JPS6054636A - チ−ズ様食品の製造方法 - Google Patents

チ−ズ様食品の製造方法

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JPS6054636A
JPS6054636A JP16469883A JP16469883A JPS6054636A JP S6054636 A JPS6054636 A JP S6054636A JP 16469883 A JP16469883 A JP 16469883A JP 16469883 A JP16469883 A JP 16469883A JP S6054636 A JPS6054636 A JP S6054636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
cheese
miso
pickling
salt
Prior art date
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Pending
Application number
JP16469883A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamaguchi
剛 山口
Naoaki Ota
大田 修明
Haruki Shigematsu
重松 晴喜
Kenichi Shibata
賢一 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUOKAKEN MISO KOGYO KYODO KUMIAI
Original Assignee
FUKUOKAKEN MISO KOGYO KYODO KUMIAI
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はみその風味を持ち、しかも口当りがチーズに
似た食品の製造に関する。
従来、動植物性食品のみそ漬は古くから知られている。
植物性食品のみそ順は塩漬、粕漬、糠漬と並んで重要な
保存食品の−っである。動物性食品のみそ漬は魚や肉な
どのみそ渭が知られているが、保存性の向上と臭い消し
やみその風味付けの目的で広く行われている。また植物
性のに蛋白性のみそ漬として:よ伝統的手法を受け継ぎ
熊本県で生産されている。この手法では豆腐を4〜5ケ
月熟成させたみそに漬込6ケ月〜1年間熟成させ製製造
方法の欠点である製品化に日時を要することと、塩分濃
度の高い製品しか出来ない製造方法を改善するとともに
、さらに、−歩進め豆腐以外の高蛋白性食品を利用し日
本人の嗜好にマツチしたチーズ様の低塩発酵食品を提供
せノしとするものである。
本発明者らは乙の課題を解決するために種々研究した結
果、漬込時における腐敗防止と漬込物への酵素作用及び
漬込時の漬込物のテクスチユア−が重要な点であること
を見出した。
本発明はこの知見に基づき漬込床に麹もしくは麹とみそ
、酒粕、rj油もしくは蒸煮大豆にプロテア−セを作用
させたものを混合し漬込床とずろものである。
本発明は漬込物として豆腐以外に植物性蛋白として特に
大豆粉、大豆分離蛋白、グルテン、動物性蛋白としてゼ
ラチン、カセイン、卵、魚肉を主成分とする食品にも適
用できる。
本発明はさらに漬込を終えたチーズ様食品の風味材は並
びに甘味の低減に乳酸菌や酵母を添加し、品質を向上す
る方法も含む。
具体的には漬込床の発明に関しては、従来の方法では、
みそを漬込床としていたため、食塩量は10%前後であ
り、これに豆腐を潰込んだ場合、漬込物への食塩の拡散
移動により塩分の高い製品しかできない欠点があった。
特に漬込物の水分が多い場合には漬込床へ水分が移動し
漬込床が腐敗するためどうしても低塩化を図ることはで
きなかった。さらに、熟成みそを使用するため酵素力価
、が小さく、熟成に時間を要する欠点があった。
この発明は麹を使用することにより澱粉等が麹菌産生の
酵素で速やかにグルコース等の低分子に変るtコめ漬込
床の水分活性を低く保持できる。すなわち、この低分子
物質の分だけ食塩量を減らすことができろ。同時に麹の
強い酵素作用で熟成を早めることができる。漬込床は麹
単独でもよいが、みそと麹を混合し漬込物も含め全体の
水分を35−50% に調整し漬込床とする方法である
。また、みその代りに酒粕、醤油、または蒸煮大豆に食
塩やプロテアーゼを均一に添加し、大豆中の蛋白質を低
分子化させ水分活性を下げた処理物を混合してもよい。
この処理物の食塩量は8−15%、プロテアーゼ量は制
限されない。
みそ、酒粕、醤油もしくはこの処理物と麹の混合比も、
また、これらの組合せも限定されない。
漬込床の塩分濃度は好ましくは2−6%となるように調
節する。製品のでき上りは麹の配合A1が多いものほど
甘味の強い製品ができ好みに応じて配合量を変ればよい
。ここで使用する麹並びにみその種類は米、麦、豆の単
独、混合いづれも限定されない。
本発明の漬込物は腐敗しやすし)高蛋白性O)食品であ
り、従来は豆腐に限られてしまたが大豆粉、大豆分離蛋
白、グルテン、卵、ゼラチン、カゼイン、魚肉から製造
されるゲル状あるL)は固形状食品も漬込物として適用
される。もちろん、これらの混合物も適用できる。
これらの漬込物を潰込むにあたり、 好ましくは焦熱処
理を施す。蒸熱処理を施すことにより漬込物は脱水され
、同時に殺菌される。漬込物は焦熱処理後直ちに潰込む
のが好ましい。また、漬込時にエタノール溶液に浸漬あ
るいは散布してもよい。
これらの漬込物を漬込床に濱込む方法は漬込物が表面に
てないように、また、隙間ができなLlように漬込み重
石をのせ熟成させる。温度は10−50℃で望ましくは
酵素作用の大きい40℃前後がよく、この温度の場合熟
成日数は15 日間て製品とすることがてきる。
本発明はさらに漬込床で熟成し取出したチーズ様食品を
微生物処理を施し、品質を改善する方法に関する。チー
ズ様食品に乳酸菌、酵母単独、混合いづれも利用でき、
添加量は制限されないが、好ましくは乳酸菌、酵母とも
 10程度がよく、十分にa和したのち、20−30℃
で熟成させる。2/l成期間は、30 8位が適当であ
る。 微生物は好塩性のものがよく、乳酸菌では、スト
しブトコツカス属、ペデーイオコツカス属、酵母ではサ
ツカロミセス属、トルロプンス属が使用できろ。これら
の微生物処理により甘味の低減並びに酸味と風味のある
製品ができる。
実施例1 常法により製造した木綿豆腐を、110℃で1゜分冊、
卵豆腐を121’Cで30分間蒸熱脱水し、それぞれ3
5.5%、 35.1%の脱水物が得られた。
この脱水豆腐を後記漬込床に漬込み、重石をのせ40℃
で15日間熟成を行った。
漬込床は、みそ用米麹650部、食塩10%含有麦みそ
324部を混合し、さらに水66部、エタノール32部
を混合し、水分45%、エタノ−/L 3%、食塩3%
の漬込床を製造した。
15日間熟成後の製品の栄養分析は木綿豆腐では水分4
0.4%、脂質5.1%、蛋白質16.7%、灰分3.
8%、糖質34.0%、食塩2.6%の、みそ風味の純
植物性チーズ様食品が製造できた。卵豆腐も同様にチー
ズ様食品が製造できた。
実施例2 実施例1の木綿豆腐と同条件で蒸熱処理した絹ごし豆腐
を後記の漬込床に40’Cで15日間熟成させた。漬込
床は、米みそ300部、米麹500部、酒粕200部、
エタノール30部を混合し漬込床とした。
15日間熟成後の製品は軟かい、まろやかな、低塩分(
2,8%)のチーズ様食品であった。
実施例3 実施例2と同条件で蒸熱処理した木綿υ腐を包記の漬込
床に30℃で20 日間熟成させた。
漬込床はM Mll 50 部、米麹100部、みそか
ら分離した乳酸菌106.酵母105を添加した漬込床
を製造した。
熟成208後製品は甘味の少ない酸味のある軟かい低塩
(4,0%)のチーズ様食品が得られた。
実施例4 大豆分離蛋白10部、大豆粉3部、 サラダ油3部、ゼ
ラチン1部、水8部を混和し成形した後、121℃で5
分間蒸熱した。この処理物を後記の漬込床に実施例1と
同様に40℃で20 日間熟成させた。
漬込床は15℃で、18時間吸水させた蒸煮大豆(12
1℃、15分処理)にアマノブロチアーゼP0.15%
、食塩8%、エタノール2%を混和し40℃で5日間熟
成させたもの10部に米麹10部、エタノール0.5部
を混合し、漬込床を製造した。
20日目に漬込床がら取出したところ、硬いチーズ様食
品が製造できた。
実施例5 大豆分離蛋白10部、大豆粉3部、サラダ油2部、グル
テン1部、水8部を混和し成形した後、121℃で5分
間蒸熱した。この処理物を後記の漬込床に実施例1と同
様に40℃で15日間熟成させた。
漬込床は麦みそ350部、麦麹650部、エタノール2
0部を混合し、漬込床を製造した。
15日目に漬込床から漬込物を取出したところ、やや硬
いチーズ様食品が得らた。
さらに、このチーズ様食品に、みそから分離した乳酸菌
、酵母をそ第1ぞれ10添加混合し、30℃で20日間
発酵させたところ、風味の良い、チーズ様食品が製造で
きた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 tBもしくは麹とみそ、酒粕、醤油またば蒸煮大豆にプ
    ロテアーゼと食塩を混合磨砕したものを混合した潰込床
    。 2 大豆、小麦から得られる稙瑠性蛋白もしくは卵、カ
    セイ7、ゼラチン、魚肉などの動物性型白質のゲル状あ
    るいは固形状蛋白食品を特許請求範囲第1項の漬・込床
    に清込み熟成之せろことを特徴とするチーズ様食品の製
    造方法。 3 特許請求範囲2項によって得られたチーズ様食品に
    乳酸菌および酵母を添加し熟成さぜろことを特徴とする
    チーズ様食品の製造方法。
JP16469883A 1983-09-06 1983-09-06 チ−ズ様食品の製造方法 Pending JPS6054636A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63105638A (ja) * 1986-10-23 1988-05-10 Hokkaido 魚肉を使用するチ−ズ様食品の製造方法
JPS63269946A (ja) * 1987-04-30 1988-11-08 Fundookin Shoyu Kk ナチユラルチ−ズ類似発酵食品の製造法
JP2011000073A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 House Foods Corp チーズ様食品組成物及びその製造方法

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