JPS5925683Y2 - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
重荷重用空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPS5925683Y2 JPS5925683Y2 JP2373580U JP2373580U JPS5925683Y2 JP S5925683 Y2 JPS5925683 Y2 JP S5925683Y2 JP 2373580 U JP2373580 U JP 2373580U JP 2373580 U JP2373580 U JP 2373580U JP S5925683 Y2 JPS5925683 Y2 JP S5925683Y2
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- JP
- Japan
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- belt layer
- tire
- cords
- cord
- width
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C9/2003—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
- B60C9/2006—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords consisting of steel cord plies only
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C9/2003—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords
- B60C9/2009—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by the materials of the belt cords comprising plies of different materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は空気入りラジアルタイヤ、特にトラック、バ
ス等に使用される重荷重用空気入りラジアルタイヤのベ
ルト構造に関する。
ス等に使用される重荷重用空気入りラジアルタイヤのベ
ルト構造に関する。
従来、カーカスの曲率がトレッド部付近において小さい
ラジアルタイヤは、特にインフレート時や負荷転勤時に
タイヤの赤道面付近のベルト層に大きな負荷が作用する
ため、寸度不安定等が生じ、この結果、ベルト層全体が
破壊するおそれもある。
ラジアルタイヤは、特にインフレート時や負荷転勤時に
タイヤの赤道面付近のベルト層に大きな負荷が作用する
ため、寸度不安定等が生じ、この結果、ベルト層全体が
破壊するおそれもある。
一方、ベルト層に金属コードを用いたこの種のタイヤは
一般的にトレッド部において剛性が最も高くなるため、
石等のかみこみによりトレッドおよびベルト層にカット
が生じ易く、−担カットが生じるとこのカットから水分
等が侵入して金属コードを腐蝕させ、ベルト層を破壊す
るおそれがあった。
一般的にトレッド部において剛性が最も高くなるため、
石等のかみこみによりトレッドおよびベルト層にカット
が生じ易く、−担カットが生じるとこのカットから水分
等が侵入して金属コードを腐蝕させ、ベルト層を破壊す
るおそれがあった。
この考案は赤道面付近のトレッド部を効果的に強化する
とともに耐カット性を向上させた重荷重用空気入りラジ
アルタイヤを提供することを目的とする。
とともに耐カット性を向上させた重荷重用空気入りラジ
アルタイヤを提供することを目的とする。
このような目的は以下のような構成により達成すること
ができる。
ができる。
すなわち、タイヤの回転軸を含むラジアル平面内または
これに対して極く浅い角度のコード配列でビードコアの
まわりに内から外へ折り返した少くとも1層のプライか
らなるカーカスと、タイヤのトレッド部に配置され少く
とも2層でタイヤ周方向に対し30°以内の金属コード
が埋設されトレッド幅と実質上同一幅の主ベルト層と、
を備えたトラック、バス等に使用される重荷重用空気入
りラジアルタイヤにおいて、主ベルト層とカーカスとの
間にその幅が主ベルト層の最大幅の40%〜60%の範
囲でタイヤ周方向に対し30°以内のコードが埋設され
た強化ベルト層を設けるとともに、主ベルト層とトレッ
ドとの間にその幅が主ベルト層の最大幅の40%〜90
%の範囲でタイヤ周方向に対し45°以上であり、その
弾性率が主ベルト層および強化ベルト層のコードの弾性
率のいずれよりも小さい金属コードが埋設され、空隙率
が主ベルト層および強化ベルト層の空隙率のいずれより
も大きい緩衝ベルト層を設けたことを特徴とする重荷重
用空気入りラジアルタイヤである。
これに対して極く浅い角度のコード配列でビードコアの
まわりに内から外へ折り返した少くとも1層のプライか
らなるカーカスと、タイヤのトレッド部に配置され少く
とも2層でタイヤ周方向に対し30°以内の金属コード
が埋設されトレッド幅と実質上同一幅の主ベルト層と、
を備えたトラック、バス等に使用される重荷重用空気入
りラジアルタイヤにおいて、主ベルト層とカーカスとの
間にその幅が主ベルト層の最大幅の40%〜60%の範
囲でタイヤ周方向に対し30°以内のコードが埋設され
た強化ベルト層を設けるとともに、主ベルト層とトレッ
ドとの間にその幅が主ベルト層の最大幅の40%〜90
%の範囲でタイヤ周方向に対し45°以上であり、その
弾性率が主ベルト層および強化ベルト層のコードの弾性
率のいずれよりも小さい金属コードが埋設され、空隙率
が主ベルト層および強化ベルト層の空隙率のいずれより
も大きい緩衝ベルト層を設けたことを特徴とする重荷重
用空気入りラジアルタイヤである。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1はトラック、バス等に使用される重
荷重用の空気入りラジアルタイヤであり、このタイヤ1
は環状のビードコア2,2′が埋設された一対のビード
部3,3′とビード部3,3′から放射方向に延びるサ
イドウオール部4,4′と、サイドウオール部4,4′
にまたがりトレッドゴム5を有するトレッド部6、とか
らなる。
荷重用の空気入りラジアルタイヤであり、このタイヤ1
は環状のビードコア2,2′が埋設された一対のビード
部3,3′とビード部3,3′から放射方向に延びるサ
イドウオール部4,4′と、サイドウオール部4,4′
にまたがりトレッドゴム5を有するトレッド部6、とか
らなる。
7は少くとも1層(この実施例では1層)のプライから
なるカーカスであり、このカーカス7の両端は前記ビー
ドコア2,2′のまわりに内から外へ折り返されている
。
なるカーカスであり、このカーカス7の両端は前記ビー
ドコア2,2′のまわりに内から外へ折り返されている
。
このカーカス7は極く普通に用いられている金属または
繊維からなるコードをコーティングゴムで被覆しコード
同士が接触しないようになっているタイプのものである
。
繊維からなるコードをコーティングゴムで被覆しコード
同士が接触しないようになっているタイプのものである
。
カーカス7の各コードはタイヤ1の回転軸線を含むラジ
アル平面内に位置するか、あるいはこのラジアル平面に
対して極く浅い角度で交差する配列となっている。
アル平面内に位置するか、あるいはこのラジアル平面に
対して極く浅い角度で交差する配列となっている。
8,8′はカーカス7の折り返し部9,9′の外側にそ
れぞれ配置された1層のチューファ一層であり、各チェ
ーファ一層8,8′は金属コードをコーティングゴムで
被覆することにより形成される。
れぞれ配置された1層のチューファ一層であり、各チェ
ーファ一層8,8′は金属コードをコーティングゴムで
被覆することにより形成される。
そして、このチェーファ一層8,8′の金属コードとカ
ーカス7の折り返し部9,9′のコードとは交差してい
る。
ーカス7の折り返し部9,9′のコードとは交差してい
る。
タイヤ1のトレッド部6でトレッドゴム5とカーカス7
との間には、少くとも2層(この実施例では3層)のベ
ルト層からなる主ベルト層10が配置され、この主ベル
ト層10はタイヤ1のたがとしての役割を果たすもので
ある。
との間には、少くとも2層(この実施例では3層)のベ
ルト層からなる主ベルト層10が配置され、この主ベル
ト層10はタイヤ1のたがとしての役割を果たすもので
ある。
主ベルト層10の第1、第2、第3ベルト11.12.
13はそれぞれ金属コードをコーティングゴムで被覆し
金属コード同士が接触しないようなされた極く普通のタ
イプのものである。
13はそれぞれ金属コードをコーティングゴムで被覆し
金属コード同士が接触しないようなされた極く普通のタ
イプのものである。
第1、第2、第3ベルl−11,12゜13の金属コー
ドはそれぞれタイヤ1の周方向、すなわちタイヤ1の赤
道面P、に対して30°以内の角度で交差している。
ドはそれぞれタイヤ1の周方向、すなわちタイヤ1の赤
道面P、に対して30°以内の角度で交差している。
そして、これらの第1、第2、第3ベル) 11.12
.13の金属コードは互に交差している。
.13の金属コードは互に交差している。
前記第1、第2、第3ベルト11,12゜13はそれぞ
れその幅方向中央と赤道面Pとが合致するよう左右対称
に配置されている。
れその幅方向中央と赤道面Pとが合致するよう左右対称
に配置されている。
第1、第2、第3ベル) 11.12.13はそれぞれ
幅が異なり、最大幅を有する第1ベルト11の幅Wはト
レッドゴム5の幅Xと実質上同一である。
幅が異なり、最大幅を有する第1ベルト11の幅Wはト
レッドゴム5の幅Xと実質上同一である。
14は主ベルト層10とカーカス7との間に配置された
1層の強化ベルト層であり、この強化ベルト層14は、
主ベルト層10によるたがの効果をさらに強化するため
のものである。
1層の強化ベルト層であり、この強化ベルト層14は、
主ベルト層10によるたがの効果をさらに強化するため
のものである。
強化ベルト層14は金属あるいは繊維からなるコードを
コーティングゴムで被覆しコード同士が接触しないよう
なされた極く普通に用いられているもので゛ある。
コーティングゴムで被覆しコード同士が接触しないよう
なされた極く普通に用いられているもので゛ある。
そして、コードの材質としては金属が好ましいが、コー
ド自身の弾性率が金属コードと同等であれば金属でなく
てもよい。
ド自身の弾性率が金属コードと同等であれば金属でなく
てもよい。
前記強化ベルト層14のコードはタイヤ1の周方向に対
して30°以内の角度、好ましくは10°から25°の
範囲の角度、で配置されており、このコード角度は少く
とも隣接する第1ベルト11のコード角度より小さい方
が効果的である。
して30°以内の角度、好ましくは10°から25°の
範囲の角度、で配置されており、このコード角度は少く
とも隣接する第1ベルト11のコード角度より小さい方
が効果的である。
強化ベルト層14のコードのコード角度が30’を超え
ると主ベルト層10のたが効果を強化する率が低くなる
ので好ましくない。
ると主ベルト層10のたが効果を強化する率が低くなる
ので好ましくない。
そして、この強化ベルト層14のコードは隣接する第1
ベルト11のコードと同方向である。
ベルト11のコードと同方向である。
また、この強化ベルト層14のコードの弾性率は隣接す
る第1ベルト11のコードの弾性率より大きい方が好ま
しい。
る第1ベルト11のコードの弾性率より大きい方が好ま
しい。
強化ベルト層14はその幅方向中央と赤道面Pとが合致
するよう左右対称に配置されている。
するよう左右対称に配置されている。
また、この強化ベルト層14の幅Yは主ベルト層10の
最大幅の40%から60%の範囲である。
最大幅の40%から60%の範囲である。
その理由は強化ベルト層14の幅Yが主ベルト層10の
最大幅の40%未満ではたが効果が強化できず、また、
60%を超えると赤道面P付近のトレッド部6の剛性を
相対的に向上させる効果が薄れることにより、いずれの
場合もタイヤ1の赤道面P付近での成長が40%〜60
%とした場合より大きくなるからである。
最大幅の40%未満ではたが効果が強化できず、また、
60%を超えると赤道面P付近のトレッド部6の剛性を
相対的に向上させる効果が薄れることにより、いずれの
場合もタイヤ1の赤道面P付近での成長が40%〜60
%とした場合より大きくなるからである。
ここで主ベルト層10の最大幅とは引張部材として働く
ベルトの最大幅をいい、この実施例では第1ベルト11
の幅Wとなる。
ベルトの最大幅をいい、この実施例では第1ベルト11
の幅Wとなる。
このように、夕′イヤ1に強化ベルト層14を設けると
、寸度変化防止の面では効果は大きいが、赤道面P付近
のトレッド部6の剛性が著しく向上するため、走行中に
タイヤ1のトレッド部6がカットを受は易くなる。
、寸度変化防止の面では効果は大きいが、赤道面P付近
のトレッド部6の剛性が著しく向上するため、走行中に
タイヤ1のトレッド部6がカットを受は易くなる。
このため、この考案においては、主ベルト層10とトレ
ッドゴム5との間に少くとも1層(この実施例では1層
)の緩衝ベルト層15を設け、走行中のカット発生を防
止するようにしたのである。
ッドゴム5との間に少くとも1層(この実施例では1層
)の緩衝ベルト層15を設け、走行中のカット発生を防
止するようにしたのである。
この緩衝ベルト層15は金属コードをコーティングゴム
で被覆しコード同士が接触しないようなされた極く普通
に用いられるものである。
で被覆しコード同士が接触しないようなされた極く普通
に用いられるものである。
そして、この緩衝ベルト層15のコードの空隙率は主ベ
ルト層10のコードの空隙率、少くとも隣接する第3ベ
ルト13のコードの空隙率より大きい方が好ましい。
ルト層10のコードの空隙率、少くとも隣接する第3ベ
ルト13のコードの空隙率より大きい方が好ましい。
ここで、コードの空隙率とはコードを構成するフィラメ
ント全ての外接円の面積Aと全フィラメントの断面積の
和Bとの差Cを前記外接円の面積Aで割った値をいう。
ント全ての外接円の面積Aと全フィラメントの断面積の
和Bとの差Cを前記外接円の面積Aで割った値をいう。
前記緩衝ベルト層15のコードはタイヤ1の周方向に対
して45°以上の角度、好ましくは55°から7σの範
囲の角度、で配置されている。
して45°以上の角度、好ましくは55°から7σの範
囲の角度、で配置されている。
その理由はコードがタイヤ1の方向に対して45°未満
で配置されていると、緩衝効果が小さく、走行中のカッ
ト発生を防止できないからである。
で配置されていると、緩衝効果が小さく、走行中のカッ
ト発生を防止できないからである。
そして、この緩衝ベルト層15のコードの傾斜方向とこ
の緩衝ベルト層15に隣接する主ベルト層10(この実
施例では第3ベルト13のコードの傾斜方向とか′同方
向に配置されていることが好ましいが、両コードが交差
方向に傾斜していてもよい。
の緩衝ベルト層15に隣接する主ベルト層10(この実
施例では第3ベルト13のコードの傾斜方向とか′同方
向に配置されていることが好ましいが、両コードが交差
方向に傾斜していてもよい。
また、この緩衝ベルト層15はその幅方向中央と赤道面
Pとが合致するよう左右対称に配置されている。
Pとが合致するよう左右対称に配置されている。
緩衝ベルト層15の幅Zは主ベルト層10の最大幅の4
0%から90%の範囲である。
0%から90%の範囲である。
その理由は、緩衝ベルト層15の幅が主ベルト層10の
最大幅の40%未満では強化ベルト層14によって剛性
が向上した範囲をカバーできなくなり、90%を超える
と発熱が大きくなって好ましくないからである。
最大幅の40%未満では強化ベルト層14によって剛性
が向上した範囲をカバーできなくなり、90%を超える
と発熱が大きくなって好ましくないからである。
すなわち、緩衝ベルト層15の幅Zは強化ベルト層14
の幅Yと実質上等しいか、あるいはこれよりわずかに広
いのである。
の幅Yと実質上等しいか、あるいはこれよりわずかに広
いのである。
また、この緩衝ベルト層15のコードの弾性率は主ベル
ト層10および強化ベルト層14のコードの弾性率のい
ずれよりも小さく、さらにこの緩衝ベルト層15の空隙
率は主ベルト層10および強化ベルト層14の空隙率の
いずれよりも大きい。
ト層10および強化ベルト層14のコードの弾性率のい
ずれよりも小さく、さらにこの緩衝ベルト層15の空隙
率は主ベルト層10および強化ベルト層14の空隙率の
いずれよりも大きい。
ここで、ベルト層の空隙率とは、ベルト層の断面積りと
全コードの断面積の和Eとの差Fを前記ベルト層の断面
積りで割った値をいう。
全コードの断面積の和Eとの差Fを前記ベルト層の断面
積りで割った値をいう。
緩衝ベルト層15のコードの弾性率および空隙率を上記
のように特定することにより、緩衝ベルト層15の層全
体としての弾性率を主ベルト層10および強化ベルト層
14の層全体としての弾性率のいずれよりも小さくする
ことができ、これにより緩衝ベルト層15に十分な緩衝
作用を行なわせることができる。
のように特定することにより、緩衝ベルト層15の層全
体としての弾性率を主ベルト層10および強化ベルト層
14の層全体としての弾性率のいずれよりも小さくする
ことができ、これにより緩衝ベルト層15に十分な緩衝
作用を行なわせることができる。
次に、比較例につき説明する。
まず、以下の諸元を有するこの考案を具体化した供試タ
イヤと後述する従来タイプのタイヤとを、それぞれ準備
した。
イヤと後述する従来タイプのタイヤとを、それぞれ準備
した。
なお、両タイヤのサイズは11 R22,5であり、タ
イヤ偏平比は0.9である。
イヤ偏平比は0.9である。
まず、供試タイヤのカーカス7は金属コードを埋設して
あり、また、第1、第2、第3ベルト11゜12、13
のコードはタイヤ1周方向に対して15°の角度で交差
している。
あり、また、第1、第2、第3ベルト11゜12、13
のコードはタイヤ1周方向に対して15°の角度で交差
している。
また、強化ベルト層14のコードは第1ベルト11のコ
ードと同方向に配置するとともにタイヤ1の周方向に対
し10°の角度で配置している。
ードと同方向に配置するとともにタイヤ1の周方向に対
し10°の角度で配置している。
また、強化ベルト層14の幅Yは第1ベルト11の幅W
の50%である。
の50%である。
一方、緩衝ベルト層15のコードはタイヤ1の周方向に
対して60°の角度で配置し、第3ベルト13と同一方
向に傾斜している。
対して60°の角度で配置し、第3ベルト13と同一方
向に傾斜している。
また、緩衝ベルト層15の空隙率は主ベルト層10およ
び強化ベルト層14の空隙率の1.3倍であり、また、
緩衝ベルト層15のコードの空隙率は主ベルト層10お
よび強化ベルト層14のコードの空隙率の1.15倍で
あり、さらに、緩衝ベルト層15のコードの弾性率は主
ベルト層10および強化ベルト層14のコードの弾性率
の0.6倍である。
び強化ベルト層14の空隙率の1.3倍であり、また、
緩衝ベルト層15のコードの空隙率は主ベルト層10お
よび強化ベルト層14のコードの空隙率の1.15倍で
あり、さらに、緩衝ベルト層15のコードの弾性率は主
ベルト層10および強化ベルト層14のコードの弾性率
の0.6倍である。
一方、従来タイプのタイヤは、第2図に示すように構成
されており、このタイヤ20のカーカス21.ビードコ
ア22,22′、チェーファ一層23.231、主ベル
ト層24、トレッドゴム25は供試タイヤのものと同一
仕様である。
されており、このタイヤ20のカーカス21.ビードコ
ア22,22′、チェーファ一層23.231、主ベル
ト層24、トレッドゴム25は供試タイヤのものと同一
仕様である。
26は1層の保護ベルト層であり、この保護ベルト層2
6は層としての弾性率が主ベルト層24の層としての弾
性率と同じであるが、金属コードがタイヤ20の同方向
に対して15°の角度で配置されている。
6は層としての弾性率が主ベルト層24の層としての弾
性率と同じであるが、金属コードがタイヤ20の同方向
に対して15°の角度で配置されている。
別表1に供試タイヤと従来タイヤとの重荷重悪路走行ト
ラックにおける試験の比較結果を示しである。
ラックにおける試験の比較結果を示しである。
別表1から明らかなように、供試タイヤは走行時の成長
量、ベルトの耐カット性、ベルトの水分含有率およびベ
ルトの錆び具合の点で従来タイヤに比較して優れている
のである。
量、ベルトの耐カット性、ベルトの水分含有率およびベ
ルトの錆び具合の点で従来タイヤに比較して優れている
のである。
以上説明したようにこの考案によれば、赤道面付近での
トレッド部の剛性を向上させることができるとともに、
耐カット性を向上させることができる。
トレッド部の剛性を向上させることができるとともに、
耐カット性を向上させることができる。
第1図はこの考案に係る重荷重用空気入りラジアルタイ
ヤの一実施例を示すその断面図、第2図は従来のタイヤ
を示すその断面図である。 2.2′・・・・・・ビードコア、5・・・・・・I・
レッドゴム、6・・・・・・トレッド音lK、 7・
・・・・・カーカス、10・・・・・・主ベルト層、1
4・・・・・・強化ベルト層、15・・・・・・緩衝ベ
ルト層。
ヤの一実施例を示すその断面図、第2図は従来のタイヤ
を示すその断面図である。 2.2′・・・・・・ビードコア、5・・・・・・I・
レッドゴム、6・・・・・・トレッド音lK、 7・
・・・・・カーカス、10・・・・・・主ベルト層、1
4・・・・・・強化ベルト層、15・・・・・・緩衝ベ
ルト層。
Claims (4)
- (1)タイヤの回転軸を含むラジアル平面内またはこれ
に対して極く浅い角度のコード配列でビードコアのまわ
りに内から外へ折り返した少くとも1層のブライからな
るカーカスと、タイヤのトレッド部に配置され少くとも
2層でタイヤ周方向に対し30°以内の金属コードが埋
設されトレッド幅と実質上同一幅の主ベルト層と、を備
えたトラック、バス等に使用される重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤにおいて、主ベルト層とカーカスとの間に
その幅が主ベルト層の最大幅の40%〜60%の範囲で
タイヤ周方向に対し30゜以内のコードが埋設された強
化ベルト層を設けるとともに、主ベルト層とトレッドと
の間にその幅が主ベルト層の最大幅の40%〜90%の
範囲でタイヤ周方向に対し45°以上であり、その弾性
率が主ベルト層および強化ベルト層のコードの弾性率の
いずれよりも小さい金属コードが埋設され、空隙率が主
ベルト層および強化ベルト層の空隙率のいずれよりも大
きい緩衝ベルト層を設けたことを特徴とする重荷重用空
気入りラジアルタイヤ。 - (2)前記緩衝ベルト層のコードの傾斜方向とこの緩衝
ベルト層に隣接する主ベルト層のコードの傾斜方向とが
同方向の実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の重荷
重用空気入りラジアルタイヤ。 - (3)前記緩衝ベルト層のコードのタイヤ周方向に対す
る角度が55°〜70°の範囲にある実用新案登録請求
の範囲第(1)項記載の重荷重用空気入りラジアルタイ
ヤ。 - (4)強化ベルト層のコードが金属コードがらなり、該
コードのタイヤ周方向に対する角度が10°〜25°の
範囲にある実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の重
荷重用空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2373580U JPS5925683Y2 (ja) | 1980-02-25 | 1980-02-25 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
AU67393/81A AU525236B2 (en) | 1980-02-25 | 1981-02-18 | Pneumatic tyre structure |
GB8105492A GB2072590B (en) | 1980-02-25 | 1981-02-20 | Tyre crown reinforcements |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2373580U JPS5925683Y2 (ja) | 1980-02-25 | 1980-02-25 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56124503U JPS56124503U (ja) | 1981-09-22 |
JPS5925683Y2 true JPS5925683Y2 (ja) | 1984-07-27 |
Family
ID=12118559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2373580U Expired JPS5925683Y2 (ja) | 1980-02-25 | 1980-02-25 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (3)
Country | Link |
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