JPS5937429Y2 - 農作業車走行装置 - Google Patents

農作業車走行装置

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JPS5937429Y2
JPS5937429Y2 JP14922079U JP14922079U JPS5937429Y2 JP S5937429 Y2 JPS5937429 Y2 JP S5937429Y2 JP 14922079 U JP14922079 U JP 14922079U JP 14922079 U JP14922079 U JP 14922079U JP S5937429 Y2 JPS5937429 Y2 JP S5937429Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axle
frames
running wheels
motor
case
Prior art date
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Expired
Application number
JP14922079U
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English (en)
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JPS5669524U (ja
Inventor
慶治 上村
茂 中田
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばタバコ栽培畝或いは茶栽培畝などを跨
いだ状態でその畝に沿って走行移動させ、苗植え、中耕
・収穫などの高架形作業を行う農作業車に関する。
従来、例えば米国特許第3057426号並びに第38
27528号の各公報に示す如く、電動または油圧モー
タを車軸ケースに設けたフォークリフトカー等の作業車
があり、走行輪を前記モータによって独立駆動していた
が、前記フォークリフトカー等において単体フレームの
支持位置が低く、そのため前記フレームより高い位置で
車軸ケースにモータを取付は得ていたから、単体フレー
ムに対する車軸ケース支持構造が簡単になるのに対し、
極めて平坦な路面での走行に限られ、農作物を育生して
いる畝を跨いで行う農作業車には容易に利用し得ないも
のであった。
而して本考案は、畝を跨ぐ農作業車において、高位置に
支持する車体フレームを安定させ、畝の間に形成される
溝内を容易に走行し得る農作業車の提供を目的とするも
ので、前記エンジンと運転台を機体左右に夫々配設する
ことにより、前記胴部車体フレーム下方に畝を通過させ
る空間を充分に形成し得ると同時に、車体フレーム重心
位置を容易に低くし得る一方、前後単体フレーム端部下
方に走行輪を取付けることにより、畝幅に応じた走行輪
のトレッド調節などを簡単に行い得、前記走行輪による
車体フレーム支持の安定性を向上し得、また前記車軸ケ
ース上端側でこの後側面に油圧モータを取附けることに
より、畝などに前記モータが衝突するのを防止し得、前
記モータに当接する作物をこの前側の車軸ケースによっ
て機内側の敵方向に押し戻し得、前記モータにこの油圧
配管などを安全に接続保持し得るようにした農作業車走
行装置を提供しようとするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は全体の側面図、第2図は同平面図、第3図は同
正面図であり、図中1及び2は四角パイプ形の前後車体
フレーム、3は前記の後車体フレーム2に一体形成する
胴部車体フレーム4前端を前車体フレーム1に揺動自在
に取付ける回動支点ピン、5及び6は前後車体フレーム
1,2の両端部にU形固定ボルト7・・・及び8・・・
を介して摺動着脱可能に取付ける前後車軸フレーム、9
及び10(」前記フレーム5,6に回転変位自在に立設
支持させる前後車軸ケース、11及び12は前記ケース
9,10に軸架させる前後走行輪、13は左側の前車軸
フレーム5に固定させてエンジン14並びにこれによっ
て駆動する油圧ポンプ15などを組込むエンジンフレー
ム、16は右側の前車軸フレーム5に固定させて運転席
17及びハンドル18を装設する運転台、19及び20
は単体フレーム1の中間上面に載置する燃料及び作動油
用タンク、21・・・は後単体フレーム2に取付ける各
種作業機に油圧駆動力を出力するPTO油圧カプラ、2
2・・・は左右の前後車軸ケース9,10に夫々組込ん
で左右の前後走行輪lL12を独立して駆動する油圧モ
ータであり、前記の各フレーム2,4に各種作業機を取
付ける。
そして機体左右に横架させる前後車体フレーム1,2中
間を胴部車体フレーム4によって連設し、エンジン14
と運転台16を機体左右に振分けて前記胴部単体フレー
ム4外側に夫々配設する一方、前記の前後車体フレーム
1,2端部で左右に移動可能に車軸フレーム5,6を介
して車軸ケース9,10をその車体フレーム1,2下方
に延出させ、走行輪11.12を軸支させる前記車軸ケ
ース9,10上端側でこの後側面に走行駆動用の油圧モ
ータ22を取付けている。
また、第4図は要部の拡大断面図、第5図は同平面図で
あり、前記車軸ケース9,10は、ホイールアライメン
トを設定する円筒形上部ケース23と、ハイドロギヤモ
ータなどの油圧モータ22を組込む入力ケース24と、
車軸25を支承する下部ケース26とによって構成する
そして、車軸フレーム5,6に軸受筒27を一体的に固
定させ、カラー28.29及びベアリング30を介して
前記筒27に車軸ケース9,10の一部である上部ケー
ス23を回転自在に支承させると共に、ボルト31を介
して前記ケース23下端に入力ケース24上端を、また
ボルト32を介して前記ケース24下端に下部ケース2
6上端を夫々連結固定する。
さらに、前記油圧モータ22の可動部であるモータ本に
22aをモータカバー33によって覆い、前記カバー3
3を入力ケース24に固設させると共に、前記モータ2
2の固定部である油圧入力軸22bを前記カバー33に
固着させる。
前記モータ本体22aに結合させる入力軸34を前記ケ
ース24に軸架させると共に、各ケース24.26に中
介軸35を軸架させ、減速機構であるベベルギヤ36.
37を介して各軸34.35を連動連結する。
前記中介軸35に形成するファイナルピニオンギヤ38
と、車軸25に係合軸支するファイナルギヤ39とを介
して各軸25,35を連結すると共に、前記車軸25に
ブレーキドラム40を係合軸支させ、走行輪11,12
のホイールプレート41を前記ブレーキドラム40に固
着させ、前記車軸ケース9,10を45度またIIJ
90度回転させて走行輪11,12を方向転換可能に形
成する。
上記したように前後車体フレーム1及び2に前後車軸ケ
ース9,9及び10,10を介して左右の前後走行輪1
1,11及び12,12を夫々独立して懸架させると共
ζこ、各走行輪11.if及び12,12を夫々駆動す
る油圧モータ22・・・を各車軸ケース9,9及び10
,10に夫々取付け、各車軸ケース9,10を単独的に
ユニット化するもので、第5図のように車軸ケース9,
10を中心に該ケース9,10と共に走行車輪11.1
2を45度または90度回転変位可能に構成し、ハンド
ル18による通常の操向操作以外に、第5図のように例
えば走行輪11,12を45度方向転換させ、略同一円
周上に走行輪lL12を位置させ、左右の走行輪11,
12を正逆転させて信地旋回し、略同−場所で任意の方
向に方向転換できる一方、例えば走行輪11.12を9
0度方向転換させ、走行輪11,12を横向きに位置さ
せ、左右方向に走行することができる。
なお、第4図に示すように減速機構であるベベルギヤ3
6.37を介して油圧モータ22を走行輪11,12に
連動連結したが、前記減速機構をチェーン及びスプロケ
ットによって構成しても良く、油圧モータ22の駆動力
を前記チェーンによって走行輪11,12に減速伝達す
ることも容易に行えるものである。
以上実施例に示す如く本考案は、機体左右に横架させる
前後車体フレーム1,2中間を胴部車体フレーム4によ
って連設し、エンジン14と運転台16を機体左右に振
分けて前記胴部車体フレーム14外側に夫々配設する一
方、前記の前後車体フレーム1,2端部で左右に移動可
能に車軸フレ−ム5,6を介して車軸ケース9,10を
その車体フレーム1,2下方に延出させ、走行輪11゜
12を軸支させる前記車軸ケース9,10上端側でこの
後側面に走行駆動用の油圧モータ22を取付けたもので
、前記工/ジン14と運転台16を機体左右に夫々配設
することにより、前記胴部単体フレーム4下方に畝を通
過させる空間を充分に形成できると同時に、単体フレー
ム1,2.4重心位置を容易に低くすることができる一
方、前後車体フレーム1,2端部下方に走行輪11.1
2を取附けることにより、畝幅に応じた走行輪11゜1
2のトレッド調節などを簡単に行うことができ、前記走
行輪11,12による車体フレーム1,2゜4支持の安
定性を向上でき、また前記車軸ケース9.10上端側で
この後側面に油圧モータ22を取付けることにより、畝
及び茶の木などに前記モータ22が衝突するのを防止で
き、前記モータ22に当接する作物をこの前側の車軸ケ
ース9゜10によって機内側の敵方向に押し戻すことが
でき、前記モータ22にこの油圧配管などを安全に接続
保持できる等の実用的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体の側面図、第2図
は同平面図、第3図は同正面図、第4図は要部の拡大断
面図、第5図は要部の平面図である。 1.2・・・・・・車体フレーム、9,10・・・・・
・車軸ケース、11.12走行輪、22・・・・・・油
圧モータ、36.37・・・・・・ベベルギヤ(減速機
構)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体左右に横架させる前後車体フレーム1,2中間を胴
    部車体フレーム4によって連設し、エンジン14と運転
    台16を[K左右に振分けて前記胴部車体フレーム4外
    側に夫々配設する一方、前記の前後車体フレーム1,2
    端部で左右に移動可能に車軸フレーム5,6を介して車
    軸ケース9゜10をその車体フレーム1,2下方に延出
    させ、走行輪11.12を軸支させる前記車軸ケース9
    ゜10上端側でこの後側面に走行駆動用の油圧モータ2
    2を取付けたことを特徴とする農作業車走行装置。
JP14922079U 1979-10-26 1979-10-26 農作業車走行装置 Expired JPS5937429Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14922079U JPS5937429Y2 (ja) 1979-10-26 1979-10-26 農作業車走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14922079U JPS5937429Y2 (ja) 1979-10-26 1979-10-26 農作業車走行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5669524U JPS5669524U (ja) 1981-06-09
JPS5937429Y2 true JPS5937429Y2 (ja) 1984-10-17

Family

ID=29380315

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14922079U Expired JPS5937429Y2 (ja) 1979-10-26 1979-10-26 農作業車走行装置

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JP (1) JPS5937429Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994013504A1 (en) * 1992-12-10 1994-06-23 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Lubricating structure for wheel driving assemblies

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994013504A1 (en) * 1992-12-10 1994-06-23 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Lubricating structure for wheel driving assemblies
GB2289030A (en) * 1992-12-10 1995-11-08 Komatsu Mfg Co Ltd Lubricating structure for wheel driving assemblies
GB2289030B (en) * 1992-12-10 1996-08-21 Komatsu Mfg Co Ltd Lubricating structure for wheel driving assemblies
US5735364A (en) * 1992-12-10 1998-04-07 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Lubricating structure for a wheel driving apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5669524U (ja) 1981-06-09

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