JPS6036430B2 - 2‐アリール‐2h‐ベンゾトリアゾール類の製造方法 - Google Patents

2‐アリール‐2h‐ベンゾトリアゾール類の製造方法

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JPS6036430B2
JPS6036430B2 JP5519676A JP5519676A JPS6036430B2 JP S6036430 B2 JPS6036430 B2 JP S6036430B2 JP 5519676 A JP5519676 A JP 5519676A JP 5519676 A JP5519676 A JP 5519676A JP S6036430 B2 JPS6036430 B2 JP S6036430B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/16Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D249/18Benzotriazoles
    • C07D249/20Benzotriazoles with aryl radicals directly attached in position 2

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2−ア・リール−2H−ペンゾトリアゾール類
及びそれ等の誘導体類の製造方法に関し、更に詳しくは
2‐ァリール‐汎‐ペンゾトリァゾール類を製造するに
際し、所望の生成物が高収率で得られ、従来の製造方法
に附随する廃液汚染問題を根本的に除去した新規な製造
方法に関する。
従来、0ーニトロアゾベンゼンの2−アリール−汎−ペ
ンゾトリァゾールへの転換は化学的、或は電解法による
還元法によって行ってきた。
例えば米国特許第3,072,585号及び第3,23
0,194号明細書に見られるように種々の0−ニトロ
アゾベンゼン誘導体類をアルコール性苛性ソーダ溶液中
で亜鉛を用いて化学的に還元し、相当する2‐ァリール
一畑‐ペンゾトリァゾール類を高収率で得ている。又、
米国特許第2,362,988号明細書に記載されてい
るようにこの転換のための化学的還元剤として硫化アン
モン、硫化アルカリ、アンモニアと共に80℃乃至10
0℃に加熱した亜鉛、水硫化ソーダ及び塩酸と亜鉛の共
用等も使用されてきた。この硫化アンモンの使用につい
てはヱス、ェヌ、チヤクラバーティー等(S・N・Ch
akra礎rtyetal)により、2ーアリール基に
置換基が存在する場合と存在しない場合との両者の結果
がJ・IndianChem・Soc・5巻555頁(
192母王):Chem・A広t・22蓋836頁(1
92g王)に報告されている。時によっては所望の2ー
アリール−汎‐ペンゾトリァゾール類は全く生成されず
、o−アミノアゾベンゼン類のみが生成産物となる事が
ある。電解法による0−ニトロアゾベンゼン類の還元に
ついてはエイチ・イトミ(日・ltomi)によつてM
em・Coil・Sci・KyotoImp・Univ
・12A,No.6343頁(192g王):Chem
・Abst・24巻2060頁(193G羊)に希苛性
ソーダ溶液中で鋼陰極を使用する方法が報告されている
収率はそれぞれの態様と条件により、主要不純物である
0ーアミノアゾベンゼンがどの程度生成するかにより、
25%乃至60%と変化する。0−ニトロアゾベンゼン
類を相当する2ーアリール‐が−ペンゾトリァゾール類
に転換するために広く利用される亜鉛粉末と苛性ソーダ
による化学的還元系についてはケー・ェルプス等(K・
EI広etal)によりJ・Makt・Chem・10
群筈204頁(1924年):Chem・A戊t・1隻
蓋514頁(1925年)に報告され、その収率はそれ
ぞれの0ーニトロアゾベンゼン中間体の種類によって3
0%乃至85%である。
これらの従釆から知られている化学的或は電解法による
2‐ァリール‐汎‐ペンゾトリァゾ‐ル類の製造方法は
、多くの場合実用的でないか、又は経済的に魅力あるも
のではない。
広く用いられている亜鉛粉末と苛性ソーダの系は亜鉛ス
ラツジ廃棄という点から廃液汚染問題を生じ、これは環
境問題として関心が高まっている。0ーニトロフェニー
ルヒドラジン及びそのフェニール環をアルキル及び過弗
秦化アルキルで置換した誘導体類をアルカリ性媒体中で
接触還元する事により、異性体であるが化学的には異な
った1一日ーベンゾトリアゾール類を好収率で生成させ
る事は特公昭48−26012,(1973年8月3日
)明細書に記載されている。
しかし、異性体である本発明の2日ーベンゾトリアゾー
ル類はフェニルヒドラジン類からは生成する事は出来な
い。従って、本発明の目的の一つは重大な還境汚染問題
を生ずる事ないこ2‐ァリール‐汎‐ペンゾトリアゾー
ル類を製造する新規な方法を提供する事にある。
更に他の目的としては0−ニトロアゾベンゼンを以下詳
細に説明する或る条件下で還元、閉環し、十分な純度を
もつ2−アリールー2日ーベンゾトリアゾール類を高収
率で得る事にある。
概観的に云えば本発明の態様の一つは、元素周期律表の
第血族に属する貴金属類から成る群から選ばれた所の水
素添加触媒の存在下で、アルカリ性の水性有機、望まし
くは水性アルカリ/アルコール(最も望ましいのはィソ
プロパノール)媒体中で、2ーニトロー2′−ヒドロキ
シー5′ーメチルアゾベンゼソを還元条件下で水素によ
り還元、閉環し、目的とする2−(2−ヒドロキシー5
−メチル)−2H−ペンゾトリアゾールを回収する事を
特徴とする2一(2ーヒドロキシー5−メチルフェニー
ル)一畑−ペンゾトリァゾールの製造法である。本発明
の態様を更に詳しく云うならば、元素周期律表の第血族
に属する貴金属から成る水素添加触媒の存在下水性アル
カリ/ィソプロパノール媒体中に於て、約20℃乃至1
00o○の温度範囲で、かつ1気圧乃至66気圧の圧力
下、2ーニトロ−2−ヒドロキシー5′ーメチルアゾベ
ンゼンを水素により処理し、貴金属触媒を炉過により除
き、この系のpHを4以下に下げて目的の生成物を沈殿
させ、目的とする2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフ
ェニール)‐斑‐ペンゾトリァゾールを常法によって回
収する事を特徴とする2−(2ーヒドロキシ‐5‐メチ
ルフェニール)‐が‐ペンゾトリアゾールの製造方法で
ある。
本発明の特有な態様の例は、パラジウム炭から成る水素
添加触媒の存在下、水性アルカリ/ィソプロパノール媒
体中で、約20q○乃至約100℃の温度範囲で、かつ
約1乃至約66気圧の条件下、2ーニトロ−2′−ヒド
ロキシー5′ーメチルアゾベンゼンを水素により処理し
、目的とする2一(2ーヒドoキシ‐5‐メチルフェニ
ール)一畑‐ペンゾトリアゾールを回収する事から成る
2一(2ーヒドロキシー5ーメチルフエニール)−2日
ーベンゾトリアゾールの製造法である。
本発明の方法は約20qo乃至100午0、望ましくは
30qo乃至80午C、最も望ましくは40qo乃至7
0ooの範囲の温度で行う事が出来る。
本発明の製造方法にあってはその反応における温度、圧
力およびpHは、以下の理由により上記の各範囲にある
ものが好ましいものである。
温度は、2000に達しない場合には反応があまりにも
遅すぎ、またその温度にまで冷却させる特別の冷却剤が
必要となり好ましいものではない。
一方100を越える場合には、還元、閉環反応自体が目
的とするペンゾトリアゾールが形成される段階で終了せ
ず、更に二重結合の還元を生じ副生成物を与える危険性
があるため、好ましいものではなひし、。圧力は通常の
常圧還元ないし比較的圧力の低い66気圧程度の中圧還
元のものが好ましく、例えば66気圧を越える高い圧力
下の反応であってもそれ以上に反応時間の短縮化が図れ
るものではなく、不経済である。
したがって本発明の製法にあっては1〜66気圧の圧力
であるのが好ましいものである。またP’1が10より
大きい水性アルカリ/水と混和可能な有機媒体中で反応
を行なうのは、出発原料たる0−ニトロアゾベンゼン化
合物がフェノレートの形でなくてはならないものであり
、かつ開環反応自体アルカリサイドで行なわれるもので
あって、したがってpH‘ま10より大きいものでなけ
ればならないのである。
なお、酸性サイドで本発明方法を行なっても目的とする
ペンゾトリアゾール体は形成せず、一N−N−結合の開
裂が生じ、0ーニトロアニリンおよび0−アミノフェノ
ールが生成してしまう危険がある。本発明のその外の目
的及びその態様については、以下に更に詳しく記載する
2ーニトロー2′ーヒドロキシ−5−メチルアゾベンゼ
ンの還元は不溶性のアゾベンゼン中間体を相当する可溶
性のフェノールソーダ塩に転換するために十分量の苛性
ソーダを使用した水性アルカリノアルカノール溶液中で
行った。
又、パラジウム炭から成る水素添加触媒を使用し、約1
乃至約5.7気圧の水素圧下、約2000乃至約100
qoの温度で還元、及び閉還を行い純生成物の収率は8
0%に達した。更に高い圧力、最高約66気圧の条件に
於ても同様の結果が得られた。0ーニトロアゾベンゼン
を還元して2−アリール−2H−ペンゾトリアゾールを
生成させる本発明の方法に於て使用される触媒は、元素
周期律表第血族に属する貴金属類から選ばれた金属類か
ら成り、パラジウム金属が本発明の範囲内に於て良好な
金属てして注目されるが、他の貴金属類、例えばプラチ
ナム、ロジウム、ルテニウム、オスミウム及びイリジウ
ム等も、全く同様の結果が得られるとは限らないが使用
可能である。
これらの金属はそのまま、或はそれぞれの酸化物として
使用し得るし、本発明の好ましい一態様としては炭素末
、シリカ又はアルミナのような固体支持体上に担持させ
て用いてもよい。特に有効な支持体は炭素である。本発
明に云う還元的閉環を行うに必要な触媒の量は非常に少
ないものであり、還元すべき0ーニトロアゾベンゼン1
モル当り0.001乃至0.0015モルに過ぎない貴
金属触媒量で効力がある。更に多くの触媒を使用しても
よいが、通常0ーニトロアゾベンゼン1モル当り0.0
05モル以上の量を使用する事は不必要であり、かつ経
済的ではない。本発明に使用する貴金属触媒類はこの反
応工程でいずれを使用してもよいが、前にも述べたよう
にそれぞれの金属によっていくらかの差がある。
出発物質の0−ニトロアゾベンゼンが塩素で置換されて
いる場合、パラジウム触媒を使用すると還元的閉環によ
って2‐ァリール‐班‐ペンゾトリアゾールを生成する
が同時に塩素原子も切断されてしまう。しかし、パラジ
ウムを、緩和でより選択的触媒であると思われるロジウ
ムに代えると塩素原子を残したまま2‐ァリール一畑−
ペンゾトリアゾールを得る事が出釆る。従っていずれか
一方或は両方の芳香環に塩素が含まれる2−アリール−
2日ーベンゾトリアゾールの製造を行う場合、ロジウム
触媒を使用すべきでパラジウム触媒は避けるべきである
。塩素で置換された2ーニトロアゾベンゼン中間体を還
元的閉環を行って、それに相当する塩素置換の2−アリ
ール−2H−ペンゾトリアゾールを生成させるための望
ましい触媒はロジウム炭である。前述の如く、この還元
反応は約20qoから約100℃の範囲の温度、約15
乃至約1000psi(約1.05乃至約70k9/鮒
、約1乃至約66気圧)の圧力下、水酸基置換0−ニト
ロアゾベンゼン類を相当する可溶性のアルカリ性フェノ
ール塩に転換するに十分な水性アルカリ/アルカノール
溶液を加えた還元条件下で行う。
この可溶性のアルカリ性フェノ−ル塩は適当な水酸基置
換0−ニトロアゾベンゼンを苛性ソーダ、苛性カリ、水
酸化リチウム、炭酸ソーダ、炭酸カリ、アンモニャ、或
はその類似物とアルコールを含有する水性アルカリノア
ルカノール溶液中に加える事によって生成する。アルコ
ールはメタノール、エタノール、イソプロ/ゞノール、
メチルセロソルブ、nーブタノール、及びその類似物の
如き水と混和可能なものならいかなるものでも使用出来
る。経済性、取扱いやすさ、人ましやすさ等の理由から
ィソプロパノールが望ましい。アルカリ/アルカノール
溶液は還元すべき0−ニトロアゾベソゼソ約1モルにつ
き重量で約30/1000/30乃至70/340/3
00、望ましくは60ノ340/300乃至約60/4
40/200の比率で苛性ソーダ/水/ィソプロパ/ー
ルの混合物を包含するのが望ましい。この水性アルカリ
/アルカノール溶液を使用した場合、還元及び閉塚反応
の終点で触媒を更に繰返し使用するために猿遇して除き
、かつ目的とする2ーアリール−2H−ペンゾトリアゾ
ール生成物をそのアルカリ塩として溶液中に残す事が出
来る。本発明に云う2−ァリール−が−ペンゾトリァゾ
ール類の多くの場合、望ましい溶媒系は水性アルカリ/
ィソフ。
ロパノールであるが、他の水と混和可能な有機溶媒も本
方法に於て有利に使用出Z来る。かかる水と混和可能な
有機溶媒としてはジオキサン、テトラヒドロフラン、1
,2ージメトキシェタン、1,2−ジェトキシェタン及
びその類似物の如きエーテル類である。このような溶媒
類は、置換基R,,R2,R3,R4及びR5のために
本方法のアルカリ性水性有機媒体に容易に溶解しないよ
うな難溶性の水酸基置換0ーニトロアゾベンゼン類及び
その相当するアルカリ性フェノール塩を熔解するのに特
に有効である。本方法のもう一つの変法として、本発明
の方法のアルカリ性水性有機媒体に使用する水性アルカ
リ溶液をつくるための無機アルカリを、水と混和可能な
有機アミン類で置き換えてもよい。
かかるアミンは0−ニトロアゾベンゼンを相当する2ー
ァリール一畑−ペンゾトリァゾールに還元的開環を行な
うのに必要なアルカリ性の状態をつくり出すのみでなく
、上記0−ニトロアゾベンゼンや2−フリールー2H−
ペンゾトリアゾールの内で溶解し1こくいものを反応媒
体中に溶解しやすくする。かくして本発明に於て使用さ
れるアルカリ性水性有機媒体は水と混和可能な有機アミ
ンの存在下、或は非存在下で、水と混和可能な有機溶媒
を含有する水から成り、それには第一、第二或は第三脂
肪族アルカノール、或は上記のエーテル類を含有する。
水と混和可能なアミンとして望ましいものは炭素原子数
1乃至4のアルキル基を有するもの、ピリジン、モルホ
リン、ピベリジン、ピベラジン、グアニジン、ピロリジ
ソ、ピコリン及びその類似物である。本発明のアルカリ
性水性有機媒体は又、水、水と混和可能な有機アミン、
及び水と混和可能なアルコール或は前記のエーテルの三
者の混合物であってもよい。
この系例としては水/ィソプロパノール/ジエチルアミ
ンであろう。生成物を好収率にかつ十分な純度を持って
分離出釆る事は本発明のもう一つの利点である。
目的の水酸基置換2‐ァリール‐汎‐ペンゾトリァゾー
ル塩、望ましくはナトリウム塩の水性アルカリ/アルカ
ノール溶液を水性鉱酸、望ましくは硫酸或は塩酸でpH
4以下の酸性とし目的とする水酸基置換2‐ァリール‐
が−ペンゾトリァゾールを75乃至90%の収率で粗生
成物として沈澱させる。この粗生成物を種々の方法の内
の一つを使って更に精製し、70乃至80%の収率で高
純度の精製生成物を得る。種々の痕跡の副生物が0−ニ
トロアゾベンゼンの還元中に生じる。相当する0ーアミ
ノアゾベンゼン、0ーアミノヒドラゾベンゼン、0ーフ
エニレンジアミン、アニリン、アミノフェノール及び1
,2,3ーベンゾトリアゾール等である。これらの創生
不純物のほとんどは粗2日ーベンゾトリアゾールを酸、
望ましくは硫酸洗浄次いでアルコール、望ましくはィソ
プロパノール洗浄、更に水洗する事によって除かれる。
又は粗生成物を有機溶媒、例えばトルェンに溶解した後
に不純物を水性酸溶液で抽出し、次いで常法により有機
溶媒から生成物を分離してもよい。本発明の方法はいか
なる操作形態で行ってもよく、回分操作型、連続操作型
のいずれも包含される。例えば回分操作を探る場合、一
定量の水酸基置換0−ニトロアゾベンゼソ、水、アルカ
ノール、例えばィソプロバノール、可溶性アルカリ性フ
ェノール塩にするために十分な量のアルカリ、例えば苛
性ソーダをパラジウム炭の如き触媒と英0に、振糧式或
いは蝿洋式オートクレーフの如き適当な容器に入れる。
水素を目的の初期圧力になるまで圧入し、オートクレー
プとその内容物を必要ならば目的の反応温度になるまで
加熱して、理論量の水素が吸収され、もはや水素は取り
入れられ夕ず還元反応が終了するまで、燭拝しながらそ
の温度を保つ。この反応終了時に過剰の圧力を解放し、
通撒き職・水性アルかJ/アルカノール溶液を、望まし
くは窒素やアルゴンの如き不活性気体雰囲気下で櫨過し
て触媒を除く。次いでこの溶液0を室温にし鍵酸溶液で
酸性として目的の水酸基置換2−ァリールー2H−ペン
ゾトリアゾールの紙生成物円を沈澱させ、必要に応じて
その粗生成物を酸水溶液処理、有機溶媒からの再結晶に
より更に精製してもよい。0−ニトロアゾベンゼン類の
還元及び閉環による2ーアリール−2日ーベンゾトリア
ゾール類の製造を、必ずしも全く同等の結果が得られる
わけではないが連続法によって行い得るという事も本発
明の範囲に這入り注目されるものである。
例えば、連続式操作で行う場合、出発物質であ水酸基置
換0−ニトロァゾベンゼンは予じめ水性アルカリ/ァル
カノール溶液に溶解しておき、この溶液を水素添加触媒
を含み、温度、圧力が正しく操作条件に保たれた反応領
域に連続的に供給する。水素は別の手段で反応城に圧入
する。必要な滞留時間後、反応装置からの流出液を連続
的に排出し、目的とする生成物を分離するためにその流
出溶液を駿曲こする。使用する触媒の性質上、特に効力
のよい連続式操作は固定床式触媒を使用する事で、この
触媒上に反応溶液を上行或は下行で流す。もし、還元反
応をそれぞれ操作温度の異る二段工程として行った方が
望ましい場合、それぞれの還元工程に望ましい温度範囲
で操作する連続した二つの反応領域を使用してもよい。
0−ニトロアゾベンゼン類の相当する2ーアリール−2
日ーベンゾトリアゾール類への還元は下にアウトライン
を示すように二工程のプロセスである。
第一工程− 0−ニトロアゾベンゼンのN−オキシベン
ゾトリアゾール誘導体への還元は本発明の方法の条件下
において速かに又発熱反応として低温に於てでも進行す
る。
第二工程− N−オキシベンゾトリアゾール中間体の相
当する2ーアリール−2H−ペンゾトリアゾール生成物
への還元はそれより緩かに進行する。
この還元はより多くの触媒の添加、温度の上昇、水素圧
の増加、或はこれらの要因の組合せによって著しく促進
され得る。一般に云えば、この反応はN−オキシ中間体
が相当する2−ァリール−汎−ペンゾトリァゾ‐ルに完
全に還元された時に停止し、容易に、この接触水素添加
工程を管理出来る。
しかしながら高度に置換されたペンゾトリアゾール類の
いくつかの場合、生成された目的の2‐ァリール‐汎‐
ペンゾトリアゾール類が更に還元的分解を受けないよう
に還元は必要量の水素が吸収され、反応した時に止める
べきである。本発明は特に、式1: (式中、 R,は水素原子を表わし、 R2は水素原子または塩素原子を表わし、R3は炭素原
子数1なし、し8個のアルキル基を表わし、R4は水素
原子を表わし、 R5は水素原子または炭素原子数1ないし5個のアルキ
ル基を表わす。
)で表わされる化合物類を製造するための改良法を提供
するためである。
上記置換基中、R3はメチル基、エチル基、第二一ブチ
ル基、第三−ブチル基、アミル基あるいは第三一オクチ
ル基の如き炭素原子数1ないし8のァルキル基であり、
特にメチル基、第三一ブチル基、第三一アミル基、第三
一オクチル基、第二一ブチル基が望ましい。
R5は水素原子またはメチル基、第二一ブチル基、第三
一ブチル基、第三一ァミル基の如き炭素原子数1ないし
5のアルキル基であり、特に水素原子または例示したア
ルキル基が望ましい。
本方法は次式D:(式中、R,,R2,R3,R4及び
R5は前記と同じ意味を表わす。
)で示される、0ーニトロアゾベンゼン中間体の還元を
包含する。出発物質である0ーニトロアゾベンゼン中間
体は、次式m:(式中、R,及びR2は前記と同じ意味
を表わし、Xは塩素原子、硫酸根その他のアニオン種、
特に塩素原子を表わす)で表わされる適当な0−ニトロ
ベンゼンジアゾニウム化合物を、次式W:(式中、R3
,R4及びR5は前記と同じ意味を表わす。
)で表わされるフェノール類と、水酸基のオルト位でカ
ップリングさせて製造する。
0ーニトロベンゼンジァゾニウム化合物類は次式V:(
式中R,及びR2は前記と同じ意味を表わす。
)で表わされる0ーニトロアニリン類を、酸性溶液中で
亜硝酸ソーダでジアゾ化する標準的なジアゾ化反応の方
法で製造される。式N及びVで表わされる化合物のいく
つかの例を説明のために列挙する。
これら例示したものは通常市販されているものである。
式Wで示される化合物 P−クレゾール 2,4ージ−第三プチルフェノール 2,4ージ→第三アミルフェノール 2,4−ジー第三オクチルフェノール 2−第ニブチル−4−メチルフェノール 4ーシクロヘキシルフエノール 4一第三プチルフェノール 4一第三アミルフェノール 4一策ニオクチルフェノール 2,4ージメチルフエノール 3,4ージメチルフエノール 4ークロロフエノール 2,4ージクロロフエノール 3,4ージクロロフエノール 4一フエニールフヱノール 4一フエノキシフヱノール 4一○−トリルフエノール 4−(4−第三オクチル)フェニールフェノー/しエチ
ル一4ーヒドロキシベンゾエート n−オクチル4ーヒドロキシベンゾエート4ーメトキシ
フヱノール 4−n−オクチルフヱノール 4−n−ドデシルフエノール レゾルシノール 4一(Qーメチルベンジル)フエノール 2一(Qーメチルベンジル)一4ーメチルフエノール2
−シクロヘキシルー4−メチルフェノール4一策ニブチ
ルフェノール2−第二ブチルー4一第三プチルフェノー
ル2一第三ブチルー4一第二ブチルフェノール4−力ル
ボキシエチルフエノール2ーメチル−4ーカルポキシエ
チルフエノール本発明に於て使用される式Wで示される
望ましい化合物類はP−クレゾール 2,4−ジー叢:ブチルフエノール 2,4−ジー第三アミルフェノール 2,4ージー第:オクチルフェノール 2−第三ブチルー4−メチルフェノール 4−第ニオクチルフェノール 4一n−オクチルフエノール 4一nードデシルフエノール レゾルシノール 2−第二ブチル−4−第三ブチルフェノール2一(Qー
メチルベンジル)−4ーメチルフエノーノレ式Vで示さ
れる化合物 0−ニトロアニリン 4−クロロ−2−ニトロアニリン 4,5ージクロロ−2−ニトロアニリソ 4ーメトキシ−2−ニトロアニリン 4−メチル−2−ニトロアニリン 4ーエチルー2ーニトロアニリン n−ブチル−3ーニトロー4ーアミノベンゾエートn−
オクチル−3−ニトロ−4ーアミノベソゾエート4−n
−ブトキシ−2−ニトロアニリン 3−ニトロ−4−アミノ安息香酸 3−ニトロ−4−アミノベンゼンスルホン酸本発明に使
用される式Vで示される望ましい化合物は0ーニトロア
ニリン 4ークロロー2−ニトロアニリン 式Dの0−ニトロアゾベンゼン中間体で、R,が塩素原
子;R2が塩素原子、炭素原子数1乃至4の低級アルキ
ル基、炭素原子数1乃至4の低級アルコキシ基、炭素原
子数2乃至9のカルボアルコキシ基;R3がフェニール
基、炭素原子数1乃至8のァルキル基で置換されたフェ
ニール基、炭素原子数7乃至9のカルボァルコキシ基、
炭素原子数7乃至9のアリールアルキル基、炭素原子数
9乃至12のアルキル基:R4が炭素原子数1乃至4の
アルキル基、炭素原子数1乃至4のアルコキシ基、塩素
原子;R5が炭素原子数1乃至12のアルキル基、塩素
原子、炭素原子数5乃至6のシクロアルキル基、或は炭
素原子数7乃至9のアリールアルキル基の如きものは一
般に水性アルカリ性有機媒体に対する溶解性が限られて
いる。
このような中間体を本発明の方法に使用する場合は前述
の水と混和可能な有機溶媒の量を増加する必要がある。
2ーアリールー2日ーベンゾトリアゾール類は、染料の
中間体、光学的明色化育色蛍光剤及び繊維、フィルムや
紫外線照射により劣化しやすい種々の高分子構造物質を
有効に保護するための選択的紫外線吸収安定剤として広
く使用されている。
これらのものはいずれも重要な商品である。2−アリー
ル−2日ーベンゾトリアゾール類は複合有機分子で、こ
れを高収率に十分納得出来る純度で製造するには注意深
い合成方法が要求される。
本発明は置換された2−アリール−2H−ペンゾトリア
ゾール類である紫外線劣化に対する安定剤類を製造する
ための改良方法に関する。
これらの安定剤は可視光の吸収は非常にわずかであり、
種々の基質に光に対する非常に高い堅牢度を与える点に
於て際立っている。これら安定剤の内で特に価値の高い
ものは、ベンゾトリアゾールの2位の窒素にリンクして
いるアリール基の2位に遊離水酸基を有し、更に3位と
5位、或は4位と5位を低級アルキル基によって置換さ
れたもの、そしてペンゾトリアゾール核の5位が塩素に
よって置換された化合物類である。これらの有用な置換
2‐ァリール−が−ペンゾトリァゾール類に関する記載
、製造、及び使用については米国特許第3,004,8
96号、第3,055,896号、第3,072,58
5号、第3,074,910号、第3,189,615
号及び第3,230,194号明細書により知る事が出
来る。
以下実施例により本発明の方法を示すが、これは何等本
発明を限定するものではない。
実施例 1 2−(2−ヒドロキシー5−メチルフエニ−ル)−2H
−ペンゾトリアゾール1〆客の低圧水素添加反応槽に室
温、窒素雰囲気下で水30夕とィソプロパノール45の
こ苛性ソーダ9夕を溶解した溶液中に溶解した2−ニト
ロ−2′−ヒドロキシ−5′−メチルアゾベンゼン(純
度98%)52.5夕及び21夕の水中にスラリー状に
した5%パラジウム炭水素添加触媒1.5夕を入れた。
(反応媒体のpHは12.5〜13であった。)触媒量
はアゾベンゼン中間体に対し約3%である。反応槽は数
回水素でフラッシュした後水素で3.7〜4気圧に加圧
した。反応槽の内容物を35一40ooで約40一45
分間水素添加した。この間、や〉発熱が見られるのでこ
の望ましい温度範囲を保つには反応槽を外側から幾分冷
却する必要があった。アゾベンゼン中間体当り1モル当
量の水素が吸収され、閉環還元反応の第一段階が起った
事が認められた。反応槽の温度を50−5500に上昇
し、水素添加反応は水素の取込みが停止するまで継続し
た。これには40‐4流ご間を要した。この還元の第二
段階の間、発熱はほとんど認められず、又更にもう1モ
ル当量の水素が吸収された。次に反応槽に残存する水素
を放出し、再び窒素ガスを反応槽内容物上に満たした。
反応槽の内容物を窒素雰囲気下に櫨遇して分敬Zしてし
、たパラジウム炭触媒を除去した。
回収した触媒をフィルター上で10%苛性ソーダ水溶液
15夕で洗浄した。この触媒は更に洗浄した後に水素添
加反応に再使用出来た。強アルカリ性で目的の生成物を
含む櫨液を集め、窒素雰囲気下、強く損拝しながら50
%硫酸水溶液約25夕で酸性とし、狭城pH試験紙でみ
て−2.5乃至3.0とした。
この混和液は1時間渡洋を続け、pH値が2.5−3.
0にあるかどうか再び調べた。生じた黄色の沈殿を猿週
によって集めすべての無機硫酸塩が完全に除去されるま
で温水500の‘で洗浄した。この黄色の粗生成物を7
0一800○、15肌の圧力下で乾燥した結果38.3
夕の恒量となった(理論値の8.5%)。この粗生成物
をトルェン溶液として温硫酸溶液で洗浄し、次いでトル
ェン及びィソプロパノールから再結晶する事により更に
精製する事が出来、純物質36.0夕を得た(理論値の
80%)。
実施例 22一(2−ヒドロキシ−5ーメチルフエニー
ル)−2H−ペンゾトリアゾール実施例1の方法に於て
、水素圧を4一3.7気圧の代りに3.3−2気圧とし
、反応温度は第1段階を35−4000の代りに58一
60Q0、第二段階を50−55℃とした所、水素の完
全吸収の反応時間は80−90分でなく140分であっ
た。
粗生成物の収率は本質的に同一、すなわち理論値の81
%であった。実施例2に於て水素圧を大気圧とした所、
反応時間は280分に延長したが、粗生成物の収率は同
じであった(理論値の81%)。5%パラジウム炭をア
ゾベンゼン中間体に対し1.5%濃度を使用し、水素圧
とした場合、反応時間は500分となり粗生成物の収率
は85%であった。
実施例 3 2−(2ーヒドロキシー5−メチルフヱニール)一畑‐
ペンゾトリァゾール実施例2に於て、5%パラジウム炭
触媒を同当量の5%プラチナム炭に代えた場合、水素を
全部吸収するための反応時間は40G分となり、粗生成
物の量は31.5夕であった(理論値の70%)。
ブラチナムはこの水素添加反応の触媒に使用出来るがパ
ラジウムよりやや効果が低下する。実施例 42一(2
ーヒドロキシ−5ーメチルフエニール)‐が−ペンゾト
リァゾール実施例2に於て、5%パラジウム炭触媒を同
当量の5%ロジウム炭に代えた場合、水素が全部吸収さ
れるのに要する反応時間は240分に延長し、粗生成物
の収量は28.4夕であった(理論値の63%)。
ロジウムも又2−(2ーヒドロキシ−5−メチルフェニ
ール)一2日ーベンゾトリアゾールを生成する際の触媒
として使用し得るが、パラジウムよりや)効果が小さい
ようである。
しかしプラチナムよりは効果が大きいと思われる。実施
例 5 2−(2一ヒドロキシー5−メチルフエニール)‐汎‐
ペンゾトリァゾール実施例1の方法に於て、苛性ソーダ
を同モル当量のジェチルアミンに代えた場合(pHは1
0〜11)、閉環還元反応は緩慢に起り上記の生成物は
30%の収率で得られる。
実施例 6 2一(2−ヒドロキシー3,5ージー第三アミルフェニ
ール)−が‐ペンゾトリァゾール実施例1の方法に於て
(この場合はPHは12〜12.5に調整する:以下の
実施例7〜9においても夕同じ)、2−ニトロ−2′−
ヒドロキシー5′ーメチルアゾベンゼンを同当量の2−
ニトロ−2ーヒドロキシー3,5−ジー第三アミルアゾ
ベンゼンに代えた場合、標記の生成物が42%の収率で
得られた。
副生物として相当するN−オキシ化合物も認0められた
。実施例 7 2−(2ーヒドロキシ−5一第三オクチルフヱニール)
一畑−ペンゾトリァゾール実施例1の方法に於て、2−
ニトロ−2′ーヒド。
キシ−5′ーメチルアゾベンゼンを同当量の2ーニトロ
−2′−ヒドロキシ−5′−第三オクチルアゾベンゼン
に代えた場合、標記の生成物を76%の収率で得た。実
施例 8 5−クロロー2一(2−ヒドロキシー3.5ージ‐第三
ブチルフェニール)‐が−ペンゾトリアゾール実施例1
に於て、2−ニトロ−2′−ヒドロキシー5′ーメチル
アゾベンゼンを同当量の2ーニトロ−5−クロロ−2′
−ヒドロキシ−3′,5−ジー第三ブチルアゾベンゼン
に、又、5%パラジウム炭触媒を同当量の5%ロジウム
炭触媒に代えた場合、上記の生成物が得られた(収率斑
%)。
もし5%パラジウム炭触媒を使用した場合、得られる生
成物は脱出量素化合物である2−(2−ヒドロキシ−3
,5ージ−第三ブチルフェニール)‐餌‐ペンゾトリァ
ゾ‐ルが63%の収率で得られる。実施例 9 5ークロロ−2−(2−ヒドロキシ−3−第三ブチル‐
5‐メチルフェニール)‐班‐ペンゾトリアゾール実施
例1に於て、2−ニトロ−2′ーヒドロキシ−5′ーメ
チルアゾベンゼンを同当量の2−ニトロ−5−クロロ−
2′−ヒドロキシ−3′一第ニブチルー5′ーメチルア
ゾベンゼンに、又5%パラジウム炭触媒をほぼ同量の5
%ロジウム炭触媒に代えた場合、上記の生成物が得られ
た(収率61%)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式I: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中 R_1は水素原子を表わし R_2は水素原子または塩素原子を表わし、R_3は炭
    素原子数1乃至8のアルキル基を表わし、R_4は水素
    原子を表わし、 R_5は水素原子または炭素原子数1乃至5のアルキル
    基を表わす)で表わされる2−アリール−2H−ベンゾ
    トリアゾール類を製造するに際し、20℃から100℃
    の範囲の温度、1気圧から66気圧の範囲の圧力下で、
    相当する0−ニトロアゾベンゼンをpH10以上の水性
    アルカリ/水と混和可能な有機媒体中で、元素周期律表
    第VIII族に属する貴金属類から成る群から選ばれた水素
    添加反応触媒(但し、R_2が塩素原子である場合はそ
    の水素添加反応触媒はパラジウムであつてはならない)
    の存在下、水素によつて還元し、閉環し、目的とする2
    −アリール−2H−ベンゾトリアゾールを回収する事を
    特徴とする上記2−アリール−2H−ベンゾトリアゾー
    ル類の製造方法。 2 貴金属触媒を濾過によつて除去し、粗生成物を沈殿
    させるために水性アルカリ/水と混和可能な有機媒体の
    pHを4以下の値に下げる事を特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 3 水素添加反応触媒はパラジウム、プラチナム、及び
    ロジウムから成る群から選ばれる事を特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 4 水素添加反応触媒がパラジウムである特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 5 パラジウムが炭素上に担持されている事を特徴とす
    る特許請求の範囲第4項に記載の方法。 6 アルカリ性有機媒体が水性アルカリ/アルカノール
    溶液である特許請求の範囲第4項に記載の方法。 7 式Iに於いて R_1は水素原子であり、 R_2は水素原子であり、 R_3は炭素原子数1乃至8のアルキル基であり、R_
    4は水素原子であり、R_5は水素原子または炭素原子
    数1乃至5のアルキル基である化合物を製造する事を特
    徴とする特許請求の範囲第4項に記載の方法。 8 式Iに於いて、 R_1は水素原子であり、 R_2は水素原子であり、 R_3はメチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、第三
    アミル基または第三オクチル基であり、R_4は水素原
    子であり、R_5は水素原子、メチル基、第三ブチル基
    、第二ブチル基または第三アミル基である化合物を製造
    する事を特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の方法
    。 9 2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフエニール)−
    2H−ベンゾトリアゾールを製造する事を特徴とする特
    許請求の範囲第4項に記載の方法。 10 2−(2−ヒドロキシ−5−第三オクチルフエニ
    ール)−2H−ベンゾトリアゾールを製造する事を特徴
    とする特許請求の範囲第4項に記載の方法。 11 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−第三アミル
    フエニール)−2H−ベンゾトリアゾールを製造する事
    を特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の方法。 12 水素添加反応触媒がロジウムである特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。 13 ロジウムが炭素上に担持されている事を特徴とす
    る特許請求の範囲第12項に記載の方法。 14 式Iに於いて、 R_1は水素原子であり、 R_2は水素原子または塩素原子であり、R_3は炭素
    原子数1乃至8のアルキル基であり、R_4は水素原子
    であり、R_5は水素原子または炭素原子数1乃至5の
    アルキル基である化合物を製造する事を特徹とする特許
    請求の範囲第12項に記載の方法。 15 式Iに於いて、 R_1は水素原子であり、 R_2は水素原子または塩素原子であり、R_3はメチ
    ル基、第二ブチル基、第三ブチル基、第三アミル基また
    は第三オクチル基であり、R_4は水素原子であり、R
    _5は水素原子、メチル基、第三ブチル基、第二ブチル
    基または第三アミル基である化合物を製造する事を特徴
    とする特許請求の範囲第12項に記載の方法。 16 5−クロロ−2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ
    −第三ブチルフエニール)−2H−ベンゾトリアゾール
    を製造する事を特徴とする特許請求の範囲第12項に記
    載の方法。 17 5−クロロ−2−(2−ヒドロキシ−3−第三ブ
    チル−5−メチルフエニール)−2H−ベンゾトリアゾ
    ールを製造する事を特徴とする特許請求の範囲第12項
    に記載の方法。
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