JPH0118776Y2 - - Google Patents

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JPH0118776Y2
JPH0118776Y2 JP4018283U JP4018283U JPH0118776Y2 JP H0118776 Y2 JPH0118776 Y2 JP H0118776Y2 JP 4018283 U JP4018283 U JP 4018283U JP 4018283 U JP4018283 U JP 4018283U JP H0118776 Y2 JPH0118776 Y2 JP H0118776Y2
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JP
Japan
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fixed
cover body
hinge
accommodating
movable
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JP4018283U
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JPS58171469U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はヒンジ用カバーに係り、たとえば家具
の扉などに使用されるヒンジを被覆するものに関
する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来、この種のヒンジとして、たとえば、家具
本体の側板のような固定板部に取付ける一方の固
着部と、家具本体の扉板のような可動板部に取付
ける他方の固着部とを複数の可動アームにて回動
自在に連結し、90度以上の開閉角を可能にした構
造のものが知られている。すなわち、たとえば、
第2図に示すように、ヒンジ本体Aの一方の固着
部としての固定枠1の両端部に支軸2,3を介し
て第1および第2の可動アーム4,5の一端部を
回動自在に軸着し、この第1および第2の可動ア
ーム4,5の他端部に支軸6,7を介して第3お
よび第4の可動アーム8,9の一端部を回動自在
に軸着し、この第3および第4の可動アーム8,
9の他端部に他方の固着部としての取付片10を
有する固定円盤11を支軸12,13にて回動自
在に軸着し、さらに上記第1および第4の可動ア
ーム9の交叉部を中間軸14にて回動自在に連結
した構造となつている。
そして、一方の固定枠1を家具本体の側板15
にその取付孔16からねじ17をねじ込んで固着
するとともに、他方の固定円盤11を家具本体の
扉板18に形成された取付凹部19内に埋設し取
付片10のねじ孔20よりねじ21をねじ込んで
固着するようになつている。
このようにして家具本体の側板15に扉板18
を開閉自在に連結されるが、この場合扉板18を
開閉する際、各可動アーム4,5,8,9は扉板
18開閉方向に回動および伸縮しつつ行われるの
で、したがつて、この各可動アーム4,5,8,
9に衣類などが挟持され、衣類等を損傷するおそ
れがあるとともに、衣類などを挟持した場合には
それによつて扉板18の開閉が困難になるなどの
問題を有している。
〔考案の目的〕
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、
ヒンジ本体にヒンジ本体の動作をさまたげない形
状に形成したカバー体を被嵌することにより、ヒ
ンジ本体を確実に被覆しヒンジ本体の動作時に衣
類などを挟持し衣類などを損傷することがないよ
うにしたことを目的とするものである。
〔考案の概要〕
本考案は、固定板部に取付ける一方の固着部と
可動板部に取付ける他方の固着部とを複数の可動
アームを介して回動かつ伸縮自在に連結したヒン
ジ本体を被覆するカバー体において、上記カバー
体は一方側には上記一方の固着部側を収容する収
容部を形成するとともに他方側には上記他方の固
着部側を収容する収容部を上記一方側の収容部と
連通形成し、上記一方側の収容部における左右両
側板の下端内側に上記一方の固着部側の可動アー
ムに係止する係合突条を一体に形成したことを特
徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を添附図面に示す一実施例につい
て説明する。
25は合成樹脂などにて形成されたカバー体
で、このカバー体25は一方側にはヒンジ体Aの
一方の固着部としての固定枠1側を収容する収容
部26が形成されている。この収容部26は、上
記第4の可動アーム9の上面板部9aに係合する
上面板27と上記第4の可動アーム9の左右の側
板部9bの外側に係合する左右の両側板28及び
この左右の両側板28の一端部間と上面板27の
一端部とを閉塞した端面板29にて下面を開放し
たほぼ矩形状に形成されている。
また上記カバー体25の他方側には上記ヒンジ
本体Aの他方の固着部としての取付片10を有す
る固定円盤11側を収容する収容部30が上記一
方の収容部26と連通して形成されている。この
収容部30は、上記上面板27と一連に形成され
かつ上記第4の可動アーム9の先端部分9c及び
第1及び第3の可動アーム4,8を収容可能に上
方に大きく突出された円弧状の上面板31と上記
左右の両側板28と一連に形成された左右の両側
板32にて下面を開放したほぼ半円状に形成さ
れ、したがつて、この他方の収容部30は回動か
つ進退する可動アームを収容できるように上記一
方の収容部26より大きく形成されている。
また上記カバー体25の一方の収容部26にお
ける左右の両側板28の下端内側に上記第4の可
動アーム9の左右の側板部9bの下縁9dに係止
する係合突条33が一体に形成されている。
つぎに、カバー体25をヒンジ本体Aに取付け
る場合には、まず、前記のようにヒンジ本体Aの
一方固定枠1を家具本体の側板15にねじ17に
て止着するとともに他方の固定円盤11を家具本
体の扉板18の取付凹部19内に嵌着し、その取
付片10をねじ21にて止着する。
ついで、ヒンジ本体Aに対し、カバー体25を
被嵌する場合、ヒンジ本体Aの一方の固着部側に
カバー体25の他方の収容部30を嵌合するとと
もに、このカバー体25をヒンジ本体Aの他方の
固着部側に向つて挿入するように押動すると、カ
バー体25の両側の係合突条33の先端部が第4
の可動アーム9の左右の側板部9bにおける下縁
9dに係合し、さらにこのカバー体25を押動す
ると、カバー体25は両側の係合突条33がその
下縁9dに係合したままこの下縁9dにそつて摺
動しつつヒンジ本体Aの所定位置まで挿入され
る。
これにより、カバー体25の一方の収容部26
内にはヒンジ本体Aの一方の固着部側すなわち、
固定枠1、第2および第4の可動アーム5,9が
収容されるとともに、カバー体25の他方の収容
部30内にはヒンジ本体Aの他方の固着部側すな
わち第1および第3の可動アーム4,8および第
4の可動アーム9の先端部分9cが収容され、第
4の可動アーム9の上面板部9aにはカバー体2
5の上面板27が係合するとともに、この第4の
可動アーム9の両側の下縁9dにはこの下方から
カバー体25の両側の係合突条33が係合係止す
る。
したがつて、ヒンジ本体Aにはカバー体25が
一体的にセツトされ、扉閉塞時には第3図に示す
ようにヒンジ本体Aはカバー体25にて確実に被
覆され、また扉開放時には第4図に示すように各
可動アーム4,5,8,9は開放方向に回動しつ
つ伸長するが、カバー体25は最も内側の第4の
可動アーム9とともに動作するので、家具本体に
おいては各可動アーム5,9はカバー体25より
露出することがなく、常に被覆されている状態で
動作し、また開いた扉を閉じる場合も伸長した各
可動アーム4,5,8,9などは上記とは逆方向
に回動しつつ収縮し次第にカバー体25の両方の
収容部26,30内に収容される。したがつて、
ヒンジ本体Aはカバー体25を伴つて回動かつ伸
縮し、その動作を司る各可動アーム4,5,8,
9は常にカバー体25に被覆されている状態で動
作することになるので、この各可動アーム4,
5,8,9の動作時に衣類などが挟持されるよう
なことがない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、固定板部に取付ける一方の固
着部と可動板部に取付ける他方の固着部とを複数
の可動アームにて回動かつ伸縮自在に連結したヒ
ンジ本体を被覆するカバー体であつて、このカバ
ー体は一方側には上記一方の固着部側を収容する
収容部を形成するとともに他方側には上記他方の
固着部側を収容する収容部を連通形成したので、
このカバー体をヒンジ本体に取付けることにより
ヒンジ本体は確実に被覆され複数の可動アームな
どは露出することがないので、ヒンジ本体の外観
性が高められ、その動作時に衣類などを挟持し、
衣類などを損傷するおそれがなく、またカバー体
の収容部によつてヒンジ本体の動作がさまたげら
れるようなことがなく、また一方側の収容部にお
ける左右両側板の下端内側に係合突条を形成し、
この両側の係合突条を一方の固着部側の可動アー
ムに係止するようにしたので、カバー体にヒンジ
本体にかぶせこれをヒンジ本体にそつて押動する
ことによつて係合突条が可動アームに係合しカバ
ー体を簡単かつ確実にセツトすることができ、そ
してこのカバー体はこれを係止した可動アームの
動作に追従して移動するので回動かつ進退する可
動アームを確実に被覆することができ、またその
全体的構造が簡単で製作が容易であり、したがつ
て、開閉角の大きいヒンジ本体の動作機能をそこ
ねることなくヒンジ本体を被覆できる安全なカバ
ー体を安価に提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
ヒンジ用カバーの一部を切欠いた斜視図、第2図
はヒンジ本体の斜視図、第3図はヒンジ用カバー
の取付け状態を示す断面図、第4図は同上作動状
態を示す断面図である。 1……一方の固着部、4,5,8,9……可動
アーム、11……他方の固着部、A……ヒンジ本
体、25……カバー体、26……一方の収容部、
28……左右の両側板、30……他方の収容部、
33……係合突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定板部に取付ける一方の固着部と可動板部に
    取付ける他方の固着部とを複数の可動アームを介
    して回動かつ伸縮自在に連結したヒンジ本体を被
    覆するカバー体において、上記カバー体は一方側
    には上記一方の固着部側を収容する収容部を形成
    するとともに他方側には上記他方の固着部側を収
    容する収容部を上記一方側の収容部と連通形成
    し、上記一方側の収容部における左右両側板の下
    端内側に上記一方の固着部側の可動アームに係止
    する係合突条を一体に形成したことを特徴とする
    ヒンジ用カバー。
JP4018283U 1983-03-19 1983-03-19 ヒンジ用カバ− Granted JPS58171469U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4018283U JPS58171469U (ja) 1983-03-19 1983-03-19 ヒンジ用カバ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP4018283U JPS58171469U (ja) 1983-03-19 1983-03-19 ヒンジ用カバ−

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Publication Number Publication Date
JPS58171469U JPS58171469U (ja) 1983-11-16
JPH0118776Y2 true JPH0118776Y2 (ja) 1989-06-01

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ID=30051421

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JP4018283U Granted JPS58171469U (ja) 1983-03-19 1983-03-19 ヒンジ用カバ−

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KR20010029798A (ko) * 2000-06-13 2001-04-16 정재용 가구류 경첩의 보호커버

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JPS58171469U (ja) 1983-11-16

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