JP2995354B2 - アルキルヒドロキシアニリノチオトリアジン誘導体の製造方法 - Google Patents

アルキルヒドロキシアニリノチオトリアジン誘導体の製造方法

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JP2995354B2
JP2995354B2 JP3141427A JP14142791A JP2995354B2 JP 2995354 B2 JP2995354 B2 JP 2995354B2 JP 3141427 A JP3141427 A JP 3141427A JP 14142791 A JP14142791 A JP 14142791A JP 2995354 B2 JP2995354 B2 JP 2995354B2
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alkyl group
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Ciba Holding AG
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    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D251/26Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hetero atoms directly attached to ring carbon atoms
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    • C07D251/42One nitrogen atom
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、得られた中間体を単離
することのない高収率のアルキルヒドロキシアニリノチ
オトリアジン誘導体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルキルヒドロキシアニリノチオトリア
ジン誘導体は、適する出発フェノールのアルキルニトロ
ソフェノールへのニトロソ化、及びアミノフェノールへ
のその水素添加、並びに続くシアヌル酸クロリド及びア
ルキル−又はフェニルメルカプタンとの縮合により得る
ことができる。
【0003】アルキルヒドロキシアニリノチオトリアジ
ン誘導体の製造方法は、US−A3156690、US
−A3257354、US−A3255191及びUS
−A3240749に開示されている。前記文献におい
て、全ての中間体が単離され、次いでアニリンへのニト
ロソフェノールの還元が亜硫酸水素ナトリウムを用いて
行われる。前記方法とは別に、置換ニトロソフェノール
を相当するアミノフェノールに還元するための他の方法
が文献に記載されている。それ故、例えば亜硫酸水素ナ
トリウムを用いる又は酢酸中での亜鉛によるニトロソフ
ェノールの還元の可能性がイー.アルバート(E.Alber
t)によりジャーナル オブ アメリカンケミカル ソ
サエティー(J.Am.Chem.Soc.),第76号,第4985
頁(1954年)に記載されている。ラネーニッケルを
用いるニトロソフェノールからアミノフェノールへの接
触水素添加は、エイチ.ギルマン他〔ジャーナル オブ
オーガニック ケミストリー(J.Org.Chem. )第19
号,第1067頁(1959年)〕により記載されてい
る。ラネーニッケルを用いる接触水素添加はFR−A2
122637に開示されており、そして他の触媒例えば
パラジウム、白金又はコバルトの使用可能性が述べられ
ている。適するニトロソフェノール中間体からのジチオ
ジアルカノアミドフェノールの製造方法は、EP−A0
191983に開示されている。水素添加工程は炭素上
に担持されたパラジウム触媒により行われる。適するニ
トロソフェノールの水素添加によるN−アシル化3,5
−ジアルキル−4−アミノフェノールの製造方法及びそ
の結果得られたアミノフェノールの同一溶媒中でのN−
アシル化はWO−A89/1595に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アルキルヒドロキシア
ニリノチオトリアジン誘導体、特に6−(3′,5′−
ジアルキル−4′−ヒドロキシ−フェニルアミノ)−
2,4−ジアルキルチオ−1,3,5−トリアジンは、
酸化的、熱的及び/又は光により誘起される分解に対し
て敏感な物質を安定化するために有用な物質であり、そ
のうちの幾つかは市販されている。したがって、前記化
合物を工業的規模で連続的に且つ生態学的に安全な方法
で製造することは重要である。
【0005】
【課題を解決するための手段】中間体を単離することが
ないという特別な利点と共に且つパラジウム触媒の存在
下で水素を用いる還元工程を行うことにより、前記方法
を行うことができるということが今や見出された。
【0006】特に、本発明は次式III:
【化4】 〔式中、R1 及びR2 は後記式Iにおいて定義されるも
のと同じ意味を表わす〕で表わされる化合物を、水性又
は水性/有機媒体中で亜硝酸塩と反応させて次式II:
【化5】 〔式中、R1 及びR2 は後記式Iにおいて定義されるも
のと同じ意味を表わす〕で表わされる化合物と成し、溶
媒を用いて反応溶液から前記式IIで表わされる化合物
を抽出し、この化合物を単離することなく前記溶媒中で
且つパラジウム触媒の存在下で水素添加して相当するp
−アミノフェノールと成し、次いでこのp−アミノフェ
ノールを単離することなくシアヌル酸クロリド及び式H
SR3 若しくはHSR4 で表わされる化合物又は式HS
3 及びHSR4 で表わされる化合物の混合物と反応さ
せることからなる次式I:
【化6】 〔式中、R1 及びR2 は互いに独立して水素原子、炭素
原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5及び6
のシクロアルキル基又はフェニル基を表わし、そしてR
3 及びR4 は互いに独立して炭素原子数1ないし18の
アルキル基、炭素原子数5及び6のシクロアルキル基、
フェニル基、炭素原子数1ないし6のアルキル基及び/
又はヒドロキシ基により置換されたフェニル基、又はフ
ェニル−炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わす〕
で表わされるアルキルヒドロキシアニリノチオトリアジ
ン誘導体の製造方法に関するものである。
【0007】炭素原子数1ないし12のアルキル基とし
てのR1 及びR2 は、直鎖状又は分岐鎖状であってよ
く、そして代表的にはメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、
第三ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、第三
ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、n−オクチル
基、イソオクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル
基又はドデシル基である。第三ブチル基を意味するのが
好ましい。
【0008】炭素原子数5及び6のシクロアルキル基と
してのR1 及びR2 は、シクロペンチル基又はシクロヘ
キシル基を表わす。
【0009】R1 及びR2 は、好ましくは水素原子又は
炭素原子数1ないし12のアルキル基、最も好ましくは
炭素原子数1ないし4のを表わす。
【0010】本発明の他の好ましい態様においては、R
1 及びR2 は同一である。最も好ましくは、R1 及びR
2 は同一であり且つ第三ブチル基を表わす。
【0011】炭素原子数1ないし18のアルキル基とし
てのR3 及びR4 は、直鎖状又は分岐鎖状であってよく
且つR1 及びR2 のために与えられた意味を有し、そし
て更に代表的にはトリデシル基、テトラデシル基、ペン
タデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基又はオク
タデシル基、好ましくは炭素原子数1ないし12のアル
キル基、最も好ましくはn−オクチル基を表わす。
【0012】炭素原子数5及び6のシクロアルキル基と
してのR3 及びR4 は、R1 及びR2 のために与えられ
た意味と同一の意味を有する。
【0013】1個又はそれより多くの炭素原子数1ない
し6のアルキル基により置換されたフェニル基としての
3 及びR4 は、1ないし3個、好ましくは1又は2個
のアルキル基、好ましくはメチル基により置換されたフ
ェニル基であってよい。そのような基の代表例は、トリ
ル基、キシリル基又はメシチル基である。炭素原子数1
ないし6のアルキル置換フェニル基としてのR3 及びR
4 は、代表的にはエチルフェニル基、ジエチルフェニル
基、プロピルフェニル基、ジプロピルフェニル基、ジプ
ロピルフェニル基、ブチルフェニル基、エチルメチルフ
ェニル基、メチルプロピルフェニル基、ブチルメチルフ
ェニル基又はエチルプロピルフェニル基を表わしてもよ
い。
【0014】1個又はそれより多くのヒドロキシ基及び
/又は炭素原子数1ないし6のアルキル基により置換さ
れたR3 及びR4 は、好適にはヒドロキシフェニル基、
ジヒドロキシフェニル基、レゾルシル基、クレジル基、
エチルヒドロキシフェニル基、プロピルヒドロキシフェ
ニル基、ブチルヒドロキシフェニル基、ペンチルヒドロ
キシフェニル基、ヘキシルヒドロキシフェニル基、ジメ
チルヒドロキシフェニル基、ジエチルヒドロキシフェニ
ル基、ジプロピルヒドロキシフェニル基、エチルメチル
ヒドロキシフェニル基、メチルプロピルヒドロキシフェ
ニル基、ブチルメチルヒドロキシフェニル基、メチルペ
ンチルヒドロキシフェニル基、エチルプロピルヒドロキ
シフェニル基又はブチルエチルヒドロキシフェニル基を
表わしてもよい。
【0015】フェニル−炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基としてのR3 及びR4 は、ベンジル基、フェニルエ
チル基、α−メチルベンジル基、フェニルプロピル基、
α,α−ジメチルベンジル基、フェニル(メチルプロピ
ル)基又はフェニルブチル基、好ましくはベンジル基を
表わしてもよい。好ましくは、R3 及びR4 は炭素原子
数1ないし12のアルキル基を表わす。
【0016】好ましい方法においては、R1 及びR2
互いに独立して水素原子又は炭素原子数1ないし12の
アルキル基を表わし、そしてR3 及びR4 は互いに独立
して炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わす。
【0017】本発明の別の好ましい態様においては、R
3 及びR4 は同一である。
【0018】ニトロソ化を行うための適する亜硝酸塩
は、代表的にはアルカリ金属亜硝酸塩又はアルカリ土類
金属亜硝酸塩例えばNaNO2 、KNO2 、Ba(NO
2 2 又はCa(NO2 2 である。アルカリ金属亜硝
酸塩が好ましく、そして亜硝酸ナトリウムが特に好まし
い。
【0019】水素添加工程の条件下で不活性な溶媒中で
本発明の方法を行うことが好ましい。
【0020】適する溶媒の具体例は、ケトン、芳香族,
脂環式又は脂肪族炭化水素、エーテル又はエステル、前
記溶媒混合物並びに前記溶媒と水との混合物である。特
に好ましいケトンは、脂肪族及び脂環式ケトンである。
【0021】脂肪族ケトンは、代表的にはアセトン、ジ
エチルケトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン又はヘキサノンである。メチルエチルケトン及び
メチルイソブチルケトンが好ましい。脂環式ケトンは、
代表的にはシクロヘキサノンである。適する芳香族炭化
水素は、ベンゼン、トルエン又はキシレンである。
【0022】適するエーテルの代表例は、ジエチルエー
テル又は第三ブチルメチルエーテルである。適するエス
テルは、代表的には酢酸エチルである。脂肪族又は脂環
式炭化水素は、代表的にはヘキサン、ヘプタン又はシク
ロヘキサンである。
【0023】特に好ましい溶媒は、ケトンである。驚く
べきことに、ケトンは水素添加条件下で完全に不活性で
あり、即ちケトンの水素添加のみならずケトンによるア
ミノフェノール誘導体の還元的アルキル化も全く観察さ
れない。
【0024】特に好ましい方法においては、メチルイソ
ブチルケトン、メチルエチルケトン、又はそれらと水と
の混合物が溶媒として使用される。
【0025】本方法の接触水素添加は、20ないし10
0℃、好ましくは20ないし80℃、最も好ましくは3
0ないし70℃の温度範囲内で行う。接触水素添加を行
う水素圧力は限定的なものではなく且つ広範囲に渡って
変化し得るが、しかし通常は1−200bar、好まし
くは1−100bar、最も好ましくは1−50bar
の圧力範囲内で行う。
【0026】本方法を行う水素圧力は、使用する水素添
加反応槽の種類にも依存するであろう。
【0027】水素添加時間は広範囲に渡って変化するこ
とができ、且つ使用する触媒、水素圧力、反応温度及び
使用する反応槽に依存する。それは、代表的には1分な
いし2時間、好ましくは5分ないし1時間、例えば10
ないし30分であってよい。水素圧力及び/又は温度を
上昇させることにより、反応時間は自然に短縮されるで
あろう。
【0028】好ましい方法においては、使用する触媒の
量は式IIで表わされる化合物に対して0.01−5.
0重量%、好ましくは0.02−2重量%、最も特別に
は0.1−2.0重量%、代表的には0.2−1.5重
量%、最も好ましくは0.2−1重量%である。
【0029】本発明の方法においては、接触水素添加は
パラジウム触媒の存在下で行う。この触媒は都合良くは
この目的のために都合良く使用される形態、即ち個々の
金属が担体、代表的には活性炭、珪藻土、アルミナ、硫
酸バリウム等に担持されている形態で存在するであろ
う。この触媒は、付加金属例えばマグネシウム、ジルコ
ニウム又はモリブデンにより活性化することができる。
本発明の方法において、担体に担持されたパラジウム触
媒、特に炭素に担持されたパラジウム(Pd/C)触媒
が好ましい。
【0030】担体に担持された触媒の量は、都合良くは
0.5−10%、好ましくは0.5−5%、最も好まし
くは0.5−2.0%である。
【0031】本発明の方法は、都合良くは最初に式II
Iで表わされるフェノールをニトロソ化試薬(好ましく
はNaNO3 )と水性又は水性/有機反応媒体中で、好
ましくは酸の存在下で反応させるように行う。これは、
溶媒又は溶媒混合物にフェノールを添加し、次いで水中
のニトロソ化試薬を滴下することにより行う。溶媒部分
を反応混合物から蒸留した後(例えば、水性/有機溶媒
混合物を使用する場合には、有機溶媒を水との共沸混合
物として除去する)、得られた式IIで表わされるp−
ニトロソ中間体を選択された水素添加条件下で不活性な
溶媒を用いて残部の水性反応混合物から抽出する。抽出
した溶媒相は次いで、好ましくは不活性条件下で、触媒
を含むオートクレーブに移すことができる。水素により
加圧し、温度及び攪拌を上げることにより、式IIで表
わされるp−ニトロソ化合物は相当するp−アミノフェ
ノールに水素添加される。反応が完結した時、触媒を濾
過により除去し、次いで濾液を式HSR3 及び/又はH
SR4 で表わされるアルキル−又はフェニルメルカプタ
ン及びシアヌル酸クロリドと反応させる。この反応は、
都合良くはシアヌル酸クロリドをニトロソ化合物が抽出
され且つ水素添加された同一溶媒に投入し、次いでp−
アミノフェノールを含む濾液、並びにアルキル−又はフ
ェニルメルカプタンを攪拌及び冷却しながら滴下するこ
とにより、慣用条件下で行う。反応生成物を、慣用の方
法例えば蒸留及び/又は結晶化により単離する。
【0032】水素添加工程は、バッチ法並びに半連続法
で行うことができる。半連続法においては、抽出溶液を
ニトロソ化工程の後水素圧力による水素添加の操作中
に、触媒を含む水素添加反応槽に加える。
【0033】上述の如く、水素添加並びにシアヌル酸ク
ロリド及びメルカプタンとの反応は、前記溶媒と水との
混合物中で行うこともできる。反応混合物は、如何なる
場合においても抽出工程からの水を特定量含む。しかし
ながら、水素添加の前に及び/又は最終工程の前に、付
加的な水を加えることができる。本方法の終結時におい
て、溶媒/水混合物を共沸混合物として反応混合物から
蒸留することができるような量の水−例え加えるとして
も−を加えることが好都合である。
【0034】最終工程において、都合良くはp−アミノ
フェノール及びシアヌル酸クロリドのモル当たり少なく
とも2モルの化合物HSR3 及び/又はHSR4 を化学
量論条件に基づいて加えるであろうということは当業者
に自明であろう。式中、R3 ≠R4 である式Iで表わさ
れる化合物を得ることを望む場合は、それ故この反応を
2種の異なるメルカプタンの混合物を用いて行うことが
好ましい。しかしながら、R3 =R4 であることが好ま
しい。この場合、約2モル当量のメルカプタンを加え
る。
【0035】ニトロソ化工程及び続くシアヌル酸クロリ
ド及びメルカプタンとの反応における反応条件は、限定
的なものではない。両反応は、例えばUS−A3156
690、3257354、3255191及び3240
749に記載されたような公知方法により行われ、観察
された本発明の主な特徴を提供する。
【0036】−20ないし+50℃、好ましくは−10
ないし+30℃の温度範囲でニトロソ化を行うのが好ま
しい。既に述べたように、反応は都合良くは水性/有機
媒体中で進行し、この場合水混和性有機溶媒例えばアル
コール例えば炭素原子数1ないし5のアルカノール、好
ましくはメタノール、エタノール、n−プロパノール、
イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール
等、又は脂肪族ケトン、好ましくはアセトン、ジエチル
ケトン、メチルエチルケトン又はメチルイソブチルケト
ン、最も好ましくはアセトンを有機溶媒成分として併用
して使用し得る。ニトロソ化は通常酸、代表的には鉱酸
例えば硫酸、燐酸又は、好ましくは塩酸の存在下で行
う。式IIで表わされるニトロソ化合物の抽出は、反応
混合物から直接行うことができる;しかししばしば反応
媒体の部分を留去することが、例えば併用して使用した
溶媒を除去することが(例えば、アルコール/水混合物
の共沸蒸留)好都合である。次いで、残部を抽出する。
【0037】最終工程において、本方法は−20ないし
+70℃、好ましくは−10ないし+50℃、代表的に
は−10ないし+30℃の温度範囲で行う。反応混合物
がまだ全く水を含まない場合は、しばしば例えばシアヌ
ル酸クロリドと一緒に水を加えるのが好都合である。反
応が完結した際、溶媒は水との共沸混合物として容易に
除去することができる。反応中HClが発生するので、
反応混合物に塩基例えばアルカリ金属又はアルカリ土類
金属の水酸化物、代表的にはNaOH、KOH、Ca
(OH)2 、Mg(OH)2 等、又は有機アミン、好ま
しくはトリ−炭素原子数1ないし6のアルキルアミン
(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリ
プロピルアミン又はトリブチルアミン)を加えるのが特
に好都合である。アルカリ金属水酸化物、特にKOH、
最も好ましくはNaOHを使用するのが好ましい。生成
物の単離前に、酸を用いて塩基を中和するのが好都合で
ある。一般的に、p−アミノフェノール溶液へのシアヌ
ル酸クロリド、メルカプタン及び塩基の添加は同時に又
は任意の順で行うことができる。しかしながら、最初に
p−アミノフェノールにメルカプタンを加え、次いでこ
の混合物(水性/有機又は有機溶媒に溶解されている)
にシアヌル酸クロリドを滴下し、そして最後に塩基を加
えるのが好ましい。
【0038】従来、アルキルヒドロキシアニリノチオト
リアジン誘導体の製造における還元工程は、無機還元剤
(例えば亜硫酸水素ナトリウム)を用いて行われてい
た。この還元は、必ず塩の生成を伴うので環境上望まし
くなかった。この観点より、接触水素添加は経済的に及
び環境上より受け入れ易い方法を提供する。本発明の方
法の決定的な利点は、中間体を単離することなく、最も
好ましくはp−ニトロソ中間体を単離することなく行う
ことができるということである。
【0039】本発明の方法を行うために、選択された溶
媒は全ての中間体に対する充分な溶解度も有するべきで
ある。同時に、選択された溶媒は与えられた水素添加パ
ラメーターの下で不活性でなければならず、且つ続く縮
合中に変化すべきではない。それ故、それはa)p−ニ
トロソ化合物を抽出することができ、b)水素添加の反
応条件下で不活性であり、且つc)水素添加反応生成物
のアルキル−及びフェニルメルカプタン並びにシアヌル
酸クロリドとの反応のための適する反応媒体であるべき
である。
【0040】驚くべきことに、前述の処置のために、本
発明の方法においてはアルキルヒドロキシアニリノチオ
トリアジン誘導体の製造のための公知方法(ここでは、
中間体は単離された)を、前記中間体を単離することな
く且つ高収率で行うことができる。
【0041】
【実施例】下記実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが、ここで並びに本記載の残部及び特許請求の範囲を
通して、特記しない限り部及びパーセントは重量によ
る。
【0042】実施例1:6−(4′−ヒドロキシ−
3′,5′−ジ−第三ブチルアニリノ)−2,4−ビス
(n−オクチルチオ)−1,3,5−トリアジン 1lのガラス反応容器中で、2,6−ジ−第三ブチルフ
ェノール44.4gをイソプロパノール125gと水2
0gとの混合物中に懸濁する。この懸濁液を0℃に冷却
し、次いで塩酸(32%)27.7g及び水75g加
え、次いで−5ないし20℃で亜硫酸ナトリウム(40
%)38.8gを滴下することによりニトロソ化を行
う。
【0043】ニトロソ化が完結した時、水200gを加
え、次いでイソプロパノールを水との共沸混合物として
反応混合物から蒸留する。次いで、メチルエチルケトン
180gを水相からニトロソ中間体を抽出するために有
機相に加える。60−65℃で、橙黄色の上相及び透明
な水性の下相が生成する。この下相を分離し、そして捨
てる。
【0044】上相を、活性炭担持1%パラジウム触媒
0.5gを含む300mlオートクレーブに不活性条件
下(窒素ガスシール)で移す。水素を用いて10bar
に加圧後、効果的な攪拌をしながら50℃で水素添加を
行う。水素添加の完結は、ニトロソ中間体に関して2モ
ル当量後の水素吸収の停止により明確に決定される。水
素添加時間は0.3時間である。
【0045】触媒を濾過により除去し、次いでオクタン
チオール62.3gを濾液に加える。この溶液をメチル
エチルケトン97g、氷150g及びシアヌル酸クロリ
ド38.7gの混合物に約30分かけて−5ないし0℃
で滴下する。30%水酸化ナトリウム溶液88.7gを
添加後、反応混合物を1時間加熱還流し、次いでメチル
エチルケトンを水との共沸混合物として蒸留により除
く。残存反応物を酢酸を用いて酸性とし、水性の下相を
95−97℃で分離し、更に蒸留により水を生成物から
除き、次いでイソプロパノール225gを加える。0℃
に冷却後(約60℃で結晶化開始)、結晶を濾液から単
離し、イソプロパノール240gを用いて洗浄し、乾燥
する。収率:理論量の92%。
【0046】水素添加工程のパラメーターを変えること
以外は、実施例2−7を実施例1の一般的方法に基づい
て行う。これらのパラメーターを表1に示す。
【表1】表1:
【0047】実施例8 水相から有機相へのニトロソ中間体の抽出のためにメチ
ルエチルケトンの代わりにメチルイソブチルケトンを使
用すること以外は、実施例1を繰り返す。したがって、
メチルイソブチルケトンは水素添加及び続く反応物の処
理のためにメチルエチルケトンの代わりに使用してもよ
い。反応物を処理する時(還流及び生成物の結晶化前の
蒸留によるメチルイソブチルケトンの除去)、異なる溶
媒の沸点範囲に従って温度を調整する。収率は理論量の
91%である。
【0047】実施例9 バッチ法の代わりに半連続法を行うこと以外は、実施例
1を繰り返す。この方法は、水相から有機相へのニトロ
ソ中間体の抽出後、得られた溶液を水素添加反応容器に
一度には移さないが、しかし水素圧力に基づく水素添加
の進行に応じて反応容器(これは、全ての触媒及びこの
触媒を分散させるために充分な量のメチルエチルケトン
を含み、これによりアミン中間体へのニトロソ中間体の
還元を起こす)に連続的に供給することからなる。水素
吸収の停止に応じて、実施例1に記載した別の工程を行
う。生成物は、理論量の89%の収率で単離される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハインツ シュタイナー スイス国,4142 ミュンヒェンシュタイ ン,メルチオール ベリ−ストラーセ 14 (72)発明者 ヘルムート プレステル ドイツ連邦共和国,7520 ブルフザー ル,ハーゲルクロイツ 8 (72)発明者 ルドルフ マウル ドイツ連邦共和国,6143 ロルシュ/ヘ ッセン,クロデガングストラーセ 6ア ー (56)参考文献 特開 昭62−120392(JP,A) 米国特許3334046(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 251/46 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式III: 【化1】 〔式中、R1 及びR2 は後記式Iにおいて定義されるも
    のと同じ意味を表わす〕で表わされる化合物を、水性又
    は水性/有機媒体中で亜硝酸塩と反応させて次式II: 【化2】 〔式中、R1 及びR2 は後記式Iにおいて定義されるも
    のと同じ意味を表わす〕で表わされる化合物と成し、溶
    媒を用いて反応溶液から前記式IIで表わされる化合物
    を抽出し、この化合物を単離することなく前記溶媒中で
    且つパラジウム触媒の存在下で水素添加して相当するp
    −アミノフェノールと成し、次いでこのp−アミノフェ
    ノールを単離することなくシアヌル酸クロリド及び式H
    SR3 若しくはHSR4 で表わされる化合物又は式HS
    3 及びHSR4 で表わされる化合物の混合物と反応さ
    せることからなる次式I: 【化3】 〔式中、R1 及びR2 は互いに独立して水素原子、炭素
    原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5及び6
    のシクロアルキル基又はフェニル基を表わし、そしてR
    3 及びR4 は互いに独立して炭素原子数1ないし18の
    アルキル基、炭素原子数5及び6のシクロアルキル基、
    フェニル基、炭素原子数1ないし6のアルキル基及び/
    又はヒドロキシ基により置換されたフェニル基、又はフ
    ェニル−炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わす〕
    で表わされるアルキルヒドロキシアニリノチオトリアジ
    ン誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 反応条件下で不活性である溶媒中で行わ
    れる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 溶媒がケトン、エステル、エーテル、芳
    香族,脂肪族又は脂環式炭化水素、又は前記溶媒混合物
    又は前記溶媒のうちの少なくとも1種と水との混合物で
    ある請求項1又は請求項2の何れかに記載の方法。
  4. 【請求項4】 溶媒がメチルイソブチルケトン、メチル
    エチルケトン又は前記溶媒と水との混合物である請求項
    3記載の方法。
  5. 【請求項5】 接触水素添加が20ないし100℃、好
    ましくは20ないし80℃の温度範囲内で行われる請求
    項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 接触水素添加が1ないし200bar、
    好ましくは1ないし100barの圧力範囲内で行われ
    る請求項1ないし4のうちの何れか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 触媒の量が式IIで表わされる化合物に
    対して0.01ないし5.0重量%、好ましくは0.2
    ないし1.5重量%である請求項1ないし4のうちの何
    れか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 水素添加触媒が担体に担持されたPd、
    好ましくはPd/Cである請求項1ないし4のうちの何
    れか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 担体に担持されたPdの量が0.5−5
    %、好ましくは0.5−2.0%である請求項8記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 R1 及びR2 が互いに独立して水素原
    子又は炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わし、
    そしてR3 及びR4 が互いに独立して炭素原子数1ない
    し12のアルキル基を表わす請求項1ないし4のうちの
    何れか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 R3 及びR4 が同一である請求項1な
    いし4のうちの何れか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 R1 及びR2 が同一である請求項1な
    いし4のうちの何れか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 R1 及びR2 が第三ブチル基を表わす
    請求項12記載の方法。
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