JPS60110455A - 印刷プロセスを制御する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、印刷機における印刷プロセスを、組版キャリ
ヤ上にクランプされた印刷版を走査する読取器の測定に
もとづいて制御するための装置に関する。

印刷プロセスを制御するためのデータは、勿論種々のデ
ータサポートの上で印刷機に供給される。それらのデー
タの処理及び更新は、印刷機運転、者、及びそれに引続
く組織の部分にかなりの労力を必要とする。顧客の仕事
の取扱いに必要なデータが集中するのは印刷機であり、
印刷機に遅延が生じると、主な財政的な損失が起るので
、印刷機が勿論仕事処理に関する一連の場において最高
の時間速度を有するものであるから、関連するデータの
仕事手順及組織のための出費もまた最適の終り方が要求
される。

他の既知の装置及び方法は、インク付は領域スクリュー
をプリセットするために、測定のための試験シート或は
印刷シートを用いる。

フィルム原稿を用いる感知は不正確であって満足すべき
状態ではない。

多数の測定ヘッドを用いてテーブル上に平らに置いた版
を測定する場合、或は、胴上に用意された版を測定する
場合、そのいずれの場合にも印刷機の外側で測定し、測
定表面有効値を、記憶の間及びそれ以上の仕事段階で、
種々のデータサポートによってインク付は領域スクリュ
ーを調節するための機構へ伝送する測定方法もまた知ら
れている。

これらの方法は全て複雑であり、仕事制御のデータを欠
いており、種々の要素は誤動作し易い。

従って予調節の結果として生じる精度は、余り高くない
。

フランス特許第１．！１ｉ１９，８８３号明細書は、回
転オフセット印刷のための版胴を開、示しているが、そ
の版胴は、胴のインク付けを領域的に走査する設備を有
し、インク付けは、版胴が回転するにつれて、その全周
辺を測定する濃度計装置によって種々のインク領域にお
いて感知される。

***特許公開第２，８２２，９８４号明細書は、印刷機
を用意し、制御する方式を開示している。即ち。

プリセット或いは予調節は、主としてインク付はユニッ
ト、湿り伝達、湿しおよび折りたたみユニットに関係し
ている。その目的は、印刷機のそれら機械的部分の予調
節を可能ならしめ、更に自動調節を可能ならしめる方式
を提供することである。そのために、その発明は、とり
わけ、入力データに依存して必要な機械的調節を予め決
定するだめの手段を提供する。印刷機、印刷製品、印刷
領域、あるいは仕事手順というようなパラメータと予調
節のために導入することができる。

この従来技術から出発して、本発明の目的は、印刷プロ
セスを監視してそれを一定に保つために、印刷プロセス
、制御及び組織データを格納し、印刷機が静止していて
もそれを印刷されたデータサポートから呼出すことを可
能にして印刷中断時間を減らすようにすることである。

この問題を解決するために、上述した種類の装置におい
て、印刷版が、インク付はローラ及び湿しローラがロー
ルする非符号領域においてデータを含む少なくも一つの
仕事ストリップと、印刷版の準備中あるいは準備後に前
記ストリップに固着され得るデータサポートとを有し、
前記仕事ストリップ及びデータサポートは読取器によっ
て印刷機の内側或いは外側〒読み取られ、記憶され得る
よう構成する。

データを含む仕事ストリップは、版胴の一部を通過する
インク付はローラ及び湿しローラの近くに配置されるの
で、仕事ストリップは常に読取装置（読取器）によって
読取り可能な状態にある。

印刷版は、その非符号領域に、データを含む仕京ストリ
ップを持つ。仕事ストリップはその版の一部に配置され
る。即ちその版は符号記憶装置として働く。印刷機の運
転中に積る軽い塵の粒子は、記述する方法で除去される
。

仕事ストリップは次のようなデータを含む。

（イ）組織データ、例えば、顧客名、顧客番号、得意先
部、紙の種類、注文番名、印刷作業時間、インク種類、
特殊インク、印刷版の型、等。

（ロ）印刷機をプリセットするためのデータ、例えば、
印刷機の送り、送り装置のフォーマット調節、次の各項
目すなわち、側面の層、正面の層、バンド或はテープ、
吹出し空気、挟み具、シートブレーキ、吹出しブレーキ
、側面紙揃え装置、積層物降下装置、運搬装置、シート
計数装置、噴霧機、乾燥機、紙はさみ装置、延展機作業
、ダクト刃スクリューと弁、ダクトローラ、振動機スト
リップ、振動機サイクル、湿しユニット、水量、湿し剤
の組成等の調節、等。

（ハ）印刷プロセスを監督するためのデータ、例えば、
インク及び湿し剤の送り、組版で作られる印刷部数の最
高数１等。

印刷プロセスを制御するための多くのデータが、印刷の
開始前に分り、印刷を行う種々の課や部局によって供給
される。例えば、もしインク領域スクリューの値をプリ
セットするために印刷版スキャナを用いる印刷板子走査
装置を利用できるならば、データ処理部が印刷版コピー
に関する組織データを供給する。

これらのデータはすべて、印刷版上の作業ストリップに
記憶される。印刷者はもはや版上の印刷作業をはだすだ
めの組織者として行動することも必要でないし、極めて
多種類のデータサポートを結合する必要もない。言い換
えれば、印刷機を組織化しプリセットし、そのプロセス
を監視するのに必要なデータはすべて一つのデータサポ
ートに結合されるので、印刷病における様々の疑問点や
中断時間や誤解等が未然に防がれる。

紙送りオフセット印刷機の場合、作業ストリップの領域
はフォーマット開始の約２ＩＩＩ＋から５ＩＩＩ１位後
に配置される。しかしながら作業ストリップは、操業の
終了後コピーすることができ、その場合には、作業スト
リップは次のフォーマットの端の２ｍｍから５ｍｍ位後
に始まる。さもなければ、紙の後端から符号記憶装置ま
でに汚れが発生すると作業ストリップは汚され、あるい
は破損されてしまう。作業ストリップは、市場で入手可
能な公知の標準符号を使って符号化されている。その符
号は、明確な番地が各々の命令に関連付けられるような
ものであり、その結果、作業ストリップをマイクロコン
ピュータに読込む命令は重要ではない。

作業ストリップは、印刷版を準備するのに使用する方法
に従って作業ストリップと関連付けることができるデー
タサポートを有する。データサポートは、例えば、磁気
カードであってもよいし、印刷版の対応する領域を磁化
してもよいし、或はまた、穿孔カードであってもよい。

従って命令や制御手順は、印刷版の準備が終った後でも
サポートに導入することができる。ライン読取器のよう
な種類の読取ユニットが、組版キャリヤに平行に、軸方
向に横断することができる共通のホルダ上に配置される
。読取ユニットの軸方向の位置は対応する命令の番地が
常に読まれるのでマイクロコンピュータに取込む必要は
ない。プリセットとプロセス監視のために正しく配置さ
れたデータの（ｘ　：　ｙ）連結はそれ故不必要である
。したがって公知の駆動機構と比較して簡単で安価な構
成が使用可能となる。

また、印刷機のプリセット、給紙、作業データ収拾１組
織的手続などは、印刷機以外の他の場所の作業ストリッ
プの読取器によって開始することができる。符号記憶装
置が印刷機内に配置され再読される時、遡及検査が自動
的に行われる。本発明の他の特徴によれば、評価ユニッ
ト或はプロセスコンピュータが読取ユニットの後段に配
置され、指示や命令を変換し、それらを運転者、印刷機
の適当なサーボモータ、或はモニタに送りこむ。プリセ
ットするデータ、例えばインク領域をプリセットするた
めのデータを処理するために印刷機にこれ以上の制御手
段を設ける必要はない。

印刷機運転中の印刷プロセスを監視するため、インクと
湿し膜が、印刷物による汚れの影響を受ることなく、転
写胴が走査される前に最後のインク区切りの後に存する
。

印刷機は、作業ストリップ上のデータを、（ａ）印刷機
の内部あるいは外部の何れかに配置されている符号記憶
装置、すなわち印刷版で手動でプロセスコンピュータ、
或は評価ユニットに読１ 込み、 （ｂ）印刷機を静止させて、機械的かつ手動で読込み、 （Ｃ）印刷機の運転中に機械的に読込み、（ｄ）プロセ
ス制御のための連続印刷中に機械的に読込むことができ
るように、電子回路を備えている。

印刷版上に作業ストリップを配置することによって、公
知のデータサポートの省略が可能となる。また従来は無
駄であった印刷板の空間が利用可能となる。

第１図は、印刷機７の版胴（図示せず）に配置された印
刷版の一部分を示す。ホルダ近くの部分から始まって、
印刷版ｌには、もしあるとすれば、インク付はローラ、
湿しローラによって部分的にロールする最初の部分があ
る。その最初の部分に続いて、印刷が始まるとインク付
はローラ、湿しローラによってロールされる領域が、あ
り、そこには作業ストリップ２が配置されている。一点
鎖線は従来印刷プロセスで使用されなかった印刷２ 版ｌ上のフリースペースの境界を示す、ストリップ２は
印刷版ｌ上の全領域にわたって横方向に延在する。デー
タサポート６はストリップ２の中に配置されている。サ
ポート６は、例えば印刷版１の磁気領域であってよく、
その領域は読取へラド１３、例えば磁気ヘッドによって
読取られる。作業ストリップ２はホルダ１２に固着され
ている１つあるいは２つの行読取器ｌＯによって読取る
ことのできる符号を含んでいる。特別の読取り状況にお
いては、コントラスト読取器８によって異なる変化を選
び出すことができる。他の可能性としては、ストリップ
２を手動読取器９によって読取ってもよい。しかしなが
ら、別の作業ストリップ２．１を印刷版ｌの側面の端部
領域に配置し、固定した行読取器１０．１と読取ヘッド
１３．１とによって読取るようにしてもよい。

印刷版ｌを要素２．６と共に符号記憶装置１．１として
使用する場合には２次の可能性が生じる６（Ｉ）印刷版
１は印刷機７にクランプされ、（ａ）印刷機運転中に、
または。

（ｂ）印刷機停止中に、 コントラスト読取器８、行読取器１０、或は読取ヘッド
１３によって読取ることができる。

（ＩＩ　）印刷版ｌを印刷機７にクランプせず、印刷機
７の外部で移動自在の読取器９によって読取ることがで
きる。

（ＩＩＩ）印刷版１を準備した後でのみ有効になるデー
タをその後ストリップ２のサポート（磁化したデータサ
ポート、スタンプ、等）で読込む。

データの量によって、一つあるいはそれ以上の作業スッ
トリップ２を印刷版１の非印刷領域にコピーすることが
できる。ストリップ２は、最終的な製品上に像を生じさ
せない。印刷版ｌは、それ故従来取り上げられなかった
フリースペースの無効領域で使用される。印刷店におい
て混合されて印刷順序が間違う危険性はない。ストリッ
プ２とサポート６の情報内容はそれ故、印刷プロセスに
おける制御組織化の手続や印刷機のプリセットに多機能
的に使用することができる。前に述べたように、種々の
データが、３つのグループに細分化される。即ち組織化
データ、印刷機プリセットデータ、及び印刷プロセス制
御データである。印刷中、ストリップ２と行読取器ｌＯ
による直接フィードバックが行われ、印刷プロセスを直
接制御することができる。印刷版ｌ、ストリップ２、及
びサポート６は協動して符号記憶装置１．１を構成する
。

第２図は流れ図であって、ストリップ２とサポート６を
読むための２つの可能性を示している。

装置８とｌＯとによってデータが、 （ａ）印刷機外の、あるいは （ｂ）印刷機の内の、 中央データ実収装置に読込まれる。これに関して２つの
状態が印刷機に生じる。すなわち印刷継続状態と停止状
態とである。データは印刷継続状態御取ることができる
ので、印刷プロセスの監視と制御ステップが可能である
。制御ステップは中央データ実収装置で結合される。停
止中の印刷機のデータ読取り手段は、主に印刷工のため
のデータに関するもので、例えば基本的な印刷機設定、
印刷準備作業１期日の制御、印刷機使用などである。印
刷機外部でストリップ２或はサポート６からデータを読
取ることもまた、様々な作業グループにとって効果的で
ある。例えば、材料の供給、印刷工に関する情報であり
、これらのデータを印刷機の運転中に読取るデータを大
変申し分なく比較できるからである。印刷機の基本的な
設定、準備、期日の制御、印刷機使用についても同様な
効果を有する。これらのデータはすべて、印刷版１にプ
ログラムされたデータと印刷機の運転中に比較可能であ
り、従って継続的なチェックを行うことができる。

第３図は、３つの主なデータ群、すなわち、（１）プロ
セス制御データ、 （２）印刷機プリセットデータ、及び （３）組織化データ、 をもつ作業ストリップ２の詳細図である。

以上に述べたように、これらのデータは、印刷プロセス
中に印刷の最善の制御のため、諸装置８．１０．１０．
１．１３．１３．１によって呼び出される。この６ ようにして、印刷店において浪費される印刷機のための
無効時間を大幅に減少することができる。

混乱されるような、異種の印刷手順の危具はない。

【図面の簡単な説明】

第１図は種々異なる読取機能を有する印刷版上の作業ス
トリップのさまざまな配置を示す配置図、第２図は印刷
機の内外部における作業ストリップとデータ読込みの使
用に関する流れ図、第３図作業ストリップにおける種々
のデータの分配を示す配置図、第４図はインク付はロー
ラ、湿しローラによる動作を示すための説明図である。 符号の説明 １　、、、、印刷版、 ２　、、、、符号記憶装置、 ２・２．１　、、、、仕事ストリップ。 ３　、、、、版胴、 ４　、、、、インク付はローラ、 ５　、、、、湿しローラ、 ６　、、、、データサポート、 ７　、、、、印刷機。 ８　、、、、コントラスト読取器、 ９　、、、、読取器。 １０・１０．１．、、、行読取器、 １１、、、、濃度計、 １２、、、、ホルダ、 １３・１３．１．、、、読取ヘッド。 、代理人　弁理士　矢　野　敏　雄（ほか１名）第１頁
の続き ■発明者　クラウス・ジメト　ド キ イツ連邦共和国オツフェンバッハ・アム・マインφヴイ
ンゲル・シュトラーセ　６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、組版キャリヤ上でクランプされた印刷版を走査する
   読取器の測定に基づいて印刷機における印刷プロセスを
   制御する装置において、印刷版（１）が、インク付はロ
   ーラ（４）及び湿しローラ（５）がロールする非符号領
   域においてデータを含む少なくも一つの仕事ストリップ
   （２）と、印刷版（１）の準備中あるいは準備後に前記
   ストリップに固着され得るデータサポート（６）とを有
   し、前記仕事ストリップ（２）及びデータサポート（８
   ）は読取器（８〜１０．１Ｏ０１，１３，１３，１）に
   よって、印刷機の内側或いは外側で読み取られ、記憶さ
   れ得るようにしたことを特徴゛とする印刷プロセス制御
   装置。 ２、特許請求の範囲第１項の記載において、印刷順およ
   び印刷プロセス制御の組織制御のデータが仕事ストリッ
   プ（２ｔ”　２．１”）に配置され、該データを、印刷
   機（７）のプロセス制御のために印刷を特徴とする印刷
   プロセス制御装置。 −３，特許請求の範囲第１項又は第２項の記載において
   、印刷機（７）をプリセットするために前記データを、
   印刷機が静止している時に呼出すことができるようにし
   たことを特徴とする印刷プロ上４′、特許請求の範囲第
   １項から第３項までのうちの何れか１つの項の記載にお
   いて、前記六−夛行読取器（ｌＯｌｔｏ、ｉ）及び読取
   ヘッド（１３）または（７）の外では読取器（８，１３
   ，１）によって、それ暴れ呼出し、マイクロコンピュー
   タ中に最込み、あるいはコレビュニタの値と比較し、ま
   たはその双方を行なうことができるようにしたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項から第４項までのうちの
   何れか１つの項の記載において、一つ以上ア仕事ストリ
   ップ（２，２，１）を印刷版（１）の非印刷領域にコピ
   ーすることができ、データサポート（６）を該仕事スト
   リップ（２，２，１）に固着することができるようにし
   たことを特徴とする印刷プロセス制御装置。 ６、特許請求の範囲第１項から第５項までのうちの何れ
   か１つの項の記載において、印刷機（７）の多機能的制
   御及び調節を、仕事ストリップ（２，２，１）及び印刷
   機（７）のサーボモータによって作動する読取器（８〜
   １Ｏ１１０，１，１１，１３，１３，１）によって行う
   ようにしたことを特徴とする印刷プロセス制御装置。 ？、特許請求の範囲第１項から第６項までのうちの何れ
   か１つの項の記載において、前記仕事ストリップ（２，
   ２，１）は印刷版（１）の上で汚れないように配置され
   るようにしたことを特徴とする印刷プロセス制御装置。 ８、特許請求の範囲第１項から第７項までのうちの何れ
   か１つの項の記載において、少なくとも一つの行読取器
   （１０）及び読取ヘッド（１３）が、共通のホルダ（１
   ２）内を軸方向に横断して、仕事ストリップ（２）及び
   印刷版（１）に平行に配置され、行読取器（１０，１）
   と読取ヘッド（１３，１）が、仕事ストリップ（２，１
   ）の近くで印刷機（７）の側面台部に固着されることを
   特徴とする印刷プロセス制御装置。 ８、特許請求の範囲第１項から第８項までのうちの何れ
   か１つの項の記載において、印刷機（７）から独立した
   位置に配置された読取器（９）を介して、印刷機（７）
   の組織手順を仕事ストリップ（２，２，１）の読出しに
   よって動作状態にセットすることができ、モニタ上に表
   示することができるようにしたことを特徴とする印刷プ
   ロセス制御装置。 １０、特許請求の範囲第１項から第９項までのうちの何
   れか１つの項の記載において、前記印刷版（１）、仕事
   ストリップ（２，２，１）、及びデータサポ−）　（８
   ）が、行読取器（１８、１０，１）　、読取ヘッド（１
   ３、１３，１）　、及び、印刷機に固定的に配置されて
   移動する濃度計によって読出すことができる符号記憶装
   置であることを特徴とする印刷プロセス制御装置。