JPS60116927A - 同期装置 - Google Patents
同期装置Info
- Publication number
- JPS60116927A JPS60116927A JP58224875A JP22487583A JPS60116927A JP S60116927 A JPS60116927 A JP S60116927A JP 58224875 A JP58224875 A JP 58224875A JP 22487583 A JP22487583 A JP 22487583A JP S60116927 A JPS60116927 A JP S60116927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spline
- piece
- sleeve
- synchronizer ring
- chamfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
- F16D2023/0656—Details of the tooth structure; Arrangements of teeth
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
- F16D2023/0656—Details of the tooth structure; Arrangements of teeth
- F16D2023/0662—Details relating to special geometry of arrangements of teeth
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19219—Interchangeably locked
- Y10T74/19284—Meshing assisters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車の手動変速機等において一般に採用され
ている同期装置、すなわち、回転軸上に回転可能に組付
けたギヤに一体的に設けたスプラインピース、このスプ
ラインピースのコーン部上に組付けられて前記スプライ
ンピースとにより円錐クラッチを構成するシンクロナイ
ザリング、前記回転軸上にスプライン結合したクラッチ
ハブ、このクラッチハブ上にスプライン結合されて前記
スプラインピースとシンクロナイザリングの外周に形成
した外スプラインに係合可能な内スプラインを内周に設
けてなるスリーブ、このスリーブの内周に組付けられス
プリングにより外方に付勢されて前記スリーブの軸方向
移動初期に前記シンクロナイザリングを前記スプライン
ピースに向けて押動するキニを備えてなる同期装置（所
謂ワーナ式同期装置）に関する。
ている同期装置、すなわち、回転軸上に回転可能に組付
けたギヤに一体的に設けたスプラインピース、このスプ
ラインピースのコーン部上に組付けられて前記スプライ
ンピースとにより円錐クラッチを構成するシンクロナイ
ザリング、前記回転軸上にスプライン結合したクラッチ
ハブ、このクラッチハブ上にスプライン結合されて前記
スプラインピースとシンクロナイザリングの外周に形成
した外スプラインに係合可能な内スプラインを内周に設
けてなるスリーブ、このスリーブの内周に組付けられス
プリングにより外方に付勢されて前記スリーブの軸方向
移動初期に前記シンクロナイザリングを前記スプライン
ピースに向けて押動するキニを備えてなる同期装置（所
謂ワーナ式同期装置）に関する。
上記した形式の同期装置においては、従来、前記シンク
ロナイザリングの外スプラインと前記スプラインピース
の外スプラインが同一径であり、また前記スリーブの内
スプラインが同一形状に形成されている。このため、ス
リーブによってスプラインピースとクラッチハブを連結
する場合、スリーブの内スプラインをシンクロナイザリ
ングの外スプラインとスプラインピースの外スプライン
に順次係合させる必要があり、シンクロナイザリングの
外スプラインゐ軸方向長さと、スプラインピースの外ス
プラインの軸方向長さと、中立位置にあるスリーブとシ
ンクロナイザリング間の軸方向隙間と、シンクロナイザ
リングとスプラインピース間の軸方向隙間の和に相当す
る量スリーブを軸方向へ移動させる必要がある。したが
って、比較的長いシフトストローク（軸方向移動量）を
要し、良好なシフトフィーリングを得ることができない
ことがある。また、従来の装置においては、スリーブの
内スプラインの端部に形成したチャンファがシンクロナ
イザリングの外スプラインの端部に形成したチャンファ
を通過した後スプラインピースの外スプラインの端部に
形成したチャンファに係合するまでの間に、スリーブと
スプラインピースの相対回転が太き（なることがあり、
それによる不具合（所謂、２段入りやギヤ鳴り等）が生
じることがある。
ロナイザリングの外スプラインと前記スプラインピース
の外スプラインが同一径であり、また前記スリーブの内
スプラインが同一形状に形成されている。このため、ス
リーブによってスプラインピースとクラッチハブを連結
する場合、スリーブの内スプラインをシンクロナイザリ
ングの外スプラインとスプラインピースの外スプライン
に順次係合させる必要があり、シンクロナイザリングの
外スプラインゐ軸方向長さと、スプラインピースの外ス
プラインの軸方向長さと、中立位置にあるスリーブとシ
ンクロナイザリング間の軸方向隙間と、シンクロナイザ
リングとスプラインピース間の軸方向隙間の和に相当す
る量スリーブを軸方向へ移動させる必要がある。したが
って、比較的長いシフトストローク（軸方向移動量）を
要し、良好なシフトフィーリングを得ることができない
ことがある。また、従来の装置においては、スリーブの
内スプラインの端部に形成したチャンファがシンクロナ
イザリングの外スプラインの端部に形成したチャンファ
を通過した後スプラインピースの外スプラインの端部に
形成したチャンファに係合するまでの間に、スリーブと
スプラインピースの相対回転が太き（なることがあり、
それによる不具合（所謂、２段入りやギヤ鳴り等）が生
じることがある。
本発明は上記した問題に着目してなされたもので、その
目的はシンクロナイザリングの外スプライン、スリーブ
の内スプライン及びクラッチハブの形状を変更して、シ
フトストロークを減少させシフトフィーリングの向上を
図るとともに、スリーブの内スプラインがシンクロナイ
ザリングの外スプラインと係合を完了した後においては
シンクロナイザリングとスプラインピースが相対回転し
得ないようにして上記した不具合を解消することにある
。
目的はシンクロナイザリングの外スプライン、スリーブ
の内スプライン及びクラッチハブの形状を変更して、シ
フトストロークを減少させシフトフィーリングの向上を
図るとともに、スリーブの内スプラインがシンクロナイ
ザリングの外スプラインと係合を完了した後においては
シンクロナイザリングとスプラインピースが相対回転し
得ないようにして上記した不具合を解消することにある
。
かかる目的を達成するために、本発明においては、シン
クロナイザリングの外スプラインをスプラインピースの
外スプラインより小径とし、かつスリーブの内スプライ
ンをシンクロナイザリングの外スプラインと係合する第
１の内スプラインとスプラインピースの外スプラインと
係合する第２の内スプラインの２種類とし、第１の内ス
プラインの軸方向長さを第２の内スプラインの軸方向長
さより所定量短くした。
クロナイザリングの外スプラインをスプラインピースの
外スプラインより小径とし、かつスリーブの内スプライ
ンをシンクロナイザリングの外スプラインと係合する第
１の内スプラインとスプラインピースの外スプラインと
係合する第２の内スプラインの２種類とし、第１の内ス
プラインの軸方向長さを第２の内スプラインの軸方向長
さより所定量短くした。
これにより、本発明においては、スリーブの第１内スプ
ラインの端部に形成されるチャンファがこれに係合する
シンクロナイザリングの外スプラインに形成したチャン
ファを通過した直後に、スリーブの第２内スプラインの
端部に形成されるチャンファがこれに係合するスプライ
ンピースの外スプラインに形成したチャンファに係合す
るように構成できる。したがって、スリーブの第１内ス
プラインをシンクロナイザリングの外スプライン上にて
軸方向へ移動させると同時にスリーブの第２内スプライ
ンをスプラインピースの外スプライン上にて軸方向へ移
動させることができて、シフトストロークを減少させる
ことができ、シフトフィーリングの向上を図ることがで
きる。また、スリーブの第１内スプラインのチャンファ
がシンクロナイザリングの外スプラインのチャンファを
通過した直後においてスリーブの第２内スプラインのチ
ャンファがスプラインピースの外スプラインに形成した
チャンファに係合するようにできて、スリーブとスプラ
インピースの相対回転増加を防止するこ２ができ、相対
回転大による不具合を未然に防止することができる。
ラインの端部に形成されるチャンファがこれに係合する
シンクロナイザリングの外スプラインに形成したチャン
ファを通過した直後に、スリーブの第２内スプラインの
端部に形成されるチャンファがこれに係合するスプライ
ンピースの外スプラインに形成したチャンファに係合す
るように構成できる。したがって、スリーブの第１内ス
プラインをシンクロナイザリングの外スプライン上にて
軸方向へ移動させると同時にスリーブの第２内スプライ
ンをスプラインピースの外スプライン上にて軸方向へ移
動させることができて、シフトストロークを減少させる
ことができ、シフトフィーリングの向上を図ることがで
きる。また、スリーブの第１内スプラインのチャンファ
がシンクロナイザリングの外スプラインのチャンファを
通過した直後においてスリーブの第２内スプラインのチ
ャンファがスプラインピースの外スプラインに形成した
チャンファに係合するようにできて、スリーブとスプラ
インピースの相対回転増加を防止するこ２ができ、相対
回転大による不具合を未然に防止することができる。
また、本発明においては、スリーブにおける第１内スプ
ラインの端部が第２内スプラインの端部に対して軸方向
にも径方向にも変位して設けられているため、第１内ス
プラインの端部にチャンファ成形加工のための逃げ等を
十分に確保することができる。なお、チャンファは通常
大径側に切り込んで加工されるが、上記したチャンファ
成形加工のための逃げ等を十分に確保することができな
い場合には、カッタがスリーブにおける第１内スプライ
ンの端部以外の部分に干渉して所定形状のチャンファが
精度よく形成できなくなる。
ラインの端部が第２内スプラインの端部に対して軸方向
にも径方向にも変位して設けられているため、第１内ス
プラインの端部にチャンファ成形加工のための逃げ等を
十分に確保することができる。なお、チャンファは通常
大径側に切り込んで加工されるが、上記したチャンファ
成形加工のための逃げ等を十分に確保することができな
い場合には、カッタがスリーブにおける第１内スプライ
ンの端部以外の部分に干渉して所定形状のチャンファが
精度よく形成できなくなる。
更に、本発明においては、スリーブにおける第２内スプ
ラインがスプラインピースの外スプラインに十分係合し
た状態にて第１スプラインの端部がスプラインピースの
端面に当接するように構成でき、これによりシフトスト
ッパの役目を果させることができる。
ラインがスプラインピースの外スプラインに十分係合し
た状態にて第１スプラインの端部がスプラインピースの
端面に当接するように構成でき、これによりシフトスト
ッパの役目を果させることができる。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１
図は本発明に係る一同期装置の円周方向のある位置にお
ける断面を示していて、かかる構成は円周方向３等分位
置にて同じであり、その間の円周方向３等分位置には第
２図にて示した構成が採用されている。
図は本発明に係る一同期装置の円周方向のある位置にお
ける断面を示していて、かかる構成は円周方向３等分位
置にて同じであり、その間の円周方向３等分位置には第
２図にて示した構成が採用されている。
同期装置は、第１図及び第２図にて示したように、スプ
ラインピース１１．１１と、シンクロナイザリング１２
．１２と、クラッチハブ１３と、スリーブ１４と、キー
１５を備えている。スプラインピース１１，１１は、回
転軸２０上に回転可能に組付けたギヤ２１．２２に一体
的に設けられていて、ギヤ２１．２２と一体的に回転す
る。また各スプラインピース１１の外周には外スプライ
ンｌｌａが形成され、その端部にはチャンファ１１ｂが
形成されている。各シンクロナイザリング１２は、スプ
ラインピース１１のコーン部１１Ｃ上に組付けられてい
て、スプラインピース１１とにより円錐クラッチを構成
する。また各シンクロナイザリング１２の外周には外ス
プライン１２ａが形成され、その端部にはチャンファ１
２ｂが形成されている。クラッチハブ１３は、回転軸２
０上にスプライン結合されていて、回転軸２０と一体的
に回転する。スリーブ１４は、クラッチハブ１３上にス
プライン結合されていて、内周にはシンクロナイザリン
グ１２の外スプライン１２ａとスプラインピース１１の
外スプライン１１ａに係合可能な内スプラインが形成さ
れている。キー１５は、両端内周をシンクロナイザリン
グ１２に設けたキー溝１２Ｃ内に嵌合してスリーブ１４
の内周に組付けられスプリング１６．１６により外方に
付勢されていて、スリーブ１４の軸方向移動初期にシン
クロナイザリング１２をスプラインピース１１に向けて
押動する。
ラインピース１１．１１と、シンクロナイザリング１２
．１２と、クラッチハブ１３と、スリーブ１４と、キー
１５を備えている。スプラインピース１１，１１は、回
転軸２０上に回転可能に組付けたギヤ２１．２２に一体
的に設けられていて、ギヤ２１．２２と一体的に回転す
る。また各スプラインピース１１の外周には外スプライ
ンｌｌａが形成され、その端部にはチャンファ１１ｂが
形成されている。各シンクロナイザリング１２は、スプ
ラインピース１１のコーン部１１Ｃ上に組付けられてい
て、スプラインピース１１とにより円錐クラッチを構成
する。また各シンクロナイザリング１２の外周には外ス
プライン１２ａが形成され、その端部にはチャンファ１
２ｂが形成されている。クラッチハブ１３は、回転軸２
０上にスプライン結合されていて、回転軸２０と一体的
に回転する。スリーブ１４は、クラッチハブ１３上にス
プライン結合されていて、内周にはシンクロナイザリン
グ１２の外スプライン１２ａとスプラインピース１１の
外スプライン１１ａに係合可能な内スプラインが形成さ
れている。キー１５は、両端内周をシンクロナイザリン
グ１２に設けたキー溝１２Ｃ内に嵌合してスリーブ１４
の内周に組付けられスプリング１６．１６により外方に
付勢されていて、スリーブ１４の軸方向移動初期にシン
クロナイザリング１２をスプラインピース１１に向けて
押動する。
しかして、本実施例においては、各シンクロナイザリン
グ１２の外スプライン１２ａがスプラインピース１１の
外スプラインｌｌａより小径とされている。また、スリ
ーブ１４の内スプラインが、シンクロナイザリング１２
の外スプライン１２ａと係合する第１内スプライン１４
ａ （第１図参照）とスプラインピース１１の外スプラ
インｌｌａと係合する第２内スプライン１４ｂ（第２図
参照）の２種類とされ、各内スプライン１４８．１４ｂ
の両端部にはチャンファ１４ｃ、１４ｄがそれぞれ形成
されている。更に、第１内スプライン１４ａの軸方向長
さが第２内スプライン１４ｂの軸方向長さより所定量短
くされている。なお、上記した構成以外の構成は従来公
知のワーナ式同期装置の構成と同じである。
グ１２の外スプライン１２ａがスプラインピース１１の
外スプラインｌｌａより小径とされている。また、スリ
ーブ１４の内スプラインが、シンクロナイザリング１２
の外スプライン１２ａと係合する第１内スプライン１４
ａ （第１図参照）とスプラインピース１１の外スプラ
インｌｌａと係合する第２内スプライン１４ｂ（第２図
参照）の２種類とされ、各内スプライン１４８．１４ｂ
の両端部にはチャンファ１４ｃ、１４ｄがそれぞれ形成
されている。更に、第１内スプライン１４ａの軸方向長
さが第２内スプライン１４ｂの軸方向長さより所定量短
くされている。なお、上記した構成以外の構成は従来公
知のワーナ式同期装置の構成と同じである。
上記のように構成した本実施例においては、スリーブ１
４が図示しないシフトフォークにより軸方向へ移動され
ると、スリーブ１４につれられたキー１５によってシン
クロナイザリング１２がスプラインピース１１に向けて
押動され、スプラインピース１１とシンクロナイザリン
グ１２からなる円錐クラッチに初期摩擦力が発生し、シ
ンクロナイザリング１２がスリーブ１４に対してわずか
に回転してそのチャンファ１２ｂがスリーブ１４の第１
内スプライン１４ａのチャンファ１４Ｃに係合する。円
錐クラッチにて生じる摩擦トルクがチャンファＢｂ、１
４Ｃの係合にて発生する割出トルクより大きければ、チ
ャンファ１２ｂ、１４ｃの係合が保持されてスリーブ１
４の軸方向移動が阻止され、同期が促される。同期が促
されて円錐クラッチにて生じる摩擦トルクがチャンファ
１２ｂ、１４Ｇの係合にて発生する割出トルクより小さ
くなると、割出トルクによってシンクロナイザリング１
２が逆方向へわずかに回転され、スリーブ１４の軸方向
移動が許容される。
４が図示しないシフトフォークにより軸方向へ移動され
ると、スリーブ１４につれられたキー１５によってシン
クロナイザリング１２がスプラインピース１１に向けて
押動され、スプラインピース１１とシンクロナイザリン
グ１２からなる円錐クラッチに初期摩擦力が発生し、シ
ンクロナイザリング１２がスリーブ１４に対してわずか
に回転してそのチャンファ１２ｂがスリーブ１４の第１
内スプライン１４ａのチャンファ１４Ｃに係合する。円
錐クラッチにて生じる摩擦トルクがチャンファＢｂ、１
４Ｃの係合にて発生する割出トルクより大きければ、チ
ャンファ１２ｂ、１４ｃの係合が保持されてスリーブ１
４の軸方向移動が阻止され、同期が促される。同期が促
されて円錐クラッチにて生じる摩擦トルクがチャンファ
１２ｂ、１４Ｇの係合にて発生する割出トルクより小さ
くなると、割出トルクによってシンクロナイザリング１
２が逆方向へわずかに回転され、スリーブ１４の軸方向
移動が許容される。
ところで、本実施例においては、スリーブ１４の内スプ
ラインが第１内スプライン１４ａと第２内スプライン１
４ｂの２種類とされ、第１内スプライン１４ａの軸方向
長さが第２内スプライン１４ｂの軸方向長さより所定最
短（されているため、第１内スプライン１４ａの端部に
形成したチャンファ１４ｃがシンクロナイザリング１２
の外スプライン１２ａに形成したチャンファ１２ｂを通
過した直後に、第２内スプライン１４ｂの端部に形成し
たチャンファ１４ｄがスプラインピース１１の外スプラ
インｌｌ’ａに形成したチャンファ１１ｂに係合する。
ラインが第１内スプライン１４ａと第２内スプライン１
４ｂの２種類とされ、第１内スプライン１４ａの軸方向
長さが第２内スプライン１４ｂの軸方向長さより所定最
短（されているため、第１内スプライン１４ａの端部に
形成したチャンファ１４ｃがシンクロナイザリング１２
の外スプライン１２ａに形成したチャンファ１２ｂを通
過した直後に、第２内スプライン１４ｂの端部に形成し
たチャンファ１４ｄがスプラインピース１１の外スプラ
インｌｌ’ａに形成したチャンファ１１ｂに係合する。
したがって、第１内スプライン１４ａをシンクロナイザ
リング１２の外スプライン１２ａ上にて軸方向へ移動さ
せると同時に第２内スプライン１４ｂをスプラインピー
ス１１の外スプラインピース上にて軸方向へ移動させる
ことができて、スリーブ１４のシフトストロークを減少
させることができ、シフトフィーリングの向上を図るこ
とができる。また、スリーブ１４の第１内スプライン１
４ａのチャンファ１４’ｃがシンクロナイザリング１２
の外スプライン１２ａのチャンファ１２ｂを通過した直
後においてスリーブ１４の第２内スプライン１４ｂのチ
ャンファ１４ｄがスプラインピース１１の外スプライン
ｌｌａに形成したチャンファｌｌｂに係合するため、ス
リーブ１４スプラインピース１１の相対回転増加を防止
することができ、相対回転大による不具合を未然に防止
することができる。
リング１２の外スプライン１２ａ上にて軸方向へ移動さ
せると同時に第２内スプライン１４ｂをスプラインピー
ス１１の外スプラインピース上にて軸方向へ移動させる
ことができて、スリーブ１４のシフトストロークを減少
させることができ、シフトフィーリングの向上を図るこ
とができる。また、スリーブ１４の第１内スプライン１
４ａのチャンファ１４’ｃがシンクロナイザリング１２
の外スプライン１２ａのチャンファ１２ｂを通過した直
後においてスリーブ１４の第２内スプライン１４ｂのチ
ャンファ１４ｄがスプラインピース１１の外スプライン
ｌｌａに形成したチャンファｌｌｂに係合するため、ス
リーブ１４スプラインピース１１の相対回転増加を防止
することができ、相対回転大による不具合を未然に防止
することができる。
また、スリーブ１４における第１内スプライン１４ａの
端部が第２内スプライン１４ｂの端部に対して軸方向に
も径方向にも変位して設けられているため、第１内スプ
ライン１４ａの端部にチャンファ成形加工のための逃げ
等を十分に確保することができる。なお、チャンファ１
４ｃは通常大径側に切り込んで加工されるが、上記した
チャンファ成形加工のための逃げ等を十分に確保するこ
とができない場合には、カッタがスリーブ１４における
第１内スプライン１４ａの端部以外の部分に干渉して所
定形状のチャンファ１４Ｃが精度よく形成できなくなる
。
端部が第２内スプライン１４ｂの端部に対して軸方向に
も径方向にも変位して設けられているため、第１内スプ
ライン１４ａの端部にチャンファ成形加工のための逃げ
等を十分に確保することができる。なお、チャンファ１
４ｃは通常大径側に切り込んで加工されるが、上記した
チャンファ成形加工のための逃げ等を十分に確保するこ
とができない場合には、カッタがスリーブ１４における
第１内スプライン１４ａの端部以外の部分に干渉して所
定形状のチャンファ１４Ｃが精度よく形成できなくなる
。
更に、スリーブ１４における第２内スプライン１４ｂが
スプラインピース１１の外スプライン１１ａに十分係合
した状態にて第１スプライン１４ａの端部がスプライン
ピース１１の端面Ｓに当接するように構成でき、これに
よりシフトストッパの役目を果させることができる。
スプラインピース１１の外スプライン１１ａに十分係合
した状態にて第１スプライン１４ａの端部がスプライン
ピース１１の端面Ｓに当接するように構成でき、これに
よりシフトストッパの役目を果させることができる。
なお、上記実施例においては、第１内スプライン１４ａ
をスリーブ１４に一体的に形成したが、本発明の実施に
際しては、第４図〜第６図にて示したように、スリーブ
１４の内周に別部材を嵌着して第１内スプライン１４ａ
、を形成してもよい。
をスリーブ１４に一体的に形成したが、本発明の実施に
際しては、第４図〜第６図にて示したように、スリーブ
１４の内周に別部材を嵌着して第１内スプライン１４ａ
、を形成してもよい。
第４図〜第６図に示した同期装置のその他の構成及び作
用は上記実施例の同期装置と同じであるため説明は省略
する。
用は上記実施例の同期装置と同じであるため説明は省略
する。
第１図は本発明に係る一同期装置の円周方向のある位置
における断面図、第２図は本発明に係る一同期装置の円
周方向の他の位置における断面図、第３図は第１図のｍ
−ｍ線に沿う展開図、第４図は本発明に係る伯の同期装
置品円周方向のある位置における断面図、第５図は第４
図のＶ−Ｖ線に沿う断面図、第６図は第４図のＶｌ−Ｖ
ｉＩ線に沿う展開図である。 符号の説明 １１・・・スプラインピース、１１ａ・・・外スプライ
ン、ｌｌｂ・・・チャンファ、ｌｌｃ・・・コーン部、
１２・・・シンクロナイザリング、１２ａ・・・外スプ
ライン、１２ｂ・・・チャンファ、１３・・・クラッチ
ハブ、１４・・・スリーブ、１４ａ・・・第１内スプラ
イン、１４ｂ・・・第２内スプライン、１４ｃ、１４ｄ
・・・チャンファ、１５・・・キー、１Ｇ・・・スプリ
ング、２０・・・回転軸、２１．２２・・・ギヤ。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 長 谷 照 − 第１図 第３図 第２図 手続補正書（自効 昭和５９年１２月、１９日 輸５８年 特 許 願 第２２４８７５号昭和 年 第
号 ２、発明の名称 同期装置 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 菱信ビルヂング 昭和 年 月 日 （発送日 昭和 年 月 日） ６、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 ７、補正の内容 （１）明細書中東４頁１９行〜第５頁１行にて［・・・
した後においてはシンクロナイザリング生スプラインピ
ースが相対回転し得ないようにして・・・」 とあるを 「・・・した後においてはスリーブとスプラインピース
の相対回転が大きくならないようにして・・・」 と補正する。 （２）同第１２頁第８行にて ［プ１４スプラインピース１１の・・・」とあるを 「ブ１４とスプラインピース１１の・・・」と補正する
。 以上
における断面図、第２図は本発明に係る一同期装置の円
周方向の他の位置における断面図、第３図は第１図のｍ
−ｍ線に沿う展開図、第４図は本発明に係る伯の同期装
置品円周方向のある位置における断面図、第５図は第４
図のＶ−Ｖ線に沿う断面図、第６図は第４図のＶｌ−Ｖ
ｉＩ線に沿う展開図である。 符号の説明 １１・・・スプラインピース、１１ａ・・・外スプライ
ン、ｌｌｂ・・・チャンファ、ｌｌｃ・・・コーン部、
１２・・・シンクロナイザリング、１２ａ・・・外スプ
ライン、１２ｂ・・・チャンファ、１３・・・クラッチ
ハブ、１４・・・スリーブ、１４ａ・・・第１内スプラ
イン、１４ｂ・・・第２内スプライン、１４ｃ、１４ｄ
・・・チャンファ、１５・・・キー、１Ｇ・・・スプリ
ング、２０・・・回転軸、２１．２２・・・ギヤ。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 長 谷 照 − 第１図 第３図 第２図 手続補正書（自効 昭和５９年１２月、１９日 輸５８年 特 許 願 第２２４８７５号昭和 年 第
号 ２、発明の名称 同期装置 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 菱信ビルヂング 昭和 年 月 日 （発送日 昭和 年 月 日） ６、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 ７、補正の内容 （１）明細書中東４頁１９行〜第５頁１行にて［・・・
した後においてはシンクロナイザリング生スプラインピ
ースが相対回転し得ないようにして・・・」 とあるを 「・・・した後においてはスリーブとスプラインピース
の相対回転が大きくならないようにして・・・」 と補正する。 （２）同第１２頁第８行にて ［プ１４スプラインピース１１の・・・」とあるを 「ブ１４とスプラインピース１１の・・・」と補正する
。 以上
Claims (1)
- 回転軸上に回転可能に組付けたギヤに一体的に設けたス
プラインピース、このスプラインピースのコーン部上に
組付けられて前記スプラインピースとにより円錐クラッ
チを構成するシンクロナイザリング、前記回転軸上にス
プライン結合したクラッチハブ、このクラッチハブ上に
スプライン結合されて前記スプラインピースとシンクロ
ナイザリングの外周に形成した外スプラインに係合可能
な内スプラインを内周に設けてなるスリーブ、このスリ
ーブの内周に組付けられスプリングにより外方に付勢さ
れて前記スリーブの軸方向移動初期に前記シンクロナイ
ザリングを前記スプラインピースに向けて押動するキー
を備えてなる同期装置において、前記シンクロナイザリ
ングの外スプラインを前記スプラインピースの外スプラ
インより小径とし、かつ前記スリーブの内スプラインを
前記シンクロナイザリングの外スプラインと係合する第
１内スプラインと前記スプラインピースの外スプライン
と係合する第２内スプラインの２種類とし、前記第１内
スプラインの軸方向長さを前記第２内スプラインの軸方
向長さより所定量短くしたことを特徴とする同期装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58224875A JPS60116927A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 同期装置 |
| US06/673,514 US4628751A (en) | 1983-11-29 | 1984-11-20 | Gear synchronizer for power transmission |
| EP84308146A EP0145388B1 (en) | 1983-11-29 | 1984-11-23 | Gear synchronizer for power transmission |
| DE8484308146T DE3465132D1 (en) | 1983-11-29 | 1984-11-23 | Gear synchronizer for power transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58224875A JPS60116927A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 同期装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60116927A true JPS60116927A (ja) | 1985-06-24 |
| JPH0138975B2 JPH0138975B2 (ja) | 1989-08-17 |
Family
ID=16820535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58224875A Granted JPS60116927A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 同期装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4628751A (ja) |
| EP (1) | EP0145388B1 (ja) |
| JP (1) | JPS60116927A (ja) |
| DE (1) | DE3465132D1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6228777U (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-21 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2600674B2 (ja) * | 1987-05-09 | 1997-04-16 | トヨタ自動車株式会社 | 同期装置 |
| JPH0619190B2 (ja) * | 1987-05-20 | 1994-03-16 | トヨタ自動車株式会社 | 同期装置 |
| JPH01141235A (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-02 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 同期噛合い式クラッチ装置 |
| DE4203540A1 (de) * | 1992-02-07 | 1992-09-24 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Synchronisiereinrichtung fuer schaltkupplungen |
| GB2289095A (en) * | 1994-05-07 | 1995-11-08 | Jcb Transmissions Ltd | Positive clutch |
| CN112303142B (zh) * | 2020-10-29 | 2021-09-14 | 燕山大学 | 一种压力可控摩擦环式同步器 |
Family Cites Families (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR787432A (fr) * | 1934-03-28 | 1935-09-23 | Standard Motor Co Ltd | Mécanisme de changement de vitesse |
| US2201169A (en) * | 1937-02-02 | 1940-05-21 | Packard Motor Car Co | Change-speed gearing |
| US2397943A (en) * | 1942-03-02 | 1946-04-09 | Mack Mfg Corp | Synchronizing mechanism |
| FR1044974A (fr) * | 1951-01-11 | 1953-11-23 | Porsche Konstruktionen Gmbh | Dispositif synchroniseur pour mécanismes de changement de vitesse, utilisable en particulier sur les véhicules automobiles |
| FR1332492A (fr) * | 1962-08-29 | 1963-07-12 | Porsche Kg | Dispositif de synchronisation pour mécanisme de changement de vitesse, notamment pour véhicules automobiles |
| US3272291A (en) * | 1964-08-03 | 1966-09-13 | Borg Warner | Synchronizer |
| US3620338A (en) * | 1968-10-21 | 1971-11-16 | Ohaza Ohbayashi | Synchronizing speed change gears |
| US4246993A (en) * | 1978-05-01 | 1981-01-27 | Eaton Corporation | Synchronizer for transmissions |
| DE2820774C2 (de) * | 1978-05-12 | 1984-12-13 | Carl Hurth Maschinen- und Zahnradfabrik GmbH & Co, 8000 München | Synchronisiereinrichtung für Schaltgetriebe |
| JPS54165667U (ja) * | 1978-05-13 | 1979-11-20 | ||
| JPS5517704A (en) * | 1978-07-20 | 1980-02-07 | Nissan Motor Co Ltd | Synchronous engaging device for speed change gear for industrial vehicle |
| US4192196A (en) * | 1978-07-31 | 1980-03-11 | Eaton Corporation | Blocked change gear transmission and improved blocker and jaw clutch assembly therefor |
| JPS5829300Y2 (ja) * | 1978-11-15 | 1983-06-27 | トヨタ自動車株式会社 | 歯車変速機 |
| US4445602A (en) * | 1981-11-20 | 1984-05-01 | General Motors Corporation | Gear synchronizer for a power transmission |
| JPS58109766A (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-30 | Toyota Motor Corp | 歯車変速機の歯車打音防止機構 |
-
1983
- 1983-11-29 JP JP58224875A patent/JPS60116927A/ja active Granted
-
1984
- 1984-11-20 US US06/673,514 patent/US4628751A/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-11-23 EP EP84308146A patent/EP0145388B1/en not_active Expired
- 1984-11-23 DE DE8484308146T patent/DE3465132D1/de not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6228777U (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3465132D1 (en) | 1987-09-03 |
| EP0145388B1 (en) | 1987-07-29 |
| JPH0138975B2 (ja) | 1989-08-17 |
| EP0145388A1 (en) | 1985-06-19 |
| US4628751A (en) | 1986-12-16 |
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