JPS6078168A

JPS6078168A - シ−ル

Info

Publication number: JPS6078168A
Application number: JP58185676A
Authority: JP
Inventors: Shinji Nagasawa; 長澤　晋治; Toshiki Ono; 俊樹小野; Masaharu Suehiro; 末廣　政春
Original assignee: Nippon Oil Seal Industry Co Ltd; Nok Corp
Current assignee: Nok Corp
Priority date: 1983-10-04
Filing date: 1983-10-04
Publication date: 1985-05-02
Also published as: US4575104A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は装着を確実にするオイル等のシールに係る。　
更に詳しくは、軸に挿入づる主リップが軸により反転し
ないようにしたシールに関する。

本発明に関覆る先行技術として第１図に示勺ものが存在
Ｊる。　第′１図はシールの断面図であり、ハウジング
５０に嵌合づる固着部５１の一端部より軸方向に傾斜し
η′伸びるシールリップ５２と当該シールリップ５２と
反対側に伸びるダストリップ５３とを有する。　このシ
ールリップ５２の内径は密封効果を発揮させるため【こ
、軸５４の外径より小さく構成されている。　このため
、第２図に示Ｊように軸５４をシールリップ５２側から
挿入すると、シールリップ５２は軸５４と共に、軸５４
の進行方向に折曲げられ、シール部５５が軸５４と密接
しない状態で装着されることになる。

又、ガータスプリング５６がシールリップ５２に装着さ
れている場合には、シールリップ５２が折曲げられたと
き、ガータスプリング５６が１１Ｂ２し、その状態で装
着されることになる。　第３図は他のｊイルシールの例
であるが軸５４の挿入と共にシールリップ５２が折り曲
げられ、そのままの状態で装着しＣいるものである。　
その結果、シールとしての軸封効果は期待することがで
きなくなる。

本発明は上述のような問題点に鑑み成されたものであつ
−Ｃ１その技術的課題は主リップ側から軸を挿入しても
、主リップが折曲げられることなく、正常に装着できる
ようにづることにある。

上述の課題を解決するための本発明の技術的手段は以下
のように構成されている。　すなわち、芯相対嵌合する二部材のうちの一方部に嵌着する嵌着部と
、当該嵌着部から截頭円錐形状に伸びて自由端側の周面
にシール部を設けたゴム状弾性祠製の主リップどを有す
るシールにおいて、主リップの自由端面に略軸方向に突
起してシール部側に周面を有する折曲り防止部を設けた
ものである。

又、前記シールの折曲り防止部の周面と嵌合づる略軸方
向に突出したリング部のある支持環をシールの嵌着部側
に固着したものである。

上述のように構成された本発明は以下のような特有の効
果を奏する。

シールの主リップ側から例えば軸を挿入Ｊると、主リッ
プのシール部の軸の一端が当接するので、主リップの自
由端が軸の挿入方向にめくられるように折曲る。　その
結果、装着において主リップと軸が正常に密接しなくな
る。　しかし、本発明のように主リップに折曲り防止部
を設けることにより、シール部が軸挿入方向に押圧され
て、主リップが折曲げられようとしても、折曲り防止部
が軸の周面に嵌合して当接するから、軸はシール部の内
周面を押分けるようにして挿入される。　従って、シー
ルが二部月間に装着されたときには正常にシール部と軸
とが密接する。

以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明覆る
。　第４図は本発明のシールの断面図である。　シール
１には径方向に伸びる支持部材を一端に設（ブた円筒状
の嵌着部２を有し、当該支持部拐の一端から斜め軸方向
に伸びる主リップ３と当該主リップ３の付根から反対方
向に伸びる副リップ４とを備えている。　そして、当該
主リップ３と副リップ４とは共にゴム状弾性祠製により
構成されている。　主リップ３には自由端側の内局面に
内径方向に交わる二つのテーパ面によりシールｉ５が形
成されている。　又、シール部５の外方側にはガータス
プリング溝６が設りられている共に、ガータスプリング
溝６にはガータスプリング７が装着されている。　この
ガータスプリング７が設けられていない場合にｂ本発明
は適用される。　そして、主リップ３の自由端面よりリ
ング状に略軸方向に突起した折曲り防止部８が形成され
ている。　この折曲り防止部８にはシール部５のテーバ
面外径方向端より軸方向を成づ周面９を有し、この周面
の軸方向長さは軸部材１０の端部の面取の軸方向の長さ
よりも長くづると好ましい。

この折曲り防止部８はリング状ではなく、リングの一部
を等間隔に配設したような突起にしても良上述のように
構成された本発明の実施態様は以下のような作用を成づ
。　主リップ３側から軸部材１０を挿入覆ると、軸部材
１０の一端の面取部１２はシール部５のテーパ面に当接
づるので、主リップ３は内径方向に折曲げられようとす
る。

このとき、折曲り防止部８は軸部）ｒＡ　１０の周面に
当接づるので、主リップ３は内径方向に折曲がるのが折
曲り防止部８により阻止される。　その結果、軸部（Ａ
１０はシール部５を拡大覆るようにしで挿入される。　
一旦挿入されると主リップ３は折曲がらないから、軸部
材１０とシール部５は正常な状態に装着することができ
る。

第５図は本発明の別の実施例のシールの断面図である。

　主リップ３については第４図のものと構成が略同様で
あるが、この他に嵌着部２に嵌着した支持環１３を有し
、支持環１３は径方向に伸びて主リップ３の自由端に達
りる部材１５を有すると共に、この部材１５の端部より
略軸方向に伸びて折曲り防止部８の周面９と微小間隙を
形成するように嵌合づ゛るリング部１４を右づる。

このように構成されたシール′１は主リップ３の自由端
から軸部材１０を嵌合Ｊるとき、シール部５に当接して
主リップ３が折曲げられＪ：うとしても、折曲り防止部
８の周面９がリング部１４に当接して、主リップご３の
折曲げが防止されるから、軸部＋Ａ　１０を主リップ３
に正常に嵌合Ｊることができる。　このＪ、うにするこ
とによって、軸部材１０の一端の面取又は円弧状面取長
さよりも折曲り防止部８の軸方向の長さが短い場合にも
有効である。　そして、→１１１１部月１０と主リップ
３との嵌合時に支持環１３が軸部材１０の案内をするか
ら、シールが見えないところに装着されていても容易に
挿入づることがでざる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のオイルシールの断面図、第２図は第１図
のオイルシールに軸を挿入しようとして、シールリップ
が曲がりかけている状態のオイルシールの断面図、第３
図は従来のオイルシールが軸の挿入により反転して装着
した断面図、第４図は本発明のシールの断面図、第５図
は本発明の他の実施例のシールの断面図である。１・・・シール、　２・・・嵌着部、　３・・・主リッ
プ、　４・・・副リップ、　５・・・シール部、　６・
・・ガータスプリング溝、　７・・・ガータスプリング
、　８・・・折曲り防止部、９・・・周面、　１０・・
・軸部材、　′１１・・・ハウジング部材、　１２・・
・面取部、　１３・・・支持環、　１４・・・リング部
、　１５・・・部材、　５０・・・ハウジング、　５１
・・・固着部、　５２・・・シールリップ、　５３・・
・ダストリップ、　５４・・・軸、　５５・・・シール
部、　５６・・・ガータスプリング。＠　ノ　１２イ１ ζｎ第２ｒで第３図０第４図／（／　５　６第５図６３　５　）２　１４

Claims

【特許請求の範囲】１、相対嵌合する二部材（１０，１１）のうちの一方部
拐に嵌着部る嵌着部（２）と、当該嵌着部（２）側から
環状の截頭円錐形状に形成されて自由端側の周面にシー
ル部（５）を設けたゴム状弾性制製の主リップ（３）と
を右するシールにおいて、前記主リップ（３）の自由端
面に略軸方向に突起して前記シール部（５）側に周面（
９）を右づる折曲り防止部（８）を設けたことを特徴と
づるシール。２、相対嵌合Ｊる二部材（１０，１１）のうちの一方部
祠に嵌着する嵌着部（２）と、当該嵌着部（２）から環
状の截頭円錐形状に形成され−Ｃ自出端側の周面にシー
ル部（５）を設けたゴム状弾性月製の主リップ（３）と
を有Ｊるシールにおいて、前記主リップ（３〉の自由端
面に略軸方向に突起して前記シール（５）側に周面（９
）を有づる折曲り防止部（８）を設けると共に、当該折
曲り防止部（８）の周面（９）と接合又は間隙を設けて
嵌合づるリング部（１４）のある支持環（１３）を前記
嵌着部（２）側に固着したことを特徴とするシール。