JPS6075085A - ミシンの安全装置 - Google Patents

ミシンの安全装置

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JPS6075085A
JPS6075085A JP18345983A JP18345983A JPS6075085A JP S6075085 A JPS6075085 A JP S6075085A JP 18345983 A JP18345983 A JP 18345983A JP 18345983 A JP18345983 A JP 18345983A JP S6075085 A JPS6075085 A JP S6075085A
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JP
Japan
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needle thread
signal
needle
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JP18345983A
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飯村 郁朗
佐久間 邦晴
岩渕 治男
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Juki Corp
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Tokyo Juki Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は縫目形成機構の動作に同期して針糸を糸巻か
ら一定量づつ繰出すべく作動する繰出し体と、糸巻から
繰出された側先負を検出する繰冒し検出装置と、所定糸
量の繰出しが検出されたとき繰出し体による針糸の繰出
しを阻止ずろや保持手段とにより、−縫目形成毎に必要
子爪を糸巻から繰出して天秤へ供給するようにした切糸
供給装置を有するミシンに関し、特に上記繰出し検出装
置により釦糸切れや針糸の消費を検出可能にし、11つ
それらの検出により警報装置を作動すると共にミシンモ
ータへの電力供給を遮断するようにしたミシンの安全装
置に関する。
運転を継続すると、被縫物にミシン目があき、特に皮や
擬似皮等の織物以外の被縫物の場合には、上記ミシン目
の跡が灯明に残り、製品の商品価値を著しく損なうもの
である。
そこで、従来から縫糸切れの検出装置が開発されている
が、装置を設置するための専用スペースを必要とすると
共に、製造コストが高くなる欠点があり、従って工業用
の特殊ミシン以外に装備ゴることはできなかった。
この発明は針糸供給装置を構成する要素の一部を併用し
て上記した従来の欠点を解消することを目的とする。
以下この発明の実施例を図面により説明する。
機械部の構成について ミシンは駆動源に連動して回転する主軸2と、針糸Tを
もつ針3を下端に固定し主軸2に連動して上下動する針
棒4と、針糸供給源としての糸巻5及び上記針3間の針
糸′rを支持し且つ緊張・弛緩するように主軸2に連動
して三位置間を往復動する天秤6と、更には適宜に発生
される糸切り信号に関連して作動し、布に連らなる針糸
Tをベッド下方において切断する糸切り装置(図示せず
)や下糸ボビ/への糸巻装置93等を備え、且つ引棒4
の振り幅や送り歯の送り量及びそれらの方向が予め記憶
装置に記憶された情報に基いて制御される公知のもので
ある。また針糸゛Fは第2図のように糸巻5より糸調子
器7.第一保持手段8.繰出し検出装置9.第二保持手
段11及び周知の糸取りばねを経由して上記天秤6に掛
は渡されている。
繰出し装置10は繰出し腕12を有し、第一・第二保持
手段8,11間の針糸経路の長さを、第10図のように
針3がベッド面よりも下方に位置している時期に増大す
ると共に、天秤6による針糸緊張時までに最短とするだ
めのものである。繰出し腕12は上下に傾斜した透導面
1.2 aと、その下方に位置してU字状の糸保持溝1
2bとを有し、第1.34.5図に示すように垂直に固
定配置した二枚の案内板13.14に形成された孔13
a。
14aに対して貫通配置され、その基部は固定軸】5に
支持したリンク16と固定軸17に支持したり/り19
との各自由端に軸支しである。リンク19は機枠との間
に掛は渡したばね20を介してカム体18のカム面に追
従するようになっている。
繰出し検出装置9は、針糸′J゛か糸巻5から繰出し腕
12へ向って移動する長さを検出するためのものて、針
糸Tを巻き掛けるVFr21aを有するプーリー21と
、グー9−2】が一定角度回転する毎に一部のパルスを
発生する工/コータ゛22とからなる。
糸調子器7は糸量え23を有し、針糸Tが上記プーリー
21に密着して巻き付くように針糸Tを軽く張らせるた
めに、常に一定の弱い通過抵抗を与えるためのものであ
る。光弁え23及びこれと協働する糸抜は防止板24は
第7図に示したように機枠に対して垂直に固定の基板2
5がら水平に突出する支軸26.27に摺動自在に支持
しである。糸抜は防止板24は支軸26に対し取着した
リング28により上記摺動が制限されており、その自由
端24aは光弁え23及び基板25に形成した孔23a
、25aに対して上方から斜め下方に進入するように形
成しである。またコイルばね29は光弁え23を基板2
5に向けて押圧するものであり、コイルばね3oは主に
糸抜は防止板24にその自由端24aが孔25aに向う
回転モーメントを付与するためのものである。
第一保持手段8は電磁石31の励磁・非励磁によりアー
マチュアとしての保持板32を吸引・解放し、保持板3
2と対向するヨーり33との間で針糸′rを通過不可能
に挟持し又は通過可能に解放するためのものである。保
持板32はヨーク33に立設した軸34.35により上
下動可能に支持し、常には下方へコイルばね36の弱い
弾性力が与えられており、電磁石31による吸引力の立
上りを速めている。
なお上記した保持手段のヨーク33上面は、繰出し検出
装置9におけるプーリー21のV溝21aと、糸調子器
7における糸抜は防止板24と光弁え23との交点P(
第7図)及び機枠に軸支したローラー960■溝96a
を結ぶ直線と同一かそれよりも上方に位置するように配
置し、針糸Tの張力により光弁え32がコイルばね36
に抗して」二方に浮きトらないように、即ち光弁え32
がばね36の弱(・弾性力で常にはヨーク33上面に圧
接するようにしである。
第二保持手段11は第一保持手段8と基本的には同様の
構成であり、電磁石37の励磁・非励磁により了−マチ
ーアとしての保持板38を吸引・解放し、ヨーク39と
の間で針糸′1゛を通過不可能又は可能に挟持・解放す
るためのものである。保持板38は第2,6図のように
電磁石37の支持枠40の二叉突起40aを支点に揺動
可能に支持され、且つ常にはヨーク39から離れる方向
にコイルばね41の弾性力を受けている。またこの弾性
力による保持板38の揺動位置を規制する規制部体42
が合成樹脂によりヨーク39と一体に形成され、保持体
38と鉄心43との対向面間の距離Slを常に一定に保
つようにしている。また鉄心43とヨーク39に吸着さ
れた時の保持板38との対向面間に一定の隙間S2を設
けるようにし、電磁石37を消磁した時に保持板380
鉄心43からの離れが残留磁気により遅れるのを防止し
ている。
操作レバー44は押上げ、ニュートラル、糸切りの各態
様に対応する40口、・・の三位置に回動可能に支持さ
れている。この操作レバー44には、下端に布押え足(
図示せず)をもつ押え棒45を押えばね46に抗して上
昇させるための押え上げカム47と、糸調子器7及び第
一保持手段8における針糸Tの挟圧力を解放するための
糸緩めカム48が一体に支持されている。押え上げカム
47には操作レバー44を「イ」の位置に回動した時に
、押え棒45を上昇させるように押え棒45と一体の押
え棒抱き49の下面が対向配置しである。
また糸緩めカム48には操作レバー44を「イ」又は「
ハ」の位置に回動した時に、光弁え23をばね29に抗
して第7図の二点鎖線の位置に移動させると共に、保持
板32をばね36に抗して上方に押し上げるように作用
するリンク機構と連結した追従子50に対向配置しであ
る。追従子50は軸51を中心に揺動自在であり、この
揺動運動は光弁え23に対しては軸52,53に支持し
たり/り54.55を介して伝達されるようになってい
る。またリンク54の二又部54aには、上端に保持板
:う2の係止部32aが遊嵌された二又部をもつ連桿5
6の下方部が垂直に遊嵌配置されると共に、その連桿5
6の水平突出部57との間にはばね36よりもばね定数
の大きなコイルばね58が配置しである。
第1図に示すように第一保持手段8の保持板32と繰出
し検出装置9のプーリー21は面部機枠59自身σ内側
に向うように傾斜され、針糸Tをカバー60の側面60
 a 、 601) 、 60 cに巻き掛けて引張る
だけで、針糸Tが自然に滑り落ちて第一保持手段8及び
繰出し検f装置9に対してセットされるようになってい
る。
電気回路について 位置検出装置61は第2図のように主軸2に固定した回
転板61a及びそれを検出する検出器61bとからなり
、針3がベット平面に空刺った直後から針3がベッド平
面より抜は上った直後までの主軸2の回転角を検出して
低レベル(以下りとする)の位置信号を発生し、これ以
外の時期には高レベル(以下■1とする)の位置信号を
発生する。
市原検出装置62は第3,4図のように押え棒45の上
下動に連動して正逆回転する可動部62a及びその回転
位置に対応する電圧(市原信号)を発生ずるボリューム
62bとからなっている。
押え上昇スイッチ63は第3図のようにリンク54の揺
動経路内に配置され、操作レバー44を「イ」又は「・
・」の位置に移動操作することに関連してHの信号を発
生する。
速度検出装置64は主軸2の回転速度を検出りそれに対
応する数のパルス(速度信号)を発生する。誤差演算装
置65は第一・第二保持手段8゜11における各保持板
32.38の応答動作の遅れによる繰出し糸量の誤差を
修正するためのものであり、速度検出装置64の出力パ
ルス数Nに対し実験的にめた定数kを乗した数13のパ
ルス(補正信号)を発生する。
記憶回路66は各縫目毎の針3の振り幅に関ずろ情報(
振り幅信号Y)及び布送り歯(図示せず)の水平移動量
に関する情報(送り量信号X)を記憶しているものであ
り、その記憶情報は位置検出装置61の出力の立上り時
に次の縫目に対応するものが模様制御回路67を介して
読み出され、これら情報は振り幅信号Y、送り量信号X
としてラッチ回路68に送られると同時に、振り幅信号
Yはラッチ回路69、送り量信号Xはラッチ回路70に
も送られる。なお、ランチ回路69は位置検出装置61
の出力の立」二つに関連してモノマルチバイブレータ(
ワンショノl−) M S 1及7JインバータIIを
介して動作され、ラッチ回路68 、70は上記位置信
号の立下りに関連して動作し、且つ各ランチ回路は動作
によりその入力をそのまま出力する。
針振りステッピングモータ(ST、M)71は側棒揺動
機構を作動するためのものであり、ランチ回路69の出
力を受け駆動回路72を介して1駆動される。送りステ
ッピングモータ(ST、M)73は送り機構を作動する
ためのものであり、ランチ回路70の出力を受け駆動回
路74を介して駆動される。
設定装置75はラッチ回路68及びこれと同様に動作さ
れるランチ回路76を介して入力される各信号X、Y、
Dに基いて一縫目形成毎に必要な針糸繰出し量を設定す
るためのものであり、第9図に示したように、送り量信
号Xの2乗値と振り幅信号Yの2乗値を加算した値P2
 に定数klを乗した値k r P2と、P2の平方根
に定数に2を乗した値kzPとを加算して「k IP”
+k 2 Plとし、これに市原信号りに定数に3を乗
した値を加えて[k+P2+kzP+に3DJとし、更
にこれに定数に4を加算してめられた値(設定信号)A
を出力するようになっている。
減算装置77は設定装置75の出力値Aがら誤差演算装
置65の出力値Bを減じた値(第11図における理論値
)Cを繰出し信号として比較回路78に出力し、比較回
路78は減算装置77とカウンタ79との出力の値が一
致した時にF(の信号を発生する。カウンタ79は繰出
し検出装置9の出力パルスを計数した値を出力すると共
に、位置信号の立下りによりリセットされる。
フリップフロッグFF+は比較回路780H信号を受け
て動作状態となると共に、位置信号の立下りに関連して
非動作状態にリセットされ、これからの出力はアンドゲ
ートG1及びインバータ■2を介してアンドゲートG2
に送られる。電磁石31.37はそれぞれ対応する作動
回路80゜81を介してアントゲ−)Gl、G2のH出
力により励磁し、L出力により消磁する。
フ17 ノグフロノプFF2は電源投入後の縫い初めの
数針と、縫い終った被縫物をミシン縫合部から取り去っ
た後の次の縫い初め数針の縫目形成期間中に両保持手段
8,11間への針糸′Pの繰込みを阻止するためのもの
であり、繰出し検出装置9からの信号又は電源投入に関
連して初期設定回路82から瞬時に発生させる信号を受
けてその立」一つにより動作状態とされ、且つミシン停
止操作に関連して発生させるミシン停止信号を受けて動
作するワンショットMS2の出力の立上りにより非動作
状態にす七ノドされると共に、Q端子出力はオアブー1
− G 3を介してアントゲートG 1. G 2に入
力されている。またカウンタ83は位置検出装置61の
出力の立下りを計数し、その値が予め設定した値(実施
例では「5」とする)に達することに関連して出力がL
からIIK反転すると共に、ミシン始動操作に関連して
発生するミシンスタート信号を受けて動作するワンゾヨ
ノl−M S 3の出力の立上りに関連してリセットさ
れ、その出力はオアゲートG3を介してアンドゲートG
1.G2に入力さ牙tている。
押え上昇スイッチ63は布押え足を上昇させることに関
連してその時針3がベッド面から抜は上っている」二停
止区間であれば両保持手段8,11から針糸Tを解放さ
せるためのものであり、その出力はアントゲ〜トG4.
インバータ■3を介してアントゲートG 1. G 2
の入力としである。
フリップフロップF F 3は縫い始めから繰出し検出
装置9の出力がない場合((針糸′rの消費又は切断と
判断するためのもので、繰出し検出装置9からの出力パ
ルスを受けて動作状態とされ、且つスタート信号を受け
て動作する前記ワンショットMS3の出力の立上りに関
連して非動作状態にリセットされるようになっていると
共に、Q端子出力はアンドゲートG5に又はQ端子出力
はアンドゲートG6の入力としである。
フリップフロップF F 4は縫製中に繰出し検出装置
9からの出力が発生しなくなった場合に針糸Tの消費又
は切断と判断するためのもので、繰出し検出装置9から
の出力パルスを受けて動作状態となり、位置検出装置6
1の出力の立下りに関連してリセットされると共に、Q
端子出力はインバータ■4を介してゲートG5の入力と
しである。
カウンタ84.85は位置検出装置61がらの信号の立
上りを計数し、その値が予め設定した値(実施例では前
者を[−7」針、後者を「3」針とする)に達すること
に関連してその出力をLがら1(に反転すると共に、カ
ウンタ84はワンンヨノt・M S 3の立上りでまた
カウンタ85はフリップフロップFF4の出力の立上り
Kよりそれぞれリセットされるようになっている。
カウンタ86.87は共に繰出し検出装置9の出力パル
スを計数しその値を出力すると共に、カウンタ86は公
知の下糸巻装置93を作用状態にセットすることに関連
して発生するようにした糸巻モード・オン信号を受けて
動作するワンショノ1−M S 4の出力の立上りによ
りリセットされ、またカウンタ87は下糸巻装置93を
不作用状態に解除することに関連して発生する糸巻モー
、ド・オフ信号を受けて動作するワンンヨノl−M S
 sの出力の立上りによりリセットされる。
比較回路88は」二記糸巻装置93によって下糸ボビン
94に所望糸量を自動的に巻き取るためのものであり、
適宜に設定される糸巻量設定装置89の出力値と、カウ
ンタ86の出力値どが一致することに関連してその出方
を反転し、この時の出力K j: ’) −E −夕停
止回路95を介してミシンモータを停止するようになっ
ているが、これに代えてソレノイ1ごを励磁しその′准
磁カにより糸巻装置93を不作用位置に移動させるよう
にしてもよい。
記憶回路9oは糸巻装置93によって下糸ボビン94に
巻き取った糸量を記憶しておくものであり、カウンタ8
6の訓数値を記憶し且つ常にはその記憶値を出方すると
共に、ワンショットM S 4の出力の立上りにより記
憶内容がクリアーされるようになっている。
比較回路91は下糸ボビン94に巻かれた糸tと同等の
上糸量が消費されるのを検出するためのものであり、記
憶回路90の出力とカウンタ87の出力とを比較し双方
が一致することに関連して一定時間1−1の信号を出力
するものである。なお、ブサー、ランプ等の警報装置9
2はノアゲートG7の出力がLになったときに一定時間
動作するようになっている。
なお、−縫目形成に必要な糸量は後述するように繰出し
腕12の繰出し運動と、両保持手段8゜110作動タイ
ミングを制御することによって得られるものであるが、
特に保持手段8の保持板32の動作の遅れは繰出し誤差
の原因となる。そこで、実際の繰出し量が第11図に示
すように許容できる上限以上にはならないように、即ち
第10図に示す如く、繰出し腕12の繰出し運動が始め
はゆっくりとしてその後半から次第に速くなるように前
記カム体18のカム面は形成されている。
この発明は以上の構成であり、その作用を次に説明する
両保持手段8,1Jの電磁石31.37は対応するゲー
トG+、Gzの4つの入力が全部トIになったとき励磁
し、そのうちの1つがしになったときには消磁するが、
正常の場合には後述するようにブー) G ” + G
 4 、 G 7がらの3つの入力がいずれもHになっ
ているから、フリップフロップ1ilF。
の出力状態によって励磁非励磁するかが決まる。
そこで通常の縫製時において、針棒4.天秤6゜繰出し
腕12は第10図のタイミング曲線に沿って往復動する
。繰出し腕I2の第2図右方への往動は両保持手段8.
JI間の針糸経路を増大するており、ゲートatの出方
はし、ゲートG2の出力は1−1となり、電磁石31が
消磁すると同時に電磁石37が励磁し、一方の保持手段
8では針糸′I゛を解放し他方の保持手段11では針糸
Tを保持しているから、繰出し腕12の上記往動によっ
て増大する針糸経路に相当する針糸Illが糸巻5がら
両件持手段8,11間に繰り込まれる。このときブー 
’J−21が針糸Tの移動に伴なって回動し、その回転
角度に比例した数のクロックパルスが繰出し検出装置9
から発生ずる。このクロックパルスはカウンタ79によ
って計数されて比較回路78の一方の入力部に入力され
る。また比較回路78の他方の入力部には、記憶回路6
6から読み出された送り量信号X、振り幅信号Y及び市
原検出装置62からの市原信号りに基いて設定装置75
で演算した値から誤差演算装置65からの出力値を減じ
て補正した減算装置77の出力(理論値)Cが入力され
ており、比較回路78はカウンタ79の計数値が理論値
と一致すると11信号を出力する。
これによりフリップフロップFF+の出力がLからI−
1に反転するので、電磁石31は励磁し電磁石37は消
磁する。
従って予定長さの針糸Tが両件持手段8,11間に繰込
まれた後には第一保持手段8が針糸Tを通過不可能に挟
持して糸巻5から繰出されるのを阻止すると共に、第二
保持手段11が針糸′Vを通過自在に解放する。なお繰
出し腕12の往動の途中で予定長さの針糸Tが繰出され
れば、その後の繰出し腕12の往動中は第二保持手段1
1及び針3間に弛んでいる針糸Tが両件持手段8,11
間に一時的に引き戻される。
また、繰出し腕12は次に針糸′rが天秤6によって緊
張されるまでの間に復帰するので、その後の天秤6の上
昇に伴なって第一保持手段8及び縫目間の針糸Tが6次
第に強く張られ、これにより縫目が適切な強さで締めら
れて結節する。以下同様の作用が一縫目形成毎に繰返さ
れる。
以上のように、送り量信号X、振り幅信号Y。
市原信号りに基いて演算された必要糸量が一縫目形成毎
に繰出されるが、縫い始めの数計間は正規の糸量を必要
としない。そこて、電源を入れた後に縫製を始めると、
フリップフロップF” F 2がプリセットされると共
に、スタート信号によりカウンタ83がリセットされる
ので、位置検出装置61の信号の立下りが5回計数され
るまてば、即ち縫目が5針形成されるまでの間はゲート
G3の出力がLとなり、これによりゲートQ 1. G
 2が閉じるので電磁石31.37は消磁したまま作動
しない。
また、フリップフロップFF2はミシン停止によりリセ
ットするが、布を縫合部から取り出したり位置をずらし
たりすると、それに伴なって針糸Tが糸巻5から繰出さ
れ、繰出し検出装置9からのパルス信号により再びセッ
トされるから、その後に縫製を始めると、上述と同様に
縫目が5針形成されるまでの期間は電磁石31.37が
消磁したままとなり、正規の繰出しは行なわれない。
布を釘3を中心に旋回すべくミシンな針棒最下点例近で
停止した場合には、布押え足を上昇させてもブー1− 
G 4の出力がLのまま変化しないのて゛、両保持手段
8.J1の状態はミシン停止前とは変らず、再びミシン
を始動すれば引続き予定の縫目が形成されるが、布を縫
合部から取り出すべく引棒最上点側近でミシンを停止し
た場合には、布押え足を上昇させるとブー)G4の出力
がHになり、これによりゲートC++ 、G2が閉じる
ので、電磁石31.37は消磁し両保持手段8,11と
も針糸′Vを解放する。なお、保持手段8について、前
者の場合には保持板32が電磁力により吸引されている
から、カム体48に連動してリンク54が第2図時計方
向に回動し連桿56が押し」二げられても、ばね58が
圧縮されるだけであるが、後者の場合には上記電磁力は
発生しな℃・がら、保持板32がばね58を介して連桿
59に連動し軸34を支点に上動する。
糸巻装置93を作用状態にセットすると、カウンタ86
及び記憶回路90がリセットされる。そこて糸巻量設定
装置89を適宜に設定操作してがらミ//を始動すると
、針糸゛I゛が糸巻5がら下糸ボビン94に巻き取られ
、その糸量は繰出し検出装置9及びカウンタ86を介し
て記憶回路9oに記憶さ」しると共匠、−F記憶き量が
設定量に達すると比較回路88の出力によりモータ停!
1−回路95を介してミシンモータは停止する。また、
縫製により消費される糸量は繰出し検出装置9及びカウ
ンタ87により検出され、その糸量が先に下糸ボビン9
4に巻き取られた糸量に達すると、比較回路91υノ出
力に関連して警報装置92は一定時間動作すると共に、
モータ停止回路95を介してミシンモータは停止する。
縫製の途中で針糸Tが全部消費されたり切れたりして繰
出し検出装置9の出力が止まった場合には、フリップフ
ロップFF4がセットされないので、位置検出装置61
の立上り出力がカウンタ85により計数されることとな
り、その設定値に対応する間に、すなわち主軸2が3回
転する間に一度も繰出し検出装置9の出力が発生しない
場合には、その時ゲートG5の出力がI−1となるから
、モータ停止回路95を介してミシンが停止すると共に
、警報装置92が一定時間作動し、またゲートG l。
G2か閉じて電磁石31.37も消磁する。
上述したように、電源が入っていない時、又は電源投入
後であっても針棒上死点付近にミシンを止めて布押え足
を上昇した時や、縫製の途中で針糸′Pが切断したり消
費された場合には電磁石31゜37が消磁して両保持手
段8,11による針糸の保持力が解放されるので、針糸
Tをセットする場合には、これらの状態においてまず糸
巻5から針糸Tを端部を摘んで引出し、次にその中間部
をカバー60に巻き掛けてから軽く引張ると針糸′1゛
に下方への分力が発生するから、中間部はカバー60の
側面60a 、60b 、60cを滑り下り、更に9の
プーリー21に巻き川けられる。
また針糸Tをセットしないでミシンを駆動した場合眞は
、ミシンスタート信号によりリセットされた後に繰出し
検出装置9からの出力がフリップフロップIパ1・3に
入力されずQ出力か11となるから、カウンタ84の設
定数たげニレ11+ 2が回転するとケート(]i 4
の出力力司1となる。従ってこの場合には主l1III
]2か7回転してから警報装置か作動すると共に、電磁
石:31 、37が消磁する。
なお、上記実施例において、カウンタ84の設定値を1
7」としたが、これは針糸Tがセットされているか否か
に係りなく、縫製を開始してから一目が5箇(本実施例
でのカウンタ83の設定値)形成されるまでは、電磁石
31.37が消磁したままで正規の繰出しが行なわれな
いから、カウンタ84の設定値をカウンタ83の設定値
よりも大きくしないと針糸Tがセットされているか否か
判断できないためである。従ってカウンタ84の設定値
はカウンタ83の設定値よりも大きければよ0゜ また、上記実施例においては、記憶装置にrめ記憶した
送り信号及び振り巾信号を主軸の一回転毎に読み出し、
これら信号により送り機構及び副棒揺動機構の運動な一
縫目毎に制御して所定の模様を縫製可能とした型式ρミ
シンにおいて、記憶装置から読み出された上記各信号又
はこれら信号とイU厚検出装置から布押え足の上下位置
の変化に対応して出力されろ重厚信号とに基いて繰出し
信号を一縫目形成毎に演算してめたが、送り量及び釦振
り量又はこれらと重厚の異なる条件ごとに予め実験的に
めて記憶装置に記憶した糸量データ群から前記送り信号
及び振り巾信号又はこれらと重厚信号に基いて対応する
糸量データを読み出すようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては、記憶装置に記憶した送
り信号及び振り[11信号に基いて送り機構於び針棒揺
動機構を制御するミシンについて示したが、上記の記憶
信号によらず作業者の手動操作に、1.ツテ送りML及
びψ1振り量をiliす御するミシンに適用Jしてもよ
い。そしてこの場合には、送り量及び釦侮りh−(の各
設定態様に対応する検出信号又はこれらとイff厚の検
出信号とから、前述と同様如繰出し信号を演算してめて
もよいし、予め実験的にめて記憶しである糸量データ&
Ilがら対応する糸量データを読み出すようにしてもよ
い。
また、上記実施測子゛は銅棒を布送り方向との交叉方向
に揺動させる千鳥縫いミシンに適用したものを示したが
、定位置で上下動する銅棒に対してイUをX−Y座標軸
方向に移動して千鳥縫目模様を柿製できるようにしたミ
シンに適用してもよい。
なお、この場合には周知のごと(布をX座標軸方向とY
座標軸方向に移動するための三筒の独立した動力源、た
とえばモータを備えているものである。そして−縫目形
成に必要な針糸量は、重厚を無視すればX座標軸方向の
布移動量の二乗値と、Y座標軸方向の布移動量の二乗値
との和の平方根で表わされるから、従って本実施例の送
り量信号及び振り巾信号に代えて、上記各モータの回b
lv方回と角度を制御するだめの信号を用いればよい。
以上のようにこの発明は、 縫目形成機構の動作に同期して針糸を糸巻がら一定量づ
つ繰出すべく作動する繰出し体と、糸巻から繰出された
針糸量を検出する繰出し検出装置と、所定糸量の繰出し
が検出されたとき繰出し体による嬢7、 −7、繰出し
を阻止 する保持手段とにより、−縫目形成毎に必要糸量を糸巻
から繰出して天秤へ供給するようにした針糸供給装置を
有するミシンにおいて、繰出し検出装置をiil+糸切
れや釘糸残の検出に併用したのて、上記検出のために特
に専用の装置を設置する必要がなく、この発明の安全装
置を備えたミシンを安価に且つコンパクトに得られる効
果がある。
なお、本実施例において、フリップ70ツブFFl、イ
ンバータエ2 ブー1−Gl、G2、及び作動回路80
.81は繰出し制御回路を構成し、またフリップ70ツ
ブFF4.カウンタ85は針糸検出回路を構成する。
【図面の簡単な説明】
第1図はミシン頭部の部分斜視図、第2図は針糸供給装
置の斜視図、第3図は針糸供給装置の部分正面図、第4
図は針糸供給装置の左側面図、第5図は第一保持手段の
縦断面図、第6図は第二保持手段の縦断面図、第7図は
糸調子器の縦断面図、第8図は電気回路のブロック図、
第9肉は設定装置の一例を示したブロック図、第10図
はタイムチャート、第11図は理論的にめた針糸の必要
繰出し長さと、実際に繰出される側糸長さとの関係を示
した図である。 出願人の名称 東京重機工業株式会社 ツ1 肥 才10凪 才5肥 ワ ン4記

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 天秤と針糸供給源との間の針糸経路上において互いに針
    糸供給方向の先方と手前に離隔して配置し、作用により
    針糸を通過不可能とし不作用により針糸な通過可能とす
    るように/J11糸に作用する三筒の保持手段6,7と
    、 両件持手段間の針糸経路上に配置し1両保持手段間の針
    糸経路を変更してその経路の長さを天秤による針糸緊張
    時期以外の時期に増大した後に天秤による針糸の最大緊
    張時までに最短とするように天秤に同期して作動する繰
    出し体12と、繰出し体に関連し又は繰出し体よりも針
    糸供給方向手前の針糸に係合し、両件持手段間の針糸経
    路の長さの増加に比例する繰出し体の作動又は繰出し体
    による針糸の繰出し長さに比例して変位し、その変位量
    に対応し電気的に異なる糸量検知信号を発生する繰出し
    検出装置16と、 主軸に関連配置し天秤による針糸緊張時期以外の時期に
    対応する主軸の14定回転角を検出して位置信号を発生
    する位置検出装置と、 異なる縫い条件に対応して一剣の縫[]形成に要する針
    糸の長さに対応する設定信号を発生可能にした設定装置
    21と、 糸量信号と設定信号とを比較して一致するときに一致信
    号を発生する比較回路22と、位置fW号に関連して糸
    巻側の保持手段を不作用1にし、一致信号に関連してそ
    の保持手段を作用にすると共に、一致信号が発生してか
    ら少なくとも位置信号が消失するまでの間に天秤側の保
    持手段を不作用にするよう位置検出装置及び比較回路に
    関連させた繰出し制御回路とにより、−縫目形成毎に一
    縫目形成に要する長さの針糸を糸巻から繰出して天秤へ
    供給する針糸供給装置を有したミシ関連して作用する針
    糸検出回路と、 針糸検出回路の作用に関連して作用し音又は光を発生ず
    る警報装置と、 針糸検出回路の作用に関連して作用しミシンモータへの
    電力供給を遮断するモーフ停止回路、とを備えたことを
    特徴とするミシンの安全装置。
JP18345983A 1983-09-30 1983-09-30 ミシンの安全装置 Granted JPS6075085A (ja)

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JP18345983A JPS6075085A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 ミシンの安全装置
US06/655,363 US4619213A (en) 1983-09-30 1984-09-27 Drive control mechanism of sewing machine
DE8484111647T DE3483781D1 (de) 1983-09-30 1984-09-28 Fadenriss- oder fadenenddetektor fuer naehmaschine.
EP84111647A EP0158708B1 (en) 1983-09-30 1984-09-28 Thread breakage or exhaustion detector for sewing machine

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JPS6154438B2 JPS6154438B2 (ja) 1986-11-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57125793A (en) * 1981-01-27 1982-08-05 Brother Ind Ltd Sewing machine which can display by sound

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57125793A (en) * 1981-01-27 1982-08-05 Brother Ind Ltd Sewing machine which can display by sound

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