JPS60181172A - 帯電防止用透明塗料 - Google Patents

帯電防止用透明塗料

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JPS60181172A
JPS60181172A JP3930284A JP3930284A JPS60181172A JP S60181172 A JPS60181172 A JP S60181172A JP 3930284 A JP3930284 A JP 3930284A JP 3930284 A JP3930284 A JP 3930284A JP S60181172 A JPS60181172 A JP S60181172A
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JP
Japan
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hydroxyl group
mol
monomer
electrically
coating compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP3930284A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Naito
内藤 真典
Koichi Kubo
晃一 久保
Hironori Tabata
博則 田畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 il+ 産業上の利用分野 零発IJ1は帯電防止用透明塗料、詳しくは優れた帯電
防止性を有し且つ優れた耐薬品性及び耐久性を有する塗
膜を形成しうるM明塗料に関する。
(2) 従来技術 半導体クエハー用容器・クリーンベンチ・クリーンルー
ムやその他の電子・電機部材、半導体製造工場の床材・
壁材などけ、多くの場合帯電防止性を有することが必要
とされる。従来、このような部材にはカーボンブラック
を混入した導電性塗料を塗布して導電性を付与すること
が行われている。
しかしこの方法では塗膜が黒や黒に近い暗い色に着色さ
れて不透明であり、又表面の摩擦によりカーボンブラッ
クが塗膜より脱落するなどの欠点があった。一方、特開
111357−85866号公報には、酸化錫を主成分
とする導電性微粉末を含有する帯電防止用透明塗料が開
示されている。この塗料は導電性微粉末を高度に分散さ
せることが困離であり、従って樹脂部材にコーティング
して得られる塗膜は透明性及び帯電防止性を長期にわた
って安定に発現させることが難しいという欠点がある。
(3) 発明の目的 本発明の目的は、帯電防止作用に優れた!用な塗料を提
供することにある。本発明の他の目的は耐薬品性及び耐
久性に優れた塗膜を形成しうる塗料を提供することにあ
る。
(4) 発明の構成 本発明の要旨汀、水酸基含有ビニル単量体2〜20モル
%、塩化ビニル単量体80〜98モル%及びその他の重
合性単量−0〜18モル%を含む水酸基含有共重合体1
00重量一部に対し、酸化錫を主成分とする粒径0.2
/1m未満の導電性微粉末が100〜350重量部の割
合で含有されてなることを特徴とする帯電防止用透明塗
料に存する。
上記水酸基含有共重合体は本発明塗料におけるバインダ
ーとして用いられるものであり、通常の重合法、例えば
溶液重合法・乳化重合法・懸濁重合法・塊状重合法等に
よる上記各単量体の共重合体であることが多iが、共重
合体のクン化物であってもよい。
この共重合体の構成成分である上記水酸基含有ビニル単
量体の具体例としては、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート(これはヒドロキシエチルアクリレートとヒド
ロキシエチルメタクリレートの両方を表わす。以下同じ
0)、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシオクチ
ル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ
)アクリレートや、エーテル結合部分の繰返し数が2〜
9程度のポリエチーングリコールモノ、(メタ)アクリ
レート、エーテル結合部分の繰ぞし数が2〜6程度のポ
リプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート等が
挙げられ、更にビニルアルコールカ包含すれる。
これらの具体例の内、ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシプロピル(メタ)用いられる。そし
て上記共重合体中に用いられる水酸基含有単量体の量は
、少な過ぎると導電性微粉末を均一に分散させることが
出来ずその為に透明性及び平滑性の良好な塗膜を得るこ
と゛が困難であり、多過ぎると得られる塗膜の耐薬品性
が低下するので2〜20モル%とされるのであり、好ま
しく汀5〜15モル%の範囲で用いられる。
前記水酸基含有共重合体成分の大半を占める塩化ビニル
は、優れた耐薬品性を有する塗膜を形成する為に必要で
あり、共重合体中の80〜98モル%、好ましくは85
〜95モル%の範囲で用りられる。
水酸基含有共重合体には塩化ビニル及び水酸基含有ビニ
ル単量体の他に、更にその他のビニル単量体、例えばス
チレン、酢酸ビニル、水酸基を有しなめアクリル酸もし
くはメタクリル酸のエステル、オレフィン等が0〜18
モル%の範囲で用いられても良匹。
本発明塗料に用いられる導電性微粉末は、酸化錫を榔覚
性成分や主成分として含有するものであり、導電性をよ
り高める為に、例えば少量のアンチモンが含有されて−
てもよめか、透明な塗膜を形成する為にその粒径け0.
27m未満、好ましく t−t o、 iμm以下とさ
れる。良好な帯電防止能を有するには、表面固有抵抗率
が10”Ω10以下であることが望ましく、その為に該
導電性微粉末の量は前記水酸基含有共重合体100重量
部に対し100重量部以上が必要であり、好ましくFi
120重量部以上とされる。又、導電性粉末の量が多過
ぎると分散が不良となって透明性及び平滑性の良好な塗
膜が得られなhので前記共重合体100重量部に対し3
50重量部以下、好ましく1lt300重量部以下の範
囲で用いられる。
本発明塗料の調整は、例えば前記共重合体バインダーを
有機溶剤に溶解し次いで酸化錫を生成分とする上記導電
性微粉末を混合して行なわれる。使用される溶剤に上記
共重合体バインダーを溶解し得るものであれば何ら特定
されず、代表例としてはメチルエチルグトン、シクロヘ
キサノン、トルエン、酢酸エチル、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル等が挙げられ、これらは適宜混合して用いてもよ
い。又、微粉末を塗料中に充分分散させるために塗料の
分散や配合に通常用いられる機器、例えばサンドミル、
ボールミル、高速回転麺拌装置、三本ロールなどが使用
され得る。この微粉末の分散をより高めるためには、シ
ランカッブリング剤、チタネートカップリング削、界面
活性剤、オレイン酸、レシチンなどの分散助剤も併用さ
れ得る。更に、塗膜の耐久性を高める為に、紫外線吸収
剤、安定剤等を併用してもよく、着色の為に各種染料等
を塗膜の透明性が損われない範囲で用いてもよ−。
このようにして調製された本発明の帯電防止用iIi明
塗料はスプレー法、ロールツーター法、70−コーター
法、バーコード法、ドクターグレード法、ディッピング
法などの一般的な塗布方法により塗布されるべき対象物
に塗布される。
(5) 発明の効果 本発明帯電防止用透明塗料は、前記水酸基含有共重合体
に対し酸化錫を生成分とする粒径627m未満の導電性
微粉末が特定の割合で含有されてな石ので、高度のM1
明性を有し帯電防止性及び耐薬品性に優れた塗膜を形成
し得るのであり、その塗膜は表面の摩擦やふき取り等に
よっては容易に除去、脱落することが無く耐久性に優れ
てhる。
即ち長期にわたって帯電防止性及び透明性が保持され−
るため、従来の帯電防止塗料に比べて応用範囲が広く、
例えばクリーンルーム等の塗装に好適に用いられる。
(6)実施例 以下に末完E!4を好適な実施例について説明する。
実施例1 2−ヒドロキシプロピルアクリレート10モル%、塩化
ビニル90モル96を含んだ共重合体バインダー(漬水
化学工業社製、エスレックE−HA ) 100 f、
メチルエチルクトン200を含有する透明の導電性微粉
末(三菱金属製、T−1,粒径Ql/1m以下)200
yt−ボールミルに仕込んだ。
これを48時間分散させて透明塗料を調整した。
その後、透明の硬質塩化ビニル樹脂上に上記塗料をスプ
レーで塗装して性能評価用サンプルを得たところ、塗膜
の表面の平滑性は良好であった。上記サンプルを20℃
の第1表に示す薬品に24時聞浸漬し、ASTM D−
257に準拠して表面抵抗率の変化を測定した。又、透
明性(ヘーズ値)をASTM D−1003に準拠して
測定した。
その結果灯第1表及び第2表に示す通りであった0 実施例2 実施例1において共重合体バインダーとしてエスレッ9
 E −11’ A vi−用いる代すにエスレックA
(ビニルアルコール約8モル%、塩化ヒニル約90モル
%、酢酸ビニル約2モル%、漬水化学工業社製)を用−
る以外は全て実施例1と同様にして塗料及び塗膜を作成
し、性能を評価した。
表面平滑性は良好であった。又、帯電防止性及び透明性
の薬品浸漬前後における変化は第1表及び第2表の通り
であった。
比較例1 実施例1においてバインダーとして水酸基含有共重合体
を用iる代りに、ポリエステル樹脂(東洋紡製、パイロ
ン200)を用りる以外は全て実施例1と同様にして塗
料及び塗膜を作製し、性能を評価した。その結果は第1
表及び第2表の通りであった。
比較例2 実施例1において導電性微粉末(T−1)を2002用
いる代りに4502用いる以外は実施例1と同様にして
塗料及び塗膜を作成したところ、塗膜表面はザラザラで
あった。又、帯電防止性及び透明性は第1表及び第2表
の通りであった。
(以下余白) 第 1 表 第2表 表中の数字はヘーズ値(5II)を表わす。
来捻膜が溶解した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. t 水酸基含有ビニル単量体2〜20モル%、塩化ビニ
    ル単量体80〜98モル%及びその他の重合性単量体0
    〜18モル%を含む水酸基含有共重合体100重量部に
    対し、酸化錫を主成分とする粒径0.2 /1m未満の
    導電性微粉末が100〜350重量部の割促合て゛含有
    されてなることを特徴とする帯電防止用透明塗料。
JP3930284A 1984-02-29 1984-02-29 帯電防止用透明塗料 Pending JPS60181172A (ja)

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