JPS6076589A - 一液型弾性シ−ラント - Google Patents

一液型弾性シ−ラント

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JPS6076589A
JPS6076589A JP58185743A JP18574383A JPS6076589A JP S6076589 A JPS6076589 A JP S6076589A JP 58185743 A JP58185743 A JP 58185743A JP 18574383 A JP18574383 A JP 18574383A JP S6076589 A JPS6076589 A JP S6076589A
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JP
Japan
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parts
weight
group
molecular weight
sealant
Prior art date
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Pending
Application number
JP58185743A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Moroishi
裕 諸石
Isoji Sakai
酒井 五十治
Shoji Tawara
昌治 田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP58185743A priority Critical patent/JPS6076589A/ja
Publication of JPS6076589A publication Critical patent/JPS6076589A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、分子山に遊離のインシアネート基を有する
アクリル系プレポリマーおよび分子内に遊離のインシア
ネート基を有するポリオキシアルキレン系プレポリマー
との混合物を主成分とし、空気中の水分によって硬化し
うる一液型弾性シーラントに関する。
建造物などの目地に充填するシーラントは、目地を構成
する建材などの熱的影響などによる変動に応じて伸縮で
きる弾性特性、とくに低モジュラスで高伸びを有してい
ることが必要で、また目やせの原因となるような水、有
機溶剤などの大気中への飛散物質を含まないものが望ま
れる。
従来から、ポリオキシアルキレンポリオールに有機ジイ
ソノアネートを反応させて得られる分子末端にイソシア
ネート基を有するプレポリマーを主成分として充填剤、
軟化剤などが配合された空気中の水分によって硬化しつ
る一液型ウレタン系シーラントが知られているが、この
ような従来のウレタン系シーラントは耐候性に問題があ
り、長期間屋外暴露されるとシーラントの表面にひび割
れが生じるという欠点があった。
一方、ポリアクリル系のシーラントは、耐候性、耐久性
、耐熱性などに優れるという利点を有するが、粘度が高
いため通常は無架橋型非弾性のエマルジョン型もしくは
有機溶剤型のものが使用され、この種シーラントを目地
に充填した場合、熱的影響などで目地中が経時的に変動
したときその変動に追従できず、亀裂が生じたり隙間が
生じゃすく、また水、有機溶剤などが大気中へ飛散する
結果、充填後経日的に目やせしてシーラントとしての機
能を充分に果さないことが多い。
これに対して、最近では無溶剤型で架橋型のポリアクリ
ル系シーラントも知られるようになって ゛きた。例え
ばアクリル系低分子量共重合体にインシアネート基を導
入して得られる分子内1こ遊離のインシアネート基を有
するアクリル系プレポリマーを主成分とするシーラント
が挙げられる。この種のシーラントでは耐候性、着色性
、耐久性、耐熱性などに優れるととも1こ弾性を有し、
大気中への飛散物質を含まないため前記のような問題が
ない。
しかしながら、この種のシーラントでは、アクリル系プ
レポリマー中の架橋に寄与する官能基の位置が任意の位
置であるため、シーラントの粘度とシーラント硬化物の
物性、特にモジュラス、伸びとの調整が困難であるとい
う欠点がある。例えばシーラント硬化物を低モジュラス
で高伸びとするだめにはアクリル系プレポリマーの分子
量を高くすることが必要であるが、その結果シーラント
の粘度が上がり作業性が低下する傾向がある。また、逆
に作業性を高めようとするとシーラント硬化物の物性が
低下する傾向がある。
この発明者らは、上記のような欠点をもたず、建造物な
どの目地充填用として充分な弾性特性、特に低モジュラ
スを有するとともに耐候性にもすぐれた弾性シーラント
を得ることを目的として種々検討した結果この発明をな
すに至った。
すなわち、この発明は、a)インシアネート基と反応し
つる官能基を有する不飽和単量体と、b)一般式 %式% (ただし、R,は水素もしくはメチル基を、R2は炭素
数2〜14のアルキル基を示す。)で表わされる不飽和
単量体とを共重合させて得られるアクリル系低分子量共
重合体とポリオキシアルキレンボなる もしくは前記のa成分単量体と前記のb成分単量体とを
ポリオキシアルキレンポリオールの存在下で共重合させ
て得られるアクリル系低分子量共重合体、アクリル系低
分子量共重合体とポリオキシアルキレンポリオールとの
グラフト体およびポリオキシアルキレンポリオールから
なる混合物(以下、B混合物という)であって、いずれ
も前記のa成分単量体と前記のb成分単量体との合計量
が30〜80重量%、ポリオキシアルキレンポリオール
が70〜20重量係となる割合で使用したものである混
合物に、有機ジインソアネート化合物を、前記の混合物
中のポリオキシアルキレンポリオールの水酸基を含めた
インシアネート基と反応しうる官能基に対して、有機ジ
インシアネート化合物のイソシアネート基が1.8〜2
3倍当量となる割合で反応させて得られるインシアネー
ト基含有プレポリマー100重量部に、反応促進触媒0
1〜10重量部と充填剤30〜200重量部とを配合し
、この配合物を脱水処理してなる−液型この発明の一液
型弾性シーラントは、ウレタン系成分とアクリル系成分
とを前記のような特定割合で含むプレポリマーを主成分
とするので、アクリル系シーラントとしての優れた耐候
性、耐久性、耐熱性を有するとともに、アクリル系成分
に比べて粘度の低いウレタン系成分によって粘度とシー
ラント硬化物の物性との調整を容易に行うことかできる
ため、施工時の作業性に優れるとともに硬化物は低モジ
ュラスで高伸びという特性を有するものとなる。
いずれを使用してもよい。前記のA混合物を得るには、
下記のようにして製造されるアクリル系低分子量共重合
体とポリオキシアルキレンポリオールとを混合すればよ
い。また、B混合物を得るには、このアクリル系低分子
量共重合体の重合を、ポリオキシアルキレンポリオール
の存在下において行なう。
いずれの場合もアクリル系低分子量共重合体の重合に使
用するa成分単量体とb成分単量体との合計量が30〜
80重量%、ポリオキシアルキレンポリオールが70〜
20重量%となる割合で使用する。
前記のB混合物では、アクリル系低分子量共重合体がポ
リオキシアルキレンポリオールにグラフトしたものか一
部含まれるため、混合物中でのアクリル系低分子量共重
合体とポリオキシアルキレンポリオールとの相溶性が良
いという利点かある。
なお、これらの混合物を得る際の前記の配合割合におい
てa成分単量体とb成分単量体との配合割合が30重量
%未満てはシーラントの耐候性が悪くなり、一方これが
80重量裂を越えるとシーラント硬化物がモジュラスの
高い伸びのないものとなる、あるいはシーラントの粘度
が高く作業性が悪くなるなどの問題が生じるため好まし
くない。
A混合物ζこおけるアクリル系低分子量共重合体は、a
〕インシアネート基と反応しうる官能基を有する不飽和
単量体とb)一般式 %式% (ただし、R1は水素もしくはメチル基を、R2は炭素
数2〜14のアルキル基を示す。)で表わされる不飽和
単量体とを通常の重合開始剤および連鎖移動剤の存在下
に共重合させること1こより製造されるものであり、3
成分単量体によって導入されたインシアネート基と反応
しつる官能基を通常−分子中1こ平均1.8〜2.5個
有し、重量平均分子量が通常1.000〜20,000
の範囲にあるものが好ましく用いられる。
一分子中に平均1.8〜25個の官能基を有するとは、
前記アクリル系低分子量共重合体が分子量分布を有し、
かつこの低分子量共重合体中の官能基の数が0.1.2
・・・n個となる場合があるが、平均分子量に対し1.
8〜2.5個の官能基が含まれるものであることを意味
する。
Cの官能基の数があまり少なすぎると硬化物の強度が弱
く、またあまり多すぎる場合には硬化物の伸び率が少な
くなる。
また、前記のアクリル系低分子量共重合体の重量平均分
子量が低すぎるとシーラント硬化物のモジュラスが高く
なり伸びが小さくなるため好ましくなく、この分子量が
高すぎるとシーラントの粘度が高くなり作業性が低下す
るため好ましくない。
なお、前記の共重合をポリオキンアルキレンポリオール
の存在下において行なう場合に得られるB混合物のアク
リル系共重合体およびアクリル系共重合体とポリオキシ
アルキレンポリオールとのグラフト体におけるアクリル
系共重合体についてもλ成分単量体によって導入された
インシアネート基と反応しうる官能基数および重量平均
分子量が前記の範囲となるものが好ましい。
ここで使用する3成分単量体としては、インシアネート
基と反応しうる官能基たとえばカルボキシル基、水酸基
、アミ7基などを有する不飽和単量体であればよく、具
体例としては、アクリル酸、メタクリル酸、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート、ボリエ千レンゲ11コールアクリレート(メ
タクリレ−ト)、ポリプロピレングリコールアクリレー
ト(メタクリレート〕、N−メチルアミノエチルアクリ
レート、N−メチルアミノエチルメタクリレート、2−
ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルメタクリレートなどが挙げられる。
これらのa成分単量体は、後述するI)成分単量体ニ対
スるモル比が115〜11500となるような割合で用
いるのがよく、この範囲内で、それ自体の重合性比や重
合開始剤および連鎖移動剤の使用量によって決定される
重合度などを勘案して共重合体分子中に平均18〜25
個の官能基が導入されるように決定する。
上記3成分単量体と共重合させるb成分単量体は、一般
式 %式% (ただし、R1は水素もしくはメチル基を、R2は炭素
数2〜14のアルキル基を示す。)で表わされるアクリ
ル酸もしくはメタクリル酸のアルキルエステルで、これ
らの一種もしくは二種以上を使用する。
上記一般式中のアルキル基(R2)は分岐状であっても
非分岐状であっても差支えなく、このアルキル基の具体
例としてはエチル、n−ブチル、イソブチル、1−エチ
ルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチルペンチル
、3−メチルペンチル、1−エチルブチル、2−エチル
ブチル、インオクチル、3・5・5−トリメチルヘキシ
ル、デシル、ドデンルなどを挙げることかできる。この
アルキル基の炭素数か14を越えるものを用いた場合に
は弾性シーラント用の組成物として建材などの目地材に
対する接着性に問題が生じる。
なお、この発明においては上記し成分単量体のうち、そ
の約半分までは他の共重合可能な不飽和単量体に置換す
ることができる。共重合可能な不飽和単量体の具体例と
してはビニルピリジン、ビニルエーテル類、アクリロニ
トリル、メタクリレートリル、メチルメタクリレート、
N、N−ジメチルアミノエチルアクリレート、ハロゲン
化ビニル、ブタジェン、クロロプレン、スチレン、アク
リル酸アミド、ビニルピロリドン、シクロへキシルアク
リレート、グリシジルアクリレート、β−エトキソアク
リレート、酢酸ビニル、モノ−(2−ヒドロキシエチル
−α−クロロアクリレート)アシッドフォスフェート、
フルオロアルキルアクリレートなどが挙げられる。
これら不飽和単量体の種類および使用割合は弾性シーラ
ントの使用目的に応じて適宜決定すればよいか、b成分
単量体との総量中に占める割合が半分より多くなるとア
クリル系シーラントとしての前記特性が損われるおそれ
がある。
この発明で使用する重合開始剤としては、ベンゾイルパ
ーオキシド、ラウロイルパーオキシド、メチルエチルケ
トンパーオキシド、アゾビスインブチ凸ニトリル、アゾ
ビスバレロニトリルなど公知の重合開始剤が使用でき、
通常はb成分単量体100重量部に対して01〜2重量
部の割合で使用する。
ユL−−J−^*Ω飢t+l +−1プrA 怪へ小ふ
出て紮A連鎖を移動しつる能力の大きな化合物であれば
よく、具体的には四塩化炭素、四臭化炭素、n−ブチル
メルカプタン、ラウリルメルカプタンなどを挙げること
ができる。これらの連鎖移動剤は、b成分単量体100
重量部に対して通常0.1〜15重量部の割合で使用さ
れるが、この使用量を変えることによりアクリル系低分
子量共重合体の分子量を変化させることができる。
分子量の調節は重合開始剤の量を変化させることによっ
てもなし得るが、たとえば重合開始剤を多量に使用して
分子量を低下させようとする場合には、重合発熱が大き
くなって重合操作上非常な困難を来す。ところが連鎖移
動剤を使用する場合には発熱が問題にならず、アクリル
系低分子量共重合体の製造を容易になしつる。
前記a成分単量体とb成分単量体とを共重合させるには
常法に準じて行なえばよく、まず所定割合のa成分単量
体とb成分単量体と連鎖移動剤との混合物を重合槽に仕
込む。仕込み方法については、重合当初から全量を一括
して仕込んでもよいし、はじめに一部だけを仕込み、残
りを重合反応の進行とともに滴下法により徐々に仕込ん
でもよい。
重合開始剤は、前記単量体と連鎖移動剤との混合物が仕
込まれた内省が所定の重合温度になり、しかも重合槽内
の空気を窒素などの不活性気体で充分に置換してから添
加するのがよい。
この重合反応においては連鎖移動剤の使用が重合制御を
容易にするため、媒体としての溶剤を必要としないが、
特に溶剤の使用を望むならば、たとえ+fn−へブタン
、トルエン、n−ヘキサノ、ジオキサン、メチルエチル
ケトン、メチルインブチルケトン、酢酸エチル、イイプ
ロパノールなどの溶剤を使用すればよい。
重合温度は、単量体および重合開始剤の種類により異な
るが、一般に約50〜90℃の範囲が好適である。もし
重合温度が高くなりすぎて発熱が激しすぎるときは水冷
などの手段により適当に調節する。
重合時間は主として上記重合温度および単量体の種類に
依存する。未反応の単量体ができるだけ残存せず、かつ
ゲル状化物が生じないように反応終点を定めるが、通常
は発熱が生じなくなった時点を終点とすれば便利である
A混合物およびB混合物を得るために用いられるポリオ
キシアルキレンポリオールは、多価アルコールとアルキ
レンオキシドとを重合させて得られるものである。この
ポリオールとしては、重量平均分子量が400〜4.0
00のものが好ましい。
この分子量か低すぎるとシーラント硬化物のモジュラス
が高くなり好ましくなく、高すぎると7−ラントの粘度
が高くなり作業性が低下するため好ましくない。
前記多価アルコールとしては、例えばエチレンクリコー
ル、プロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリス
リトール、トリメチロールプロパンなどが挙げられるが
、好ましくはエチレングリコール、プロピレングリコー
ルなどのジオール類、グリセリンなどのトリオール類を
用いる。
また、前記アルキレンオキシドとしては、プロピレンオ
キシド、エチレンオキシド、ブチレンオキシドなどが挙
げられ、これらを単独もしくは2種以上の混合で用いる
前記のようにして得られるアクリル系共重合体とポリオ
キシアルキレンポリオールとからなるA混合物もしくは
アクリル系共重合体、アクリル系共重合体とポリオキシ
アルキレンポリオールとのグラフト体およびポリオキシ
アルキレンポリオールからなるB混合物に有機ジインシ
アネート化合物を反応させることにより、この発明の弾
性シーラントの主成分であるインシアネート基含有プレ
ポリマーが得られる。
前記の有機ジインシアネート化合物としては、たとえば
4・4′−ジフェニルメタンジインシアネート、3・3
′−ジメチル−4・ず−ジフェニルメタンジインシアネ
ート、4・4′−シクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト、トルイレンジインシアネート、ヘキサメチレンジイ
ンシアネート、キシリレンジインシアネート、P−フェ
ニレンジインシアネート、m−フェニレンジインシアネ
ート、4・4′−インプロピリデンジシクロヘキシルイ
ソシアネートなどがあり、これらを単独でもしくは2種
以上の混合で用いる。
この有機ジイソシアネート化合物の使用■としては、前
記の混合物におけるポリオキシアルキレンポリオールの
水酸基を含むインシアネート基と反応しうる官能基に対
して、この化合物のインシアネート基が1,8〜2,3
倍当量となるのが好ましい。この使用量が少なすぎると
シーラント硬化物の弾性が不充分となり、また多すぎる
とモジュラスが高くなるため好ましくない。
前記の混合物と有機ジイソシアネートを反応させるには
通常の方法に従って行なえばよく、反応温度および反応
時間は、官能基の種類や有機ジイソシアネートの種類に
よって異なるが、通常は室温〜150℃の範囲の温度で
数時間〜数十時間反応させればよい。この際、必要とあ
ればジブチルチンジラウレートなどの触媒を用いてもよ
い。
なお、上記の反応を行なわせるにあたっては。
前記の混合物をあらかじめ減圧加熱などにより脱水処理
してその水分量を005重量%以下にしておくことが望
ましい。
以上のようにして得られたイソシア韮−ト基含有プレポ
リマーは、分子内に遊離のインシアネート基を有するの
で空気中の水分による硬化が可能でありこの発明の一液
型弾性シーラントの主成分として用いられる。
この発明で用いる反応促進触媒とは前記のプレポリマー
中の遊離のインシアネート基と空気中の水分との反応を
促進するための触媒であり、ウレタン化反応に一般に用
いられる各種の触媒がいずれも使用できる。その好まし
い具体例としてはジブチルチンジラウレート、オクチル
酸スズ、オクチル酸鉛、モノブチルチンオキシド、ジオ
クチルチンジラウレート、オクチル酸マンガンの如き有
機金属化合物、N、N−ジメチルシクロヘキシルアミン
、トリーローブチルアミン、トリエチレンジアミン、N
−N−ジメチルベンジルアミン、1・8−ジアザビシク
ロ〔5・4・6〕ウンデセン−7の如きアミン化合物お
よびこれらの塩などが挙げられる。
これらの反応促進触媒は前記のプレポリマー100重量
部に対して0,1〜10重量部、好ましくは0.2〜5
重量部の割合で添加するのがよい。
この触媒の使用量が01重量部未満の場合には上記反応
の促進効果が充分でない。この反応促進効果は使用量の
増大とともに大きくなるが、10重量部程度のところで
ほとんど飽和してしまい、それ以上の量の触媒を添加し
ても反応促進効果の増大はほとんど認められない。
この発明で用いる充填剤は、この発明の弾性シーラント
の強度を向上させるとともにシーラントの粘度を適度な
ものとして作業性を向上させるためのものであって、た
とえば炭酸カルシウム、シリカ粉、タルク、ガラス粉、
マグネシア、粘土粉、酸化チタンなどが好ましく用いら
れる。その添加割合は前記のプレポリマー100重量部
に対して30〜200重量部、好ましくは50〜150
重量部とするのがよく、30重量部未満では所望の強度
を有するものが得にくく、また200重量部を越えると
、硬化物の伸び率が低くなってしまい、好マしい弾性特
性を得ることが難しい。
なお、これら充填剤を配合するにあたっては、あらかじ
め減圧加熱などにより脱水して水分量を01重量%以下
としておくことが好ましい。
この発明の一液性弾性シーラントは、所定割合のプレポ
リマーと反応促進触媒と充填剤とを通常の混合機で充分
に混合し、さらに必要に応じて一般のシーラントに使用
されるような顔料、揺変則、老化防止剤、防カビ剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、オゾン劣化防止剤、
粘着付与剤などを添加混合して、この全配合物を最後に
脱水処理することにより得られる1、 脱水処理は通常の脱水処理法たとえば減圧加熱法などを
採用して行なえばよく、この場合配合系の水分量を一般
に0.05重量%以下とする必要がある。
0−05重fi%を越える水分を含んでいる場合には、
シーラント施工までの間にこの水分とプレポリマー中の
インシアネート基とが反応して粘度がトR1−作塁4d
: f4匹ビfKつナーハ畠叫小倶さtri寸漣化して
しまうおそれがある。
なお脱水処理は特別な場合ゼオライト、シリカ “ゲル
などの吸湿ないし乾燥剤を使用して行なうこともでき、
この場合は系内の水分を吸収させたこれらの添加剤を配
合物中からあえて取り除かなくでもシーラントの貯蔵安
定性を図り得る。
以下に、この発明の実施例を記載する。なお、以下にお
いて部とあるのは重量部を、チとあるのは重量部を5分
子量とあるのは重量平均分子量をそれぞれ意味する。
実施例1 アクリル酸n−ブチル100部、2−ヒドロキシエチル
アクリレート4.5部およびn−ブチルメルカプタン2
3部を混合し、この混合物の30%を200cc4つ目
フラスコに入れて窒素を流通させながら撹拌下に70℃
まで加温した。フラスコ内を約50分間窒素置換した後
、α・α′−アゾビスインブチロニトリル01部を加え
た。この発熱がやや隠やかになってから上記混合物の残
りの70チにα・α′−アゾビスイソブチロニトリル0
.2部を加えたものを滴下漏斗を用いてフラスコ−内3
こ徐々に滴下した。滴下時間は1.5時間であり、以後
発熱が認められなくなった時点で重合を終了した。
このようにして得られたアクリル系低分子量共重合体は
固形分含量(150℃で30分間加熱乾燥後秤量)が9
9.2%、粘度(B型粘度計による)が108ボイズ、
分子量〔蒸気圧浸透法による〕が5,800.1分子当
りの水酸基数(アセチル価と分子量より算出〕が1.9
であった。
このアクリル系低分子量共重合体60部に分子i3.o
ooのポリプロピレングリコール40部を混合し、減圧
加熱して充分に脱水したのち、これにジブチルチンジラ
ウレート0,01部と2・4−トリレンジインシアネー
ト89部を加え、撹拌しながら80℃で5時間反応させ
て、インシアネート基含量1.9%(ジブチルアミンに
よる定量)のプレポリマーを得た。
このプレポリマー100部に炭酸カルシウム76部、二
酸化チタン7部、デイスパロン360. Q N(楠本
化成社製)5部、イルガノックス1010〔チバガイギ
ー社製〕0.5部およびジブチルチンジラウレート0.
1部を配合した。この配合組成物ヲ二−ダーにより予備
混合したのち3本ロールにより混練し、次いでニーダー
により減圧加熱を行ない、配合組成物中の水分量が00
1%となるまで脱水処理してこの発明の一液型弾性シー
ラノトを得た。
実施例2 アクリル酸n−ブチル50部、アクリル酸エチル50部
、2−ヒドロキシエチルアクリレート6部およびラウリ
ルメルカプタン58部からなる配合組成物を調製した。
300 CCの4つ目フラスコに分子量4,000のポ
リプロピレングリコ−11150部を入れ、これに前記
配合組成物30部を加えた。
このフラスコ内を撹拌しながら窒素置換して内省を70
℃に加温した。約60分間窒素置換した後アゾビスイソ
ブチロニトリル005部を加えた。
約17分後に重合が始まり発熱するが、この発熱がやや
隠やかになってから前記配合組成物の残りにアゾビスイ
ンブチロニトリル0.15部を加えてなる混合物を滴下
漏斗により徐々にフラスコ内に加えた。滴下時間は3時
間としその後発熱が認められなくなった時点で重合を終
了した。
このようにして得られた反応組成物は粘度(B型粘度計
による)が70ボイズであった。
この反応組成物100部を減圧加熱して充分に脱水した
のち、これにジブチルチンジラウレート0.01部ト2
・4−トリレンジイソシアネート8.7部を加え、撹拌
しながら80℃で5時間反応させてインシアネート基含
量1.8%(ジブチルアミンによる定量〕のプレポリマ
ーを得た。
このプレポリマー100部に炭酸カルシウム100部、
二酸化チタン17部、酸化カルシウム20部、デイスパ
ロン360ON(前出)5部、ジブチルチンジラウレー
ト0.2部およびカーボ/ブラック0.2部を配合した
。この配合組成物をニーダ−で予備混合したのち3本ロ
ールで充分に混練し、次いで再びニーダ−に入れて減圧
加熱し、配合組成物中の水分量が001チとなるまで脱
水ム+++11+−+hロロΔ\にヒエ4mM釦F、―
l−二一1Lt−ブ且I。
上記実施例12で得られたー液型弾性シーラントについ
て、JIS−A−5758に基づいて特性評価を行った
ところ、いずれの7−ラントもスランプは01lIII
Iてあり、汚染性が無かった。また、押出し性、引張接
着性は次表に示す値であった。
また、」二記実施例1.2の一液型弾性/−ラントにつ
いて硬化物の屋外曝露試験(6力月間)を行ったところ
いずれにも表面の亀裂は生じなかった。
特許出願人 日東電気工業株式会社 手続補正書 1.事件の表示 特願昭58−185743号 2、発明の名称 一液型弾性シーラント 3、補正をする者 III谷との聞イV 特許出願人 k 所 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号名 B (
396)日東電気工業株式会社代表者 上方三部 4、代理人 郵ll!番号 530 住 所 大阪市北区西天満4丁目9番8号(第三画定ビ
ル別館) 5、補正命令の日付 7、補正の内容 A、明細書: (1)第7頁第1〜2行目および第7頁第6行目;「ウ
レタン系成分」とあるをそれぞれ「ポリオキンアルキレ
ン系成分」と訂正いたしまず。
(2)第22頁第9行目; 「重量平均分子量」とあるを「数平均分子量」と訂正い
たしまず。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +l) a)インシアネート基と反応しつる官能基を有
    する不飽和単量体と、り一般式 (ただし、札は水素もしくはメチル基を、k2は炭素数
    2〜14のアルキル基を示す。)で表わされる不飽和単
    量体とを共重合させて得られるアクリル系低分子量共重
    合体とポリオキシアルキレンポリオールとからなる混合
    物、もしくは前記の3成分単量体と前記のb成分単量体
    とをポリオキシアルキレンポリオールの存在下で共重合
    させて得られるアクリル系低分子量共重合体、アクリル
    系低分子量共重合体とポリオキシアルキレンポリオール
    とのグラフト体およびポリオキシアルキレンポリオール
    からなる混合物であって、いずれも前記のa虎分皐朋一
    体2前1己のb虚分凰幣汰入の合言十暑が30〜80重
    量%、ポリオキシアルキレンポリオールが70〜20重
    量%となる割合で使用したものである混合物に、有機ジ
    インシアネート化合物を、前記の混合物中のポリオキシ
    アルキレンポリオールの水酸基を含めたインシアネート
    基と反応しうる官能基に対して、有機ジイソシアネート
    化合物のイソシアネート基が1.8〜2.3倍当量とな
    る割合で反応させて得られるインシアネート基含有プレ
    ポリマー100重量部に、反応促進触媒01〜10重量
    部と充填剤30〜200重量部とを配合し、この配合物
    を脱水処理してなる一液型弾性シーラント。
JP58185743A 1983-10-03 1983-10-03 一液型弾性シ−ラント Pending JPS6076589A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6274982A (ja) * 1985-09-28 1987-04-06 Nitto Electric Ind Co Ltd 弾性シ−ラント
JPH01252620A (ja) * 1987-12-04 1989-10-09 Sanyo Chem Ind Ltd 重合体ポリオール組成物およびこれを使用したポリウレタンの製法
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JPH08165325A (ja) * 1994-12-15 1996-06-25 Sanyo Chem Ind Ltd 撥水性ポリウレタンの製造方法
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JP2003073442A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Konishi Co Ltd 湿気硬化型ウレタン系ポリマーの製造方法

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