JPS61171480A - ベンゾイソチアゾ−ル化合物、その製造法およびそれを有効成分とする植物病害防除剤 - Google Patents

ベンゾイソチアゾ−ル化合物、その製造法およびそれを有効成分とする植物病害防除剤

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JPS61171480A
JPS61171480A JP60010533A JP1053385A JPS61171480A JP S61171480 A JPS61171480 A JP S61171480A JP 60010533 A JP60010533 A JP 60010533A JP 1053385 A JP1053385 A JP 1053385A JP S61171480 A JPS61171480 A JP S61171480A
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JP60010533A
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Takeo Miyazawa
宮沢 健夫
Masao Seki
関 誠夫
Takeshi Nishihata
西端 健
Shunzo Fukatsu
深津 俊三
Kuniomi Matsumoto
松本 邦臣
Tetsuo Watanabe
哲郎 渡辺
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Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、新規化合物、すなわち3−置換−1゜2−ベ
ンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド炉、その製造
法、およびその用途すなわちこの化合物を有効成分とす
る植物病害防除剤、に関する。
先行技術 ある種のベンゾイソチアゾール系化合物が農業用殺菌剤
として有用であることは、特開昭56−133287号
公報に記載されている。
しかし、これらの化合物の評価試験の結果は良好なデー
タが得られているが、未だ実用に供されていない。この
ことは、これら化合物に実用上何らかの問題点があるも
のと推察される。
発明の概要 要旨 本発明は上記の点に解決を与えることを目的とし、新規
なベンゾイソチアゾール化合物を提供することKよって
この目的を達成しようとするものである。
すなわち、本発明による3−#換−1,2−ベンゾイソ
チアゾール−1,1−ジオキシド類は、下式(I)で示
されること、を特徴とするものであるO 本発明によるベンゾイソチアゾニル化合物の製造法は、
下式(刀)で示される3−ハロゲン−1゜2−ベンゾイ
ソチアゾール−1,1−ジオキシドと下式(XI)また
は001m)で示されるチオンまたはチオールとを脱ハ
ロゲン化水素剤の存在下に反応させて下式(I)で示さ
れる化合物を得ること、を特徴とするものである。
本発明による植物病害防除剤は、下式(I)で示される
3−@換−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,’1−
ジオキクド類を有効成分として含有すること、を特徴と
するものである0 または(集−0,N−を示す。) 寡 (式中、Xはハロゲン原子を示す。) 効果 本発明の前記一般式(1)で表わされる化合物は、いず
れも新規化合物であり、植物に寄生する病原菌による植
物病害に対して高い防除効果を有している口特に、稲の
病害であるいもち病に対して高い防除効果を有している
本発明による化合物は、前記の式(りで示されるもので
ある。
式(I)の基ムは前記の通りに特定されているから、本
発明化合物は特定された3−置換−1,2−ベンゾイソ
チアゾール−1,1−ジオキシド、すなわち化合柳川)
〜(3)、である@化合物の製造 本発明による化合物(I)の製造法は、前記の式(XI
3の化合物と前記の式(M′rfオンまたは式(X[1
1)のチオールとを脱ノ・ロゲン化水素剤の存在下に反
応させて両者を結合させることからなるものである。化
合物(XI)17)ハロゲンXは塩素が代表的であり、
従って脱ハロゲン化水素剤は脱塩酸剤ということになる
式(n)および式(Xl1m)で示される化合物は、具
体的にはローダニン、5−メチルローダニン、5−フェ
ニルローダニン、5−n−ブチルローダニン、5−(3
−ニトロベンジリチン)ローダニン、3.4−ジヒドロ
−4−オキソ−2−チオ−2H−1,3−チアジン、2
−メルカプト−1,3,・4−チアジアゾール、2−メ
チル−5−メルカプ)−1,3,4−チアジアゾール、
および2.5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾ
ールである。
式(XI)のハロゲン化合物と式備)または(X[[1
1のチオンまたはチオールとの脱)−ロゲン化水素を伴
なう結合反応は、有機化学の常法に従って実施    
 1することができる。
この反応を本発明の代表例について説明すれば、下記の
通りである。
式l: 式2: 本発明の方法は、式lまたは式2に示すように、たとえ
ば3−クロロ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1
−ジオキシドを不活性な溶媒で希釈して行なわれる。溶
媒としては、(a)水、  (1))炭化水素類、たと
えばシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、(e)塩素
化された炭化水素類、たとえばクロロホルム、塩化メチ
レン、四塩化炭紮%  l。
111− ) 9クロロエタン、クロロベンゼン、(d
)エーテル類、たとえば、ジエチルエーテル、ジ−イソ
プロピルエーテル、ジブチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、(e)ケトン類、たとえばアセトン
、メチルエチルケトン、(fト酸アミド類、たとえばジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、(g)ス
ルホンおよびスルホキシド類、たとえばスルホラン、ジ
メチルスルホキシド、(h)ニトリル類、たとえばアセ
トニトリル、プロピオニトリル、(1)エステル類、た
とえば酢酸エチル、酢酸アミル、(j)その他ピリジン
など、が使用できる。上記溶媒で溶解された3−クロロ
−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド
の中へ、前記の一般式(Xi)または(XIII)で示
されるチオンまたはチオールの具体例であるローダニン
(式l)または、2−メルカプト−1゜3.4−チアジ
アゾール(式2)を、上記の不活性な溶媒(同一または
異る溶媒の組合わせでもかまわない)に溶解しかつ脱塩
酸剤を加えた溶液を滴下する。脱塩酸剤としては、一般
に用いられているアルカリ金納の水酸化物、炭酸塩、重
炭酸塩、第三アミン類たとえばトリエチルアミン、ジメ
チルアニリン、ジエチルアニリン、ピリジンなど、塩基
性高分子たとえば、第四アンモニウム構造を持つ強塩基
性樹脂、第三アミン構造を持つ弱塩基性樹脂、ピリジン
構造を持つ樹脂などが挙げられる。一般゛に、反応は一
30℃から100℃の間で実施される。
反応終了後、副生ずる塩酸の塩を水洗またはr過により
除いて、一般式(I)で示される化合物を得る。これら
の化合物は、再結晶、カラムクロマトグラフィーなどの
一般的な精製法により、純化することができる。
植物病害防除剤 本発明による植物病害防除剤は、前記式(I)で示され
る化合物を有効成分として含有することを特徴とするも
のである。本発明の植物病害防除剤は、式(I)の化合
物を1種または2種以上含み、また式(1)の化合物の
みからなる場合の外に、植物病害防除剤に配合しうる任
意の補助資材を含むことができる。また、本発明の植物
病害防除剤は、植物病害防除に採用し得る任意の形態な
いし、使用態様をとることができる。
具体的には、本発明化合物をそのまま、または水などの
液体担体、固体粉末、その他の適当な担体を用いて稀釈
し、必要に応じて展着剤、界面活性剤なとの補助剤を加
えて使用するか、あるいは農薬製造に一般的に使用され
ている方法によって各種の液体または固体担体と混合し
、必要ならば湿展剤、展着剤、分散剤、乳化剤、界面活
性剤、固着剤などの補助剤を加えて、水和剤、液剤、乳
剤、粉剤、粒剤なとの製剤形態にして使用することがで
きる。
本発明の植物病害防除剤は単独で使用できるほか、プラ
ストサイジン5、カスガマイシン、バリダマイシン、ポ
リオキシン、フサライド、プロベン ナゾール、クロベンチアゾン、ビロキロタ、トリサイク
ラゾール、イソブロチオラン、3′−イソプロポキシ−
2−メチルベンズアニリド、IBP、 X1DDPなと
の殺菌剤および(または)殺虫剤などの農薬また41肥
料などと混合して使用すれ3f・より       l
効果的かつ省力的に防除作業の目的を達することができ
る。
本発明の植物病害防除剤は、病害防除が望まれる作物に
直接散布して用いることができるはか、必要に応じて水
面や土壌表面などの作物の生育環境に適用することもで
き、土壌中に混和して使用することもできる。
本発明の植物病害防除剤を液剤として使用する場合には
、通常散布液中に本発明化合物が10ないし1000 
ppm の濃度で含まれるようにするのが望ましく、粉
剤、粒剤などとして用いる場合には、0.1ないし3θ
係含まれるようにすることが望ましい1 施用量は使用目的によって変化させ得るが、イネいもち
病を防除するために水田で使用する場合の例をあげれば
、10アール当り水和剤(有効成分40%)ならば40
0ないし16000倍液を50ないし横リットル、乳剤
(有効成分20チ)ならばたとえば200ないし800
0倍液を50ないし400リツトル、粒剤(有効成分1
0傷)ならばたとえば0.5ないし10kg、粉剤(有
効成分3%]ならばたとえば2ないし10kg、程度の
施用量が一般に適当である。
実  験  例 合成 合成例1 3−クロロ−1,2−ベンゾイソデアゾールl。
l−ジオキシド2.02 gを10 mlのジメチルア
セトアミドに溶解し、溶液を氷冷する。そこへ、ローダ
ニン1.33 gと、トリエチルアミン1.4mlを4
mlのジメチルアセトアミドに溶解した溶液を滴下する
。溶液を加え終ったら、そのまま水冷で1時間撹拌した
後に室温にもどし、2時間撹拌する。
反応終了後、200 mlの氷水に注ぎ、沈澱した物を
r取して、水洗する。生成物を減圧乾悌後、アニソール
より再結晶して、化合物「を2.4 g (収率82’
l)得た。 m−1)、  219℃合成例2 3−クロロ−1,2−ペンゾイソチアゾールー1.1−
ジオキシド2.02 gを10m1のジメチルアセトア
ミドに溶解し、溶液を氷冷する。そこへ、5−メチルロ
ーダニン1.47 gと、トリエチルアミン1.41+
11を4 mlのジメチルアセトアミドに溶解した溶液
を滴下する。溶液を加え終ったら、そのまま水冷で1時
間撹拌した後に室温にもどし、2時間撹拌する。反応終
了fflzoomxの氷水に注ぎ、沈澱物を1取し水洗
する。生成物を減圧乾燥後、アニソールより再結晶して
、化合物■をz、aog (収率76%)得た。  m
、p、  221−222℃合成例3 3−クロロ−1,2−ベンゾイソチア’/−A/1゜1
−ジオキシド2.02 gをIQ mlのジメチルアセ
トアミドに溶解し、溶液を氷冷する。そこへ、5−7エ
ニルローダニン2.09 gとトリエチルアミン1.4
mlを4mlのジメチルアセトアミドに溶解した溶液を
滴下する。溶液を加え終ったら、そのまま氷冷で1時間
撹拌した後に室温にもどし、2時間撹拌する。反応終了
後、200 mlの氷水に注ぎ、沈澱物をP取し水洗す
る。生成物を減圧乾燥後、アニソールより再結晶して、
化合物品を2.88g(収率77%)得た。 m、p、
  196−197℃合成例4 3−クロロ−1,2−ベンゾインチアゾール−1,1−
ジオキシド2.02 gを10 mlのジメチ/L/7
セトアミドに溶解し、溶液を氷冷する。そこへ5−プチ
ルローダニン1.89 gと、トリエチルアミ    
  センl、4mlを4 +nLのジメチルアセトアミ
ドに溶解した溶液を滴下する。溶液を加え終ったら、そ
のまま水冷で1時間撹拌した捗に室温にもどし、2時間
撹拌する。反応終了後、200 mlの氷水に注ぎ、沈
澱物をr取し水洗する。生成物を減圧乾燥後、アニソー
ルより再結晶して、化合物Vを2.83g:収率80傷
)得た。 m、Ill、  218−220℃合成例5 0−ダニン2.66 g とメタニトロベンズアルデヒ
ド3.02 gと無水酢酸ソーダ3gを氷酢酸40m1
に加えて、1時間加熱還流する。−晩装置した徒、析出
した結晶をr取し水洗する。5−(3−ニトロベンジリ
デン)ローダニン3.72g (収率70%)が得られ
た。
3−クロロ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−
ジオキシド2.02 gを10 mlのジメチルアセト
アミドに溶解し、溶液を氷冷する。そこへ5−(3−ニ
トロベンジリデン)ローダニン2.66gと、トリエチ
ルアミン1.4mlを4mlのジメチルアセトアミドに
溶解した溶液を滴下する。溶液を加え終ったら、そのま
ま水冷で1時間撹拌した後に室温にもどし、2時間撹拌
する。反応終了後、200 mlの氷水に注ぎ、沈澱物
をFi増し、水洗する。
生成物を減圧乾燥後、アニソールより再結晶して、化合
物■を3.53g(収率82%)得た。
m、p、  253−255℃ 合成例6 3−クロロ−1,2−ベンゾインチアゾール−1,1−
ジオキシド2.02 g ft10 mlのジメチルア
セトアミドに溶解し、溶液を氷冷する。そこへ、R,N
、 C!ainら(ムust、J、Chew、、 19
70.23.5−72)の方法により合成した5、4−
ジヒドロ−4−オキソ−2−チオ−2H−1,3−チア
ジン1.45 gとトリエチルアミン1.4mlを4+
nlのジメチルアセトアミドに溶解した溶液を滴下する
。溶液を加え終ったら、そのまま水冷で1時間撹拌した
後に室温にもどし、2時間撹拌する。反応終了後、20
0m1の氷水に注ぎ、沈澱物をP取し、水洗する。生成
物を減圧乾燥後、アニソールより再結晶して、化合物■
を2.73 g (収率88%)得た。
m、p、  198−199℃ 合成例7 3−クロロ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−
ジオキシド2.02 gを10 mlのジメチルアセト
アミドに1lIPkシ、溶液を氷冷する。そこへ、2−
メルカプト−1,3,4−チアジアゾール1.18gと
トリエチルアミンx、4mxを4101のジメチルアセ
トアミドに溶解した溶液を滴下する。溶液を加え終った
ら、そのまま水冷で1時間撹拌した後に室温にもどし、
2時間撹拌する。反応終了後、200m1の氷水に圧ぎ
、沈澱物をP取し、水洗する。
生成物を減圧乾燥後、アニソールより再結晶して、化合
物1’lを2.55g(収率90%)得た。
ロー1)、  150−151 ”C 合成例8 3−クロロ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−
ジオキシド2.02 gを10m1のジメチルアセトア
ミドに溶解し、溶液を氷冷する。そこへ、2−メチル−
5−メルカプト−1,3,4−チアジアゾール1.32
 gと、トリエチルアミン1.4mxを4mlのジメチ
ルアセトアミドに溶解した溶液を滴下すゝ・溶液を加え
終°たら・そ0まま氷冷で”      1時間撹拌し
た後に室温にもどじ、2時間撹拌する。
反応終了後、200 mlの氷水に注ぎ、沈澱物をP取
し、水洗する。生成物を減圧乾燥後アニソールより再結
晶し、て、−化合物■を2.73 g (収率92チ)
得た。  m、p、  187℃ 合成例9 3−クロロ−1,2−ベンゾインチアゾール−1,1−
ジオキシド4.04 gを20m1のジメチルアセトア
ミドに溶解し、溶液を氷冷する。そこへ2゜5−ジメル
カブ)−1,3゜4−チアジアゾール1.5gと、トリ
エチルアミン2.8mユを4 mlのジメチルアセトア
ミドに溶解した溶液を滴下する。溶液を加え終ったら、
そのまま水冷で1時間撹拌した徐に室温にもどし、2時
間撹拌する。反応終了後、400m1の氷水に注ぎ、沈
澱物をP取し、水洗する。
生成物を減圧乾燥ヶ、アニソールより再結晶して、化合
物Xを3.12 g (収率65チ)得た。
m−P、  207−209℃ 合成例10 3−クロロ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−
ジオキシド2.02 gを20m1の塩化メチレンに溶
解し、溶液を氷冷する@そとへ、2−メルカプト−1,
3,4−チアジアゾール1.18gとトリエチルアミン
1.4mlを20m1の塩化メチレンに溶解した溶液を
滴下する。溶液を加え終ったら、そのまま水冷で1時間
撹拌した後に♀溝にもどし、2時間撹拌する。反応終了
後、40m1の水で洗滌し、硫酸マグネシウムで乾燥す
る。硫酸マグネシウムをr側抜、溶液にイソプロピルエ
ーテルを加えて、結晶を得る。結晶を濾過し、乾燥して
、2.4g(収率85憾)の化合物■を得た。
合成例11 3−クロロ−X、2−ペンソイソチアゾールー1.1−
ジオキシド2.02 gを10m1のアセトンに溶解し
、溶液を氷冷する。そこへ、2−メルカプト−1,3,
4−チアジアゾール1.18gとトリエチルアミン1.
4mlを411I+1のアセトンに溶解した溶液を滴下
する。溶液を加え終ったら、そのまま水冷で1時間撹拌
した徒に室温にもどし、2時間撹拌する。反応終了後、
200 ttuの氷水に注ぎ、沈澱物をP取し、水洗す
る。生成物を減圧乾燥後、アニソールより再結晶して、
化合物■を2.5 g (収率89憾)得た。
製剤 以下に若千の製剤例を示すが、本発明はこれらの例によ
ってのみ限定されるものではなく、本発明の化合物、剤
型、配合において改変が可能であるO 製剤例1 水和剤 重量部 化合物 [40 クレー                20硅藻土 
              32アルキルベンゼンス
ルホネート        3ポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテル     5上記の成分物質を均一
に粉砕混合して、有効成分40係を含む水和剤を得たO 製剤例2 粉剤 重量部 化合物 ■3 クレー               46タルク  
             50ステアリン酸カルシウ
ム       l上記の成分物質を均一に粉砕混合し
て、有効成分3%を含む粉剤を得た。
製剤例3 乳剤 重量部      1 化合物 V             30ジメチルホ
ルムアミド        30キシレン      
        20ポリオキシエチレンアルキルフエ
ニルエーテル   10上記の成分物質を均一に混合溶
解して、有効成分30チを含む乳剤を得た。
製剤例4 粒剤 重量部 化合物 ■             8クレー   
             89カルボキシメチルセル
ロース     3上記の成分物質を均一に粉砕混合し
、適当量の水を加えて練合し、成型乾燥して、有効成分
SSを含む粒剤を得た。
薬    効 本発明による植物病害防除剤の有効性をイネいもち病防
除効果試験によって説明すれば下記の通りである〇 試験例1 散布効果試験 直径6 @ 5 (I!lの樹脂製ポットで育苗(品種
:十石)に所定濃度に希釈調製した散布液をスプレーガ
ンを用いて4ポツトあたり40m1宛を散布した。
風乾後、24”Cの温室に入れ、イネいもち病菌(Py
riaularia oryzae CAV’ARA)
の胞子懸濁液を均一に噴霧して接種し、−夜温室に保っ
たのち、人工気象室内に移して発病させた。接s7日徒
に発病した病斑数を計数調査し、下記の式によって防除
価を算出した。
試験の結果は、第1表に示す通りである。
第1表 散布効果試験結果 ※対照薬剤には0−エチル−8,8−ジフェニルジチオ
フォスフェートを有効成分として3θ係含有する市販の
殺菌剤〔「ヒノザン乳剤」、日本特殊農薬(株)製造〕
を用いた。
試験例2 土壌表面施用効果試験 試験例1と同様に育苗した3葉期のイネ1区4ボヴト宛
を用い、ポットの±1表面に所定濃度に希釈調製した薬
液を1ポツトあたり40mユ宛潅注して施用し、薬剤施
用14日後に試験例1の場合と同様の方法でイネいもち
病菌を接種して発病させ、7日後に病斑数を計数調査し
て防除価を算出した。
試験の結果は、第2表に示す通りである※対照薬剤には
プロペナゾールを有効成分として8%含有する市販の殺
菌剤〔「オリゼメート粒剤」、明治製菓(株)製造〕を
用いた。
試験例3 予防効果試験 5000分の1アールのワグネルポットに1ポット当り
2株(1株4本)宛移槽生育させた7〜8葉期のイネを
用い、製剤例1によって調製した水和剤を所定濃度に希
釈調製した薬液を2ポツトあたり50m1宛散布した。
風乾後、ガラス淵室内に保ち、7日後に試5と同様にし
てイネいもち病菌を接種し、接1!ffxo日後に病斑
数を計数調査して防除価を算出した。
試験の結果は、第3表に示す通りである◎第3表 予防
効果試験結果 ※対照薬剤にはフサライドを有効成分として50憾含有
する市販の殺菌剤〔「ラブサイド水和剤」、へ洲化学工
業(株) l+J造〕を用いた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下式( I )で示されることを特徴とするベンゾイ
    ソチアゾール化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (Aは、基(イ)▲数式、化学式、表等があります▼、
    (ロ)▲数式、化学式、表等があります▼、(ハ)▲数
    式、化学式、表等があります▼、(ニ)▲数式、化学式
    、表等があります▼、(ホ)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、(ヘ)▲数式、化学式、表等があります▼、
    (ト)−CH=N−、(チ)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、または(リ)▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を示す。) 2、下式(II)で示される特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 3、下式(III)で示される特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 4、下式(IV)で示される特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 5、下式(V)で示される特許請求の範囲第1項記載の
    化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 6、下式(VI)で示される特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 7、下式(VII)で示される特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) 8、下式(VIII)で示される特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) 9、下式(IX)で示される特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) 10、下式(X)で示される特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(X) 11、下式(X I )で示される3−ハロゲノ−1,2
    −ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシドと下式(
    XII)または(XIII)で示されるチオンまたはチオー
    ルとを脱ハロゲン化水素剤の存在下に反応させて下式(
    I )で示される化合物を得ることを特徴とする、ベン
    ゾイソチアゾール化合物の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (Aは、基(イ)▲数式、化学式、表等があります▼、
    (ロ)▲数式、化学式、表等があります▼、(ハ)▲数
    式、化学式、表等があります▼、(ニ)▲数式、化学式
    、表等があります▼、(ホ)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、(ヘ)▲数式、化学式、表等があります▼、
    (ト)−CH=N−、(チ)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、または(リ)▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を示す。 ▲数式、化学式、表等があります▼(X I ) (式中、Xはハロゲン原子を示す。) ▲数式、化学式、表等があります▼(XII) ▲数式、化学式、表等があります▼(XIII) (式中、Bは(イ)▲数式、化学式、表等があります▼
    、(ロ)▲数式、化学式、表等があります▼、(ハ)▲
    数式、化学式、表等があります▼、(ニ)▲数式、化学
    式、表等があります▼、(ホ)▲数式、化学式、表等が
    あります▼、または(ヘ)▲数式、化学式、表等があり
    ます▼を示し、Cは(ト)−CH=N−、(チ)▲数式
    、化学式、表等があります▼、または(リ)▲数式、化
    学式、表等があります▼を示す。) 12、下式( I )で示されるベンゾイソチアゾール化
    合物を有効成分として含有することを特徴とする、植物
    病害防除剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (Aは、基(イ)▲数式、化学式、表等があります▼、
    (ロ)▲数式、化学式、表等があります▼、(ハ)▲数
    式、化学式、表等があります▼、(ニ)▲数式、化学式
    、表等があります▼、(ホ)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、(ヘ)▲数式、化学式、表等があります▼、
    (ト)−CH=N−、(チ)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、または(リ)▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を示す。)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62267276A (ja) * 1986-05-13 1987-11-19 シエル・インタ−ナシヨネイル・リサ−チ・マ−チヤツピイ・ベ−・ウイ チアジノン誘導体
JP2012001443A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Kureha Corp ビス(ベンゾイソチアゾール)誘導体とその製造方法、並びにこれを含有する殺菌剤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56133287A (en) * 1980-03-22 1981-10-19 Nippon Tokushu Noyaku Seizo Kk Benzoisothiazole type compound, its preparation, and agricultural fungicide comprising it as active ingredient

Patent Citations (1)

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