JPS6244152B2 - - Google Patents

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JPS6244152B2
JPS6244152B2 JP54142028A JP14202879A JPS6244152B2 JP S6244152 B2 JPS6244152 B2 JP S6244152B2 JP 54142028 A JP54142028 A JP 54142028A JP 14202879 A JP14202879 A JP 14202879A JP S6244152 B2 JPS6244152 B2 JP S6244152B2
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fixed magnetic
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、燃料用ガス等の流体を遮断する装
置に関し、特に常時は開いていて流体の流通を妨
げぬが、何らかの異常が生じたような場合には直
ちに閉じて流体の流通を確実に阻止するような用
途に適した流体遮断器に関する。
例えば、ガス漏れや地震等の不慮の事故が発生
したような場合に、それが大きな二次災害を誘起
せぬよう、まずガスを遮断することが絶対必要で
ある。そこで、このような目的に使用される流体
遮断器は、通常の弁装置とは異なる厳しい条件が
要求される。例えば、まず、この種の流体遮断器
では、待機時に電力を消費しないことはもちろ
ん、小電力でも駆動できるとともに、一旦動作し
て流体を遮断したならば、今度はその作動状態が
その後の電力供給の有無に拘わらず、保持される
ようになつていなければならない。即ち、開閉い
ずれの状態を保持するためにも一切の電力を消費
せず、かつその状態の移動は小電力でもつて簡単
かつ確実に行なわれるようになつていなければな
らない。これは、仮に、停電等の事故が併発して
も、これによつて正常な動作ができなくなるのを
防止するためにも、非常に大事なことである。
また、上述した如き用途に使用される流体遮断
器は、その用途からみて、日常的に動作させられ
る性格のものではなく、長期間に亘つて不作動の
待機状態に放置されるものであるから、万一故障
が生じても非常に発見され難い条件下にある。従
つて、この種の流体遮断器では、その構成を可能
な限り簡素化して故障原因となり得る虞れのある
構成部分をなくし、また長期間不作動状態で放置
されていても、動作するときは確実にしかも迅速
に動作することができ、また万一にも故障が生じ
ぬよう充分に高い信頼性を備えていなければなら
ない。
ところで、ここで、以上のような背景を鑑みて
なされたと思われる従来の流体遮断器について検
討してみると、第1図に示すようなものが既に公
知となつている(実公昭52−35533号公報)。この
ものは、非磁性ケーシング1a内に形成された弁
室1b内に、この弁室1b内を移動自在な磁性誘
動弁体1cを設ける一方、この磁性遊動弁体1c
を上記ケーシング1aの外側からそれぞれ互いに
反対方向に磁気遠隔吸引するようにした2個の永
久磁石1d,1eを設けたものである。ここで
は、上記弁体1cを一方の永久磁石1dで遠隔吸
引するとともに、この吸引力に抗して、他方の永
久磁石1eでもつて上記弁体1cを弁座1fから
離れた位置まで引きつけておくことにより弁を開
状態にしている。そして、ケーシング1aの外側
に設けた励磁コイル1gに駆動電流を流して、上
記弁体1cを一方の永久磁石1dの磁気吸引力が
他方の永久磁石1eのそれよりも強くなるところ
まで磁気吸引させられるようになつている。そし
て、その磁気吸引された位置は、上記一方の永久
磁石1dによつて保持される。このものは、永久
磁石の磁気による遠隔吸引力を利用したもので、
一見した限りでは、非常に巧妙に構成されている
かの如き錯覚を与えるが、しかし現実には、上記
弁体1cを2個の永久磁石1d,1eの磁気遠隔
吸引力が共に作用する中で、また流体の流圧が作
用する中で安定させることが難しく、特に、永久
磁気1d,1eの磁力及びその位置の設定に非常
にきわどい要素があつて、確実な動作を得るよう
に調整するのが非常に大変であつた。また、この
ことに関連して製品のバラツキも生じ易く、高い
信頼性を付与させることができない。従つて、第
1図に示した如き従来のものは、製品として実用
化するには甚だ不適当なものと言わざるを得なか
つた。
この発明は、以上のような従来技術における欠
点を踏まえてなされたもので、その目的とすると
ころは、上述したようなきわどい要素がなく、簡
単に構成でき、また流体の流圧の作用下であつて
も確実に動作することができ、製品化する場合の
生産適性に優れ、しかも信頼性の高い流体遮断器
を提供することにある。
本願発明者の知得したところによると、永久磁
石によつて形成された磁界内に固定磁性部材と比
較的小さな可動磁性部材とを置いて帯磁させた場
合に、可動磁性部材が固定磁性部材から若干でも
離れている場合には可動磁性部材は永久磁石に吸
着されてしまう。ところが、可動磁性部材が固定
磁性部材と直接接触している場合には、可動磁性
部材は永久磁石の方へ移動しようとする吸引力を
受けるが、可動磁性部材と固定磁性部材との間の
上記永久磁石によつて形成された誘導磁気吸着力
によつて両者は吸着され、永久磁石を可動磁性部
材に接近させて可動磁性部材に対する磁気吸引力
を強めても、上記誘導磁気吸着力も強まることに
なるので、可動磁性部材は固定磁性部材から離れ
ない。しかし、この状態下で固定磁性部材に上記
永久磁石と反対の極性の磁力を作用させると、上
記永久磁石による可動磁性部材と固定磁性部材間
の誘導磁気吸着力は著しく弱められまたは打ち消
され、これによつて可動磁性部材は固定磁性部材
から分離して永久磁石に吸着されることになる。
本発明は上記知得に基づいてなされたもので、
本発明に係る流体遮断器では、略水平に配設した
非磁性ケーシング内に形成された弁室内に、この
弁室内の弁座の前方に該弁座から離れた位置に固
定磁性部材を配設するとともに、上記弁室内の弁
座と上記固定磁性部材の端部との間を移動自在な
磁性遊動弁体を設け、上記磁性遊動弁体を上記弁
座に着座させる方向に付勢する磁気吸引力を及ぼ
すような環状の永久磁石を上記ケーシングの外側
であつて上記磁性遊動弁体と上記固定磁性部材の
端部とを磁気誘導により帯磁させる位置に配設
し、上記固定磁性部材の外側の上記ケーシングの
外周にはリセツトコイルを配設してなり、常時に
おいて上記磁性遊動弁体は上記弁座から離れて上
記固定磁性部材の端面に接触せられ、上記永久磁
石によつて上記磁性遊動弁体は上記弁座側に向い
た吸引力を受ける一方上記永久磁石による誘導磁
気吸着力によつて固定磁性部材に吸着された状態
を維持し、異常時において上記リセツトコイルに
上記永久磁石の極性と反対の極性の磁界を発生さ
せる通電手段を設け、上記反対の極性が上記誘導
磁気吸着力を充分に弱め或いは打ち消し、これに
よつて上記磁性遊動弁体が上記永久磁石による吸
引力によつて上記固定磁性部材から離れて上記弁
座を塞ぐようにしてなるのである。
以下、この発明に係る流体遮断器の実施例を添
附図面を参照しながら説明する。
第2図はこの発明による流体遮断器2の代表的
な実施例を示したもので、まず同図に示したもの
では、非磁性ケーシング3内に弁室3aが形成さ
れている。そして、この弁室3a内に、該弁室3
aの弁座3bの前方で(図では右方)に該弁座か
ら離れた位置に固定磁性部材4を設けるととも
に、上記弁室3a内の弁座3bと上記固定磁性部
材4の端部4aとの間を移動自在な球状の磁性遊
動弁体5が設けられている。更に、上記磁性遊動
弁体5を上記弁座3bに着座させる方向に付勢す
る磁気吸引力を及ぼすような環状の永久磁石6が
ケーシング3の外側で弁座3bを取り囲む位置に
設けられている。この永久磁石6はケーシング3
の外周に設けられたコイルスプリング8によつて
常時は弁座3bの外周位置に付勢されており、後
述するリセツトの場合には、この永久磁石6はコ
イルスプリング8を圧縮しながら固定磁性部材4
の外周部まで移動可能となつている。また、ケー
シング3の外側で固定磁性部材4の外周にはリセ
ツトコイル7が設けられており、このリセツトコ
イルには図示を省略したガス漏れ検知器等からの
検知信号によつて一定の電流を流され、この電流
によつてリセツトコイル7は上記永久磁石6と反
対の極性の磁場を形成するようになつている。永
久磁石6を挾んでコイルスプリング8と反対側の
位置にはマイクロスイツチ9が設けられ、このマ
イクロスイツチ9は上記のようにガス漏れ検知器
等と接続され、マイクロスイツチ9の接点は永久
磁石6によつて常時押圧されており、この永久磁
石6がコイルスプリング8を圧縮して固定磁性部
材4の方へ移動される時に、このマイクロスイツ
チ9の接点が作動し、これは上記検知器等へリセ
ツト信号を与えるために使用することができる。
上記の磁性遊動弁体5は永久磁石6の磁気吸引
力によつて弁座3bに着座して流体を遮断する第
1の安定状態と、第2図に示すように固定磁性部
材4の端面に磁気吸着されてケーシング3内に流
体の流路を形成する第2の安定状態とを占めるこ
とができる。
ここで、上記磁性遊動弁体5を第2の安定状態
に保持させる磁気結合力は永久磁石の磁力によつ
ている。上記永久磁石6は、上記遊動弁体5を磁
気吸引するために、比較的強い磁力を保有するこ
とが要求されるが、この強い磁力による磁気誘導
効果によつて、上記弁体5と固定磁性部材4との
間に互いに磁気吸着をなすための磁化を生じさせ
るのである。
このように、上記弁体5と固定磁性部材4とを
上記永久磁石6からの磁気誘導によつて互いに磁
気吸着させるようにすると、その磁気吸着力は上
記永久磁石6の磁力が強ければ強いほど強くな
る。従つて、永久磁石6の磁力を強くして上記弁
体5を上記弁座3b方向へ強く磁気吸引するよう
にしても、その磁気吸引力の増大にともなつて上
記磁気吸着力も増大するから、上記第2の安定状
態は破られることはなくむしろ一層安定な方向へ
持つて行くことができるようになる。また、これ
により、上記永久磁石6の磁力を大きく高めるこ
とができるので、弁体5が弁座3bに着座した上
記第1の安定状態も更に安定化させることができ
るようになる。
上記リセツトコイル7は、通電により上記弁体
5と固定磁性部材4との磁気吸着状態の保持を解
除させるためのもので、このために、上記コイル
には永久磁石6の極性と反対の極性をもつととも
に、上記の磁気誘導による弁体5と固定磁性部材
4との磁気吸着を著しく弱めまたは打ち消すよう
な磁界を生じさせる電流を供給する。このような
電流は直流電流でもよいし、或いは上記磁気吸着
状態を瞬間的に解除させるだけで充分であるから
通常の商用交流電流でもよい。いずれにせよ、上
記リセツトコイル7への給電は、上記磁気吸着状
態を一時的に解除させるだけでよく、持続させる
必要はない。
上記のようにリセツトコイル7の通電により、
弁体5と固定磁性部材4との磁気吸着状態が著し
く弱められ或いは打ち消されると、この弁体5に
はもともと永久磁石6の吸引力が作用しているた
め、固定磁性部材4から引き離されて永久磁石6
の中心側へ移動せられ、弁座3bに着座してケー
シング1内の流路を遮断することとなる。
さて、第3図a,b,c,d,eは、上述した
流体遮断器2の使用に際しての各動作状態を示し
たもので、まず同図aに示した状態では、上記磁
性遊動弁体5と上記固定磁性部材4とが永久磁石
6の磁気吸引力に打ち勝つて互いに磁気吸着して
いる。上記固定磁性部材4は、同図eに示すよう
に、上記ケーシング3の内側に打ち込まれて摩擦
係止されているが、その外周囲とケーシング3の
内側との間には多数の流通路4b,4b……が形
成されている。従つて、この状態では、上記遮断
器2は開の状態で、ガスの如き流体はほぼ矢印に
沿つて流通することができる。
このような開状態にて、上記リセツトコイル7
に交流電流を供給すると、このコイル7から永久
磁石の極性と反対の磁界が瞬間的ではあるが生成
され、これによつて上記弁体5と固定磁性部材4
との間の磁気吸着状態が保持されなくなり、上記
弁体は同図bに示すように、上記永久磁石6に磁
気吸引されて弁座3bに着座し、流路を閉じる。
この閉状態は、もちろん上記リセツトコイル7の
駆動電流を断つた後も保持される。
第3図cは、同図bの閉状態から再び同図aの
開状態に復帰させる場合を示したもので、上記永
久磁石6を上記コイルスプリング8の弾圧力に抗
して上記固定磁性部材4側へ強制的に移動させる
と、上記弁体5が上記永久磁石6とともに固定磁
性部材4側へ移動して固定磁性部材4の端部4a
に接触しそこで磁気吸着される。弁体5が一旦固
定磁性部材4に磁気吸着されると、その磁気吸着
状態は上記永久磁石6を同図aに示した如き元の
定常位置に戻してもそのまま保持される。即ち、
上記永久磁石6を移動させるだけの操作でもつて
簡単に復帰動作が完了する。
そして、その復帰操作後に、第3図dに示すよ
うに、上記永久磁石6が上記弁座3b側に押し付
けられることにより、上記マイクロスイツチ9を
元の非作動位置に復帰させることができる。従つ
て、復帰操作後に、例えば上記リセツトコイル7
への駆動電流を制御するガス検知器等にリセツト
信号を与えることなども簡単に行えるようにする
ことができる。
第4図a,bは、この発明の別の実施例を示し
たもので、前述の実施例との相違点のみについて
述べると、ここでは、前記固定磁性部材4が管状
に形成され、これが前記ケーシング3の内側面に
沿つて挿入されている。この場合、前記弁体5が
端部4aに磁気吸着したときに流路を塞がぬよう
にするため、その端部4aに適当な切欠4cが穿
設されている。
また上記固定磁性部材4は、第5図a,bに示
すように、格子状に形成することもできる。
更に第6図a,bに示すように、上記固定磁性
部材4を前記ケーシング3の一部に形成すること
もできる。この場合、上記ケーシング3は弁座3
b側を非磁性材で形成する一方、前記固定磁性部
材4に相当する部分を磁性材で形成する。
第7図は更にまた別の実施例を示すもので、こ
の実施例では、前記磁性遊動弁体5を前記固定磁
性部材4の端部に向けて常時弾圧するようなスプ
リング10が設けられている。このスプリング1
0は上記弁体5が前記第1の安定状態から前記第
2の安定状態へ移行するのを補助するために設け
たもので、これにより流体の流圧が強く作用する
中でのリセツト動作を一層安定ならしめることが
できる。このために、上記スプリング10のバネ
定数は上記弁体5が受ける流体の流圧をほぼ打ち
消せるように設定するのが適当である。また、上
記バネ定数は、少なくとも上記第1の安定状態と
上記第2の安定状態とが共に存在できる範囲内で
設定しなければならない。上記スプリング10
は、実施例では、弁座3b側に設けてあるが逆に
固定磁性部材4側に設けることもできる。
第8図は更にまた別の実施例を示したもので、
ここでは前記第2の安定状態を得るために或いは
その状態を一層安定にするために、環状の第2の
永久磁石11を前記固定磁性部材4側に固定的に
設けてある。この第2の永久磁石11は上記固定
磁性部材4に前記永久磁石6と協働して前記第2
の安定状態を一層安定に保持するのに必要な磁化
状態を与える。
第7図及び第8図に示した実施例は、例えば都
市ガスのよう、特に流体の流圧が強く作用するよ
うな場合に有効である。
尚、両実施例とも、上記弁体5及び固定磁性部
材4は軟磁性材料で構成されている。
以上のように、この発明による流体遮断器は、
弁体と固定磁性部材とが弁座側に設けた永久磁石
の誘導磁気吸着力によつて相互に吸着されている
一方、この弁体は永久磁石によつてこれに吸引さ
れる方向の力を受けているため、リセツトコイル
には上記誘導磁気吸着力を弱めるに充分な磁界発
生電流を瞬間的に流すだけで良いから、コイルも
小型で電流も僅かで済すことができ、従来のよう
に弁体の作動のためのきわどい要素がなく、確実
に作動する極めて信頼性の高い流体遮断器とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の流体遮断器の一例を示す断面
図、第2図は本発明による流体遮断器の一実施例
を示す断面図、第3図a,b,c,dは第2図の
流体遮断器の使用に際しての各動作状態をそれぞ
れに示す断面図、同図eは同図aにおけるA−A
断面図、第4図aは別の実施例を示す断面図、同
図bは同図aにおけるB−B断面図、第5図aは
更に別の実施例を示す断面図、同図bは同図aに
おけるC−C断面図、第6図aは更にまた別の実
施例を示す断面図、同図bは同図aにおけるD−
D断面図、第7図及び第8図はそれぞれ更にまた
別の実施例を示す断面図である。 2……流体遮断器、3……非磁性ケーシング、
4……固定磁性部材、5……磁性遊動弁体、6…
…永久磁石、7……リセツトコイル、3a……弁
室、3b……弁座。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 略水平に配設した非磁性ケーシング内に形成
    された弁室内に、この弁室内の弁座の前方に該弁
    座から離れた位置に固定磁性部材を配設するとと
    もに、上記弁室内の弁座と上記固定磁性部材の端
    部との間を移動自在な磁性遊動弁体を設け、上記
    磁性遊動弁体を上記弁座に着座させる方向に付勢
    する磁気吸引力を及ぼすような環状の永久磁石を
    上記ケーシングの外側であつて上記磁性遊動弁体
    と上記固定磁性部材の端部とを磁気誘導により帯
    磁させる位置に配設し、上記固定磁性部材の外側
    の上記ケーシングの外周にはリセツトコイルを配
    設してなり、常時において上記磁性遊動弁体は上
    記弁座から離れて上記固定磁性部材の端面に接触
    せられ、上記永久磁石によつて上記磁性遊動弁体
    は上記弁座側に向いた吸引力を受ける一方上記永
    久磁石による誘導磁気吸着力によつて固定磁性部
    材に吸着された状態を維持し、異常時において上
    記リセツトコイルに上記永久磁石の極性と反対の
    極性の磁界を発生させる通電手段を設け、上記反
    対の極性が上記誘導磁気吸着力を充分に弱め或い
    は打ち消し、これによつて上記磁性遊動弁体が上
    記永久磁石による吸引力によつて上記固定磁性部
    材から離れて上記弁座を塞ぐようにしてなること
    を特徴とする流体遮断器。
JP14202879A 1979-07-30 1979-11-05 Fluid shut-off valve Granted JPS5666575A (en)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14202879A JPS5666575A (en) 1979-11-05 1979-11-05 Fluid shut-off valve
GB8024613A GB2060827B (en) 1979-07-30 1980-07-28 Fluid shut-off valve
IT23772/80A IT1131780B (it) 1979-07-30 1980-07-29 Dispositivo intercettatore di fluido
FR8016783A FR2462633A1 (fr) 1979-07-30 1980-07-30 Valve d'arret
DE19803028938 DE3028938A1 (de) 1979-07-30 1980-07-30 Fluidabsperreinrichtung

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JP14202879A JPS5666575A (en) 1979-11-05 1979-11-05 Fluid shut-off valve

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Publication Number Publication Date
JPS5666575A JPS5666575A (en) 1981-06-05
JPS6244152B2 true JPS6244152B2 (ja) 1987-09-18

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ID=15305681

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JPS5666575A (en) 1981-06-05

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