JPS597752A - 内燃機関のアイドル回転速度制御方法 - Google Patents

内燃機関のアイドル回転速度制御方法

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JPS597752A
JPS597752A JP57116938A JP11693882A JPS597752A JP S597752 A JPS597752 A JP S597752A JP 57116938 A JP57116938 A JP 57116938A JP 11693882 A JP11693882 A JP 11693882A JP S597752 A JPS597752 A JP S597752A
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D37/00Non-electrical conjoint control of two or more functions of engines, not otherwise provided for
    • F02D37/02Non-electrical conjoint control of two or more functions of engines, not otherwise provided for one of the functions being ignition

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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、内燃機関のアイドル時の回転速度の制御方
法に関し、よシ詳I4#Kに、従来一般的1PID  
(比汐U槓分微分)制御とは異なり、内燃機関の内部状
態を考慮して機関をダイナミック(動的)なシステムと
して捕え、内部状態を規定する状態変数によって機関の
動的な振舞いを推定しながら、機関の入力変数を決定す
る状態変数制御の手法を用いて、アイドル回転速度を制
御する方法に関する。
(従来技術〕 従来の内燃機関におけるアイドル回転速度制御方法とし
ては、例えば第1図に示すようなものがある。アイドル
回転速度制御用のAACパルプIn、VCMパルプ20
制御ソレノイド3の駆動パルス幅PAをデユーティ制御
1することによってり7ト13ft)Lスロットルバル
ブ4のバイパス5を通過するバイパス空気量が変化して
、アイドル回転速度がflill 4される。
コントロールユニット6は、スロットルバルブスイッチ
7によるアイドル(IDLE ) 信号、ニュートラル
スイッチ8によるニュートラル(Nb2UT)信号、車
速センサ9による車速(VSP)信号などによって機関
がアイドル状態にあることを検知すると、水温センサ1
0 による冷却水温度CTw’)に(3) 応じた1次元テーブルルックアップによって、アイドル
回転速度の基本目標値を算出する。そして、エアコンス
イッチ11によるエアコン(A/C) 1i号、ニュー
トラル(NEUT)信号、バッテリ電圧、CVB)信号
などに応じた補正を行なって最終的に算出されたアイド
ル回転速度の目標i[Nr に対し、機関の実際のアイ
ドル回転速度Nとその目標1直N’rとの偏差SAが小
さくなるように制御ソレノイド3のパルス幅PAを比例
、積分(PI)のデユーティ制aをして、目標回転速g
Nrにフィードバック制御する。
以上の制御方法を流れ図で示したのが、第2図である〇 しかしながら、このような従来の内燃機関のアイドル回
転制御方法にあっては、機関、アクチーエータおよびセ
ンサの動特性を効果的に用いたPI制Uを行なっている
訳ではなく、さらには、制御手法としてのPI’HI御
は多入出力システムに対する制御には不向きなものとな
っていたため、機関が他の運転状態からアイドル状態に
入る時、(4) またはアイドル状態から出る時、さらには種々の負荷外
乱力靭lわった@後等の、機関がダイナミックな振舞い
を呈する時には、制御追従性すなわち過渡応答が悪いと
いう問題があった。また、仙の制御入力を加えて制御の
自由度を上げ、制御li性を高めようとする時には、P
I制御の手法では適用が難しいという問題があった。
そして特に、冷却水温度や02センサの活性状態等の変
化により、機関ダイナミックが変化した時には、最適な
制御を続けることは不可能で、とシわけ外乱力勅lわっ
た時の過渡制御性が悪化し、エンストするとか、アイド
ル定常安定性が悪いという問題点があった。
(発明の目的) この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、機関が他の運転状態からアイドル状態へ入る
時、またけアイドル状態から出る時、さらには負荷外乱
が加わった直後等の、機関がダイナミックな振舞いを呈
する時の制御追従性すなわち過渡応答葡屓適にし、さら
に、多数の制御入力変数’に7111えて制御自由度を
土げ、制御性を高めることを容易にし、もってより安定
なアイドル回転制御全行なうこと全目的とする0そして
特に、機関のダイナミックが変化した時にも、安定して
制御することを目的とする〇 (発明の構成および作用) そこでこの発明は、内燃機関、アクチュエータおよびセ
ンサの動特性をモデル化したものをマイクロコンピュー
タ等からなるコントローラに記憶しておき、空気量(も
しくは相当量)、点火時期、燃料供給量(もしくは相当
量)および排気還流(EGR)量(もしくは相当量)の
うちのいずれか1つIたは任意の2つ以上の組合せを制
御入力とし、かつアイドル回転速度を制御1出力とし、
制御入力と開側1出力から、ダイナミックモデルである
内燃機関等の内部状態を代表する状態変数量を推定し、
その推定値とアイドル回転速度の目標値と実際値の偏差
の積分値とを用いて、制御入力値を決定し、内燃機関の
アイドル回転速度を目標値にフィードバック制御するこ
とを特徴とする特許制御手法は、従来一般的なPID制
御に代わシ、多数の入出力変数を総合的に制御する多変
数制御の手法を用いるものである。そして特に、機関の
ダイナミックが変化した時に、ダイナミックモデル並び
に制御ゲインを切り換えることを%徴とするものである
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第3図は、この発明による内燃機関のアイドル回転速度
制側1方法の一実施例を実現する装置の構成図である。
同図において、12は副側1対象である内燃機関で、ア
イドル回転速度制御の他、空燃比フィードバック制御を
含む燃料噴射制御その他を行なっている。制g4+対象
12の制i1出力をアイドル回転速度とした場合、制御
入力としては、空気量、点火時期、燃料供給計およびυ
ト気還流量のうちのいずれか1つまたは任意の2つ以上
の組合せをとり得る。本実施例では、2制X1入力とし
て、アイドル時のバイパス空気量を調整するためのVC
Mバルブ2の制御ソレノイド(第1図)を駆動するパル
(7) ス幅PA (すなわちバイパス空気量に相当する量)と
点火時期JTとをとる。制御出力はアイドル回転速度N
で、1川力である。
13 は、制御対象である機関12のダイナミックモデ
ルを記憶していて、上記3つの開側1人出刃情報PA、
、IT、Nから機関のダイナミックな内部状態を推定す
る状態観測器(オブザ−バ)であり、内部状態全代表す
る状態変数量X1tlえば4つの量Z1+ Z2 + 
Z3 + Z4のベクトル表示)の推定値Xを計算する
状態観測器13は制御対象である機関をシミーレーショ
ンするもので、ダイナミンクな内部状態を状態変数X(
n次のベクトルx1〜xn )で代表する。制御対象で
ある機関12の内部状態を表わす状態変数は、具体的に
は例えばインテークマニホールドの絶対圧や吸入負圧、
実際にシリンダに吸入された空気量、燃焼の動的挙動、
機関トルク等が挙げられる。これらの値をセンサにより
検出できれば、その検出1厘ヲ用いることによって、動
的な振舞いを把握し、制御に用いることによって制(8
) 御をより精密に行なうことができる。しかしながら現時
点ではそれらの11頁を検出できる実用的センサはあ1
シ存在しない。そこで機関の内部状態を状態変数Xで代
表させるが、但し状態変数Xは実際の内部状態を表わす
種々の物理量に対応させる必要はなく、全体として機関
金シミーレーションさせるものである0状態変数Xの次
数nは、nが大きい程シミーレーションが精確になるが
、反面計算が複雑p(なる0そこでモデルとしては低次
元化近似さ!′Lだものを使用し、近似誤差又は機関個
体差による誤差を積分動作で吸収する0この発明におけ
る2人力1川力の場合には、n−4程度が適当である。
第3図において、14は積分動作とゲインブロック(コ
ントローラ)で、機関回転速度の指定された目標値Nr
と実際値Nとの偏差SAを積分した量および状態観測器
13で計算された状態変数量Xから、2つの制御入力F
AとITO値を計算する(第5図参照)0 次に作用を説明する。
制御対象である機関I2は2人力17ifカシステムで
、この入出力間の回転同期サンプル値系のある基準設定
値近辺で求められた線形近似された伝達関数行列’f’
(z)から、制御対象12のダイナミックな内部状態を
推定することが可能である。その1つの手法として状態
観測器13がある。アイドル回転速反近辺の運転条件で
、制御対象12の伝達関数行列T(z)が実験的に求1
シ、Tlz) = (T+ Iz)  T2(z) l
)      11)となる。但し、2は入出力信号の
サンプル値の2−変候を示し、T1(z)とT2(z)
は例えば2の2次伝達関数である。
入力、出力および伝達関数T、 (zJ 、 T2(z
)の関係を示す制御対象(機関)12のモデル構造ケ第
4図に示す。但し、入出力はそれぞれ基準設定値からの
ズレδPA、δIT、δNを用いている。
この伝達関数行列T(z)から、次の様に状態観測器1
3ヲ構成することができる。
先ず、T(z)から機関の動的な振舞いk Hr2述す
る状態変数モデル x(nJ−Ax (ni ) +Bu (ti−] )
       f2Jy(n−] ) =Cx(tc−
i )            (3)を導く。ここで
、%量のカッコ内のmlは現時点を、lた(n−1)は
1つ前のサンプル時点全表わす0u(n−1)は制御入
力ベクトルで、ある基準設定値からの線形近似が成り立
つ範囲内での摂動外を表わす、制御ソレノイド3のパル
ス幅δPA (n−1)と点火時期δIT を要素とす
る。すなわち、lた、y(nl)は制御国力で、制御入
力ベクトルと同様に、ある基準回転速度N’a (例え
ば650rpm)からの摂動外を表わすδ#(n−1)
を要素とする。
すなわち、 y (n−1) =δ#(n−1)       +5
)X(りは状態変数ベクトルであp、行列A、’に3.
Cは伝達関数行列’rfzJの係数から決する定数行列
である0 ここで、次の様なアルゴリズムを持つ状態観測器を構成
する。
x(n)= (A−GC) x (?Z−1) 十Bu
 (n−1) +Gy (n−1)  (6)ことに、
Gは任意に与えられる行列で、9(りは機関12の内部
状態変数x(りの推定値である。(2)+3)16)式
よシ変形すると、 Cx(nJ−xfnD−(A−GC)[x(tL−1)
−x(n−1))  (7]となり、行列(A−GC)
の固有値が単位円内にあるようにGを選べば、 n→太で  x(n)→x(n)          
(8)となり、内部状態変数量x (nJを入力u(a
Jと出力y(りから推定することができる。ぼた、行列
Gを適当に選び、行列(A−(jC)の固有値を全て零
にすることも可能で、この時状態観測器13は有限整定
状態観測器となる。
このようにして推定された状態変数X(・)と、目標回
転速度Nrと現在の実際の回転速度N(りとの偏差S 
A = (Nr −A/’lす)の情報を用いて、匍ノ
鯛ノ人カである制御ソレノイド3の駆動パルス幅の基準
設定値(PA)aからの線形近似が成り立つ範囲内での
増量分δPA(・jと、点火時期の基準設定値がらの線
形近似が成シ立つ範囲内での増量分δIT(りを決定し
、機関のアイドル回転速度Hの最適レギュレータ制御を
行なう。レギュレータ制御とは、アイドル回転速度Nを
一定値である目標回転速度Nγに合致するように制御1
する定1ぽ開側」を意味する〇尚本発明では、前述した
様に実験的に求めたモデルが低次元化された近似モデル
である為、その近似誤差を吸収する為のI(積分)動作
を付加しているが、ここではI動作を含めての最適レギ
ュレータ制御を行う。
この発明の制御1対象である機関は、前述したように2
人力1出カシステムであり、これを最適にレギュレータ
制御するものであるが、一般的な多変数システムの最適
レギュレータ制御アルゴリズムは、例えば古田勝久著「
線形システム制御理論」(昭51年)昭晃堂その他に説
明されているので、ここでは詳細な説明は省略する。結
果のみを記述すると、い1、 δu(n)=ulnJ−u(n−1)       (
9)δe(n)−=Nr −N(n)        
  (’10)とし、評価関数Jを、 とする。ここでHに重みパラメータ行列、tは転置を示
す。kは制御開始時点を0とするサンプル回数で、(1
1)式の右辺第2項は(9)式の2乗(Hを対角行列と
すると)を表わす0又(11)式の第2項”f、+9)
式の様な制御入力の差分の2次形式としているが、これ
は第5図の様にI(積分)動作を付加したためである0
(11)式の評価関数Jを最小とする最適制御人力u*
(k)は、となる。(12)式で −t   −−1−t  − に=−(R十B  PB)  :+3  PA    
(13)とおくと、Kは最適ゲイン行列である。1だ(
12)式において であり、Pは、 (16) のりカッティ(Riccati )  方程式の解であ
る0(11)式の評価関数Jの意味は、制御入力U(り
の動きを制約しつつ、制御出力V(りであるアイドル回
転速KNの目標値Nrからの偏差SAC回転変動)全最
小にしようと意図したもので、その制約の重みうけは重
みパラメータ行列Rで変えることができる。従って、適
当なHを選択し、アイドル時の機関のダイナミックモデ
ル(状態変数モデノリを用い、(16)式を解いたPを
用いて計算した(13)式の最適ゲイン行列Kをマイク
ロコンピュータに記憶し、アイドル回転速度の目標値N
γと実際値Nの偏差SAの積分値および推定された状態
変数x (klから、(12)式によって最適制御入力
1直u*(k)を簡単に決定することができる。また前
述したように、機関のダイナミックな状態変数の推定値
x(k)を求めるには、行列A、j:l、C,G  の
1@全マイクロコンピユータに記憶しておき、(6)式
により計算すればよい。
特に、機関12の冷却水温度や酸素濃度センサの活性状
態が変わると、機関のダイナミックが変わってぐる。
例えば、冷却水温度が10°Cの時と60°Cの時では
、機関の振舞いは変わってぐる。この様に、機関のダイ
ナミックが大幅に変化する時は、機関のある1つの所定
条件で実験的に求められた前述の12) 、 faJ式
によるダイナミックモデルだけでは、最適な制mを続け
ることは期待できず、何らかの形で適応することが望ま
しい。
従って、機関のダイナミックが変わったことを検知する
パラメータ(例えば冷却水温度)を決め、そのパラメー
タの種々の値に応じてダイナミックモデルを記憶してお
き、そのパラメータの頓に応じてダイナミックモデルを
切り換えて制御していくことで、最適な制御を続けるこ
とができる。この場合、状態観測器15の定数行列A、
B、C,G((2)、 133 、 f67 、17J
式)も変え、また、(13)式の最適ゲインにも切p裸
えていく。
また、酸素濃度センサが冷えて、空燃比のリンチ(燃料
濃)−リーン(燃料薄)の判定が不能になると、空燃比
フィードバック制′nは一定値にクランプされ、酸素濃
度センサが不活性の間は、混合気濃度がリンチ側かある
いはり一ン側に片寄ってし190この場合、機関のダイ
ナミックはかなり変化し、アイドル回転速度の制御1件
の悪化を呈することになる。
従って、酸素濃度センサの活性状態が変化した場合にも
、変化したその活性状態に応じて、状態観測器13の定
数行列A、B、C,G および最適ゲインKを切り換え
ていく。
以上のアイドル回転速度制御の手順を示したのが、第6
図である0手順を説明すると、ステップ30 では、エ
アコンのオン−オフ状態、水温Twの1面等によpアイ
ドル回転速度の目標値Nrを決める。ステップ31では
、冷却水温度Tw または酸素濃度(02)センサの活
性状態を検出し、それに応じたダイナミックモデルおよ
び最適ゲインK(bij + gi+ kij )を記
憶装置からルックアップする。ステップ32では、アイ
ドル回転速度の目標i@Nrと実際値Nの偏差SA”f
計算する。ステ、 ノブ33では、制御を始めてから前
の周期1での回転速度の偏差SAを力l算していて、精
米をDUNというレジスタに移す。ステップ34では、
回転速度の実際値Nの基準設定i@Nα(例えば650
rpm)からのズレδIJfr計算する。ステップ35
では、前の制御周期で推定された機関のダイナミックな
内部状態を表わす状態変数量x1〜x3と、計算された
制御人力1@δPAおよびδITと、さらに制御出力値
であるδNと全重みづLly7In算して谷状態度数量
x1〜X、を計算する。但しく6)式の行列(A−GC
)は、 の形で、有限整定オブザーバを形成した例である〇尚、
(A、B、C)は可観測正準形を用いている。
ステップ36では、前の制御周期で推定された機関のダ
イナミックな内部状態変数量x1〜X、とDUNに最適
ゲインにの要素kijを乗じてカロ算し、基準設定1[
(PA )aおよびITaに対し制御入力値をどれだけ
増量するかを計算する。
第6図の係数bij 、 gi 、 kij  等は、
冷却水温度Twおよび酸素濃度センサの活性状態に応じ
た1+[k予め求めておいて、マイクロコンピュータ等
に記憶しておく。
以−にの手11v1で、アイドル回転速度が一定の状態
における柚々の外乱に対する過渡応答と、アイドル回転
速度の目標1[を変更した場合の過渡応答を実験した結
来全、従来のPI制御とこの発明による多変数制御とで
比較したのが第7図ないし第10図である。
第7図はクラッチ接続時(jo点で半クラツチ接続、但
しブレーキラ踏んでいる)のアイドル回転速度Nの過渡
応答を示し、(/4Jは従来のPI制御、(B)はこの
発明の多変数制御の場合である。第8図はクラッチ遮断
時(to点で遮断)の過渡応答全示し、員)は従来方法
、(H)はこの発明の方法の場合である。第9図はエア
コンをオンし、目標アイドル回転速度f 800 rp
m に移行した場合、およびエアコンをオフし、目標ア
イドル回転速度を65Orpm  に戻した場合の過渡
応答を示し、(」は従来方法、U3)はこの発明の方法
の場合である。第10図は無負荷高回転状態から目標i
[650rpm  にコーステイングする場合の過渡応
答を示し、(,4)は従来の方法、(B)はこの発明の
方法の場合である。第7図ないし第10図から明らかな
ように、いずれの場合もこの発明による方法によって、
過渡制御性が大幅に改善されていることが判る。なお第
7図((資)ではアイドル回転速度が目標値に整定しな
い。
第11図1A)fZi5は、冷却水温度Twに拘らずダ
イナミックモデルを単一とした場合(,4Jと1.冷却
水温度Twに応じてダイナミックモデルを切り換えた場
合(Hの、実験結果を示す。第11図(74Jは、Tw
=60〜80°C位でモデリングしたものを基に制御系
を設計し、その時の最適ゲインにと状態観測器モデルで
、冷却水温度Twが20°Cの時に空吹しを行なった結
果であシ、第11図(B)は、Tw=10〜300C位
でモデリングしたものを基に制御系を設計し、その時の
最適ゲインにと状態観測器モデルで、冷却水温度20°
Cの時に空吹しを行なった結果である。いずれも目標回
転速度Nrは120Orpmである。図から、冷却水温
度Twに応じてダイナミックモデルを切シ換えた万が、
良好な制御性が得られることが判る。
第12図1.4)l旬は、酸素濃度センサの活性状態に
拘らずダイナミックモデルを単一とした場合(/l)と
、活性状態に応じてダイナミックモデルを切り換えた場
合(Hの、実験結果を示す。第12図(4)は、酸素濃
度センサが活性の場合でモデリングしたものを基に制御
系全設計し、その時の最適ゲインにと状態観測器モデル
で、酸素濃度センサが不活性でリッチ側に片寄った時に
空吹しを行なった結果であり、第11図(B)は、酸素
濃度センサが不活性でリッチ側に片寄った場合でモデリ
ングしたものを基に制御系を設計し、その時の最適ゲイ
ンにと状態観測器モデルで、酸素濃度センサがリッチ側
に片寄った時に空吹しを行なった結果である。図から、
酸素濃度センサの活性状態に応じてダイナミックモデル
を切シ換えた方が、良好な制御性が得られることが判る
前述したように、この発明における内燃機関の制御出力
をアイドル回転速度とした時に、制御入力としては、空
気量(または相当量)、点火時期、燃料供給量(ぼたは
相当量)および排気還流量(lたは相当量)のいずれか
1つlたは任意の2つ以上の組合せを用いることができ
、上述の実施例では、バイパス空気量の相当量であるV
CMパルプの制御ソレノイドのパルス幅と点火時期とを
制御入力とする場合について説明した。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、内燃機関のダ
イナミックなモデルに基づく多変数制御手法を適用して
アイドル回転制御を行ない、しかも内燃機関のダイナミ
ックな状態を推定する手順を付加し尚かつ、オブザーバ
内のエンジンモデルを低次元化したものを用い計算時間
を短縮し、その近似誤差分は、積分動作で吸収する様に
したため、アイドル状態で問題となる失火外乱や負荷外
乱などの外乱に対する制側j過渡応答全最適にでき、し
かも制御自由度を土げ制′@1性を高めるために多変数
制側1人力を加えて制何j′丈ることも容易であり、よ
り安定なアイドル回転速度制御が実現できるという効果
が4与られる。
そ17てl峙に、機関の冷却水温度の変化や酸素濃度セ
ンサの活性状態の変化等により機関のダイナミックが変
化した時に、ダイナミックモデル並びに制御ゲインを切
り換える構成としたため、機関のアイドル回転速度制御
を、機関のダイナミックに応じて最適に行なうことがで
き、より安定なアイドル運転を実現することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の内燃機関のアイドル回転速度制御装置の
構成図、第2図は従来のアイドル回転速度制御j方法を
示すフローチャート、第3図はこの発明による内燃機関
のアイドル回転速度制御方法全実現する制御装置の構成
図、第4図は第3図の側倒1人出力と機関の関係を示す
ブロック図、第5図は、槓分十ゲインブロックの詳細を
示す図、第6図はこの発明による開側」方法を説明する
フローチャート、第7図t、4)を句はクラッチ接続時
の過渡応答の実験結果を示す図、第8図(A)(司はク
ラッチ遮断時の過渡応答の実験結果金示す図、第9図+
、g+Dはエアコンのオンオフ時の過渡応答の実験結果
を示す図、第10図f、4) (B)はコーステイング
時の過渡応答の実験結果ケ示す図、第11図(AJ (
B)は機関の冷却水温度に応じてダイナミックモデルを
切り換えない場合と切り換えた場合の実験結果を示す図
、第12図tA)+ωは酸素濃度センサの活性状態に応
じてダイナミックモデル全切り侯えない場合と切り換え
た場合の実験結果奮示す図である。 1・・・AACバルブ、  2・・・VCMパルプ、3
・・・ff1ll Nソレノイド、4・・・スロットル
バルブ、5・・・バイパス、7・・・スロットルバルブ
スイッチ、8・・・ニュートラルスイッチ、10・・・
水1jA センf、11・・・エアコンスイッチ、 12・・・内燃機関(制御対象)13・・・状態観測器
、14・・・槓分動作十ゲインブロック、Nr・・・ア
イドル回転速度の目標値、N・・・アイドル回転速度の
実際値、 Na・・・アイドル回転速度の基準設定値、SA・・・
アイドル回転速度の目標値と実際値の偏差、PA・・・
バイパス空気址を規定する制御ソレノイドの駆動パルス
幅、 JT・・点火時期、 特許出願人 日産自動車株式会社 特W1−出願代理人 弁理±  111  本 恵 − 第3Ty!l −338− 第4gm 第5図 第10図 nF、ffi t(sea) 第11!i 時間1(Sec) 時間t(sec) 第12国 時間((sec) 手続補正書(自発) 昭和57年9月力日 特許庁長官  若 杉 相 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年 特 許 願 第116938号2、発明の
名称 内燃機関のアイドル回転速度制御方法 3、補正をする者 事件との関係 411訂出願人 名 称  (399) [4産自動車株式会社第6図 (2)明細書第9頁第19行の「(第5図参照)。」を
「(第5図参照)。そして、上記状態観測器13と積分
動作とゲインブロック14とでコントローラを構成する
。」と補正する。 (3)明細書第18頁第12行の[状態変数量x1〜x
3]を「状態変数量x1*〜げ」と補正する。 (4)明細書第19頁第3行の「前の制御周期で」を削
除する。 (5)図面の第6図を別紙のとおり補正する。 以上 (2) 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内燃機関のアイドル時に、アイドル回転速度の目
    標@ Nrと実際領Nの偏差SAに基づいて、アイドル
    回転速度ヲフィードバノク制御する方法においで、コン
    トローラに記憶された前記内燃機関のダイナミックモデ
    ルに基づき、前記内燃機関の制御入力類である該内燃機
    関に供給される空気蓋もしくは該空気量に相当する量お
    よび該内燃機関の点火時期および該内燃機関への燃料供
    給量もしくけ核燃料供給量に相当する量および排気還流
    量もしくは該排気還流量に相当する量から選択されるい
    ずれか1つまたは任意の2つ以上の組合せと、該内燃機
    関の制御出力1直であるアイドル回転速度とから、該内
    燃機関のダイナミックな内部状態を代表する適当な次数
    の状態変数量X・(i−1,2,・・・n)を推定し、
    該推定された状態変数量x2(i” 1 +2+・・・
    n)と前記回転速度の偏差SAを積分した量とから、前
    記制御λカのfIIIを決定し、さらに、前記内燃機関
    のダイナミックが変化した時に、その変化した状態に合
    致したダイナミックモデル並びに制御ゲインに切り候え
    、該内燃機関の状態推定を行ない、制御入力値全決定し
    ていくことを特徴とする内燃機関のアイドル回転速度制
    憫1方法。
  2. (2)前記ダイナミックモデル並びに制′@lゲインの
    切換えを、前記内燃機関の冷却水温度に応じて行なう特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)前記ダイナミックモデル並びに制御ゲインの切換
    えを、前記内燃機関のυ「気中の酸素磯度全検用する酸
    素l#度セセンの活性状態に応じて行なう特許請求の範
    囲第1項記戦の方法。
JP57116938A 1982-07-07 1982-07-07 内燃機関のアイドル回転速度制御方法 Granted JPS597752A (ja)

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