JP2002302616A - カルボキシル基含有重合体粒子 - Google Patents

カルボキシル基含有重合体粒子

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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/04Acids; Metal salts or ammonium salts thereof
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    • C08F220/04Acids; Metal salts or ammonium salts thereof
    • C08F220/06Acrylic acid; Methacrylic acid; Metal salts or ammonium salts thereof

Abstract

(57)【要約】 【課題】表面のなめらかさおよび透明性に優れた中和粘
稠液を与えるカルボキシル基含有重合体粒子を提供する
こと。 【解決手段】水中に0.5重量%の濃度で分散、膨潤さ
せたときに、粒子径が50μm未満である水膨潤ゲル粒
子が55〜94容量%、粒子径が50μm以上である水
膨潤ゲル粒子が6〜45容量%の割合で存在するカルボ
キシル基含有重合体粒子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カルボキシル基含
有重合体粒子に関する。さらに詳しくは、化粧品等の増
粘剤、乳化物や懸濁物などの懸濁安定化剤などとして好
適に使用しうるカルボキシル基含有重合体粒子およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カルボキシル基含有重合体としては、ア
クリル酸等のα,β−不飽和カルボン酸とポリアリルエ
ーテルとの共重合体(米国特許第2,923,692号
明細書)、α,β−不飽和カルボン酸とヘキサアリルト
リメチレントリスルホンとの共重合体(米国特許第2,
958,679号明細書)、α,β−不飽和カルボン酸
と燐酸トリアリルとの共重合体(米国特許第3,42
6,004号明細書)、α,β−不飽和カルボン酸とグ
リシジルメタクリレートの共重合体(特開昭58−84
819号公報)等が知られている。これらのカルボキシ
ル基含有重合体の粒子は、水に分散、膨潤させた後、ア
ルカリで中和して中和粘稠液とすることにより、化粧品
等の増粘剤、乳化物や懸濁物等の懸濁安定化剤等の用途
に用いられている。
【0003】しかしながら、前記カルボキシル基含有重
合体の粒子をアルカリで中和した中和粘稠液には、その
液表面のなめらかさおよび透明性が不十分であるため、
光沢等に劣るという欠点がある。そこで、その表面をな
めらかにしようとすると、中和工程に使用される攪拌装
置、攪拌条件により異なるが、アルカリで中和する際に
長時間の攪拌が必要であり、場合によっては10時間以
上の攪拌混合が必要となる場合もあり、生産性に劣ると
いう欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、表面のなめらかさおよ
び透明性に優れた中和粘稠液を与えるカルボキシル基含
有重合体粒子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1) 水中
に0.5重量%の濃度で分散、膨潤させたときに、粒子
径が50μm未満である水膨潤ゲル粒子が55〜94容
量%、粒子径が50μm以上である水膨潤ゲル粒子が6
〜45容量%の割合で存在するカルボキシル基含有重合
体粒子、および(2) 不活性溶媒100容量部に対す
る量が6〜25容量部であるα,β−不飽和カルボン酸
と、α,β−不飽和カルボン酸100重量部に対する量
が0.15〜2重量部であるエチレン性不飽和基を2個
以上有する化合物とを不活性溶媒中で、α,β−不飽和
カルボン酸100重量部に対する量が0.01〜0.4
5重量部であるラジカル重合触媒の存在下、50〜90
℃で反応させる前記(1)記載のカルボキシル基含有重
合体粒子の製造方法に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のカルボキシル基含有重合
体粒子は、前記したように、水中に0.5重量%の濃度
で分散、膨潤させたときに、粒子径が50μm未満であ
る水膨潤ゲル粒子が55〜94容量%、粒子径が50μ
m以上である水膨潤ゲル粒子が6〜45容量%の割合で
存在するものである。
【0007】このように、本発明のカルボキシル基含有
重合体粒子は、所定濃度で水中で分散、膨潤させたと
き、そのカルボキシル基含有重合体の水膨潤ゲル粒子が
特定の粒度分布を有するので、得られた中和粘稠液の表
面がなめらかとなり、しかも透明性に優れた中和粘稠液
が得られるという優れた効果が発現される。
【0008】本発明において、カルボキシル基含有重合
体粒子を濃度が0.5重量%となるように水中に分散、
膨潤させるのは、一般に、化粧品等に用いられる場合、
0.5重量%以下の濃度で使用されることが多く、0.
5重量%の中和粘稠液の表面のなめらかさが注目される
ためである。
【0009】本明細書において、「水中で分散、膨潤さ
せたとき」とは、カルボキシル基含有重合体粒子を水中
に分散、膨潤させ、その膨潤が平衡状態に到達している
ことを意味する。なお、水で分散、膨潤させるときの水
温は、特に限定がないが、通常、20〜30℃程度であ
る。
【0010】水中に0.5重量%の濃度で分散させたと
きの水膨潤ゲル粒子の粒子径は、200mL容のビーカ
ーに25℃のイオン交換水149.25gを入れ、撹拌
子(長さ28mm、太さ7mm)で毎分600回転で攪
拌しながら、カルボキシル基含有重合体粒子0.75g
を徐々に添加した後、1.5時間攪拌し、得られたカル
ボキシル基含有重合体粒子の0.5重量%水分散液を、
レーザー回折式粒度分布測定装置〔(株)島津製作所
製、商品名:SALD−2000J〕を用いて測定した
ときの粒子径をいう。
【0011】また、各粒子径を有する水膨潤ゲル粒子の
含有量は、前記レーザー回折式粒度分布測定装置で粒子
径を測定すると同時に各粒子径を有する粒子の個数を測
定し、粒子を球とみなした時の1粒子あたりの体積と粒
子の個数の積から求められる。
【0012】水中に0.5重量%の濃度で分散させたと
きに、その水膨潤ゲル粒子の粒子径が50μm未満と規
定されるのは、粒子径50μm以上の粒子が多いとカル
ボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠液の表面のなめら
かさが劣るためである。かかる水膨潤ゲル粒子の粒子径
は、カルボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠液の表面
をなめらかにする観点から、0.1μm以上50μm未
満であることが好ましい。
【0013】水中に0.5重量%の濃度で分散させたと
きの水膨潤性ゲル粒子の粒子径50μm未満の粒子の量
は、カルボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠液の表面
をなめらかにする観点から、55容量%以上、好ましく
は58容量%以上、より好ましくは60容量%以上とさ
れる。また、その水膨潤性ゲル粒子の粒子径50μm未
満の粒子の量は、カルボキシル基含有重合体粒子の中和
粘稠液の透明性を高める観点から、94容量%以下、好
ましくは92容量%以下、より好ましくは90容量%以
下とされる。
【0014】水中に0.5重量%の濃度で分散させたと
きに、その水膨潤ゲル粒子の粒子径が50μm以上と規
定されるのは、粒子径50μm未満の粒子が多いと、カ
ルボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠液の透明性が劣
るためである。かかる水膨潤ゲル粒子の粒子径は、カル
ボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠液の透明性を高め
る観点から、50μm以上300μm以下であることが
好ましい。
【0015】水中に0.5重量%の濃度で分散させたと
きの水膨潤性ゲル粒子の粒子径50μm以上の粒子の量
は、カルボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠液の表面
をなめらかにする観点から、45容量%以下、好ましく
は42容量%以下、より好ましくは40容量%以下とさ
れる。また、その水膨潤性ゲル粒子の粒子径50μm以
上の粒子の量は、カルボキシル基含有重合体粒子の中和
粘稠液の透明性を高める観点から、6容量%以上、好ま
しくは8容量%以上、より好ましくは10容量%以上と
される。
【0016】以上の点を考慮すれば、本発明のカルボキ
シル基含有重合体粒子の濃度が0.5重量%となるよう
に水中に分散、膨潤させたとき、粒子径が50μm未
満、好ましくは0.1μm以上50μm未満である水膨
潤ゲル粒子の含有量が55〜94容量%、好ましくは5
8〜92容量%、さらに好ましくは60〜90容量%で
あり、粒子径が50μm以上、好ましくは50μm以上
300μm以下の水膨潤ゲル粒子の含有量が6〜45容
量%、好ましくは8〜42容量%、さらに好ましくは1
0〜40容量%であることが望ましい。
【0017】前記した所定濃度で水中に分散、膨潤させ
たときに、特定の粒度分布を有する水膨潤ゲル粒子を与
えるカルボキシル基含有重合体粒子は、特定量のα,β
−不飽和カルボン酸と、特定量のエチレン性不飽和基を
2個以上有する化合物とを不活性溶媒中で、特定量のラ
ジカル重合触媒の存在下、特定温度で反応させることに
よって得ることができる。
【0018】α,β−不飽和カルボン酸としては、特に
限定されず、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロ
トン酸、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、その他オ
レフィン系不飽和カルボン酸等を挙げることができる。
これらは、それぞれ単独で使用してもよく、2種以上を
併用してもよい。これらの中では、安価で入手が容易で
あり、しかもカルボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠
液の透明性に優れることから、アクリル酸が好ましい。
【0019】α,β−不飽和カルボン酸の量は、後述す
る不活性溶媒100容量部に対して、6〜25容量部、
好ましくは8〜22容量部、さらに好ましくは13〜2
0容量部である。α,β−不飽和カルボン酸の量が前記
下限値よりも少ない場合には、得られるカルボキシル基
含有重合体粒子の中和粘稠液の透明性が悪化するように
なり、また前記上限値を超える場合には、反応が進行す
るにしたがって重合体粒子が析出し、均一に攪拌するこ
とが困難となり、得られるカルボキシル基含有重合体粒
子の中和粘稠液の表面のなめらかさが悪化するようにな
る。
【0020】エチレン性不飽和基を2個以上有する化合
物としては、特に限定されず、例えば、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレン
グリコール、グリセリン、ポリグリセリン、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール、サッカロース、
ソルビトール等のポリオールの2置換以上のアクリル酸
エステル類;これらポリオールの2置換以上のメタクリ
ル酸エステル類;これらポリオールの2置換以上のアリ
ルエーテル類;フタル酸ジアリル、燐酸トリアリル、メ
タクリル酸アリル、テトラアリルオキシエタン、トリア
リルシアヌレート、アジピン酸ジビニル、クロトン酸ビ
ニル、1,5−ヘキサジエン、ジビニルベンゼン等が挙
げられる。これらの中では、得られるカルボキシル基含
有重合体粒子の中和粘稠液の透明性を向上させる観点か
ら、ペンタエリスリトールテトラアリルエーテル、ジエ
チレングリコールジアリルエーテルおよびポリアリルサ
ッカロースからなる群より選ばれた少なくとも1種が好
ましい。
【0021】エチレン性不飽和基を2個以上有する化合
物の量は、α,β−不飽和カルボン酸100重量部に対
して、0.15〜2重量部、好ましくは0.3〜1.5
重量部である。エチレン性不飽和基を2個以上有する化
合物の量が前記下限値よりも少ない場合には、得られる
カルボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠液の粘度が低
下し、また前記上限値を超える場合には、得られるカル
ボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠液中に不溶性のゲ
ルが生成しやすくなる。
【0022】上記ラジカル重合触媒としては、特に限定
されず、例えば、アゾビスイソブチロニトニル、2,
2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、ジ
メチル−2,2’−アゾビスイソブチレート、過酸化ベ
ンゾイル、ラウロイルパーオキシド、クメンハイドロパ
ーオキサイド、第三級ブチルハイドロパーオキシド等を
挙げることができる。中でも、取り扱いやすく、安定性
に優れている観点からアゾビスイソブチロニトニルが好
適に用いられる。
【0023】ラジカル重合触媒の量は、α,β−不飽和
カルボン酸100重量部に対して0.01〜0.45重
量部、好ましくは0.01〜0.35重量部である。ラ
ジカル重合触媒の量が前記下限値よりも少ない場合に
は、反応速度が遅くなるので経済的ではなく、また前記
上限値を超える場合には、得られるカルボキシル基含有
重合体粒子の中和粘稠液の表面のなめらかさが悪化す
る。
【0024】本明細書にいう不活性溶媒とは、α,β−
不飽和カルボン酸およびエチレン性不飽和基を2個以上
有する化合物を溶解するが、得られるカルボキシル基含
有重合体粒子を溶解しない溶媒をいう。
【0025】不活性溶媒としては、例えば、ノルマルペ
ンタン、ノルマルヘキサン、イソヘキサン、ノルマルヘ
プタン、ノルマルオクタン、イソオクタン、シクロペン
タン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、メチル
シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロ
ロベンゼン、エチレンジクロライド、酢酸エチル、酢酸
イソプロピル、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン等が挙げられる。これらは、それぞれ単独で使用
してもよく、2種以上併用してもよい。これらの中で
は、品質が安定しており、入手が容易である観点から、
エチレンジクロライドが好ましい。
【0026】なお、α,β−不飽和カルボン酸と、エチ
レン性不飽和基を2個以上有する化合物とを反応させる
際には、ラジカル重合触媒とともにアルカリ金属炭酸塩
の存在下に反応させることが好ましい。このように、ラ
ジカル重合触媒とともにアルカリ金属炭酸塩の存在下に
反応させた場合には、得られたカルボキシル基含有重合
体粒子の中和粘稠液の表面のなめらかさをさらに向上さ
せることができる。
【0027】アルカリ金属炭酸塩としては、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カ
リウム等が挙げられる。これらの中では、得られるカル
ボキシル基含有重合体粒子の中和粘調液の粘度の低下が
小さいことから、炭酸ナトリウムおよび炭酸水素カリウ
ムが好ましい。
【0028】アルカリ金属炭酸塩の量は、中和粘稠液の
表面のなめらかさを向上させる観点から、α,β−不飽
和カルボン酸100重量部に対して、0.01〜5重量
部、好ましくは0.05〜3重量部であることが望まし
い。
【0029】なお、アルカリ金属炭酸塩は、反応開始前
あるいは反応の途中に添加することができるが、カルボ
キシル基含有重合体粒子の中和粘稠液の表面のなめらか
さをより一層効果的に向上させる観点から反応開始前に
添加することが好ましい。
【0030】α,β−不飽和カルボン酸と、エチレン性
不飽和基を2個以上有する化合物とを反応させる際の雰
囲気は、例えば、窒素ガス、アルゴンガス等の不活性ガ
スであることが好ましい。
【0031】反応温度は、反応溶液の粘度を低下させ、
均一に攪拌することができるようにする観点および得ら
れるカルボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠液の表面
のなめらかさを向上させる観点から、50〜90℃、好
ましくは55〜75℃であることが望ましい。
【0032】反応時間は、反応温度によって異なるので
一概には決定することができないが、通常、2〜10時
間である。
【0033】反応終了後、反応溶液を80〜130℃に
加熱し、不活性溶媒を揮散除去することにより、白色微
粉末のカルボキシル基含有重合体粒子を得ることができ
る。なお、加熱温度が130℃を超える場合、得られた
カルボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠液の表面のな
めらかさが悪化するおそれがある。
【0034】かくして本発明のカルボキシル基含有重合
体粒子が得られる。得られたカルボキシル基含有重合体
粒子の粉体は、通常、一次粒子が凝集した二次粒子であ
る。
【0035】得られたカルボキシル基含有重合体粒子を
用いて中和粘稠液を調製する場合、通常、カルボキシル
基含有重合体粒子の濃度が0.01〜3重量%となるよ
うに水中に分散させた後、水酸化ナトリウム等のアルカ
リ金属水酸化物、トリエタノールアミン、ジイソプロパ
ノールアミン等のアミン類等のアルカリで中和すればよ
い。
【0036】得られた中和粘稠液は、その表面がなめら
かであり、また透明性が高いという優れた性質を有す
る。この中和粘稠液がこのような優れた性質を有する理
由は定かではないが、おそらく、カルボキシル基含有重
合体粒子を水に分散、膨潤させた際にカルボキシル基含
有重合体粒子の二次粒子が水中に分散し、水中では、主
としてカルボキシル基含有重合体粒子の一次粒子の水膨
潤性ゲル粒子として存在することに基づくものと推測さ
れる。
【0037】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定される
ものではない。
【0038】実施例1 攪拌機、温度計、窒素吹込管および冷却管を備えた50
0mL容の4つ口フラスコに、アクリル酸63g(60
mL)、ペンタエリスリトールテトラアリルエーテル
0.44g、アゾビスイソブチロニトリル0.016
g、エチレンジクロライド375g(300mL)を仕
込んだ。引き続き、均一に攪拌、混合した後、反応容器
の上部空間、原料および溶媒中に存在している酸素を除
去するために、溶液中に窒素ガスを吹き込んだ。次い
で、窒素雰囲気下、70〜75℃に保持して3時間反応
させた。
【0039】反応終了後、生成したスラリーを110℃
に加熱して、エチレンジクロライドを留去し、カルボキ
シル基含有重合体粒子63gを得た。
【0040】得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
0.5重量%水分散液を調製し、レーザー回折式粒度分
布測定装置〔(株)島津製作所製、品番:SALD−2
000J〕を用いて粒度分布を測定した結果、水膨潤性
ゲル粒子の粒子径は、0.1μm未満の粒子が0容量
%、0.1μm以上50μm未満の粒子が72容量%、
50μm以上300μm以下の粒子が27.6容量%、
300μmを超える粒子が0.4容量%であった。
【0041】実施例2 実施例1において、4つ口フラスコ内への仕込み組成を
アクリル酸57.3g(54.6mL)、ペンタエリス
リトールテトラアリルエーテル0.66g、アゾビスイ
ソブチロニトリル0.1gおよびエチレンジクロライド
525g(420mL)に、反応温度を55〜60℃に
変更した以外は、実施例1と同様にしてカルボキシル基
含有重合体粒子58gを得た。
【0042】得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
0.5重量%水分散液を調製し、水膨潤性ゲル粒子の粒
度分布を実施例1と同様にして測定した結果、0.1μ
m未満の粒子が0容量%、0.1μm以上50μm未満
の粒子が81容量%、50μm以上300μm以下の粒
子が18.8容量%、300μmを超える粒子が0.2
容量%存在していた。
【0043】実施例3 実施例1において、ペンタエリスリトールテトラアリル
エーテル0.44gの代わりにジエチレングリコールジ
アリルエーテル0.75gを用いた以外は、実施例1と
同様にしてカルボキシル基含有重合体粒子63gを得
た。
【0044】得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
0.5重量%水分散液を調製し、水膨潤性ゲル粒子の粒
度分布を実施例1と同様にして測定した結果、水膨潤性
ゲル粒子の粒子径は、0.1μm未満の粒子が0容量
%、0.1μm以上50μm未満の粒子が73容量%、
50μm以上300μm以下の粒子が26.9容量%、
300μmを超える粒子が0.1容量%存在していた。
【0045】実施例4 実施例1において、ペンタエリスリトールテトラアリル
エーテル0.44gの代わりにポリアリルサッカロース
0.42gを用いた以外は、実施例1と同様にしてカル
ボキシル基含有重合体粒子63gを得た。
【0046】得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
0.5重量%水分散液を調製し、水膨潤性ゲル粒子の粒
度分布を実施例1と同様にして測定した結果、0.1μ
m未満の粒子が0容量%、0.1μm以上50μm未満
の粒子が72容量%、50μm以上300μm以下の粒
子が27.6容量%、300μmを超える粒子が0.4
容量%存在していた。
【0047】実施例5 実施例1において、炭酸ナトリウム0.5gを同時に仕
込んだ以外は、実施例1と同様にしてカルボキシル基含
有重合体粒子64gを得た。
【0048】得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
0.5重量%水分散液を調製し、水膨潤性ゲル粒子の粒
度分布を実施例1と同様にして測定した結果、0.1μ
m未満の粒子が0容量%、0.01μm以上50μm未
満の粒子が74容量%、50μm以上300μm以下の
粒子が26容量%、300μmを超える粒子が0容量%
存在していた。
【0049】実施例6 実施例1において、炭酸ナトリウム0.9gを同時に仕
込んだ以外は、実施例1と同様にしてカルボキシル基含
有重合体粒子65gを得た。
【0050】得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
0.5重量%水分散液を調製し、水膨潤性ゲル粒子の粒
度分布を実施例1と同様にして測定した結果、0.1μ
m未満の粒子が0容量%、0.1μm以上50μm未満
の粒子が75容量%、50μm以上300μm以下の粒
子が25容量%、300μmを超える粒子が0容量%存
在していた。
【0051】実施例7 実施例1において、炭酸水素カリウム1.8gを同時に
仕込んだ以外は、実施例1と同様にしてカルボキシル基
含有重合体粒子64gを得た。
【0052】得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
0.5重量%水分散液を調製し、水膨潤性ゲル粒子の粒
度分布を実施例1と同様にして測定した結果、0.1μ
m未満の粒子が0容量%、0.1μm以上50μm未満
の粒子が77容量%、50μm以上300μm以下の粒
子が23容量%、300μmを超える粒子が0容量%存
在していた。
【0053】比較例1 実施例1において、4つ口フラスコの仕込み組成をアク
リル酸30g(28.6mL)、ペンタエリスリトール
テトラアリルエーテル0.47g、アゾビスイソブチロ
ニトリル0.15gおよびエチレンジクロライド411
g(328.8mL)に、反応温度を45〜50℃に変
更した以外は、実施例1と同様にしてカルボキシル基含
有重合体粒子30gを得た。
【0054】得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
0.5重量%水分散液を調製し、水膨潤性ゲル粒子の粒
度分布を実施例1と同様にして測定した結果、0.1μ
m未満の粒子が0.2容量%、0.1μm以上50μm
未満の粒子が95容量%、50μm以上300μm以下
の粒子が4.8容量%、300μmを超える粒子が0容
量%存在していた。
【0055】比較例2 実施例1において、4つ口フラスコの仕込み組成をアク
リル酸110.25g(105mL)、ペンタエリスリ
トールテトラアリルエーテル0.42g、アゾビスイソ
ブチロニトリル0.007gおよびエチレンジクロライ
ド437.5g(350mL)に変更した以外は、実施
例1と同様にしてカルボキシル基含有重合体粒子111
gを得た。
【0056】得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
0.5重量%水分散液を調製し、水膨潤性ゲル粒子の粒
度分布を実施例1と同様にして測定した結果、0.1μ
m未満の粒子が0容量%、0.1μm以上50μm未満
の粒子が28容量%、50μm以上300μm以下の粒
子が69.2容量%、300μmを超える粒子が2.8
容量%存在していた。
【0057】〔カルボキシル基含有重合体粒子の物性評
価〕各実施例および各比較例で得られたカルボキシル基
含有重合体粒子の物性を以下の方法に基づいて評価し
た。その結果を表1に示す。
【0058】(1)表面のなめらかさ 1L容のビーカーにイオン交換水483.3gを入れ、
撹拌子(長さ5cm、太さ1.5cm)で毎分600回
転で攪拌しながら、カルボキシル基含有重合体粒子2.
5gを徐々に投入した。引き続き1.5時間撹拌した
後、撹拌子を除去し、6重量%水酸化ナトリウム水溶液
14.2gを加え、CTFA(ザ・コスメティック・ト
イレタリ・アンド・フラグランス・アソシエーション)
に準拠した攪拌翼で1時間撹拌してカルボキシル基含有
重合体粒子の中和粘稠液を得た。
【0059】得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
中和粘稠液の表面を目視にて評価した。評価は、男女計
10人を評価パネラーとし、中和粘稠液の表面のなめら
かさの評価について、良好であると感じたパネラーの人
数を集計し、以下の評価基準に基づいて判定した。な
お、通常の場合、以下の評価基準でA以上であれば、表
面のなめらかさに優れていると判断することができる。
【0060】〔評価基準〕 S:中和粘稠液の表面がなめらかであると感じた人数が
10人 A:中和粘稠液の表面がなめらかであると感じた人数が
8〜9人 B:中和粘稠液の表面がなめらかであると感じた人数が
7人以下
【0061】(2)透明性 前記(1)で得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
中和粘稠液を1cm×1cmのセルに入れ、425nm
の波長の透過率を測定した。なお、通常の場合、透過率
が92%以上であれば、透明性に優れていると判断する
ことができる。
【0062】(3)粘度 前記(1)で得られたカルボキシル基含有重合体粒子の
中和粘稠液を、B型回転粘度計を用い、ロータNo.
7、毎分20回転、温度25℃の条件下で測定した。な
お、通常の場合、25℃における粘度が40000mP
a・s以上であれば、粘度が高いと判断することができ
る。
【0063】
【表1】
【0064】表1に示された結果から、実施例1〜7で
得られたカルボキシル基含有重合体粒子の中和粘稠液
は、表面のなめらかさおよび透明性に優れ、また粘度が
高く増粘剤として有用であることがわかる。
【0065】
【発明の効果】本発明のカルボキシル基含有重合体粒子
は、水中に分散させて得られた水膨潤ゲル粒子とした際
に特定の粒度分布を有するため、得られた中和粘稠液
は、表面のなめらかさおよび透明性に優れたものであ
る。また、その中和粘稠液は、粘度が高いので、化粧品
等の増粘剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉仲 正豊 兵庫県姫路市飾磨区入船町1番地 住友精 化株式会社機能樹脂研究所内 Fターム(参考) 4F070 AA29 AB03 CA01 CB03 CB15 4J002 BG01 BH02 DE02 DE05 GB00 4J011 AA08 HA03 HB02 HB16 4J100 AE77Q AJ01P AJ02P AJ08P AJ09P BA02Q BA03Q CA04 CA23 EA06 EA09 FA03 FA19 GC22 JA61

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に0.5重量%の濃度で分散、膨潤
    させたときに、粒子径が50μm未満である水膨潤ゲル
    粒子が55〜94容量%、粒子径が50μm以上である
    水膨潤ゲル粒子が6〜45容量%の割合で存在するカル
    ボキシル基含有重合体粒子。
  2. 【請求項2】 不活性溶媒100容量部に対する量が6
    〜25容量部であるα,β−不飽和カルボン酸と、α,
    β−不飽和カルボン酸100重量部に対する量が0.1
    5〜2重量部であるエチレン性不飽和基を2個以上有す
    る化合物とを不活性溶媒中で、α,β−不飽和カルボン
    酸100重量部に対する量が0.01〜0.45重量部
    であるラジカル重合触媒の存在下、50〜90℃で反応
    させる請求項1記載のカルボキシル基含有重合体粒子の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 ラジカル重合触媒とともにアルカリ金属
    炭酸塩の存在下で、α,β−不飽和カルボン酸と、エチ
    レン性不飽和基を2個以上有する化合物とを反応させる
    請求項2記載のカルボキシル基含有重合体粒子の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 アルカリ金属炭酸塩が、炭酸ナトリウム
    または炭酸水素カリウムである請求項3記載のカルボキ
    シル基含有重合体粒子の製造方法。
  5. 【請求項5】 α,β−不飽和カルボン酸が、アクリル
    酸である請求項2〜4いずれか記載のカルボキシル基含
    有重合体粒子の製造方法。
  6. 【請求項6】 エチレン性不飽和基を2個以上有する化
    合物が、ペンタエリスリトールテトラアリルエーテル、
    ジエチレングリコールジアリルエーテルおよびポリアリ
    ルサッカロースからなる群より選ばれた少なくとも1種
    である請求項2〜5いずれか記載のカルボキシル基含有
    重合体粒子の製造方法。
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