JPS60244810A - オ−トインタ−バル機能を持つメモリカセツト式デ−タ収録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、測定値の変化量によつて、メモリカセツトへ
データ記録を行い、記録周期を自動的に変化させること
ができるオートインターバル機能をもつ、メモリカセツ
ト式データ収録装置に関するものである。

本発明は、それに限定されるものではないが、たとえば
無電限地域での長期にわたる河川水位記録を行う場合、
通常では、自記記録紙による記録がほとんどであり、尚
かつこの方法では、自記紙からのデータの読み取りに非
常な労力を有すことになる。これを消力化する為、現在
では、測定データをカセツトテープあるいは、半導体メ
モリカセツトに記録する、データの自動入力を目的とし
た、デジタル記録式データ収録装置が使用されるように
なつてきている。

しかし、現行のデジタル記録式データ収録装置では、デ
ータサンプリング周期が固定式であり、１図Ａの様な急
激な変化に対しては、毎正時のサンプリングにおいて、
１図Ｂの様な再成波形となつてしまう。また、これを避
ける為に、サンプリング周期を６分の１にすると、１図
Ｃの様になるが、使用メモリ容量は６倍となり、メモリ
の容量、消費電力ばかりでなく、ＣＰＵの消費電力もそ
れだけ増大し、長期間の計測の為には、極めて大型のバ
ツテリを必要とする事になり、装置の設置、取り扱かい
が大変不便になる。

本発明は、以上の事を解消する為になされたもので、毎
正時と測定値に急激な変化があつたときに、測定値およ
び時刻データを圧縮して、メモリに書き込むことを特徴
としており、再成波形やメモリ容量は、１図Ｄのように
なり、特に変化の少ないときに有効となる。

以下回路構成について説明する。

第２図によつて動作を説明する。

ｎｂｉｔのパラレルデータＡは直接に、Ｂのアナログデ
ータはｂのＡ／Ｄコンバータにより、デジタル変換され
て、ｎｂｉｔラツチａにサンプル周期ごとにラツチされ
る。この時のサンプリング周期は、ＯＳＣの出力が、カ
ウンタｄおよびコンパレータＣによつて、設定値Ｃに決
定される。ラツチａの出力１は、差分演算回路ｆに入力
され、ｅにラツチされている前回のメモリカセツトに記
録されたデータとの差３を算出し、これが設定値Ｄを越
えたとき、コンパレータｇによつて、データラツチ信号
４が出力され、メモリカセツト記録データとしてラツチ
される。同時に、ｄより出力される毎正時信号と合わせ
て、リクエスト信号５として制御部におくられる。また
、カウンタｈは、時刻データ部でサンプリング信号をカ
ウントし、毎正時信号によつてリセツトされるようにな
つており、毎正時からのサンプリングの回数は、ａのラ
ツチデータと合わせて、記録データＥとして制御部に送
られる。リクエストを受けた制御部は、データＥおよび
日付データを、メモリカートリツジに記録し、また、外
からの要求によりデータの修正や表示を行う。

以上説明したように、本発明によれば、測定値に対して
設定値を越える変化があつたときにだけ、データが記録
され、メモリ容量、消費電力を少なく抑えながら、実際
の変化に忠実なデータを再現できる為、各方面に利用価
値が高いと考えられる。

【図面の簡単な説明】

図１は、各サンプリング周期における再成波形を示す。 Ａ、入力波形　Ｂ、サンプリングタイム６０分再成波形
　Ｃ、サンプリングタイム６分再成波形　Ｄ、オートイ
ンターバル再成波形図２は、オートインターバル機能回
路構成図を示す。Ａはデイジタル入力、Ｂはアナログ入
力で、Ｃはサンプリング周期設定値、Ｄは記録信号出力
差分設定値、Ｅは記録データ、又各素子はすべてＣＭＯ
Ｓで、それぞれ、ａ入力バツフア、ＤＡ／Ｄコンバータ
、Ｃコンパレータ、ｄカウンタ、ｅラツチ、ｆ差分演算
回路、ｇコンパレータ、ｈカウンタにて構成されている
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　収録対象となる測定データに対し、設定記録周期ご
   とに、前回の記録データとの差をめ、設定値を越える差
   分が検出されたとき、そのデータおよび時刻データを、
   次のデータとしてメモリカセツトに記録し、設定値に満
   たない場合でも、少なくとも毎正時のデータは記録され
   るようにしたこと、また、この時の時刻データは、記録
   インターバル時間とし、毎正時からの記録周期信号の数
   を、これに対応させて記録するようにしたことを特徴と
   するオートインターバル機能をもつメモリカセツト式デ
   ータ収録装置。