JPS59143004A - 磁性合金粉末の製造方法 - Google Patents
磁性合金粉末の製造方法Info
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- JPS59143004A JPS59143004A JP58017194A JP1719483A JPS59143004A JP S59143004 A JPS59143004 A JP S59143004A JP 58017194 A JP58017194 A JP 58017194A JP 1719483 A JP1719483 A JP 1719483A JP S59143004 A JPS59143004 A JP S59143004A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉄を主成分とする磁性合金粉末の製造方法に関
するものであり2%に高密度記録に適した保磁力(He
)及び飽和磁束密度(σS)の高い磁気記録媒体用強磁
性金属粉末の製造方法に関するものである。
するものであり2%に高密度記録に適した保磁力(He
)及び飽和磁束密度(σS)の高い磁気記録媒体用強磁
性金属粉末の製造方法に関するものである。
従来よりオキシ水酸化鉄、酸化鉄及びこれらに他種金属
を含有させたもの全還元性ガスで乾式還元して製造さn
た強磁性金属粉末について幾つかの欠点が指摘されてき
た。まず還元処理が通常高温水素気流中で行なわれるた
め体積の減少、多孔質化、形状の変化、焼結が生じてた
とえ望ましい形状のオキシ水酸化鉄、酸化鉄等から出発
しても期待はどの磁気特性が得られ難い。このため保磁
力、角形比が悪く、テープ化において分散が不完全にな
り記録材料として有望な性質をそなえているにもかかわ
らず実用面で問題がある。 また、この方法で得られ念
金属粉末は発火性であるという欠点を有し笑際上の使用
の妨げになっている。
を含有させたもの全還元性ガスで乾式還元して製造さn
た強磁性金属粉末について幾つかの欠点が指摘されてき
た。まず還元処理が通常高温水素気流中で行なわれるた
め体積の減少、多孔質化、形状の変化、焼結が生じてた
とえ望ましい形状のオキシ水酸化鉄、酸化鉄等から出発
しても期待はどの磁気特性が得られ難い。このため保磁
力、角形比が悪く、テープ化において分散が不完全にな
り記録材料として有望な性質をそなえているにもかかわ
らず実用面で問題がある。 また、この方法で得られ念
金属粉末は発火性であるという欠点を有し笑際上の使用
の妨げになっている。
本発明は上記欠点を解決するものである。
即ち1粒子表面がZnとNi 、 Cu、 Coから選
ばれる金属の1種ないし3種の金属とでZn−フェライ
ト化したマグヘマイトヲ還元性ガス流下で加熱還元する
こと全特徴とする鉄を主成分とする磁性合金粉末の製造
方法に関するもので、生成した磁性合金粉末は高保磁力
でかり角形比が高くテープ化において高分散性であるこ
とを見出した。
ばれる金属の1種ないし3種の金属とでZn−フェライ
ト化したマグヘマイトヲ還元性ガス流下で加熱還元する
こと全特徴とする鉄を主成分とする磁性合金粉末の製造
方法に関するもので、生成した磁性合金粉末は高保磁力
でかり角形比が高くテープ化において高分散性であるこ
とを見出した。
さらに必要に応じて針状のオキシ水酸化鉄粒子表面iZ
nの水酸化物とNi 、 Ou、 Coから選ばれる1
種層いし3種の水酸化物とで同時に付着処理した後1粒
子表面をケイ素化合物で被覆し。
nの水酸化物とNi 、 Ou、 Coから選ばれる1
種層いし3種の水酸化物とで同時に付着処理した後1粒
子表面をケイ素化合物で被覆し。
該処理物を乾燥脱水し次いで還元性ガス流下で加熱還元
してマグネタイトにし、さらに徐酸化を行ない2表面が
ZnとNi、Ou、Coから選ば扛る金属の1種ないし
3樵の金属とでZn−7zライト化したマグネタイト’
に還元性ガス流下で加熱還元すれば生成した磁性合金粉
末の上記諸物件は更に向上することを見出し本発明をな
すに至ったものである。以下にさらに詳細に本発明を説
明すると、オキシ水酸化鉄粒子表面へのZnの水酸化物
とNi、 Ou、 (3oから選ば扛る1種ないし5種
の水酸化物及びケイ素化合物の付着によりその後の加熱
還元時の粒子間の焼結が効果的に抑制され、またZnの
優れた耐熱性、更に又ZnとNi 、 Ou、 Co金
属の合金化による優れた耐熱性とあいまって熱安定性に
優れた鉄を主体とする磁性合金粉末が得られる。
してマグネタイトにし、さらに徐酸化を行ない2表面が
ZnとNi、Ou、Coから選ば扛る金属の1種ないし
3樵の金属とでZn−7zライト化したマグネタイト’
に還元性ガス流下で加熱還元すれば生成した磁性合金粉
末の上記諸物件は更に向上することを見出し本発明をな
すに至ったものである。以下にさらに詳細に本発明を説
明すると、オキシ水酸化鉄粒子表面へのZnの水酸化物
とNi、 Ou、 (3oから選ば扛る1種ないし5種
の水酸化物及びケイ素化合物の付着によりその後の加熱
還元時の粒子間の焼結が効果的に抑制され、またZnの
優れた耐熱性、更に又ZnとNi 、 Ou、 Co金
属の合金化による優れた耐熱性とあいまって熱安定性に
優れた鉄を主体とする磁性合金粉末が得られる。
本発明においで使用される金属水酸化物の前駆体として
は2・、N・、Cu及びC・の硝酸り塩化物、硫酸塩な
どの水可溶性塩類が好適なものとして挙げられ、これら
Zn、 Ni 、 Ou及びCOの水酸化物をオキシ水
酸化鉄粒子の表面に被着させるにはオキシ水酸化鉄粒子
を酢酸などで弱酸性にした水溶液中に分散し央横Znの
水可溶性塩とNi 、 Cu、 Coから選ばれる1種
ないし3種の水可溶性塩類を添加した後水酸化ナトリウ
ムなどのアルカリで中和することによってZnの水酸化
物とN、i、 Ou、 Coから選ばれる1種ないし3
種の水酸化物が同時にオキシ水酸化鉄粒子表面に被着さ
れる。被着量はオキシ水酸化鉄に対してCZn十M)y
。(M = Ni、 Ou、 Coから選ばれる1sな
いし3種の金属の合計量)の原子換算重量比で[11〜
10%の範囲で被着させるのが好ましく少なすぎると所
望の効果が得られず、多すぎると粒子の多孔化等全惹起
するおそnがある。
は2・、N・、Cu及びC・の硝酸り塩化物、硫酸塩な
どの水可溶性塩類が好適なものとして挙げられ、これら
Zn、 Ni 、 Ou及びCOの水酸化物をオキシ水
酸化鉄粒子の表面に被着させるにはオキシ水酸化鉄粒子
を酢酸などで弱酸性にした水溶液中に分散し央横Znの
水可溶性塩とNi 、 Cu、 Coから選ばれる1種
ないし3種の水可溶性塩類を添加した後水酸化ナトリウ
ムなどのアルカリで中和することによってZnの水酸化
物とN、i、 Ou、 Coから選ばれる1種ないし3
種の水酸化物が同時にオキシ水酸化鉄粒子表面に被着さ
れる。被着量はオキシ水酸化鉄に対してCZn十M)y
。(M = Ni、 Ou、 Coから選ばれる1sな
いし3種の金属の合計量)の原子換算重量比で[11〜
10%の範囲で被着させるのが好ましく少なすぎると所
望の効果が得られず、多すぎると粒子の多孔化等全惹起
するおそnがある。
Znの水酸化物とNi’、 Ou、 Coから選ばれる
1種ないし3種の水酸化物とともにオキシ水酸化鉄粒子
の表面に被着させるケイ素化合物としては高度に水分散
性のコロイダルシリカ、種々の組成の水ガラスなど非晶
質の水可溶性ケイ酸塩が好ましくこれらケイ素化合物全
被着させるにはZnの水酸化物とNi、Ou、 Coか
ら選ばnる1種ないし3種の水酸化物を被着させたオキ
シ水酸化物の分散液にこれら高度に水分散性のコロイダ
ルシリカ−水可溶性ケイ酸塩等を添加することによって
行なわれる。被着量はオキシ水酸化鉄に対してSi/F
eの原子換算重量比で0.1〜10%の範囲内で被着さ
せるのが好ましく少なjぎると焼結や形崩れの防止効果
が充分でなく多すぎると飽和磁束密度(σS)が低下す
る。
1種ないし3種の水酸化物とともにオキシ水酸化鉄粒子
の表面に被着させるケイ素化合物としては高度に水分散
性のコロイダルシリカ、種々の組成の水ガラスなど非晶
質の水可溶性ケイ酸塩が好ましくこれらケイ素化合物全
被着させるにはZnの水酸化物とNi、Ou、 Coか
ら選ばnる1種ないし3種の水酸化物を被着させたオキ
シ水酸化物の分散液にこれら高度に水分散性のコロイダ
ルシリカ−水可溶性ケイ酸塩等を添加することによって
行なわれる。被着量はオキシ水酸化鉄に対してSi/F
eの原子換算重量比で0.1〜10%の範囲内で被着さ
せるのが好ましく少なjぎると焼結や形崩れの防止効果
が充分でなく多すぎると飽和磁束密度(σS)が低下す
る。
以上のようにZnの水酸化物とNi、 Cu、 Coか
ら選ばnる1種ないし3種の水酸化物及びケイ素化合物
を被着させたオキシ水酸化鉄は常法に準じ水素ガスなど
の還元性ガス流下で500〜600℃の温度で加熱還元
さn鉄を主成分とする磁性合金粉末が製造できる。この
ようにして得ら扛た鉄を主成分とする磁性合金粉末は従
来のZnの水酸化物とNi、 C!u、 Coから選ば
nる1種ないし6種の水酸化物とで処理していない磁性
鉄粉末に比しテープ化においてより高分散性であること
を見出した。
ら選ばnる1種ないし3種の水酸化物及びケイ素化合物
を被着させたオキシ水酸化鉄は常法に準じ水素ガスなど
の還元性ガス流下で500〜600℃の温度で加熱還元
さn鉄を主成分とする磁性合金粉末が製造できる。この
ようにして得ら扛た鉄を主成分とする磁性合金粉末は従
来のZnの水酸化物とNi、 C!u、 Coから選ば
nる1種ないし6種の水酸化物とで処理していない磁性
鉄粉末に比しテープ化においてより高分散性であること
を見出した。
しかしZnの水酸化物とNi、 Cu、 Coから選ば
れる1種ないし6種の水酸化物及びケイ素化合物全被覆
させたオキシ水酸化鉄を常法に準じた還元法で還元する
と、いまだ粒子間の焼結が若干起こり、目標とする保磁
力及び角形比が高く。
れる1種ないし6種の水酸化物及びケイ素化合物全被覆
させたオキシ水酸化鉄を常法に準じた還元法で還元する
と、いまだ粒子間の焼結が若干起こり、目標とする保磁
力及び角形比が高く。
かつテープ化において高分散性の鉄を主体とする磁性合
金粉末が得ら扛るとはいいがたい。
金粉末が得ら扛るとはいいがたい。
そこで本発明者らは更にこの点に鋭意検討した結果次の
ような事実を見出した。
ような事実を見出した。
即ち、@記のZnの水酸化物とNi、 Cu、 Co
から選ばれる1種ないし5柚の水酸化物及びケイ素化合
物全付着させたオキシ水酸化鉄全乾燥。
から選ばれる1種ないし5柚の水酸化物及びケイ素化合
物全付着させたオキシ水酸化鉄全乾燥。
脱水後水全含む還元性ガス流下でマグネタイトまで還元
した後200〜400℃で徐々に酸化してZn金属とN
i 、’ (!u、 Coから選ばnる1種ないし3棟
の金属とで表面がZnフェライト化したマグネタイトに
する。該マグヘマイIf還元性ガス流下で加熱還元して
得らnる鉄全主体とする磁性合金粉末は粒子間の焼結が
全くなく保磁力及び角形比が高くかつテープ化において
高分散性であること全見出し2本発明を完成するに至っ
たものである。
した後200〜400℃で徐々に酸化してZn金属とN
i 、’ (!u、 Coから選ばnる1種ないし3棟
の金属とで表面がZnフェライト化したマグネタイトに
する。該マグヘマイIf還元性ガス流下で加熱還元して
得らnる鉄全主体とする磁性合金粉末は粒子間の焼結が
全くなく保磁力及び角形比が高くかつテープ化において
高分散性であること全見出し2本発明を完成するに至っ
たものである。
従ってZn金属とNi、 Ou、 Coから選ばnる1
種ないし6種の金属とでマグヘマイト粒子の表面層にZ
nフェライトが形成することによりZn金属とNi、’
Ou、 Coから選ばnる1種ないし5種の金属が粒子
表面に均一に拡散さn、最終的に鉄全主体とする磁性合
金粉末まで加熱還元したときZnの優nた耐熱性、
ZnとNi、 Cu、 Co から選ばれる1種ないし
3種の金属の合金化による優nた耐熱性が効果的に作用
し、更にNj、 、 Ou 、 Coから選げnる1種
ないし3種の金属が局所的でなく均一に拡散することに
より還元時の粒子間の焼結が押さえら扛、上記のすぐn
た諸物件をもつ磁性合金粉末が得ら扛る。
種ないし6種の金属とでマグヘマイト粒子の表面層にZ
nフェライトが形成することによりZn金属とNi、’
Ou、 Coから選ばnる1種ないし5種の金属が粒子
表面に均一に拡散さn、最終的に鉄全主体とする磁性合
金粉末まで加熱還元したときZnの優nた耐熱性、
ZnとNi、 Cu、 Co から選ばれる1種ないし
3種の金属の合金化による優nた耐熱性が効果的に作用
し、更にNj、 、 Ou 、 Coから選げnる1種
ないし3種の金属が局所的でなく均一に拡散することに
より還元時の粒子間の焼結が押さえら扛、上記のすぐn
た諸物件をもつ磁性合金粉末が得ら扛る。
Zn金属とNi 、 Cu、 、 Coから選ばれる1
種ないし6種の金属が均一にZn−フェライト化するの
は該オキシ水酸化鉄がマグヘマイト粒子表面し加熱還元
さnるときのみでヘマタイトやマグネフィト段階では形
成さしないのは下記のモデル実験で明らかである。
種ないし6種の金属が均一にZn−フェライト化するの
は該オキシ水酸化鉄がマグヘマイト粒子表面し加熱還元
さnるときのみでヘマタイトやマグネフィト段階では形
成さしないのは下記のモデル実験で明らかである。
α−オキシ水1扱化鉄単独及びα−オキシ水酸化鉄にZ
n(○l(l、とN1(081,i各々N I Fe、
o(1(N1.Znl F’e、O,。
n(○l(l、とN1(081,i各々N I Fe、
o(1(N1.Znl F’e、O,。
ZnFe、O,の組成になるよう加えたもの全空気中4
00℃で加熱脱水してヘマタイト化する(生成物(I・
))。次いで水を含む還元性ガス流下400℃でマグネ
タイト化まで還元する(生成物III目。
00℃で加熱脱水してヘマタイト化する(生成物(I・
))。次いで水を含む還元性ガス流下400℃でマグネ
タイト化まで還元する(生成物III目。
さらに200〜400℃で徐酸化してマグヘマイト化す
る(生成’l/IJ (Ill) )。生成物(1)(
II) (III)をX竹 線粉末回析装置(理学電機KK製)で分析すると表1の
如くなる。
る(生成’l/IJ (Ill) )。生成物(1)(
II) (III)をX竹 線粉末回析装置(理学電機KK製)で分析すると表1の
如くなる。
表 1
□−
〕
つ
従ってZTIの水酸化物とNlの水酸化物をオキシ水酸
化鉄に同時に付着させたとき本発明条件では粒子の表面
層において表1でモデル化した反応が起こると考えられ
る。
化鉄に同時に付着させたとき本発明条件では粒子の表面
層において表1でモデル化した反応が起こると考えられ
る。
ここでいえるのはZnの水酸化物のみ又はN1の水1投
化物のみ全オキシ水は化鉄に付着させたときにはオキシ
水酸化鉄粒子をマグネタイト化、マグヘマイト化しても
均一なフェライト層は形成されずZnの水酸化物とN1
の水酸化物を同時に付層させたときのみマグヘマイト粒
子表面に均一なZn−フェライトが形成さnる。一方、
Nlの水は化物のみの時にはマグネタイト粒子表面に金
属ニッケルが点在しているためさらに加熱還元すると粒
子間の焼結を高める逆効果がでてくる事も判明した。
化物のみ全オキシ水は化鉄に付着させたときにはオキシ
水酸化鉄粒子をマグネタイト化、マグヘマイト化しても
均一なフェライト層は形成されずZnの水酸化物とN1
の水酸化物を同時に付層させたときのみマグヘマイト粒
子表面に均一なZn−フェライトが形成さnる。一方、
Nlの水は化物のみの時にはマグネタイト粒子表面に金
属ニッケルが点在しているためさらに加熱還元すると粒
子間の焼結を高める逆効果がでてくる事も判明した。
以上の事はオキシ水酸化鉄粒子表面’k Znの水ば化
物とCu、 Coから選ばれる金属の1種ないし2種の
水酸化物で処理した場合にもおこると推定さnる。
物とCu、 Coから選ばれる金属の1種ないし2種の
水酸化物で処理した場合にもおこると推定さnる。
以下本発明を比較例、実施例をもって具体的に説明する
。しかし本発明は下記の実施例によって限定されるもの
ではない。
。しかし本発明は下記の実施例によって限定されるもの
ではない。
Q比較例1
常法により調製したα−オキシ水酸化鉄(比表面積74
゜7rr?/y)より2 wt%のα−オキシ水酸化鉄
の分散液全作成した。この分散液10硝酸ニッケル水溶
液560−の混合溶液を添加し2次いで1.0モル/l
の水酸化ナトリウム溶液でPH=10.0にし、20分
攪拌後SiO,濃度1.Owt%の水ガラス水溶液16
00di加え、さらに20分攪拌した。この処理液を常
法により水洗濾過を繰り返した後乾燥しさらに粉砕し、
ZnとN1の水酸化物及びケイ素化合物が粒子表面に
付着しているα−オキシ水酸化鉄の粉末を得た。得らn
たα−オキシ水酸化鉄0.57fパイレツクス製の両端
開放型の焼成管に入nH,ガス度で還元し、 Znと
N1及びケイ素を含有する磁性合金粉末を得た。このよ
うにして得られたZtiとNi及びケイ素を含有する磁
性合金粉末のN、吸着法による比表面積、東英工業製振
動型磁力計(+5M1k使用した保磁力(He)、飽和
磁束後の飽和磁束密度の測定結果を表2に示した。
゜7rr?/y)より2 wt%のα−オキシ水酸化鉄
の分散液全作成した。この分散液10硝酸ニッケル水溶
液560−の混合溶液を添加し2次いで1.0モル/l
の水酸化ナトリウム溶液でPH=10.0にし、20分
攪拌後SiO,濃度1.Owt%の水ガラス水溶液16
00di加え、さらに20分攪拌した。この処理液を常
法により水洗濾過を繰り返した後乾燥しさらに粉砕し、
ZnとN1の水酸化物及びケイ素化合物が粒子表面に
付着しているα−オキシ水酸化鉄の粉末を得た。得らn
たα−オキシ水酸化鉄0.57fパイレツクス製の両端
開放型の焼成管に入nH,ガス度で還元し、 Znと
N1及びケイ素を含有する磁性合金粉末を得た。このよ
うにして得られたZtiとNi及びケイ素を含有する磁
性合金粉末のN、吸着法による比表面積、東英工業製振
動型磁力計(+5M1k使用した保磁力(He)、飽和
磁束後の飽和磁束密度の測定結果を表2に示した。
表 2
0比較例2
ZnとN1の水酸化物の被着処理を省いた以外は比較例
1と同様にしてケイ素を含有する磁注鉄粉末金得た。得
られ之粉末の物性値を表3に示した。
1と同様にしてケイ素を含有する磁注鉄粉末金得た。得
られ之粉末の物性値を表3に示した。
表 3
表2と表3を比較して分るようにZnとN1の水酸化物
を被着させた方が同程度の比表面積の値を示しているに
もかかわらず劣化試験後のものを含めてよシ高い飽和磁
束密度(σθ)をもっている。
を被着させた方が同程度の比表面積の値を示しているに
もかかわらず劣化試験後のものを含めてよシ高い飽和磁
束密度(σθ)をもっている。
O実施例1
比較例1の乾燥粉砕したZnとN1の水酸化物及びケイ
素化合物が表面に付着しているα−オキシ水酸化鉄を加
熱脱水後、水を含むH2雰囲気下400℃で還元しさら
に250jで空気により徐酸化してマグヘマイトにした
。次いで比較例1と同様な方法で還元し、 ZnとN
1及びケイ素を含有する磁性合金粉末全得た。その粉末
の物性値を表4に示す。
素化合物が表面に付着しているα−オキシ水酸化鉄を加
熱脱水後、水を含むH2雰囲気下400℃で還元しさら
に250jで空気により徐酸化してマグヘマイトにした
。次いで比較例1と同様な方法で還元し、 ZnとN
1及びケイ素を含有する磁性合金粉末全得た。その粉末
の物性値を表4に示す。
表 4
表2と表4を比べて明らかなようにZnとN1及びケイ
素を含有する磁性合金粉末でも実施例1で得られた粉体
は比表面積が大きく、保磁力が高くしかも飽和磁束密度
が同程度のものであることがわかる。
素を含有する磁性合金粉末でも実施例1で得られた粉体
は比表面積が大きく、保磁力が高くしかも飽和磁束密度
が同程度のものであることがわかる。
また表3と表4を比べて明らかなように比較例2のZn
とNi f含有せずケイ素のみ金含有している金属鉄粉
末より実施例1で得られたZnとN1及びケイ素を含有
する磁性合金粉末の方が比表面積が大きく飽和磁束密度
が大きいことがわかる。
とNi f含有せずケイ素のみ金含有している金属鉄粉
末より実施例1で得られたZnとN1及びケイ素を含有
する磁性合金粉末の方が比表面積が大きく飽和磁束密度
が大きいことがわかる。
O実施例2
常法により調製したα−オキシ水酸化鉄(比表面積82
.1tr?/9”)より2 wt%のα−オキシ水酸化
鉄の分散液を作成した。この分散液1tを酢酸でPL−
1=3.5に調節した後02モル/lの硝酸亜鉛水溶液
68艷と02モル/lの硝酸ニッケル水溶液34nf、
及び硝酸銅水溶液64ゴの混合溶液を添加し2次いで1
.0モル/lの水酸化ナトリウム溶液でPH=10.0
にし、20分攪拌後Sin、濃度1.Owt%の水ガラ
ス水溶液9bdf加えさらに20分間攪拌した。
.1tr?/9”)より2 wt%のα−オキシ水酸化
鉄の分散液を作成した。この分散液1tを酢酸でPL−
1=3.5に調節した後02モル/lの硝酸亜鉛水溶液
68艷と02モル/lの硝酸ニッケル水溶液34nf、
及び硝酸銅水溶液64ゴの混合溶液を添加し2次いで1
.0モル/lの水酸化ナトリウム溶液でPH=10.0
にし、20分攪拌後Sin、濃度1.Owt%の水ガラ
ス水溶液9bdf加えさらに20分間攪拌した。
この処理液全常法により水洗、濾過金繰り返した後乾燥
し、さらに粉砕し20とNi、Cuの水酸化物及びケイ
素化合物が粒子表面に付着しているα−オキシ水ば化鉄
の粉末を得た。
し、さらに粉砕し20とNi、Cuの水酸化物及びケイ
素化合物が粒子表面に付着しているα−オキシ水ば化鉄
の粉末を得た。
得られたα−オキシ水酸化鉄0.59 f実施例1と同
様に処理して20とNi、 Ou及びケイ素全含有する
磁性合金粉末を得た。
様に処理して20とNi、 Ou及びケイ素全含有する
磁性合金粉末を得た。
その粉末の物性値全表5に示す。
表5
0実施例3
実施例2の酢酸でPH= 3.5に調節した2 wt%
のα−オキシ水酸化鉄に0.2モル/lの硝酸亜鉛水溶
液64m1と0.2モル/lの酢酸コバルト水溶液64
−の混合溶液を添加し次いで10モル/lの水酸化ナト
リウム溶液でPH=10゜0にし、20分攪拌後Sin
、 9度1. Owt%の水ガラス水溶液95mek加
え、さらに20分攪拌した。この処理液を常法により水
洗濾過金繰り返した後乾燥、さらに粉砕しZnと術の水
酸化物及びケイ素化合物が粒子表面に付着しているα−
オキシ水酸化鉄の粉末を得た。
のα−オキシ水酸化鉄に0.2モル/lの硝酸亜鉛水溶
液64m1と0.2モル/lの酢酸コバルト水溶液64
−の混合溶液を添加し次いで10モル/lの水酸化ナト
リウム溶液でPH=10゜0にし、20分攪拌後Sin
、 9度1. Owt%の水ガラス水溶液95mek加
え、さらに20分攪拌した。この処理液を常法により水
洗濾過金繰り返した後乾燥、さらに粉砕しZnと術の水
酸化物及びケイ素化合物が粒子表面に付着しているα−
オキシ水酸化鉄の粉末を得た。
得られたα−オキシ水酸化鉄052を実施例1と同様に
処理してZnと(′!0及びケイ素を含有する磁性合金
粉末を得た。その粉末の物性値全表6に示す。
処理してZnと(′!0及びケイ素を含有する磁性合金
粉末を得た。その粉末の物性値全表6に示す。
表 6
O実施例4
常法により調製したα−オキシ水酸化鉄(比表面積54
.6y//rlより2wt%のα−オキシ水酸化鉄の分
散液を作成した。この分散液10t’c比較例1と同様
な方法を用い粒子表面にZnとN1の水酸化物及びケイ
素化合物全被着しているα−オキシ水酸化鉄を得た。
.6y//rlより2wt%のα−オキシ水酸化鉄の分
散液を作成した。この分散液10t’c比較例1と同様
な方法を用い粒子表面にZnとN1の水酸化物及びケイ
素化合物全被着しているα−オキシ水酸化鉄を得た。
得らnたα−オキシ水酸化鉄100 ffステンレス製
の両端開放型の焼成管に入れた後実施例1と同様に試料
をマグヘマイトにした。次いで30 t/分で水素ガス
を流し480℃の温度で還元しZnとN1及びケイ素を
含む磁性合金粉末を得た。 得られた粉末を表7の組成
で磁性塗料全作成した後乾燥後厚さが5μになるように
アプリケーターで塗布しテープ金作製した。
の両端開放型の焼成管に入れた後実施例1と同様に試料
をマグヘマイトにした。次いで30 t/分で水素ガス
を流し480℃の温度で還元しZnとN1及びケイ素を
含む磁性合金粉末を得た。 得られた粉末を表7の組成
で磁性塗料全作成した後乾燥後厚さが5μになるように
アプリケーターで塗布しテープ金作製した。
磁性合金粉末及びテープの物性値全表8に示した。
O比較例3
実施例4の未処理のα−オキシ水酸化鉄を比較@J 2
と同様な方法で処理した後4so℃加熱還元してケイ素
全含有する磁性鉄粉末を得た。
と同様な方法で処理した後4so℃加熱還元してケイ素
全含有する磁性鉄粉末を得た。
得られた粉末を実施例4と同様な方法でテープ化しその
物性値を表8に示した。
物性値を表8に示した。
表7 実施例、比較例3の塗料組成
1−−□−−−−−−−−−−−−−−−−−−−一一
一−−−−表 8 磁性粉末及びテープの物性値 衣8で明らかなように磁性粉末の物性としては実施例4
で得られたものと比較例3とはほぼ同等であるがテープ
化したときには実施例4で得られた粉末の方が保磁力H
cの低下が小さくしかも角形比が大きくテープ化におい
て分散性の高い粉末であると云える。 一方、比較例3
の粉末は保磁力Heの低下が著るしり、1〜かも角形比
はそれほど大きくなくテープ化において分散性の悪い粉
末である。
一−−−−表 8 磁性粉末及びテープの物性値 衣8で明らかなように磁性粉末の物性としては実施例4
で得られたものと比較例3とはほぼ同等であるがテープ
化したときには実施例4で得られた粉末の方が保磁力H
cの低下が小さくしかも角形比が大きくテープ化におい
て分散性の高い粉末であると云える。 一方、比較例3
の粉末は保磁力Heの低下が著るしり、1〜かも角形比
はそれほど大きくなくテープ化において分散性の悪い粉
末である。
特許出願人 日産化学工業株式会社
Claims (2)
- (1)粒子表面がZnとNi、 Cu、 Coから選ば
れる金属の1種ないし6棟の金属とでZnフェライト化
したマグヘマイトを還元性ガス流下で加熱還元すること
全特徴とする鉄を主成分とする磁性合金粉末の製造方法
。 - (2)針状のオキシ水酸化鉄粒子表面ヲznの水酸化物
とNi、 nu、 Coから選ばれる1種ないし3種の
水酸化物とで同時に付着処理した後粒子表面金ケイ素化
合物で被覆し該処理物を乾燥脱水し次いで還元性ガス流
下で加熱還元してマグネタイトにし、さらに徐酸化を行
ない2表面がZnとNi、Ou、Coかも選ばれる金属
の1種ないし5樵の金属とでZnフェライト化したマグ
ヘマイトとし1次いで還元性ガス流下で加熱還元するこ
と全特徴とする鉄を主成分とする磁性合金粉末の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58017194A JPS59143004A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 磁性合金粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58017194A JPS59143004A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 磁性合金粉末の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59143004A true JPS59143004A (ja) | 1984-08-16 |
JPH0237403B2 JPH0237403B2 (ja) | 1990-08-24 |
Family
ID=11937118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58017194A Granted JPS59143004A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 磁性合金粉末の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59143004A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4933004A (en) * | 1986-02-05 | 1990-06-12 | Basf Aktiengesellschaft | Preparation of acicular ferromagnetic metal particles of substantially iron |
JPH03290904A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-20 | Kao Corp | 金属磁性粉末の製造方法 |
US5626788A (en) * | 1994-05-25 | 1997-05-06 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Production of magnetic oxide powder |
WO2015030045A1 (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 国立大学法人東北大学 | 多孔質金属ワイヤー、それを含有する膜、及びそれらの製造方法 |
-
1983
- 1983-02-04 JP JP58017194A patent/JPS59143004A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4933004A (en) * | 1986-02-05 | 1990-06-12 | Basf Aktiengesellschaft | Preparation of acicular ferromagnetic metal particles of substantially iron |
JPH03290904A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-20 | Kao Corp | 金属磁性粉末の製造方法 |
US5626788A (en) * | 1994-05-25 | 1997-05-06 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Production of magnetic oxide powder |
WO2015030045A1 (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 国立大学法人東北大学 | 多孔質金属ワイヤー、それを含有する膜、及びそれらの製造方法 |
JPWO2015030045A1 (ja) * | 2013-08-30 | 2017-03-02 | 国立大学法人東北大学 | 多孔質金属ワイヤー、それを含有する膜、及びそれらの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0237403B2 (ja) | 1990-08-24 |
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