JPS61252345A - 流体噴射式無杼織機における緯糸検知方法 - Google Patents

流体噴射式無杼織機における緯糸検知方法

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JPS61252345A
JPS61252345A JP9170785A JP9170785A JPS61252345A JP S61252345 A JPS61252345 A JP S61252345A JP 9170785 A JP9170785 A JP 9170785A JP 9170785 A JP9170785 A JP 9170785A JP S61252345 A JPS61252345 A JP S61252345A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ウォータジェットルーム、エアージェットル
ームなどの流体噴射式無杼織機により製織する際の、緯
糸の飛走状態、飛走の有無を検知する、流体噴射式無杼
織機における緯糸検知方法に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、流体噴射式無杼織機による製織においては、ツイ
ータなどからなる緯糸検知装置を用いて緯入れ緯糸の有
無を判定している。ツイータとしては、一対の電極から
構成されているもの、投光器と受光器とから構成されて
いるものなどがよ(知られている。これらのツイータは
、いずれも織機の緯糸噴射ノズルとは反対側であって正
常に緯入れされた緯糸が到達する位置の流上に設けてお
き、緯入れが正常に行われた場合には、前記ツイータに
より緯糸を検知して緯糸有り信号を出力させ、所定のタ
イミングにおいて緯糸有り信号の存在の有無を検出して
、緯糸有り信号が出力されていない場合に織機の運転を
停止させている。
しかしながら、実際の織機においては、緯入れが正常に
行われ、ツイータに緯糸が到達しているにも拘らず停台
してしまう、いわゆる「空止まり」、あるいは緯入れが
正常に行われず、緯糸がツイータに到達していないのに
もかかわらず織機が停台しない、いわゆる「見逃し」と
いったトラブルを発生することが多い。これらのトラブ
ルの発生は、織機及び緯糸検知装置の調整不良などに原
因があるが、それらを大別すると、i)フィーラの感度
設定不適正、1))緯糸の検知タイミング不適正+1i
i)緯糸飛走の不安定、iv)水滴、風綿等の影響によ
る検知ミス、等が挙げられる。
上記のごときトラブルの原因を究明する場合、従来から
緯糸到達タイミングをシンクロスコープ。
ストロボスコープ等の測定器を用いて検知しているが、
その取り扱いには高度な習熟を要すると共に、その測定
誤差も大きく、実際的には作業者の勘にたよらざるを得
ないため、正確さを欠き、迅速な原因除去等の処置が期
待できなかった。これらの問題点を解消するために、数
多くの方法、装置が開発されており、例えば特開昭54
−142368号公報及び特開昭54−147262号
公報に開示されているごとく、矩形波状の緯糸検知信号
(緯糸有り信号)と所定の周期をもって与えられるクロ
ックパルス信号とのアンド条件をとり、その結果得られ
た出力信号が含む複数の時系列パルスをカウンタによっ
て計数し、所定のタイミングにおいてラッチ回路を起動
し、その所定のタイミングにおける計数結果を記憶させ
、表示して緯糸検知信号の発生タイミングを検知するこ
とにより、フイーラの感度設定の良否などを判断し、ト
ラブル発生時の原因の究明に用いたり、あるいはトラブ
ルの発生又はその可能性を未然に知ろうとする方法が提
案されている。
しかしながら、これらの改良技術も、その原理は従来と
全く変わらず、そのフイーラが持つ根本的な欠点を改良
し、かつ上記のごとき停台原因を完全に把握することが
できないばかりでなく、装置あるいは緯糸有無の判別方
法が複雑化してしまい、依然としてトラブル発生時の処
置に労を費やし、その原因を知るにも習熟した技術を必
要とするのが実態である。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明は、流体噴射式無杼織機により製織する際の緯糸
検知方法における、上記のごとき従来技術の欠点を根本
的に改良しようとするものであり、各緯入れ中の緯糸の
張力挙動を検出することにより、容易に緯糸の飛走状態
を検知しうる、緯糸検知方法を提供しようとするもので
ある。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用本発明は、
流体噴射式無杼織機による製織の際、緯糸把持器と流体
噴射ノズルとの間に緯糸張力検出装置を設けて、各緯入
れ中の飛走緯糸の張力挙動を検出し、緯糸自由飛走終了
時の張力極大値と位相から、緯糸の飛走状態を検知する
ことを特徴とする流体噴射式無杼織機における緯糸検知
方法である。
第1図は、本発明が通用される流体噴射式無杼織機の要
部の一例を示す簡略斜視図である。第1図において、(
1)は緯糸、(2)は緯糸測長ドラム、(3)は緯糸貯
留装置で、所定の負圧(M)により緯糸を吸引し、所定
長さ分貯留する。(4)は緯糸把持装置、(5)は緯糸
張力検出装置、(6)は流体噴射ノズルである。緯糸(
1)は、流体噴射ノズル(6)から噴射された噴射流体
によって経糸(図示せず)の上糸。
下糸間を飛走し、緯糸貯留装置(3)内の貯留分が飛走
終了した後、前記緯糸把持装置(4)の閉口動作により
把持されて、筬(図示せず)により筬打ちされ、カッタ
(7)により切断される。そして、この一連の緯入れ過
程における緯糸の飛走状態の検知を、緯糸把持装置(4
)と流体噴射ノズル(6)との間の糸道に配設した緯糸
張力検出装置(5)により行うのである。
次に本発明における、緯糸の飛走状態、有無の検知方法
について説明する。緯糸張力検出装置から得られる、一
連の緯入れ過程における緯糸張力に関する電気信号を増
幅した後、電磁オシログラフ等によって記録した、織機
1回転の間の標準的な張力変化波形図は第2図に示すと
おりである。
縦軸は電圧E、横軸は時間を又はクランク角θである。
第2図に示すごとく、標準的な張力変化波形図には、通
常(A)、  (B)、  (C)の三つのピークが発
現し、ピーク信号(A)は、緯糸把持装置が開口し、流
体噴射によって緯糸が飛走を開始した時の張力変化を示
し、後期のピーク信号(C)は、緯糸把持装置が閉口し
、飛走中の緯糸にブレーキがかけられた時の張力変化を
示し、この範囲を一般に飛走角と呼称する。又この範囲
に生じるピーク信号(B)は、緯糸貯留装置内に貯留さ
れていた飛走可能な自由な状態の緯糸が全て飛走した時
に変化する張力の極大値を示し、このピーク信号(B)
を発生する時点を自由飛走終了時と呼称し、区間((A
)、  (B))を自由飛走角。
区間((B)、  (C))を拘束飛走角と呼称する。
なお緯糸の貯留方法又は製織条件によっては、拘束飛走
角が存在しない場合もあるが、本発明の通用に関しては
特に問題は無い。実際の製織過程で、最も重要となるの
は、前記自由飛走角であり、それを知ることのできる唯
一の方法が、自由飛走終了時の位相(クランク角)を知
ることである。一般に自由飛走終了時の位相は、同−糸
種、同−製織条件で製織する限り殆どばらつかないが、
糸種を変更したり、製織条件を変更すれば、大きく変化
する。又同一系種間で自由飛走終了時の位相を、製織条
件の変更によって故意に変化させると、ある一定範囲内
の位相に限って製織可能であり、その一定範囲を外れる
と製織困難となる。
本発明は、上記の事実を利用して、緯入れの際の緯糸飛
走状態を検知しようとするものである。
即ち上記事実を利用して、異なる多数の糸種の最適製織
条件を見出し、その最適製織条件における自由飛走終了
時の位相の変化を調査した結果によれば、一般的なマル
チフィラメント糸は殆どばらつきが無く、例えば最適自
由飛走終了時位相が織機クランク角の220°であれば
正常にMIimが稼働する範囲は、220°±10°の
範囲であり、230゜より遅ければ緯糸の飛走が遅く、
ショートビックという緯入れ異常の発生を示し、又21
0°より早ければ緯糸の飛走が早過ぎ、先端あばれ等の
緯入れ異常のあることを示す。従って緯糸自由飛走終了
時の位相を知ることにより、逆に感度良く上記の原因に
よる緯入れ異常の発生、即ち緯糸の飛走状態を検知する
ことができる。
又緯入れ異常は、上記のごとき原因のほかに、緯糸切れ
の場合、経糸毛羽により一系飛走に変化がある場合、流
体噴射ノズルの噴射力が弱いため貯留糸の飛走が終了し
ない場合などでも発生するが、これらの緯入れ異常は上
記の緯糸自由飛走終了時の位相の変化のほか、さらにそ
の際の張力の大きさ、即ち第2図におけるピーク信号(
B)の高さをも知ることによって検知することができる
なお、紡績糸のごとく、糸の太さにばらつきのあるもの
は、緯入れ状態が不安定になりやすく、基本的に緯糸自
由飛走終了時の位相にばらつきが認められるものもあり
、これらを考慮の上、緯糸飛走状態の検知を行わねばな
らない。
第3図(a)〜(1))は、種々の緯糸飛走状態におけ
る緯糸の張力変化波形図を示し、それらから緯糸の飛走
状態を検知することができる。即ち第3図(alは、正
常な状態で緯入れされた場合の標準的な緯糸張力波形図
であり、(P)は織機と同期して一回転ごとに、所定の
位相、即ち安定稼働可能な緯糸自由飛走終了時の位相範
囲内で発信する緯糸検知用パルス信号であり、Tはあら
かじめ設定した張力の基準値である。ピーク信号(B)
で示される緯糸自由飛走終了時の張力極大値は張力基準
値Tを超え、しかもその位相は緯糸検知用パルス信号(
P)の位相と合致し、正常な状態で緯入れされたことが
確認できる。なお、張力基準値T及び緯糸検知用パルス
信号(P)の位相は、織機機種回転数、糸種等に応じて
予備テスト等を行って最適条件を設定する。又緯糸検知
用パルス信号(P)の幅は、通常織機一回転の周期幅の
1/20 (クランク角差18°)程度が好ましいが、
上記のごとく、スラブ糸、紡績糸等は、ばらつきを考慮
して1/10 (クランク角差36°)程度の広幅にし
ておくことが安定した製織を行う上で好ましい。しかし
さらに広幅にして1/9 (クランク角差40°)を超
える幅に設定すると、緯糸の飛走状態を検知できなくな
る恐れもある。第3図(b)は、ピーク信号(B)の張
力極大値は基準値Tを超えるものの、位相が緯糸検知用
パルス信号(P)より遅れる。
即ち緯糸の飛走速度が小さく、緯糸自由飛走終了時の位
相が正常な緯入れの際の位相より後となり、緯糸が反ノ
ズル側にまで到達しない、いわゆるショートピックの緯
入れ異常の場合の張力変化波形図である。第3図(C)
は、ピーク信号(B)の張力極大値は基準値Tを超える
ものの、位相が緯糸検知用パルス信号(P)より前、即
ち緯糸の飛走速度が大きく、緯糸自由飛走終了時の位相
が正常な緯入れの際の位相より前となり、緯糸が反ノズ
ル側で曲がるなどの、いわゆる先端あばれにより織物に
欠点が発生する緯入れ異常の場合の張力変化波形図であ
る。第3図(d+は、ピーク信号(B)の張力極大値が
基準値Tに達しない、即ち緯糸のばらつき、あるいは流
体噴射ノズルの噴射力が小さいなどにより、緯糸が十分
飛走して伸びきった状態とならず、張力レベルが低いシ
ョートビックの場合の張力変化波形図である。又第3図
(e)は、ピーク信号(B)、  (C)が現れず、緯
糸切れの場合の一例である。上記のごとく、緯糸が正常
に飛走した状態を示す第3図(a)と緯入れ異常の場合
を示す第3図山)〜(elとでは、張力変化波形が明瞭
に異なり、最適緯糸自信飛走終了時位相と張力基準値を
しきい値としてあらかじめ設定しておけば、実際の緯入
れの際の緯糸自由飛走終了時の位相が、所定位相に合致
し、かつしきい値を超えた時に限って緯糸の飛走状態が
正常であると判断し、その他の場合は緯入れ異常として
停台させ、しかもその際の緯入れ異常の実態、即ち緯糸
飛走状態を容易に把握でき、最適かつ迅速に異常原因に
対する処置を行うことができる。
本発明の実施には種々の電気的処理方法が考えられるが
、最も簡単で安価な方法について説明しる。第4図は、
その−例を示す基本的なブロック図であり、(1))は
緯糸張力検出装置、(12)は緯糸張力検出装置からの
張力の電気信号を増幅する増幅器、(13)は緯糸検知
用パルス信号を発信し、かつ張力基準値を設定するため
基準電圧信号を発信する基準電圧発生装置、(14)は
比較器であり、前記増幅器(12)が出力する緯糸自由
飛走終了時の張力信号と、前記基準電圧発生装置(13
)が出力する基準電圧信号とを受けて、そのタイミング
(位相)が合致し、かつ緯糸自由飛走終了時の張力信号
の大きさが基準電圧信号(しきい値)を超える場合に限
って緯糸検知信号を発信させ、又前記のごとき状況とな
らない場合に緯入れ異常発生として織機運転停止信号を
発信して停台させることができる。
又上記のほか、緯糸自由飛走終了時の張力信号をA/D
変換し、かつ内部クロックによってその位相を検知し、
所定の基準条件と比較して緯糸の飛走状態を検知する方
法も採用できる。
本発明における緯糸検知方法は、上記のごとく、緯糸張
力検出装置により行うもので、従来の緯糸検知装置とは
異なり、筬に取り付けず、緯糸把持装置と流体噴射ノズ
ルとの間に設置するため、織機の筬運動に全く無関係の
位置にあって動くことが無く、しかも水滴、風綿等の影
響を受けることが無(、緯糸飛走の実態を明確に把握す
ることができる。
(ホ)実施例 実施例1゜ 下記製織条件により製織するに際し、本発明を通用して
、第1図に示すごとく、緯糸把持装置と流体噴射ノズル
との間の糸道に緯糸張力検出装置を配設して、緯入れ中
の飛走緯糸の張力挙動を検出し、第4図に示す態様で緯
糸自由飛走終了時の位相と張力極大値から緯入れ異常を
検知して織機の運転を自動的に停止させるようにした。
(製織条件) 製織品種:ポリエステル加工糸ボンジー経糸及び緯糸:
ポリエステルマルチフィラメント加工糸75D/36F 織密度:経84本/吋、緯73本/吋 経糸総木数:  4,020本 織機機種:8産ウォータシェアドルーム開−41型 織機回転数: 500 r、p、m。
本実施例において、張力変化波形図における各ピーク信
号の標準位相(クランク角)は、ピーク信号(A)が1
00°、ピーク信号(B)が220 ” 。
ピーク信号(C)が255°であり、緯糸検知用パルス
信号の位相は220°、パルス幅は織機一回転の周期幅
の1/20 (クランク角差18°)とし、張力基準(
しきい値)電圧信号は5Vと設定した。
比較例1.として、緯糸検知方法に、従来の緯糸到達側
の汲上に配設した1対の高圧電極からなる緯糸検知装置
により、両電極に飛走緯糸が接触しない場合緯入れ異常
として検知し、停台させる方法を採用して、上記実施例
と全く同様の製織条件で製織した。
それぞれの製織結果を第1表に示す。
第1表に記載の結果から明らかなごとく、本発明では、
空止まり、見逃しの誤動作は実質的に認められず、′稼
働率も向上し、しかも織物欠点も皆無であった。
実施例2゜ 下記製織条件により製織するに際し、本発明を通用して
、実施例1.の場合と同様の方法で緯入れ中の飛走緯糸
の張力挙動を検出し、緯糸自由飛走終了時の張力極大値
から緯入れ異常を検知して、織機の運動を自動的に停止
させるようにした。
(製織条件) 製織品種:交織スパン織物 経糸及び緯糸:経糸・・・ナイロンマルチフィラメント
糸700/16F、緯糸・・・綿糸60’S/2 織密度:経102本/吋、緯76本/吋経糸総本数: 
5,200本 織機機種:津田駒ウォータジェットルームZW−200
型 織機回転数: 550 r、p、m。
本実施例において、張力変化波形図における各ピーク信
号の標準位相(クランク角)は、ピーク信号(A)が9
0°、ピーク信号(B)が230°。
ピーク信号(C)が240°であり、緯糸検知用パルス
信号の位相は230°、パルス幅は(イ):繊機一回転
の周期幅の1/10 (クランク角差36°)。
(ロ)二同じ<  1/8  (クランク角差45°)
とし、張力基準(しきい値)電圧信号を5■と設定した
比較例2、として上記比較例1.と同様の従来の緯糸検
知方法を採用して、前記実施例2.と全く同様の製織条
件で製織した。それぞれの結果を第2表に示す。
第2表 第2表から明らかなごとく、本発明の方法では、空止ま
り、見逃しの誤動作が認められず、稼働率が飛躍的に向
上し、特に(イ)の緯糸検知用パルス信号のパルス幅を
織機一回転の1/10 (クランク角差36°)とした
場合は織物の品位も極めて良好であった。
(へ)発明の効果 本発明においては、上記のごとく、流体噴射式無杼織機
により製織する際、緯入れ中の緯糸飛走状態の検知を、
緯糸把持装置と流体噴射ノズルとの間の糸道に配設した
、緯糸張力検出装置により検出した緯糸自由飛走終了時
の張力極大値及び位相をあらかじめ設定した基準と比較
することにより行うものであり、そのため従来の緯糸到
達側に配設した電極又は光電管方式による場合の重大な
欠点である風綿、水滴及び筬打ちによる揺動等の影響を
全く受けることが無く、従って真の緯糸飛走状態を極め
て容易に把握でき、織機の運転自動停止機構に組み込め
ば、停台における空止まり。
見逃し等の誤動作が無くなり、又停台原因の究明及び処
置が容易となり、稼働率及び織物の品位向上に大き(寄
与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する流体噴射式無杼織機の要部の
一例を示す簡略斜視図、第2図は緯入れ中の飛走緯糸の
標準的張力変化波形図、第3図fat〜(87は緯入れ
中の飛走状態が種々異なる場合の緯糸の張力変化波形図
、及び第4図は本発明の一態様を示すブロック図である
。 (1)・・・緯糸、(2)・・・緯糸測長ドラム。 (3)・・・緯糸貯留装置、(4)・・・緯糸把持装置
。 (5)・・・緯糸張力検出装置、(6)・・・流体噴射
ノズル。 (7)・・・カッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体噴射式無杼織機による製織の際、緯糸把持器
    と流体噴射ノズルとの間に緯糸張力検出装置を設けて、
    各緯入れ中の飛走緯糸の張力挙動を検出し、緯糸自由飛
    走終了時の張力極大値と位相から、緯糸の飛走状態を検
    知することを特徴とする流体噴射式無杼織機における緯
    糸検知方法。
JP9170785A 1985-04-26 1985-04-26 流体噴射式無杼織機における緯糸検知方法 Granted JPS61252345A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01207441A (ja) * 1988-02-12 1989-08-21 Toray Ind Inc 無杼織機の保全管理方法
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