JP2769179B2 - 2―フェニルベンゾトリアゾール類の製造法 - Google Patents

2―フェニルベンゾトリアゾール類の製造法

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JP2769179B2 JP2222389A JP2222389A JP2769179B2 JP 2769179 B2 JP2769179 B2 JP 2769179B2 JP 2222389 A JP2222389 A JP 2222389A JP 2222389 A JP2222389 A JP 2222389A JP 2769179 B2 JP2769179 B2 JP 2769179B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は紫外線吸収剤として有用な、下記一般式IIで
示される2−フェニルベンゾトリアゾール類の製造法に
関する。
〔従来技術〕
一般式II (但しR1は水素又は塩素原子、炭素数1〜4の低級アル
キル基、炭素数1〜4の低級アルコキシル基、カルボキ
シル基又はスルホン酸基を表わし、R2は水素又は塩素原
子、炭素数1〜4の低級アルキル基又は炭素数1〜4の
低級アルコキシル基を表わし、R3は水素又は塩素原子、
炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜4の低級アルコ
キシル基、シクロアルキル基、フェニル基、炭素数1〜
8のアルキル基で置換されたフェニル基、フェノキシ基
又はアルキル部分の炭素数が1〜4のフェニルアルキル
基を表わし、R4は水素又は塩素原子、ヒドロキシル基又
は炭素数1〜4のアルコキシル基を表わし、R5は水素原
子、炭素数1〜12のアルキル基又はアルキル部分の炭素
数が1〜4のフェニアルキルを表わす。) で示される2−フェニルベンゾトリアゾール類はプラス
チック、塗料、油等に添加される紫外線吸収剤として知
られている。
一般式Iで示されるo−ニトロアゾベンゼン誘導体を
塩素性アルコール媒体中で一般式IIの2−フェニルベン
ゾトリアゾールに還元することは公知である。
しかし、この還元は芳香族ジヒドロキシ化合物または
キノン化合物を触媒として使用するほか、更に還元剤、
例えば亜鉛、硫化アンモニウム、アルカリ金属硫化物、
ハイドロサルファイトまたはヒドラジンの存在をも必要
とする(特開昭56−133076)。
このように金属とくに亜鉛が使用される場合には多量
の亜鉛スラッジを生じ排水問題を含むし、硫化系還元剤
からは有毒な硫化水素、ハイドロサルファイトからは、
亜硫酸ガスが発生し、大気汚染の問題にもつながる。ヒ
ドラジンは確かに強力な還元剤であるが、その高い毒性
のため、その取り扱いに多大の注意をはらわねばならな
い。
本出願人の出願に係る特開昭59−170172号にはキノン
類を、特開昭63−72682号には芳香族ケトン類を触媒と
し塩基性媒体中で一般式Iのo−ニトロアゾベンゼン誘
導体をアルコール類で還元する方法が記載されている。
この方法は大気汚染、排水汚染を解決したすぐれた方
法ではあるが、キノン類は皮膚や粘膜を刺激し、場合に
よっては発疹を伴う恐れがあって取扱い困難であると同
時に比較的収量はよいが製品に強い黄色味があり、無色
のプラスチック用添加剤としては不向きであるという欠
点がある。
芳香族ケトンを使用する特開昭63−72682号の方法は
取扱い上の欠点はなくなったものの高価な触媒を使用す
るわりには収量の点で前者に比して劣るし、反応途中に
急激な発熱があり大規模の工業化生産には不向きである
欠点を有する。特に一般式IIのR3がアルキル基でR1,R2,
R4,R5が水素原子の場合にこの傾向がつよい。
〔目的〕
本発明の目的は以上の従来技術が内包していた問題を
全て解消し得る2−フェニルベンゾトリアゾール類の製
造法を提供することである。
〔構成〕
本発明者等は従来の2−フェニルベンゾトリアゾール
類の製造法における前述のような問題点、特に特開昭63
−72682号の収量を上廻り同時に発熱の問題を解決すべ
く鋭意研究の結果 1)一般式Iのo−ニトロアゾベンゼン類を触媒量から
なる芳香環に隣接した環状ケトン類、2ケ以上のヒドロ
キシ基を持つ芳香族化合物ならびに水および塩基の存在
下、3ケ以上の炭素原子を持つ第1級アルコールおよび
第2級アルコールよりなる群から選ばれたアルコール類
で還元するか、或は 2)一般式IIIで示される2−フェニルベンゾトリアゾ
ール−N−オキシド類を、触媒量からなる芳香環に隣接
した環状ケトン類、2ケ以上のヒドロキシ基を持つ芳香
族化合物ならびに水および塩基の存在下、3ケ以上の炭
素原子を持つ第1級アルコールおよび第2級アルコール
よりなる群から選ばれたアルコール類で還元することに
より、一般式IIの目的物が技術的にも公害的にも問題が
なく、特開昭63−72682号方法の収量を大きく上廻り、
同時に急激な発熱もなく得られることを見い出した。
すなわち、本発明においては、芳香環に隣接した環状
ケトン類に加えて2ケ以上のヒドロキシ基を持つ芳香族
化合物と適量の水の存在が収量の向上のきめ手となる。
一般にアルコール類は親水性で水を加えると水と任意
に混合するか、或は、ある範囲内の水を溶解する性質を
有する。水を溶存したC3以上のアルコールに塩基を投入
すると大部分の塩基を含む水層と少量の塩基を含むアル
コール層の二層に分離する。本発明はこの性質をたくみ
に利用したものである。水層には2ケ以上のヒドロキシ
化合物、アルコール層には芳香環に隣接した環状ケトン
類が多量に存在し、水層、アルコール層の二層間で一般
式I、或はIIIの還元反応が非常におだやかに副反応も
なく進行する。C3以上の水性メタノール、水性エタノー
ルは塩基を投入しても二層に分離することがないので、
本発明の方法を実行しても低収量であるか、あるいは全
く反応が進行しない。
本発明の前記1)の方法は反応温度、反応時間及び第
1級アルコール類または第2級アルコール類の消費量に
よって下記1つ又は2つの工程を経て行なわれる。
(i) 1工程(下記工程a)の場合 この場合の反応温度は60〜110℃、反応時間は3時間
〜12時間が適当であり、その時の第1級アルコールの使
用量は式Iの化合物1モル分子当り0.9〜1.3モル分子で
あり、第2級アルコールの使用量は1.8〜2.6モル分子で
ある。
第1級アルコール類の場合の反応式 第2級アルコール類の場合の反応式 脂環式アルコール例えばシクロヘキサノールの場合は
( )となる。
(ii) 2工程(下記工程b及びc)の場合 この場合工程bでは反応温度は最初約60〜100℃、時
間は2〜10時間、工程cでは反応温度約70〜110℃、時
間は1〜6時間が適当である。
この方法は、工程が2つになるが1工程の方法より品
質及び収率の面で有利になることがある。
アルコールの使用量は工程bでは式Iの化合物1モル
分子当り、第1級アルコールは0.4〜0.7モル分子、第2
級アルコールは0.8〜1.4モル分子、また工程Cでは式II
Iの化合物1モル、分子当り第1級アルコールは0.4〜0.
7モル分子、第2級アルコールは0.8〜1.4モル分子であ
る。
第1級アルコール類の場合の反応式 第2級アルコール類の場合の反応式 脂環式アルコールル類例えばシクロヘキサノールの場
合( )となる。
本発明の方法は(i)及び(ii)のいずれの場合も反
応を円滑にするため、通常、還元に使用するアルコール
類を溶媒とし、場合によっては、トルエン、アセトン、
ジメチルスルホキシド、アセトニトリルのような不活性
溶媒中で実施することもできる。また、相間移動助媒、
界面活性剤を併用することもできる。
本発明の(i)の方法で原料として用いられる一般式
Iの化合物の具体例としては下記のものが挙げられる。
2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′−t
−ブチル−5′−メチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−メチルアゾベン
ゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−t−オクチルア
ゾベンゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−t−ブチルアゾ
ベンゼン、 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′,5′
−ジ−t−ブチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ア
ミルアゾベンゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブ
チルアゾベンゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−
5′−メチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−2′,4′−ジヒドロキシアゾベンゼン、 2−ニトロ−4−クロル−2′,4′−ジヒドロキシアゾ
ベンゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−4′−メトキシアゾベ
ンゼン、 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′,5′
−ジ−t−アミルアゾベンゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−t−アミルアゾ
ベンゼン、 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−5′−t
−アミルアゾベンゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ(α,α
−ジメチルベンジル)アゾベンゼン、 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′,5′
−ジ−(α,α−ジメチルベンジル)アゾベンゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′−α−メチルベン
ジル−5′−メチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′−α
−メチルベンジル−5′−メチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′−n−ドデシルア
ゾベンゼン、 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−5′−n
−ドデシルアゾベンゼン、 2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−オ
クチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−3′,5′
−ジ−t−オクチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキシ−5′−t
−オクチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−4−メチル−2′−ヒドロキシ−5′−メ
チルアゾベンゼン、 2−ニトロ−4−メチル−2′−ヒドロキシ−3′−t
−ブチル−5−メチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−4−n−ブチル−2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−t−ブチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−4−n−ブチル−2′−ヒドロキシ−3′
−sec−ブチル−5′−t−ブチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−4−t−ブチル−2′−ヒドロキシ−3′
−sec−ブチル−5′−t−ブチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−4,6−ジクロル−2′−ヒドロキシ−5′
−t−ブチルアゾベンゼン、 2−ニトロ−4,6−ジクロル−2′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジ−t−ブチルアゾベン、及び 2−ニトロ−4−カルボキシ−2′−ヒドロキシ−5−
メチルアゾベンゼン。
本発明の2)の方法で用いられる一般式IIIの化合物
はたとえば前記般式Iの化合物をN−オキシドまで還元
することにより得られるが、その具体例としては次のも
のが挙げられる。
2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフ
ェニル)−5−クロルベンゾトリアゾール−N−オキシ
ド、 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニ
ル)−5−クロルベンゾトリアゾール−N−オキシド、 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−アミルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール−N−オキシド、 2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール−N−オキシド、 2−(2−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール−N−オキシド、 2−(2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール−N−オキシド、 2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール−N−オキシド、 2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール−N−オキシド、 2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾー
ル−N−オキシド、 2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−5−クロルベン
ゾトリアゾール−N−オキシド、 2−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)ベンゾ
トリアゾール−N−オキシド、 2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ジ(α,α−ジメチルベ
ンジル)フェニル〕ベンゾトリアゾール−N−オキシ
ド、及び 2−(2−ヒドロキシ−3−α−メチルベンジル−5−
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール−N−オキシド。
なお、これら一般式IIIのN−オキシド類は一般式I
のo−ニトロアゾベンゼン誘導体を原料として前記
(i)の工程bの方法で作ることが好ましいが、他の公
知の方法で作ることも可能である。
本発明の還元剤であるアルコール類としては、n−プ
ロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、n−ア
ミルアルコール、イソアミルアルコール、n−ヘキサノ
ール、シクロヘキサノール、2−エチルブタノール、n
−ヘプチルアルコール、n−オクタノール、2−エチル
ヘキサノール、3,5,5−トリメチルヘキサノール、n−
デカノール、ドデカノール、テトラデカノール、イソプ
ロピルアルコール、第2ブタノール、3−ペンタノー
ル、メチルアミルアルコール、2−ヘプタノール、3−
ヘプタノール、2−オクタノール、ノナノール、ウンデ
カノールなどがあげられる。中でもn−プロパノール、
n−ブタノール、n−アミルアルコール、イソプロピル
アルコール、イソブタノール、第2ブタノール、第2ア
ミルアルコールが好ましい。
第1級または第2級アルコールは化学当量以上使用す
るのが好ましく、一般には反応の溶媒をかねて使用する
ので出発物質で式(I)のo−ニトロアゾベンゼン類1
モル分子或は一般式(III)のN−オキシド類1モル分
子に対し3モル分子〜50モル分子、好ましくは6〜20モ
ル分子使用する。
また2種以上のアルコール類を混合しても何ら反応に
は悪影響がなく、好ましい結果をもたらす場合もある。
反応時に使用する水は式I、式IIIの1モル分子に対
し、2モル分子〜40モル分子、好ましくは5〜30モル分
子である。従ってこの範囲内の溶存水を持つアルコール
を還元剤とする場合は脱水することなく使用でき工業的
に非常に有利である。
本発明の触媒である芳香環に隣接した環状ケトン類の
具体例としては、ベンズアントロンのようなアントロン
類、9−フルオレノンのようなフルオレノン類、9−キ
サンテノンのようなキサンテノン類等の少くとも1種が
あげられるが、中でも9−フルオレノン、ベンズアント
ロンが好ましい。これらは2種以上混合してもよい。
いずれにしてもその使用量は式(I)のo−ニトロア
ゾベンゼン類の1モル分子に対し、0.05〜0.5モル分子
が適当であり、好ましくは0.1〜0.3モル分子である。
また出発原料として式(III)のN−オキシド類を使
用する場合もN−オキシド類の1モル分子に対し0.05〜
0.5モル分子、好ましくは0.1〜0.3モル分子である。
本発明の触媒である芳香環に隣接した環状ケトン類は
水に不溶でトルエン、キシレン、アルコール等の有機溶
剤に可溶であり、また沸点を持っているため、使用後の
触媒を反応系内から抽出蒸留により回収でき、次回の反
応に再使用できる。特開昭63−72682号の方法に比較
し、本発明方法ではケント類の触媒能力が長時間持続す
るため反応の当初に所定量投入したのみで工程b、工程
cの反応が進行する。特開昭63−72682号の方法ではケ
トン触媒の能力が減少し、工程cでもケトン触媒を追加
しないと還元反応が進行しない場合がある。
助触媒(促進剤)であるヒドロキシ基2個以上をもつ
芳香族化合物としては、芳香環の1,2位あるいは1,4位に
OH基をもつ化合物が好ましい。これは酸化により1,2位
および1,4位でキノン結合を形成するためと予想され
る。芳香環がアントラセンの場合には同様の理由で1,2
位、1,4位および9,10位にOH基を有するものが好まし
い。カテコール類、ヒドロキノン類、ナフトヒドロキノ
ン類、アントラヒドロキノン類がとくに好ましい。な
お、芳香環はアルキル基、ハロゲン、アルコキシ基で置
換されることができる。
これら助触媒として代表的なものを例示すると、カテ
コール、ヒドロキノン、クロロヒドロキノン、ピロガロ
ール、4−メチルカテコール、1,2,4−トリヒドロキシ
ベンゼン、2,5−ジオキシ−P−キシレン、2,3,5,6−テ
トラメチルヒドロキノン、2,5,2′,5′−テトラオキシ
ビフェニル(ジヒドロキノン)、1,4−ジオキシナフタ
リン(α−ナフトヒドロキノン)、1,2−ジオキシナフ
タリン(β−ナフトヒドロキノン)、9,10−ジオキシア
ントラセン(9,10−アントラヒドロキノン)、1,2−ジ
オキシアントラセン、1,2,5,8−テトラオキシアントラ
センなどがある。これらのうちで、カテコール、ヒドロ
キノン、3,4−ジヒドロキシトルエンがとくに好まし
い。その使用量は式(I)或は式(III)相当する化合
物1モル分子に対し0.05〜0.5モル分子が適当であり、
好ましくは01〜0.5モル分子である。使用後のこの化合
物変質して回収不能であるが、高価な式II類の収量向上
で充分満足できる。
塩基としては、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム
が好ましい。その使用量は式(I)のo−ニトロアゾベ
ンゼン類又は式(III)のN−オキシド1モル分子に対
し、1〜12モル分子が適当であり、好ましくは2〜8モ
ル分子である。
〔実施例〕
実施例1 第2ブタノール128.2g(1.73モル分子)、水32.1g
(1.78モル分子)、および97%苛性ソーダ16.5g(0.4モ
ル分子)の混合物に、2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−
5′−t−オクチルアゾベンゼン35.5g(0.1モル分子)
を加え、撹拌しながら65℃に昇温後、50℃に昇温後、9
−フルオレノン3.6g(0.02モル分子)およびヒドロキノ
ン2.2g(0.02モル分子)を加えてから、沸点(92℃)に
昇温し、3時間撹拌するとアゾベンゼンの殆どが消失し
て工程bの反応が終了する。
次工程cの反応を行うため、70℃に冷却し、97%苛性
ソーダ8.2g(0.2モル分子)を追加してから沸点(93
℃)で4時間撹拌するとN−オキシドが消失し、工程c
の反応が終了する。水140mlを加え、62.5%硫酸約41gで
PH11.0〜11.5とし、10℃で以下に冷却し、析出した結晶
を別し少量のメタノールで洗浄後、充分水洗して乾燥
すると目的物である2−(2−ヒドロキシ−5−t−オ
クチルフェニル)ベンゾトリアゾールが得られる。
収量 28.8g 収率 89.1% 融点 103〜105℃ 実施例2 実施例1で使用したヒドロキノン量を(イ)1.1g(0.
01モル分子)、(ロ)3.3g(0.03モル分子)と変化し、
又、ヒドロキノンの代りに(ハ)カテコール2.2g(0.02
モル分子)、(ニ)3.3g(0.03モル分子)、(ホ)ピロ
ガロール2.5g(0.02モル分子)、(ヘ)3,4−ジヒドロ
キシトルエン2.5g(0.02モル分子)、(ト)1.4−ジヒ
ドロキシナフタレン1.6g(0.01モル分子)を使用し、実
施例1と同じ方法を繰返し夫々下記の収量で2−(2−
ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル)ベンゾトリア
ゾールを得た。
(イ) 28.0g 収率 86.7% 融点103〜105℃ (ロ) 29.0g 収率 89.8% 融点103〜105℃ (ハ) 28.0g 収率 86.7% 融点103〜105℃ (ニ) 28.8g 収率 89.1% 融点103〜105℃ (ホ) 27.9g 収率 86.3% 融点103〜105℃ (へ) 27.6g 収率 85.4% 融点103〜105℃ (ト) 27.9g 収率 86.3% 融点103〜105℃ 比較例1(ヒドロキノン未使用の外は実施例1にならっ
て行った) 第2ブタノール128.2g(1.73モル分子)、水32.1g
(1.78gモル分子)、および97%苛性ソーダ16.5g(0.4
モル分子)の混合物に、2−ニトロ−2′−ヒドロキシ
−5′−t−オクチルアゾベンゼン35.5g(0.1モル分
子)を加え、撹拌しながら65℃に昇温後、9−フルオレ
ノン3.6g(0.02モル分子)を加えてから、沸点(92℃)
に昇温し、6時間撹拌するとアゾベンゼンの殆どが消失
して工程bの反応が終了する。
次工程cの反応を行うため、70℃に冷却し、97%苛性
ソーダ8.2g(0.2モル分子)を追加してから発熱に注意
しながらゆっくりと1時間かゝって沸点(93℃)とな
り、同温度で4時間反応する(この反応の初期は急激な
発熱があり、はげしく沸騰する場合は冷却が必要)、N
−オキシドが消失して工程cの反応が終了する。水160m
lを加え、62.5%硫酸約41gでPH11.0〜11.5に中和してか
ら、10℃以下に冷却、析出した結晶を別し少量のメタ
ノールで洗浄後、充分水洗して乾燥すると26.5gの収量
で2−(2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフェニル)
ベンゾトリアゾールが得られる。
収率 82.0% 融点 103〜105℃ 工程bの反応に時間がかかり、又、工程cでははげし
い発熱反応があり制御が大へんであり、しかも実施例1
および2に比較し収率も5.5〜7.8%低い。
比較例2 水を添加することなく第2−ブタノールのみで、後は
比較例1と同様に実施した場合の2−(2−ヒドロキシ
−5−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾールの収
量は20.0g〜26.1g(収率61.9〜80.8%)で、収量が不安
定であった。
実施例3 第2ブタノール74.2g(1.0モル分子)、水22.3g(1.2
4モル分子)、および97%苛性ソーダ10.3g(0.25モル分
子)の混合物に、2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−5′
−t−オクチルアゾベンゼン35.5g(0.1モル分子)を加
え、撹拌しながら65℃に昇温後、ヒドロキノンン2.2g
(0.02モル分子)および9−フルオレノン3.6g(0.02モ
ル分子)を加えてから、沸点(92℃)に昇温し、3時間
撹拌するとアゾベンゼンの殆どが消失して工程bの反応
が終了する。
次工程cの反応を行うため、70℃に冷却し、97%苛性
ソーダ8.2g(0.20モル分子)を追加し、沸点(94℃)で
5時間撹拌するとN−オキシドが消失し工程cの反応が
終了する。水140mlを加えてから蒸留により過剰の第2
−ブタノールと還元反応で副生したメチルエチルケトン
を回収する。回収後の残液にトルエン80mlを加え62.5%
硫酸約30gでPH11.0〜11.5とする。
内容物を70℃に加熱し、目的物を含んだトルエン層を
採取し温水(50〜60℃)の少量で2〜3回洗浄する。
このトルエン層を蒸留フラスコに採り蒸留してトルエ
ンを回収する。トルエン回収後3〜5mmHgの真空下、140
〜160℃の留分3.2gを採取する。これは使用した9−フ
ルオレノンであり、次回の触媒として再使用することが
できる。9−オレフィン回収後の残液(油状物)に130m
lのエタノールを投入し70〜75℃でしばらく撹拌すると
結晶が析出するから過により分離し、乾燥すると29.0
gの収量で2−(2−ヒドロキシ−5−t−オクチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾールが得られる。
収率 89.8% 融点 103〜105℃ 実施例4 n−ブタノール74.2g(1.0モル分子)、水10.6g(0.8
2モル分子)および97%苛性ソーダ12.4g(0.3モル分
子)の混合物に、2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−t−アミルアゾベンゼン38.3g(0.1モル
分子)を加え撹拌しながら65℃に昇温後、9−フルオレ
ノン3.6g(0.02モル分子)およびカテコール2.2g(0.02
モル分子)を加えてから90℃に昇温し、90〜96℃で3時
間撹拌すると、アゾベンゼンの殆んどが消失して工程b
の反応が終了する。
次工程cの反応を行うため、70℃に冷却し、97%苛性
ソーダ12.4g(0.3モル分子)を追加してから、93〜96℃
で3時間撹拌反応するとN−オキシドが消失し工程cの
反応が終了する。水140mlを加え、62.5%硫酸約30gでPH
11.0〜11.5とし60〜70℃で静置すると、上層に2−(2
−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−アミルフェニル)ベ
ンゾトリアゾールを含んだブタノール層が生成し、下層
に水層が生成する。
下層の水層を除去した後、上層のブタノール層を80℃
の温水50mlで洗浄してから蒸留器に移し、常圧または軽
い真空でブタノールを回収後、真空度3〜5mmHgとな
し、140〜160℃の留分3.3gを採取する。これは使用した
触媒9−フルオレノンであり、次回の触媒として再使用
することができる。
触媒回収後の残留物にエタノール130mlを加えて、70
〜75℃でしばらく撹拌すると結晶が析出するから過に
より分離し乾燥すると31.5gの少量で2−(2−ヒドロ
キシ−3,5−ジ−t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾ
ールが20.0gの収量で得られた。
収率 89.7% 融点 78〜80℃ 比較例3 カテコールを使用せず、後は急激な発熱に注意しなが
ら実施例4同様処理した。
収量 28.9g 収率 82.3% 融点 78〜80℃ 実施例5 イソプロピルアルコール120g(2.0モル分子)、水21g
(1.17モル分子)および97%苛性ソーダ12.4g(0.3モル
分子)の混合物に、2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒ
ドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルアゾベンゼン39.0
g(0.1モル分子)を加え撹拌しながら65℃に昇温後、カ
テコール2.2g(0.02モル分子)および9−フルオレノン
3.6g(0.02モル分子)を加え、沸点79℃で6時間撹拌反
応するとアゾベンゼンが消失して2−(2−ヒドロキシ
−3,5−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロルベンゾ
トリアゾールN−オキシドを生成し工程bの反応が終了
する。
次に工程cの反応を行うため、60℃に冷却し、97%苛
性ソーダ12.4g(0.3モル分子)を加え、沸点(80℃)で
6時間撹拌反応するとN−オキシドが消失し工程cの反
応が終了する。水140mlを加えてから62.5%硫酸約41gで
PH11.0〜11.5とする。10℃以下に冷却し、析出した結晶
を過により分離し、少量のイソプロピルアルコールで
洗浄後、充分水洗して乾燥する。29.7gの収量で2−
(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニル)−
5−クロルベンゾトリアゾールを得る。
収率 83.0% 融点 153〜155℃ 比較例4 カテコールを使用しないほかは、実施例5と同様に実
施した。
収量 27.2g 収率 76.0% 融点 153〜155℃ 実施例6 イソブタノール74.2g(1.0モル分子)、水18.0g(1.0
モル分子)および97%苛性ソーダ24.7g(0.6モル分子)
の混合物に、2−ニトロ−4−クロル−2′−ヒドロキ
シ−3′−t−ブチル−5′−メチルアゾベンゼン34.8
g(0.1モル分子)を撹拌下に65℃昇温後、ヒドロキノン
2.2g(0.02モル分子)および9−フルオレノン3.6g(0.
02モル分子)を加えてから徐々に昇温し94〜98℃で6時
間加熱撹拌すると工程b,cの工程が進行し、還元反応が
終了する。水140mlを加え、62.5%硫酸約34gでPH11.5〜
11.0とし、10℃以下に冷却、析出した結晶を別し、少
量のメタノールで洗浄後、充分水洗して乾燥すると、2
6.8gの収量で2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−
5−メチルフェニル)−5−クロルベンゾトリアゾール
を得た。
収率 84.9% 融点 138〜140℃ 比較例5 ヒドロキノンを使用しないほかは実施例6と同様に実
施した。
収量 24.9g 収率 78.9% 融点 138〜140℃ 実施例7 2−ブタノール74.2g(1.0モル分子)、水18.0g(1.0
モル分子)および97%苛性ソーダ22.7g(0.55モル分
子)の混合物に2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル
−5−メチルフェニル)−5−クロルベンゾトリアゾー
ル−N−オキシド33.2g(0.1モル分子)を加え、撹拌し
ながら65℃に昇温後、カテコール2.2g(0.02モル分子)
および9−フルオレノン3.6g(0.02モル分子)を加え、
沸点で5時間反応するとN−オキシドが消失し還元反応
が終了する。
水140mlを加え、62.5%硫酸約37gによりPH11.0〜11.5
として、10℃以下に冷却、折出した結晶を別し、少量
のメタノールで洗浄後、充分水洗して乾燥すると29.7g
の収量で2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−
メチルフェニル)−5−クロルベンゾトリアゾールが得
られた。
収率 94.1% 融点 139〜140℃ 比較例6 カテコールを使用しないほかは、実施例7と同様に実
施した。
収量 29.4g 収率 93.2% 融点 139〜140℃ 実施例8 2−ブタノール74.2g(1.0モル分子)、水22.3g(1.2
4モル分子)および97%苛性ソーダ10.3g(0.25モル分
子)の混合物に2−ニトロ−2′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジ−t−ブチルアゾベンゼン35.5g(0.1モル分
子)を加え、撹拌しながら65℃に昇温後、ヒドロキノン
2.2g(0.02モル分子)およびベンズアントロン2.3g(0.
01モル分子)を加えてから沸点(92℃)に昇温し、4時
間撹拌するとアゾベンゼンの殆んどが消失して工程bの
反応が終了する。
次工程cの反応を行うため、70℃に冷却し、97%苛性
ソーダ8.2g(0.20モル分子)を追加し、沸点(94℃)で
6時間撹拌するとN−オキシドが消失し、工程cの反応
が終了する。
水140mlを加え、62.5%硫酸約30gでPH11.0〜11.5と
し、10℃以下に冷却した結晶を別し、少量のメタノー
ルで洗浄後、充分水洗して乾燥すると26.5gの収量で2
−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニル)
ベンゾトリアゾールが得られた。
収率82.0% 融点 150〜152℃ 比較例7 ヒドロキノンを使用しないほかは、実施例8と同様に
実施した。
収量 25.5g 収率 79.0% 融点 150〜152℃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 249/20 CA(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式I (但しR1は水素又は塩素原子、炭素数1〜4の低級アル
    キル基、炭素数1〜4の低級アルコキシル基、カルボキ
    シル基又はスルホン酸基を表わし、R2は水素又は塩素原
    子、炭素数1〜4の低級アルキル基又は炭素数1〜4の
    低級アルコキシル基を表わし、R3は水素又は塩素原子、
    炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜4の低級アルコ
    キシル基、シクロアルキル基、フェニル基、炭素数1〜
    8のアルキル基で置換されたフェニル基、フェノキシ基
    又はアルキル部分の炭素数が1〜4のフェニルアルキル
    基を表わし、R4は水素又は塩素原子、ヒドロキシル基又
    は炭素数1〜4のアルコキシル基を表わし、R5は水素原
    子、炭素数1〜12のアルキル基又はアルキル部分の炭素
    数が1〜4のフェニルアルキル基を表わす。) で示されるo−ニトロアゾベンゼン誘導体を触媒として
    芳香環に隣接した環状ケトン類、助触媒(促進剤)とし
    て、2ケ以上のヒドロキシ基を持つ芳香族化合物ならび
    に水および塩基の存在下、3ケ以上の炭素原子を持つ第
    1級アルコールおよび第2級アルコールよりなる群から
    選ばれたアルコール類の少くとも1種で還元することを
    特徴とする一般式II (但しR1,R2,R3,R4,R5に一般式Iに同じ) で示される2−フェニルベンゾトリアゾール類の製造
    法。
  2. 【請求項2】一般式III (但しR1は水素又は塩素原子、炭素数1〜4の低級アル
    キル基、炭素数1〜4の低級アルコキシル基、カルボキ
    シル基又はスルホン酸基を表わし、R2は水素又は塩素原
    子、炭素数1〜4の低級アルキル基又は炭素数1〜4の
    低級アルコキシル基を表わし、R3は水素又は塩素原子、
    炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜4の低級アルコ
    キシル基、シクロアルキル基、フエニル基、炭素数1〜
    8のアルキル基で置換されたフェニル基、フェノキシ基
    又はアルキル部分の炭素数が1〜4のフェニルアルキル
    基を表わし、R4は水素又は塩素原子、ヒドロキシル基又
    は炭素数1〜4のアルコキシル基を表わし、R5は水素原
    子、炭素数1〜12のアルキル基又はアルキル部分の炭素
    数が1〜4のフェニルアルキル基を表わす。) で示される2−フェニルベンゾトリアゾール−N−オキ
    シド類を触媒として芳香環に隣接した環状ケトン類、助
    触媒(促進剤)として2ケ以上のヒドロキシ基を持つ芳
    香族化合物ならびに水及び塩基の存在下、3ケ以上の炭
    素原子を持つ第1級アルコールおよび第2級アルコール
    よりなる群から選らばれたアルコール類の少くとも1種
    で還元することを特徴とする一般式II (但しR1,R2,R3,R4,R5に一般式Iに同じ) で示される2−フェニルベンゾトリアゾール類の製造
    法。
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