JPS606362Y2 - バンパ−サイド部の取付部構造 - Google Patents

バンパ−サイド部の取付部構造

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Publication number
JPS606362Y2
JPS606362Y2 JP11959980U JP11959980U JPS606362Y2 JP S606362 Y2 JPS606362 Y2 JP S606362Y2 JP 11959980 U JP11959980 U JP 11959980U JP 11959980 U JP11959980 U JP 11959980U JP S606362 Y2 JPS606362 Y2 JP S606362Y2
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JP
Japan
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retainer
bumper
bumper side
positioning
box part
Prior art date
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Expired
Application number
JP11959980U
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English (en)
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JPS5741553U (ja
Inventor
弘昭 小暮
Original Assignee
鬼怒川ゴム工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 鬼怒川ゴム工業株式会社 filed Critical 鬼怒川ゴム工業株式会社
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Publication of JPS5741553U publication Critical patent/JPS5741553U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用バンパーのバンパーサイド部の車体
に対する取付部の構造に関する。
周知のように、自動車のバンパーの側面部に車体を保護
するために弾性体からなるバンパーサイドを装着するこ
とが従来より行なわれている。
このバンパーサイドの車体に対する取付構造として、例
えば第1図に示すようにボルト1またはナツトを備えた
ブラケット2をバンパーサイド3の裏面に一体にインサ
ート成形したものや、あるいは第2図に示すように予め
バンパーサイド3の裏面に突起4を一体成形し、その後
にボルト1を備えたブラケット2をねじ止めする等の手
段が採られている。
また上記構造に代わるものとして、実開昭昭55−43
145号のごとく、ボルト付リテーナを背面側より組み
付けるようにしたものが本出願人により提案されている
このような従来の取付構造にあっては、いずれもボルト
やナツト等の金属製の突起部を有しているため、バンパ
ーを車体パネルに取り付けるに際し、ボルトやナツトの
先端が車体パネルに当たって傷を付けてしまうという問
題がある。
また上記従来の構造によれば、ボルトを使用した場合に
は何ら問題とならないものの、ナツトを用いた場合には
その脱落を防止して位置決めするために何らかの手段を
講する必要があった。
さらに、ブラケットやボルト・ナツトあるいはリテーナ
等の金具類をバンパーサイド裏面に一体にインサート成
形することも可能であるが、バンパーサイドおよび金具
類のうち一方が成形(加工)不良の場合に他方のものま
でも一体として廃棄処分しなければならず資材損失が大
きい。
この考案は以上の点に鑑みてなされたもので、弾性体よ
りなるバンパーサイドの裏面にボックス部を一体に形威
し、このボックス部に対しリテーすを備えたナツトを着
脱可能に挿入して該ナツトを介してバンパーサイドを車
体に取り付けるとともに、上記ボックス部にリテーナの
位置決め手段を付設することにより、上記問題点を解消
することを目的とする。
そして、上記位置決め手段の具体的構成として、ボック
ス部内周に形成されて前記リテーナと係合し、リテーナ
着座平面と直角方向の位置決め、およびリテーナ着座平
面内の一方向の位置決めとを司るガイド溝と、リテーナ
に一体に突設されるとともにボックス部の一部に係合し
て、前記リテーナ着座平面内の他方向の位置決めを司る
爪片との組み合わせとしたものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第3図および第4図はこの考案に係る取付部構造の全体
構成を示すもので、10は車体パネル、11はバンパー
12はバンパー11に連結されるとともに車体パネル
に取り付けられたバンパーサイドである。
このバンパーサイド12はゴムあるいは合成樹脂等の弾
性体により構成されるとともに、その裏面の所定位置に
は矩形状のボックス部13が一体に突設されている。
このボックス部13の後壁14には第5図に示すように
リテーナ17を位置決めするためのガイド溝15が形成
されており、このガイド溝15に対してナツト16と一
体となったリテーナ17が挿入されている。
これによって、ボックス部13に対するリテーナ17の
上下方向(リテーナ着座平面内の一方向)の位置決めと
、リテーナ着座平面と直角方向すなわちX方向の位置決
めがなされている。
一方、リテーナ17は第6図に示すように矩形状をなし
、その裏面部には溶接等の手段により取付ボルト18に
螺合するナツト16が一体に固定されているとともに、
側縁部には位置決め手段であるところの爪片19が一体
に連設されている。
そして、この爪片19を第5図に示すように爪片19の
幅よりやや狭い幅の通孔27に挿通することによってボ
ックス部13に対するリテーナ17のY方向(リテーナ
着座平面内の他方向)の位置決め固定がなされ、ナツト
16のねじ孔と後壁14に形成されたボルト挿入孔20
とが対応している。
以上のように構成されたバンパーサイド12を車体パネ
ル10に取り付けるに際しては、ボックス部13のガイ
ド溝15にリテーナ17を挿入してナツト16のねじ孔
とボルト挿入孔20とを対応させ、リテーナ全体を位置
決めする。
これによってリテーナ17はボックス部13に対しX、
Y方向のほかに第4図の上下方向を含めた3次元方向
の位置決め固定がなされ、その脱落が阻止される。
そして、第4図に示すように車体パネル10の裏面側よ
りナツト16に向けて取付ボルト18を挿入し、これを
締め付けることによってバンパーサイド12が車体パネ
ル10に対し堅固に固定される。
尚、リテーナ17の位置決め手段としては、第7図に示
すように爪片19に加えてリテーナの幅方向に突起21
を形成し、この突起21をボックス部13の側端面に当
接させるようにしてもよく、また第8図Aに示すように
リテーナ17に一対の爪片19a、19bを形成し、こ
の爪片19a、19bをボックス部13に形成された段
付部22a、22bに係合させて折り曲げるようにして
もよい(第8図B)。
このように第7図および第8図に示す実施例の場合には
第6図に示したリテーナに比べて脱落防止効果の上でよ
り好ましいものとなる。
第9図よび第10図はこの考案の他の実施例を示すもの
で、リテーナ17の位置決め手段として位置決めピンタ
イプの爪片23を採用したものである。
すなわち、第9図および第10図において、リテーナ1
7にはナツト16に隣接して爪片23が突設されている
一方、ボックス部13には爪片23に対応する係合穴2
4のほか、ガイド溝15を形成すべく舌片25が斜めに
形成されている。
本実施例の場合には、第10図に示すようにボックス部
13の内部から後壁14に向けてリテーナ17を押し込
むと、リテーナ17は舌片25の自己弾性力に基づく復
元力により後壁14と舌片25との間に挟持され、同時
に爪片23と係合穴24との係合によりリテーナ17が
位置決めされる。
尚、上記ピンタイプの爪片23に代えて第11図に示す
ように切り起こしタイプの爪片26を形成しても同様の
効果が得られる。
以上の説明から明らかなようにこの考案に係るリテーナ
の脱落を阻止して組み立て作業性を向上できることはも
ちろんのこと、従来のように金属製の突起部がないため
車体パネルに傷を付けるおそれも全くない。
また従来の構造によれば、ブラケットやボルト・ナツト
あるいはリテーナ等の金具類をバンパーサイド裏面に一
体成形(インサート成形)した場合、金具類およびバン
パーサイドのいずれか一方に加工または成形不良がある
とその双方を廃棄処分しなければならなかったのに対し
、本考案では少なくとも残る他方のものは取り外して有
効利用できるため、資材損失を小さくして歩留まりを向
上させることができ、全体として構造簡単にして、かつ
安価な取付部構造を供することができる。
また、本考案の取付部構造は、バンパーサイドに限定す
ることなく、バンパーセンターを一体に形成してなる弾
性体バンパーのバンパーサイド部にも適応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のバンパーサイドの取付部の
構造を示す要部のみの斜視図、第3図はバンパーとバン
パーサイドとの関係を示す自動車の要部説明図、第4図
はこの考案に係る取付部構造の一実施例を示し、第3図
のIV−IV線断面矢視図、第5図は同じくその要部斜
視図、第6図はリテーナのみの斜視図、第7図は同じく
リテーナの他の態様を示す斜視図、第8図Aはこの考案
の他の実施例を示す要部のみの分解斜視図、第8図Bは
、第8図Aにおいて、リテーナ組付後のB−B線断面図
、第9図は同じくこの考案のさらに他の実施例を示す要
部のみの分解斜視図、第10図は第9図の正面説明図、
第11図は第9図におけるリテーナの他の態様を示す斜
視図である。 10・・・・・・車体ハネル、12・・・・・・バンパ
ーサイド、13・・・・・・ボックス部、14・・・・
・・後壁、15・・・・・・ガイド溝、16・・・・・
・ナツト、17・・・・・・リテーナ、18・・・・・
・取付ボルト、19・・・・・・爪片、23・・・・・
・爪片、24・・・・・・係合穴、25・・・・・・舌
片、26・・・・・・爪片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性体よりなるバンパーサイド部の裏面にボックス部を
    一体に形成するとともに、このボックス部に対しリテー
    ナと一体化されたナツトを着脱可能に挿入して該ナツト
    を介してバンパーサイドを車体に取り付ける構造であっ
    て、上記ボックス部とリテーナの間に該リテーナの脱落
    を阻止して位置決めるための位置決め手段を設けてなり
    、この位置決め手段は、ボックス部内周に形威されて前
    記リテーナと係合し、少なくともリテーナ着座平面と直
    角方向の位置決め、およびリテーナ着座平面内の一方向
    の位置決めとを司るガイド溝と、リテーナに一体に突設
    されるとともにボックス部の一部に係合して、少なくと
    も前記リテーナ着座平面内の他方向の位置決めを司る爪
    片とからなることを特徴とするバンパーサイド部の取付
    部構造。
JP11959980U 1980-08-22 1980-08-22 バンパ−サイド部の取付部構造 Expired JPS606362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11959980U JPS606362Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22 バンパ−サイド部の取付部構造

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JP11959980U JPS606362Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22 バンパ−サイド部の取付部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5741553U JPS5741553U (ja) 1982-03-06
JPS606362Y2 true JPS606362Y2 (ja) 1985-02-28

Family

ID=29480257

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11959980U Expired JPS606362Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22 バンパ−サイド部の取付部構造

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147748U (ja) * 1984-09-04 1986-03-31 スズキ株式会社 樹脂バンパの取付装置
JP2505027Y2 (ja) * 1989-11-30 1996-07-24 いすゞ自動車株式会社 バンパ―サイドの固定構造
JP2600005Y2 (ja) * 1991-04-18 1999-09-27 三菱アルミニウム株式会社 トラック用バンパー
JP5930948B2 (ja) * 2012-11-29 2016-06-08 三菱アルミニウム株式会社 潜り込み防止装置

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JPS5741553U (ja) 1982-03-06

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