JPS5939326B2 - 前輪駆動車の前車軸懸架装置 - Google Patents

前輪駆動車の前車軸懸架装置

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JPS5939326B2
JPS5939326B2 JP51100030A JP10003076A JPS5939326B2 JP S5939326 B2 JPS5939326 B2 JP S5939326B2 JP 51100030 A JP51100030 A JP 51100030A JP 10003076 A JP10003076 A JP 10003076A JP S5939326 B2 JPS5939326 B2 JP S5939326B2
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JP
Japan
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transmission case
transmission
front wheel
shaft
front axle
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JP51100030A
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JPS5326020A (en
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誠一 池上
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G3/00Resilient suspensions for a single wheel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は前輪駆動車、例えば農用車輪型トラクタの前
車軸懸架装置に係り、前輪駆動型式であっても地上高を
充分に確保して、例えば畑地等での畦またぎに余裕を持
せ得るようにすると共に、後輪タイヤ寸法の変更に際し
、ある程度の対応ができるようにしたことを目的とする
最近、農用、土木建設用の車輪型ト′ラクタにおいて、
後輪を駆動すると共に前輪をも駆動する型式の所謂全輪
駆動トラクタが注目されている。
この全輪駆動トラクタは車体重量を効果的に利用するた
め、大きな牽引力が発揮できるし、登板力も増大する等
々の利点があるけれども、前輪を駆動させるために、前
輪デフ装置とか、減速装置を組込む関係上、地上高が低
くなると云う致命的な欠陥があり、この結果、畑地等に
おいて畦をまたいで作業する所謂管理作業等においては
、作物を損傷したりして減収を招いている。
一方、管理作業を考慮する時、地上高を高くすればよい
けれども、平地作業の時には地上高を低くすることが有
利である。
この発明は上記のような実状に鑑みて案出されたもので
あって、前輪駆動車において地上高の変更を可能とした
装置を提供するものであり、特に、地上高の変更が容易
で、安定した支持を図ったものである。
以下、図面に従って本発明の具体例を詳述すれば、全体
構成を示す第1図において、1はトラクタ機体、2は前
輪、3は後輪である。
4はエンジンで、機体の前部に搭載されている。
5は車体となるミッションケースで、エンジン4に連設
され適宜の変速機構を内有している。
エンジン4の回転動力はクラッチを介して断続され、ミ
ッションケース5内の変速機構を通じて後輪3に伝動可
能である。
6はギヤボックスで、この中には後輪用の伝達系のギヤ
と選択自在のチェンジギヤが内有され、このギヤ同志を
噛合させると推進軸7が駆動される。
推進軸7はミッションケース5の下腹に沿って前方に延
び、前輪用デフ装置に連動自在である。
第2図・第3図を参照すると、前車軸8の一端部の詳細
が図解されている。
前車軸8はその中央部付近にデフ装置を備え、車体に対
して所謂センターピン方式で揺動自在に懸架されている
前車軸8は筒状でデフ装置より左右一対あて両側方に派
出されている。
前車軸8の中には外端部にベベルピニオン9を固設した
伝動軸10が軸受8a等で内有支架され、この伝動軸1
0は実質的にデフヨーク軸である。
11は第1伝動ケースで、前車軸8の各外端部にフラン
ジ接合等で固設されている。
12は第2伝動ケースで、前輪バブ軸13が軸受14を
介して横軸廻りに回動すべく支架され、この前輪バブ軸
13のフランジ15に前輪ディスク(図示せず)が固設
され、第2図1.IIで示す如く伝動軸10と前輪バブ
軸13は概ねその軸芯を同一としている。
16はキングピンとなるベベルピニオン軸で、その上端
部がスラスト軸受17によって第1伝動。
ケース11に軸支され、そのピニオン軸16を縦向姿勢
となし、下端部の上・下2箇所をスラスト軸受1B、1
9にて第2伝動ケース12の張出ケース部20に軸支し
ている。
ピニオン軸16の中間にベベルピニオン9に対して下方
より噛合するベベルギヤ21をスプライン結合し、この
ギヤ21の下端部にスラスト軸受22を設けている。
前輪バブ軸13には減速用ベベルギヤ23が固設され、
このベベルギヤ23に対して下方より噛合するベベルギ
ヤ24が上記のスラスト軸受18゜19にて保持され、
このベベルギヤ24に対してベベルピニオン軸16の下
端部がスプライン結合されている。
第1伝動ケース11の上端部には蓋体25が着設され、
この蓋体25にはベベルピニオン軸16と同一軸芯のピ
ン26が突出されている。
このピン26に第2伝動ケース12の上張出しケースが
軸受27を介して保持されるが、この張出しケースは第
1伝動ケース側の筒状部28と、第2伝動ケース側の取
付座部29とに分割され、取付座部29は高さ方向に複
数個形成され、ボルト30にて着脱自在としている。
即ち、高さ方向に図では2段形成した取付座部29は第
3図示のように前後に一対突出され、この座部29に穿
設したネジ孔29aに対してボルト30で締結自在の座
28aが筒状部28に形成されている。
31は第1伝動ケース11と第2伝動ケース12との取
合い部に封入したシーリング部材、32は第2伝動ケー
ス12の張出しケース部20より突出せしめた筒状部で
、この筒状部32はベベルピニオン軸16を包み、かつ
、第1伝動ケース11に対して内入すべく突出している
第4図・第5図は本発明の他の具体例で、取付座部29
を高さ方向に連続させ、その取付は孔29aを高さ方向
に連続したものに形成している。
そして、ボルト30は着脱自在である。
前後一対の取付座29,29と座部28a 、28aと
の間に、筒状部28より突出した突座33を設け、第2
伝動ケース12には突座33と対応する突座34を設け
て上下で対面させ、この突座33,34同志をバンドル
35付のスクリューネジ棒36で連結している。
従って、第4,5図に示すものでは、ボルト30を取外
して、バンドル35を正逆双方に操作すると、ネジ棒3
6が高さ方向に進出動し、ここに、第1伝動ケース11
に対して第2伝動ケース12が高さ方向に無段に変化さ
れ、その調整後にボルト30を締結すればよい。
なお、第4,5図において、一方のバンドル35を操作
すれば左右一対の伝動ケースが上下動するようにしても
よく、その調整駆動力はシリンダで実施してもよい。
而して、第1図乃至第3図に示した本発明の第1具体例
によると、エンジン動力が後輪3に伝達される時、推進
軸7も連動すべくすると、前車軸8に内布した伝動軸1
0が駆動される。
この伝動軸10の動力は第1伝動ケース11および第2
伝動ケース12にて包まれた減速伝動機構を介して前輪
バブ軸13に伝達されて前輪2が転動される。
つまり、ベベルピニオン9→ベベルギヤ21→ベベルピ
ニオン軸16→ベベルギヤ24→減速ギヤ23を至て前
輪バブ軸13が回転駆動される。
そして、前輪2に対して操舵力を付与すると、第1伝動
ケース11に対して第2伝動ケース12がベベルピニオ
ン軸16をキングピンとする縦軸廻りに旋回自在である
ため、前輪2は非前輪駆動と同様に操向輪となるのであ
る。
而して、地上高の変更を必要とする時には、各ボルト3
0を取外して、高さ方向に異なる位置に取付座部29を
形成しているので、第1伝動ケース11の座部28aに
対して上段又は下段の取付座部29が対応すべく、第2
伝動ケース12を高さ方向に移動して再びボルト30で
締結するのであるがこれは次のようなことから頗る有利
となる。
即ち、前車輪8の端部にベベル伝動装置9゜21を内蔵
した第1伝動ケース11を固設し、ベベルピニオン軸1
6の下部を該ケース11より突出させてユニットに構成
する一方、第2伝動ケース12には減速装置24.23
を内蔵してユニットに構成し、前記第1伝動ケース11
と第2伝動ケース12の上下対向部を入れる構造32と
なし、ベベルピニオン軸16を第2伝動ケース12の減
速装置構成体24に挿抜自在に挿設支持するとともに、
第1伝動ケース11の上部で、車軸8の前後に取付部(
筒状部28)を設け、この取付部28.28を第2伝動
ケース12の上部に設けた取付座部29に高さ方向位置
変更固定自在に本例ではボルト30で固定していること
から、まず、ボルト30を外し、第1伝動ケース11を
含む車軸側のユニットと、第2伝動ケース12を含む車
輪側ユニットを相対的に高さ方向に移動せしめ、再びボ
ルト30で固定し、ここに車軸側ユニットを上下で両端
支持するのである。
従って、第2図Iに示す体勢が常態であるとすれば、第
2図■に示すように取付けると符号Hで示すように地上
高が高くなる。
なお、符号Hの範囲で地上高の高低差が変更できるが、
この変更に当り、第2伝動ケース12の筒状部32の高
さと、ベベルピニオン軸j6とベベルギヤ24とのスプ
ライン結合長さIlj当然考慮される。
また、第4・5図のようにすれば、地上高の変更を段階
的でなく無段にできる。
この発明は以上の通りであって、第1伝動ケースに対し
て第2伝動ケースを高さ方向に変更自在として取付は可
能であるから、地上高の変更が容易にできるし、従って
、前輪駆動車であっても、作業状況に応じた最適の地上
高を確保できる利点があるし、このように、前輪系の地
上高が変更できるので後輪タイヤを大巾に変更したとし
てもこれに対処できる利点がある。
又、車軸側の第1伝動ケースと、車輪側の第2伝動ケー
スにそれぞれ伝動装置と減速装置をユニットとして内蔵
しておき、このユニットで地上高を高さ方向位置変更固
定自在にするので、その変更が容易であるし、変更によ
って伝動装置と減速装置の狂いが生じることもない利点
がある。
また、両ユニットは上下において支持されることから上
下の寸法を小にできて安定した支持を確保できるし、ま
た、上部の調整固定部は車軸の前後において実施できる
ので作業が極めて容易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はトラクタの全体側面図、第2図I、lは本発明
の要部断面図、即ち第1図A−A線の拡大断面図で地上
高の高低前後を示し、第3図は第2図Iの部分平面図、
第4図は本発明の他側を示す要部外観図、第5図は第4
図の平面図である。 1・・・・・・トラック機体、2・・・・・・前輪、3
・・・・・・後輪、8・・・・・・前車軸、10・・・
・・・伝動軸、11・・・・・・第1伝動ケース、12
.、′・・・・・・第2伝動ケース、13・・・・・・
前□ 輪バブ軸、16.・・・・・・ベベルピニオン軸、9・
・・・・・ベベルピニオン、21.24・・・・・・ベ
ベルギヤ、23・・・・・・減速ギヤ、28・・・・・
・筒状部、29・・・・・・取付座部、30・・・・・
・ボルト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部に伝動軸を内有し、両端に第1伝動ケースを固
    設した筒状の前車軸と;前輪バブ軸を横軸廻りに回転自
    在として備え、第1伝動ケースに対して縦軸廻りに回動
    自在として設けられた第2伝動ケースと;第1・2伝動
    ケースで包囲され、伝動軸からの動力を前輪バブ軸に適
    宜減速して伝達するための減速伝動機構と;から成り、
    上記の前車軸を車体に懸架したものにおいて、前車軸に
    固設した第1伝動ケースにベベルピニオン軸を縦向に支
    持し、該ピニオン軸をケース下方に突出しかつ該ピニオ
    ン軸を駆動する伝動装置を内蔵してユニットに構成し、
    一方、第2伝動ケースに減速装置を内蔵してユニットに
    構成し、第1伝動ケースと第2伝動ケースの上下対応部
    を入れ子構造となし、ベベルピニオン軸を第2伝動ケー
    スの減速装置構成体に挿抜自在に挿設支持するとともに
    、第1伝動ケースの上部で、車軸の前後に取付部を設け
    、この取付部を第2伝動ケースの上部に設けた取付座に
    高さ方向位置変更固定自在に取付けたことを特徴とする
    前輪駆動車の前車軸懸架装置。
JP51100030A 1976-08-20 1976-08-20 前輪駆動車の前車軸懸架装置 Expired JPS5939326B2 (ja)

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