JPS5927470B2 - 感震遮断器 - Google Patents

感震遮断器

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JPS5927470B2
JPS5927470B2 JP54096652A JP9665279A JPS5927470B2 JP S5927470 B2 JPS5927470 B2 JP S5927470B2 JP 54096652 A JP54096652 A JP 54096652A JP 9665279 A JP9665279 A JP 9665279A JP S5927470 B2 JPS5927470 B2 JP S5927470B2
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JP
Japan
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valve body
spring
valve
casing
magnetic member
Prior art date
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JP54096652A
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JPS56101470A (en
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国雄 清水
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Priority to GB8024613A priority patent/GB2060827B/en
Priority to IT23772/80A priority patent/IT1131780B/it
Priority to FR8016783A priority patent/FR2462633A1/fr
Priority to DE19803028938 priority patent/DE3028938A1/de
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Publication of JPS5927470B2 publication Critical patent/JPS5927470B2/ja
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  • Safety Valves (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は感震遮断器、特に地震等の異常振動あるいは
都市ガス等の燃料ガスの異常流出に感応して作動するも
のに関する。
この種の感震遮断器は、従来から種々の構成のものが提
案され公知となっている。
しかし基本的には、ケーシング内に遊動弁体を備え、感
震時あるいは異常流出時にその弁体が移動して弁孔を塞
ぎ、以後前流側の流体の圧力によって弁孔の閉塞状態を
保持するように構成されていた。
しかしながら、このような前流側の流体圧だけによる遮
断状態は甚だ不安定な要素があり、例えば前流側の流体
の圧力が何らかの原因により一時的にせよ低下あるいは
消失すると、それによって遮断状態が一時的あるいは部
分的に解除されてしまい、そのとき後流側への漏洩が少
なからず生じてしまう。
すなわち、遮断状態が確実に保持されないという問題が
あった。
また、従来の感震遮断器は概して、一旦作動した後の復
帰操作あるいはその復帰操作部分の構成が面倒であり、
例えばケーシングの内外を貫通するリセット操作用シャ
フトが必要であった。
このリセット操作用シャフトは、構成を複雑化し、かつ
故障原因となりやすいメカニカルシールを必要とする。
この発明は、以上のような従来の問題を鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、比較的簡単な構成で
あって、特にそのリセットのための構成をメカニカルシ
ールを使用することなく可能にし、さらに遮断時におけ
る状態が、前流側の流体圧の低下あるいは消失によって
も損なわれずに確実に俳持されるようにしだ感震遮断器
を提供することにある。
以下、この発明の好適な実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図a + b r Csdはこの発明による感震遮
断器の一実施例を示す。
同図に示す感震遮断器は、先ず、非磁性材料からなる円
筒状ケーシング1内に該ケーシング1の軸方向に流路2
を形成する。
これとともに、そのケーシング1内に、磁性体からなる
遊動弁体3を少なくとも上記流路方向(矢印方向)に移
動可能に収納する弁室4と、該弁室4の後流側(図では
右側)に位置し、かつ上記弁体3によって閉塞されて上
記流路2を閉じるように形成された弁孔4aと、上記流
路2内に上記弁体3を前流側(図では左側)に向けて弾
性付勢する第1のバネ5とを設ける。
また、上記ケーシング1の外に、該ケーシング1の外周
囲にその前後方向に移動可能に遊嵌合する環状磁性部材
6と、該環状磁性部材6の可動範囲を上記弁孔4aと対
応する位置P0から該ケーシング1の後流側端部P3
までの範囲に規制する1対のストンパフ、8と、上記環
状磁性部材6を前流側のストッパー7に向けて弾性付勢
する第2のバネ9とを設ける。
さらに、上記弁体3と上記環状磁性部材6の少なくとも
一方を永久磁石とする。
ここで実施例では、弁体3を軟磁性材料とする一方、環
状磁性部材6を永久磁石としている。
そして、上記第2のバネ9により前流側に位置させられ
ている環状磁性部材6と上記弁体3との間に作用する磁
気吸引力が所定の震度よりも大きな地震の発生時に上記
弁体3を上記第1のバネ5による弾性付勢力に打ち勝っ
て上記弁孔4aを塞ぐ位置に移動させて拘束する第1の
安定状態(第1図C)と、上記第1のバネ5による弾性
付勢力が常時は上記弁体を上記磁気吸引力に打ち勝って
上記弁孔4aから離れた前流側に拘束する第2の安定状
態(第1図a)とが得られるように、上記第1のバネ5
による弾性付勢力、上記磁気吸引力、および上記第1の
安定状態が得られる第1の安定位置P1と上記第2の安
定状態が得られる第2の安定位置P2 との間隔をそれ
ぞれ設定しである。
以上のように構成したことにより、弁体3は、その第2
の安定位置P2にて弁孔3から離れて上記流路2を定常
的に開くが、地震動あるいは異常流出等によって該弁体
3が後流側へ若干移動駆動されてその移動量が所定のし
きい距離を越えると、第1の安定状態が優勢な圏内に入
り込んでそのまま弁孔4aを塞ぐ第1の安定位置P1
まで移動し、そこで流路2を遮断する。
ここで注目すべきことは、その遮断状態が上記環状磁性
部材6との間に作用する磁気吸引力によって保持される
ことであり、これにより仮に前流側の流体圧が低下ある
いは消失しても、その遮断状態は確実に仇持される。
従って、特に都市ガスの如き燃料ガスを地震やガスホー
スの脱落等の際に緊急に遮断して安全を確保する用途に
適している。
そして、その復帰(リセット)操作は、第1図dに示す
ように、上記環状磁性部材6を第2のバネ9に抗して後
流側(図では右側)へ一時的に移動操作すれば、これに
より弁体3は流路2を開く元の第2の安定位置P2に自
動的に復帰することができる。
このときもまた注目すべきことは、上述の如き復帰操作
が例えばケーシング1の内外を貫通するリセット操作用
シャフト等によらずに、そのケーシング1の内外を完全
に隔離したままの状態でもって行なわれるということで
ある。
これにより、構成を複雑化し、かつ漏洩の恐れがあるメ
カニカルシールを使用せずに、簡単な構成でもって復帰
のための機能を得ている。
なお、第2図はこの発明の他の実施例を示したもので、
前述の実施例との・相違についてだけ説明すると、上記
第1のバネ5を後流側に配置し、そのバネ5の弾性押圧
力でもって弁体3を第2の安定位置P2 に拘束させる
ようにしである。
また、弁体3は球状に形成され、これにより感震感度を
高めている。
以上のように、この発明による感震遮断器は、その作動
時における遮断状態が前流側の流体圧の低下あるいは消
失等にかかわらず安定に保持されるとともに、そのリセ
ット機能も構成上面倒なメカニカルシールを使用せずに
簡単かつ高信頼に構成されている。
【図面の簡単な説明】
第1図a + c r dはこの発明による感震遮断器
の各状態における一実施例をそれぞれ示す断面図、同図
すは同図aのA−A断面図、第2図は他の実施例を示す
断面図である。 1・・・ケーシング、2・・・流路、3・・・弁体、4
・・・弁室、4a・・・弁孔、5・・・第1のバネ、6
・・・環状磁性部材、7,8・・・ストッパー、9・・
・第2のバネ、Pl ・・第1の安定位置、P2−・
・第2の安定位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 非磁性材料からなる円筒状ケーシング内に該ケーシ
    ングの軸方向に流路を形成するとともに、該ケーシング
    内に、磁性体からなる遊動弁体を少なくとも上記流路方
    向に移動可能に収納する弁室と、該弁室の後流側に位置
    し、かつ上記弁体によって閉塞されて上記流路を閉じる
    ように形成された弁孔と、上記流路内に上記弁体を前流
    側に向けて弾性付勢する第1のバネとを設け、また上記
    ケーシング外に、該ケーシングの外周囲にその前後方向
    て移動可能に遊嵌合する環状磁性部材と、該環状磁性部
    材の可動範囲を上記弁孔と対応する位置から該ケーシン
    グの後流側端部までの範囲に規制する1対のストッパー
    と、上記環状磁性部材を前流側のストッパーに向けて弾
    性付勢する第2のバネとを設け、さらに上記弁体と上記
    環状磁性部材の少なくとも一方を永久磁石とし、上記第
    2のバネにより前流側に位置させられている環状磁性部
    材と上記弁体との間に作用する磁気吸引力が所定の震度
    よりも大きな地震の発生時に上記弁体を上記第1のバネ
    による弾性付勢力に打ち勝って上記弁孔を塞ぐ位置に移
    動さ′せて拘束する第1の安定状態と、上記第1のバネ
    による弾性付勢力が常時は上記弁体な上記磁気吸引力に
    打ち勝って上記弁孔から離れた前流側に拘束する第2の
    安定状態とが得られるように、上記第1のバネによる弾
    性付勢力、上記磁気吸引力、及び上記第1の安定状態が
    得られる第1の安定位置と、上記第2の安定状態が得ら
    れる第2の安定位置との間隔をそれぞれ設定してなるこ
    とを特徴とする感震遮断器。
JP54096652A 1979-07-30 1979-07-30 感震遮断器 Expired JPS5927470B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54096652A JPS5927470B2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 感震遮断器
GB8024613A GB2060827B (en) 1979-07-30 1980-07-28 Fluid shut-off valve
IT23772/80A IT1131780B (it) 1979-07-30 1980-07-29 Dispositivo intercettatore di fluido
FR8016783A FR2462633A1 (fr) 1979-07-30 1980-07-30 Valve d'arret
DE19803028938 DE3028938A1 (de) 1979-07-30 1980-07-30 Fluidabsperreinrichtung

Applications Claiming Priority (1)

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JP54096652A JPS5927470B2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 感震遮断器

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JPS56101470A JPS56101470A (en) 1981-08-14
JPS5927470B2 true JPS5927470B2 (ja) 1984-07-05

Family

ID=14170754

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JP54096652A Expired JPS5927470B2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 感震遮断器

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JPH0226065Y2 (ja) * 1983-05-30 1990-07-17

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