JPS61199991A - 熱転写媒体 - Google Patents

熱転写媒体

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JPS61199991A
JPS61199991A JP60041440A JP4144085A JPS61199991A JP S61199991 A JPS61199991 A JP S61199991A JP 60041440 A JP60041440 A JP 60041440A JP 4144085 A JP4144085 A JP 4144085A JP S61199991 A JPS61199991 A JP S61199991A
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JP
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melting point
low
low melting
resin binder
thermal transfer
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JP60041440A
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Mikio Imaeda
今枝 幹雄
Tetsuya Takeuchi
哲也 竹内
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は印字用紙等に印字した文字や記号を消去用リ
ボンにより迅速簡便且つ確実に消去することができる熱
転写媒体に関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする問題点]従来こ
の種の熱転写媒体100は、第6図に示すように、着色
材101を分散あるいは溶解したワックス成分102か
らなる熱溶融性インク103をフィルム基材104上に
塗布したものである。
印字時には、熱転写媒体100をサーマルヘッド105
で加熱すると、サーマルヘッド105の発熱パターンに
相応して熱溶融性インク103が溶融する。溶融状態の
インク103は流動しやすく且つ着色材101が微細で
あるから印字用紙の表面の細孔あるいは紙の繊維に毛細
管現象によって浸透粘着する。従って、印字した文字や
記号等を迅速且つ簡便に修正することは困難であった。
こうしたことからいろいろな方法が提案されている。例
えば、特開昭57−74188@公報に示されるように
、白色の顔料を含む消去用の熱転写リボンを使用して、
修正したい印字像の上にもう一度印字してその修正した
い印字像を覆い隠すものがあるが、印字用紙の色調によ
っては、白色インクだけでは対応できない場合があり、
また、熱転写記録においては、一般に、印字像に光沢が
あるので、特にベタうちで白色インクを転写した場合な
ど、修正した部分がよく目立ち、めざねつとなることが
ある。
また、別の方法として特開昭57−22090号公報に
示されるように基材上に熱溶融性インクを塗布した後さ
らにインク層の上に浸透防止のための薄いポリマ一層を
形成して、印字の際、熱溶融性インクの印字用紙への浸
透を防ぎ、印字像を消去する場合には、消しゴムで軽く
こすったり、粘着テープで印字像を剥ぎとるものがある
が、浸透防止層が用紙上に残り、修正部分が目立つ場合
があり、また、塗布時の工程が2つ増えるため、リボン
の製作が煩雑である。
更にまた、特開昭58−74368号公報に示すように
、熱溶融性インク層を、ポリマー主体の構成とし、転写
の際の溶融時にも熱溶融性インクが高粘度であるように
して、印字用紙への浸透を抑え、修正時には熱溶融性イ
ンクの熱量の粘着性が強いのを利用して、使用済のリボ
ンの印字した部分に印字の時より小さい熱量を加えて印
字像を剥ぎ取るものがあるが、これはもともと通電転写
用に開発されたリボンであり、ポリマー主体のインク層
をもつ熱転写リボンを通常のサーマルヘッドを使用して
印字することはまったく不可能であり、サーマルヘッド
による熱転写記録に応用することはできない。
[発明の目的] この発明は従来技術の問題点を解決するためになされた
ものであり、通常のサーマルヘッドで印字可能であり、
しかも印字した印字像を迅速簡便且つ確実に消去できる
熱転写媒体を提供するものである。
U問題点を解決するための手段] この発明は着色材とそれを分散させる樹脂溶液の溶剤系
に少なくとも常温で不溶な低融点材とをその低融点材の
融点以下の温度で前記樹脂溶液中に微分散させ、それら
の組成物を基材に塗布し、それを乾燥して製造したこと
を特徴とするものである。
[作用コ 従って、前記のように着色材と低融点材とをその低融点
材の融点以下の温度で、樹脂溶液中に微分散することに
より、樹脂バインダ一層中に着色材と低融点材とを別々
に微分散させ、印字時には樹脂バインダ一層から溶融し
た低融点材だけが印字用紙中に浸透し、その上に着色材
及び低融点材を分散した樹脂バインダ一層が配置される
ようにし、消去時には着色材及び低融点材を分散した樹
脂バインダ一層を消去リボンにより迅速簡便に剥ぎとる
ようにしたものである。
[実施例] 以下にこの発明の一実施例を第1図乃至第5図を参照し
て説明する。
第1図は熱転写媒体を模式断面図で示す図であり、熱転
写リボン10はフィルム基材11上に熱溶融性インク含
有層12が塗布されている。
この実施例に使用されるフィルム基材11としては、耐
熱温度150″C以上のポリエステル、ポリイミド、ポ
リカーボネート、ポリサルフオン、ポリエーテルサルフ
ォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテル−エ
ーテルケトン等からなるフィルムまたはコンデンサ紙、
グラシン紙等の紙が挙げられ、その厚さは約3〜20μ
の範囲にあるのが望ましい。また、第1図に示すように
、スティッキングを防止するために熱溶融性インク含有
層12の塗布面と反対面にシリコン或いは耐熱性樹脂等
からなるスティッキング防止層13が設けられている。
前記熱溶融性インク含有層12は、高融点の樹脂バイン
ダー14中に着色材15と無色あるいは淡色の低融点材
16の微粒子とが分散されている。
尚、前記低融点材16中には着色材15が混和していな
い。
前記低融点材16としては、40〜100’Cの融点を
有するパラフィンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クス、酸化パラフィンワックス、酸化マイクロワックス
、キャンデリラワックス、カルナバワックス、ミツロウ
、モンタンワックス、セレシンワックス、ポリエチレン
ワックス、酸化ポリエチレンワックス、カスターワック
ス、牛脂硬化油、各種脂肪酸、ラノリン、木ロウ、ツル
ごタンステアレート、ソレビタンジステアレート、ソル
ビタンパルミテート、ステアリルアルコール、ポリアミ
ドワックス、オレイルアミド、ステアリルアミド、ヒド
ロキシステアリン酸、合成エステルワックス、合成含金
ワックス、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル等の螺状物質の
他、石油樹脂、ロジン、エステルガム、ケトン樹脂、エ
ポキシ樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレ
ン−αオレフイン共重合樹脂等の低融点熱可塑性樹脂が
上げられる。前記各低融点材を単独あるいは適宜混合し
、その低融点材全体の融点は40〜85℃であるのが好
ましい。
また、低融点材14には、前記樹脂バインダー14を溶
解する溶剤に少なくとも常温では溶解しないものを使用
する必要である。これは使用する溶剤の種類によって低
融点材が溶解し、乾燥時に着色材を含んで析出するおそ
れがあるからである。
前記樹脂バインダー14としては、ポリビニルアルコー
ル、メチルセルロース、エチルセルロース、ポリエチレ
ンオキサイド、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、プルラン、カルボキシメチルセ
ルロース ルピロリドン、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルア
ミド、スチレン−無水マレイン酸共重合物、イソブチレ
ン−無水マレイン酸共重合物等の水溶性樹脂のほか、ア
クリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合樹脂等の水性エマルジョンが上げられ、それらを単
独あるいは混合して使用する。一般的にバインダーとし
て利用されている溶剤系に可溶な樹脂の使用は不可能で
はないが、着色材と低融点材とが混和しないようにする
ことは非常に困難である。
尚、使用に適当と考えられる低融点材は、水にはまった
く溶解しないものがほとんどであり、水溶性樹脂を使用
する利点は大きい。
そして、着色材15としては、カーボンブラック、レー
キレッド、アルカリブルー、紺青等の無機、有機の顔料
を使用する。尚、樹脂バインダー14を適当な染料で均
一に着色しても良いが昇華しにくく且つ低融点材16に
溶解あるいは移行しない染料を使用しなければならない
次に、第2図に基づいてこの発明に係る熱転写リボン1
0の製造方法について説明する。
(1)低融点材(ワックス分)の調製粉砕工程まず、前
記低融点材の中から選定した低融点材を少なくとも低融
点材の融点以上の温度、例えば約100℃以上で加熱攪
拌して均一化を図り、その後冷却固化する。そして、そ
れを粉砕機で1m程度まで粗粉砕する。
(2)樹脂バインダーの調製工程 高融点樹脂を所定量の溶剤の中に加え、加熱攪拌して溶
解する。例えば、温度は80’Cで行う。
(3)熱溶融性インク組成物の生成工程前記低融点材の
粉砕粒子、着色材、樹脂バインダー、希釈剤を低融点材
の融点以下の温度、例えば室温で分散を行う。分散には
ボールミル、セントリーミル、サンドミル、レゾルバ等
の一般に使用される分散機を用いる。このときの分散温
度を低融点材の融点以下にするのは低融点材が溶融する
ことがなく、着色材を低融点材の中に取り込まないよう
にするためである。これを塗液とする。
(4)塗液の塗布工程 前記塗液はフィルム基材11に適宜の塗布装置により塗
布される。このときの塗布厚は次の乾燥工程において溶
媒が蒸発除去されることを考慮して若干厚めの塗布厚に
設定する必要がある。
(5)乾燥工程 最後に前記工程により得られたフィルム基材11上に塗
液を塗布したものを80〜120℃に温度設定された乾
燥機に入れ、溶媒を蒸発除去させる。
以上で熱転写リボンの製造工程が完了し、第1図に示す
ような熱転写リボン10が得られる。
尚、前記製造工程では、熱溶融性インク組成物の生成工
程において希釈剤を同時に加えたが、分散後、希釈剤だ
けを加える(塗液の調整工程)ようにしてもよいことは
いうまでもない、この発明の熱転写リボンの実施例を示
せば、次の通りである。
実施例1 A.低融点材(ワックス成分)・・・5重量部キャデリ
ラワックス       35%ダイヤカルナ30  
       20%[三菱化成(株)製] 150’Fパラフインワツクス  20%酸化ポリエチ
レン      17.5%ソルビタンジステアレート
     5%ポリオキシエチレン      2.5
%オレイルエーテル 計100% B3着色材・・・・・・・・・・・・1重量部カーボン
ブラック       100%[三菱化成(株)製] C0樹脂バインダー・・・・・・・14重量部ポリビニ
ルアルコール     4.7%[電気化学工業(株)
製] 水                95.3%計10
0% D、希釈剤・・・・・・・・・・・13重合部エチルア
ルコール       100%上記A上記合成00℃
で充分に加熱攪拌し均一にした後、冷却固化の後粉砕す
る。一方、C成分を80℃で加熱攪拌して溶解させ、室
温まで冷却する。次に、ボールミルポットの中にA、B
、C。
Dの各成分を入れ、その液が均一になるまで分散し、C
,D成分中にA及びB成分を均一に分散させる。これを
塗液として3.5μm厚のポリエステルフィルムにバー
コーターで塗布し、100’Cで乾燥する。
このとき、この実施例では分散時にD成分(希釈剤)を
A、B、C各成分と同時に投入したが、これはC成分の
溶剤として水を使用しているために発泡が起きやすく、
それを防ぐためである。
尚、D成分の吊は分散及び塗布上の適否により決めるべ
きものであり上述の通りである必要はない。また、熱溶
融性インク含量層12の厚さは2〜7μであるのが望ま
しい。
このようにして調製した熱転写リボン10を第3図に示
すようにサーマルヘッド17により加熱し、印字用紙1
8に印字したところ、従来の熱転写リボンと同等の印字
を得ることができた。このとき、熱転写リボン10から
はサーマルヘッド17の熱により熱溶融性インク含m層
12中の低融点材16が溶融して表面にしみ出す。そし
てこの低融点材16は一部が第4図に示すように印字用
紙18に浸透し、サーマルヘッド17の発熱パターンに
相応して印字用紙18と熱転写リボン10とを融着する
。これを放冷後引き剥がすと、フィルム基材11と熱溶
融性インク含有層12との間の付着力よりも印字用紙1
8と熱溶融性インク含有層12との間の付着力のほうが
大きいので、第4図に示すように熱溶融性インク含有層
12が印字用紙18に転写される。従って、印字像は着
色材15と熱溶融性インク含有層12中に残った低融点
材16とを含む樹脂バインダー14の薄いシートが低融
点材16により印字用紙18に接着されたものとなって
いる。
そして、このようにして形成された印字像を消去する場
合、消去する印字像の上に粘着テープ19などの消去用
リボンを押し当て、サーマルへラド17で加熱しつつ直
ちに引き剥がすことにより、はぼ完全に印字像を消去す
ることができる。このとき、印字像は第5図に示すよう
に粘着テープ19上にほぼ剥ぎ取られ、印字用紙18に
は低融点材16が一部残るが、微量のうえ更に無色ある
いは淡色であるので目立つことはない。
実施例2 A、低融点材・・・・・・・・・・10重量部キャンデ
リラワックス      40%ダイヤカルナ30  
      15%[三菱化成(株)製] 155°Fパラフインワツクス  40%ソルビタンジ
ステアレート     5%計100% B1着色材・・・・・・・・・・・・1重回部カーボン
ブラック       100%[三菱化成(株)製] C0樹脂バインダー・・・・・・・25重量部ポリビニ
ルアルコール     2.5%[電気化学工業(株)
製] 水                97.5%計10
0% D、希釈剤・・・・・・・・・・・12重合部エチルア
ルコール       100%この配合比で調製した
熱転写リボンはポリビニルアルコールの量が少ないため
、印字時に熱溶融性インク含有層のつながりが弱く、印
字像ががすれてしまった。
実施例3 A、低融点材・・・・・・・・・・14重量部キャンデ
リラワックス      30%ダイヤカルナ30  
      15%「三菱化成(株)製] 155° Fパラフィンワックス  50%ソルビタン
ジステアレート     5%計100% B0着色材・・・・・・・・・・・・3重量部カーボン
ブラック       100%[三菱化成(株)製] C0樹脂バインダー・・・・・・・44重置部ポリビニ
ルアルコール     9.1%[電気化学工業(株〉
製] 水                90.9%計10
0% D、希釈剤・・・・・・・・・・・20重合部エチルア
ルコール       100%この配合比で調製した
熱転写リボンはポリビニルアルコールの量が多いため、
印字時に印字像形成に必要でない部分の熱溶融性インク
含有層まで余分に剥離してしまった。
実施例4 A、低融点材・・・・・・・・・・14重量部キャンデ
リラワックス      30%ダイヤカルナ30  
     10%[三菱化成(株)製] 155° Fパラフィンワックス  45%へキストワ
ックス OP      10%ソルビタンジステアレ
ート     5%計100% B0着色材・・・・・・・・・・・・3重量部カーボン
ブラック       100%[三菱化成(株)製]
 。
C1樹脂バインダー・・・・・・・ 7重量部ヒドロキ
シプロピルセルロース   7%[日本曹達(株)製] 水                  93%計10
0% D、希釈剤・・・・・・・・・・・20重合部エチルア
ルコール       100%ヒドロキシプロピルセ
ルロースを樹脂バインダーとして使用した場合でも、実
施例1に劣らない品質の印字が可能である。尚、消去性
も、実施例1には及ばないが一応満足のいく程度である
。また、ヒドロキシプロピルセルロースはエチルアルコ
ールに可溶であるので、エチルアルコールは本来の希釈
剤とは多少意味合いが異なる。
以上の結果により、着色材は熱溶融性インク全体の5〜
40%特に10〜15%が適当である。
また、低融点材と樹脂バインダーはそれぞれの融点、低
融点材の溶融粘度、樹脂バインダーのフィルム強度など
によって変化するが、樹脂バインダーが少ない場合、印
字像の各ドツト間がつながらず掠れた印字となる。逆に
樹脂バインダーが多い場合、印字に必ダな部分のインク
だけでなく、余分なインクまで剥離を起こしてしまい。
更には全く印字ができなくなる。一般的に樹脂バインダ
ーは熱溶融性インク含有層全体の1〜30%の使用量で
あるが、それぞれ印字状態を見ながら適宜調製すること
が必要である。特にポリビニルアルコールに関しては熱
溶融性インク含有層全体の10〜15%程度の量が適当
である。
[発明の効果] 以上に詳述したように、この発明は、着色材と低融点材
とをその低融点材の融点以下の温度で、樹脂溶液中に微
分散させ、それらの組成物を基材に塗布し、それを乾燥
したことにより、通常のナーマルヘッドで印字可能であ
り、しかも印字した印字像を迅速簡便且つ確実に消去で
きる。また、消去後直ちに再印字してもきれいに印字す
ることができるなと、その奏する効果は極めて大である
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す熱転写リボンの模式
断面図、第2図は製造工程を示すフローチャート、第3
図は印字状態を示す図、第4図は印字用紙上の印字像を
示す図、第5図は消去状態を示す図、第6図は従来の熱
転写リボンの模式断面図である。 図中、10は熱転写リボン、11はフィルム基材、12
は熱溶融性インク含有層、14は樹脂バインダー、15
は着色材、16は低融点材である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、着色材と低融点材とを樹脂溶液中に微分散させ、そ
    れを基材に塗布・乾燥してなる熱転写媒体において、 前記低融点材が前記樹脂溶液の溶剤系に少なくとも常温
    で不溶であると共に、前記分散時の温度を前記低融点材
    の融点以下にしたことを特徴とする熱転写媒体。
JP60041440A 1985-03-01 1985-03-01 熱転写媒体 Pending JPS61199991A (ja)

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JP60041440A JPS61199991A (ja) 1985-03-01 1985-03-01 熱転写媒体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01186385A (ja) * 1988-01-21 1989-07-25 Brother Ind Ltd 乾式転写材用感熱転写インクリボンの製造方法

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