JP2505027Y2 - バンパ―サイドの固定構造 - Google Patents

バンパ―サイドの固定構造

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JP2505027Y2
JP2505027Y2 JP1989138106U JP13810689U JP2505027Y2 JP 2505027 Y2 JP2505027 Y2 JP 2505027Y2 JP 1989138106 U JP1989138106 U JP 1989138106U JP 13810689 U JP13810689 U JP 13810689U JP 2505027 Y2 JP2505027 Y2 JP 2505027Y2
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明人 松元
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、フロントバンパーのセンター部にバンパ
ーサイドを固定する固定構造の改良に関する。
(従来の技術) 従来、フロントバンパーセンター部にバンパーサイド
を固定する時には、フロントバンパーセンター部にバン
パーサイドを当接させた上、外方から化粧ボルトを取付
孔に挿嵌し、フロントバンパーセンター部の裏面のナッ
トに螺合させることによって固定するものが一般的であ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものにおいて、バンパーサ
イドをフロントバンパーセンター部に固定するために化
粧ボルトを使用するが、この化粧ボルトは、外方からバ
ンパーサイドを介してフロントバンパーセンター部の取
付孔に挿嵌するので、上記化粧ボルトの頭部が外部に露
出することから、外観性が著しく低下する上、上記バン
パーサイドを固定する化粧ボルトの螺合部やフロントバ
ンパーセンター部裏面のナットに錆が発生すると、上記
バンパーサイドの取付孔から錆が漏出し易くなるもので
ある。
そのため、外観性の向上等のためにバンパーサイドを
固定するボルトを直接バンパーサイド内側に螺合部が突
出するように埋設してなるもの(実開昭57-157553号)
や、バンパーサイド内側に設ける凹陥部にプレートによ
って保持しつつボルトを埋設してなるものが提案されて
いるが、実開昭57-157553号の場合には、直接ボルトを
バンパーサイド成形時に埋設することによって一体とし
てなるものであり、バンパー自体走行中に絶えず振動を
受ける等から十分な取付強度を要求されることになるの
で、ナット等で締め付ける時には大きなトルクをかける
ことになり、その結果バンパーサイドを固定するボルト
に対して大きな引張力がかかるが、その引張力を支持す
る頭部が中空構造のバンパーの一部に埋設されているに
過ぎないので、バンパー取付時には変形をもたらし確実
に固定することができない欠点がある。
また、バンパーサイド内側に設ける凹陥部にプレート
によって保持しつつボルトを埋設してなるものの場合、
凹陥部とプレートによって形成される空間に成形時にヒ
ケが発生し、一定の保持力を有するように品質管理をす
ることが困難であり、バンパーサイド自体が樹脂ででき
ていることから上記空間が極めて変形し易いので、十分
にバンパーサイドに対して締め付けることができず、走
行中の振動等によってバンパーサイドが落下する恐れが
ある。
そこで、この考案は上記従来のものの有する欠点を改
善するものであり、外観性を損ねることなく、確実にバ
ンパーサイドを取り付けるものである。
(課題を解決するための手段) そのために、この考案は、二つの平板状の台座を所定
間隔を隔てて頭部の軸方向に水平に形成すると共に、こ
の頭部の軸方向に螺合部を突出形成してなるボルトを有
し、前記ボルトの頭部を、その一方の外側の台座が埋設
し、他方内側の台座の外表面がバンパーサイドの内面と
面一となり、且つ螺合部が突出するようにバンパーサイ
ドに埋設すると共に、このボルトを埋設したバンパーサ
イドの螺合部をフロントバンパーセンター部に形成した
取付孔に嵌挿してナットで締め付けてなるものである。
(作用) 上記構成を具えるので、フロントバンパーセンター部
にバンパーサイドを固定しようとする時には、バンパー
サイド内に頭部を埋設し、バンパーサイド内側より突出
するインサートボルトの螺合部を、フロントバンパーセ
ンター部に形成した取付孔に挿嵌し、バンパーサイドの
内面と面一の内側の台座の外表面と当接して上記フロン
トバンパーセンター部の裏面のナットを螺合させること
で、外観性を損ねずワッシャー等を介在させることなく
バンパーサイドを固定することができ、またバンパーサ
イド内に埋設されている頭部は、2個の平板状台座を直
列状に連結する形状となっているので、フロントバンパ
ーセンター部の裏面のナットとの螺合時に大きな締め付
けトルクをかけても、頭部が確実に固定されながらバン
パーサイド内に埋設されており内方に設ける台座の外表
面はバンパーサイド内面と面一となつているから、ワッ
シャーを必要とせずナットに対面して充分な締付を確保
するから、緩み等が発生し難いものとすることができ
る。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明する。
(1)は、この考案の実施例であるフロントバンパーで
あり、このフロントバンパー(1)は、フロントバンパ
ーセンター部(2)とその両側のバンパーサイド(4)
から構成される。
そして、このバンパーサイド(4)は、バンパーサイ
ド(4)内に二つの平板状台座(7),(7)を軸方向
直列に形成することによって構成される頭部(6)を埋
設し、更に上記バンパーサイド(3)内側面に螺合部
(8)を突出させてなるバンパーサイド固定用インサー
トボルト(5)が縦設されているものであり、このバン
パーサイド固定用インサートボルト(5)をフロントバ
ンパーセンター部(2)の取付孔(3)に挿嵌し、上記
フロントバンパーセンター部(2)の裏面のナット
(9)に螺合、固定するものである。
この考案が以上の構成を具えるので、バンパーサイド
(4)をフロントバンパーセンター部(2)に一体に固
定しようとする時に、バンパーサイド(4)の内側に突
出する、バンパーサイド固定用インサートボルト(5)
の螺合部(8)が螺合するナット(9)に、振動や落下
を防止することを目的として確実に固定しようと大きな
締め付けトルクをかけた場合、その締め付けトルクによ
って発生するバンパーサイド(4)内に埋設されるバン
パーサイド固定用インサートボルト(5)(5)の頭部
(6)を中心とする引張力によって、バンパーサイド
(4)がフロントバンパーセンター部(2)方向に引張
されても、バンパーサイド固定用インサートボルト
(5)の頭部(6)が、二つの平板な台座(7),
(7)を直列に連結することによって構成されながら埋
設されているので、バンパーサイド固定用インサートボ
ルト(5)自体が大きな引張力に抗して十分にバンパー
サイド(4)内に保持されるので、より大きな締め付け
トルクをかけることが可能となり、内方に設ける台座
(7)がバンパーサイド(4)の内面と面一に形成され
ているのでナット(9)と対面して締結して、ワッシャ
を介在することなしに確実にバンパーサイド(4)をフ
ロントバンパーセンター部(2)に緩むことなく固定す
ることができ、しかも頭部(6)自体はバンパーサイド
(4)内に埋設されているので、外観性を損ねることが
ないものである。
(考案の効果) 以上のとおり、バンパーサイドを、頭部をバンパーサ
イド内に埋設したバンパーサイド固定用インサートボル
トによって固定することによって車両の外観性を損ねる
ことなく、コストの低域、組付性と信頼性を向上し、し
かも強固に締めつけ固定することができ、ワッシャーを
必要とせずに、締め付け力不足による共振や落下を防ぐ
ことができる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の車両のフロントバンパーの
斜視図、第2図はその分解正面図、第3図及び第4図は
フロントバンパーに固定されるバンパーサイドの全体斜
視図と要部拡大横断面図であり、第5図は取付状態の拡
大断面図である。 1……フロントバンパー、2……フロントバンパーセン
ター部、3……取付孔 4……バンパーサイド、5……バンパーサイド固定用イ
ンサートボルト、6……頭部 7……台座、8……螺合部、9……ナット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの平板状の台座を所定間隔を隔てて頭
    部の軸方向に水平に形成すると共に、この頭部の軸方向
    に螺合部を突出してなるボルトを有し、前記ボルトの頭
    部を、その一方の外側の台座が埋没し、他方内側の台座
    の外表面がバンパーサイドの内面と面一となり、且つ螺
    合部が突出するようにバンパーサイドに埋設すると共
    に、このボルトを埋設したバンパーサイドの螺合部をフ
    ロントバンパーセンター部に形成した取付孔に嵌挿して
    ナットで締め付けてなるバンパーサイドの固定構造。
JP1989138106U 1989-11-30 1989-11-30 バンパ―サイドの固定構造 Expired - Lifetime JP2505027Y2 (ja)

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JPH0377747U JPH0377747U (ja) 1991-08-06
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JP2012199191A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Toyota Industries Corp 端子台

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JPS606362Y2 (ja) * 1980-08-22 1985-02-28 鬼怒川ゴム工業株式会社 バンパ−サイド部の取付部構造
JPS63202536U (ja) * 1987-06-22 1988-12-27

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