JPS599344B2 - 木質単板貼り発泡成型品およびその製造方法 - Google Patents
木質単板貼り発泡成型品およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS599344B2 JPS599344B2 JP51159528A JP15952876A JPS599344B2 JP S599344 B2 JPS599344 B2 JP S599344B2 JP 51159528 A JP51159528 A JP 51159528A JP 15952876 A JP15952876 A JP 15952876A JP S599344 B2 JPS599344 B2 JP S599344B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood veneer
- molded product
- manufacturing
- foam molded
- laminated foam
- Prior art date
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- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は木質単板貼り発泡成型品の製造方法に関する
ものである。
ものである。
木質単板は導管または仮導管などがあつて気密性がわる
いため、木質単板貼り発泡成型品を製造することが困難
であつた。
いため、木質単板貼り発泡成型品を製造することが困難
であつた。
すなわち、木質単板の表面を多孔金型で減圧により吸着
し、裏面側から発泡性樹脂を注入して発泡成型した場合
、木質単板の気密性がわるいため木質単板を多孔金型に
確実に密着できず、端縁部から表面側へ樹脂が回りこん
だり、また木質単板の導管等から発泡性樹脂が表面に出
てきて木質単板の表面を汚すという問題があつた。した
がつて、この発明の目的は、木質単板の表面を美しく仕
上げることができる木質単板貼り発泡成型品の製造方法
を提供し、もつて斯界の発展に寄与せんとするものであ
る。
し、裏面側から発泡性樹脂を注入して発泡成型した場合
、木質単板の気密性がわるいため木質単板を多孔金型に
確実に密着できず、端縁部から表面側へ樹脂が回りこん
だり、また木質単板の導管等から発泡性樹脂が表面に出
てきて木質単板の表面を汚すという問題があつた。した
がつて、この発明の目的は、木質単板の表面を美しく仕
上げることができる木質単板貼り発泡成型品の製造方法
を提供し、もつて斯界の発展に寄与せんとするものであ
る。
第１図はこの発明に用いる成型装置の断面図で、１、２
は金型、３は吸着用細孔、４は減圧室、５は減圧口、６
は成型空間、７は発泡性樹脂注入口である。
は金型、３は吸着用細孔、４は減圧室、５は減圧口、６
は成型空間、７は発泡性樹脂注入口である。
第２図はこの発明の一実施例の断面図で、８は木質単板
、９はシート状物質、１０は発泡体である。
、９はシート状物質、１０は発泡体である。
すなわち、木質単板８の裏面（図示の上面）にシート状
物質９を接着し、この木質単板８の表面（図示の下面）
を樹脂塗料で塗装したのち金型１の吸着用細孔３の上に
密着して金型２を重ね、減圧口５から減圧室４を減圧し
、その状態で注入口７から発泡性樹脂を注入して発泡成
型すると、第２図のような木質単板貼り発泡成型品が得
られる。この場合、シート状物質９としては、紙、布、
不織布、プラスチックフィルム、塗装膜等を用いること
ができ、このようなシート状物質９の作用により木質単
板８の金型１への吸着性がよくなつて端縁部から表面側
へ発泡性樹脂が回りこまなくなるとともに、木質単板８
の導管等を通つて発泡性樹脂が木質単板８の裏面側から
表面側へ出てこなくなり、表面の仕上げ状態が美しいも
のとなる。このように、シート状物質９を木質単板８の
裏面に接着することにより気密性がよくなるため、木質
単板８の厚さをＯ、５ｍｗＬ以下にすることができる。
その結果、木質単板８の柔軟性を十分確保できるため、
複雑な形状の装飾材を製造することができる。例えば、
第３図に示す成型装置を用いて第４図に示すような装飾
材を成型することができる。なお、第３図において、第
１図のものに相当する部分に同一符号を付している。以
上のように、この発明によれば、木質単板貼り発泡成型
品の木質単板表面を美しく仕上げることができるという
効果がある。
物質９を接着し、この木質単板８の表面（図示の下面）
を樹脂塗料で塗装したのち金型１の吸着用細孔３の上に
密着して金型２を重ね、減圧口５から減圧室４を減圧し
、その状態で注入口７から発泡性樹脂を注入して発泡成
型すると、第２図のような木質単板貼り発泡成型品が得
られる。この場合、シート状物質９としては、紙、布、
不織布、プラスチックフィルム、塗装膜等を用いること
ができ、このようなシート状物質９の作用により木質単
板８の金型１への吸着性がよくなつて端縁部から表面側
へ発泡性樹脂が回りこまなくなるとともに、木質単板８
の導管等を通つて発泡性樹脂が木質単板８の裏面側から
表面側へ出てこなくなり、表面の仕上げ状態が美しいも
のとなる。このように、シート状物質９を木質単板８の
裏面に接着することにより気密性がよくなるため、木質
単板８の厚さをＯ、５ｍｗＬ以下にすることができる。
その結果、木質単板８の柔軟性を十分確保できるため、
複雑な形状の装飾材を製造することができる。例えば、
第３図に示す成型装置を用いて第４図に示すような装飾
材を成型することができる。なお、第３図において、第
１図のものに相当する部分に同一符号を付している。以
上のように、この発明によれば、木質単板貼り発泡成型
品の木質単板表面を美しく仕上げることができるという
効果がある。
第１図はこの発明に用いることができる成型装置の一例
の断面図、第２図はこの発明の一実施例の断面図、第３
図は第１図の装置の変形態様の断面図、第４図は第３図
の装置により成型した装飾材の平面図である。 １，２・・・・・・金型、３・・・・・・吸着用細孔、
４・・・・・・減圧室、６・・・・・・成型空間、７・
・・・・・発泡性樹脂注入口、８・・・・・・木質単板
、９・・・・・・シート状物質、１０・・・・・・発泡
体。
の断面図、第２図はこの発明の一実施例の断面図、第３
図は第１図の装置の変形態様の断面図、第４図は第３図
の装置により成型した装飾材の平面図である。 １，２・・・・・・金型、３・・・・・・吸着用細孔、
４・・・・・・減圧室、６・・・・・・成型空間、７・
・・・・・発泡性樹脂注入口、８・・・・・・木質単板
、９・・・・・・シート状物質、１０・・・・・・発泡
体。
Claims (1)
- １ 木質単板の裏面にシート状物質を貼着し、多孔金型
を用いて減圧により木質単板の表面を吸着した状態で、
裏面側から発泡性樹脂を注入して発泡成型することを特
徴とする木質単板貼り発泡成型品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51159528A JPS599344B2 (ja) | 1976-12-29 | 1976-12-29 | 木質単板貼り発泡成型品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51159528A JPS599344B2 (ja) | 1976-12-29 | 1976-12-29 | 木質単板貼り発泡成型品およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5382889A JPS5382889A (en) | 1978-07-21 |
| JPS599344B2 true JPS599344B2 (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=15695725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51159528A Expired JPS599344B2 (ja) | 1976-12-29 | 1976-12-29 | 木質単板貼り発泡成型品およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS599344B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61143135A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-06-30 | 豊田合成株式会社 | 木目成形品 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4844657A (ja) * | 1971-06-02 | 1973-06-27 | ||
| JPS5027875A (ja) * | 1973-07-11 | 1975-03-22 |
-
1976
- 1976-12-29 JP JP51159528A patent/JPS599344B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4844657A (ja) * | 1971-06-02 | 1973-06-27 | ||
| JPS5027875A (ja) * | 1973-07-11 | 1975-03-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5382889A (en) | 1978-07-21 |
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