JPS59500373A - 抄紙機乾燥用織布の製造のために用いられる低カルボキシル基含有モノフイラメント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抄紙機乾燥用織布の製造のために用いられる低カルデキシル基含有モノフィラメ ント技術分野 この発明は抄紙機乾燥用織布の製造のために用いら五る耐加水分解性、耐摩性低 カルボキシル基含有モノフィラメントに関する。この発明はさらに上記フィラメ ントの製造性および組成に関する。

従来技術の背景 ポリエステルモノフィラメントは織布として織られた場合、多くの工業的濾過工 程および工業用製品の搬送ベルトとしての多くの用途を有する。また、この織物 は製紙工業において、木材・マルプスラリーを濾過し、形成された紙を乾燥工程 へ搬送するために多く用いられている。この乾燥部は工業用織物からつくられた 未送ベルト＝具備している。

上述の如き工業用用途においてはモノフィラメントは可成シの摩擦および熱を湿 潤雰囲気下に２いて受けることになる。しかし、はとんどの公知のポリエステル は耐摩性に乏しく、上述の如き用迂において容易に劣化し、そのため織物の寿命 が短いものとなる。

なお、ポリエステルの加水分ｍ的、熱的安定狂全回上させるだのの多く提案がな もれている。たとえはフランス特許Ａ　２，３０９，５８１　；米臣特許通３， ９５９，２２８；同４，０７１，５０４；同３，９７５，３２９；同３，６７６ ．３９３；同３．８５３，８２１；同３．ｒｉ６，５ｓ２；同３，１９３，５２ ２；および、***特許Ａ　２，０２０，３３０に種々の提案がなされている。

これらの殆んどの方法はポリエステル分子の遊離カルボキシル末端基を適当な添 加剤と反応させて、これらの末端基を化学的に不活性化するものでろる。カルボ キシル末端基は水の存在下、尚熱下に２いてポリマーのエステル結合部で連鎖の 分断を促進させる役割を果す。この分断された各結合部においてカルボキシル基 がさらに生成し、これによシさらに連鎖分断作用が加速される。

末端キャッピング用の多く添加剤に溶融ポリマーとの反応性が乏しく、これによ り加水分解的に安定な製品を工業的に製造するうえて時間、装置の増大がもたら される。添加剤の極くわずかのものに対して有幼な反応促進触媒も知られている 。これによれば反応はポリマーが工業用押出機に滞留する１〜６分間のうちに完 了する。この触媒の添加時点は通常東金反応の開始時でるる。これによって触媒 の完全な分散が得られ攻も都合が艮い。添加剤は艮好に耐測刷仰妊ｎ之容１ポン プによシ押出機の入口部に添加することか好ぽしい。しかし、これに製造装置の 複＋８：かつ尚価な成長を必要とすることになる０そのたｆ）供稍捜■Ｂ百とし てはカルボキシル基量が°でさるたけ少ないポリエステルを用いることが好まし い。ｍ脂１０’Ｐ当シ１５　ｍｅｑのＣ０ＯＨ、よシ好ましくは１０　ｍｅｑ以 下のＣ０ＯＨを含むものが好ましい。

発明の開示 この発明は加水分解的劣化および摩れに対し良好な抵抗性を有する極紙機ドライ ヤー用織物にｔＩｆ適する低カル？キシル基含有モノフィラメントを提供するこ とを目的とする。

この発明の他の目的に公知の装置を用いて上述の如きモノフィラメントを製造す ることができる方法全提供することである。

さらに、この発明の他の目的は加水分解劣化および摩耗に対し良好な抵抗性を有 する捗紙機ドライヤー用誠物に好適する低カルがキシル基含有モノフィラメント でろって、 ａ）ポリエステル： ｂ）ポリエステル安定化剤； Ｃ）熱可塑性物質 全台υモノフィラメント全提供することでめる。

この発明のさらに他の目的は ａン　ポリエステル； ｂ）ポリエステル安定化剤； Ｃ）熱可塑性物質 からなる１ｔｆｉ成物を提供することである。

図面の簡単な説明 以下、この発明を図面を参照して説明する。ここで、第１図は残留引張シ強ｋ（ 至）と時間との闇保全示すもので、加水分解的劣化に対する抵抗性について公知 のモノフィラメントと本発明のモノフィラメントとを比較して示すものである。

発明の最良の形態 ポリエステルとじてに好ましくはポリエチレンテレフタレートからなるものを用 いる。

本発明の好ましい例として、熱可塑性物質としてポリウレタン、ポリエーテルエ ステルブロックコポリマーから選ばれるものが用いられる。

本発明の好ましい態様として、ポリエステル安定化剤はグリシジルエーテル、カ ーがジイミド、ケテンイミド、ヒドロキシル基含有化合物、アジリジンおよびイ ンシアナートから選ばれるものか用いられる。

好ましい熱可塑性プラスチック＠質はポリ（ブチレンテレフタレートーコー（マ ルチブチレンオキシ）テレフタレート）でめる。これはｕｙＴＲｇＬ（商標）（ Ｄｕｐｏｎｔ社裂）に該当する。

熱可塑性物質の最適添加ｉは必要とされる耐摩性と、この熱可塑性物質そ含むこ とによるモノフィラメントの物質劣化とのバランスに依存する。しかし、殆んど の用途に２いては１〜３０チ、好ましくは５〜１５％の相容性ポリマーを混合物 中に添加して用いられる。

好ましいポリエステル安定化剤はポリカーがジイミドであり　、５ＴＡＢＡＸＯ Ｉ、　（商標）として知られている。

この安定化剤は０．１〜５Ｎ＊チ、よシ好ましくは１〜２重量％添加して用いら れる。

上述の如く、ポリエステルに耐摩性のすぐれた相容性ポリマーを適量添加するこ とによ）耐摩性を向上させることができる。このような耐摩性の良好な相容斐可 塑性ポリマーの例としてはメチレンツフェニルイソシアナート又はトリレンジイ ソシアナートとポリエチレンアジ＜　）又はフタレート又はポリアルキレンオキ シドとの反応によシ得られるポリウレタンである。Ｉリエステルエラストマー、 たとえはポリエーテル−エステルブロックコポリマーも良好な耐摩＝＝示す。コ ノホリエステルエラストマーの例としてはｆ（ＹＴＲＥＬ　（商標）（ポリ（ブ テレンテレフタレートーコー（マルチブチレンオキシ）テレフタレート）として 市販されているものでるる。上記ポリマーは論点か僅師加ぼりエステルよシも可 成シ低いＯポリエステルの刀口水分屏安定任は敗冊去剤として作用する有機化合 物、たとえはカーボッイミドの祭加により向上させることができる。ポリエステ ル分子中のカルボキシル不端４にエステル頑合部に２いて連鎖の分断を促進させ 、製品の物性を劣化させる。

このＣ０ＯＨ不端基と反応し得る基含有する有機化合物のいくつかは公知でメジ 、ポリエステルの安定化剤として使用することができる。この褌の基の例として はグリシジルエーテル、カーざジイミド、ケテンイミド、ヒドロキシル、アジリ ジンおよびイソシアナートである。この安定化剤は虐常、亘今後直ちに溶融有脂 中に導入するか、又は成形加工中の押出機中に導入される。

この安定化剤の他の必要な特性は高温安定性、加工温度以下の融点を有すること 、ポリマー中への低い拡散性である。Ｓ　Ｔ　Ａ　Ｂ　ＡＸ　ＯＬ　（商標）と して市販されているポリカーポジイミドはこれらの要請に合致するもので６ｂポ リワレタン、ポリエステル製品に広く使用さｎている。しかし、このポリカーゴ ジイミドは浴融ポリエステル中に容易に俗′Ｎ＋ぞず、粘度も低いため、従来の 卑−スクリユー押出機では処理で毛ない。すなわち、スクリー−の供佑部の流れ 、運びが悪い。この問題を克服するためには押出機の可成の改良か必要とな。。

この押出機の改良に対する別の手段はこの安定化剤を過当な担体に配合してから ポリエステルに導入することである。このだめの担体として熱司預往物質を用い ると七もできる。

めに低浴点物質を用いることも好ましい。さらに担体としてポリエステルとの相 容性の良いものを用いることも好ましい。この担体の最もタナましい例としては ポリウレタンおよびポリエステルエラストマーであシ、５本発明に３いて、低カ ルボキシル含有量のポリエステルモノフィラメントをつくるのにこれらの使用が 遇している。

本発明において、加水分解劣化および８粍に対する高抵抗性を有する抄紙機ドラ イヤー用織物に用いられる低カルがキシル基含有モノフィラメントの製法は：ａ ）熱可塑性物質中にポリエステル安定化剤を配合し； ｂ）上記（、）工程で得られた配合物質にポリエステルを導入し： Ｃ）上記工程（ｂ）で得られた混合物をスクリーー押出機を以りて押出してモノ フィラメントを得る工程；とからなる◎ なお、本明ｆｉｉＩｌｉｉＪ中に２いて、加水分解劣化に対する抵抗性とにスチ ームとポリエステルとの反応力）ら生ずる化学的劣化に対する抵抗性を、ｔｌＪ Ｒするものである。

この化学的劣化はモノアイ２メン）１Ｍの強度き損失させることになる。

乾燥装置の乾燥終点における熱的劣化もあるが、本発明ではスチームの影譬下に おかれる乾燥初期における加水分解劣化のみを問題とする。

下記表１は加水分解試験の結果、得られたデータの要約を示すものである。

表　１ 加水分解試験の頑果 下記表２は同様のモノフィラメントの摩耗試験の脂未を示すものでるる。

表２ 摩耗試験の粕朱 試料の条件　相対摩耗抵抗（ＲＡＲ）＊加水分解前　１．４９３ 加水分解１２０時間後　１．６９５ 加水分解１９２時間後　２．１３０ 第１図および表１の膚果は下記の如き試験によって得られたものである。

５フイート長のモノフィラメントを２インチのコイルに会いたちのそれぞれをワ イヤー台上に載置し、２５０’Ｆ、１５Ｐｓｉｇ蒸気圧下でオートクレーブ加熱 をおこなった。このオートクレーブから２４時間毎にサンプルを取シ出した。製 置８０？、相対温良５０％でスチーム処理したコイル全状態腕節したのち、これ らのコイルを解きＩｎ５ｔｒｏｎ　Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ　Ｔｅｎ５ｉｌｅ　Ｔｅ ５ｔｅｒで破＃ｊ　’％　Ｋについての試ｋｆおこなった。辰１および図１に示 されるデータは数個のサンプルの平均値を示すものでりる。

辰２の粕未を示す試験は下肥の方法によっておこなわれた。

試験すれるベミモノフィラメントをタールを塗ったポリエチレンロッドの周シに 巻回し、試験されるモノフィラメントの重量を確認するため重量似１」定をおこ なった。このモノフィラメントを巻いたロッドをサンドスラリー中で４０分間、 自転させた。ついでサンプルを取シ出し、乾燥し、再度重量測定音おこない重量 損失を決定した。

これら図面、表から明らかな如く本発明に係わるモノフィラメントは従来の市販 のモノフィラメントと比較して摩耗性および加水分解性条件下でその特性がよシ 長く保持されること刀）ら、よシ好ましいものでろる。

鉾局 国際調査報告

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　加水分解劣化および摩耗に対し良好な抵抗性を有する抄紙機ドライヤー用 織物に好適する低カルボキシル基含有モノフィラメントでめって、ａ）ポリエス テル、 ｂ）ポリエステル安定化剤、 Ｃ）熱可塑性物質、 を言むこと全特徴とするモノフィラメント。 ２、ポリエステルがポリエチレンテレフタレートである請求の範囲第１項記載の モノフィラメント。 ３、熱可塑性物質がポリウレタン、ポリエーテルエステルブロックコポリマーで ある請求の範囲昆１項記載のモノフィラメント。 ４、ポリエステル安定化剤がグリシツルエーテル、カーデジイミド、ケテンイミ ド、ヒドロキシル基含有化合物、アジリジンおよびインシアナートから辿ばれる ものである請求の範囲第１項記載のモノフィラメント。 ５、熱可塑性物質がポリ（プテレンテレフタレートーコー（マルチブチレン万キ シ）テレフタレート）である請求の範囲第３項記載のモノフィラメント。 ６、熱可塑性物質上１〜３０宣童％含む冷Ｘの範囲第１，３又に５項記載のモノ フィラメント。 ７、熱可凰・匡物質を５〜１５重量％含む請Ｘの範囲ｉ１，３又は５項記載のモ ノフィラメント。 ８、ポリエステル安定化剤がポリカーゴソイミドからなる請求の範囲第４項記載 のモノフィラメント。 ９、ポリエステル安定化剤を０．１〜５重量％含む請求の範囲第１，４又は８項 記載のモノフィラメント。 １０、　ポリエステル安定化剤を１〜２重量％含む請求の範囲第１，４又は８項 記載のモノフィラメント。 １１、加水分解劣化および摩耗に対する高抵抗性を有する秒紙機ドライヤー用織 物に用いられる低カルがキシル基含有モノフィラメントの製法であって：ａ）熱 可塑性物質中にポリエステル安定化剤を配合し； ｂ）上記（−）工程で得られた配合物質にポリエステルを導入し； Ｃ）上記工程（ｂ）で得られた混合物音スクＩＪ、−押出慨を以って押出してモ ノフィラメントを得る工程；を具備してなること全特徴とする方法。 １２、　ポリエステルがポリエチレンテレフタレートである請求の範囲第１１項 記載の方法。 １３、熱可塑性物質がポリウレタン、ポリエーテルエステルブロックコポリマー でるる請求の範囲第１１項記載の方法。 １４、　ポリエステル安定化剤がグリシジルエーテル、カーがジ、イミド、ケテ ンイミド、ヒドロキシル基含有化合物、アジリジンおよびイソシアナートから辿 ばれるものである請求の範囲第１１項記載のモノフィラメント。 １５、　熱可塑性物質がポリ（ブチレンテレ７タレートーコー（マルチブチレン オキシ）テレフタＬ／−））テある請求の範囲第１３項記載の方法。 １６、熱可塑性物質を１〜３０重量％含む請求の範囲第１１．１３又は１５項記 載の方法。 １７、熱可塑性物質を５〜１５重量％含む請求の範囲第１１．１３又は１５項記 載の方法。 １８、　ポリエステル安定化剤がポリカーがジイミドからなる請求の範囲第１４ 項記載の方法。 １９、　ポリエステル安定化剤を０．１〜５重量％含む請求の範囲第１１．１４ 又は１８項記載の方法。 ２０、　ポリエステル安定化剤全１〜２重童裂含む請求の範囲第１１．１４又は １８項記載の方法。 ２、特許請求の範囲第１１項の方法で得られたところの加水分解劣化および摩耗 に対する高抵抗性を有する抄紙機ドライヤー用蛾物に用いられる低カルがキシル 基含有モノフィラメント。 ２２、加水分解劣化および摩耗に対し＾紙尻性を有する低カルざキシル基含有モ ノフィラメントラ製造するのに適した組成物でろって、 ａ）ポリエステル、 ｂ）ポリエステル安定化剤、 Ｃ）熱可塑性物質、 を具備することを特徴とする組成物。