JPS6061333A - ドアシ−ル構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車におけるドアシール構造の改良に関す
る。

従来のドアシール構造は、例えば、第１図及び第２図に
示すよりに、ドアガラス１を昇降可能に保持するドアサ
ツシュ部２と、このドアサツシュ部２のグラスラン取付
部３に一体的に取付けられたグラスラン本体４、該グラ
スラン本体４から延設され前記ドアガラス１の同外側面
１ａ、ｌｂに弾接されるドアシールリップ部５、及び前
記グラスラン本体４から延設され前記ドアガラス１の端
縁ＩＣに弾接されるシール部６から成るグラスランフと
、単体パネル（この従来例では、ルーファウターパネル
８とドアアウターパネル９との接合フランジ部１０　）
に一体的に装着されたドリップモール１１とを備えて構
成でれている。なお、同図において、１２はドアサツシ
二部２のドアウェザ−ストリップ取ｆｆｍ１３に一体的
に取付けられ、ドア１４の閉時にドアアウターパネル９
に弾接されるドアウェザ−ストリップ、１５はドアアウ
ターパネル９とドアインナーパネル１６との接合７う７
２部１７に嵌着され友、断面略Ｕ字状のフェルトボディ
ーサイド、１５ａは該フェルトボディーサイド１５と一
体成形され、前記ドアサツシュ部２の同１１１端２ｂと
弾接葛ｎる中空状のグラスチャンネルを示す。

ところで、このような構成の従来のドアシール構造にあ
っては、ドア１４の開閉時において、ドアサツシュ部２
とドリップモール１１との間の相互干渉を避けるため、
ドアブツシュ部２とドリップモール１１との間に、所要
の空間部１７を形成していたため、この空間部１７に雨
水等が侵入し、この雨水が畜らにドアブツシュ部２とド
アウェザ−ストリップＬとの間、及びドアサツシュ部２
とグラスチャンネル１５ａとの間を通って、単室１８円
に侵入するおそれがあった。ま＾、前記空間部１７は、
そのまま車外１９に露呈してしまうため、自動車の美的
外観を損うばかりでなく、自動車走行時に、その空間部
１７Ｖ３に空気が侵入乱流して空気抵抗の増大及び風切
音の発生を招く欠点があった。

本発明は、このような従来の欠点に鑑み、ドアブツシュ
部のグラスラン取付部に一体的に取付けらｎ几グラスラ
ンに、その本体部を構成するグラスラン本体から延設さ
れドアガラスの端縁に弾接されるシール部から、前記ド
アブツシュ部の外側端を被いつつ、ドリップモールの外
側面と弾接嘔れる位置まで延びるドリップモールシール
リッグを一体成形して、単室内への雨水等の侵入防止。

自動車走行時における空気抵抗の低減及び風切音の発生
防止等が図れるドアシール構造を提供することを目的と
するものである。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお
、従来例と同−溝底部分には、同一指示符号を付してそ
の重複する説明は省略する。

第３図は本発明に係るドアシール構造の一実施例を示す
要部断面図である。

第３図に示すように、スポンジゴムや発泡体などの軟質
材から成るグラスランフを構成しているグラスラフ本体
４は、ドアガラス１を昇降可能に保持するドアサツシュ
部２のグラスラン取付部３円に嵌着保持されており、こ
のグラスラン本体４からは、ドアガラス１のｙ８緑１ｃ
に弾接芒れる中空状のシール部６が延設されている。こ
のシール部６からは、ドアブツシュ部２の中央部から車
外１９方向に突出して、ドリップモール１１の外側面ｔ
１ａとドアガラス１の外側面１ｍとがｔミは面一となる
位ｔまで延設されたドアサツシュ部２の外側ｉｚａを被
いつつ、前記ドリップモール■１の外側面（この実施例
では、ドアアウターパネル９側に折曲υれ次ドリップモ
ール１１の折曲部１１　ｂ外側面１１Ｂ）に弾接される
位置まで延びるドリップモールシールリッグ２０が一体
延設されている。このドリップモールシールリッグ２０
は、ドア１４の閉成時に、ドリップモール１１の外側面
１１　ｍに弾接して、ドリッグモール１１の折曲部１１
　ｂ　％　ドアアウターパネル９、ドアウェザ−ストリ
ップ１２及びドアサツシュ部２で囲繞さｎる空間部１７
を、ドアサツシュ部２の外側端２ａ近傍位置で閉塞し、
もって前記空間部１７円への雨水等の侵入防止、自動車
走行時に、空間８１７　Ｆ３に空気が侵入乱流して生ず
る空気抵抗の増大及び風切音の発生の防止、及び空間部
１７を車外１９から視認で′＠ないよりに被って。、自
動車の美的外観の向上等を図るとともに、ドアサツシュ
部２とグラスランフとの間から単室１８円への雨水等の
侵入を防止するために設けられたものである。このドリ
ップモールシールリップ２０とシール部６と金一体接合
する接合部２１には、断面略矢の板形状の嵌合部２２が
形成されており、その嵌合部２２が。

ドアブツシュ部２の外側端２ａに折曲して設けらｎ　ｆ
ｔ　、ｈ断面略Ｕ字状の嵌合凹部２３円に嵌着されてい
る。この嵌合凹部２３同への前記嵌合部２２の嵌着保持
によｐｌ　ドアサツシュ部２に対するグラスランフ及び
ドリップモールシールリップ２０の、より一層強固な取
付けを図っているとともに、ドリップモールシールリッ
プ２０の車外１９側への倒れを未然に防止して、ドア１
４の閉成時において、ドリップモールシールリップ２０
の延出端１２０ａがドリップモール１１の外側面１１１
Ｌに確実に弾接し、もってドリップモール１１とドリッ
プモールシールリップ２０との間のシール性の向上を図
っている。ｔｚ、ドアブツシュ部２の内側端２ｂに形成
石れたドアウェザ−ストリップ取付部１３同には、ドア
の閉成時に、ドアアウターパネル９の外側面９ａに弾接
して、ドアサツシュ部２とドアアウターパネル９との間
をシールするためのドアウェザ−ストリップ１２が嵌着
保持逼れている。前記ドアウェザ−ストリップ取付部１
３とグラスラン取付部３との間には、それらに連続する
、断面略コ字状のドアシールリップ取付部冴が形成され
ており、この取付部Ｕの両側端に、グラス２ン本体４側
及びドアシールリップ部５側から延出てれた係止部４ｍ
　、　５ａが、該ドアシールリップ部付部Ｕを両側から
挾持するようにして係合嵌着嘔れている。

このよりな構成において、ドアガラス１を閉じると、ま
ず、ドアガラス１の内側面１ｂに、ドアシールリップ部
５に形成された延出端部５ｂが弾接して、ドアガラス１
とドアシールリップ部５との間が封止され、続いて、ド
アガラス１の端縁ＩＣに、シールｓ６が弾接して、ドア
ガラス１とシール部６との間が封止ざｎることとなる。

一方、ドアを閉じると、ドアフェザ−ストリップ１２が
ドアアウターパネル９の外側面９ａに、ドアサツシュ部
２０内側端２ｂがグラスチャンネル１５ａに、さらに、
ドリップモールシールリップ２０の延出端部２０　＆が
ドリップモール１１の外側面１．１　ａにそれぞｎ弾接
して、車室内外は、三重に封止賂れることとなる。この
場合、グラスランフに一体成形式ｎ１かつ、ドアブツシ
ュ部２の外側端２ａを被うドリップモールシールリップ
２０が、前記空間部１７ｔ−、ドアサツシュ部２の外側
端２ａ近傍位置で閉塞するので、該空間部１７円への雨
水等の侵入防止、自動車走行時に、空間部１７内に空気
が侵入乱流して生ずる空気抵抗の増大及び風切音の発生
の防止、及び空間部１７を車外１９から視認で＠ないよ
りに被つて、自動車の美的外観の向上等を図ることがで
きるとともに、シール部６とドリップモールシールリッ
プ２０とは一体成形てれているので、ドアブツシュ部２
とグラスランフとの間から単室１８円への雨水等の侵入
防止を図ることができる。ま友、ドアの閉成時において
、ドリップモール１１の外側ｉ［１１ａ、ドリップモー
ルシールリップ２０とシール部６との間の接合部２１及
びドアガラス１の外側面１ａとの王者がほぼ面一の連続
面となるので、自動車の美的外観の向上及び風切音の発
生防止等を図ることができる。

なお、第４図に示すように、グラスランフのうち、グラ
スラン取付ｓ３円に嵌着てれ窺グラスラン本体４．ドア
シールリップ取付部別に取付けられ几ドアシールリップ
部５の基端部５ａ、シール部６の基端部６ａ及びシール
部６とドリップモールシールリップ２０との間の接合部
２１のみを、ソリッドゴム等の硬質材で形成すれば、グ
ラスランフ及びドリップモールシールリップ２０１７）
）−７サツシユ部２に対する取付強度を高めることがで
きる＃丘か、ドアガラス１の閉成時に、ドアシールリッ
プ部５の基端部５ｃが、ドアガラス１との接触摩擦によ
り、第４図中矢印Ａ方向に倒ｎるのを未然に防止できる
。また、同図中破線で示すように、ドリップモールシー
ルリップ２ｏの基端部２０　ｂ及び嵌合部２２ｔ−も、
硬質材で形成すれば、ドリップモールシールリップ２０
のドアサツシュ部２に対する一体的な嵌合状態を得るこ
とができるとともに、ドアの閉成時に、ドリップモール
シールリップ２０ノ阜外１９側への倒れ防止による、ド
リップモール１１に対する確実な弾接全図ることができ
る。

さらに、第５図に示すように、ドリップモール１１の、
ドアブツシュ部２側の外側面１１　ａに、断面凹状の段
部２５を形成する一方、グラスランフｔ−構成するシー
ル部６から、直線的に上方にドリップモールシールリッ
プ加を一体延設し、ドアの閉成時に、前記ドリップモー
ルシールリップ２０のＭａｌ端部２０＆が前記段Ｗ２５
に弾接するよりにしてもよ−。

この実施列のように構成し几場合には、まず、ドリップ
モール１１の外側面１１ａ１　ドリップモールシールリ
ップ２０の外側面２０ｃ１シールＳ５６の外側面６ｂ１
及びドアガラス１の外側面１ａがほぼ連続面となるので
、前記第３図、第４図に示す実施列の場合よりも、自動
車の美的外観の向上、自動車走行時における空気抵抗の
低減及び風切音の発生防止を、より一層有効に実現でき
る。

また、第５図に示すように、ドアサツシュ部２の外側１
ｉ１１２ａに、断面略逆り字状の上向きフランジ部２６
ヲ形成し、この上向きフランジ部２６に、ドリップモー
ルシールリング２００基端から延設Ｈａた断面略コ字状
の係止部２０　ｄを係止させるようにしてもよい。

このように構成した場合には、ドアサツシュ部２に対す
るドリップモールシールリップ２０の一体的な取付けを
図ることができるとともに、ドア閉成時における、ドリ
ップモールシールリップ２０の延出端部２０　ａの、ド
リップモール１１に対する確実な弾接を図ることができ
る。

以上の説明から明らかなよりに、本発明は、ドアサツシ
ュ部のグラスラン取付部に一体的に取付けらｎたグラス
２ンに、その本体部分を宿成するグラス２７本体から延
設葛れドアガラスの端縁に弾接式れるシール部から、前
記ドアサツシュ部の外側端を被いつつ、ドリップモール
の外側面と弾接される位置まで延びるドリップモールシ
ールリップを一体成形したものであるから、単室内への
雨水等の侵入防止、自動車走行時における空気抵抗の低
減及び風切音の発生防止を図ることができる。

ｉた、本発明によれば、各機能を別個独立に営むドリッ
プモールシールリップとグラスランとを一体成形してい
るので、部品点数の削減を図ることができるとともに、
それに伴い、ドアブツシュ部に対する取付作業の簡略化
、迅速化等を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車の側面囚、第２図は従来のドアシール構
造の一同を示′ｒ要部断面図、第３図は本発明に係るド
アクール構造の一実施例を示す要部断面図、第４図はグ
ラスランの一部を硬質材にて形成した場合の実施例を示
す要部断面図、第５図はドリップモールシールリングの
別な実施例を示す要部断面図である。 １・・・ドアガラスｓ　ｌａ、ｌｂ・・・内外側面、ｌ
ｃ・・・端縁、２・・・ドアブツシュ部、２ａ・・・外
１’１ｌｌｉ、３・・・グラスラン取付部、４・・・グ
ラスラン本体、５・・・ドアシールリップ部、６・・・
シール部、７・・・グラスラン、１１・・・ドリップモ
ール、１１ａ・・・外側面、２０・・・ドリップモール
シールリップ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　ドアガラスを昇降可能に保持するドアサツシュ
   部と、このドアサツシュ部のグラスラン取付部に一体的
   に取付けらｎたグラスラン本体、該グラスラン本体から
   延設され前記ドアガラスの側面に弾接されるドアシール
   リップ部、及び前記グラス２７本体から延設され前記ド
   アガラスの端縁に弾接されるシール部から成るグ２スラ
   ／と、車体パネルに一体的に装着されたドリップモール
   とを備え次ドアシール構造において、前記グラスランに
   。 前記シール部から、前記ドアサツシュ部の外５ｍ端を被
   いつつ、前記ドリップモールの外側面と弾接ぢれる位置
   まで延びるドリップモールシールリップを一体成形した
   ことを特徴とするドアシール構造。