JPS61241310A - 架橋重合体エマルジヨンの製造法 - Google Patents
架橋重合体エマルジヨンの製造法Info
- Publication number
- JPS61241310A JPS61241310A JP8337885A JP8337885A JPS61241310A JP S61241310 A JPS61241310 A JP S61241310A JP 8337885 A JP8337885 A JP 8337885A JP 8337885 A JP8337885 A JP 8337885A JP S61241310 A JPS61241310 A JP S61241310A
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- JP
- Japan
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- polymerization
- emulsion
- methyl methacrylate
- parts
- monomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はメチルメタクリレート系の架橋電合体粒子を含
有する水性エマルジョンの製造法に関するものであって
、さらに詳しくは、界面活性剤を全く使用しない所鯖ソ
ープフリー乳化重合法にて、メチルメタクリレートモノ
マー又はメチルメタクリレートを含有するビニルモノマ
ーと、架橋性モノマーとを共重合させることにより、架
橋1合体粒子の安定なエマルジョンを製造する方法に係
る。
有する水性エマルジョンの製造法に関するものであって
、さらに詳しくは、界面活性剤を全く使用しない所鯖ソ
ープフリー乳化重合法にて、メチルメタクリレートモノ
マー又はメチルメタクリレートを含有するビニルモノマ
ーと、架橋性モノマーとを共重合させることにより、架
橋1合体粒子の安定なエマルジョンを製造する方法に係
る。
メチルメタクリレートをソープフリー乳化重合法にて、
他のビニルモノマーと共重合させることは、他のモノマ
ーが架橋性でない限り比較的容易であって、事実、従来
技術にもその実例を多数見ることができる。ところが、
メチルメタクリレートに反応させしめるモノマーが架橋
性七ツマ−である場合、ソープフリー乳化重合法では七
ツマ−並びに生長過程にあるポリマーの分散が不光分で
あることに起因して架橋重合体が凝塊となりやすく、こ
の傾向は架橋性モノマーの使用量の増加に伴って一層増
長されるので、ソープフリー乳化重合法では架橋電合体
粒子の安定なエマルジョンを製造できないのが通例であ
る。
他のビニルモノマーと共重合させることは、他のモノマ
ーが架橋性でない限り比較的容易であって、事実、従来
技術にもその実例を多数見ることができる。ところが、
メチルメタクリレートに反応させしめるモノマーが架橋
性七ツマ−である場合、ソープフリー乳化重合法では七
ツマ−並びに生長過程にあるポリマーの分散が不光分で
あることに起因して架橋重合体が凝塊となりやすく、こ
の傾向は架橋性モノマーの使用量の増加に伴って一層増
長されるので、ソープフリー乳化重合法では架橋電合体
粒子の安定なエマルジョンを製造できないのが通例であ
る。
従って、メチルメタクリレートと架橋性七ツマ−を乳化
重合させる場合には、七ツマ−並びに生成ポリマーの分
散を良好ならしめる目的で反応系に界面活性剤を添加し
、状況によってはさらに分散安定剤として水浴性高分子
を添加して重合を行わせる方法が一般に慣用されており
。
重合させる場合には、七ツマ−並びに生成ポリマーの分
散を良好ならしめる目的で反応系に界面活性剤を添加し
、状況によってはさらに分散安定剤として水浴性高分子
を添加して重合を行わせる方法が一般に慣用されており
。
この方法によれば、一応満足できる均質性と安定性を備
えた架橋1合体のエマルジョ/を得ることができる。し
かしながら、エマルジョンに界面活性剤が含まれている
ことは1次の点で好ましくない。
えた架橋1合体のエマルジョ/を得ることができる。し
かしながら、エマルジョンに界面活性剤が含まれている
ことは1次の点で好ましくない。
すなわち、架橋重合体のエマルジョンは、これを例えば
噴霧乾燥などの手段で乾燥し、さらにジェット粉砕など
の適宜な手段で一次粒子に解砕して、顔料、フィラーな
どに用いられるが。
噴霧乾燥などの手段で乾燥し、さらにジェット粉砕など
の適宜な手段で一次粒子に解砕して、顔料、フィラーな
どに用いられるが。
エマルジョンに界面活性剤が含まれていると。
−次粒子への解砕が困難になるばかりでなく、たとえ解
砕できても粒子に界面活性剤が付着しているため、粒子
の使゛途によっては、界面活性剤の影*t−m念しなけ
ればならないのである。
砕できても粒子に界面活性剤が付着しているため、粒子
の使゛途によっては、界面活性剤の影*t−m念しなけ
ればならないのである。
而して本発明は界面活性剤を全く便用しないソープフリ
ー乳化重合法で、架aiM合体粒子の安定なエマルジョ
ンt−製造する方法を提供するものであり、その方法は
メチルメタクリレート単独又はメチルメタクリレ−)t
−を有するビニルモノマーを界面活性剤の不存在下に乳
化重合せしめ、そのム合率が1〜40%の範囲に到達し
た時点で、少なくとも2個のビニル基を有する架橋性モ
ノマーを連続的又は間欠的に反応系に添加して重合を続
行させ、前記の1合率が55〜90チの範囲に到達した
時点で、架橋性モノマーの添加を終了し、しかる後1合
反応を完結させることを%−徴とする。
ー乳化重合法で、架aiM合体粒子の安定なエマルジョ
ンt−製造する方法を提供するものであり、その方法は
メチルメタクリレート単独又はメチルメタクリレ−)t
−を有するビニルモノマーを界面活性剤の不存在下に乳
化重合せしめ、そのム合率が1〜40%の範囲に到達し
た時点で、少なくとも2個のビニル基を有する架橋性モ
ノマーを連続的又は間欠的に反応系に添加して重合を続
行させ、前記の1合率が55〜90チの範囲に到達した
時点で、架橋性モノマーの添加を終了し、しかる後1合
反応を完結させることを%−徴とする。
本発明の方法によれば、乳化重合は界面活性剤及び架橋
性七ツマ−が一切存在しない条件下で、メチルメタクリ
レート又はメチルメタクリレートt−含有jるビニルモ
ノマーによって開始され、i金触媒(開始剤)としては
、通常の乳化重合の場合と同様、有機過酸化物、アゾ化
合物、過硫酸塩などが使用される。反応開始時に使用さ
れる七ツマ−はメチルメタクリレート単独であっても差
支えないが、呆4i11能を持たない限り他のビニルモ
ノマーも併用可能であって。
性七ツマ−が一切存在しない条件下で、メチルメタクリ
レート又はメチルメタクリレートt−含有jるビニルモ
ノマーによって開始され、i金触媒(開始剤)としては
、通常の乳化重合の場合と同様、有機過酸化物、アゾ化
合物、過硫酸塩などが使用される。反応開始時に使用さ
れる七ツマ−はメチルメタクリレート単独であっても差
支えないが、呆4i11能を持たない限り他のビニルモ
ノマーも併用可能であって。
ソウシたビニルモノマーにはスチレン、酢i[ビニル、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキル、メタ
クリル激アルキル、アクリル酸アミド、メタクリル敵ア
ミド、アクリロニトリル、N−メチロールアクリルアミ
ドなどが包含される。これらビニルモノマーを併用する
場合。
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキル、メタ
クリル激アルキル、アクリル酸アミド、メタクリル敵ア
ミド、アクリロニトリル、N−メチロールアクリルアミ
ドなどが包含される。これらビニルモノマーを併用する
場合。
その使用量は任意に選ぶことができるが、一般にはメチ
ルメタクリレート量の50%以下程度とするのが通例で
ある。本発明は界面活性剤を全く含まない条件下で乳化
重合を実施することf、要件とするか1分散安定剤とし
て機能する水溶性高分子の使用までをも排除するもので
はなく、冥用上(工むしろ水浴性高分子を使用する方が
好ましい。この場合、水浴性高分子の使用量は1本発明
で使用するモノマー金貸の1重量−以下程度とすること
を可とし、水溶性高分子としてはぼりビニルアルコール
、ポリアクリル酸アルカリ金属塩、ポリメタクリル酸ア
ルカリ金属、高重合度ポリエチレングリコール、ヒドロ
キシエチルセルロース、カルゼキシメチルセルロース、
メチルセルロース、ポリスチレンスルホン酸アルカリ金
属塩などが使用可能である。
ルメタクリレート量の50%以下程度とするのが通例で
ある。本発明は界面活性剤を全く含まない条件下で乳化
重合を実施することf、要件とするか1分散安定剤とし
て機能する水溶性高分子の使用までをも排除するもので
はなく、冥用上(工むしろ水浴性高分子を使用する方が
好ましい。この場合、水浴性高分子の使用量は1本発明
で使用するモノマー金貸の1重量−以下程度とすること
を可とし、水溶性高分子としてはぼりビニルアルコール
、ポリアクリル酸アルカリ金属塩、ポリメタクリル酸ア
ルカリ金属、高重合度ポリエチレングリコール、ヒドロ
キシエチルセルロース、カルゼキシメチルセルロース、
メチルセルロース、ポリスチレンスルホン酸アルカリ金
属塩などが使用可能である。
反応系への架橋性モノマーの添加は、上記したメチルメ
タクリレート単独又はメチルメタクリレート含有ビニル
モノマーの1合率が1〜40チの範囲に到達した時点で
開始され、55〜90チの範囲に到達した時点で梃子さ
れる。つまり、架橋性七ツマ−は東金反応が進行しつつ
ある反応系に、連続的又は間欠的に添加され、−挙に添
加されることはない。本発明で使用される架橋性モノマ
ーは、ジビニルベンゼン、ジビニルトルエン、エチレン
グリコールジメタ−/ !J V −ト、トリメタクリ
ル酸トリメチロールプロパン、アリルメタクリレートな
どで例示される如べ。
タクリレート単独又はメチルメタクリレート含有ビニル
モノマーの1合率が1〜40チの範囲に到達した時点で
開始され、55〜90チの範囲に到達した時点で梃子さ
れる。つまり、架橋性七ツマ−は東金反応が進行しつつ
ある反応系に、連続的又は間欠的に添加され、−挙に添
加されることはない。本発明で使用される架橋性モノマ
ーは、ジビニルベンゼン、ジビニルトルエン、エチレン
グリコールジメタ−/ !J V −ト、トリメタクリ
ル酸トリメチロールプロパン、アリルメタクリレートな
どで例示される如べ。
1分子中に少なくとも2個のビニル基を有する%/ママ
−あって、典を的にはジビニルベンゼン及びエチレング
リコールジメタクリレートが使用される。架橋性モノマ
ーの使用量は本発明で使用する非架橋性七ツマー全量(
重量)と同量以下の範四で任意に選ぶことができる。上
記した通り1本発明の方法では架橋性七ツマ−が連続的
又は間欠的に反応系に添加されるが、この場合、架橋性
モノマーを非架橋性七ツマ−又は酢酸エチル、トルエン
などの有機溶剤で稀釈しておくことができ、こうするこ
とは、添加する架橋性モノマーが少量である場合とか、
固体である場合に有効である。架橋性モノマーの添加終
了後は、系内の未反志モノマーが消費されるまで反応を
継続してこれを完結させることにより1本発明の目的生
成物たる架橋重合体粒子のエマルジョンを得ることがで
きる。
−あって、典を的にはジビニルベンゼン及びエチレング
リコールジメタクリレートが使用される。架橋性モノマ
ーの使用量は本発明で使用する非架橋性七ツマー全量(
重量)と同量以下の範四で任意に選ぶことができる。上
記した通り1本発明の方法では架橋性七ツマ−が連続的
又は間欠的に反応系に添加されるが、この場合、架橋性
モノマーを非架橋性七ツマ−又は酢酸エチル、トルエン
などの有機溶剤で稀釈しておくことができ、こうするこ
とは、添加する架橋性モノマーが少量である場合とか、
固体である場合に有効である。架橋性モノマーの添加終
了後は、系内の未反志モノマーが消費されるまで反応を
継続してこれを完結させることにより1本発明の目的生
成物たる架橋重合体粒子のエマルジョンを得ることがで
きる。
以上の通り、本発明の方法は界面活性剤を全く使用しな
い所謂ソープフリー乳化1合法に、架橋性七ツマ−を関
与させるが、関与の時期はメタクリレートモノマー又ヲ
エメチルメタクリレート含有ビニルモノマーの重合が成
る程度進行し、その重合率が1〜40%に到達する以後
、55〜90%に到達する以前であり、しかも架橋性モ
ノマーは一挙に添加されることがないので、本発明によ
れば架IIIL合体粒子の安定なエマルジョンを製造す
ることができる。そして本発明で得られるエマルジョン
は、これを乾燥後−次粒子に解砕すれば、得られる微粉
末は界面活性剤の影響を全く心配することなく、顔料、
フィラーなどに利用することができる。
い所謂ソープフリー乳化1合法に、架橋性七ツマ−を関
与させるが、関与の時期はメタクリレートモノマー又ヲ
エメチルメタクリレート含有ビニルモノマーの重合が成
る程度進行し、その重合率が1〜40%に到達する以後
、55〜90%に到達する以前であり、しかも架橋性モ
ノマーは一挙に添加されることがないので、本発明によ
れば架IIIL合体粒子の安定なエマルジョンを製造す
ることができる。そして本発明で得られるエマルジョン
は、これを乾燥後−次粒子に解砕すれば、得られる微粉
末は界面活性剤の影響を全く心配することなく、顔料、
フィラーなどに利用することができる。
次に実施例を比較例と共に示して本発明の効果を具体的
に説明するが、実謁例及び比較例に示す「部」はすべて
「重量部」を意味する。
に説明するが、実謁例及び比較例に示す「部」はすべて
「重量部」を意味する。
実施例1
還流冷却器、温度計、窒素吹き込み管、滴下ロート及び
すり合わせ方式のかきまぜ装置を付したllの50フラ
スコに、蒸留水400部、ポリエチレングリコールα5
部、チオ硫酸ナトリウム0.5部、メタクリレート20
0部を入れ、窒素気流下、一定のかきまぜ速度(40O
rpm)に保ちながら50℃に昇温する。続いて50℃
になった時点で過硫酸カリウム1部を加え1合を開始さ
せる。重合を開始させてから1時間経過後、重合率が1
0%になったところでスチレン30部、エチレングリコ
ールジメタ/ !j L/ −ドア0部、酢酸エチル5
0gの混合物を滴下し始め1重合率が70チになった時
点で滴下を終える様にする。滴下終了後、50部3℃で
3時間反応を継続して反応を完結させる。
すり合わせ方式のかきまぜ装置を付したllの50フラ
スコに、蒸留水400部、ポリエチレングリコールα5
部、チオ硫酸ナトリウム0.5部、メタクリレート20
0部を入れ、窒素気流下、一定のかきまぜ速度(40O
rpm)に保ちながら50℃に昇温する。続いて50℃
になった時点で過硫酸カリウム1部を加え1合を開始さ
せる。重合を開始させてから1時間経過後、重合率が1
0%になったところでスチレン30部、エチレングリコ
ールジメタ/ !j L/ −ドア0部、酢酸エチル5
0gの混合物を滴下し始め1重合率が70チになった時
点で滴下を終える様にする。滴下終了後、50部3℃で
3時間反応を継続して反応を完結させる。
こうして得られたエマルジョンは安定で凝集生成物はほ
とんどなく、分散粒子の平均粒径は0.45μであった
。
とんどなく、分散粒子の平均粒径は0.45μであった
。
実施例2
還流冷却器、温度計、窒素吹き込み管、滴下ロート及び
すり合わせ方式のかきまぜ装置を付した1ノの50フラ
スコに、蒸留水400部、ポリメタクリル酸ソーダ0.
5部、チオ硫酸ナトリウム0.57fll、メチルメタ
クリレート200部を入れ、窒素気流下、一定のかきま
ぜ速度(400rpm)K保ちながら50℃に昇温する
。
すり合わせ方式のかきまぜ装置を付した1ノの50フラ
スコに、蒸留水400部、ポリメタクリル酸ソーダ0.
5部、チオ硫酸ナトリウム0.57fll、メチルメタ
クリレート200部を入れ、窒素気流下、一定のかきま
ぜ速度(400rpm)K保ちながら50℃に昇温する
。
続いて50℃になった時点で過硫酸カリウム1部を加え
重合を開始させる。重合を開始させてから30分経過後
の重合率5チになったところで、メチルメタクリレ−)
20部とジビニルベンゼン80部の混合物を崗下し始め
1重合率が60%になった時点″:r:滴下を終える様
にする。
重合を開始させる。重合を開始させてから30分経過後
の重合率5チになったところで、メチルメタクリレ−)
20部とジビニルベンゼン80部の混合物を崗下し始め
1重合率が60%になった時点″:r:滴下を終える様
にする。
滴下を終えてから50部3℃で3時間反応を継続して反
応を完結させる。こうして得られたエマルジョンは非常
に安定で、凝集生成物や攪拌バネへの付着もほとんど認
められず1分散粒子の平均粒経は0.55μであった。
応を完結させる。こうして得られたエマルジョンは非常
に安定で、凝集生成物や攪拌バネへの付着もほとんど認
められず1分散粒子の平均粒経は0.55μであった。
実施例3
還流冷却器、温度計、窒素吹き込み1#、滴下ロート及
びすり合わせ方式のかきまぜ装置を付した11の50フ
ラスコに、蒸留水400部。
びすり合わせ方式のかきまぜ装置を付した11の50フ
ラスコに、蒸留水400部。
ポリエチレングリコール1部、亜硫酸水素ナトリウム1
部、メチルメタクリレート100部、スチレン50sを
入れ、mk気流下、一定のかきまぜ速度(40Orpm
)に保ちながら55℃に昇温する。続いて55℃になっ
た時点で過硫酸カリウム2部を加え1合を開始させる。
部、メチルメタクリレート100部、スチレン50sを
入れ、mk気流下、一定のかきまぜ速度(40Orpm
)に保ちながら55℃に昇温する。続いて55℃になっ
た時点で過硫酸カリウム2部を加え1合を開始させる。
重合を開始させてから1時間後の重合率12%になった
ところで、ジビニルベンゼン1501tiとトルエン5
0部の混合物を滴下し始め、重合率が80チになった時
点で滴下を終える様にする。
ところで、ジビニルベンゼン1501tiとトルエン5
0部の混合物を滴下し始め、重合率が80チになった時
点で滴下を終える様にする。
滴下を終えてから55±3℃で3時間反応を継続し、反
応を完結させる。こうして得たエマルジョンは安定であ
り、凝集生成物がほとんどなく、分散粒子の平均粒径は
0.65μであった。
応を完結させる。こうして得たエマルジョンは安定であ
り、凝集生成物がほとんどなく、分散粒子の平均粒径は
0.65μであった。
実施例4
還流冷却器、温度計、窒素吹き込み管1滴下ロート及び
すり合わせ方式のかきまぜ装置を付したIJの50フラ
スコに、蒸留水400部。
すり合わせ方式のかきまぜ装置を付したIJの50フラ
スコに、蒸留水400部。
ポリエチレングリコール1部、亜硫酸水素ナトリウム1
部、メチルメタクリレート150i1S。
部、メチルメタクリレート150i1S。
メチルアクリレート50s、アクリロニトリル50部を
入れ、窒素気流下、一定のかきまぜ速度(30Orpm
)に保ちながら55℃に昇温する。
入れ、窒素気流下、一定のかきまぜ速度(30Orpm
)に保ちながら55℃に昇温する。
続いて55℃になった時点で過硫酸カリウム2部を加え
て重合を開始させる。重合を開始させてから45分後の
重合率28%になった時点でジビニルベンゼン50部の
部下を開始し、重合率が85%になった時点で滴下を糾
える様にする。架橋性モノマーの滴下を終えてから55
±3℃で3時間反応を継続し反応を完結させる。
て重合を開始させる。重合を開始させてから45分後の
重合率28%になった時点でジビニルベンゼン50部の
部下を開始し、重合率が85%になった時点で滴下を糾
える様にする。架橋性モノマーの滴下を終えてから55
±3℃で3時間反応を継続し反応を完結させる。
こうして得たエマルジョンは安定であり凝集物がほとん
どなく、分散粒子の平均粒径は0.35μであった。
どなく、分散粒子の平均粒径は0.35μであった。
比較例1
実施例1において滴下用架橋性モノマー混合物を重合初
期からフラスコ内に入れて一括仕込の重合方法で行なっ
たところ、触媒を添加してから80分後に粘度が著しく
上昇しフラスコ内容物が流動しない状態になった。
期からフラスコ内に入れて一括仕込の重合方法で行なっ
たところ、触媒を添加してから80分後に粘度が著しく
上昇しフラスコ内容物が流動しない状態になった。
比較例2
実施例2において添加用架橋性モノマー混合物を重合初
期からフラスコ内に入れて一括仕込の重合方法で行なっ
たところ、触媒を加えて90分後に粘度が著しく上昇し
フラスコ内容物が流動しない状態になり重合の継続は不
可能であった。
期からフラスコ内に入れて一括仕込の重合方法で行なっ
たところ、触媒を加えて90分後に粘度が著しく上昇し
フラスコ内容物が流動しない状態になり重合の継続は不
可能であった。
比較例3
実施例4において重合率35%でジビニルベンゼンを一
度に加えて重合を6時間継続したところ、フラスコ内の
エマルジョンは凝集生成物が多り、シかもフラスコ、攪
拌バネへのスケール付着も著しく多かった。この凝集生
成物とスケール付着物を削って200メツシユの金網で
f過し、乾燥した後、その重量を測定したところ仕込モ
ノマーの45%が凝集生成及びスケール付着物になって
いることが分った。
度に加えて重合を6時間継続したところ、フラスコ内の
エマルジョンは凝集生成物が多り、シかもフラスコ、攪
拌バネへのスケール付着も著しく多かった。この凝集生
成物とスケール付着物を削って200メツシユの金網で
f過し、乾燥した後、その重量を測定したところ仕込モ
ノマーの45%が凝集生成及びスケール付着物になって
いることが分った。
比較例4
還流冷却器、温度計、窒素吹き込み管、滴下ロート及び
すり合わせ方式のかきまぜ装置を付したllの50フラ
スコK、蒸留水4005゜ポリエチレングリコール1部
、亜硫酸水系ナトリクム111.メチルメタクリレート
285部、ジビニルベンゼン15部を入れ、窒素気流下
、一定のかきまぜ速度(400rpm)K保ちながら5
5℃に昇温する。続いて55℃になった時点で過硫酸カ
リウム2部を加えて重合を開始させる。55±3℃で8
時間保ち反応を完結させる。
すり合わせ方式のかきまぜ装置を付したllの50フラ
スコK、蒸留水4005゜ポリエチレングリコール1部
、亜硫酸水系ナトリクム111.メチルメタクリレート
285部、ジビニルベンゼン15部を入れ、窒素気流下
、一定のかきまぜ速度(400rpm)K保ちながら5
5℃に昇温する。続いて55℃になった時点で過硫酸カ
リウム2部を加えて重合を開始させる。55±3℃で8
時間保ち反応を完結させる。
こうして得られたエマルジョンは凝集生成物が非常に多
(、凝集生成物とスケール付着物をげずって、200メ
ツシユの金網でf過し、乾燥した後、その重量を測定し
たところ、仕込モノマーの48俤が凝集生成物及びスケ
ール付着物になっている事が分った。
(、凝集生成物とスケール付着物をげずって、200メ
ツシユの金網でf過し、乾燥した後、その重量を測定し
たところ、仕込モノマーの48俤が凝集生成物及びスケ
ール付着物になっている事が分った。
比較例5
実施例4においてジビニルベンゼンのM下開始を重合率
70%のところで行なったところジビニルベンゼンの滴
下中に反応系内の増粘が起こり、フラスコ内の攪拌が出
来ない状態になった。
70%のところで行なったところジビニルベンゼンの滴
下中に反応系内の増粘が起こり、フラスコ内の攪拌が出
来ない状態になった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、メチルメタクリレート単独又はメチルメタクリレー
トを含有するビニルモノマーを界面活性剤の不存在下に
乳化重合させ、その重合率が1〜40%の範囲に到達し
た時点で、少なくとも2個のビニル基を有する架橋性モ
ノマーを連続的又は間欠的に添加して反応を続行し、前
記の重合率が55〜90%の範囲に到達した時点で、架
橋性モノマーの添加を終了し、しかる後反応を完結させ
ることを特徴とする架橋重合体エマルジョンの製造法。 2、前記の乳化重合を水溶性高分子の存在下で行う特許
請求の範囲第1項記載の方法。 3、前記の架橋性モノマーがエチレングリコールジメタ
クリレート又はジビニルベンゼンである特許請求の範囲
第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8337885A JPS61241310A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 架橋重合体エマルジヨンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8337885A JPS61241310A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 架橋重合体エマルジヨンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61241310A true JPS61241310A (ja) | 1986-10-27 |
JPH0463082B2 JPH0463082B2 (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=13800752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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- 1985-04-18 JP JP8337885A patent/JPS61241310A/ja active Granted
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