JPS5971495A - 抄紙機における別個のプレス・ニップを有するプレス部 - Google Patents

抄紙機における別個のプレス・ニップを有するプレス部

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JPS5971495A
JPS5971495A JP58169507A JP16950783A JPS5971495A JP S5971495 A JPS5971495 A JP S5971495A JP 58169507 A JP58169507 A JP 58169507A JP 16950783 A JP16950783 A JP 16950783A JP S5971495 A JPS5971495 A JP S5971495A
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press
nip
web
fabric
roll
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/04Arrangements thereof

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は抄紙機のプレス部署に関し、このプレス部署
はウェブの走行方向において、ウェブの水分を相当な程
度に除去するとともに2つのプレス参ロールの間に形成
された少なくとも3つの、あとに続きかつ別個のプレス
・ニップを含み、上記ウェブは2つの7アプリクnMに
おいて上記3つノニツプの間を走行し脱水はこれら3つ
のニップの少なくとも最初のニップにおいて上記ウェブ
の両面を通して行なわれ、他方上記最初のニップは凹面
をした2つのロール間に形成されるこ七が好ましくまた
第2および第3のニップは2つの凹面のロール間かまた
は1つの凹面のロールと平滑な面のロールとの間に形成
され、そしてまた上記プレス部署においては第1の上方
または下方の7アプリクはフォーミング骨ワイヤから移
送されるピックアップ・ファプリタとして作用する構造
を含む。
紙ウェブの蒸発による脱水は高度のエネルギを消費する
ものであってコストが高くかつ不経済である。したがっ
て乾燥部署以前の段階において機械的手段によってでき
るだけ多くの水分を除去する試みがなされている。この
機械的プロ七スにおける最終段階はプレス部署であり、
そこでは水分はウェブをロール間において抑圧すること
によって除去されるのである。その際に温度を上昇すれ
ば水分は一層容易に除去されることは周知であり、それ
は水分の粘度およびウェブの圧縮弾性係数はそれによっ
て減少し、また同時に表面張力も減少するからである。
このようにして、プレス部署のあとではウェブ内の乾燥
した固形含有量をa著に増大することが達成され、その
結果として乾燥用のエネルギの消費が経済的になるので
ある。
抄紙機の生産速度が増大するにつれて、プレス部署から
乾燥部署へかけてかまたは乾燥部署内におりる最初の自
由空間内においてプレス部署以後のウェブの自由な張り
(ドロー)の点がその障害の1つとなる。
この発明の1目的はプレス部署において脱水を強化して
従来技術におけるよりもプレス部署から出るウェブの乾
燥度を良好にしがっ強度が大きくなるようにして抄紙機
の運転上の質を改良する方法および装置を提供すること
にある。
繊維性のウェブ、とくに紙および厚紙のウェブにおける
脱水の最も一般的な従来技術のモードとしてはウェブを
互いに対面して設けられた2つのロールによって形成さ
れるプレスφニップ間に通すことである。周知のごとく
脱水用のニップには1つまたは2つのプレス−7アプリ
クが用いられ、これらの77プリクはさらにウェブがら
***された水分を担持するとともにウェブを前方へ担送
する7アブリクとしても機能するわけである。
”シム・プレス”のプレス部署の詳細に関して、同一出
願人のフィンランド公開公報筒50,651号を参照す
ることにする。”シム・プレス”のプレス部署はコンパ
クトであって、いわゆる全閉鎖プレス部署と呼ばれるも
のであってワイヤから到来する紙ウェブは凹表面のロー
ルと吸引ロールとから成る第1のニップ部位を2枚のフ
ェルトの間を通って走行し、そして紙ウェブがらの水の
***はウェブの両面を通して行なわれるのである。この
プレス部署においては少なくとも1つのドクター装置を
有する1つの平滑面の中央ロールが設けられており、そ
れに対して上記の吸引ロールによって第2のニップ部位
が形成され、その第2のニップ部位において上記第1の
ニップ部位の第2のロールに対面している紙ウェブの面
から脱水が行なわれるのである。さらに、このプレス部
署においては、第2のニップ部位のあとでは、少なくと
も1つの付加的なニップ部位があり、このニップ部位は
その直径がプレス部署におけるその他のプレス嗜ロール
の直径よりも大きい上記平滑面の中央ロールと凹表面の
ロールとの間に形成されており、その付加的ニップ部位
内をフェルトが通過するのである。この付加的ニップ部
位は第2のニップ部位と較べると中央ロールのほぼ反対
側に置かれている。
上述した従来技術のプレス部署においてはプレス吸引ロ
ールを用いることが必要であって、その使用は相当な欠
点を有するものであり、この点については以下に詳述す
ることにする。
プレス吸引ロールの細孔によってウェブ内に斑点が残り
、この斑点は紙の外見を損いその表面特性に悪影響を及
ぼすことがある。プレス吸引ロールは高価なものであっ
て制御系の付いた自己用の駆動モータを必要とししかも
これらは雑音を生じるのである。とくに、それらの訓練
は困難な仕事であって高い出費を生じるのである。これ
らの細孔は外套膜(マントル)の強度を減少し、それに
よってロールの原材料として特殊の金属合金の使用が必
要となるとともに外套膜の大きな肉厚も必要とし、その
ことは材料費が高いことを意味するのである。
プレス吸引ロールは多量の空気を消費し、それは次のこ
とに由来する、すなわちウェブおよびフェルトを通過す
る空気の他に、吸す1系はさらに各回転中に吸引外套膜
内の孔沿いに吸引帯域へ入る空気をも受は入れるからで
ある。さらに、吸引ロールの吸引箱の密封用の水は多く
の困難を生じるのである。
吸ヴ10−ルに関連する1つの作業技術的な欠点は吸引
ロールが多量の雑音を発生することである。
従って、この発明の第2の目的は抄紙機の雑音を減少す
ることにある。
とくに、プレス吸引ロールの場合には、可変クラウンを
設けることが必要な場合がしばしばてあろうが、一般に
これは可能なものではない、何故ならば吸引ロールの外
套膜は穿孔されているからでありおよび/またはロール
の内部の空間はこのような状況のもとにおいてその中に
はそれ自体周知の可変クラウン装置は何ら中に嵌入され
得ないという程度にまで吸引箱によって占有されるから
である。
閉鎖式のコンパクトなプレス部署(たとえば出願人のシ
ム曝プレスII (TM)プレス部署)が導入される以
前には、かかる解放型のプレス部署は対をなすプレス参
ロールから成る幾つかの別々のニップを含むものとして
用いられるのが普通であった。これらの従来技術におけ
る解決方法については例示のために米国特許第3.26
8,390号(ディ・イー・エリイ)および同第4.2
19,383号(ビー魯ジエイーバルカマ)を参照する
ことにする。
これらのプレス部署が過去において完全閉鎖式のコンパ
クトなプレス部署に置換された理由の1つは、空間の問
題であった、それはたとえばシム・プレスn式のプレス
部署のようなコンパクトなプレス部署はその占有空間が
著しく少ないからである。上記の各米国特許に記述され
たプレス部署は、たとえばプレス・ニップのあとではウ
ェブは湿潤化する傾向があるという特定の欠点を有する
。この再湿潤化は第2および第3のニップの間では特に
有害なものであったし、肉薄の紙質の場合には特に有害
なものとして経験されてきたのである。
一般に、第2のニップのあとでは上述の従来技術のプレ
ス部署においては、ウェブの乾燥した固形含有量は比較
的に高く、プレス・7アプリクによって担持されなから
ウェブが第3のニップへ移送されると、水分は再びウェ
ブ内へ戻されるのである。上述の従来技術のプレス部署
においては、第3のニップのあとではプレス・ファプリ
クから直ちにウェブを離隔する試みがなされていて、こ
のことはウェブをオープン・ドローとして乾燥部署内へ
搬入する必要性をもたらしたのである。他方、オーモジ
書ドローは破損の危険を生じるのである、何故ならばプ
レス部署のすぐあとではウェブの水分含有量のためにウ
ェブの強度はまだ比較的に低いからである。
さらに、上記の米国特許第3.268,390号に記述
された上述のプレス部署に関しては、第2のニップのあ
とで第2の上方プレス−7アプリクへのウェブの移送は
吸引式ピックアップ・ロールによって確実なものとなさ
れており、上述したウェブノ再IN I 化はこの吸引
式ピックアップ・ロールの以後におけるウェブの走行中
に起きるのである。
さらに、上述の米国特許によれば、第三のプレス会ニッ
プのあとでは、ウェブは乾燥部署内へオープン・ドロー
を有するのである。米国特許第4,219.383号に
よれば、ウェブはプレス・ファブリタとして機能すると
ころの同一の下方の7アプリクによって担持されながら
以降の3つのニップのすべてを通して走行するのである
。そこにおいて、ニップのあとで下方の7アプリクから
再びウェフヘ戻るように水分が転送されると、各ニップ
間において再湿潤化が起きるのである。肉厚の紙質の場
合にはこれは特に−有害なものではない、それに対して
米国特許第4,219.383号の解決方法もまた比較
的良好に適用可能なものである。
この発明の目的は上述した賭欠点を回避してこの明細書
の始めに定餞しかつ別々のプレス・ニップから成るプレ
ス部署を提供することにあり、そのプレス部署において
は上記した諸欠点が回避されるのである。
この発明の諸口的を以下に項目形式でさらに説明するニ −7オーミング・ワイヤから乾燥用7アブリタへかけて
ウェブの完全なりローズド書ドローを与えること、 一フレス吸引ロールなしのプレス部署を提供すること、
このことは成る重要な点におけるプレス部署内において
1つまたは幾つかの吸引ロール、ただしプレス吸引ロー
ルでないことが好ましい、を用いることが成る場合には
可能であり、さらには好ましいかもしれないということ
を意味する、−プレス・ニップ間において、たとえば負
荷装置やドクターやそれぞれ異なる7アプリクの案内お
よび調整手段のようなプレス参ロールに関して設りられ
る設備に対して充分な空間が設けられ、これらの装置の
作業および維持管理の見地ならびに破損品の除去の見地
からも充分な空間が設けられるようなプレス部署を提供
すること、 −従来技術に比しさらに高度の乾燥固形含有量が得られ
るかまたはこれとは別に品質の不良なバルブを用いるこ
とが可能であるところのプレス部署を提供すること、 −とくにコンパクトなプレス部署において従来発生して
いた振動の問題を回避するか大幅に軽減すること、 一振動の危険を伴うことなく、枠構造体が従来技術にお
けるよりも軽量の構造体であるところのプレス部署を提
供すること。
上述ならびに以下に判明する目的を達成するためにこの
発明は主として以下の特徴を有する、−上記のプレス部
署は2つの上部ファプリクおよび2つの下部7アプリタ
を含み、それらのうちのウェブの走行方向における第1
のファプリタは水分を受けとるプレスΦフアプリタであ
り、これらの第1の7アプリタのうちの1つは最初のニ
ップ内においてプレス・7アブリクとして機能し、他方
の1つは第1のニップおよび第2のニップ内においてと
もにプレス・7アブリクとして機能すること、 一第2の7アブリクのうちウェブの走行方向において上
部7アプリクまたは下部ファブリタは水分を受けとるプ
レス・ファプリクであるが、第2の下部または上部ファ
プリクはほぼ水分を受けとらない移送7アブリクである
こと、および−この移送ファプリクによって第3のニッ
プ以降においてはウェブはクローズド・ドローとしてプ
レス部署の後に続いて抄紙機の乾燥部署へ移送されるこ
と。
この発明に係るプレスおよび移送用の7アプリタの構成
体が用いられる場合には、ウェブはフォーミング・ワイ
ヤからクローズド・ドローとして乾燥用ワイヤまたはシ
リンダまたは同等部材へ通過することができる。この発
明においては第2および第3のニップに関して殆んど水
分を受けとらない特定の移送用の7アブリクが用いられ
しかもウェブをクローズド・ドローとして乾燥用ワイヤ
または同等部材へ担送するので、ワイヤの再湿潤化は生
じないのである、何故ならば移送用ファブリクは相当な
程度にまで水分を吸収せず従って水分はファブリクから
ウェブ内へ戻ることもあり得ないからである。移送用7
アブリクとしてはたとえばプラスチックまたはゴム製の
バンドのような完全に非透過性のバンドでさえも用いる
ことが可能である。場合によっては移送用ファブリクは
とくに肉厚のかなり大きな紙質のものを生産する際には
成る程度水分を受けとるものであってもよい。
生産される紙質の肉厚が薄いほど用いられる移送用ファ
ブリタは非透過性が大きいということが一般原則である
この発明が以前に述べたシム・プレス(TM)式プレス
部署と比較されるならば、この発明においてはシム・プ
レス(TM)式プレス部署の平滑表面のストーン・ロー
ルは成る態様では水分を殆んど受けとらない移送用フ7
ブリクによって置換されていることが確認されうるので
ある。しかし、この移送用7アプリクは最終ニップのあ
とでは完全にクローズド・ドローを達成することおよび
ウェブを乾燥部署へ良好な態様で移送することを許容す
るのである。このようなりローズド・ドローはウェブの
さらに高速度の可能性に貢献するものである。
この発明に係るプレス部署が水平方向においてより長い
空間を占有するとしても、ウェブの乾燥固形含有量がよ
り高いことによってそれは補償されるのであり、以て乾
燥用シリンダの数は減少することができ乾燥部署の長さ
を短かくすることができる、従ってたとえばシム・プレ
ス(TM)式ブレス部署と比較してプレス部署が延在す
る長さよりもさらに短かくなる場合もある。さらに、得
られる新規かつ驚くべき利点は上記の完全に閉鎖し゛ 
たウェブのドロー、吸引ロールの不要化またはこれらの
数を最小限度になしうろこと、ならびに振動の問題が減
少することなどである。さらに乾燥固形含有量の増大は
それ自体ウェブがさらに乾燥していることによって走行
特性を改良するのである。この発明のさらに別な1利点
は、プレス部署の構成がさらに解放的であり密度がより
低いので、プレス部署の使用が容易となり作築上妨害と
なるものがなくなりかつ異なる構成部品の管理もさらに
容易になることである。さらに別な1利点はこの発明に
おいては全てのプレス・ロールの重量をほぼ等しく作る
ことができ、これは抄紙機の工場内におけるトラバース
・クレーンのサイズに影響を及ぼずのである。従来技術
においては、トラバース・クレーンはシムeブレス(T
M)プレス部署においては中央ロールとして機能するス
トーン・ロールの重量に従って寸法が決められねばなら
なかったのであり、このロールの重量はこの発明におい
て用いられるプレス−ロールの重量よりも相当に重いも
のである。
それぞれ性質の異なる上述の各利点の全てを同時に達成
することは本発明の発明性のレベルが顕著であることを
物語るものである。
以下に添付の図面において概略的に図示した成る例示的
実施例に関してこの発明をさらに詳細に説明するが、こ
の発明はかかる実施例の詳細に制限されるものではない
第1図、第2図および第3図に示されるように、ウェブ
Wはワイヤ10上に形成されており、それは長網(フー
ルドリニエ昏ワイヤ)かまたは2網式フォーミング部署
の支持網のいずれかである。
ワイヤ吸引ロール11とワイヤ駆動ロール12との間に
おけるワイヤ10の下方に傾斜した走行中におい°C1
離れ線PlにおいてウェブWはピックアップ・ロール2
2の吸引帯域22α上において第1の上部ファブリク2
0;21へ変位させられ、これらの上部ファブリタはい
ずれも水分を受けとるプレス0フアブリクとピックアッ
プ・ファプリクとである。ファブリク20;21は2つ
のプレス・ロール24および25の間に形成された第1
のプレス・ニップNl内へその7アブリクの底面上にお
いてウェブWを担送する。ニップNlには2つのプレス
・ファプリクが設けられており、すなわち上記の上部7
アブリク20;21および第1の下部7アブリク40;
41であり、それは水分を受けとるプレス・ファブリタ
である。ロール24゜25は凹表面24’;25’付き
のプレス−ロールである。プレス・ロール24.25の
凹表面24′。
25′は硬質のものでもよく軟質のものでもよい。
凹表面24’、25’は半径方向の溝か目詰りになった
穿孔または均等物からなってよい。とくに有利なのは被
覆バンドで巻いて作られたら線状の溝を有する凹表面2
4’;25’である。これらのプレスΦロール24およ
び25の一方は周知の態様でプレス吸引ロールであって
も勿論よいがかかるロールを用いる場合には上述した多
くの欠点が生じるのである。これらのプレス・ロール2
4;25の一方または双方は被駆動ロールである。第1
のニップN、においては脱水はウェブWの両面を介して
行なわれ、ともに上部ファブリク20;21内へおよび
下部ファブリク40;41内へ入るのである。このよう
にして、対称的ではあるが充分に穏やかな最初の脱水が
部分的に保障されるのである(第1図および第2図にお
いて脱水の方向はVで示されている)。
第1のニップN、のあとで、ウェブWの走行上に第2の
別個のニップN2があり、このニップは2つのプレス−
ロール64および35の間に形成されている。図面にお
いて、これらのプレス・ロールもまた凹表面34’;3
5’が設けられたものとして示されているが、それは必
ずしも必要なものではない。第1図に示すように、第1
の上部7アブリク20はそれの底面においてウェブWを
第2のニップN2内へ担送する。第1のニップN!のあ
とで、ウェブWが上部の7アブリク20に従うが下部の
ファプリク40には従わないという状態は以下にさらに
詳述する構成によって確実となるわけである。第2のニ
ップN2においては、下部ファプリクは特別な移送ファ
ブリク5oであり、それは比較的非透過性のものであっ
てプレス0フアブリクの本体と比較して水分を受けとら
ないものである。
従って、第2のニップN2における脱水は主として第1
の7アプリク20、すなわち上方(矢印■)に向かって
起きるのである。第1図において、ニツブN!の下部ロ
ール65も平滑面のロールであってよいが、以下にさら
に詳述するように、下部ロール65には凹表面35′を
設けることが有利である、尤も移送用ファプリク50内
へは、すなわち第2の下部7アプリクに向けてけウェブ
の大幅な脱水は生じない。移送用ファブリク5oの表面
特性ならびに以下に説明する構成によって第1図に示す
ようにウェブは移送用ファブリク5o沿いに往行しこの
移送用ファプリタはウェブWをプレス部署内の第3の別
個の脱水用プレス・こツブN3内へ担送する。
第2図および第3図に示すように、第1のニップN、の
あとで、以下にさらに詳述する作業の結果、ウェブWは
第1の下部ファプリク41沿いに往行するように構成さ
れており、このファプリクはその上面においてウェブW
を第2の別個のニップN3内へ担送するのである。この
ニップN2は2つのプレス10−ル34および65の間
に形成されており、これらは凹表面64′および35′
が設けられたプレス−ロールである。第2のニップN2
にも2っの7アプリクが設けられており、それの下部7
アプリクは上記第1の下部7アプリク41であり、それ
は水分受容性かつ透過性のプレス・7アプリタであり、
たとえば従来型のプレス・フェルトである。第2図に示
すように、第2のニップN2における上部7アプリタは
移送用ファプリク31であり、それの特性は第1図にお
いて記述した移送用ファプリク50のそれに対応する。
第2図および第3図に示すように、ニップN2において
は、脱水は主として下方へ向けて行なわれ、すなわち下
部7アプリク41(矢印■)の方向に行なわれるが、そ
れは第2の上部7アプリク31が水分を受は取らない移
送用ファブリク31であるところの殆んど非透過性のも
のだからである。ロール34も平滑面のロールであって
よく、それはファブリク31の非透過性のために水分を
受は取る式のロールである必要がないからである。しか
し以下に述べる理由から、ロール64に凹表面64′を
設けることが好ましい場合がしばしばある。ニップN1
1のあとでは、以下にさらに詳述する構成によってウェ
ブWが移送用ファプリクロ1の底面沿いに往行しその地
送用ファプリタ上においてウェブはプレス部署の第3の
別個のニップN3内へ担送されることが確実になるわけ
である。
第1図、第2図および第3図に示されているように、水
分を相当に除去するプレス部署内における別個のニップ
でありかつ最後のニップである第3のニップN8は2つ
のプレス争ロール54および55の間・に形成されてお
り、これらのロール54および55には凹表面54′お
よび55′が設けられている。ニップN3の間を2つの
ファプリクロ0;;61 、5−0 ; 51が通過し
それらの間をウェブWがニップ・ゾーン内を通過する。
第1図に示されるように、第3のニップN3においては
下部ファプリタは移送ファブリク50でありまた上部フ
ァプリタは水分を受けとるプレス脅ファブリク30であ
る。第2図および第3図に示されるように、上部7アプ
リクは上記7アプリク50に対応する移送ファプリクロ
1であり、また下部ファプリクは水分を受けとるプレス
・7アブリク51である。
第1図において、下部プレスゆロール55は平滑面のロ
ールであってよい、何故ならファブリク50は殆んど水
を受けとらないからである。対応的に第2図および第3
図において、上部プレス・ロール54は平滑面を有して
もよい、何故なら移送7アプリク31は水分を受けとら
ないからである。
第1図によれば、移送ファブリク50はニップN3のあ
とでウェブWを移送書吸引ロール62へ担送し、それの
吸引帯域62αを横切うて抄紙機の乾燥部署の乾燥用ワ
イヤ60が通される。線P2上において、ウェブWは吸
引帯域62αの効果によって移送7アプリク50から乾
燥用ワイヤ60へ転移させられ、そのワイヤの面に対し
てウェブは密着させられ、そしてセクタαθ内の乾燥部
署の第1の乾燥用シリンダ、すなわちいわゆるベビー・
シリンダ66の上を通過させられるのである。ウェブW
はその走行を継続するが、それは乾燥部署の少なくとも
最初の部分においていわゆる単一ファプリクのドローと
して乾燥用ワイヤによって相持されながらそれの走行を
続けるわけである。
第2図および第3図に従えば、ニップN3のあとでウェ
ブWは上部移送7アプリク61に往行し、そのファプリ
クの底面においてウェブWは移送・段す10−ル62の
吸引帯域62αへ転移させられ、その?1′f域内にお
いてウェブWは点P2において乾燥用ワイヤ61へ転移
させられる。この乾燥用ワイヤ61はウェブWをセクタ
α0内において乾燥部署のベビーウシリンダ66上をさ
らに移送し、乾燥部署の少なくとも最初の部分の間をい
わゆる単一7アプリタ・ドローとしてさらに移送する。
乾燥部署はそれ自体周知であるので、ここには詳述しな
いことにする。
第2図および第3図において、第1の上部7アプリク2
1の案内ロールには参照符号26が付せられている。対
応的に、ウェブの走行方向におけるfJlの下部ファプ
リタ40;41の第1の案内ロールには符号42が付せ
られており、他方の案内ロールには符号46が付せられ
ている。第2の上部7アブリク30;31の案内ロール
には参照符号33が付せられており、第2の下部ファプ
リク50;51の案内ロールには符号56が付せられて
いる。
第1図および第2図によれば、ウェブWに作用するよう
に第1および第2のニップN1+ N2間にはスチーム
令ボックス70が嵌入されており、このボックスへ供給
されるスチームは矢印Sによって示されている。対応的
に、ウェブWに作用するように第2および第3のニップ
N2 + N3の間にはスチーム愉ボックス71が嵌入
されている。スチーム・ボックス70および71の目的
はウェブWに対してさらに高度の乾燥した固形内容物を
与えることにあり、そのことによってスチーム・ボック
ス70.71のあとに続いてニップN2+N3において
さらに多量の水分が除去され、一方においてそれは水分
の粘性が低下しておりまた他方においては圧縮弾性の係
数が減少したことによって達成されるものであり、これ
らの両方の現象はさらに高い圧縮温度に基づくものであ
る。
第3図に示すように、ビッタアップ・ローA/22のベ
アリング支持体は水平継手28および負荷手段27によ
ってプレス部署の枠構造体104上に支持されている。
第1のニップNlの下部リール25は固定ベアリング支
持体48によって枠構造体104上に支持されている。
第1のニップNlの上部ロール24のベアリング支持体
は水平継手28′および負荷手段27′によって枠構造
体104上に支持されている。さらに、上部7アプリク
21の案内ロール2ろは後者のベアリング支持体上に支
持されている。枠構造体100の上部水平ビーム(梁)
106の上方に位置している第1の上部7アプリク21
のコンディショニング装置は参照符号26で示されてい
る。第1の下部7アプリクのコンディショニング装置4
6は枠構造体47の基底部内に載置されている。第2の
ニップN2の下部ロール65は固定支持体49上に装着
されている。上部ロール34のベアリング支持体は水平
継手38および負荷手段39によって枠構造体104上
に支持されている。対応的に、第3のニップNsの下部
ロール55は固定ベアリング支持体59によって枠構造
体104上に支持されている。上部ロール54のベアリ
ング支持体は水平継手58および負荷手段58′によっ
て枠構造体104上に支持されている。第2の下部ファ
ブリク51のコンディショニング装置56は枠構造体5
7の基底部内に載置されている。各ブレス・ロールには
脱水槽80および81が設けられており、ピックアップ
0ロール22には脱水槽22′が設けられている。
第3図において、プレス部署の各枠構造体は一般に参照
符号100で示されている。各枠構造体100は基底部
の床位置’lOfから始まる縦方向のビーム104なら
びに抄紙機の部屋の床位置における水平ビーム102と
さらに上部水平ビーム103とを含む。
第4図、第5図および第6図を参照して第2図および第
3図に示されるニップNl+N1およびN3の好ましい
形状を以下に記述する。第4図、第5図および第6図に
示されるように、プレス・ロールのあとではウェブWの
走行方向に水分採集槽80および81が設けられている
。第2および第3のニップN2およびN、の上部ロール
64および54に関連して、もし移送ファブリク31が
完全に非透過性のものであるならば、それらのロールの
いずれにも水分採集槽80は必ずしも必要ではない。
さらに、もし上記移送用ファブリク31が完全に非透過
性のものであるならば、後者のブレス・ロール64およ
び54にはいずれにも凹表面64′および54′は必ず
しも必要ではない。しかし凹表面34′および54′は
各種のファプリクまたはウェブによって引き起こされる
空気のブラストを除去するのに有用である。
第4図によれば、ニップN1は水平ニップであって第1
の上部ファプリク21は水平平面にツブ平面)と比べて
角度αlでニップN1内へ進入する。
下部ファプリク41と上部ファプリク21との間の角は
β1として示されている。ウェブWは水平平面と比べて
角度γ1において7アプリク41に支持されながら第1
のニップN1を出る。ニップN1の後端側において第1
の上部ファプリク21と第1の下部ファプリク41との
間の角度はδ1で示されている。上記各角度の適当な範
囲が以下に示される。
一般に各角度の最も有利な値は下記の角度の範囲の真中
あたりにある。
α1−0〜10゜ β1−1〜5゜ γ1−5〜10゜ δl=1〜5゜ 上記の角度の値に関する第4図から判るように、上部7
アプリク21は下部ロール25上においてそれの中心角
r1−δ1内においてニップN1の中心平面(縦平面)
のあとでウェブWを被覆する。このようにしていわゆる
フェルトΦカバーが得られ、それによってニップNlの
あとでは、ウェブWは積極的に下部ファプリク41沿い
に径行することが確実になるわけである。このウェブW
の移送は吸引装置72によってさらに確実にされること
ができ、この装置は下部ファブリク41を通して空気を
吸収し、また同時にウェブWt−吸引して下部ファブリ
ク41へ接触させる。さらに、吸引装置72によって、
7アプリク41の底面から水分を吸収することが可能で
あり、以て下部7アプリク41内の含水量を軽減するこ
とができるのである。第1の上部ファブリク21から第
1の下部7アプリク41へのウェブWの移送もまたこれ
らの7アプリタの表面特性を適当に選択することによっ
て確実にされうるのであり、その手段としては実際面で
は殆んどの場合ファプリク41としては一層平滑な面を
有する7アプリクが選択されるのである。
第5図に示されるニップN、においては、ウェブWの転
移は水分を受けとるプレス・7アプリタである第1の下
部ファプリク41から非透過性の移送用ファプリクであ
る第2の上部ファブリクロ1へかけて行なわれる。第5
図に示される角度の意硅は明白であり、これらの異なっ
た角度に対する幾つかの適当な範囲を以下に示す: α2−5〜10゜ β2=3〜10゜ r2=5〜10゜ δ2=1〜5゜ ニップN2のあとでは、ファブリク41は各角度r2〜
δ2内においてウェブをカバーし、それによっていわゆ
るフェルト・カバーが得られ、以て上述のごとく移送用
ファプリク31沿いにウェブWが径行することが確実に
なるのである。従ってこのことは移送用7アプリク61
の面を7アプリク41の面よりも一層平滑にすることに
よって部分的に確実になしうるのであり、これはまた通
例困難なく達成されうろことである、何故なら移送用フ
ァプリク31は水分を受けとるプレスe7アプリク41
よりもその性質上一層非透過性であり従って一層平滑だ
からである。
第6図に示されるように、第3のニップN3は縦平面に
比較して角度α4だけ傾斜した位置にある。
第6図に示される各員なる角度に対する適当な範囲を以
下に示す: α3;3〜10゜ β3=3〜10゜ r3−θ〜5゜ δ3=1〜5゜ 上記した各角度の値によって、第3のニップN3のあと
で、ウェブWは上記に確かめられたように、一般には下
側におかれる水分受けとり用プレス・ファブリク51よ
りも平滑な面が設けられている移送用7アプリク61沿
いに往行することが確実になるわけである。
上述したことに従えば、トレーニング部署においては点
P1および22間に完全なりローズド・ドローが与えら
れており、このことはウェブWが常にプレス・7アプリ
ク20,30,40;21゜41.51の面かまたは特
別の移送用ファプリク31 : 50の面かによって支
持されておりかつウェブWが不支持のままオーブンで通
過することがないということを意味するのである。この
ことは破損の類度を減少することによつ”Cプレス部署
の作業ft頼度を本質的に改曽するのである。
第1図に係るプレス部署において、脱水は双方の方向(
矢印V)において、すなわちウェブWの両面を通して第
1のニップNl内へ行なわれる。このことはウェブWの
対称性に貢献するのである。
さらに第1図によれば、第2′および第3のニップN2
およびN3においては、脱水は主として上方(矢印V)
に向けて行なわれるが、それは移送用7アプリタ50が
殆んど水分を受けとらないからである。第2図およθ第
3図に従えば、第1のニップN1における脱水は双方の
方向(第2図における矢印v)、すなわち上部ファプリ
ク20および下部7アブリク41への双方へ向けて行な
われるのである。後続のニップN、およびN3において
は、脱水は下方へ(第2図における矢印v)、すなわち
透過性の水分を受けとるプレス・ファプリク41および
51へ向けてしかも移送用ファプリクロ1が非透過性で
あることから主として上方へ向けてではなく起きるので
ある。脱水方向のかかる選択は実際面においては微細繊
維(fine++ )および填料(flller ag
ent )の極めて対称的な配分を有するウェブWが得
られるという利点を有するのである、何故ならニップN
2およびN3においては脱水方向は主として下方へ向け
てであるから、微細繊維および/または填料はウェブW
の底面へ担送されて、そこからそれらは平均以上に除失
される、何故ならばウェブWの底面は7オーミングーワ
イヤ10に対して置かれているからである。
この発明の必須の特徴の1つは上述の移送用7アブリタ
50および31を用いることにあり、これらのファプリ
クは水分を受けとらないかまたは極く僅かしか水分を受
けとらないものであり、しかもこれらの7アプリクはさ
らにウェブWを乾燥部署へクローズド書ドローとして転
送するものである。第1図に従えば、移送用7アプリク
50は第2の下部ファプリクであってニップN2および
N3内を通過しウェブWを点P2まで担送し1、そこで
ウェブはクローズド・ドローとして乾燥用ワイヤ60へ
移送されるのである。第2図および第3図に従えば、移
送用ファプリクロ1は上部ファプリタであリニツプN2
およびN3内を通過してウェブを点P2へ移送し、そこ
でウェブWはクローズド拳ドローとして乾燥用ワイヤ6
1へ移送されるのである。移送用ファブリタ31;50
の特性としてはそれが水分を殆んど受けとらないことで
あって、しかし必ずしもではないが移送用7アブリク3
1;50は比較的に非透過性のものであるということを
意味するのである。移送用ファプリクロ1;50は、た
とえば従来品のプレス・フェルトに適当なプラスチック
材を含浸させて作られていたような7アプリクである。
いくつかの応用例においては、移送用7アプリク31 
;50は成る程度透過性および/または水分を受けとる
ものであってよい。この発明においては、移送用7アプ
リクとは一般に圧力差がΔp = 10 mm N20
 (水柱)の場合に透過性(空気に対する)が通例、0
ないし2.0m’/m2X mlnの範囲内にある7ア
プリクまたはノくンドであることを意味□する。比較の
ために、通常の新しいプレス会フェルトの空気に対する
透過性は通常10ないし30 m”7m” X min
の範囲内にあることを記述する必要がある。通常の使用
済のプレス・フェルトの空気透過性は約5 m3/ m
2X m1n(Δ1は上記と同様)である。このような
状況のもとにおいて、移送用ファプリクロ1;50が殆
んど水を受けとらないという状況のほかに、それが比較
的に稠密で非透過性であってそれの透過性は通常の水分
を受けとるプレス・フェルトの透過性よりも著しく低い
ものであることも好ましい。
移送用ファプリタ31;50の表面特性もまた作られる
べきウェブWの表面特性ならびに各ニップのあとでウェ
ブWが槌打するところの7アブリクに対して影響を与え
るものである。とくに肉厚の大きい紙質のものが生産さ
れる場合には移送用7アブリク31;50は成る程度水
分を受けとるものであってよい。作られるべき紙質が薄
いほど移送用ファブリク31;50を稠密にしなければ
ならないというのが一般原則である。
第1図および第2図に示す乾燥用ワイヤ60;61の代
りに、ウェブを乾燥部署へ担送する特別な移送用ファブ
リクまたはバンドを用いてたとえばそれのロール面また
はファブリタによってそこへ担送されることが可能であ
り、従ってウェブWは乾燥部署においてその通過を続け
るのである。
成る場合においては乾燥部署においてオープン・ドロー
を用いることも可能である、何故ならこの発明に係るプ
レス部署においては、ウェブWはすでに比較的に高い乾
燥固形含有量を得ており1従ってウェブWは比較的強度
が大きいからである。
この発明を制限することのない説明的な実験例を以下に
述べる。
バルメット・オイのラウトポファ・プラントの試験用抄
紙機によって下記の試験的運転が行なわれた。プレス部
署の構成は第2図のものとほぼ同一である。ウェブの走
行速度は15m/秒であった。各種のニップにおける線
圧はP Nl =70 k N/ m %PN、 = 
100 kN/m XP、3= 130 kN/mであ
った。
試験運転においては、プレス部署のあとにおけるウェブ
の得られた乾燥固形含有量は約44.5%であった。シ
ム−ブレス■式プレス部署を用いた場合の同様な運転条
件のもとでは得られた乾燥固形含有量は約41%であっ
たので、これと比較してこの発明は著しい改良を示すも
のである。
単位区域当りの紙の質量は約4597m’であった。
用いられたパルプは冷圧新聞紙用のパルプであった。移
送用フェルト61は殆んど非透過性の7アプリクであっ
た。
さらに、乾燥固形含有量は運転速度には殆んど依存しな
いが、たとえばシム・プレス■式プレス部署を用いた場
合には乾燥固形含有量は運転速度が増大した場合に極め
て低下することが認められたのである。
一般的にいえば、各種のニップにおける線圧番ま下記の
範囲内にあってよい: PN1= 50〜100 kN/m PN、=70〜150kN/m PN3= 90〜250 kN/m 実施の際に、ニップNl + N2 + Nlにおける
線圧の適当な組合せはpN、 = 70 kN/m 、
 PN2= 100 kN/mおよびPN3=130k
N/mであることがJqめられている。この発明におい
てはたとえば本出願人のシム・プレス(TM)式プレス
部署におけるよりもさらに高い線圧を用いることが可能
である、何故なら如何なる場合においてもニップは全て
2枚σ)ファブリクが設けられているからであり、それ
によってニップ区域が比較的に幅広くなりしめ)もプレ
ス・ロールとして中実外套膜(凹表面であって成る位置
においては平滑でさえシある)の鋳鉄ロールを用いるこ
とが可能であり、それらは小孔付きの外套膜および平滑
面のストーン・ロールが設けられた吸引ロールよりも本
質的に耐久力が長くかつコストが安価なのである0 上述したように移送用ファブリク31;50は水分を殆
んど受けとらないというふうに記述してきたが、成る場
合においては少なくとも成る程度水分を受けとるような
7アプリぞを移送用ファブリタとして用いることも可能
である。しかしかかる場合には通例そのような移送用フ
ァプリクの水分受けとり能力および透過性は通常のプレ
ス・フェルトのそれよりも相当に低いものである。他方
、成る場合においてはたとえばプラスチックまたはゴム
製のバンドのような完全に非透過性のノ号ンドを移送用
ファブリクとして用いることが可能である。
プレス・ニップNl + N2およびN3においては各
ロールを支持しかつ負荷するためにそれ自体公知の構成
を用いることが可能である。通例、プレス・ニップN、
 、 N、およびN3のロールのうちの1つは調節可能
かまたは可変のクラウンを設けたロールとして構成され
なければならない。さらに、この発明に係るプレス部署
は破損になるいかなるウェブも破損搬送装置ff (図
示せず)へ転送することのできる各種の構成を含んでい
る。
第1図、第2図および第3図に示されるプレス部署から
乾燥部署へのクローズド・ドローは、たとえシームその
他の対応する移送用ファプリクを設けた乾燥用ワイヤ6
0が用いられる場合においても、このシームはその斑点
をウェブに残さないという点においてもまた有利なもの
である、何故なら移送吸引ロール62は移送用ファプリ
クロ1;50の弾性的な真直ぐな走行に対して作用し、
硬いロール面に対して作用しないからである。
ここに特許請求の範囲が記述されるが、それら請求の範
囲に定翰したこの発明の構想の範囲内において各種の変
更態様が自由に採られうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は比較的に非透過性の移送用7アプリクが第2の
下部7アプリタとして用いられている場合のこの発明に
係わるプレス部署を示す。 第2図は比較的に非透過性の移送用ファプリクが第2の
上部7アプリクとして用いられている場合のこの発明の
1実施態様を示す。 第3図は第2図に示されたものと同じプレス部署を示す
ものであって、この図面においてはプレス部署の枠構造
体や異なるプレス・ロールの支持体、負荷および集水装
置、および互いに異なる7アプリクの全体の走行、なら
びに各7アプリクの案内およびコンディショニング手段
の概略図が付加されて示されている。 第4図は第2図および第3図に示されるプレス部署にお
ける第1のニップのさらに詳細な形状を示す。 第5図は第4図に対応する態様で第2のニップのさらに
詳細な形状を示す。 第6図は第4図および第5図に対応する態様で第3のニ
ップのさらに詳細な形状を示す。 符号の説明 10・・・ワイヤ;11・・・吸引ロール;12・・・
駆動ロール;20.21・・・第1の上部7アプリク;
22・・・ピックアップ・ロール;22α、62α・・
・吸引帯域;2ろ・・・案内ロール; 24 、25 
、34 、35・・・プレス・ロール;40,41・・
・第1の下部7アプリク; 24’、 25’、 34
’、 35’、 54’、 55’・・・凹表面;61
・・・移送用ファブリク;50 + 51・・・第2の
下部ファプリク;54・・・上部ファブリク;55・・
・下部プレス・ロール;60,61・・・乾燥用ワイヤ
:62・・・移送吸引ロール;70.71・・・スチー
ム・ボックス;72・・・吸引装置; 47 、100
 、104・・・枠構造体:W・・・ウェブ;N1・・
・第1のニップ;N2・・・第2のニップ;N3・・・
第3のニップ。 特許出願人:バルメット・オイ 代 理 人:弁理士海津保三 同  :弁理土平 山 −幸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)抄紙機のプレス部署であって、ウェブ(W)の通過
    方向に後続して設けられた少くとも3つの別々のプレス
    ・ニップ(Nl + N2 + Ns )を含み、それ
    らのニップは2つのプレス・ロールのuuに形成されて
    いて上記ウェブ(W)から水分を相当な程度に除去する
    のであり、また上記ウェブ(W)は2つの7アブリク(
    20,30,40,50; 21.31.41.51 
    )間において上記3つのニップ間を通過し、上記の脱水
    は上記3つのニップの少くとモ第1のニップ(N1)に
    おいて上記ウェブ(W)の両面を通して行われ、また上
    記第1のニップ(Nx)ハ四表面形状の2つのプレス・
    ロール(24,25)間に形成されていることが好まし
    く、また第2および第3のニップ(N2゜Ns)は凹表
    面形状の2つのロール間または凹表面形状の1つのロー
    ルと1つの平滑面形状のロールとの間に形成されており
    、また上記プレス部署においては第1の上部または下部
    7アブリタはウェブ(W)が形成用ワイヤ(10)から
    移送されてくるピックアップ用ファブリクとして作用す
    る上記プレス部署であって、 このプレス部署は2つの上部7アブリク(20,30;
    21,31)と2つの下部7アブリク(40,50;4
    1.51)とを含み、それらのうち上記ウェブ(W)の
    走行方向の第1の7アブリク(20,40;21 。 41)は水分を受は取るブレスφ7アブリクであってこ
    れら第1の7アブリクのうちの1つは上記第1のニップ
    (N+)内でプレス・7アプリタとして機能するととも
    に他方の7アブリクは上記第1のニップ内および上記第
    2のニップ(N11N2)内においてともにプレス・フ
    ァプリタとして機能し、 また上記ウェブ(W)の走行方向において上記第2の7
    アプリク(60+50;31+51)のうちの上部ファ
    ブリクまたは下部7アプリク(30;51)は水分を受
    は取るプレスeファブリタであり、また第2の下部また
    は上部7アプリタは殆ど水分を受は取らない移送7アブ
    リク(31;50)であり、また上記移送ファプリク(
    31;50)によって、上記ウェブ(W)は上記第3の
    ニップ(Ns)のあとでクローズド・ドローとして上記
    プレス部署のあとにつづいて上記抄紙機の上記乾燥部署
    へ移送されることを特徴とする、上記プレス部署。 2)前記ピックアップ・ロール(22)上を通過しかつ
    水分を受は取るプレスψファブリクである前記第1の上
    部ファブリク(2o)は前記第1および第2のニップ(
    N1およびN2)内においてピックアップ・ファプリク
    ならびに上部プレス・7アプリタとして機能し、前記第
    1の下部ファプリタ(40)は前記第1のニップ(N1
    )内においてプレス・7アプリタとして機能し、 前記第2の上部ファブリク(30)は前記第3のニップ
    (Ns)内においてプレス・7アプリクとして機能し、 また前記第2の下部ファプリク(50)は殆ど水分を受
    は取らない移送ファプリタであって前記第2のニップ(
    N2)内および前記第3のニップ(N3)内において移
    送7アブリタとして機能するとともに前記抄紙機の前記
    乾燥部署へクローズド・ドローとして前記ウェブ(W)
    を担送することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のプレス部署。 3)前記上部ファブリク(21)は前記ピックアップ・
    ロール(22)または均等部材上を通過するピックアッ
    プ・7アプリクとしておよび前記第1のニップ(N1)
    内における第1の上部プレス・7アプリクとして機能し
    、前記第1の下部プレス・7アプリク(41)は前記第
    1および第2のニップ(Nl l N2 )においては
    前記下部プレス・7アプリクとして、また上面において
    前記ウェブ(W)を上記第1のニップ(Nl)から上記
    第2のニラ7’(N2)へ移送する7アプリタとして機
    能し、 前記第2の下部プレス−ファプリク(51)は前記第3
    のニップ(N3)内において前記下部プレス・7アプリ
    クとして機能し、 また前記第2の上部7アブリクは殆ど水分を受は取らな
    い移送7アプリク(61)であって上記第2および第3
    のプレス・ニップ(N21 Ns )内においては上記
    の上部ファプリクとして、およびクローズド会ドローと
    して上記ウェブ(W)を前記乾燥部署(第2図および第
    3図)へ移送する7アプリクとして機能することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載のプレス部署。 4)前記ウェブ(W)は殆ど水分を受は取らない前記移
    送7アプリク(50;31)によってかまたは移送・吸
    引ロール(62)を利用しつつ前記プレス部署のあとに
    つづく前記乾燥部署の上記以外の他の移送7アプリタに
    よって移送され、また上記ロール(62)上を乾燥ワイ
    −w(61)または均等部材が通過し、また上記移送7
    アプリク(31;50)は上記移送・吸引ロール(62
    )の吸引帯域(62α)に近接して通過させられること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れかに記載のプレス部署。 5)前記第1のプレス・ニップ(Nl)における脱水は
    2つの方向(V)、すなわち前記ウェブ(W)の両面、
    を通して行われ、またそのあとにつづくブt・ス・ニッ
    プにおける脱水は1方向(V)のみ、すなわち上記移送
    7アプリク11;50)に関して反対の方向で行なわれ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項
    のいずれかに記載のプレス部署。 6)前記ニップ(N1 + N2 + N3 )のあと
    で、前記ウェブを前方−1担送するための7アプリクへ
    向けてのこのウェブ(W )の移送は該当する上記ニッ
    プ(N1 + N2 + N3 )内を通過するファブ
    リタの表面特性に合うようにいわゆるフェル)−カバー
    によるか、および/または特殊の吸引装置によって確実
    になされることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第5項のいずれかに記載のプレス部署。 7)スチーム供給箱(70,71)は前記プレス部署を
    貫通する前記ウェブ(W)の自由面に対して作用するよ
    うに配置されており、上記の箱によって上記スチーム供
    給箱のあとにつづ<前記プレス・ニップ(Nl + N
    m + Na )内では脱水の度合が強化されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれ
    かに記載のプレス部署。 8)前記第1のプレス・ニップ(Nl)は凹表面(24
    ’;25’)が設けられた2つの中実マントル脅プレス
    ・ロール(24、25)rMJに形成されており、それ
    らのロールの少くとも一方には可変クラウン構成が設け
    られており、前記第2のプレス・ニップ(Na)は2つ
    の中実マントル式凹表面(34’、35’)のプレス・
    ロール(34135)間がまたは1つの凹表面ロールと
    前記移送ファブリタのループ内に載置された1つの平滑
    面の中実マントル式ロールとの間かに形成されており、
    これらのロールのうち少くとも一方には可変クラウン構
    成が設けられており、 また前記第3のプレスeニッフ(Ns)ハ凹表面(54
    ’、 55’ )を有する2つの中実マントル式プレス
    −ロール(54,55)間がまたは1つの凹表面のプレ
    ス・ロールと1つの中実マントル式平滑表面のプレス・
    ロールとの間かに形成されており、この平滑表面のプレ
    ス・四−ルは上記移送ファブリク(31;50)のルー
    プ内に嵌入されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第7項のいずれかに記載のプレス部署。 9)前記第1のプレス会ニップ(Nx)ニ用いられる線
    圧(P  )はP  = 50〜100 kN/ mN
    I        Nm の範囲内、好ましくは約70kN/m、であり、また前
    記第2のプレス・ニップ(N2)に用いられる線圧(P
    N、)はPN2=70〜150kN/mの範ffff内
    、好ましくは約100 kN/mであり、また前記第3
    のプレス・ニップ(Na)に用いられる線圧(PN3)
    はP N3 =90〜250 kN/mの範囲内、好ま
    しくは約130 kN/mであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第8項のいずれかに記載のプレ
    ス部署。 10)前記殆ど水分を受は取らない高密度の移送7アプ
    リク(31;50)の透過性は圧力差3 がΔ −10mmH10であるとき0〜2.0m20m
    1nP″″′ の範囲内にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第9項のいずれかに記載のプレス部署。
JP58169507A 1982-09-15 1983-09-16 抄紙機における別個のプレス・ニップを有するプレス部 Granted JPS5971495A (ja)

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