JPS6023273B2 - ロータリ式乾燥装置 - Google Patents

ロータリ式乾燥装置

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Publication number
JPS6023273B2
JPS6023273B2 JP14034180A JP14034180A JPS6023273B2 JP S6023273 B2 JPS6023273 B2 JP S6023273B2 JP 14034180 A JP14034180 A JP 14034180A JP 14034180 A JP14034180 A JP 14034180A JP S6023273 B2 JPS6023273 B2 JP S6023273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
drying
rotary
gas
temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP14034180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5765570A (en
Inventor
一郎 国森
正 清水
修平 葛原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPS5765570A publication Critical patent/JPS5765570A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、彼処理物及び乾燥用高温ガス夫々の移送経路
を形成する乾燥空間内に、被処理物を移送しながら解砕
する解砕羽根を回転軸に取付けて駆動回転自在に設け、
前記回転軸に、その内部を流動させる冷却流体を僕V給
する流路を蓮通接続したロータリ式乾燥装置に関する。
上記装置では、高温ガスによる加熱に伴って回転軸の強
度が低下することを防止するために、その内部への冷却
流体流動により回転軸を冷却するようにしているが、そ
れに起因し、乾燥空間内の温度が霧点以上であっても、
ガス移送に伴って回転軸の周部に境膜が形成される結果
として、回転軸の周部が露点以下となってそこに結霧を
生じ、乾操用ガスあるいは被処理物中に硫化水素ガスや
塩化水素ガス等の腐食成分が含まれている場合に、それ
ら腐食成分が縞露によって発生した水分と反応して硫酸
や塩酸等に変化し、回転軸を腐食破損し、耐久性を低下
する問題があり、又、回転軸に対する冷却構成に起因し
て乾燥空間内の温度を低下させ、乾燥用熱エネルギーを
不必要に損失する問題があった。本発明は、上記の点に
鑑み、回転軸に対する冷却構成に起因する回転軸の腐食
破損並びに乾燥用熱エネルギーの損失のいずれをも良好
に抑制できるようにすることを目的とする。
次に、本発明実施の態様を例示図に基いて詳述する。
内周面に送り羽根1…を付設した、乾燥空間Sを形成す
るための筒体2を、水平軸芯P周りで駆動回転自在に設
け、その筒体2の一端側に、汚泥等の乾燥被処理物の供
給○3と、焼却炉からの高温排ガス等の乾燥用高温ガス
の供給口4を蓮通接続すると共に、筒体2の他端側に、
被処理物の排出口5と高温ガスの排出口6とを蓮通接続
し、乾燥空間S内に被処理物及び高温ガスの移送経路を
その移送方向を同じにする状態で形成し、かつ、前記乾
燥空間S内に、前記筒体2の回転軸芯Pに対して平行で
、かつ、偏位した鞠芯Q周りで駆動回転自在に回転軸7
を設けると共に、回転軸7に長手方向及び周万向に分散
して解砕羽根8・・・を取付け、供給された被処理物を
解砕処理すると共に筒体2の回転に伴って移送しながら
、高温ガスを並流接触させて乾燥処理するよにロータリ
式乾燥装置を構成してある。
前記回転軸7を筒軸に構成すると共に、回転軸7に、冷
却水等の冷却流体を供V給するための流路Rを蓮通接続
し、彼処理物及び高温ガスと同方向に向かう状態で、冷
却流体を回転軸7内を流動させ、回転軸7を冷却して高
温ガスの加熱による強度低下を回避するように構成して
ある。
前記乾燥空間S内における、回転軸7の長手方向ほぼ中
央から高温ガスの移送方向上流側に前記鱗砕羽根8・・
・を取付け、他方、下流側に、回転軸7の外周面との間
に断熱空間S,を形成して覆う状態で断熱部材9を取付
け、回転軸7周部での絹蕗を防止するように構成してあ
る。
尚、上記実施例におけるガス及び冷却流体の温度変化の
数値例を示せば、ガスの供v給口4側温度が600〜7
00℃の場合、排出口6側温度が約250〜300qo
であり、他方、冷却流体の供給側温度が20℃の場合、
出口側温度が約70℃であった。
第3図は変形例を示し、大蓬筒体2aに小径筒体2bを
内鼓し、両筒体2a,2b間にガス及び彼処理物の移送
経路を形成し、ガス及び彼処理物の接触経路をUターン
経路に構成し、装置全体を大型化すること無く乾燥効率
を向上させられるようにしてあり、そして、解砕羽根8
・・・を取付けた回転軸7に対し、その乾燥空間Sの高
温ガス移送経路下流側に臨む箇所において断熱部材9を
取付けてある。尚、本発明としては、高温ガスの移送方
向と被処理物の移送方向とを逆向きにする、いわゆる同
流接触タイプのロータリ式乾燥装置にも適用でき、いず
れにおいても、乾燥空間Sの高温ガス移送経路下流側に
臨む箇所において回転軸7を断熱部材9で覆うものであ
れば良い。
以上要するに、本発明は、冒記したロータリ式乾燥装置
において、前記乾燥空間Sの前記高温ガス移送経路下流
側に臨む箇所において、前記回転軸7を断熱部材9で覆
ってある事を特徴とする。
つまり、回転軸7の周部での結霧発生について種々考察
したところ、乾燥用ガスの温度が高い状態では、ガス移
送に伴う回転軸7の周部での境膜形成にかかわらず、伝
熱によって回転軸7の周部が蕗点以上になっているもの
の、彼処理物乾燥に伴って低温化するに連れ、回転軸7
の周部が霧点以下となり、乾燥用ガスの移送方向下流側
で結露を生じていることを見出すに至り、上記考察結果
に基き、乾燥空間S内で高温ガスが低温化するその移送
方向下流側で回転軸7を断熱部材9で覆うから、回転麹
7の周部が露点以下で結露を生じたとしても、ガスある
いは彼処理物中に含まれる腐食成分が結露によって生じ
た水分に接触することを回避できて回転軸7の腐食破損
を抑制でき、かつ、回転軸7の一部を高温ガスから遮蔽
するから、高温ガスの乾燥用エネルギーが回転軸7に奪
われることを抑制でき、全体として、回転軸7を冷却し
ながらも、それに起因する腐食破損を抑制し、回転軸7
の耐久性を向上できると共に、高温ガスの乾燥用エネル
ギーの不Y必要な損失を抑制して乾燥処理性能を向上で
きるに至った。
【図面の簡単な説明】
ロータリ式乾燥装置の実施の態様を例示し、第1図は全
体縦断面図、第2図は第1図のロー0線断面図、第3図
は変形例を示す一部切欠全体側面図である。 7・・・・・・回転軸、8・・・・・・解砕羽根、9・
・…・断熱部材、S・・・・・・乾燥空間、R・・・・
・・冷却流体供聯合流路。 第2図第1図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被処理物及び乾燥用高温ガス夫々の移送経路を形成
    する乾燥空間S内に、被処理物を移送しながら解砕する
    解砕羽根8…を回転軸7に取付けて駆動回転自在に設け
    、前記回転軸7に、その内部を流動させる冷却流体を供
    給する流路Rを連通接続したロータリ式乾燥装置であつ
    て、前記乾燥空間Sの前記高温ガス移送経路下流側に臨
    む箇所において、前記回転軸7を断熱部材9で覆つてあ
    る事を特徴とするロータリ式乾燥装置。 2 前記被処理物移送経路と前記高温ガスの移送経路を
    、移送方向を同じにする状態で形成してある事を特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の装置。
JP14034180A 1980-10-06 1980-10-06 ロータリ式乾燥装置 Expired JPS6023273B2 (ja)

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JP14034180A JPS6023273B2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06 ロータリ式乾燥装置

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JP14034180A JPS6023273B2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06 ロータリ式乾燥装置

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JPS5765570A JPS5765570A (en) 1982-04-21
JPS6023273B2 true JPS6023273B2 (ja) 1985-06-06

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JP5946076B1 (ja) * 2015-04-10 2016-07-05 月島機械株式会社 横型回転式乾燥機による乾燥方法及び乾燥システム
CN110168872A (zh) 2017-01-20 2019-08-23 三菱电机株式会社 电动机、空调机及电动机的制造方法

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Publication number Publication date
JPS5765570A (en) 1982-04-21

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