JPS604928Y2 - 自動車用収納ボックスの蓋開閉装置 - Google Patents

自動車用収納ボックスの蓋開閉装置

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JPS604928Y2
JPS604928Y2 JP1424981U JP1424981U JPS604928Y2 JP S604928 Y2 JPS604928 Y2 JP S604928Y2 JP 1424981 U JP1424981 U JP 1424981U JP 1424981 U JP1424981 U JP 1424981U JP S604928 Y2 JPS604928 Y2 JP S604928Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
piece
check
edge
guide hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1424981U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57126342U (ja
Inventor
誠 篠塚
勉 磯谷
Original Assignee
小島プレス工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小島プレス工業株式会社 filed Critical 小島プレス工業株式会社
Priority to JP1424981U priority Critical patent/JPS604928Y2/ja
Publication of JPS57126342U publication Critical patent/JPS57126342U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、蓋の開閉装置に偽り、例えば自動車用コンソ
ールボックスあるいはグローブボックスの蓋開閉装置に
関するものである。
従来、この種の蓋開閉装置は、例えば第5図および第6
図に示すように、蓋5′を開閉させるためのヒンジ部材
6′とは別に、本体1′と蓋5′との片側側面にチェッ
クアーム7′と、このチェックアーム7′の保合溝7a
に係合される係止爪Kを有するストッパアームSAをそ
れぞれ設け、これら両アーム7’、SAのリンク動作に
よって蓋5′の開閉を行なうものであった。
しかしながら、図示のように組付けに要する部品点数が
多いため、組付は時間のロスを招いたり、また柩支部分
が多いため各柩支部分の作動荷重のばらつきにより、結
局蓋5′開閉時の作動荷重を設定するのが困難となり、
さらには前記両アーム7’、SAの取付けは本体1′と
蓋5′との片側のみであったため、両アーム7’、SA
による開度規制を受けたときにヒンジ部材6′が受承す
る荷重(以下、ストップ荷重という。
)はヒンジ部材6′の薄肉部分6a′全体で均等に受承
されず、両アーム7’、SA寄りの部分で集中的に受承
するものであった。
このため、ヒンジ部材6′を合成樹脂にて形成した場合
には薄肉部分e a/に亀裂の発生等を招来する欠点が
あった。
本考案の目的は、構成部品が少なく、組付けの容易な蓋
開閉装置を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
図面は、本考案をコンソールボックスに適用したものを
例示するものであって、図において1は合成樹脂等によ
り成形され、かつ内部に中空部を有する2重構造状の壁
材にて形成されたコンソールボックス本体であり、該本
体1の後部壁2上端縁は内部側(本体1の収納室側)に
おいて斜状に開口されている。
すなわち、後部壁2の内壁2aは本体1を構成する他の
壁材より短めに形成される一方、後部壁2の外壁2bは
、その上端の両側部が内部側への下り勾配をもつように
屈曲されてヒンジ部材6の取付片3が形成される(第2
回参照)とともに外壁2b中央部は所定長さく後述する
鉤縁10aの幅に相当する長さ)にわたってその先端縁
が後部壁2内部へ向って鉤状に屈曲されたストッパ片4
(本考案のストッパ部に該当する。
)が垂下形成されている(第3図参照)。5はそれぞれ
合成樹脂よりなるドアインナ5aとドアアウタ5bとが
中空部を介して重合され、ビス等にて締着されてなる蓋
であって、同着5はドアインナ5aの前端縁に対し一体
かつ舌状に突出形成された平板状のヒンジ部材6によっ
て本体1の取付片3に対しビス等によって取着されると
ともにヒンジ部材6の上部側にその幅方向に沿って形成
された薄肉ヒンジ部6aを中心として開閉回動をするこ
とができる。
また、ヒンジ部材6の中央部は略方形状に切り取られて
後部壁2内に連通ずるガイド孔Gが形成されており、チ
ェック片7の後部壁2内への出入をガイドすることがで
きる。
7は合成樹脂により平板状に形成されたチェック片であ
って、その一端縁(図示上端縁)にはピン軸8が一体に
形成されるとともに該ピン軸8両側部はチェック片7の
左右両側から延出されていて、この延出部分はそれぞれ
ドアインナ5aのヒンジ部材6寄りの両側に所定の間隔
をもってボックス状に膨出形成された両ピン軸受け9,
9内に挿通されている。
両ピン軸受け9,9は、その内部においてドアアウタ5
bが台状に突出形成されて前記延出された部分のピン軸
8を回動可能に挟持している(第2図参照)。
また、チェック片3の他側(図示下側)中央には、ガイ
ド孔Gを介して後部壁2内に対し出入可能に鉤片10が
突出形成されるとともに同鉤片10の先端縁には蓋5の
開閉動作によって前記ストッパ片4に係脱自在な鉤縁1
0aが形成されている。
さらに、本例のチェック片7には鉤片10を挟んでその
両側に弾性を有するくの字状で基端部分が屈曲可能なヒ
ンジ部11aが形成された弾発片11.11が前方へ向
って一体に突設されており、鉤片10同様、ガイド孔G
を介して後部壁2内に対し出入可能になしである。
さらにまた、両弾発汁11.11の屈曲縁部には突起T
が形成されており、この突起Tおよび両弾発汁11.1
1によって前記鉤縁10aがストッパ片4に係止された
ときにはガイド孔Gの前部開口縁によって弾性変形され
ながら蓋5の開放回動を制動することができる。
引きつづき、上記のように構成された本実施例の作用と
効果を具体的に説明する。
まず、蓋5が本体1に対して閉止されているときには、
チェック片7の自由端側(図示下端側)は後部壁2内に
垂下保持されており、このため、鉤縁10aおよび突起
Tは自由状態にある(第4図C参照)。
この状態から蓋5を開放回動させてやると、該蓋5はヒ
ンジ部材6の薄肉ヒンジ部6aを中心として回動される
一方、チェック片7は蓋5の開放回動に伴いピン軸8を
中心として徐々に回動されながらチェック片7全体が上
方に引き上げられてゆく(第4図す参照)。
そして、蓋5がさらに回動されるに伴いチェック片はさ
らに引き上げられ、鉤縁10aがストッパ片4に係止さ
れたところで蓋5の回動が規制される(第4図C参照)
この際に、両弾発汁11.11の突起Tはガイド孔Gの
前部開口縁に当接しながら図示右方へ弾性変形されるた
め、このことによって鉤縁10aの係止直前には蓋5の
全開に要する抵抗力となって使用者には節度感が付与さ
れる。
逆に、蓋5を閉止させる場合には、第4図Cの状態(全
開状態)から蓋5を閉止回動させれば、鉤縁10aとス
トッパ片4との係止が外れるとともに両弾発汁11.1
1は自らの弾性によって初期状態に復帰され、しかして
該閉止方向の回動に伴ってチェック片7は後部壁2内に
没入されて蓋5が本体1に対し閉止される。
さて、上記した本実施例では蓋5の開度規制をなすため
の部材がチェック片7という単一部材であるため、コス
ト的に安価で、しかも組付けが極めて容易である。
また、チェック片7をヒンジ部材6の中央部に設けたこ
とにより鉤縁10aとストッパ片4との係合の際に薄肉
ヒンジ部6aに加わるストッパ荷重をほぼ吸収すること
ができ、かつその残余荷重を薄肉ヒンジ部6a全体でほ
ぼ均等に受承させうるため、該薄肉ヒンジ部6aの耐久
性を可及的に増大させることができる。
さらに本例のように、蓋5を、その全開時において弾発
片11.11の弾性力によって閉止方向の回動の規制を
受けるように構成すれば該蓋5は振動等によって不用意
に閉止されることがない。
以上詳述したように、本考案はボックス本体の開口縁部
に対し薄肉ヒンジ部を介して開閉可能に取付けられた自
動車用収納ボックスの蓋において、この蓋の内面におけ
る前記ヒンジ部外の部位には蓋の全開位置を規制するチ
ェック片が柩支されるとともに、このチェック片は前記
開口縁部に開口されるガイド孔を介してボックス本体の
壁内へ出入可能に垂挿され、かつその下端にはガイド孔
のエツジ部からボックス本体の壁内へと向けて垂下され
たストッパ片に対し蓋の少なくとも90゜以上の開放位
置で係合しうる鉤縁が形成され、しかもこのストッパ片
は全開時における蓋内面のほぼ延長線上に形成され、さ
らにチェック片には全開時に前記ガイド穴におけるチェ
ック片とは逆側の内壁面に弾発力をもって圧接する弾発
片が並設されていることを、その要旨とするものである
したがって、従来に比してその構成部品も少なく製造コ
ストの低減を図ることができる。
また、蓋開閉用の薄肉ヒンジ部とは別個にチェック片を
設け、これをストッパ片と係合させることとしたため、
薄肉ヒンジ部がストップ荷重を直接的に受承することが
回避され、これの保護が図られる。
加えて蓋の開放時には弾発片がボックス本体に対し弾発
力をもって圧接するため、振動によるがた付きも解消す
ることができる。
また、チェック片は蓋に柩支されかつガイド孔に垂挿さ
れていることから、チェック片は蓋の開放動作に伴って
ガイド孔に案内されながら持上げられ、また特にストッ
パ片が全開時における蓋内面のほぼ延長線に沿って形成
されていることから、蓋の開放に伴うチェック片の引き
上げ動作により、チェック片をストッパ片に確実に係合
させることができる。
さらに、1か所のしかも狭少なガイド孔を共用してチェ
ック片と弾発片が上げ下げされるようにしたため、薄壁
のボックス本体に対しても設定が容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示すものであって、第1図
は本考案の要部を示す斜視図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図は同B−B線断面図、第4図a、 b
、 cはそれぞれ蓋の作動状況を示す動作説明図である
。 第5図は従来例を略示する側面図、第6図は第5図の要
部を示す分解斜視図である。 1・・・・・・コンソールボックス本体、4・・・・・
・ストッパ片、5・・・・・・蓋、6・・・・・・ヒン
ジ部材、6a・・・・・・薄肉ヒンジ部、7・・・・・
・チェック片、10a・・・・・・鉤縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボックス本体の開口縁部に対し薄肉ヒンジ部を介して開
    閉可能に取付けられた自動車用収納ボックスの蓋におい
    て、この蓋の内面における前記ヒンジ部外の部位には蓋
    の全開位置を規制するチェック片が枢支されるとともに
    、このチェック片は前記開口縁部に開口されるガイド孔
    を介してボックス本体の壁内へ出入可能に型持され、か
    つその下端にはガイド孔のエツジ部からボックス本体の
    壁内へ向けて垂下されたストッパ片に対し蓋の少なくと
    も90°以上の開放位置で係合しうる鉤縁が形成され、
    しかもこのストッパ片は全開時における蓋内面のほぼ延
    長線上に形成され、さらにチェック片には全開時に前記
    ガイド穴におけるチェック片とは逆側の内壁面に弾発力
    をもって圧接する弾発片が並設されていることを特徴と
    する自動車用収納ボックスの蓋開閉装置。
JP1424981U 1981-02-02 1981-02-02 自動車用収納ボックスの蓋開閉装置 Expired JPS604928Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1424981U JPS604928Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 自動車用収納ボックスの蓋開閉装置

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JP1424981U JPS604928Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 自動車用収納ボックスの蓋開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS57126342U JPS57126342U (ja) 1982-08-06
JPS604928Y2 true JPS604928Y2 (ja) 1985-02-14

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ID=29812306

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1424981U Expired JPS604928Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 自動車用収納ボックスの蓋開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7263422B2 (ja) * 2021-03-26 2023-04-24 森六テクノロジー株式会社 車両用収納装置

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JPS57126342U (ja) 1982-08-06

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