JPS6012678Y2 - 多相スイツチ用のドツグ装置 - Google Patents

多相スイツチ用のドツグ装置

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JPS6012678Y2
JPS6012678Y2 JP8352080U JP8352080U JPS6012678Y2 JP S6012678 Y2 JPS6012678 Y2 JP S6012678Y2 JP 8352080 U JP8352080 U JP 8352080U JP 8352080 U JP8352080 U JP 8352080U JP S6012678 Y2 JPS6012678 Y2 JP S6012678Y2
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JP
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dog
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JP8352080U
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JPS579436U (ja
Inventor
宏明 田中
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遠州製作株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多相検出スイッチの各プランジャに相対する多
くのドッグを添設した多数本のドッグバーに極性をもた
せかつ着脱自在のコンパクトにまとめたドッグ装置に関
するものである。
従来、工作機械のテーブル等の送り系を制御する方式に
、ドッグと多相スイッチとを組合わせたドッグ装置によ
るプログラムコントロールやオートサイクル装置が提供
されている。
このドッグ装置は各軸X、 Y、 Zごとに設けられ、
例えばX軸のドッグ装置はテーブルの前面とサドルの上
面との間に配置され、テーブルの左右動を検出するよう
に構成される。
そしてドッグ装置の構成上、特に問題となる点はテーブ
ル前面にT字溝を設けず、しかもコンパクトに多数本の
ドッグバーが装架構成されてドッグバーの極性を間違え
ることなくその着脱が自在に出来ることである。
上記条件を満足させるべく、当山願人に係る実開昭50
−1145999が提供されたが、ドッグバーの極性と
その着脱が自在に出来るよう構成されていないほか、各
ドッグバー(保持板)はその両端に穿った孔にカラーを
介在させて締結ボルトで挾持させる構成を採っているの
で、ドッグバーはこの孔とボルトとの隙間分だけ取付位
置がくるい、ドッグがスイッチを押すタイミング不良を
起こし、正確なテーブル送り制御が出来ないという欠点
を残存している。
本考案は外相検出スイッチの各プランジャに相対する多
くのドッグを添設した多数本のドッグバーに極性をもた
せ且各ドッグバーを左右支持体の各係合溝に嵌入して押
圧保持できる着脱自在な把持手段を採ることにより、上
記欠点を一挙に解消させることに成功したものである。
次に本考案のドッグ装置をフライス盤のX軸方向に配置
した実施例で説明する。
即ち、第1図において、Fは立形フライス盤で、このベ
ース1にはコラム2が植立され、この前面の摺動面にニ
ー3が嵌合し、ニー3の上面にサドル4とテーブル5を
載置している。
またコラム2の頂部には主軸頭6を備え、この下面に主
軸7が覗いている。
上記テーブル5の面5aにおける中央位置には、第5図
に示すよう市販の多相マイクロスイッチMS(以下検出
スイッチという)が取付けられ、内蔵する4つの接点を
個々に開閉する4つのプランジャP□〜P、が等間隔に
上下に配列されている。
Dは検出スイッチMSに相対する本考案のドッグ装置で
、プランジャP1〜P、と同数の長いドッグバー10〜
13はサドル4の上面4aに載置した左右の支持体14
.15によってプランジャの間隔に等しい一定の間開、
をへだてて水平姿勢のもとに上下に配列担持されていて
、夫々のドッグ20〜27によって各プランジャP0〜
P、を開閉作動するようになっている。
以下その詳細構成を第2〜6図で説明する。
先ず、ドッグパーとドッグの構成は第2,3図に示す如
くであり、ドッグバー10(〜13)は断面が偏平で後
端面にはその全長に斜めに削取ったさび面10a(〜1
3a)が形成され、また左端前面には斜めに切落した切
欠部10b(〜13b)を設け、これでドッグパーの左
右後の極性を見極める。
更に、ドッグパーの右端側には、該バーの保管時に吊り
下げるための小孔10c(〜13C)が穿たれている。
ドッグ20.21(〜27)はドッグパー10(〜13
)の片面(上面)に添う主片20a、21a(〜27a
)と前後の端面を抱く短い端片20b、20Cをもって
浅いコの字形に作り、前後20bに螺合するビス28を
締付けることにより後端20cのくさび面20C′をバ
ー10のくさび面10aに圧接させてドッグパーの任意
位置に固定される。
これでドッグ20〜27はドッグパー10〜13から浮
き上がることなく確実に密着し、後面に設けた山形のカ
ム面20d、21d(〜27d)がプランジャP1〜P
3を正確な位置だ確実に押すことができる。
次に各ドッグパー10〜13の担持手段を第4〜6図で
説明する。
テーブル5の前方側となるサドルの上面左右位置には、
ドッグパーの全長とほぼ等しい間隔に五角柱の支持体1
4及び四角柱の支持体15が夫々のボルト16・・・・
・・、17・・・・・・によって植立されている。
左側の支持体14における前面側には、4本のドッグパ
ー10〜13を担持するための係合(R14a・・・・
・・が等間隔(ドッグの高1□よりも広い間隔11)に
刻設され、第6図の如く係合溝14aに嵌入されるドッ
グパーの左端切欠部10b〜13b及び前面が支持体1
4の左前斜面14bから少量前方へ突出する係合溝14
aの深さに定め、かつ溝14aの奥面14a′がバーの
くさび面10a〜13aと密着するさび面に形成されて
いる。
右側の支持体15における前面側にも4本のドッグパー
10〜13を担持するために係合溝15a・・・・・・
が等間隔に刻設され、保合溝15aに嵌入するドッグパ
ーの右端前面が特休15の前面から少量前方へ突出する
係合溝15aの深さに定め、かつ溝15aの奥面15a
′がくさび面lea〜13aと密着するくさび面に形成
されている。
そして上記係合115a・・・・・・の開放した右端部
にはバーの基準面となる側板30がビス31によって取
付けられている。
上述2本の支持14.15の係合溝14a・・・・・・
、15a・・・・・・により4本のドッグパー10〜1
3は、水平姿勢に上下に配列担持され、ドッグパー10
〜13の前後方向の位置決めはバーのくさび面lea〜
13aを係合溝14a・・・・・・、15a・・・・・
・の奥面14a′・・・・・・、15a’・・・・・・
に密着させて行い、またバーの左右方向の位置決めはバ
ーの右端面を側30に密着させて行う。
上記バー10〜13の配列において、切欠部10b〜1
3bが左側の支持体14における左前斜面14bに少量
突出させて配置されるので、この切欠部を見極めるだけ
でドッグパー10〜13の左右、前後の極性が判別され
る構成となっている。
32,33は各特休14,15の左前斜面14b及び前
面15bにおける下方部に枢着された保持板で、ドッグ
パー10〜13の前端面10C′〜13C′と対面する
側に夫々4組の片持ちされた押圧ばね34・・・・・・
、35・・・・・・が付着され、自由端には二股32a
、33aが刻設されている。
そして、保持板32.33は上方へ回動して二股32
a、 33 aを支持体14.15の頂部に枢着させ
た掛止部材となる蝶ナツト36.37が螺合するネジ杆
38.39に係止できる関係に構成され、蝶ナツト36
.37のネジ込みを大きくすると各押圧ばね34・・・
・・・、35・・・・・・がドッグパー10〜13を押
圧する圧力が強められる。
40はドッグパー10〜13の中央部のタレ下りや振動
を防ぐ硬質ゴム等で作られた支持柱で、その背面にはド
ッグパー10〜13を嵌させるための係止溝40a・・
・・・・がクシ歯状に刻設されており、第5図に見るよ
う止140a・・・・・・にドッグパー10〜13を圧
入させた状態でサドル4の上面4aに載置している。
尚、上記支持柱40は、ドッグパーが比較的に短い場合
や中央部のタレ下り、振動等を問題にしないときは不要
である。
本考案のドッグ装置りは上述のように構成され、下達の
ように使用に対して特有の作用かられる。
先ず、支持14.15へのドッグパー10〜13の装着
に先立ち、第4図のように左右の保持板32,33を蝶
ナツト36.37から外して開きおろす。
この状態下において1つ乃至2つのドッグを設けた加工
に必要とするドッグバー10〜13だけをその左端切欠
部10b〜10bを見極めながら所定の係合溝14a・
・・・・・、15a・・・・・・に嵌合する。
このとき、軽くドッグバー10〜13の背面(後面)1
0a〜13aを係合溝14a・・・・・・、15a・・
・・・・の奥面14a′・・・・・・?15a’・・・
・・・に密着させる一方、右端面を側30にも密着して
バーの位置決めをする。
これに続いて、左右の保持板32.33を持ち上げて二
股32a、33aを蝶ナツト36.37に掛止め、この
蝶ナツト36.37をネジ杆38.39に螺合して行く
と各押圧ばね34・・・・・・、35・・・・・・がド
ッグバー10〜13の切欠部10b〜13b及び右端側
を特休14.15へ押圧してドッグバーを不動状態にす
る。
上記押圧ばね34・・・・・・、35・・・・・・によ
るドッグバー10〜13の押圧保持状態において、左側
の押圧ばね34・・・・・・は係合溝14aへの押圧の
ほか、右側の支持体15に取付けた側板30へのドッグ
バーの押圧にも貢献している。
そして、各ドッグバー10〜13に多少の寸法誤差があ
っても個々の押圧ばね34・・・・・・、35・・・・
・・によって確実に押圧保持され、任意適宜にドッグバ
ーを差し替えても高い位置決め精度の再現性が保証され
る。
更に、上記ドッグバー10〜13が左右又は後を逆にし
て係合溝14a・・・・・・、15a・・・・・・に嵌
入させた誤った状態では保持板32をこの蝶ナツト36
のネジ杆38に係合させることができず、ただちにドッ
グバーの係合方向を間違えたことに気付ける。
このドッグバー10〜13の正常な取付状態においてテ
ーブル5が左右動すると各ドッグがこれに対向するプラ
ンジャP1〜P、を開閉作動してテーブル送りを制御す
る。
次に、支持体14.15に担持されたドッグバー10〜
13を取外すには、保持板32.33を蝶ナツト36.
37から分離して開きおろすことにより、任意のドッグ
バーが由に係合114a・・・・・・、15aから引き
出せる一方、またこれに嵌入できる着脱自在な状態とな
り新たなワーク加工に対するドッグバーの組み替えが簡
便な作業によって実行できる。
本考案は上記一実施例に限定されることなく考案の要旨
において設計変更しうる。
例えば、第7図に示すよう、支持体15の頂部に1字状
フック41を枢着し、この自由端内側にボール42を内
蔵するばね43で突出させ、保持板33の頂部外側に設
けた窪み44にボール42を係合させて保持板を固定す
る掛止部材の構成としてもよい。
尚、この設計変更は左側の支持体14においても行える
そして、ドッグバー10の後端面10aとこれを密着す
る係合溝14a・・・・・・、15a・・・・・・の奥
面14a′・・・・・・915a’・・・・・・をくさ
び面としなくても、ドッグバーの位置決めは押圧ばねの
押圧力によって保証される。
また、左右の支持体14.15の関係位置を入れ替えて
もよく、この場合右側の支持体に右前斜面を設けること
となる。
本考案によるときは多相検出スイッチの各プランジャに
相対する多くのドッグを添設した多数本のドッグバーの
片端に切欠部を設けて、左右、前後の極性をもたせ、左
右支持体の前面にドッグバーを一定間隔に嵌入担持する
係合溝を刺殺する一方、係合溝に嵌入する各ドッグバー
を押圧保持する押圧ばねを設けた保持体に枢着し、保持
板の自由端を支持体に設けた掛止部材で係止できるよう
に構成したから、ドッグバーの左右、前後を逆にして係
合溝に嵌入担持させることがないのは勿論のこと、各ド
ッグバーに寸法誤差があっても夫々の押圧ばねで押圧保
持されているのでドッグバーの位置決めが正確に行われ
る一方、その再現性も保証され更に各ドッグバーの支持
体との着脱も簡単な操作によって自在に行えるなど多く
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のドッグ装置を備えたフライス盤の正面
図、第2図は本考案のドッグバーの平面図、第3図は第
2図におけるA−A線断面図、第4図は本考案ドッグ装
置の正面図、第5図は第4図におけるB−B線断面図、
第6図は第4図におけるC−C線断面図、第7図は変形
実施例の一部切矢部分図である。 4・・・・・・サドル、5・・・・・・テーブル、10
〜13・・・・・・ドッグバー、10b・・・・・・切
欠部、14.15・・・・・・支持体、14a、15a
・・・・・・係合溝、14b・・・・・・左前斜面、2
0〜27・・・・・・ドッグ、32.33・・・・・・
保持板、34.35・・・・・・押圧はね、36,37
・・・・・・蝶ナツト、38.39・・・・・・ネジ杆
、D・・・・・・ドッグ装置、MS・・・・・・多相検
出スイッチ、P1〜P4・・・・・・プランジャ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外相検出スイッチの各プランジャに相対する多くのドッ
    グを添設した多数本のドッグバーの片端に切欠部を設け
    て左右、前後の極性をもたせ、左右支持体の前面にドッ
    グバーを一定間隔に嵌入担持する保合溝を割設する一方
    、係合溝に嵌入する各ドッグバーを押圧保持する押圧ば
    ねを設けた保持板を支持体に枢着腰保持板の自由端を支
    持体に設けた掛止部材で係止できるように構成したこと
    を特徴とする多相スイッチ用のドッグ装置。
JP8352080U 1980-06-13 1980-06-13 多相スイツチ用のドツグ装置 Expired JPS6012678Y2 (ja)

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JP8352080U JPS6012678Y2 (ja) 1980-06-13 1980-06-13 多相スイツチ用のドツグ装置

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JP8352080U JPS6012678Y2 (ja) 1980-06-13 1980-06-13 多相スイツチ用のドツグ装置

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Publication Number Publication Date
JPS579436U JPS579436U (ja) 1982-01-18
JPS6012678Y2 true JPS6012678Y2 (ja) 1985-04-24

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JP8352080U Expired JPS6012678Y2 (ja) 1980-06-13 1980-06-13 多相スイツチ用のドツグ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5976327U (ja) * 1982-11-15 1984-05-23 日精樹脂工業株式会社 射出成形機

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JPS579436U (ja) 1982-01-18

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