JPH058376A - オフセツト印刷機のインキ予備調量方法及び装置 - Google Patents

オフセツト印刷機のインキ予備調量方法及び装置

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JPH058376A
JPH058376A JP3164435A JP16443591A JPH058376A JP H058376 A JPH058376 A JP H058376A JP 3164435 A JP3164435 A JP 3164435A JP 16443591 A JP16443591 A JP 16443591A JP H058376 A JPH058376 A JP H058376A
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JP
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ink
pattern data
area
ink fountain
printing
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JP3164435A
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English (en)
Inventor
Seiji Sugimoto
静司 杉本
Yoshio Ueda
義雄 上田
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフセット印刷において所望するインキ濃度
の印刷に早く達することにより、不良印刷、ヤレの発生
量を少なくし経済性の向上を計る。 【構成】 刷版、フイルムまたは印刷校正済み用紙から
求めた、あるいは記録されている次に印刷する絵柄デー
タと直前の印刷作業終了時の絵柄データを区域毎にまた
はブロック毎に比較しその差の平均値を次に印刷する絵
柄データに均等に加算した新たな絵柄データによりイン
キの調量機構を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオフセット印刷機におい
て印刷物を印刷する作業のにおいて、前印刷作業終了
後、次の異なる印刷物を望ましいインキ濃度で印刷する
のに必要なインキ供給量に短時間に達するためのインキ
供給量の調整、制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多色刷りによって1回に印刷を完了させ
てしまう多色印刷において、色数及び各色を各印刷ユニ
ットに固定して使用する印刷方法は非常に生産性が高い
ので、近年印刷会社では一般的となっている。印刷作業
を終了した作業者は次の印刷物の版または印刷校正済み
用紙(校正見本)をみて手動にてインキ調量装置を調整
するか、版表面を光学的手段によって走査して得られる
絵柄データを印刷機に取り込みインキ供給量の設定をす
る。後者はインキプリセット装置として知られている方
法でありインキ壺に配置されているインキ膜の厚さを設
定するインキ調量機構の開度を調整する。このようにこ
れから印刷しようとする印刷物に関連した版また印刷校
正済み用紙から得たデータに基き現印刷中の最終目標濃
度を得るための調整方法、修正制御方法は知られている
が、現印刷をする直前の印刷のインキデ−タを考慮して
調整し、インキ予備調量設定後本印刷を始めるものはな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし次の印刷に必要
なインキ供給量を決めるインキ調量機構のインキブレ−
ド開度を制御してから、印刷面の印刷濃度が目標とする
品質の状態となるまでは相当の時間を要する。その大き
な原因は前の印刷で調整されたインキが印刷機上に残存
していることによる。多色印刷機では一般的に印刷ユニ
ットに対して色を固定して使用するのでインキロ−ラ−
を完全に洗浄することなく次の印刷を始める場合が多
い。したがって、直前に印刷したときのインキがロ−ラ
−群に残っている。前の印刷と次の印刷においてインキ
調量の大きさが大きく相違する場合、所望の印刷濃度に
達するまでに多くの時間がかかり、その間に大量の不良
印刷、ヤレを生じ不経済となる問題を起こしていた。
【0004】本発明は設定した所望の濃度に達する迄の
時間を出来る限り短くし不良印刷、ヤレの発生を少なく
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の従来の課題は現在
調整中、印刷中のインキ供給量をどう修正するか、調整
するかだけをを考えていた点にあり印刷作業済みの前の
印刷による印刷機上における残量インキ量の分布状態、
及びその影響をなんら考慮していないことにある。
【0006】本発明は各色毎の印刷ユニットを備え、こ
の印刷ユニットに設けたインキ出しロ−ラ−のインキ膜
の厚さを区域毎に調節、制御するインキ調量装置を備え
た印刷機械において、直前の印刷作業終了時におけるイ
ンキ調量機構に与えられていた絵柄データと次に印刷し
ようとする印刷物の絵柄データを比較演算し、演算によ
って得られた絵柄データの差分値にもとずいてインキ調
量機構を制御するための方法及び該方法を実施するため
の装置である。その詳細は以下の通りである。
【0007】本発明方法は、オフセット印刷機のインキ
壺に設けられ一定間隔の区域毎に設けられた調量機構と
インキ出しローラの表面との間の間隔を絵柄データにも
とずいてインキ壺の区域毎に変えることにより、インキ
出しローラのインキ膜の厚さを調節するインキ調量方法
において、刷版、フィルムまたは印刷校正済み用紙から
求めた次に印刷する印刷物の絵柄データ或いは記録され
ている同じ印刷物の絵柄データと直前の印刷作業終了時
の絵柄データとを比較し、差を求め、この差をインキ壺
の全区域数で除した値を次に印刷する区域毎の絵柄デー
タに等しく加算した新たな設定絵柄データでインキ壺の
調量機構を制御することを特徴とする。
【0008】或いは、 刷版、フィルムまたは印刷校正
済み用紙から求めた次に印刷する印刷物の絵柄データ或
いは記録されている同じ印刷物の絵柄データと直前の印
刷作業終了時の絵柄データとを比較し、差を求め、この
差をインキ壺の全区域数で除した値を次に印刷する区域
毎の絵柄データに等しく加算した新たな設定絵柄データ
でインキ壺の調量機構を制御して一定量の印刷を行い、
しかる後、最終目標とする区域毎の絵柄データでインキ
壺の調量機構を再制御することを特徴とする。
【0009】或いは、刷版、フィルムまたは印刷校正済
み用紙から求めた次に印刷する印刷物の絵柄データ或い
は記録されている同じ印刷物の絵柄データと直前の印刷
作業終了時の絵柄データとを比較し、差を求め、この差
の大きさにより予め定めた条件により上記差を増減し、
増減された差分の絵柄データをインキ壺の全区域数で除
した値を次に印刷する区域毎の絵柄データに等しく加算
した新たな設定絵柄データでインキ壺の調量機構を制御
することを特徴とする。
【0010】或いは、刷版、フィルムまたは印刷校正済
み用紙から求めた次に印刷する印刷物の絵柄データ或い
は記録されている同じ印刷物の絵柄データと直前の印刷
作業終了時の絵柄データとを比較し、差を求め、この差
の大きさにより予め定めた条件により上記差を増減し、
増減された差分の絵柄データをインキ壺の全区域数で除
した値を次に印刷する区域毎の絵柄データに等しく加算
した新たな設定絵柄データでインキ壺の調量機構を制御
して一定量の印刷を行い、しかる後、最終目標とする区
域毎の絵柄データでインキ壺の調量機構を制御すること
を特徴とする。
【0011】或いは、刷版、フィルムまたは印刷校正済
み用紙から求めた次に印刷する印刷物の隣合う複数の区
域からなるブロックの絵柄データ或いは記録されている
同じ印刷物の同様な絵柄データと直前の印刷作業終了時
の同じ位置関係にあるブロックの絵柄データとを比較
し、差を求め、この差を上記ブロック内の区域数で除し
た値を次に印刷する該当区域内の絵柄データに等しく加
算した新たな設定絵柄データでインキ壺の調量機構を制
御することを特徴とする。
【0012】或いは、刷版、フィルムまたは印刷校正済
み用紙から求めた次に印刷する印刷物の隣合う複数の区
域からなるブロックの絵柄データ或いは記録されている
同じ印刷物の同様な絵柄データと直前の印刷作業終了時
の同じ位置関係にあるブロックの絵柄データとを比較
し、差を求め、この差を上記ブロック内の区域数で除し
た値を次に印刷する該当区域内の絵柄データに等しく加
算した新たな設定絵柄データでインキ壺の調量機構を制
御して一定量の印刷を行い、しかる後、最終目標とする
区域毎の絵柄データでインキ壺の調量機構を制御するこ
とを特徴とする。
【0013】或いは、 刷版、フィルムまたは印刷校正
済み用紙から求めた次に印刷する印刷物の隣合う複数の
区域からなるブロックの絵柄データ或いは記録されてい
る同じ印刷物の同様な絵柄データと直前の印刷作業終了
時の同じ位置関係にあるブロックの絵柄データとを比較
し、差を求め、この差の大きさにより予め定めた条件に
より上記差を増減し、増減された差分の絵柄データをブ
ロック内の区域数で除した値を次に印刷する該当区域内
の絵柄データに等しく加算した新たな設定絵柄データで
インキ壺の調量機構を制御することを特徴とする。
【0014】或いは、 刷版、フィルムまたは印刷校正
済み用紙から求めた次に印刷する印刷物の隣合う複数の
区域からなるブロックの絵柄データ或いは記録されてい
る同じ印刷物の同様な絵柄データと直前の印刷作業終了
時の同じ位置関係にあるブロックの絵柄データとを比較
し、差を求め、この差の大きさにより予め定めた条件に
より上記差を増減し、増減された差分の絵柄データをブ
ロック内の区域数で除した値を次に印刷する該当区域内
の絵柄データに等しく加算した新たな設定絵柄データで
インキ壺の調量機構を制御して一定量の印刷を行い、し
かる後、最終目標とする区域毎の絵柄データでインキ壺
の調量機構を制御することを特徴とする。
【0015】さらには、インキ壺が一定間隔毎に調量可
能な調量機構を有し、インキ出しローラのインキ膜の厚
さを区域毎に調節することの出来るオフセット印刷機の
インキ壺の調量装置であって、絵柄データを入力し記憶
する手段と、直前の印刷作業終了時の絵柄データと次に
印刷する絵柄データを比較し演算する演算手段と、演算
手段の出力に応じてインキ壺の調量機構を調節する駆動
手段からなることを特徴とする。
【0016】さらには、インキ壺が一定間隔毎に調量可
能な調量機構を有し、インキ出しローラのインキ膜の厚
さを区域毎に調節することの出来るオフセット印刷機の
インキ壺の調量装置であって、刷版、フイルムまたは印
刷校正済み用紙を走査し区域毎のまたは全区域の絵柄面
積率を測定するスキャナーと、絵柄面積率をこれに相当
する印刷をするに必要なインキを供給するために調量機
構に与える設定値に変換する変換手段と、絵柄面積率ま
たは調量機構に与える設定値を記憶する手段と、直前の
印刷終了時の絵柄面積率または調量機構に与えた設定値
と次に印刷する絵柄面積率または調量機構に与える設定
値を比較演算する演算手段と、演算手段の出力に応じて
インキ壺の調量機構を調節する駆動手段からなることを
特徴とする。
【0017】なお、本明細書において、絵柄データとは
印刷に使用する刷版、刷版を作るときの原稿が焼き付け
られたフィルムまたは印刷校正済み用紙をスキャナーに
より電気光学的に走査して求めた文字、或いは画像の全
体に占める割合(以下、絵柄面積率という)、またはこ
の絵柄面積率で印刷するときに必要十分なインキを供給
するためにインキ調量機構に与える設定値を意味する。
【0018】また、全区域とは印刷機のインキ壺に設け
られた区域の全てを意味するのではなく、版の大きさに
応じて使用する区域の全てを意味し、使用しない区域は
除外するものとする。
【0019】
【作用】印刷作業終了時の印刷機上の残存インキ量を考
慮して次に行う作業に理論的必要インキ量を増減し予備
調量してテスト印刷運転後、区域に分割されたインキ調
量機構のブレ−ド開度量を最終制御目標値とすることに
より、結果的に所望の印刷濃度へ達するまでの所要時間
が短縮される。
【0020】
【実施例】図1は本発明を実施する装置の外観を概略的
に示す図、図2は本発明を実施する装置の一例を示すブ
ロック図、図3は印刷機のインキ壺の側面図、図4はイ
ンキ壺の平面図、図5は図3及び図4に適用したインキ
遠隔調量装置の操作部、表示部の一例を示す図、図6は
本発明に於ける表示部の表示状態の一例を示す図であ
る。
【0021】図1に示す装置は、本発明における全体の
制御、調整をするインキ遠隔調量装置(1)、刷版絵柄
面積率読み取り装置(以下、スキャナーという)
(2)、印刷ユニット(3)を示しており、絵柄面積率
読み取り装置(3)は次に作業する印刷版(21b)の
絵柄デ−タを測定し、そのデ−タは直接にまたは磁気カ
−ド、磁気テ−プ、フロッピイ−ディスなどの媒体によ
り間接的にインキ遠隔調量装置の入力部へ与えられる。
【0022】印刷ユニット(3)は1つしか示していな
いが、多色機の場合同じものが色数だけ配置されてい
る。又印刷機に必要な給紙部及び排紙部の図示は省略し
てある。インキ壺ユニット(12)はインキ量を調量す
る駆動装置を内蔵している。調量されたインキはインキ
元ロ−ラ−(13)を経てインキロ−ラ−ユニット(1
0)へ送られ版胴(PS)の円周面に巻き付けられてい
る版(21a)の絵柄部分に供給される。版(21a)
は印刷終了直後のものを示している。絵柄はゴム胴(B
L)を介して圧胴(IN)上の印刷紙に転写される。
【0023】図2はインキ遠隔装置及び周辺装置をブロ
ック図として示したもので次のものより構成されてい
る。制御回路、比較演算回路、絵柄面積率を調量機構に
与える設定値に変換する回路、その他調整を全体的に司
る主制御装置CPU(4)、制御デ−タを格納する記憶
部(5)、(5a)、(5b)、スキャナー(2)より
得られる版の測定結果デ−タを受け入れCPUへ転送す
る入力部(11)、測定デ−タもしくは操作部(9)の
調整量に応じて印刷ユニットのインキ壺(12)上に載
置されている各インキ区域に対応する調量機構(以下、
スライダーという)を調整するスライダ−モ−タ−(1
4)を動かす駆動部(6)、調整量を検出するポテンシ
ョメ−タ−(16)、この量をフィ−ドバックしてCP
U部へ伝えるA/D変換器(7)、この調整量及び直前
の印刷作業の調整結果を選択された1印刷ユニット分表
示する表示部(8)、選択された印刷ユニットの各イン
キ調整装置を所望量増減する操作スイッチを備えた操作
部(9)、印刷機の印刷枚数を検出するセンサ−(16
a)より成っている。
【0024】図3はインキ調量装置の側面断面図でイン
キ壺(12)、図示しないモ−タ−で回転させられる元
ロ−ラ−(13)との間にインキが貯められている。C
PU(4)で与えられた駆動量は駆動部(6)に出力し
スライダ−モ−タ−(14)を必要な方向に回転させ
る。(15)は微小手動調整ネジである。回転はギヤ減
速装置(17)を介して調量部材(18)に伝えられ前
後移動に変換される。連結スピンドル(18a)にてこ
の動きは各インキ区域におけるインキ元ロ−ラ−との間
隙を決める調量機構、即ちスライダ−のブレ−ド(1
9)に伝えられる。このスキマの大小によりインキ供給
量が決定される。CPU制御部へはポテンショメ−タ−
(16)により常に検出量がフィ−ドバックされスキャ
ナー、操作部スイッチによる操作量、またはリピートオ
ーダーの如く予め記憶された記憶部(4)、(5)のデ
−タに対応して制御される。
【0025】図4はインキ調量装置の平面図で一部を示
したもので各関係構成要素の番号は図3と同じである。
このスライダ−のブレ−ド駆動装置は印刷機の印刷有効
幅に応じて1ユニット当り30〜40備えられている。
【0026】図5はインキ遠隔調量装置(通称インキリ
モコン)(1)の表示部、操作部を示したものである。
印刷ユニット選択スイッチ(28)の番号を押すことに
より該当印刷ユニットの表示がなされ操作が出来る。
(29)は印刷サンプルを置く色見台である。紙サイズ
の原寸に応じてスライドユニットの番号(30)(第7
図参照)が記され対応する表示部、各スイッチが縦に配
置されている。(31)は本発明の制御方法の使用の有
無を選択するスイッチである。印刷作業の前後で絵柄に
あまり差がないばあいこのスイッチを切れば従来の使用
方法で調整できる。(32)はこの制御方法を用いる場
合の印刷設定枚数を手動にて入れる枚数入力スイッチ
で、(33)はインキ調量装置をスタ−トさせるもので
ある。
【0027】スライダ−の移動量、言い替えれば元ロ−
ラ−とスライダ−ブレ−ドとのスキマが棒グラフ状のL
EDの点灯(27)として見ることが出来る。隙間の大
きさに応じて下から順に点灯個数が増減しスキマ零では
無点灯、最大スキマでは全ての発光ダイオ−ドが点灯す
る。
【0028】この量はまた(25)の2桁LED数字で
も読み取ることが出来る。この値は図2の記憶部(5
a)より与えられる。最大スキマは絵柄面積率100%
に対応して”99”、零スキマは”00”と表示する。
同じ表示の(26)の数字は直前の印刷作業のイン壺の
調量機構に与えられた設定値を示すものである。この値
は図2の記憶部(5)より与えられる。
【0029】(22)、(23)、(24)は手動操作
ボタンでスキマを増加させるアップボタン(23)、減
少させるダウンボタン(24)、手動操作を可能とする
ロックボタン(22)より構成されている。この手動操
作はスキャナーを使用することなく、熟練したオペレー
ターの場合、直前の印刷のインキデータと次に印刷する
刷版、フィルムまたは印刷校正済み用紙等を見て、経験
的にどの程度調量機構を調整すれば効果的なインキ予備
調量が出来るか分かるときがあり、その場合に適用する
と好適である。
【0030】図6は従来の調量方法(プリセット)によ
る表示を多数ある分割スライダ−ブレ−ドの内a〜jま
で示したものである。図6(イ)の(25a)は前の作
業の版(21a)のデ−タ,(27a)はLEDのバ−
表示である。図6(ロ)の(25b)は次の作業の版
(21b)のデ−タ、(27b)はLEDのバ−表示で
デ−タは記憶部に格納されている。しかし図6にしめさ
れるデ−タは次の作業を始める時消されてしまう。この
ように従来のインキプリセット制御方法では、直前の印
刷ユニットのロ−ラ群上のインキの量を全く考慮せず次
の印刷の版のデ−タを直接入力し調量制御(プリセツ
ト)していた。
【0031】図7は本発明の請求項3に相当する一実施
例の作動態様を図式的に示したもので同じくスライダ−
はNo.a〜jまでである。直前作業の版(21a)の
デ−タは図7の記憶部(5)に格納され、次の作業の版
(21b)のデ−タは記憶部(5a)に格納され、印刷
作業の前後のデ−タの差分をある条件により演算し次の
印刷の版のデ−タに増減された数値、予備調量の値が記
憶部(5b)に格納される。
【0032】印刷前後のデ−タは表示部(8)の(2
5)にこれから印刷しようとするデ−タが2桁のLED
数値として、また(26)に前の印刷のデ−タが表示さ
れる。(27)は演算された予備調量の数値をLEDの
バ−表示として示したものである。
【0033】この実施例におけるデ−タの演算はインキ
遠隔調量装置の制御ユニット内のCPU(4)によって
おこなう。この計算値を示したのが表1である。この表
の(D)及び(E)は計算に於ける異なる条件によるも
ので(D)は差分値そのままを予備調量値としたもので
あり,(E)は差分値の半分を予備調量値としたもので
ある。図7に示す実施例の場合には、(D)を採用して
いる。(D)の値が100を超えた場合には100とし
負の値の場合には0とする。
【0034】以下本発明方法の実施の手順について詳述
する。図1の印刷機上の印刷済みの版(21a)は取り
外され次の仕事の版(21b)が版胴上に取り付けられ
る。(21b)の版の絵柄デ−タは通常前もってスキャ
ナ−(2)によって測定されインキ遠隔調量装置(1)
の記憶部(5)に格納されたデ−タで制御される。本発
明の理解を簡単にするために本来数多くある分割スライ
ダ−のブレ−ドを1ユニット10個として説明を進め
る。本実施例における最大開度(スキマ)は100、最
小スキマは零(0)である。絵柄面積率とスライダーブ
レードの開度とはリニアに比例しないこともあり、その
補償をするために、絵柄面積率を調量機構の設定値すな
わちスライダーブレードの開度の大きさに変換を設けて
おくと都合がよい。
【0035】図7は本発明による一実施例による制御部
(1)の内部演算の状態及びこれによる表示部(8)の
作動状態を示したものである。作業者は印刷の完了した
版(21a)を取り外し、次の作業の版(21b)を印
刷機に取り付ける。(21b)の版の絵柄データは作業
に先立ってスキャナ−(20)により読み取られ図2の
記憶部(5)に格納される。作業者は(21a)と(2
1b)の絵柄をみて本発明の制御を使うかどうか図5ス
イッチ(31)で選択できる。このスイッチが押される
と主制御部のCPU(4)は現在のスライダ−の数値、
換言すればインキロ−ラ−群上の幅方向のインキの分布
の状態を示すデ−タを記憶部(5)に格納する。予めC
PUのROMに書き込まれた条件により比較、演算をし
この数値は記憶部(5a)に格納される。
【0036】
【表1】
【0037】表1にスライダ−番号a〜jの数値が示さ
れている。(A)は直前の印刷作業の値、(B)は次の
作業の値である。CPUの演算部は各区域すなわち各ス
ライダー部について、直前の印刷作業終了時の値と次の
印刷の値の差分値B−Aを計算し、その合計値及び合計
値をスライダーの数で除した平均値を計算する。この平
均値は次に印刷する各スライダーのデーターにそのま
ま、または条件によりある係数を乗じた値で均等に加算
される。表1の(D)は差分値をそのまま使用する場合
の例である。そして、この演算値(D)が予備調量の数
値となり制御部の記憶部(5b)に読み込まれる。
【0038】さらに詳しく個々について説明すればスラ
イダ−(a)の前の値は5で次の版の値は40でこの差
は+35であり、スライダー(b)の前の値は10で次
の版の値は60であるのでこの差は+50である。この
ような操作をスライダー(j)まで行い、その合計値+
60を求め、この合計値+60をスライダーの数10で
除し平均値+6を計算する。次にこの平均値を次に印刷
する時の各スライダーの値に均等に加算した値が予備調
量値(D)である。即ち、スライダー(h)についてみ
れば、前の値70であり次の値60でその差は−10で
あるが、本発明による予備調量の値はは66である。予
備調量ち(D)は制御部の記憶部(5b)に記録され
る。
【0039】このとき表示部(8)の状態は図7の上部
に示したようになる。(25)はこれから行う次の本印
刷作業の値、(26)は直前印刷作業の値が示される。
(27)のLED棒グラフ状表示は予備調量の数値
(D)を示したものである。
【0040】このようにして全スライダ−、全印刷ユニ
ットの予備調量の値が計算され図5の押しボタン(3
3)により各スライダ−のプリセットが開始される。記
憶部(5b)のデ−タは主制御部の駆動部(6)に出力
され各スライダ−モ−タ−を設定方向に回転させ、ポテ
ンショメ−タ−(16)のフィードバックされた値が記
憶部の各スライダーの値と一致したときモ−タは停止さ
せられ、インキ壺のスラ−ダ−の予備調量の為のセッチ
ングは完了する。
【0041】次に作業者は予備調量して印刷する紙枚数
を設定する。本発明によるこの制御によれば予備調量枚
数は絵柄の差にもよるが60枚乃至90枚である。従来
の方法に基ずいて直接に次の版絵柄デ−タによりインキ
調量して目標のインキ濃度に達するまでの枚数は概ね3
00枚前後である。(32)の数字スイツチにより予備
調量枚数を入力し印刷機をスタ−トさせ給紙部より紙を
供給し印刷を始める。印刷胴入れ回数を第2図のセンサ
−(16a)により検出し制御部に与えられる。この回
数が(32)の設定枚数と一致したことをCPUが判断
すると最終制御目標値である次ぎの本印刷作業の値
(B)の値が記憶部(5a)より取り出され駆動部
(6)に出力する。前述の説明と同様に各スライダ−モ
−タは最終制御目標値と予備調量の値の差分量必要な方
向に回転し、最終制御目標値で停止する。
【0042】表1の(E)の数値は別の条件、即ち(B
−A)の差分値の平均値の半分を次の作業の値Bに増減
ししたものである。このように一律に増減するだけでな
く差分の大きさに応じて増減量を調整することもでき、
またCPU内のROMに各種の条件が書き込まれたもの
を使用すればことなった制御を行なうことができる。ま
た多数ある分割スライダ−1ケ毎に演算、予備調量する
のでなく、絵柄の濃度分布に応じてスライダ−をあるブ
ロック毎にまとめ任意のブロック毎の合計値の大小関係
によって制御することも可能であり、CPU内部に書き
込まれた各スライダ−値の前後のデ−タから最適条件を
導きだし予備調量制御して、効率のよい生産性の高い印
刷作業を実現することができる。
【0043】
【表2】
【0044】表2は10個のスライダーを3つのブロッ
クに分けて制御した例を示している。演算された予備調
量の値が100を越える場合には100に、また0を下
回る場合には0に設定される。この方法を実施するに
は、図5のスイッチGを押し、次にどのスライダーを1
つのブロックにするかをスライダーに対応したスイッチ
(40)のいずれかを押す。但し、1つのブロックは隣
合ったものでなければいけない。1つのブロック決定毎
にスイッチKを押し確定する。
【0045】
【表3】
【0046】表3は区域毎の比較では差はあるが、全体
でみると差がない場合を示している。この場合には差分
値の合計が零となり区域によってはかなりの差がある。
このときには、制御部(1)内の図示しない切り替えス
イッチにより自動的に、各区域毎の差分値にもとずいて
各区域毎に調量機構が制御される。
【0047】
【発明の効果】この発明による予備調量制御をすること
により従来の方法に比較して最終制御目標濃度値への達
成時間が短縮されることになるので、準備時間が短くな
るとともに、損紙の減少、生産性の増加を得ることが出
来極めて効率的、有効な制御方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する装置の外観を概略的に示す図
である。
【図2】本発明を実施する装置の一例を示すブロック図
である。
【図3】印刷機のインキ壺の側面断面図である。
【図4】インキ壺の平面図である。
【図5】図3及び図4に適用したインキ遠隔調量装置の
操作部、表示部の一例を示す図である。
【図6】図6(イ)、(ロ)は従来方法に於ける表示部
の作動状態の一例を示す図である。
【図7】本発明に於ける表示部の作動状態の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 インキ遠隔調量装置 2 スキャナー 3 印刷ユニット 4 CPU 5,5a,5b 記憶部 8 表示部 9 操作部 19 インキ壺調量機構(スライダーブレード) 25 次に印刷しようとするデータ 26 前印刷のデータ 27 予備調量データ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフセット印刷機のインキ壺に設けられ
    た一定間隔の区域毎に設けられた調量機構とインキ出し
    ローラの表面との間の間隔を絵柄データにもとずいてイ
    ンキ壺の区域毎に変えることにより、インキ出しローラ
    のインキ膜の厚さを調節するインキ調量方法において、 刷版、フィルムまたは印刷校正済み用紙から求めた次に
    印刷する印刷物の絵柄データ或いは記録されている同じ
    印刷物の絵柄データと直前の印刷作業終了時の絵柄デー
    タとを比較し、差を求め、 この差をインキ壺の全区域数で除した値を次に印刷する
    区域毎の絵柄データに等しく加算した新たな設定絵柄デ
    ータでインキ壺の調量機構を制御することを特徴とする
    オフセット印刷機のインキ予備調量方法。
  2. 【請求項2】 オフセット印刷機のインキ壺に設けられ
    一定間隔の区域毎に設けられた調量機構とインキ出しロ
    ーラの表面との間の間隔を絵柄データにもとずいてイン
    キ壺の区域毎に変えることにより、インキ出しローラの
    インキ膜の厚さを調節するインキ調量方法において、 刷版、フィルムまたは印刷校正済み用紙から求めた次に
    印刷する印刷物の絵柄データ或いは記録されている同じ
    印刷物の絵柄データと直前の印刷作業終了時の絵柄デー
    タとを比較し、差を求め、 この差をインキ壺の全区域数で除した値を次に印刷する
    絵柄データに等しく加算した新たな設定絵柄データでイ
    ンキ壺の調量機構を制御して一定量の印刷を行い、 しかる後、最終目標とする区域毎の絵柄データでインキ
    壺の調量機構を再制御することを特徴とするオフセット
    印刷機のインキ予備調量方法。
  3. 【請求項3】 オフセット印刷機のインキ壺に設けられ
    一定間隔の区域毎に設けられた調量機構とインキ出しロ
    ーラの表面との間の間隔を絵柄データにもとずいてイン
    キ壺の区域毎に変えることにより、インキ出しローラの
    インキ膜の厚さを調節するインキ調量方法において、 刷版、フィルムまたは印刷校正済み用紙から求めた次に
    印刷する印刷物の絵柄データ或いは記録されている同じ
    印刷物の絵柄データと直前の印刷作業終了時の絵柄デー
    タとを比較し、差を求め、 この差の大きさにより予め定めた条件により上記差を増
    減し、増減された差分の絵柄データをインキ壺の全区域
    数で除した値を次に印刷する区域毎の絵柄データに等し
    く加算した新たな設定絵柄データでインキ壺の調量機構
    を制御することを特徴とするオフセット印刷機のインキ
    予備調量方法。
  4. 【請求項4】 オフセット印刷機のインキ壺に設けられ
    一定間隔の区域毎に設けられた調量機構とインキ出しロ
    ーラの表面との間の間隔を絵柄データにもとずいてイン
    キ壺の区域毎に変えることにより、インキ出しローラの
    インキ膜の厚さを調節するインキ調量方法において、 刷版、フィルムまたは印刷校正済み用紙から求めた次に
    印刷する印刷物の絵柄データ或いは記録されている同じ
    印刷物の絵柄データと直前の印刷作業終了時の絵柄デー
    タとを比較し、差を求め、 この差の大きさにより予め定めた条件により上記差を増
    減し、増減された差分の絵柄データをインキ壺の全区域
    数で除した値を次に印刷する区域毎の絵柄データに等し
    く加算した新たな設定絵柄データでインキ壺の調量機構
    を制御して一定量の印刷を行い、 しかる後、最終目標とする区域毎の絵柄データでインキ
    壺の調量機構を制御することを特徴とするオフセット印
    刷機のインキ予備調量方法。
  5. 【請求項5】 オフセット印刷機のインキ壺に設けられ
    一定間隔の区域毎に設けられた調量機構とインキ出しロ
    ーラの表面との間の間隔を絵柄データにもとずいてイン
    キ壺の区域毎に変えることにより、インキ出しローラの
    インキ膜の厚さを調節するインキ調量方法において、 刷版、フィルムまたは印刷校正済み用紙から求めた次に
    印刷する印刷物の隣合う複数の区域からなるブロックの
    絵柄データ或いは記録されている同じ印刷物の同様な絵
    柄データと直前の印刷作業終了時の同じ位置関係にある
    ブロックの絵柄データとを比較し、差を求め、 この差を上記ブロック内の区域数で除した値を次に印刷
    する該当区域内の絵柄データに等しく加算した新たな設
    定絵柄データでインキ壺の調量機構を制御することを特
    徴とするオフセット印刷機のインキ予備調量方法。
  6. 【請求項6】 オフセット印刷機のインキ壺に設けられ
    一定間隔の区域毎に設けられた調量機構とインキ出しロ
    ーラの表面との間の間隔を絵柄データにもとずいてイン
    キ壺の区域毎に変えることにより、インキ出しローラの
    インキ膜の厚さを調節するインキ調量方法において、 刷版、フィルムまたは印刷校正済み用紙から求めた次に
    印刷する印刷物の隣合う複数の区域からなるブロックの
    絵柄データ或いは記録されている同じ印刷物の同様な絵
    柄データと直前の印刷作業終了時の同じ位置関係にある
    ブロックの絵柄データとを比較し、差を求め、 この差を上記ブロック内の区域数で除した値を次に印刷
    する絵柄データに等しく加算した新たな設定絵柄データ
    でインキ壺の調量機構を制御して一定量の印刷を行い、 しかる後、最終目標とする区域毎の絵柄データでインキ
    壺の調量機構を再制御することを特徴とするオフセット
    印刷機のインキ予備調量方法。
  7. 【請求項7】 オフセット印刷機のインキ壺に設けられ
    一定間隔の区域毎に設けられた調量機構とインキ出しロ
    ーラの表面との間の間隔を絵柄データにもとずいてイン
    キ壺の区域毎に変えることにより、インキ出しローラの
    インキ膜の厚さを調節するインキ調量方法において、 刷版、フィルムまたは印刷校正済み用紙から求めた次に
    印刷する印刷物の隣合う複数の区域からなるブロックの
    絵柄データ或いは記録されている同じ印刷物の同様な絵
    柄データと直前の印刷作業終了時の同じ位置関係にある
    ブロックの絵柄データとを比較し、差を求め、 この差の大きさにより予め定めた条件により上記差を増
    減し、 増減された差分の絵柄データをブロック内の区域数で除
    した値を次に印刷する該当区域内の絵柄データに等しく
    加算した新たな設定絵柄データでインキ壺の調量機構を
    制御することを特徴とするオフセット印刷機のインキ予
    備調量方法。
  8. 【請求項8】 オフセット印刷機のインキ壺に設けられ
    一定間隔の区域毎に設けられた調量機構とインキ出しロ
    ーラの表面との間の間隔を絵柄データにもとずいてイン
    キ壺の区域毎に変えることにより、インキ出しローラの
    インキ膜の厚さを調節するインキ調量方法において、 刷版、フィルムまたは印刷校正済み用紙から求めた次に
    印刷する印刷物の隣合う複数の区域からなるブロックの
    絵柄データ或いは記録されている同じ印刷物の同様な絵
    柄データと直前の印刷作業終了時の同じ位置関係にある
    ブロックの絵柄データとを比較し、差を求め、 この差の大きさにより予め定めた条件により上記差を増
    減し、増減された差分の絵柄データをブロック内の区域
    数で除した値を次に印刷する該当区域内の絵柄データに
    等しく加算した新たな設定絵柄データでインキ壺の調量
    機構を制御して一定量の印刷を行い、 しかる後、最終目標とする区域毎の絵柄データでインキ
    壺の調量機構を再制御することを特徴とするオフセット
    印刷機のインキ予備調量方法。
  9. 【請求項9】 刷版、フイルムまたは印刷校正済み用紙
    から求めた次に印刷する印刷物の全絵柄データ或いは記
    録されている同じ印刷物の全絵柄データと直前の印刷作
    業終了時の全絵柄データとを比較し差を求め、 この差が零または極めて少ない場合であって、且つ次に
    印刷する印刷物の絵柄データと直前の印刷作業終了時に
    おける絵柄データの区域毎の比較において、1つ以上の
    区域においてその差が一定以上ある場合には、 次に印刷する印刷物の各区域毎の絵柄データと直前の印
    刷作業終了時の各区域毎の絵柄データの差にもとずいて
    各区域毎に調量機構を制御して一定量の印刷を行い、 しかる後、次に印刷する印刷物の各区域毎の絵柄データ
    で調量機構を再制御する方法に自動的切り替わることを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
    請求項5、請求項6、請求項7又は請求項8のオフセッ
    ト印刷機のインキ予備調量方法。
  10. 【請求項10】 次に印刷する印刷物の絵柄データと直
    前の印刷作業終了時の絵柄データを比較演算し、前者の
    値が後者の値より大きいときには前者の値より大きく、
    前者の値が後者の値より小さいときには前者の値より小
    さくした絵柄データで調量機構を制御して一定量の印刷
    を行い、 しかる後、次に印刷する各区域の絵柄データで調量機構
    を再制御することを特徴とする請求項9のオフセット印
    刷機のインキ予備調量方法。
  11. 【請求項11】 絵柄データが絵柄面積率またはこの絵
    柄面積率に相当する印刷をするに必要なインキを供給す
    るために調量機構に与える設定値であることを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9又は請求
    項10のオフセット印刷機のインキ予備調量方法。
  12. 【請求項12】 インキ壺が一定間隔毎に調量可能な調
    量機構を有し、インキ出しローラのインキ膜の厚さを区
    域毎に調節することの出来るオフセット印刷機のインキ
    壺の調量装置であって、 絵柄データを入力し記憶する手段と、直前の印刷作業終
    了時の絵柄データと次に印刷する絵柄データを比較し演
    算する手段と、演算手段の出力に応じてインキ壺の調量
    機構を調節する駆動手段からなることを特徴とするオフ
    セット印刷機のインキ予備調量装置。
  13. 【請求項13】 インキ壺が一定間隔毎に調量可能な調
    量機構を有し、インキ出しローラのインキ膜の厚さを区
    域毎に調節することの出来るオフセット印刷機のインキ
    壺の調量装置であって、 絵柄データを入力し記憶する手段と、直前の印刷作業終
    了時の絵柄データと次に印刷する絵柄データを比較し演
    算する手段と、直前の印刷作業終了時の区域毎の絵柄デ
    ータと次に印刷する区域毎の絵柄データの各区域の差の
    合計値が零または一定の値以下で、且つ各区域の差の内
    一定の値以上示すものがあるとき出力するアンドゲート
    と、アンドゲートに接続され直前の印刷作業終了時の絵
    柄データと次に印刷する絵柄データを区域毎に比較演算
    した結果にもとずいて各区域毎に調量機構を制御する方
    法に切り替えるスイッチと、演算手段の出力に応じてイ
    ンキ壺の調量機構を調節する駆動する駆動手段からなる
    ことを特徴とするオフセット印刷機のインキ予備調量装
    置。
  14. 【請求項14】 絵柄データが絵柄面積率またはこれに
    相当する印刷をするに必要なインキを供給するために調
    量機構に与える設定値であることを特徴とする請求項1
    2に記載のオフセット印刷機のインキ予備調量装置。
  15. 【請求項15】 インキ壺が一定間隔毎に調量可能な調
    量機構を有し、インキ出しローラのインキ膜の厚さを区
    域毎に調節することの出来るオフセット印刷機のインキ
    壺の調量装置であって、 刷版、フイルムまたは印刷校正済み用紙を走査し区域毎
    のまたは全区域の絵柄面積率を測定するスキャナーと、
    絵柄面積率をこれに相当する印刷をするに必要なインキ
    を供給するために調量機構に与える設定値に変換する変
    換手段と、絵柄面積率または調量機構に与える設定値を
    記憶する手段と、直前の印刷終了時の絵柄面積率または
    調量機構に与えた設定値と次に印刷する絵柄面積率また
    は調量機構に与える設定値を比較演算する演算手段と、
    演算手段の出力に応じてインキ壺の調量機構を調節する
    駆動手段からなることを特徴とするオフセット印刷機の
    インキ予備調量装置。
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