とクラン
プすることとを容易に行なうことができ、量産加
工を行なう場合等に非常に便利であり、多量の被
加工物をクランプする場合に位置決めを正確に行
なうことができるから加工ミスをなくし、加工時
間、設置時間が大幅に短縮することができ、そし
て、大型の被加工物の場合にも設置基準が正確に
行なえるので高精度の加工が繰返し行なうことが
できる等実用上有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は分解斜視図、第2図は工作機械のテーブル上
に直置きでクランプした状態の一部切欠正面図、
第3図は同平面図、第4図は工作機械のテーブル
上から被加工物を浮かしてクランプした状態の正
面図、第5図は工作機械のテーブル上へ多数の被
加工物を並べてクランプした状態の平面図であ
る。 1……挾持台、2……上面、3……下面、4…
…基台、5……当接挾持面、6……テーブル、7
……取付けT形溝、8……係止突起、9……貫通
孔、10……固定具、11……固定ボルト、12
……スペーサー、13……ねじ部、14……テー
パー部、15……当接部、16……ストツパーピ
ン、17……ねじ穴、18……貫通孔、19……
当接面、20……挾持体、21……基台、22…
…挾持面、23……被加工物、24……上面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作機械のテーブル上へこのテーブル面と上面
    とが平行となるように設置可能とした基台の上面
    に、平行な2つの当接挾持面を共に垂直に立設し
    て断面略凸形状に形成した適宜長さの挾持台と、
    平行な2面を有し且つこの2面にて形成する板厚
    を当接挾持面から基台端までの幅よりも厚くした
    スペーサーと、ねじ棒とこのねじ棒よりも太い棒
    とを同心にて連結した複数のストツパーピンとか
    らなり、前記2つの当接挾持面における横方向に
    は、ストツパーピンと螺合し、且つストツパーピ
    ンを螺合させた際に当接挾持面に対して前記太い
    棒が垂直となるように、それぞれ適宜間隔で複数
    個のねじ穴を螺刻し、前記2枚のスペーサーの平
    行な2面には前記ねじ穴と同じ間隔で、且つ前記
    ねじ棒の径よりも大きく前記太い棒よりは小さい
    複数個の貫通孔を開穿し、この貫通孔にストツパ
    ーピンを貫通させて前記ねじ穴に螺着し或いは、
    取外すことで2枚のスペーサーを当接挾持面に着
    脱自在とすべく形成したことを特徴とするストツ
    パー付挾持治具。
JP14032483U 1983-09-10 1983-09-10 ストッパ−付挾持治具 Granted JPS6048925U (ja)

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JP14032483U JPS6048925U (ja) 1983-09-10 1983-09-10 ストッパ−付挾持治具

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JP14032483U JPS6048925U (ja) 1983-09-10 1983-09-10 ストッパ−付挾持治具

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Publication Number Publication Date
JPS6048925U JPS6048925U (ja) 1985-04-06
JPS6125960Y2 true JPS6125960Y2 (ja) 1986-08-05

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JP14032483U Granted JPS6048925U (ja) 1983-09-10 1983-09-10 ストッパ−付挾持治具

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JPS6048925U (ja) 1985-04-06

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