JPS59207394A - 超大型クレ−ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明（Ｊ超重；ｊＪ物の吊作業に使用される超大型ク
レーンに関するものである。

この種超大型クレーンは、一般的なりレーンのベースマ
シンに相当する走行および旋回可能な二台のベースユニ
ットを連結フレームで連結シ、一方のベースユニットに
ハフーム、他方のベースユニットにはカウンタウェイト
をそれぞれ設置し、かつ両ベースユニット間に跨ってカ
ントリ装置を設けて構成され、両ベースユニットの連動
した動きによって移動および旋回を行なう。このような
超大型クレーンは、元々、広大な場所での超重量物の吊
作業を目的としているため、速かな旋回、移動という機
動性、および占有地盤面積については考慮か払われてい
ない。しかしながら、現実問題としては、呂能力をフル
に使った超重量物の吊作業を常に行なうわけではな（、
それより相当小さい荷重で吊作業を行なう場合が多々あ
る。このような場合には、超大型クレーン特有の機動性
の悪さ、占有地盤面積の広大さが逆に作業の障害となる
。さらに具体的にいうと、超大型クレーンの旋回ハ、一
方のベースユニットを他方のベースユニットのまわりに
走行させ、移動は両ペースユニノドを同１１′ｊ（こ同
方向ζこ同速て走行させる。この作」′（」いすイ１も
数人のオペレータが連絡をとり合い４）から・）！’Ｇ
　ｉｌに行なうもので、きわめて人ががりてＪｌ　１ｉ
ｉ２率なものである。また、二台のベースユニットの中
心間距１φｉ（１か、−例では３６ｍ、クレーン全長と
しては５０ｍにも及ぶため、占有地盤面積も広大Ｌ４ｆ
す、現場状況によってはこの面積を確保てきない場合か
生しる。

そこで本発明では、必要または所望に応じて、成吻性の
同一におよび占有地盤面積の縮小をＴｉＪ能にしつる超
人型クレーンを提供せんとするものである。

本発明の特徴とするところは、第１．第２両ベースユニ
ットを連結する連結フレームを、前端部か弔１ベースユ
ニットに取付けられたフロントフレームと、後１：Ｈ６
３Ｘイ≦が第２べ〜スに着脱可能（こ取付ｃＪら１１た
リヤフレームとを互いの他端６イ≦で分離可能（こＪ更
４−吉して４ｉ１ｆ’　Ｌ戊し、リヤフレームをフロン
トフレームおよび第２ベースユニツトから取外した伏１
、！４Ｚ、−ｊ’］ａントフレームを第２ベースユニツ
トに者−説可能に連結しつるように構成した点に存する
。

以下、本発明の実施例を１ヌ）に依拠して説明する。

Ａは第１ベースユニソ１−１Ｂは第２ベースユニツト、
Ｃは該両ベースユニッ）Ａ、Ｂを連結せる連結フレーム
である。第１．ｉ２両ベースユニットＡ、Ｅは、それぞ
れクローラ式走行体１，２上に旋回フレーム３，４を旋
回可能で、かつ分離可能に搭載して成っている。′Ｓ１
ベースユニットＡの旋回フレーム３にはブーム５を起伏
可能に取付け、第２ベースユニツトＢの旋回フレーム４
には複数のカウンタウェイト６・・・を積層して取外し
可能に搭載している。また、第７ベースユニツ）Ａの　
　゛旋回フレーム６にトラス構造のガントリフロントメ
ンバー７、第２ベースユニツトＢの旋回フレー４にブラ
ケット８を介してパイプ構造のガントリリヤメンバー９
をそれぞれブーム５と同方向に回動可能に立設し、この
両メンバー７．９の上端部同　　・士を枢支連結するこ
とによってカントリ装置りを構成している。

連結フレームＣｊこついて説明する。１０はフロントフ
レーム、１１はリヤフレームで、このフロント、リヤ両
フレーム１０．１１の一端部同士を１１、いの間に中間
部材１２を介在させた状態で分離１１］能に連結するこ
と−に−より連結フレームＣを構成し、フロントフレー
ム１０のＷ　端部ｆ　’５１　ヘア。

：１ニノ＋−Ａの旋回フレーム乙に、リヤフレーム１１
の後）６１．１部を第２ベースユニソ）Ｂの旋回フレー
ム４にそれぞれ上下三木のピン１３．１３および１４　
、１４によって着脱可能に連光吉している。

なお、フロント、リヤ両フレーム１０．１１は箱形構造
としてもよいし、トラス構造としてもよい。

あるいは、両構造の近東構造としてもよい。また中間部
材１２は、フロントフレーム１ｐに上下三木のピン１５
．１５によって着脱可能に取付けらＪｌだブラケット部
１６と、一端部がこのフラケッ＋−；Ｊ＋≦１６に、他
端部かりヤフレーム１１にそれぞれ連結フレーム軸線ま
わりに回動１１能に取イ」けられた筒状部１７とから成
っている。従って、この中間）＜１≦材１２のブラケッ
ト部１６をフロントフレーム１０から取外すことにより
、両フレーム１０゜１１か分離されることとなる。中間
部材１２は、フロント、リヤ両フレーム１０．１１に対
する筒状部１７の軸線まわりの回動によって両フレーム
１０．１１の相対的なねじれ運動を吸収する。また、ブ
ラケット部１６とフロントフレーム１ｏとを連結せるピ
ン１５．１５のうち一木を抜いて両者１６．１０を残り
一木のピン１５て枢支連結せる状態としておくことによ
り、両フレーム１０゜１１のへの字形または■字形方向
の屈折運動を吸収する。このような屈折運動は、両ベー
スユニッ１−　Ａ　、　Ｂの支持地盤が前後方向に傾斜
している場合に起こる。なお、中間部材１２のブラケッ
ト部１６とフロントフレーム１ｏのピン連結部、εよひ
リヤフレーム１１と第２ベースユニツトＢの旋回フレー
ム４のピン連結部の双方を全く同一の構造（ピン孔位置
、径等）としている。これにより、リヤフレーム１１を
中間部材１２とともに第２べ〜スユニッ）Ｂ側から取外
した状態で、両ベースユニットＡ、Ｂを接近すせて、フ
ロントフレーム１０と第２ベースユニツトＢの旋回フレ
ーム４とを連結しつるように・溝成している。

；十だ、フロントフレーム１０の下部に左右一対のツヤ
、キノリンク１８（図では一方のみを示す）＜：；　＋
ｌ＋、’　１白（こ設ｉＪている。このジヤツキシリン
ダ１８（、ＬドＭ＋１１ｉにフロー１・１９を有し、伸
長時にこのフローｌ−１９ｉ：ｉ要地させてフロントフ
レーム１０を押」こりる（この作用の詳細は後述する）
。ところで、ワイヤｌＥ　ｌ用、フーム俯仰用等のウィ
ンチ（図示せス）はフロントフレーム１０（・こ搭載さ
オ９ている。

思−にの４１＋４成を備えたこの超大型クレーンにおい
て、本末の超重風物の吊作業を行なうときは、第１＋　
’４Ｓ　２１ｄ＋Ｊ　ベースマシンｌ−Ａ　、　Ｂを所
定間隔置いた位１′１・１てＪｌ　結フレームＣにより
連結した第１図および第２１ズ１に示す基本状態で使用
する。なお、第１、第２図では、両ベースユニッ）Ａ、
Ｂの走行体１，２か直列に並んだ作業姿勢を示している
が、作膚内呑に応してこれら走行体１，２の向き、位相
を冗ならせて神々の作業姿勢をとりうろことはいうまで
も／、ｆい。

しかして、大きな吊能力は必要とぜす、かわりにクレー
ン全体としての機動性を高め、かつ占有地盤面積を小さ
くしたい（あるいは現場状況によって小さくせさるを得
ない）場合には、次のようにしてこのクレーンの規模を
縮小することができる。

（イ）両ベースユニツｌ−Ａ、Ｂを、互いの走行体１．
２が直列に並んだ第１，２図の状態とする。

（ロ）連結フレームＣにおいて、リヤフレーム１１ｆ！
２ベースユニツｌ−Ｂの旋回フレーム４から、また中間
部材１２のブラケット部１６をフロントフレーム１０か
らそれぞれ取外す。これにより、リヤフレーム１１を中
間部材１２と共に第２ベースユニツトＢとフロントフレ
ーム１０との間から分離させる。この分離作業は別のク
レーン等の吊上機械を用いて行なう。また、この分離作
業時に、ジヤツキシリンダ１８を伸長させてフロントフ
レーム１０’Ｙ押上けることにより、とくに中間部材ブ
ラケット部１６とフロントフレーム１０を連結せるピン
１５．１５の抜出しを容易に行なうことかできる。

ｔｉ　　つきに第６図ｔｂ＋に示すように、第２ベース
ユニ、＋−Ｅ＋前進させて第１ベースユニツ）Ａに１８
近させたのち、フロン！・フレーム１ｏと第２ベースユ
ニットＢの旋回フレーム４とをピン１４゜１／ｌ（１、
たけ１５．１５）で連結する。このときにもンヤソキン
リンタ１８を有効に利用することかできる。こうして、
両ベースユニットＡ、Ｂをフロントフレーム１０のみて
連結した中間縮小状態きする。

−）シかるのち、第６図（Ｃ）に示すように、第２ヘー
スユニツトＢからカウンタウェイト６・・を必要ｊ１１
のめ残して撤去したうえて、該ベースマシン１〜」３の
走ｒＪ体２を旋回フレーム４から分離させ、後退させる
。

以−にのようにして、第１ベースユニツトＡと、連結フ
レームＣのフロントフレーム１０と、第２ベース−１−
二ノトＢの旋回フレーム４さ、必要ｆＷのカウンタウェ
イト６とからなるベースマシンに、ブーム５、カントＩ
Ｊ装置りか装備された、はシ一般的な人イ（νクレーン
に相当する単一クレーン構造体が４ｉｔ成される。この
規模縮小状態とすれは、吊能力は大幅に低減するが、旋
回、移動を第１ベースユニツ）Ａのみによって、一般の
クレーン同様に行なうことができるため機動性が飛躍的
に向上するとともに、占有地盤面積が大幅に縮小される
こととなる。この後、再び元の基本状態に戻したいとき
は、上記と全く逆の手順をとれはよい。

なお、ジヤツキシリンダ１８は上記規模縮小状態から基
本状態への転換作業にも有効利用できるほか、第３図（
Ｑ）および第４図の規模縮小状態で伸長させ接地させる
ことにより、機体支持の安定性８増すためのアウトリガ
としても機能させることができる。また、規模縮小状態
では、吊能力の関係から通常、ブーム５の起伏は行なわ
せず、がわりに第４図に示すようにブーム５の先端にジ
ブ２０を取付け、もっばらとのジブ２ｏを起伏させて吊
作業を行なう。第４図中、２１．２２はジブストラット ２２は規模縮小前にブーム５に取付ける。

ところで、以上の説明では、第６図（Ｃ）および第４図
に示す状態にまでクレーン規模を縮小するようにしたか
、取急き占有地盤面積の縮小のみを８安とする場合等に
は、第６図（ｂ）の、両ベースユニットＡ、Ｂをフロン
トフレーム７０て連結した中間縮小状帳で使用すること
もてきる。この状態では吊能力の低ドか少なく、重量作
業にも：ｌｊＪえうることとなる。また、機動性の点で
も第１，２図の状態峙よりは動きがコンパクト化、迅速
化される。

本発明の別の実施態様を例挙すると、上記実施例ではク
ローラ式走行体１，２を有するベースユニッ）Ａ、Ｂを
示したが、本発明はホイール式走行体を備えたベースユ
ニットの場合にも」−記聞様に実施することができる。

また、上記実施例では連結フレームＣのフロント、リヤ
両フレーム１０゜１１を中間部組１２を介して連結した
か、連結フレームＣのねしれや屈折を考慮する必要のな
い場合、あるいは別の対ねじれ、屈折手段を用いる場合
には、フロント、リヤ両フレーム１［１１１，ｉ’ｌを
直接連結してもよい。この連結手段および両フレーム１
０．１１のベースユニッ）Ａ、Ｂへノ取付手段について
も、上記したピン式にかえてボルト、ナツト式等種々変
史可能である。さらに、リヤフレーム１１を複数に分割
可能に構成してもよい。

こうすれは、リヤフレーム１１を分割しながら撤去、も
しくは組立てながら再装着することにより、規模縮小お
よび復元作業を軽量作業の積重ねにて安全に行なうこと
ができる。あるいは、リヤフレーム１１の分割メンバー
を一部除去することによって、クレーン全長を応急的に
縮小させることができる。一方、ガントリ装置りにおけ
るフロント、リヤ両メンバー７．９の具体構成について
も上記実施例以外に種々任意に選択しうるところである
。　゛以上述べたように本発明によるときは、必要また
は所望に応じクレーン規模を縮小させて旋回、移動の機
動性を向上させるとともに、占有地盤面積を縮小するこ
とができ、これにより超大型クレーンの融通性の向上、
多用途化を実現しうるもの　　・である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示し、第１図は超人型クレーン本
末の状態を示す側面図、第２図は同ベース７４４５分の
拡大図、第６１采１　Ｆ＝）乃至ＦＣ）は規模縮小の作
業段階を示す第２図相当図、第４図は規模縮小状１′１
世での１．ｌｒｓ　Ｉ図相当図である。 Ａ・第１ヘースユニソト、Ｂ・・第２ベースユニツト、
１，２・・走行体、ろ、４・・・旋回フレーム、５　・
ブーム、６・・カウンタウェイト、Ｄ・・・ガントリ装
置、Ｃ・・連結フレーム、１０・・連結フレームのフロ
ントフレーム、１１・・同リヤフレーム、７６・・第１
ベースユニツトに対するフロントフレームの取付用ピン
、１４・・・第２ベースユニントに対するリヤフレーム
増刊用のピン、１５・・・フロント、リヤ両フレーム連
結用ピン。 特許出願人　株式会社神戸製鋼所

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　フームが装置される走行および旋回可能な第１ヘ
   ースユニツトと、カウンタウェイトか設置される／、Ｌ
   ：　（”Ｊおよび旋回ＤＪ能な第２ベースユニツトと、
   この両ヘースユニットを連結する連結フレームと、両ベ
   ースユニット間に跨って設置されるカントリ装置とを具
   備し、上記連結フレームは、１）」端部か−Ｉ−、ｆｔ
   ！　’４３１ヘースユニツトに取付けられたフロントフ
   レームと、後端ｇ（≦か第２ベースユニツトに？Ｉ　脱
   ｅり能に取付りら２］たリヤフレームとを互いの他端１
   ｊｌ（て分離ｊｒＪ能に連結して構成し、かつフロント
   フレームの後々嵩ｇ（≦を第２ベースユニツト（こ文Ｊ
   して着脱１す１１１テに連結しうるように構成したこと
   を特徴とする超人型クレーン。