JPS6122268A - プリント基板検査機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は検査すべきプリント基板のチェック点の座標位
置を表示する位置検出用プリント基板を付属したプリン
ト基板検査機に関するものである。

［発明の技術的背景とその問題点］ 一般にプリント基板の検査では、プリント基板の端子（
スルホール等）に複数のスプリングコンタクトプローブ
ピン（以下プローブピンと呼ぶ）を当て、プローブピン
間の導通、非導通をチェックし、接続情報に照して良、
不良を判定する。

すなわち第２図に示すように、プリント基板１のスルホ
ール（Ａ、Ｂ等）の位置に合せてプローブピン３を立て
られるようにピン案内冶具板２に穴加工がされておりプ
ローブピン３とコネクタ５のピンは配線により接続され
、コネクタ５の他端が検査機６に接続される。

スルホールＡ、Ｂ間を検査して短絡していたとすると、
接続情報で開放であればＡ、８間は短絡故障と判定され
、検査機６の出力は「■、■間短絡故障」を表示する。

但しこの場合の問題は、検査機６はコネクタ５のピンを
呼んで故障を出力するが、そのピンがプリント基板１の
どこのスルホールに当たるか対応がつかないことである
。それはプローブピン３の配置とコネクタ５のピン配置
が異なり、配線４の接続がただ単に近いピンに行なわれ
るためである。

対照表（例えば■−Ａ１■−Ｂ）を作っておけば対応は
つくが、ピン数が多くなると、対照表を作るのと、対照
表により不良位置の対応を取るのに大変手間がかかり、
不便である。

［発明の目的］ 本発明は、プローブピンの位置情報を付属された位置検
出用プリント基板を用いて検査機６に入力し、これによ
って故障表示をスルホールなどの位置情報を含めて可能
にするプリント基板検査機を提供することを目的として
いる。

［発明の概要コ 本発明は、被試験プリント基板のチェック点の位置に応
じて複数のプローブピンの位置を固定するピン案内治具
板を備え、プローブピン間の導通によって被試験プリン
ト基板をチェックするプリント基板検査機において、一
定間隔のＸ方向またはＹ方向の直線パターンを有する位
置検出用プリント基板と、位置検出用プリント基板を複
数のプローブピンに接触させるために所定の座標位置に
固定する台と、直線パターンの電圧を走査してチェック
点のプローブピンのＹ方向またはＸ方向の座標位置を検
出する電圧検出回路を備え、これによって被試験プリン
ト基板のチェック情報をチェック点の位置情報と共に出
力できるようにしたものである。

［発明の実施例］ 本発明の一実施例を第１図に示す。

第１図では一定間隔（例えば２．５４ｍｍ　）で平行な
パターンを有する位置検出用プリント基板７、上記各パ
ターンの外部接続を切換えるスイッチング回路８、上記
スイッチング回路８を切換える切換回路９、およびスイ
ッチング回路８のコモン点に接続された電圧検出回路１
０が設けられ、電圧検出回路１０の出力を検査機６に入
力すると共に検査ｔ１６がスイッチング回路の切換信号
を切換回路９に出してスイッチング回路８を切換える。

台１１にはガイドピン１２が設けられ、Ｙ方向にパター
ン間隔の１／２動かせるようになっている。

Ｘ方向の検出の場合はＸ方向に１／２間隔動かせるよう
にする。

なお第１図では分り易くするため治具板２は省いて示し
ているが、各プローブピン３は被試験プリント基板のチ
ェック点に対応してつくられた治具板２によって位置決
めされている。

プローブピン３が全て２．５４１１１１ピツチで配置さ
れていれば、検査機６からプローブピン３の１つ、例え
ばＣに電圧を印加し、スイッチング回路で切換えて電圧
の出ているパターンを電圧検出回路１０で検出し、その
時のスイッチング回路の接続位置によりＹ方向の位置を
知ることができる。

また第１図に対して９０″回転したパターン配置の位置
検出用プリント基板を用いると、同様にプローブピンの
Ｘ方向位置を知ることができる。

プローブピンの位置は被試験プリント基板のランドの位
置に合せて作ってあり、そのランドの位置は部品の取付
足の位置のため、部品によっては２．５１１１１１１ピ
ツチや５ＩｌｌＩｌｌピツチのものがあり、位置検出用
プリント基板７の２．５４ｍｎ＋ピッチのパターンに乗
らないプローブピンがでてくる。

例えば第３図のプローブピンＥは位置検出用プリント基
板７のパターン中間に位置しているので検出できない。

またプローブピンＦのように側面で接するような場合も
十分な接触圧がかからず検出できない場合がある。

このような検出不可能なピンが発生した場合にはガイド
ピン１２を動かして位置検出用プリント基板７を第３図
の矢印方向の左右どちらかに１．２７１１１ｍ移動すれ
ば検出不可能だったプローブピンをパターンに接触させ
ることができ、検出可能となる。

このようにして各プローブピンの座標（Ｘ、　Ｙの位置
）を検出器６に入力することができ、検出−〇− 器は被試験プリント基板の不良データをプローブピンの
座標位置を含んで出力できる。

また接触しないプローブピンを接触させるためにずらす
位置検出用プリント基板の移動量としては１ピッチ以上
も可能であるが、移動量が多いと端のプローブピンが当
らなくなる欠点がある。また第３図のパターン間幅ａと
パターン幅すの関係が例えば３ａ＜ｂならば１／４ピッ
チ動かせば非接触のグローブピンの導通をとることがで
きる。

さらに第４図に示すように位置検出用プリント基板７の
パターン幅を広げパターン間を狭くすれば全てのプロー
ブピンの検出ができ、またプローブピンＦのようにパタ
ーンＪとＫの中間の時は両パターンに導通を示すので、
中間と判断できる。

また位置検出用プリント基板７はプリント基板でなくて
も導体を平行に配したものであれば代替可能である。

また上記説明ではプローブピン３に電圧を印加し位置検
出用プリント基板７のパターンの電圧を検出しているが
、逆に、パターンに順次電圧を印加し、プローブピンで
電圧検出するようにしてもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、一定間隔のパタ
ーンを有する位置検出用プリント基板を検査治具として
用い、検査機の持っている導通検出機能を利用して容易
にプローブピンのＸ方向とＹ方向の位置を検出でき、こ
れによってプリント基板の検査結果をＸＹｈ向の位置情
報を含んで出力できるので、不良個所発見が容易となる
。

またＣ　Ａ　Ｄ　（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　　Ａ　１ｄｅｄ
　　Ｄ　ｅｓｉｏｎ　）において各点の位置情報を入力
して接続良否の判定を行うことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるプリント基板検査機の一実施例を
示す構成図、第２図は従来のプリント基板検査機の一例
を示す構成図、第３図はプローブピンの検出不能状態の
一例を示す図、第４図はパターン幅を広くしたプローブ
ピンの検出状態を示す図である。　、 １・・・被試験プリント基板 ２・・・ピン案内治具板 ３・・・プローブピン、　　４・・・配線５・・・コネ
クタ、　　　　６・・・検査機７・・・位置検出用プリ
ント基板 ８・・・スイッチング回路 ９・・・切換回路、１０・・・電圧検出回路１１・・・
台、１２・・・ガイドピン 代理人　弁理士　則　近　憲　佑（ばか１名）第　　２
　　図 ｆＩ６ 第　　３　　図 第　　４　　図 　ＪＫ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）被試験プリント基板のチェック点の位置に応じて
   複数のプローブピンの位置を固定するピン案内治具板を
   備え、プローブピン間の導通によって被試験プリント基
   板をチェックするプリント基板検査機において、一定間
   隔のＸ方向またはＹ方向の直線パターンを有する位置検
   出用プリント基板と、上記位置検出用プリント基板を上
   記複数のプローブピンに接触させるために所定の座標位
   置に固定する台と、上記直線パターンの電圧を走査して
   チェック点のプローブピンのＹ方向またはＸ方向の座標
   位置を検出する電圧検出回路を備え、被試験プリント基
   板のチェック情報をチェック点の位置情報と共に出力す
   ることを特徴とするプリント基板検査機。
2. （２）上記位置検出用プリント基板の座標位置をパター
   ン間隔の端数分だけ移動させる移動装置を設けた特許請
   求の範囲第１項記載のプリント基板検査機。