JPS59218630A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS59218630A
JPS59218630A JP58093126A JP9312683A JPS59218630A JP S59218630 A JPS59218630 A JP S59218630A JP 58093126 A JP58093126 A JP 58093126A JP 9312683 A JP9312683 A JP 9312683A JP S59218630 A JPS59218630 A JP S59218630A
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JP
Japan
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acid
group
magnetic
carbon atoms
magnetic powder
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Pending
Application number
JP58093126A
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English (en)
Inventor
Setsu Takeuchi
節 竹内
Shoji Kobayashi
小林 省治
Takeshi Otani
毅 大谷
Tetsuya Imamura
哲也 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP58093126A priority Critical patent/JPS59218630A/ja
Publication of JPS59218630A publication Critical patent/JPS59218630A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/62Record carriers characterised by the selection of the material
    • G11B5/68Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
    • G11B5/70Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
    • G11B5/702Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent
    • G11B5/7021Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent containing a polyurethane or a polyisocyanate

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  • Paints Or Removers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改食された磁気記録媒体に関する。
さらに詳しくは、磁性粉末の分散性及び磁性粉末たバイ
ンダーとの接着性を向上せしめた磁性塗料を用いて製造
された、磁気特性及び耐久性に優れた磁気記録媒体に関
する。
磁気テープ、磁気ディスクなどの磁気記録媒体中の磁性
粉は高度の分散性が要求される。
磁気記録媒体は一般に、磁性粉末、バインダー、各種添
加剤及び溶剤を混練することにより製造される磁性塗料
をプラスチックのフィルムやシートの基板上に均一に塗
布して乾燥し、その後磁性層を鏡面仕上げして形成され
るが、磁性塗料中の磁性粉を十分に分散解膠して凝集粒
子を除いておかないと充填密度の大きな均一で平滑な磁
性層を作ることはできない。
磁性粉の凝集粒子による磁性層の不均一は磁気テープの
電磁変換特性および磁気特性に重大な悪影響を及ぼす。
すなわち出力の低下、ノイズの増大、ドルツブアウトな
どの原因となる。
また、磁性粉末とバインダーとの接着力が弱い場合は、
磁気記録媒体と記録ヘッド又は再生ヘッドとの摺動の際
に、磁性塗膜層からの磁性粉のはく離(いわゆる1粉落
ち′)が起こり易く、塗膜表面が荒れて、磁気記録媒体
の耐久性が損なわれる。才た、磁気記録媒体の記録e再
生装置での使用の際、あるいは磁気記録媒体の保存中に
、磁気記録媒体が高温又は高湿の環境にさらされること
もあるが、このような条件下でも接着力の低下が少なく
、強度物性の劣化が極力小さいものが望まれる。
従来の磁気記録媒体にセいては、かかる耐久性が不十分
のまま実用化されているのが実状であった。
このように磁性塗料中lこ磁性粉の分散性及びバインダ
ーとの接着性は磁気記録媒体の性能を向上させる上で非
常に重要である。
磁性粉の分散性の向上に関しては種々の観点から研究さ
れており、磁性塗料配合に適当な界面活性剤を加えて分
散性を改良することが提案されている。このような界面
活性剤としてはアルキルイぐダシリン化合物を用いるも
の(特開昭54−32304)、アルキルポリオキシエ
チレンリン酸エステルをアルキルア2ンで中和して用い
るもの(特開昭53−78810)、長鎖アルキルリン
酸エステルを用いるもの(特開昭54−147507.
特願昭53−49629)5− などのようにア建ンとその誘導体、リン酸エステル、ポ
リオキシエチレンリン酸エステル類などを利用すること
が多い。また、磁性粉を表面処理してから塗料化すると
分散性が改良されるとする提案があり、アルキルポリオ
キシエチレンリン酸エステルを用いるもの(+??開昭
54−94308 、同56−49769)、メタル粉
をチタンカップリング剤で処理して分散安定性を計ると
同時に磁性塗膜の経時劣化を防ぐもの(特開昭5fl−
88471)などがある。談た、磁性粉とバインダーと
の接着性を向上させて磁性塗膜の耐久性向上を計る方法
きしては、バインダーと反応性の官能基をもつシランカ
ップリング剤を用いるもの(特開昭54−7310)、
アミノファンクショナルシランカップリング剤とイソシ
アネート系化合物、エポキシ系化合物との反応生成物に
よって被優するもの(特開昭56−143333)、バ
インダー中の二重結合とラジカル重合が可能な不飽和結
合を有するチタンカップリング剤で磁性粉を処理するも
の6一 (特開昭56−111129)、分子中に少なくとも4
個の放射線感応性アクリル系二重結合を有する化合物を
バインダーとして用いるもの(特開昭57−40744
)などがある。このように、磁性塗料中の磁性粉末の分
散性及び磁性塗膜の耐久性の向上に関して、多くの研究
がなされてきたにもかかわらず、未だに満足すべき改良
の段階には到達していない。
本発明者らは、上記の磁気記録媒体の問題点に鑑み、磁
性粉末の分散性及び塗膜層の耐久性に優れた磁気記録媒
体を得るべく鋭童研究の結果、−分子中にアさド結合を
有し、かつヒドロキシル基とア建ノ基のうちの少なくと
も一方を有するようなア建ド化合物と特定のイソシアナ
ート化合物との反応生成物によフて被覆された磁性粉末
を含有する磁気記録媒体は、磁性粉末の分散性が良好で
かつ塗膜層の耐久性にも優へしかも高温多湿におかれた
場合でも強度物性の劣下が小さいことを見い出し本発明
を完成させた0 すなわち本発明は、−分子中にアζド結合を有し、かつ
ヒドロキシル基又はア建ノ基のうち少なくとも一方を有
する分子量100以上のアンド化合物と、次の(1)及
び(II)、(■)1分子中に2個又は3個以上のイソ
シアナート基を有する分子量100〜1000のポリイ
ソシアナート化合物 (■)1分子中に加水分解性アルコキシシラン基及び1
個又は2個以上のインシアナート基を有する分子1t1
40〜1500のイソシアナート化合物 からなる群から選ばれる1種又は2種以上のインシアナ
ート化合物との反応生成物によりて被覆された磁性粉末
を含有する磁気記録媒体を提供するものである。
本発明に係わる前記(1)及び(n)からなる群に属す
るイソシアナート化合物としては、トルエンジイソシア
ナート、メチレンビスフェニレンジイソシアナート、ヘ
キサメチレンジイソシアナート、トリメチロールプロパ
ン1モルトトルエンジイソシアナート3モルとの反応生
成物、OCN−(CHm)s−NHCONH(CHt)
s8i(OCHs)s 。
OCN(XCHs÷NHCO−8−(CHs)m−81
(OCH嘗)1、CH。
等を挙げることができる。
本発明に係わるアンド化合物は、−分子中にア建ド結合
を有し、かつ前記(1)及び(If)からなる群に属す
るインシアナート化合物と反応し得る官能基であるヒド
ロキシル基又はア之ノ基のうち少なくとも一方を有する
分子量100以上のア建ド化合物であれば、その分子構
造、製造方法には限定されないが、代表的なアンド化合
物としては、次に示す(1)〜(3)からなるA群、A
群 (1)  炭素数6〜22の脂肪酸又は酸ハロゲン化物 (2)炭素数2〜22の一塩基又は多塩基オキ9− ン酸、あるいはそれらの酸ハロゲン化物(3)炭m数t
o〜26のアルケニル又ハアルキルこはく酸、酸ハロゲ
ン化物あるいはそれらの無水物 から選ばれる1種又は2種以上の酸、酸ハロゲン化物又
は醜態水物と、 次の(4)〜(7)からなるB群、 B群 (4)  炭素数2〜20のアルキレンシア建ン(5)
一般式   R HEN CnHmn (NCnHan)xNH*(式中
、nは2〜10の整数、Rは水素又は炭素数1〜4のア
ルキル基、Xは1〜10の整数を表わす)で表わされる
ポリアルキレンボリアオン (6)  炭素数6〜22のアルキル又はアルヶニルア
虐ン (7)  炭素数2〜2oのアルカノ−ルア建ンから選
ばれる1種又は2種以上のアンド化合物から得られ、ヒ
ドロキシル基又はア建ノ基のう一1〇− ち少々くとも一方を有するアミド化合物を挙げるととが
できる。
さらに前記のA群に属する化合物を例示する。
(1)炭素数6〜22の脂肪酸としては、ラウリン酸、
バルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸等の飽和脂肪
酸、オレイン酸、リノール酸、エルカ酸、等の不飽和脂
肪酸、これらの酸から得られる酸ハロゲン化物、等を挙
けることができる。
(2)炭素数2〜22の一塩基又は多塩基オキシ酸とし
ては、グリコール酸、乳酸、ヒドロアクリル酸、オキシ
酪酸、ヒドロキシステアリン酸、ヒドロキシパルミチン
酸、ヒドロキシノナカブカン酸、リシノール酸、リシル
イン酸、リシノエエライジン酸、グリセリン酸、タルト
ロン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸1、等の脂肪族オ
キシ酸、サリチル酸、オキシ安息香酸、没食子酸、マン
デル酸、トロバ酸、等の芳香族オキシ酸、これらの酸か
ら得られる酸ハロゲン化物、等を挙げることができる。
(3)炭素数to〜26のアルケニル又はアルキルこは
く酸、酸ハロゲン化物あるいはそれらの無水物としては
、デセニルこはく酸又はその無水物、ドデセニルとはく
酸又はその無水物、オクタデシルこはく酸又はその無水
物、ドデシルこはく酸又はその無水物、これらこはく酸
から得られる酸ハロゲン化物、等を挙げゐことができる
また、前記B群に属するアミン化合物を以下に例示する
(41炭素i2〜20のアルキレンジアミンとしては、
エチレンシア2ン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、オクタメチレンジアミン、ドデシルアミン
、ノナメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、オ
クタデカメチレンジアミン、等を挙げることができる。
(5)  一般式 %式% (式中、nは2〜10の整数、Rは水素又は炭素数1〜
4のアルキル基、Xは1〜10の整数を表わす)で表わ
されるポリアルキレンポリアミンとしては、ジエチレン
トリアンン、トリエチレンテトラオン、テトラエチレン
ペンタミン、ジプロピレントリア電ン、トリブチレンテ
トラミン、ジブチレントリアfン、トリブチレンテトラ
ミン、ビス(3−アミノエチル)アミノ、1.3−ビス
(3′−アζノブロピルアンノ)プロパン、等を挙げる
ことができる。
(6)炭素数6〜22のアルキル又はアルケニルア2ン
としては、ヘキシルアミノ、オクチルアンン、デシルチ
ミン、ドデシルアミン、テトラデシルアミン、ヘキサメ
チレンジ、オクタデシルアンン、ウンデセニルアミン、
オレイルアミン、等を挙げることができる。
13− (7)炭素数2〜20のアルカノールアミンとしては、
2−アミノエタノール、1−アミンペンタンー5−オー
ル、2−アf/ヘキサンー1−オール、N−(2−オキ
シエチル)エチレンシアミノ、岬を挙げることができる
これらA群に属する化合物とB群に属する化合物から、
公知の方法により容易にアミド化合物を得ることができ
る。
本発明に係わる磁性粉末としては針状形の微細なr−F
e嘗Os 、 Fe5Oa @ crolのような金M
l!化物、またCo被着r−Pesos 、 Coドー
プr−Pesosのような加工処理を施したr  Fa
mes  鉄メタル粉、微小板状のバリウムフェライト
およびそのve原子ノ一部が’ri、CO,Zfl、V
、Nb等の1種または2種以上で置換された磁性粉、C
o、Fe−C0、Fe−N1 尋の金属または合金の超
微粉などが挙げられる。これらのうち鉄メタル粉は#I
こ化学的安定性が悪いからこの改良のためXL−)ケル
、コバルト、チタン、ケイ素、アルミニウム14− などを金属原子、塩および酸化物の形で少量加えたり表
面処理されることがあるがこれらを用いることもできる
。鉄メタル粉はまたその安定化のため弱い酸化性雰囲気
の中で表面に薄い酸化被膜を作らせることがあるが、こ
のように処理されたメタル粉を用いることもできる。
これらの磁性粉の大きさは長軸が1μから0.15μ、
短軸が0.15μから0.015μのものが好ましい。
長袖が1μより大きくなると分散は容易になるが短波長
の記録が不利になったりノイズが大きくなるため好まし
くない。長軸が0.15μより小さくなると本発明にな
る磁気記録媒体でありても分散性の面で十分とは言い難
い。
本発明において、前記のアミド化合物と、イソシアナー
ト化合物との反応生成物によりて被覆された′磁性粉末
を得る方法は特に限定されず、例えば以下に示す方法が
例示される。
イ)不活性有機溶媒中で磁性粉末(1)に先ずインシア
ナート化合物(11)を加熱処理し、その後アミド化合
物(曲を加熱処理する方法。
口)不活性有機溶媒中で上記(1)と(11)と(II
Dを一括混合し加熱処理する方法。
ハ)不活性有機溶媒中で先ず上記(11)と(曲を反応
させ、その後(1)を添加して加熱処理する方亀本発明
の磁気記録媒体は、前記の処理方法にて処理された磁性
粉末をバインダーと溶剤、必要に応じてさらに硬化剤を
加えて塗料化し、それをポリエステルのフィルム等に塗
布することにより得られるが、その詳細については、磁
性粉末の処理方法と併せて実施例において説明する。
本発明に係わる前記(1)及び(If)のイソシアナー
ト化合物の使用量は、磁性粉末に対して0.1〜7重量
%程度であり、好ましくは0.3〜3重量%である。ま
た、前記のアミド化合物の使用量は、化学量論的にみて
未反応物としてそれらが一存しない量で、かつ前記のポ
リイソシアナート化合物中のイソシアナート基を少なく
とも1つは残すような量であることが好ましい。また反
応温度、反応時間等の反応条件を最も反応率が高くなる
ようiこ設定することが好ましいことは言う丈でもない
磁性粉末の処理において用いることができる不活性溶媒
としては、メチルエチルケトン、メチルインブチルケト
ン、ジエチルケトン、シフ四ヘキサノン、ベンゼン、キ
シレン、トルエン等をあげることができる。
処理粉末を塗料化する際に用いられるバインダーは有機
溶剤に可溶な樹脂バインダーであり、上記の磁性粉を基
板上に詔よび磁性粉同志を必要な強さで固着して磁性層
とするためにできるだけ少量でその役割をはたすもので
あればよく、従来塗料中の磁性粉の分散性を悪化する懸
念のあるものも通常の塗料化方法で用いることができる
。これらの樹脂バインダーの例さしてはポリウレタン、
ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル酢酸ビニル
共重合体、ポリアクリルニトリル、ニトリルゴム、エポ
キシ樹脂、アルキッド樹脂、ポリアンド、ポリアクリル
酸ニス17− チル、ポリメタクリル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、ポ
リビニルブチラール、塩化ビニリデン、塩化ビニリデン
共重合体、硝化綿、エチルセルロースなどが挙げられる
がこれらは単独で用いてもよいが、通常2種類以上混合
して用いられる。また樹脂の硬さを調節するため可塑剤
や硬化剤を加えて使用することもできる。
またバインダーの配合量は一般に磁性粉100重量部に
対して15〜60重量部である。最も大きな結合力を有
するバインダーでありても、15重量部より少ないとき
は磁性塗膜の強度が弱くまた基板と磁性m膜の接着力が
不足となる。
また60重量部より多いときは磁性塗膜中の磁性粉濃度
が小さくなって再生出力が低下して不利であるし、また
塗膜特性が低下することもある。
塗料化に用いられる溶剤は使用するバインダーに対して
溶解力を有しかつ沸点が50trから150Cの間にあ
るものが望ましい。沸点が低すぎると塗布後磁性粉の磁
場配向する前に乾燥18− してしまいこの処理をすることができない。バインダー
の種類に対応して上記の観点から選択されるが毒性や環
境の問題を考慮して選ぶべきことはいうまでもない。
以下実施例をもって本発明を更に詳しく説明するが本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1) 冷却管付4ツロフラスコに長軸径0.35μm1軸比1
/10のCO被着r−Fagot 1 B Of、メチ
ルエチルケトン400 f、イソシアナート化合物であ
る ?とり、90Cで1時間攪拌した。その後、脱水したメ
チルエチルケトンで磁性粉末を洗浄したO 次いで、該磁性粉末にリシノール酸2モルとジエチレン
トリアイン1モルの反応により得られたヒドロヤシ基含
有アミド化合物2.5F、およびメチルエチルケトン3
00グを加え、80〜90??で1時間攪拌して処理磁
性粉末を得た。
次いで、該処理磁性粉末を多量のメチルエチルケトンで
洗浄した。該処理磁性粉末と、バインダーとして塩化ビ
ニル−酢酸ビニルコポリマー(米国のユニオンカーバイ
ド社製のVAGH)とポリウレタン樹脂(日本ポリウレ
タン工業株式会社製のニラポラン2304)とのl+1
(重量比)の混合物を磁性粉末に対して25重t%及び
溶剤としてメチルエチルケトンとシクロヘキサノンの1
;l(重量比)の混合物160?を混合してボールイル
で24時間混練した後、硬化剤(日本ポリウレタン工業
■のコロネートL)12.!5fを添加して、系が均一
になるまで攪拌することにより磁性塗料を得た。
さらにかかる磁性塗料を、30#m のアプリケーター
によりポリエステルフィルム上に塗布し、磁場配向を行
った後熱風乾燥を行い、次いでカレンダー処理して塗膜
を平滑化して磁気記録媒体を得た。次いで該磁気記録媒
体につき、磁性粉末の分散性の評価の尺度となる角部比
の測定及び磁気記録媒体の耐久性を評価するための摩耗
減量の測定を行りた。摩耗減量は、温度20C1相対湿
度50チの環境下に24時間放置した場合(適温適湿)
、および温度40C1相対湿度90チの環境下に24時
間放置した場合(高温高湿)について測定した。
摩耗減量の測定は、幅3釧、長さ50crnの磁気記録
媒体をエメリー紙to−1000で一定の荷重下で適温
適湿の場合は30分間、高温高湿の場合は10分間摩擦
することによって行りた。
これらの結果は表−1に示す。
(実施例2) 実施例1で用いたアミド化合物のかわりに、12−ヒド
ロキシステアリン酸1モルと2−アンノエタノール1モ
ルの反応により得られたヒドロキシル基含有アミド化合
物1.5Fを用いる以外は、実施例1と同様にして、処
理磁性粉末、21− 磁性塗料および磁気記録媒体を得た。該磁気記録媒体番
ごつき、実施例1の方法に準じて角型比と摩耗減量の測
定を行った。これらの結果は表−1に示す。
(実施例3) 実施例1で用いたアミド化合物のかわりに、オレイン酸
クロライド1モルとN−(2−オキシエチル)エチレン
シアイン1−1ニルの反応により得られたヒト目キシル
基含有アミド化合物1.5tを用いる以外は、実施例1
と同様にして、処理磁性粉末、磁性塗料および磁気記録
媒体を得た。該磁気記録媒体につき、実施例1の方法に
準じて角型比と摩耗減量の測定を行った。これらの結果
は表−1に示す。
(実施例4) 実施例1で用いたアミド化合物のかわりに、ステアリン
酸1モルとへキサメチレンシア建ン1モルとの反応によ
り得られたア建ノ基含有ア22− ミド化合物1.5fを用いる以外は、実施例1と同様に
して、処理磁性粉末、磁性塗料および磁気録媒体を得た
。該磁気記録媒体につき、実施例1の方法ζこ準じて角
型比と摩耗減量の測定を行った。これらの結果は表−1
に示す。
(実施例4) 実施例1で用いたイソシアナート化合物のかわりに、0
CN−(CHs)@NHcONH(CH漏)m81(O
CgHs)sで表わされるイソシアナート化合物2.O
iを用い、さらに、実施例1で用いたアミド化合物のか
わりにドデセニルこはく酸無水物1モルとエチレンシア
建ン1そルとの反応により得られたアンノ基含有ア々ド
化合物2.Otを用いる以外は、実施例1と同様にして
、処理磁性粉末、磁性塗料および磁気記録媒体を得た。
該磁気記録媒体につき、実施例1の方法に準じて角型比
と摩耗減量の測定を行った。これらの結果は表−1に示
す。
23− (実施例5) 実施例1で用いたアミド化合物のかわりに、リンゴ酸1
モルとドデシルアミン1モルとの反応により得られたヒ
ドロキシル基含有アンド化合物1.5y−を用いる以外
は、実施例1と同様にして、処理磁性粉末、磁性塗料お
よび磁気記録媒体を得た。該磁気記録媒体につき、実施
例1の方法に準じて角型比と摩耗減量の測定を行りた。
これらの結果は表−1に示す。
(実施例6) 実施例1で用いたアミド化合物のかわりに、酒石酸1モ
ルとオクチルアミン2モルの反応により得られたヒドロ
キシル基含有アンド化合物1.51を用いる以外は、実
施例1と同様にして1、処理磁性粉末、磁性塗料および
磁気記録媒体を得た。該磁気記録媒体につき、実施例1
の方法に準じて角型比と摩耗減量の測定を行った。これ
らの結果は表−1に示す。
24− (実施例7) 実施例1で用いたインシアナート化合物のかわりに、4
.4’−ジフェニルメタンジイソシアナ−) 1.5 
fを用い、さらに実施例1で用いたアミド化合物のかわ
りに、ベヘニン酸1モルとエチレンシア之ン1モルとの
反応により得られたアミン基含有アミド化合物2.3F
を用いる以外は、実施例1と同様にして、処理磁性粉末
、磁性塗料および磁気記録媒体を得た。該磁気記録媒体
につき、実施例1の方法に準じて角型比と摩耗減量の測
定を行った。これらの結果は表−1に示す。
(比較例り 実施例1で用いた長軸径0.35μm1軸比1/10)
CO被着r−Fe*On 150 Pに対し、分散剤き
して大豆油レシチンを4.5FF添加するのみで磁性粉
を表面処理することなしに、以下実施例1と同様の方法
により、磁性塗料と磁気記録媒体を得た。該磁気記録媒
体につき、実施例1の方25− 法に準じて角型比と摩耗減量の測定を行9た。
これらの結果は表−1に示す。
(比較例2) 比較例1で用いた大豆油レシチンのかわりにオクチルホ
スフェ−) 4.59−を用いる以外は、比較例1と同
様の方法により、磁性塗料と磁気記録媒体を得た。該磁
気記録媒体につき、実施例1の方法に準じて角型比と摩
耗減量の測定を行りた。これらの結果は表−1に示す。
=26一 表−1 特許出願人 花王石鹸株式会社 代理人 望月孜部 27一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、−分子中にアミド結合を有し、かつヒト四キシル基
    又はア建ノ基のうち少なくとも一方を有する分子量10
    0以上のア建ド化合物と、次の(1)及び(I)、 (1)  1分子中に2個又は3個以上のインシアナー
    ト基を有する分子量Zoo〜1000のポリイソシアナ
    ート化合物、 (■)1分子中に加水分解性アルコキシシラン基及び1
    個又は2個以上のイソシアナート基を有する分子量14
    0〜1500のインシアナート化合物 からなる群から選ばれる1種又は2種以上のイソシアナ
    ート化合物との反応生成物によって被覆された磁性粉末
    を含有することを特徴とする磁気記録媒体。 2、分子量100以上のアミド化合物が、次の(1)〜
    (3)からなるA群、 A群 (1)炭素数6〜22の脂肪酸又は酸ノS0ゲン化物 (2)炭素数2〜22の一塩基又は多塩基オキシ酸、あ
    るいはそれらの酸ノル四ゲン化物 (3)炭素数10〜26のアルケニル又はアルキルこは
    <酸、酸ハロゲン化物あるいはそれらの無水物 から選ばれる1種又は2種以上の酸、酸ノ′%四ゲン化
    物又は酸無水物と、 次の(4)〜(7)からなるB群、 B群 (4)炭素数2〜20のアルキレンシア建ン、(5)一
    般式 (式中、nは2〜10の整数、Rは水素又は炭素数1〜
    4のアルキル基、x′は1〜10の整数を表わす)で表
    わされるポリアルキレンボリア々ン (6)炭素数6〜22のアルキル又はアルキルア2ン (7)炭素数2〜20のアルカノ−ルア建ンから選ばれ
    る1種又は2種以上のアはン化合物から得られ、ヒドロ
    中シル基又はアζノ基のうち少なくとも一方を有するア
    ミド化合物である特許請求の範囲第1項記載の磁気記録
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57186302A (en) * 1981-05-13 1982-11-16 Toshiba Corp Magnetic unit and magnetic recording medium

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57186302A (en) * 1981-05-13 1982-11-16 Toshiba Corp Magnetic unit and magnetic recording medium

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