JPS6053181A - ミシンの針糸供給装置 - Google Patents

ミシンの針糸供給装置

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JPS6053181A
JPS6053181A JP15979183A JP15979183A JPS6053181A JP S6053181 A JPS6053181 A JP S6053181A JP 15979183 A JP15979183 A JP 15979183A JP 15979183 A JP15979183 A JP 15979183A JP S6053181 A JPS6053181 A JP S6053181A
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needle thread
needle
signal
feeding
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飯村 郁朗
岩渕 治男
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Juki Corp
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Tokyo Juki Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、繰出し信号に対応する長さの針糸を一縫目
形成毎に供給源から繰出し積極的に天秤へ供給するよう
にしたミシンの針糸供給装置に関し、特にその繰出し信
号の演算に関するものである。
一縫目形成に要する針糸量は布送り量や針振り量又はこ
れらに布厚や糸絡みに要する長さ考慮して算出される。
l/かし、針糸供給源と天秤間の針糸経路を天秤による
針糸緊張時期以外の時期に増大した後に最大緊張時まで
に最短とするように天秤に同期1.て作動する繰出し装
置と、繰出し装置を挟A2で針糸経路」二に配置し、繰
出し装置による針糸経路の増大時には天秤側の針糸を通
過不可能に保持すると共に供給源側の針糸を通過可能に
解放し、針糸経路が繰出し信号に対応する長さ増大する
ことに関連して供給源側の針糸を保持し、天秤による針
糸緊張時期は天秤側の針糸を解放するように作用する三
筒の保持手段とにより、繰出し信号に対応する針糸量を
一縫目形成毎に供給源から繰出l〜て天秤へ供給するミ
シンの針糸供給装置においては、保持手段の動作の遅れ
から、針糸経路の増大に比例して実際に繰出される針糸
量が理論糸量と一致した後にも繰出され、縫品質が悪く
なる原因となっていた。またこの傾向は縫い速度が速く
なるはど著しくなる欠点があった。
糸繰出し誤差をミシン回転数から演算して送り量。
針振り量、布厚等を基礎に演算した理論糸量に修正を加
え、その修正した糸量を実際に繰出された糸量と比較し
、双方の一致に関連して供給源からの針糸繰出しを阻止
させるようにして上記欠点を解消することを目的とする
(3) 以下この発明の実施例を図面により説明する。
機械部の構成について ミシンは駆動源に連動して回転する主軸2と、針糸Tを
もつ針3を下端に固定し主軸2に連動して一ヒ下動する
針棒4と、針糸供給源としての糸巻5及び」−配付3間
の針糸Tを支持し且つ緊張・弛緩するように主軸2に連
動して三位置間を往復動する天秤6と、史には適宜に発
生される糸切り信号に関連して作動し、布に連らなる針
糸Tをベッド下方において切断する糸切り装置(図示せ
ず)や下糸ボビンへの糸巻装置93等を備え、且っ針棒
4の振り幅や送り歯の送り量及びそれらの方向が予め記
憶装置に記憶された情報に基いて制御される公知のもの
である。また針糸Tは第2図のように糸巻5より糸調子
器7.第一保持手段8.繰出し検出装置9.第二保持手
段11及び周知の糸取りばねを経由l−て上記天秤6に
掛は渡されている。
繰出し装置10は繰出し腕12を有し、第一・第二保持
手段8,11間の針糸経路の長さを、第(4) 10図のように針3がベッド面よりも下方に位置してい
る時期に増大すると共に、天秤6による針糸緊張時まで
に最短とするためのものである。繰出し腕12は上下に
傾斜した透導面12aと、その下方に位置してU字状の
糸保持溝14h)とを有し、第1.3.5図に示すよう
に垂直に固定配置した二枚の案内板13.14に形成さ
れた孔13a。
14aに対して貫通配置され、その基部は固定軸15に
支持したリンク16と固定軸17に支持したリンク19
との各自由端に軸支しである。リンク19は機枠との間
に掛は渡したばね20を介してカム体18のカム面に追
従するようになっている。
繰出し検出装置9は、針糸Tが糸巻5から繰出し腕12
へ向って移動する長さを検出するためのもので、針糸T
を巻き掛ける■溝21aを有するグー!J−21と、プ
ーリー21が一定角度回転する毎に一箇のパルスを発生
するエンコーダ22とからなる。
糸調子器7は糸量え23を有し、針糸Tが上記プーリー
21に密着して巻き付くように針糸Tを軽く張らせるた
めに、常に一定の弱い通過抵抗を与えるためのものであ
る。糸量え23及びこれと協働する糸抜は防止板24は
第7図に示したように機枠に対して垂直に固定の基板2
5から水平に突出する支軸26.27に摺動自在に支持
しである。糸抜は防止板24は支軸26に対し取着した
リング28により上記摺動が制限されており、その自由
端24aは糸量え23及び基板25に形成した孔23a
 、25aに対して上方から斜め下方に進入するように
形成しである。またコイルばね29は糸量ゼ23を基板
25に向けて押圧するものであり、コイルばね30は主
に糸抜は防止板24にその自由端24aが孔25aに向
う回転モーメントを付与するためのものである。
第一保持手段8は1に磁石31の励磁・非励磁によりア
ンマチュアとしての保持板32を吸引Φ解放し、保持板
32と対向するヨーク33との間で針糸Il+を通過不
可能に挟持し又は通過可能に解放するためのものである
。保持板32はヨーク33に立設した軸34.35によ
り上下動可能に支持し、常には下方へコイルばね36の
弱い弾性力が与えられており、電磁石31による吸引力
の立上りを速めている。
なお上記した保持手段のヨーク33上面は、繰出し検出
装置9におけるプーリー21の■溝21aと、糸調子器
7における糸抜は防止板24と糸量え23との交点P(
第7図)及び機枠に軸支したローラー96のV溝96a
を結ぶ直線と同一かそれよりも上方に位置するように配
置し、針糸Tの張力により糸量え32がコイルばね36
に抗して上方に浮き上らないように、即ち糸量え32が
ばね36の弱い弾性力で常にはヨーク33上面に圧接す
るようにしである。
第二保持手段11は第一保持手段8と基本的には同様の
構成であり、電磁石37の励磁・非励磁によりマンマチ
ュアとしての保持板38を吸引・解放し、ヨーク39と
の間で針糸Tを通過不可能又は可能に挟持・解放するた
めのものである。保持板38は第2.6図のように電磁
石37の支持(7) 枠40の二叉突起40aを支点に揺動可能に支持され、
且つ常にはヨーク39から離れる方向にコイルばね41
の弾性力を受けている。またこの弾性力による保持板3
8の揺動位置を規制する規制部体42が合成樹脂により
ヨーク39と一体に形成され、保持体38と鉄心43と
の対向面間の距離S+を常に一定に保つようにしている
。また鉄心43とヨーク39に吸着された時の保持板3
8との対向面間に一定の隙間S2を設けるようにし、電
磁石37を消磁した時に保持板38の鉄心43からの離
れが残留磁気により遅れるのを防止している。
操作レバー44は押上げ、ニュートラル、糸切りの各態
様に対応するイ0ロ、ハの三位置に回動可能に支持され
ている。この操作レバー44には、下端に布押え足(図
示せず)をもつ押え棒45を押えばね46に抗して−F
昇させるための押え上げカム47と、糸調子器7及び第
一保持手段8における針糸Tの挟圧力を解放するための
糸緩めカム48が一体に支持されている。押え上げカム
47(g ) には操作レバー44を「イ」の位置に回動I〜だ時に、
押え棒45を上昇させるように押え棒45と一体の押え
棒抱き49の下面が対向配置しである。
また糸緩めカム48には操作レバー44を[イー1又は
[バー1の位置に回動した時に、糸量え23をばね29
に抗して第7図の二点鎖線の位置に移動させると共に、
保持板32をばね36に抗して上方に押し上げるように
作用するリンク機構と連結した追従子50に対向配置し
である。追従子50は軸51を中心に揺動自在であり、
との揺動運動は糸量え23に対しては軸52.53に支
持したリンク54.55を介して伝達されるようになっ
ている。またリンク54の二又部54aには、上端に保
持板32の係止部32aが遊嵌された二又部をもつ連桿
56の下方部が垂直に遊嵌配置されると共に、その連桿
56の水平突出部57との間にはばね36よりもばね定
数の大きなコイルばね58が配置しである。
第1図に示すように第一保持手段8の保持板32と繰出
し検出装置9のプーリー 21は面部機枠59自身の内
側に向うように傾斜され、針糸Tをカバー60の側面6
0a 、60b 、60cK巻き掛けて引張るだけで、
針糸′rが自然に滑り落ちて第一保持手段8及び繰出し
検tJ地flt 9に対してセットされるようになって
いる。
電気回路について 位置検出装置61は第2図のように主軸2に固定した回
転板6 a及びそれを検出する検出器61hとからなり
、針3がベッド平面に突刺った直後から針3がベッド平
面より抜は上った直後までの主軸2の回転角を検出して
低レベルc以下りとする)の位置信号を発生し、これ以
外の時期には高レベル(以下1−rとする)の位置信号
を発生する。
右岸検出装[62は第3.4図のように押え棒45の上
下動に連動して正逆回転する可動部62a及びその回転
位置に対応する電圧(右岸信号)を発生するボリューム
62bとからなっている。
押え上列スイッチ63は第3図のようにリンク54の揺
動経路内に配置され、操作レバー44を[イー1又は「
ハ」の位置に移動操作することに関連して11の信号を
発生する。
速度検出装置64は主軸2の回転速度を検出しそれに対
応する数のパルス(速度信号)を発生する。誤差演算装
置65は第一・第二保持手段8゜11における各保持板
32.38の応答動作の遅れによる繰出し糸量の誤差を
修正するためのものであり、速度検出装置64の出力パ
ルス数Nに対し実験的にめた定数1(を乗した数13の
パルス(補正信号)を発生する。
記憶回路66は各縫目毎の針3の振り幅に関する情報c
振り幅信号Y)及び布送り歯(図示せず)の水平移動量
に関する情報(送り音信号X)を記憶しているものであ
り、その記憶情報は位置検出装置61の出力の立上り時
に次の縫目に対応するものが模様制御回路67を介して
読み出され、これら情報は振り幅信号Y、送り音信号X
としてラッチ回路68に送られると同時に、振り幅信号
Y(11) はラッチ回路69、送り音信号Xはラッチ回路70にも
送られる。なお、ランチ回路69は位置検出装置f61
の出力の立上りに関連してモノマルチバイブレータ(ワ
ンショット)MSt及びインバータT+を介1−て動作
され、ラッチ回路68 、70は上記位11信号の立下
りに関連して動作し、且つ各ラッチ回路は動作によりそ
の入力をそのまま出力する。
針振りステッピングモータ(SToM)71は針棒揺動
機構を作動するためのものであり、ラッチ回路69の出
力を受け駆動回路72を介して駆動される。送りステッ
ピングモータ(ST3M)73は送り機構を作動するた
めのものであり、ラッチ回路70の出力を受け駆動回路
74を介して駆動される。
設定装置75はラッチ回路68及びこれと同様に動作さ
れるラッチ回路76を介して入力される各信号X、Y、
Dに基いて一縫目形成毎に必要な針糸繰出し鎗を設定す
るためのものであり、第9図に示したように、送り音信
号Xの2乗値と振り((?) 幅信号702乗値を加算した値P2 に定数k +を乗
した値kIP2と、P2の平方根に定数に2を乗した値
に2Pとを加算して[k lP2+k 2 Piとし、
これに右岸信号りに定数に3を乗した値を加えて[k 
IP2+k 2 P+k s Dlとし、更にこれに定
数に4を加算してめられた値(設定信号)Aを出力する
ようになっている。
減算装置77は設定装置75の出力値Aから誤差演算装
置65の出力値Bを減じた値(第11図における理論値
)Cを繰出し信号として比較回路78に出力し、比較回
路78は減算装置77とカウンタ79との出力の値が一
致した時にHの信号を発生する。カウンタ79は繰出し
検出装置9の出力パルスを計数した値を出力すると共に
、位置信号の立下りによりリセットされる。
フリップフロッグFF’lは比較回路78のH信号を受
けて動作状態となると共に、位置信号の立下りに関連し
て非動作状態にリセットされ、これからの出力はアンド
ゲートGl及びインバータ■2を介してアンドゲートG
2に送られる。電磁石31 、37はそれぞれ対応する
作動回路80゜81を介してアントゲ−)G+、Gzの
H出力により励磁1〜、■、出力により消磁する。
フリップフロップli’ F 2は電源投入後の縫い初
めの数針と、縫い終った被縫物をミシン縫合部から取り
去った後の次の縫い初め数針の縫目形成期間中に両保持
手段8,11間への針糸Tの繰込みを1慣市するための
4、のであり、繰出し検出装置9からの信号又は電源投
入に関連して初期設定回路82から瞬時に発生させる信
号を受けてその立上りにより動作状態とされ、目、つミ
シン停止操作に関連1〜て発生させるミシン停電信号を
受けて動作するワンショットMS2の出力の立−トリに
より非動作状態にりセットされると共に、免端子出力は
オアゲー) Q sを介してアンドゲートQ l、 G
 2に入力されている。またカウンタ83は位置検出装
置61の出力の立下りを計数し、その値が予め設定【ま
た値(実施例では「5」とする)に達することに関連し
て出力がLからHに反転すると共に、ミシン始動操作に
関連l、て発生するミシンスタート信号を受けて動作す
るワンショッ)MS3の出力の立上りに関連してリセッ
トされ、その出力はオアゲートG3を介してアントゲ−
)G1.G2に入力されている。
押え上昇スイッチ63は布押え足を上昇させることに関
連してその時@3がベッド面から抜は上っている下停止
区間であれば両保持手段8,11から針糸Tを解放させ
るためのものであり、その出力はアンドゲートG4.イ
ンバータIaQ介してアントゲ−)Gl、G2の入力と
しである。
フリップフロップFF3は縫い始めから繰出し検出装置
9の出力がない場合に針糸Tの消費又は切断と判断する
ためのもので、繰出し検出装置9からの出力パルスを受
けて動作状態とされ、且つスタート信号を受けて動作す
る前記ワンショットMSsの出力の立上りに関連して非
動作状態にリセットされるようになっていると共に、Q
端子出力はアントゲ−) Q sに又はQ端子出力はア
ントゲ−)G6の入力としである。
フリップフロップFF4は縫製中に繰出し検出(円 ) 装置9からの出力が発生しなくなった場合に針糸Tの消
費又は切断と判断するためのもので、繰出し検出装置9
からの出力パルスを受けて動作状態となり、位置検出装
置61の出力の立下りに関連12てリセットされると共
に、Q端子出力はインバータ■4を介してゲートG5の
入力としである。
カウンタ84.85は位置検出装置61からの信号の立
上りを計数し、その値が予め設定した値(実施例では前
者を17」針、後者を13」針とする)に達することに
関連してその出力をLからHに反転すると共に、カウン
タ84はワンショッ)M8aの立上りでまたカウンタ8
5はフリップフロップFF4の出力の立上りによりそれ
ぞれリセットされるようになっている。
カウンタ86.87は共に繰出し検出装置9の出力パル
スを計数しその値を出力すると共に、カウンタ86は公
知の下糸巻装置93を作用状態にセットすることに関連
して発生するようにした糸巻モード・オン信号を受けて
動作するワンショットMS4の出力の立上りによりリセ
ットされ、ま(1G) たカウンタ87は下糸巻装置93を不作用状態に解除す
ることに関連して発生する糸巻モード・オフ信号を受け
て動作するワンショットMSsの出力の立上りによりリ
セットされる。
比較回路88は上記糸巻装置93によって下糸ボビン9
4に所望糸量を自動的に巻き取るためのものであり、適
宜に設定される糸巻量設定装置89の出力値と、カウン
タ86の出力値とが一致することに関連してその出力を
反転し、この時の出力によりモータ停止回路95を介し
てミシンモータを停止するようになっているが、これに
代えてソレノイドを励磁(−その電磁力により糸巻装置
93を不作用位置に移動させるようにしてもよい。
記憶回路90は糸巻装置93によって下糸ボビン94に
巻き取った糸量を記憶しておくものであり、カウンタ8
6の計数値を記憶し且つ常にはその記憶値を出力すると
共に、ワンショットM S 4の出力の立上りにより記
憶内容がクリアーされるようになっている。
比較回路91は下糸ボビン94に巻かれた糸量と同等の
一ヒ糸−1が消費されるのを検出するためのものであり
、記憶回路90の出力とカウンタ87の出力とを比較し
双方が一致することに関連して一定時間T−1の信号を
出力するものである。なお、ブザー、ランプ等の警報装
置92はノアゲートG7の出力が■、になったときに一
定時間動作するようになっている。
なお、−縫[1形成に必要な糸量は後述するように繰出
し腕12の繰出し運動と、両保持手段8゜11の作動タ
イミングを制御することによって得られるものであるが
、特に保持手段8の保持板32の動作の遅れは繰出し誤
差の原因となる。そこで、実際の繰出し鎗が第11図に
示すように許容できる上限以上にはならないように、即
ち第10図に示ず如く、繰出t7腕12の繰出し運動が
始めはゆっくりとしてその後半から次第に速くなるよう
に前記カム体18のカム面は形成されている。
この発明は以上の構成であり、その作用を次に説′明す
る。
両保持手段8,11の電磁石31.37は対応するゲー
トGi、Gzの4つの入力が全部Hになったとき励磁し
、そのうちの1つがしになったときには消磁するが、正
常の場合には後述するようにゲー)Qa 、G4 、G
7からの3つの入力がいずれもHになっているから、フ
リップフロップFF+の出力状態によって励磁非励磁す
るかが決まる。
そこで通常の縫製時において、針棒4.天秤6゜繰出し
腕12は第1θ図のタイミング曲線に沿って往復動する
。繰出し腕12の第2図右方への往動は両保持手段8,
11間の針糸経路を増大するており、ゲー)Glの出力
はし、ゲー)G2の出力はHとなり、電磁石31が消磁
すると同時に電磁石37が励磁し、一方の保持手段8で
は針糸Tを解放し他方の保持手段11では針糸Tを保持
しているから、繰出し腕12の上記往動によって増大す
る針糸経路に相当する針糸Tが糸巻5から両保持手段8
,11間に繰り込まれる。このときプ(l9) 一す−21が針糸Tの移動に伴なって回動し、その回転
角度に比例(−だ数のクロックパルスが繰出し検出装置
9から発生する。このクロックパルスはカウンタ79に
よって計数されて比較回路78の一方の人力部に入力さ
れる。また比較回路78の他方の人力部には、記憶回路
66から読み出された送り量信号X、振り幅信号Y及び
右岸検出装置62からの右岸信号りに基いて設定装置7
5で演算した値から誤差演算装置65からの出力値を減
じて補正した減算装置77の出力(理論値)Cが入力さ
れており、比較回路78はカウンタ79の計数値が理論
値と一致するとH信号を出力する。
これによりフリップフロップPFsの出力がLからHに
反転するので、電磁石31は励磁し電磁石37は消磁す
る。
従って予定長さの針糸Tが両保持手段8,11間に繰込
まれた後には第一保持手段8が針糸Tを通過不可能に挟
持して糸巻5から繰出されるのを阻止すると共に、第二
保持手段11が針糸Tを通過自在に解放する。なお繰出
l−腕12の往動の途(2Q) 中で予定長さの針糸Tが繰出されれば、その後の繰出し
腕12の往動中は第二保持手段11及び針3間に弛んで
いる針糸Tが両保持手段8.11間に一時的に引き戻さ
れる。
また、繰出し腕12は次に針糸Tが天秤6によって緊張
されるまでの間に復帰するので、その後の天秤6の上昇
に伴なって第一保持手段8及び縫目間の針糸Tがb次第
に強く張られ、これにより縫目が適切な強さで締められ
て結節する。以下同様の作用が一縫目形成毎に繰返され
る。
以上のように、送り量信号X、振り幅信号Y。
右岸信号りに基いて演算された必要糸量が一縫目形成毎
に繰出されるが、縫い始めの数計間は正規の糸量を必要
としない。そこで、電源を入れた後に縫製を始めると、
フリップフロップFF2がプリセットされると共に、ス
タート信号によりカウンタ83がリセットされるので、
位置検出装置61の信号の立下りが5回計数されるまで
は、即ち縫目が5針形成されるまでの間はゲートG3の
出力がね上なり、これによりゲー)Gl 、G2が閉じ
るので電磁石3 ] 、 37は消磁したまま作動しな
い。
また、フリップフロップ[i”F2はミシン停止により
リセットするが、布を縫合部から取り出したり位置をず
らしたりすると、それに伴なって針糸Tが糸巻5から繰
出され、繰出し検出装置9からのパルス信号により再び
セットされるから、その後に縫製を始めると、上述と同
様に縫目が5針形成されるまでの期間は電磁石31.3
7が消磁したままとなり、正規の繰出しは行なわれない
布を針3を中心に旋回すべくミシンな針棒最下点付近で
停止した場合には、布押え足を上昇させてもゲートG4
の出力が■、のまま変化しないので、両保持手段8,1
1の状態はミシン停止前とは変らず、再びミシンを始動
すれば引続き予定の縫目が形成されるが、布を縫合部か
ら堆り出すべく針棒最下点付近でミシンを停止した場合
には、布押支足を一ヒ昇させるとゲー)G4の出力がH
になり、これによりゲー)Gl 、G2が閉じるので、
電磁石3]、37は消磁し両保持手段8,11とも針糸
Tを解放する。なお、保持手段8について、前者の場合
には保持板32が電磁力により吸引されているから、カ
ム体48に連動してリンク54が第2図時計方向に回動
し連桿56が押し上げられても、ばね58が圧縮される
だけであるが、後者の場合には上記電磁力は発生しない
から、保持板32がばね58を介して連桿59に連動し
軸34を支点に上動する。
糸巻装置93を作用状態にセットすると、カウンタ86
及び記憶回路90がリセットされる。そこで糸巻量設定
装置89を適宜に設定操作してからミシンを始動すると
、針糸Tが糸巻5から下糸ポビン94に巻き取られ、そ
の糸量は繰出し検出装置9及びカウンタ86を介して記
憶回路90に記憶されると共に、上記巻き量が設定量に
達すると比較回路88の出力によりモータ停止回路95
を介してミシンモータは停止する。また、縫製により消
費される糸量は繰出し検出装置9及びカウンタ87によ
り検出され、その糸量が先に下糸ボビン94に巻き取ら
れた糸量に達すると、比較回路91の出力に関連して警
報装置92は一定時間(、<:5 ) 動作すると共に、モータ停止回路95を介してミシンモ
〜りは停止する。
縫製の途中で針糸′Vが全部消費されたり切れたりして
繰出t7検出装置9の出力が止まった場合拠は、フリッ
プフロップlj” p 4がセットされないので、位置
検出装置61の立上り出力がカウンタ85により計数さ
れることとなり、その設定値に対応する間に、すなわち
主軸2が3回転する間に一度も繰出し検出装置9の出力
が発生しない場合には、その時ゲート()5の出力がI
]となるから、モータ停止回路95を介してミシンが停
+)すると共に、警報装[92が一定時間作動し、また
ゲートG1゜G2が閉じて電磁石31.37も消磁する
上述したように、電源が入っていない時、又は電源投入
後であっても針棒上死点付近にミシンを止めて布押え足
を上昇した時や、縫製の途中で針糸Tが切断したり消費
された場合には電磁石31゜37が消磁1−て両保持手
段8,11による針糸の保持力が解放されるので、針糸
Tをセットする場・合には、これらの状態においてまず
糸巻5から針(24−) 糸Tを端部を摘んで引出し、次にその中間部をカバー6
0に巻き掛けてから軽く引張ると針糸Tに下方への分力
が発生するから、中間部はカバー60の側面60a、6
0b、60cを滑り下り、更に9のプーリー21に巻き
掛けられる。
また針糸Tをセットしないでミシンを駆動した場合には
、ミシンスタート信号によりリセットされた後に繰出し
検出装置9からの出力がフリップフロップFFaに入力
されずQ出力が11となるから、カウンタ84の設定数
だけ主軸2が回転するとゲー)G4の出力がHとなる。
従ってこの場合には主軸2が7回転してから警報装置が
作動すると共に、電磁石31.37が消磁する。
以上の3Lうにこの発明は繰出し信号に対応する針糸量
を一縫目形成毎に供給源から繰出して天秤へ供給するよ
うにしたミシンの針糸供給装置において、−縫目形成毎
に布の送り量及び布送りと直交する方向への針棒の振り
1又はこれらと布の厚さに基いて演算される必要糸量に
対応する設定信号を発生する設定装置と、 主軸に関連配置し主軸の回転角速度に対応する速度信号
を出力する回転検出装置と、 速度信号を関数として針糸量に対応する補正信号を出力
する誤差演算装置と、 設定信号の値から補iE信号の値を減算した値を出力す
る減算装置とを備え、 減算装置の出力を繰出し信号とすることにより、保持手
段の動作の遅れによる針糸量の誤差を補正したので、ミ
シンの縫い速度を高めて縫製能率を向上できると共に、
ミシンの縫い速度が変化しても常に良好な縫い品質が得
られる等の効果がある。
なおこの発明の上記実施例では、繰出し装置10が針糸
経路を常に一定量を増大させると共に、保持手段8.1
1は一方が針糸を保持しているときには他方が針糸を解
放し且つ他方が針糸を保持しているときには他方が針糸
を解放するように作動するものを示したが特願昭57−
151128号に記載されたもののように、保持手段が
、繰出し体による針糸経路の増大時には天秤側の針糸を
保持すると共に供給源側の針糸を解放し、必要量繰出さ
れることに関連して供給源側の針糸を保持し、その後天
秤による針糸緊張時期に天秤側の針糸を解放するように
作用し、また両保持手段が針糸を保持した後は、即ち必
要量が繰出された後は両保持手段間の針糸張力により繰
出し体の針糸との係合部の運動が規制され、針糸経路の
増大が行なわれないようにした方式のものに適用して同
様の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はミシン頭部の部分斜視図、第2図は針糸供給装
置の斜視図、第3図は針糸供給装置の部分正面図、第4
図は針糸供給装置の左側面図、第(′7) 5図は第一保持手段の縦断面図、第6図は第二保持手段
の縦断面図、第7図は糸調子器の縦断面図、第8図は電
気回路のブロック図、第9図は設定装置の一例を示した
ブロック図、第10図はタイムチャート、第11図は理
論的にめた針糸の必要繰出1.長さと、実際に繰出され
る針糸長さとの関係を示1−だ図である。 出願入り名称 宋Q*−工業株式会社 (28) 矛50 オフ記 才11恥 12B4667 → 葦堅tIA擁畠こ11(明−1) 518− 自発手続補正書(方式) 昭和58年12月2311 1事件の表示 昭和58年特許願第159791、 発明の名称 ミシンの針糸供給装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 針糸供給源と天秤間の針糸経路を天秤による針糸緊張時
    期以外の時期に増大した後に最大緊張時までに最短とす
    るように天秤に同期して作動する繰出し装置と、繰出し
    装置を挟んで針糸経路上に配置し、繰出し装置による針
    糸経路の増大時には天秤側の針糸を通過不可能に保持す
    ると共に供給源側の針糸を通過可能に解放し、針糸経路
    が繰出し信号に対応する長さ増大することに関連して供
    給源側の針糸を保持し、天秤による針糸緊張時期は天秤
    側の針糸を解放するように作用する二部の保持手段とに
    より、繰出し信号に対応する針糸蓋を一縫目形成毎に供
    給源から繰出して天秤へ供給するミシンの針糸供給装置
    において、−縫目形成毎に布の送り量及び布送りと直交
    する方向への針棒の振り量又はこれらと布の厚さに基い
    て演算される必要糸量に対応する設定信号を発生する設
    定装置と、 主軸に関連配置し主軸の回転角速度に対応する速度信号
    を出力する回転検出装置と、 速度信号を関数として針糸量に対応する補正信号を出力
    する誤差演算装置と、 設定信号の値から補正信号の値を減算した値を出力する
    減算装置とを備え、 減算装置の出力を繰出し信号としたことを特徴とするミ
    シンの針糸供給装置。
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